JP2018196263A - ロータ及びモータ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、コギングトルクの向上を図ることができるロータ及びモータを提供することにある。
この構成によれば、フルマグネット型ロータにおいて、コギングトルクの向上を図ることができる。
この構成によれば、界磁磁石の磁化配向の調整が容易となる。また、ラジアル配向磁石を用いた場合と比較して、周方向における表面磁束密度の変化をより正弦波状に近づけることができるため、トルクリップルの低減を図ることができる。
この構成によれば、コギングトルクの向上が図られたモータを提供できる。
図1に示す本実施形態のモータ10は、ブラシレスモータである。モータ10は、モータハウジング11の内周面にステータ12が固定され、そのステータ12の内側には、回転軸13に固着され同回転軸13とともに一体回転するロータ14が配設されている。
ステータ12の内側に配設されたロータ14は、回転軸13に一体回転可能に固定された略円筒状のロータコア21と、ロータコア21の外周面に設けられた円筒状の界磁磁石22とを備えるSPM(Surface Permanent Magnet)型のロータとして構成されている。ロータ14は、該ロータ14の全ての磁極が界磁磁石22で構成されたフルマグネット型ロータである。なお、ロータコア21は、複数の電磁鋼板が軸方向に積層されて構成されている。また、回転軸13は、モータハウジング11に対し軸受(図示略)を介して回転可能に支持されている。
図2に示すように、第1溝部23a及び第2溝部23bは、磁極中心線Lpを基準として、そこから周方向両側にそれぞれ同角度ずれた位置に形成されるとともに、互いに同一形状(同一幅、同一深さ)に形成されている。つまり、第1溝部23aと第2溝部23bとは、磁極中心線Lpを軸として線対称をなしている。
界磁磁石22は、極異方性配向を有している。つまり、界磁磁石22の磁化配向は、図2中に模式的に矢印で示すように、S極の磁極部22pの外周面から隣接のN極の磁極部22pの外周面に向けて、径方向内側が凸となるように湾曲する配向に設定されている。さらに、界磁磁石22の磁化配向は、各磁極部22pにおいて、磁極中心線Lpのステータ12側(径方向外側)への延長線上にある1点(磁束集中点F)に向かうように設定されている。
ステータ12の巻線17に3相電源電圧を印加して回転磁界を形成すると、その回転磁界に基づいてロータ14が回転する。そして、巻線17への給電を停止すると、回転磁界が消失してロータ14は回転を停止する。このとき、ロータ14は、ステータ12に対して磁気的に最も安定した状態となる角度位置で停止する。
(1)ロータ14(回転軸13)の軸線Lを中心として、界磁磁石22の磁極中心線Lpと各溝部23a,23bの周方向中心線とがなす角度θは、ロータ14の極対数をPとして、0°<θ≦(360°/2P)/4の範囲内に設定される。これにより、各溝部23a,23bが界磁磁石22の磁極中心寄りの位置(磁極中心線Lpを基準として磁極幅の1/4の範囲内)に設けられる。そして、界磁磁石22は、磁極中心線Lpのステータ12側(径方向外側)への延長線上にある磁束集中点Fに向かう磁化配向を有している。これにより、各溝部23a,23bの周辺に磁束を集中させる(各溝部23a,23b周辺の磁束密度を高める)ことができ、その結果、各溝部23a,23bによって生じるコギングトルクの向上を図ることができる。
・上記実施形態では、界磁磁石22を円環状の極異方性磁石としたが、これに特に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、コギングトルクを増加させるための空隙部を界磁磁石22の外周面に形成した第1及び第2溝部23a,23bとしたが、これに特に限定されるものではない。例えば、界磁磁石22の軸方向に貫通形成した孔を空隙部(つまり、第1及び第2溝部23a,23bの径方向外側への開口端を塞いだような構成)としても、上記実施形態と略同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、ロータの全磁極が界磁磁石22の磁極で構成されたフルマグネット型のロータ14に適用したが、これに特に限定されるものではなく、例えば、ロータの一部の磁極が、ロータコアの一部位からなる擬似的な磁極で構成されたハーフマグネット型(コンシクエントポール型)のロータに適用してもよい。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
(イ)ロータの磁極を構成する界磁磁石をステータとの対向面に備え、
前記界磁磁石における前記ステータとの対向面、又は前記界磁磁石の内部には、コギングトルクを増加させるための空隙部が周方向において部分的に設けられたロータであって、
前記界磁磁石は、前記空隙部に面する部位の磁束密度を向上させるべく前記空隙部に向かう磁化配向を有していることを特徴とするロータ。
Claims (6)
- ロータの磁極を構成する界磁磁石をステータとの対向面に備え、
前記界磁磁石における前記ステータとの対向面、又は前記界磁磁石の内部には、コギングトルクを増加させるための空隙部が周方向において部分的に設けられたロータであって、
ロータの回転軸線を中心として、前記界磁磁石の磁極中心線と前記空隙部の周方向中心線とがなす角度θは、ロータの極対数をPとして、0°<θ≦(360°/2P)/4の範囲内に設定され、
前記界磁磁石は、前記磁極中心線の前記ステータ側への延長線上にある磁束集中点に向かう磁化配向を有していることを特徴とするロータ。 - 請求項1に記載のロータにおいて、
ロータの全磁極が前記界磁磁石で構成されたフルマグネット型であることを特徴とするロータ。 - 請求項2に記載のロータにおいて、
前記界磁磁石は、円環状をなす極異方性磁石であることを特徴とするロータ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のロータにおいて、
前記空隙部は、前記界磁磁石の磁極中心線に対して対称に一対設けられ、
前記界磁磁石における前記ステータとの対向面の磁束密度は、一対の前記空隙部の周方向内側の方が周方向外側よりも高く設定されていることを特徴とするロータ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のロータと、前記ロータと対向するステータとを備えたことを特徴とするモータ。
- 請求項5に記載のモータにおいて、
前記ロータの極数と前記ステータのスロット数との関係が、2n:3n(但し、nは自然数)に設定され、
前記ロータの極数と前記ステータのスロット数の最小公倍数をMとして、前記角度θが、θ=(1/2)・(360°/M)に設定されていることを特徴とするモータ。
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