JP2018201242A - 多段デジタル−アナログ変換器 - Google Patents

多段デジタル−アナログ変換器 Download PDF

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Abstract

【課題】MOS技術を使用する集積回路に好適な複数ストリング式デジタルーアナログ変換器を提供する。【解決手段】第1の組の回路コンポーネントを有する第1の段と、第2の組の回路コンポーネントを有する第2の段と、第3の組の回路コンポーネントを有する第3の段であって、第1および第2の個別の切り替え可能なインピーダンス経路内に負荷を提供する、第3の段と、を含む多段デジタル−アナログ変換器(DAC)である。DACは、第1の動作モード、第2の動作モードおよび第3の動作モードの各々で動作可能であり、第1のモードでは、第1の段が第3の段から独立して第2の段に切り替え可能に連結され、第2のモードでは、負荷が第2の段の回路コンポーネントの第1の部分に連結および付与され、第3のモードでは、負荷が第2の段の回路コンポーネントの第2の異なる部分に連結および付与される。【選択図】図1

Description

本出願は、デジタル−アナログ変換器(DAC)に関し、具体的には、切り替えられる複数のストリングまたは段を使用して実装されたDACに関する。このような構成は、例えばMOS技術を使用する集積回路製作に特に好適である。
デジタル−アナログ変換器、すなわちDACは、当技術分野において広く公知であり、デジタル入力信号を対応する出力アナログ信号へ復号するために使用される。このようなDACの例は、同一譲受人に譲渡された米国特許第5,969,657号に記載されており、その内容は、参照によって本明細書に組み込まれる。
他の公知のDAC構成は、同一譲受人に譲渡された米国特許第7,136,002号に記載されており、これは、高インピーダンスの中間状態を使用して実装された二重のストリングDAC構成を説明し、同様に参照によって本明細書に組み込まれる。
さらなる公知のDAC構成は、同一譲受人に譲渡された第PCT/EP2014/055155号に記載されており、これは、様々な多段DAC回路を説明し、同様に参照によって本明細書に組み込まれる。
米国特許出願公開第2014/313066号明細書
多段デジタル−アナログ変換器を提供すること。
本教示の一態様によれば、第1の組の回路コンポーネントを備える第1の段と、第2の組の回路コンポーネントを備える第2の段と、第3の組の回路コンポーネントを備える第3の段とを備える多段デジタル−アナログ変換器(DAC)が提供される。第3の段のコンポーネントは、負荷を、第1および第2の個別の切り替え可能なインピーダンス経路を通じて、第2の段の第1の部分および第2の部分に選択的に連結するように配置される。これらの回路コンポーネントを使用して、DACは、はっきりと異なる第1の動作モード、第2の動作モード、および第3の動作モードの各々で動作可能である。第1のモードでは、第1の段は、第3の段から独立して、第2の段に切り替え可能に連結され、第2のモードでは、負荷は、第2の段の回路コンポーネントの第1の部分に連結および付与され、第3のモードでは、負荷は、第2の段の回路コンポーネントの第2の部分に連結および付与される。
我々が、第1の段が第3の段から独立して第2の段に連結されると説明する場合、第1の段が第2の段に連結されるときに同時に存在する第1の段と第3の段との間に提供されるリークまたは他の有限導電経路が存在し得るが、これらは、第1の段と第2の段との間の導電経路との関連では比較的些細なものであり、それらの寄与および重大さは、当業者であれば理解するであろうように、シミュレーション等の使用によって評価され得ることが理解されるであろう。この点に関して、第1の段は、第3の段から実質的に独立して切り替え可能に連結されるとみなされ得る。
一態様では、個別のインピーダンス経路のうちの第1のインピーダンス経路は、第1の切り替え可能な可変抵抗器を備える。ある特定の構成では、個別のインピーダンス経路のうちの第2のインピーダンス経路は、第2の切り替え可能な可変抵抗器を備える。第1の可変抵抗器と第2の可変抵抗器は、同じデバイスであってもよく、または異なるデバイスであってもよい。第1および第2の切り替え可能な可変抵抗器が提供されるようにそれらが異なるデバイスとして提供される場合、第1および第2の切り替え可能な可変抵抗器の各々は、実質的に同じ値を有してもよい。それらの理想的な範囲は異なってもよく、それ故にそれらは同じである必要はないが、回路の再利用のため、および関連するデジタル論理のために、実装において両方に同じ値を利用することが有利であり得ることが理解されるであろう。
一態様では、個別のインピーダンス経路のうちの第1のインピーダンス経路は、DAC内での最上位ビット(MSB)遷移および最下位ビット(LSB)遷移の両方を定義するように個別に切り替え可能な複数の抵抗器を備える。
第3の段は、第1の段からDACの出力までの高分解能経路および低分解能経路の各々を提供するように構成されてもよい。第1の段および第2の段の各々の間に連結され得る第3の段を提供することによって、第3の段は、第2の段と組み合わせて使用されて、DAC伝達関数全体にLSB寄与を提供することができる。DAC伝達関数の分解能が第2の段からのLSB寄与に関係することが理解されるであろう。第2の段の個別の抵抗器R2の抵抗を第1の段の個別の抵抗器R1の抵抗に対して低減させることによって、第2の段によって提供されるLSBのサイズが低減するであろう。第2の段によって提供されるLSBのサイズのこの低減により、第3の段によって提供されるLSBを低減させて、DAC伝達関数の一貫性を維持する対応する必要性が存在する。第3の段のこのLSBの低減は、第3の段の分解能を増すことによって達成することができ、これは、DACの分解能を増大させるという全体的効果がある。
このように、第3の段は、複数の個別の切り替え可能かつ相補的なインピーダンス経路を提供するプログラマブル抵抗ネットワークを備えてもよい。このようなプログラマブル抵抗ネットワークは、デジタル制御されてもよい。
したがって、本出願の第1の実施形態は、独立請求項に従って提供されるようなDACおよびデジタル入力コードをアナログ等価物に変換する方法を提供する。有利な実施形態は、従属請求項に提供されている。
本出願は、これから添付の図面を参照して説明される。
図1は、本教示に従って提供されたDAC回路を示すブロックアーキテクチャ概略図である。
