JP2018192925A - フューエルケース組立体 - Google Patents

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Takashi Yamaguchi
剛史 山口
裕太 寺道
Hirota Teramichi
裕太 寺道
佳和 西村
Yoshikazu Nishimura
佳和 西村
佐藤 健一
Kenichi Sato
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Abstract

【課題】フューエルケースをボディパネルから取り外し易くしてサービス時の作業性を高めるとともに、フューエルケースの損傷を抑制してフューエルケースを再利用可能にする。【解決手段】係合部32は、弾性変形可能な可撓板部32aと、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に対して車両内側から当接して係合する爪部32cとを有している。フランジ23には、係合部32に対応する部分に、可撓板部32aを取付用開口部P1の径方向に撓ませるための操作部材Aを挿入可能な挿入孔23aが形成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、例えば自動車等に設けられるフューエルケース組立体に関し、特に車両のボディパネルに対して着脱自在に取り付けられる構造の技術分野に属する。
一般に、自動車には、凹状に形成されたフューエルケースと、フューエルケースの開口を開閉するリッドと、リッドをフューエルケースに対して支持するアームとを有するフューエルケース組立体が設けられている。フューエルケース組立体は、車両の外板を構成しているボディパネルに形成された取付用開口部に挿入された状態でボディパネルに固定されている。フューエルケースの底壁部には、車両の燃料タンクに連通する燃料パイプの先端部が弾性部材を介して支持されている。この燃料パイプの先端部には給油口が設けられており、給油口は、フューエルケースの内部においてフューエルキャップにより開閉可能となっている。
特許文献1、2では、フューエルケースにおけるリッドで開閉される開口の周縁部に、外方へ延出するようにフランジが形成されている。また、フューエルケースの外面には、複数の爪のようなものが互いに周方向に間隔をあけて設けられている。
特許第5027255号公報 特開2015−105062号公報
ところで、フューエルケース組立体を車両に取り付ける際には、フューエルケースをボディパネルに形成された取付用開口部に挿入して、特許文献1、2に開示されているようなフューエルケースの外面に設けられた爪を取付用開口部の周縁部に対して車両内側から係合させる方法が考えられる。フューエルケースには、給油時のノズルによる衝撃等が加わる恐れがあるとともに、車両走行時の振動も加わることになるので、フューエルケースはボディパネルに対してしっかりと固定しておく必要がある。
一方、例えばボディパネルやフューエルケースを修理等する際(サービス時)には、フューエルケースをボディパネルから取り外さなければならない。フューエルケースを取り外そうとした際、特許文献1、2のような爪によってボディパネルに固定している場合には、爪がフューエルケースの外面、即ちボディパネルの裏側(車両内側)に位置しているので、爪を外側から見ることはできず、爪の位置を把握することはもちろん、爪を離脱方向に操作することもできない。よって、裏側から操作することになるが、操作スペースが十分に取れないことがある。それで、サービス時の作業性が悪いという問題がある。
また、操作スペースが無くて爪を操作できないということは、フューエルケースをボディパネルから無理矢理取り外さなければならず、そのときに爪が損傷してしまい、フューエルケースを再利用できなくなってしまう。また、フューエルケースをボディパネルから無理矢理取り外す際にボディパネルを変形させてしまう恐れもある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フューエルケースをボディパネルから取り外し易くしてサービス時の作業性を高めるとともに、フューエルケースの損傷及びボディパネルの変形を抑制することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、給油口が配置される凹部を有するフューエルケースと、上記凹部を開閉するリッドとを備え、上記フューエルケースが車両のボディパネルに形成された取付用開口部に挿入された状態で取り付けられるフューエルケース組立体であって、上記フューエルケースにおける上記凹部の周縁部には、上記ボディパネルの上記取付用開口部の周縁部に対して車両外側から当接するフランジが設けられ、