図2Aは、DACの第3の動作モードを図示する第1の切り替え配置での、図1の詳細に対するさらなる詳細を示すブロックアーキテクチャである。
図2Bは、DACの第1の動作モードを示す第2の切り替え配置での、図1の詳細に対するさらなる詳細を示すブロックアーキテクチャである。
図2Cは、DACの第2の動作モードを示す第3の切り替え配置での、図1の詳細に対するさらなる詳細を示すブロックアーキテクチャである。
図2Dは、DACの第2の動作モードを示す第4の切り替え配置での、図1の詳細に対するさらなる詳細を示すブロックアーキテクチャである。
図2Eは、DACの第1の動作モードを示す第5の切り替え配置での、図1の詳細に対するさらなる詳細を示すブロックアーキテクチャであり、R2ストリングの上方部分は、ここではリープフロッグ切り替え配置を図示する図2Bで示されている抵抗器に隣接する抵抗器に連結されている。
図3は、図1の第1および第2の可変負荷のうちの1つを提供するために使用され得る切り替え抵抗器ネットワークの例を示すブロック概略図である。
図4は、第1の段からDACの出力までの経路を選択的に提供するために有利に用いられ得るさらなる切り替え回路の例である。
図5Aは、図1のDAC回路の一部分を提供するために有用に用いられ得る回路素子の例である。
図5Bは、図1のDAC回路の一部分を提供するために有用に用いられ得る回路素子の例である。
図6Aは、図1のDAC回路の一部分を提供するために有用に用いられ得る他の種類の回路素子の例である。
図6Bは、図1のDAC回路の一部分を提供するために有用に用いられ得る他の種類の回路素子の例である。
図面の詳細な説明
本教示は、これから複数ストリング式デジタル−アナログ変換器(DAC)の形態で実装される例示的な配置を参照して説明される。デジタル−アナログ変換器は、入力デジタル信号を対応するアナログ出力に変換するために使用される。本教示によるDACは、バッファ付きアーキテクチャを必要としない。従来のDACは、デジタル数遷移配置を使用して実装されるが、本教示によれば、2進遷移に関する限定的な要求事項は存在しないが、回路は、それとの関連で説明される。したがって、典型的にデジタル入力コードの詳細を反映する2進状態変化との関連で解釈されるMSBおよびLSB遷移に本開示が言及するとき、本教示との関連では、これらは、必ずしも2進遷移を表すわけではない状態変化としてより一般的に解釈されるべきである。
複数ストリング式DACは、各段がインピーダンス素子のストリングを備える多段DACとみなされてもよいことが理解されるであろう。このような複数ストリング式変換器では、第1の段は、第1のストリングを使用してNビットのデジタルワードの上位ビット群を変換し、第2の段は、第2のストリングを使用して残りの下位ビットを復号する。熟練者が本教示による配置の特長および恩恵を理解するのを支援するために提供される以下の記載との関連で、ストリングの各々は、抵抗器を使用する例示的な実装を参照して説明さ
れる。抵抗器は、使用され得る種類のインピーダンス素子の一例であり、抵抗器がインピーダンス素子として排他的に使用される実装へ本教示を限定することは意図しないことが理解されるであろう。この点に関して、変換器の基準端子に連結されるストリング等、特にストリングの両端電圧が高いシナリオでは、抵抗器は、好ましい種類のインピーダンス素子であってもよいことが理解されるであろう。電圧が比較的小さい他のストリングでは、能動MOSデバイス等の他の素子も使用されてもよい。したがって、本教示は、複数抵抗器ストリング式DACに限定されるとして解釈されるべきではない。
基準端子は、典型的に第1のストリングに連結され、以下の例は、電圧ソースの具体的な例を例示する。当業者であれば理解するであろうように、電圧ソースという用語は、他の回路素子に連結され、目標電圧を提供するように構成された能動電圧供給器、電圧バッファ、もしくは電流ソース、またはそのうえ高次回路の下位部分として実装され得る受動もしくは能動ネットワークに連結された任意の他の構成の電圧ソース/バッファ/フォロワ、もしくは回路素子を定義および包含することを意図し、本教示は、任意の1つの特定の実装へ限定されることを意図しない。この一般的な定義では、本教示は、任意の1つの特定の構成へ限定されるべきではなく、それ故に基準端子という用語を使用していることが理解されるであろう。
さらに、以下の例示的な図との関連で、ある図を参照して説明される同様または類似のコンポーネントには、他の図で同じ参照記号が付されるであろう。
図1は、本教示に従って提供される多段デジタル−アナログ変換器(DAC)100の一例をブロック概略図において示す。このDACは、複数のインピーダンス素子(概略図でインピーダンス素子R1として示されている)を有する第1のDAC段110を備える。第1のストリング110を含む第1の段は、基準端子またはノード(この特定の例では、第1の基準ノード111および第2の基準ノード112で電圧ソースによって提供される基準端子)に連結される。
図1の概略図では、必要に応じて異なる電位が提供されてもよいことが理解されるであろうため、これらの基準ノードは、それらが正または負の電圧の基準ノードであることに関する言及と共には詳述されない。第1のストリングは、デジタル入力信号の最上位ビット(MSB)を変換するように構成され、したがって、MSBのDACストリングとみなされてもよい。以下の記載から理解されるであろうように、特定の構成では、選択されるLSBコードは、第1のストリングのインピーダンス素子の選択的かつ思慮深い切り替えによって提供されてもよく、本教示は、第1のストリングからMSB切り替えを提供することのみに限定されるとして解釈されるべきではない。したがって、本教示によれば、第1のストリングのインピーダンス素子のうちの少なくとも1つの思慮深い切り替えを使用してDACの出力でLSB遷移を提供できることが以下の記載から理解されるであろう。このように、第1の段はデジタル入力ワードのMSBの変換を専ら提供するとみなされるべきではない。
DAC100は、デジタル入力信号の最下位ビット(LSB)を変換するように構成された第2の組の回路コンポーネントも備え、したがって、LSBのDACブロック120とみなされてもよい。このLSBのDACブロック120は、DACの第2のストリング160を備え、DACの第2の段を画定し、第2のストリング160は、複数のインピーダンス素子R2を備える。これらの個別のインピーダンス素子は、これらのインピーダンス素子の選択的切り替えを可能にする個別の切替器に連結される。第2のストリングでは、個別のインピーダンス素子の数は、DAC全体の構成に応じて変化し、この3つの個別の抵抗器の例示的な配置は、実回路を形成し得るインピーダンス素子の数の純粋な例示とみなされるべきであることが理解されるであろう。このLSBのDACブロック120は
、この概略図では、DACの出力ノード140に切り替え可能に連結されるとして示されているが、追加的な段が提供されてもよいことが理解されるであろう。上述のように、第2のブロックまたは第2の段は、デジタル入力信号の最下位ビット(LSB)を変換するように構成され、したがって、LSBのDACストリングとみなされてもよいが、この場合も、以下の記載から理解されるであろうように、本教示は、第2のストリングからLSB切り替えを提供することのみに限定されるとして解釈されるべきではない。
第1の段110および第2の段120内のユニット抵抗器の各々に等しい値の抵抗器を用いることによって、これは、デジタル入力コードを対応するアナログ値に変換するための望ましいリニアな解決策を提供するのを有利に支援することが理解されるであろう。しかしながら、本教示との関連で、等しい値の抵抗器を提供することは本質的ではないことが理解されるであろう。第1の段110内で提供される抵抗器R1の数は、これらの抵抗器はDAC伝達関数のMSB遷移を提供するために優先的に使用されるため、第2の段120内の抵抗器R2の数よりも典型的に多いことも理解されるであろう。ユニット抵抗器R1の値は、R2抵抗器の値に等しくなくてもよいことが理解されるであろう。
DAC伝達関数の分解能は、第2の段によって提供されるLSB寄与に依存することが理解されるであろう。したがって、この第2の段120の個別のR2抵抗器の抵抗を第1の段110の個別のR1抵抗器の抵抗に対して低減させることによって、第2の段によって提供されるLSBのサイズは、低減するであろう。伝達関数の全体的な整合性が維持されることを確保するために、第3の段からのLSB寄与は、一層重要になる。低減された値を有するR2抵抗器を有するDAC伝達関数の整合性を維持することは、第2の段の分解能寄与の低減に釣り合わせ、またはそれを埋め合わせるために第3の段の分解能を増大させることによって達成されてもよい。。
図1に示されているように、DAC100は、第2の段120の選択された部分に第1および第2の切り替え可能なインピーダンス経路を提供するとみなされ得る第3の段130をさらに備える。第1または第2の切り替え可能な部分のいずれかを第2の段へ切り替えることによって、負荷は、DAC100の第1の段110へ付与される。
図1の配置では、切り替え可能な経路は、第1の部分130Aおよび第2の部分130Bを備える。第1の部分および第2の部分の各々は、第3の段130(図1では2つの構成素子130A、130Bとして示されている)が第1の負荷および第2の負荷を備えるように、図1でRLOADAおよびRLOADBとして示されている負荷を備える。第1の負荷または第2の負荷のいずれかを回路内へ切り替えることによって、第1および第2の負荷130A、130Bの各々は、その各負荷をアーキテクチャの第1の段に選択的に提供するように、DACアーキテクチャの他のコンポーネントに独立して連結されてもよい。このように、第1および第2の負荷は、第2および第1の負荷のうちの他方に相補的に連結される。これは、第3の段の個別の部分130Aおよび130Bを、DACの第1の段および第2の段の各々の間に設けられた第1および第2の個別の切り替え可能なインピーダンス経路として設けることによってもたらされてもよい。これらのそれぞれの経路を思慮深く切り替えることによって、部分130Aまたは130Bのそれぞれの負荷を、DACの第1の段110から選択された抵抗器の抵抗およびDACの第2の段120から選択された抵抗器と直列に、提供することが可能である。図3に示されているように、第1の負荷および第2の負荷は各々、第1の組の回路コンポーネント110に付与される全負荷を変化させるために選択的に連結され、または切り替えられ得る複数の個別に切り替え可能なインピーダンス素子を提供するために、可変抵抗器または他のインピーダンス素子によって提供され得る可変負荷を備えてもよい。
図1の配置では、第3の段によって画定される複数の個別の切り替え可能かつ相補的な
インピーダンス経路は、第3の段の第1の部分130Aから第1の段110へ負荷を提供するとき第3の段の第2の部分130Bによって同じ第1の段に提供される直流負荷が実質的に存在しないように選択的に起動される。これは、静的状態では第1の部分および第2の部分が同時に起動されないように、第3の組の回路コンポーネントにわたる第1の経路を画定する第1の切り替え可能なインピーダンス経路が起動されるとき、第3の組の回路コンポーネントにわたる対応する第2の経路が脱連結されることを確保することによって、構成されてもよい。2つの経路間の特定の遷移は、2つが起動される場合を有し得るが、静的動作の目的のために、本教示は、2つの経路のうちの一方を起動された状態で提供する一方で、2つの経路のうちの他方が停止されることが理解されるであろう。
一態様では、個別の相補的なインピーダンス経路のうちの第1のインピーダンス経路は、第1の切り替え可能な可変抵抗器を備える。特定の構成では、個別の相補的なインピーダンス経路のうちの第2のインピーダンス経路は、第2の切り替え可能な可変抵抗器を備える。同じ抵抗を有する、または互いに重なり合う抵抗範囲を有する第1および第2の切り替え可能な可変抵抗器の各々の抵抗が提供されてもよい。
一態様では、個別の相補的なインピーダンス経路のうちの第1のインピーダンス経路は、DAC内での最上位ビット(MSB)遷移および最下位ビット(LSB)遷移の両方を定義するように個別に切り替え可能な複数の抵抗器を備える。
第3の段は、第1の段からDACの出力までの高分解能経路および低分解能経路の各々を提供するように構成されてもよい。これは、直列および/または並列に連結されたインピーダンスを備える多段アーキテクチャを提供することによって達成されてもよい。本教示との関連で並列プログラマブル抵抗を提供するために有利に用いられ得るアーキテクチャの一例は、2015年8月11日に出願された同一譲受人に譲渡された出願、弁理士整理番号26256.0372−NP(APD 5268−1)、米国出願第14/823,843号に記載されているものであり、その内容は、ここに参照によって本明細書に組み込まれる。当該出願に記載されているように、プログラマブルインピーダンスは、入力コードワードに応答して2つのノードにわたってインピーダンス値を提供するアーキテクチャによって提供されてもよい。インピーダンスは、2つのノード間に連結され、入力コードワードの第1の範囲にわたってインピーダンス値を提供するのに使用される第1の分岐と、2つのノード間に連結され、入力コードワードの第2の範囲にわたってインピーダンス値を提供するのに使用される第2の分岐とから生成される。第1および第2の分岐を使用して必要な動作のそれぞれの範囲のインピーダンスを生成することによって、動作範囲全体にわたって動作するように設計された他の公知かつ類似のプログラマブルインピーダンスにおける切替器の抵抗、リーク、および速度に関連する問題を回避することが可能である。これは、従来利用可能であるよりも高い分解能およびダイナミックレンジを可能にする。