上記フューエルケースにおける上記凹部の外面には、上記ボディパネルの上記取付用開口部の周縁部に対して車両内側から係合する複数の係合部が該取付用開口部の周方向に互いに間隔をあけて設けられ、上記複数の係合部のうち、少なくとも1つの係合部は、上記フューエルケースにおける上記凹部の外面に対して該外面との間に隙間を設けた状態で支持され、上記取付用開口部の径方向に弾性変形可能な可撓板部と、該可撓板部に設けられ、上記ボディパネルの上記取付用開口部の周縁部に対して車両内側から当接して係合する爪部とを有し、上記フランジには、上記係合部に対応する部分に、上記可撓板部を上記取付用開口部の径方向に撓ませるための操作部材を挿入可能な挿入孔が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、フューエルケースをボディパネルの取付用開口部に挿入すると、フューエルケースのフランジがボディパネルの取付用開口部の周縁部に対して車両外側から当接する。また、フューエルケースをボディパネルの取付用開口部に挿入する際には、爪部が可撓板部に設けられているので、爪部は例えば取付用開口部の周縁部に摺接しながら取付用開口部の径方向内方へ変位して取付用開口部の周縁部を乗り越え、その後、可撓板部の形状が復元し、爪部が取付用開口部の周縁部に対して車両内側から当接して係合する。これにより、取付用開口部の周縁部がフューエルケースのフランジと爪部とで車両内外方向に挟持されるので、フューエルケースがしっかりと固定される。
一方、サービス時にフューエルケースを取り外す際にはフランジに形成されている挿入孔に操作部材を挿入する。この挿入孔は係合部に対応する部分にあるので、挿入孔に挿入した操作部材によって可撓板部を取付用開口部の径方向に容易に撓ませることが可能になる。爪部が取付用開口部の周縁部から外れるまで可撓板部を取付用開口部の径方向に撓ませると、フューエルケースを取付用開口部から取り出すことが可能になる。
第2の発明は、第1の発明において、上記フランジには、上記挿入孔を閉塞するシール部材が着脱自在に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、サービス時以外の通常時には、フランジの挿入孔がシール部材によって閉塞されているので、水等の侵入が抑制される。一方、サービス時にはシール部材を取り外すことで挿入孔が開放されるので作業性が良好になる。
第3の発明は、第1または2の発明において、上記可撓板部には、上記ボディパネルの上記取付用開口部の周縁部に対して車両内側から当接して係合する第1爪部及び第2爪部が上記取付用開口部の周方向に互いに間隔をあけて設けられ、上記可撓板部における上記第1爪部と上記第2爪部との間には、貫通孔が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、1つの可撓板部に第1爪部及び第2爪部が設けられることになるので、力が分散して各爪部の負担が減る。そして、可撓板部における第1爪部と第2爪部との間に貫通孔があることで、可撓板部の剛性が適度に低下して可撓板部が撓みやすくなる。
第4の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、上記可撓板部における上記フランジ側の端部には、上記操作部材が嵌まる凹部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、サービス時にフランジの挿入孔から挿入した操作部材を可撓板部の凹部に嵌めることで、可撓部材を撓ませる際に操作部材の位置ずれが抑制される。
第5の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、上記可撓板部には、上記挿入孔の軸方向に沿って見たとき、該挿入孔と重複する部分に上記操作部材が差し込まれる差込孔が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、挿入孔から操作部材を挿入すると、その操作部材を可撓板部の差込孔に容易に差し込むことが可能になる。そして、操作部材を差込孔に差し込んだ状態で可撓部材を操作部材によって容易に撓ませることができる。
第1の発明によれば、フューエルケースの外面に設けた係合部が、ボディパネルの取付用開口部の径方向に弾性変形可能な可撓板部と、該可撓板部に設けられた爪部とを有しており、フューエルケースのフランジにおける係合部に対応する部分に、可撓板部を取付用開口部の径方向に撓ませるための操作部材の挿入孔を形成したので、フューエルケースをボディパネルから取り外し易くなり、サービス時の作業性を高めることができるとともに、フューエルケースの損傷を抑制してフューエルケースを再利用することができる。