このように、第3の段は、複数の個別の切り替え可能かつ相補的なインピーダンス経路を提供するプログラマブル抵抗ネットワークを備えてもよい。このようなプログラマブル抵抗ネットワークは、デジタル制御され、デジタル加減抵抗器、デジタルポテンショメータ、またはdigiPOTの形態の可変抵抗器を使用して提供されてもよい。完全性のため、本教示との関連で有用に配備され得るデジタル可変抵抗器の以下の例(米国特許第5495245号、米国特許第6414616号、米国特許第6567026号、および米国特許第7956786号)が、参照により本明細書に組み込まれる。
DAC100は、3つの静的な、すなわちはっきりと異なるモードのうちの1つで動作可能である。第1のモードでは、第1の段は、第3の段から独立して、第2の段に切り替え可能に連結され、第2のモードでは、第3の段の負荷は、第2の段の回路コンポーネン
トの第1の部分に連結および付与され、第3のモードでは、第3の段の負荷は、第2の段の回路コンポーネントの第2の部分に連結および付与され、第3のモードおよび第2のモードの各々は、第2のモードおよび第3のモードのうちの他方から独立して付与される。第3の段からの負荷が第2の段の異なる部分へ付与されるとき、DACの出力140で提供されるアナログ伝達関数全体に対するその影響は、異なるであろう。第1、第2、および第3のモード間の遷移は、DAC100に提供される入力コードに応じてプログラムされるか、または予め較正されてもよい。このように、第1、第2、および第3のモード間の遷移は、デジタル符号化されたDAC伝達関数から、または予めプログラムされた、もしくは予め較正されたDAC入力コードに対する依存関係から、確認されてもよい。当業者によって理解されるであろうように、このような較正は、ルックアップテーブル、ブール論理、または合成最適化等の使用によってもたらされてもよい。当業者によって理解されるであろうように、所望であれば、または所望に応じて、例えば低電力または領域最適化のために、さらに詳細なデジタル最適化が使用されてもよい。
これまで説明された3つのDAC段110、130、120は、互いに連結されたとき、基準端子111、112に対して構成された目標出力電圧水準をもたらす全インピーダンスを提供することが理解されるであろう。3つの段の各々からの個別の素子の具体的な連結は、出力電圧水準を変化させるであろうが、この具体的な連結は、変換を必要とする入力コードに依存するであろう。図1に示されているように、第2の段120は、R2抵抗器ストリング120の端子を出力ノード140に選択的に連結するように動作する切り替えネットワークも含むであろうが、切り替えネットワークのインピーダンス寄与は、全ての静的または直流動作モードでDAC伝達関数内に統合される。
図4は、有用に用いられ得る別の変化形を示している。この構成では、任意追加的に、第1の段110によって提供される第1のR1ストリングのノードを出力140に連結し、これによって第3の段130の寄与を異なる方法によるDAC動作に統合することも可能である。このような構成では、第2の段120のインピーダンス素子R2は、出力140に切り替え可能に直接連結されず、ブロック120内に示されている切替器は、DAC伝達関数全体に寄与するインピーダンスが切替器400によって画定される経路を介するように、開放状態のまま残される。これは、さらなる柔軟性を提供し得るものの、それは、第1の段110から出力140に連結するさらなる組の切替器400A、400Bを必要とする点で、関連付けられた欠点を有する。
この例示的な構成では、切替器400A、Bは、切替器410、430A、430Bの思慮深い切り替えと組み合わせて使用されており、すなわち、これらの個別の切替器410、430A、430Bは、個別のRLOADA、RLOADBおよびR2ストリング160のうちの選択されたものも出力140に寄与するように、経路を画定するであろうことが意図される。別の構成では、選択された切替器410、430A、430Bは、出力140での電圧が第1の段110からの寄与のみに直接関連付けられるように、開放状態のまま残されてもよい。第1の段のみからこのような直接連結を使用して変換され得るコードの数は、限られることが理解されるであろう。図4に図示されているような二重の切替器配置400A、400Bを使用することは、リープフロッグ切り替えレジームを実装することを可能にし、それによって、第1の段110のストリング内の抵抗器R1のうちの隣接する抵抗器は、出力140に選択的に連結されてもよい。
図示されていない別の構成では、第1の段110を出力140に連結する一組の切替器のみが提供されてもよい。この切り替えアーキテクチャの詳細は、R1抵抗器ストリングのうちの奇数および偶数のものを図4の出力140に連結するために使用されるリープフロッグ切り替えのために使用されるものとは異なってもよい。
図5および6は、これまで説明された第3の段の回路コンポーネントに対する変形例を示している。図1と同様に、第1および第2の切り替え可能なインピーダンス経路を、切り替えられたとき負荷をDAC100の第1の段110に付与する第2の段120の選択された部分に提供するこれらの配置では、回路は、同じ負荷および異なる切り替えレジームを使用して同じ効果を達成する。
図3の構成に類似しており、RLOADAまたはRLOADBのいずれかを提供するための一配置の詳細を示すものとして想起されるであろう図5Aの配置では、第1の段110は、切り替え配置430を介して抵抗器ネットワーク130に連結される。これは、第1の段からのR1抵抗器のうちの選択されたものを第3の段130に連結させることを可能にする。
切替器520は、第3の段130から適切な組の抵抗器を選択することを可能にする一方、切替器501、502は、第2の段120のどの部分にそれらの選択された抵抗器が連結されるかを決定する。個別の抵抗器を選択的に切り替えることによって、提供される全負荷は、変化させられてもよい。第2の段120のどの部分に抵抗器ネットワーク130の負荷が適用されるかを変化させるために相補的に切り替えられるさらなる組の切替器501、502が提供される点で、図5Aは図3の配置とは異なることが理解されるであろう。例えば、切替器501が閉鎖され、切替器502が開放状態のまま残される場合、負荷は、第2の段の上方部分に適用される。あるいは、501が開放状態のまま残され、502が閉鎖される場合、負荷は、第2の段の下方部分に連結される。「上方」および「下方」という用語は図5Aに示されている連結を代表するものであり、連結を任意の特定の構成に限定することを意図しないことが理解されるであろう。この点に関して、第3の段130の回路コンポーネントは第2の段の任意の第1および第2の部分に切り替え可能に連結されてもよいことが理解されるであろう。
同様のやり方で、かつ図5Bに示されているように、第1の段110内の任意の第1および第2の端子からの第1および第2の経路を第2の段120の任意の第1および第2の部分に提供することが可能である。図5Bの単純化された概略図では、これは、第1の段110を第2の段120の第1および第2の部分に連結する第1の切替器410Aおよび第2の切替器410Bを使用することとして示されている。
図5Aまたは5Bのこの構成では、切り替えネットワーク501、502は、第3の段130の負荷を提供する抵抗器ネットワークの回路素子とは別に提供される。このような配置は、互いに直列して切り替えられる第1の組の切替器520および第2の組の切替器501、502を提供することが理解されるであろう。第1の組の切替器520は、第3の段130に不可欠であり、個別の抵抗器ネットワークの選択的な切り替えを可能にする。次に、第2の組501、502は、それらの選択された抵抗器を第2の段120内のそれぞれの位置に連結することを容易化するために提供される。
図6に示されている代替的な一実施形態では、第1の組の切替器601および第2の組の切替器602が提供され、第1の組の切替器および第2の組の切替器の各々は、第3の段130内の抵抗器ネットワークの個別の抵抗器を選択することを可能にする。各組の切替器は、出力負荷を第2の段120に提供するために互いに連結されるべき抵抗器ネットワークの個別の抵抗器を選択することを可能にするため、マルチプレクサとみなされてもよい。事実上、この構成は、切替器601、602がdigiPOTと呼ばれることもあるデジタルポテンショメータを提供するような二重のマルチプレクサ機能を、すなわち第3の段130内の選択された抵抗器を第2の段120へ切り替えることを容易化し、第2の段120内の個別の抵抗器R2を選択することにも備えるような機能を、提供する。
上述のやり方と同様のやり方で、切り替え配置430を使用すると、第1の段からのR1抵抗器のうちのどの選択されたものが第3の段130に連結されるか変化させることが可能である。
図6A(および図6Bも)の概略図では第3の段130内のインピーダンス素子が単一のストリングとして示されていることが理解されるであろう。この単一ストリング実装は、説明の簡単さのために備えられていること、および同様に切替器の数を低減するために多段デジタル加減抵抗器を使用することが望ましい場合があることが理解されるであろう。これは最終段が低分解能を有するような実装も容易化し、それは結果として第3の段130と第2の段120の間の切替器の数を低減することを容易化することが理解されるであろう。
このように、第3の段(これは、本教示の一態様ではデジタルポテンショメータによって提供されることが上の議論から想起されるであろう)は、全体として二重のマルチプレクサ600を提供する第1のマルチプレクサ601および第2のマルチプレクサ602の配置に連結された抵抗器ネットワークを含むであろう。第1のマルチプレクサ601または第2のマルチプレクサ602のいずれかを使用することによって、負荷を第3の段から第2の段120の特定の部分に提供することが可能である。図6Aの概略図では、切替器601の実線は、負荷を第2の段120の上方部分に提供するためにその組の切替器を起動することを表す。負荷を下方部分に連結することが希望される代替的な一実施形態では、第1の組の切替器601は、停止され、第2の組の切替器602のうちの選択されたものが、起動されるであろう。
この配置および図5Bに示されている配置と同様のやり方で、図6Bに示されているように、第2の段120の第1の部分または第2の部分のいずれかに連結することを可能にするために、第1の段110および第2の段120の間に第1の切替器410Aおよび第2の切替器410Bを介して第1の経路および第2の経路を提供することが可能である。
第3の段が、単一のマルチプレクサ430を介して第1の段に連結された単一の切り替え可能な抵抗器ネットワーク(図5または図6による)を備える場合、第3の段の第1の切り替え出力および第2の切り替え出力は、第3の段の単一の切り替え可能な抵抗器ネットワークを第2の段に連結するために使用されること、ならびにR1抵抗器ストリングのうちの奇数および偶数のものを出力140に連結するリープフロッグ切り替えのための切り替えアーキテクチャの詳細は、第1の段110内の抵抗器のうちの選択されたものを出力140に単純に連結するために使用される切り替えネットワークとは異なるであろうため、提供される切り替えネットワークの詳細は変化するであろうことが理解されるであろう。
詳細には説明されていないものの、いかなる寄生回路および/または相互接続インピーダンスもそうであるように、切替器自体がインピーダンスを寄与するであろうこと、およびこれらのインピーダンスは、任意の1つの特定の切り替えレジームの間にDACアーキテクチャの全インピーダンスに寄与するであろうことが理解されるであろう。当業者は、ネットワークの全インピーダンスを決定する際にこれらの二次インピーダンスが考慮される必要があること、ならびにこれらのパラメータが回路の設計およびシミュレーションの間に決定されるであろうことを理解するであろう。
DACのこのようなプログラミングが、動作モードの各々をリープフロッグ配置で順次起動することができ、第1の段内の各インピーダンス素子について、DAC入力コードをインクリメントまたはデクリメントするときに第1、第2、および第3のモードを順次起動する切り替えレジームがもたらされるようになることが理解されるであろう。
このような切り替えレジームの一例は、2つのはっきりと異なる負荷RLOADAおよびRLOADBの使用を説明した図1の回路を参照して説明されている図2A、2B、2C、2D、および2Eを点検すれば明らかである。図5または6の分担負荷および異なる切り替え経路を使用すると、第1、第2、または第3のモードのいずれかの思慮深い選択を示す同等の一組の概略図が生成され得ることが理解されるであろう。本明細書の簡潔さのため、これらの概略図は提供されない。
図2Aでは、DACは、第3のモードにあり、それによって、140で提供される出力電圧は、R1、R2、およびRLOADBの各々からの寄与を有する。これは、RLOADBをR1ネットワークからR2ネットワークと直列に切り替えることによって達成される。
図2Bでは、RLOADAおよびRLOADBの各々は、ネットワーク内に切り替えられておらず、出力140における電圧は、R1インピーダンスネットワークおよびR2インピーダンスネットワークの各々の寄与から直接由来する。これは、DAC100の第1の動作モードを表し、第3の段の負荷RLOADA、RLOADBからの直流寄与が実質的にない状態で、第1の段が切り替え可能に第2の段に連結されている。
図2Cでは、第2の動作モードが例示されている。この構成では、140で提供される出力電圧は、R1、R2、およびRLOADAの各々からの寄与を有する。
図2Dでは、負荷RLOADAは、リープフロッグ構成を表すR1インピーダンス素子のうちの代替物に連結され、それによって、RLOADAは、R2ストリングが連結される第1の段の最も下に示されている抵抗器R1の下方側に切り替え可能に連結されている。R1ストリング沿いのこのリープフロッグは、選択されたDAC入力コードのために備えられている様々な遷移で、RLOADAおよびRLOADBの各々について実装されてもよい。このようなリープフロッグ構成では、R1ストリングの各ノードには備えられた2つの切替器が存在すること、ならびにこれらの個別の切替器を思慮深く選択すれば、第3の段の負荷を回路内に連結させるか、または第1の段110および第2の段120の間に直通のDAC経路を提供することができることが理解されるであろう。
図2Eでは、RLOADAおよびRLOADBの各々は、回路外へ切り替えられ、図2Bを参照して説明されたのと同様に、第1のモードが再び採用されることを表している。しかしながら、R1からR2への切り替え構成は、R1ストリングに沿ったリープフロッグ化によって変更されており、R2ネットワークの上方部分は、ここでは、R2ストリングの下方部分が連結される最も下に示されている抵抗器R1の下方部分に連結されている(比較のため、図2Bに図示されている切り替えレジームを参照すること)。これは、特定のDAC入力コードの変換をリープフロッグ切り替えレジームによって提供する際に、第1の段からの隣接する抵抗器の寄与が順次使用されることを可能にする。リープフロッグ切り替えを使用することは、必要とされるDAC切替器の数を低減することを有利に可能にすることが理解されるであろう。
図2A〜2Eの各々によって提供される一連の切り替えは、図2Aにおける第2の段120の最上部への初期連結から図2Cにおける同じ段の最下部への連結まで、DACのデクリメントを容易化するために使用される切り替えレジームの種類を表すことが理解されるであろう。図2Dでは、RLOADAストリングは、第1の段の最下部の抵抗器R1と並列して連結され、R2ストリングを反転させ、リープフロッグ実装を示している。図2Cおよび2Dを点検すれば、第1の段の第1のインピーダンス素子の第2の段への連結から、第1の段内の第2のインピーダンス素子の第2の段への連結への遷移時に、RLOA
DAは引き続き第1の段に付与され(その第1の段の異なるインピーダンス素子に対してではあるが)、既存の第2の動作モードは維持されることが理解されるであろう。これはRLOADAの使用を図示しているものの、同様のリープフロッグ化がRLOADBについて使用されてもよいこと、およびRLOADAまたはRLOADBから第1の段の素子へのリープフロッグ化は、典型的に第1の段の素子のうちの代替物について実装されるであろうことが理解されるであろう。
このリープフロッグ切り替えの続きが図2Eに示されており、それによって、第1の段110からの隣接する抵抗器の選択を可能にする第2の段120の切り替えがもたらされる。
図2B〜図2Eに示されている順序を考察することは、いかにして第1のストリング110の連続する抵抗器をDACネットワーク全体内に連結させて、連続するDAC伝達関数の変化を提供することができるかを示す。
リープフロッグ切り替えレジームを参照して例示されているものの、他の種類の切り替えレジームも実装されてもよいことが理解されるであろう。例えば、このような複雑な反転またはリープフロッグ切り替え方法を必要としない切り替えを使用する提供することが可能である。
本教示による多段アーキテクチャの個別の段の配置は、単一ストリングアーキテクチャに通常関連付けられる本質的な単調性を維持していることが理解されるであろう。本明細書に図示されている切り替えレジームを使用することは、回路の故障または欠陥がなければ、単調な伝達関数特性を提供し得る。
3段DACとの関連で上述されたものの、さらなる段がDACネットワーク全体に追加されてもよく、さらなる段の各々がネットワークに追加されるにつれて、連続するストリング内のインピーダンス素子の数は、低減され得る。第1の段内に画定される第1のストリングは、電力消費を支配し、DACの精度の主要部分を提供するため、それは、連続する段と比較して、より多くのインピーダンス素子を典型的に含むであろう。究極的には、十分な数の段が追加されれば、インピーダンス素子の数は、低減され得る。
基準端子は、典型的に第1のストリング110に連結され、典型的に電圧ソースに連結される。当業者は理解するであろうように、電圧ソースという用語は、他の回路素子に連結され、目標電圧を提供するように構成された能動電圧供給器、電圧バッファ、または電流ソースを定義および包含することを意図する。この一般的な定義では、本教示は、任意の1つの特定の構成へ限定されるべきではなく、それ故に基準端子という用語を使用していることが理解されるであろう。基準端子が電圧ソース/バッファ/フォロワによって駆動されるか、または受動、能動、もしくは切り替えネットワークに連結される場合、これらは、高次回路の下位部分として実装されてもよく、本教示は、任意の1つの特定の実装へ限定されることを意図しないことがさらに理解されるであろう。
デジタル−アナログ変換を提供するために、このようなDAC回路は、入力デジタルコードについて対応するアナログ出力を提供するための、個別のインピーダンス素子の思慮深い切り替えに備えている。個別のインピーダンス素子を連結するために使用される切り替えネットワークもDACネットワーク全体においてインピーダンスを寄与することは明らかであり、当業者には公知である。
DACの最適化は、いくつかの異なる方法で達成され得る。例えば、寄生インピーダンス他のレイアウトに依存する効果(LDE)は、最適化に統合されてもよく、切り替え回
路は、例えば、R1および/またはR2と同じ種類の抵抗器または抵抗材料の直列抵抗素子を含んでもよい。インピーダンス制御切替器設計に関する任意のさらなる展開は、ここでも使用されてもよい。
第3の段のデジタルポテンショメータとしての例示的な実装(上述のような)では、第3の段に使用される抵抗素子は、抵抗器に起因する3段の全ての変動(例えば、プロセスおよび温度変動)が相関し互いに整合するように、第1の段および第2の段に使用されるものと典型的に同じ種類である。この変動の整合または追跡は、当業者に公知の回路およびレイアウトの設計慣行を使用して達成される。
DACの個別のストリングを製作するために使用される素子またはデバイスが、抵抗を有する抵抗器を参照して説明される場合、これらは各々、関連付けられたインピーダンスを有するインピーダンス素子の具体的な例であることが理解されるであろう。本教示は、抵抗器および抵抗に限定されるものと解釈されるべきではなく、インピーダンス素子の他の例が本教示の全体的な文脈内で使用されてもよい。例えば、電流ソースまたはシンクがDACと共に使用されてもよいが、上の例示的な配置による受動インピーダンスの使用は、レシオメトリック設計を有利にもたらし、これによって、電圧から電流へのおよび再度電圧に戻る変換誤差ソースに対して低減された感度を有することが理解されるであろう。
本教示は説明された例示的な回路の動作のためのMOS切替器を説明していることが理解されるであろう。しかしながら、本教示の動作は、MOS切替器に限定されず、接合型電界効果トランジスタ(JFET)切替器、金属半導体FET(MESFET)、高電子移動度トランジスタ(HEMT)、微小電気機械システム(MEMS)切替器、または変換器で使用される任意の他の切り替え方式を使用して用いられてもよいことが理解されるであろう。さらに、MOSデバイスは、現代の技術では金属酸化物半導体の構成を使用して製造されないが、これは、ポリゲート、金属ゲート、および非酸化絶縁層を使用して実装されたものを含む現代の「CMOSプロセス」を総称的に説明するために使用される従来の用語であることが理解されるであろう。MOS切替器が使用される場合、逆方向の基板バイアス印加、順方向の基板バイアス印加、アダプティブ基板バイアス印加および当業者に公知の他の切替器設計技法を含め、多数の他の切替器実装および構成も適宜使用されてもよいため、これらの切替器は、トランスミッションゲートまたは単一のMOSデバイス切替器として実装されなくてもよいことことがさらに理解されるであろう。
他の実施形態は、添付の請求項の趣旨および範囲に属する。例えば、製造時の変動および非理想的な2次的条件のため、R1、R2の名目値ならびに切り替えネットワークおよび寄生インピーダンスからの寄与は、最適な結果をもたらすために調節されてもよい。モンテカルロ分析、他の統計分析、またはアナログ設計最適化のツールおよび方法を使用してこの最適化を実行してもよい。例えば、第1の段110から第2の段に連結された各ノードについて、直通経路410および第3の(直列負荷)段を組み込んだ対応する経路に関連付けられた寄生素子は、一致することが望ましい。これは、切り替え回路および寄生相互接続インピーダンスの両方を含んでもよい。これは、レイアウトシミュレーションと呼ばれる、レイアウト寄生素子を組み込んだシミュレーションで捕捉および検証されてもよい。さらに、CMOSトランスミッションゲート、1個のMOSトランジスタ種類(例えば、NMOSまたはPMOS)、切替器の片側または両側に単一または複数の直列抵抗器を有する上記のいずれか等、様々な技術が切替器のために使用されてもよい。さらに、2つの並列抵抗器ストリングが使用されてもよい。
これまで本教示は、従来の2進付番配置の特定の実施例を参照して説明されてきたが、それは、これらが一般に好まれ広く使用されている実装を表すからである。しかしながら、本教示は、非2進法配置または例えば互いに素な数等の異なる付番システムにおいて用
途を有するため、本教示は、このような実装に限定されるものと解釈されるべきではない。
本教示との関連で、全体的なDACの分解能は、各段による個別の寄与の組み合わせである。2進DAC分解能を提供することとの関連では、個別の段のうちの1つ以上は、非2進の寄与を提供してもよい。本教示に従ってDACアーキテクチャによって提供される状態数は、実際に必要とされるのと等しくても、またはそれよりも多くてもよく、これは、回路またはシステムの最適化において役に立ち得る。
本教示が特定の特長または素子をある特定の図を参照して説明している場合、それらの特長または素子は、特許請求される教示の趣旨または範囲から逸脱することなく、他の特長または素子と共に使用されてもよいことが理解されるであろう。
「備える(comprises/comprising)」という語および「有する/含む(having/including)」という語は、本明細書で本明細書を参照して使用される場合、言明された特長、整数、工程、またはコンポーネントの存在を明記するために使用されているが、1つ以上の他の特長、整数、工程、コンポーネント、またはそれらの群の存在または追加を排除しない。
本教示は、上に説明された実施形態に限定されず、構築および詳細の両方において変更されてもよい。
110……第1の段
120……第2の段

Claims (26)

  1. 多段デジタル−アナログ変換器(DAC)であって、
    第1の組の回路コンポーネントを備える第1の段と、
    第2の組の回路コンポーネントを備える第2の段と、
    第3の組の回路コンポーネントを備える第3の段であって、第1および第2の個別の切り替え可能なインピーダンス経路内に負荷を提供する、第3の段と、を備え、
    前記DACが、第1の動作モード、第2の動作モード、および第3の動作モードの各々で動作可能であり、前記第1のモードでは、前記第1の段が前記第3の段から独立して前記第2の段に切り替え可能に連結され、前記第2のモードでは、前記負荷が前記第2の段の回路コンポーネントの第1の部分に連結および付与され、前記第3のモードでは、前記負荷が前記第2の段の回路コンポーネントの第2の異なる部分に連結および付与される、多段デジタル−アナログ変換器(DAC)。
  2. 前記負荷が、第1の可変抵抗器を備える、請求項1に記載のDAC。
  3. 前記負荷が、デジタル可変インピーダンス素子を備える、請求項1に記載のDAC。
  4. 前記負荷を前記第2の段の回路コンポーネントに選択的に連結するように構成されたマルチプレクサをさらに備える、請求項1に記載のDAC。
  5. 前記マルチプレクサが、前記負荷から前記第2の段の回路コンポーネントまでの第1および第2の切り替え可能な経路を画定する、請求項4に記載のDAC。
  6. 前記第3の段が、デジタル加減抵抗器を備え、前記マルチプレクサが、前記デジタル加減抵抗器のコンポーネントである、請求項4に記載のDAC。
  7. 前記第3の段が、第1のマルチプレクサおよび第2のマルチプレクサを備え、前記第1のマルチプレクサまたは前記第2のマルチプレクサのうちのいずれかの動作可能な選択が、前記第1および第2の個別の切り替え可能なインピーダンス経路を提供する、請求項4に記載のDAC。
  8. 前記負荷を前記第2の段に選択的に連結するように前記負荷と直列に配置された一組の切替器をさらに備える、請求項1に記載のDAC。
  9. 前記第3の段が、第1の負荷および第2の負荷を備え、前記第1の負荷および前記第2の負荷の各々が、前記第2の負荷および前記第1の負荷のうちの他方から独立して前記第2の段の回路コンポーネントに付与される、請求項1に記載のDAC。
  10. 前記第1の負荷および前記第2の負荷の各々が、可変抵抗器を備える、請求項9に記載のDAC。
  11. 前記第1および第2の可変抵抗器の各々の抵抗が、重なり合うインピーダンス範囲を有する、請求項10に記載のDAC。
  12. 前記第1の負荷および前記第2の負荷のうちの少なくとも一方が、デジタル可変インピーダンス素子を備える、請求項9に記載のDAC。
  13. 前記第1の負荷および前記第2の負荷の各々が、デジタル可変インピーダンス素子を備える、請求項12に記載のDAC。
  14. 前記負荷が、前記DAC内での最上位ビット(MSB)遷移および最下位ビット(LSB)遷移の両方を定義するように個別に切り替え可能な複数の抵抗器を備える抵抗器ネットワークによって提供される、請求項1に記載のDAC。
  15. 前記第3の段が、前記第1の段から前記DACの出力までの高分解能経路および低分解能経路の各々を提供するように構成される、請求項1に記載のDAC。
  16. 前記第3の段が、複数の個別の切り替え可能なインピーダンス経路を提供するプログラマブル抵抗ネットワークを備える、請求項1に記載のDAC。
  17. 前記プログラマブル抵抗ネットワークが、デジタル制御されるように構成される、請求項16に記載のDAC。
  18. 前記第1の段内の各インピーダンス素子について、前記第1のモード、前記第2のモード、および前記第3のモードを起動する切り替えレジームがもたらされるように、前記DACが、前記動作モードの各々をリープフロッグ配置で起動するように構成される、請求項1に記載のDAC。
  19. 前記第1の段の第1のインピーダンス素子の前記第2の段への連結から、前記第1の段の第2のインピーダンス素子の前記第2の段への順次連結への遷移時に、既存のモードが維持されるように構成される、請求項18に記載のDAC。
  20. デジタル入力コードをアナログ等価物に変換する方法であって、
    第1の組の回路コンポーネントを備える第1の段と、第2の組の回路コンポーネントを備える第2の段と、第3の組の回路コンポーネントを備える第3の段であって、第1および第2の個別の切り替え可能なインピーダンス経路内に負荷を提供する、第3の段と、を備える、多段デジタル−アナログ変換器(DAC)を提供することと、
    はっきりと異なる第1の動作モード、第2の動作モード、および第3の動作モードの各々で前記DACを動作させることであって、第1のモードでは、前記第1の段が前記第3の段から独立して前記第2の段に切り替え可能に連結され、第2のモードでは、前記負荷が前記第2の段の回路コンポーネントの第1の部分に連結および付与され、第3のモードでは、前記負荷が前記第2の段の回路コンポーネントの第2の異なる部分に連結および付与される、動作させることと、を含む、方法。
  21. 前記デジタル入力コードを分析することと、前記デジタル入力コードの前記分析に応答して、前記第1のモード、前記第2のモード、および前記第3のモードのうちの1つを選択することと、をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記デジタル入力コードの前記分析が、前記第1のモード、前記第2のモード、および前記第3のモードの各々から、前記第1のモード、前記第2のモード、および前記第3のモードのうちの他への遷移を決定することを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1の段が、ストリング配置で提供された複数のインピーダンス素子を備え、前記遷移の決定が、リープフロッグ切り替えレジームをもたらすことを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1のモード、前記第2のモード、および前記第3のモードの各々から、前記第1のモード、前記第2のモード、および前記第3のモードのうちの他への前記遷移の前記決定が、デジタル符号化されたDAC伝達関数から確認される、請求項22に記載の方法。
  25. 一組の切替器を提供することと、前記一組の切替器を使用して前記第3の段内の前記負荷の切り替えをもたらし、同時に前記第2の段内の個別のインピーダンス素子の切り替えをもたらすことと、を含む、請求項20に記載の方法。
  26. デジタル−アナログ変換器回路であって、
    第1の組の回路手段を備える第1の段と、第2の組の回路手段を備える第2の段と、第3の組の回路手段を備える第3の段であって、第1および第2の個別の切り替え可能なインピーダンス手段内に負荷を提供する、第3の段と、
    第1の動作モード、第2の動作モード、および第3の動作モードの各々で前記DACを動作させるための手段であって、第1のモードでは、前記第1の段が前記第3の段から独立して前記第2の段に切り替え可能に連結され、第2のモードでは、前記負荷が前記第2の段の回路手段の第1の部分に連結手段を介して連結および付与され、第3のモードでは、前記負荷が前記第2の段の回路手段の第2の異なる部分に連結および付与される、手段と、を備える、デジタル−アナログ変換器回路。
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