第2の発明によれば、挿入孔を閉塞するシール部材が着脱自在に設けられているので、通常時における水等の侵入を抑制することができる。
第3の発明によれば、可撓板部に第1爪部及び第2爪部を設け、この可撓板部における第1爪部と第2爪部との間に貫通孔を形成したので、可撓板部が撓みやすくなり、サービス時の作業性をより一層向上させることができる。
第4の発明によれば、可撓板部におけるフランジ側の端部に、操作部材が嵌まる凹部を形成したので、可撓部材を撓ませる際に操作部材の位置ずれを抑制することができ、サービス時の作業性をより一層向上させることができる。
第5の発明によれば、サービス時の作業性をより一層向上させることができる。
実施形態1に係るフューエルケース組立体を車両内側から見た図である。 フューエルケース組立体を車両後側かつ内側から見た斜視図である。 フューエルケース組立体の平面図である。 フューエルケースの左側部分を下方から見た図である。 図1におけるV−V線断面図である。 シール部材を取り外した状態の図5相当図である。 フューエルケースの後側下部近傍を車両内側から見た拡大図である。 第2メイン係合部の拡大図である。 実施形態2に係る図8相当図である。 図9におけるX−X線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係るフューエルケース組立体1を車両内側から見た図であり、図2はフューエルケース組立体1を車両後側かつ内側から見た斜視図であり、図3はフューエルケース組立体1の平面図である。
フューエルケース組立体1は、車両(この実施形態では自動車)の左側部の後側付近に設けられるものであり、給油時に給油ノズル(図示せず)を差し込んで給油する際に使用される。この実施形態の説明では、フューエルケース組立体1の前側が車両前側であり、フューエルケース組立体1の後側が車両後側であり、フューエルケース組立体1の左側が車両左側であり、フューエルケース組立体1の右側が車両右側である。また、フューエルケース組立体1の上下方向は車両の上下方向である。フューエルケース組立体1が車両左側に設けられているので、フューエルケース組立体1の車両外側は車両左側になり、フューエルケース組立体1の車両内側は車両右側になる。
尚、フューエルケース組立体1の設置場所は、自動車の左側部の後側付近に限られるものではなく、右側であってもよいし、前側であってもよく、設置場所は特に限定されない。また、フューエルケース組立体1の形状は車両に応じて設定されるものであり、図示した形状に限られるものではない。
(フューエルケース組立体1の全体構成)
フューエルケース組立体1は、ハウジング形状のフューエルケース2と、開閉体としてのフューエルリッド3(図1〜図3のみ仮想線で示す)と、リッド支持手段としてのリッド支持アーム4(図3にのみ仮想線で示す)とを主要構成部品として備えている。フューエルケース2は、樹脂材を射出成形してなるものであり、内部に給油口(図示せず)が配置される凹部20を有している。給油口は、車両に搭載されている燃料タンクに接続された給油パイプの先端部に開口しており、図示しない給油キャップによって開閉される。給油キャップも凹部20の内部に配置される。
凹部20は、その一部を図5に示すように、全体として車両内側へ向けて窪み、かつ、車両外側に向けて開口するように形成されており、この凹部20の開口部20aを、図1等に仮想線で示すフューエルリッド3が開閉するようになっている。フューエルリッド3は、開口部20aよりも大きな板状をなしており、樹脂材で構成されている。図3に示すリッド支持アーム4は、フューエルリッド3を回動可能に支持するための部材であり、樹脂材で構成されている。リッド支持アーム4の先端部は、フューエルリッド3の裏面(車両右面)に固定されている。リッド支持アーム4の基端部は、フューエルケース2の前側部分に対して上下方向に延びる支軸41を介して支持されている。
尚、フューエルケース組立体1には、フューエルリッド3を閉状態でロックするロック装置やロック装置を駆動する駆動装置等が設けられているが、これらの図示は省略している。図1及び図2における符号100は、フューエルリッド3を開方向に付勢する付勢装置である。この付勢装置100は従来から周知の構造であることから詳細な説明は省略する。
(フューエルケース2の構成)
図1や図2に示すように、フューエルケース2の凹部20の底部20bには、給油パイプの先端部が挿通するパイプ挿通孔20cが形成されている。パイプ挿通孔20cの周縁部は弾性材S1で構成されていて、この弾性材S1が給油パイプの先端部の外周部に接触している。
フューエルケース2の凹部20の前側には前側へ向けて膨出する前側膨出部21が形成されている。この前側膨出部21も車両外側に開口している。前側膨出部21には、フューエルリッド3が閉状態にあるときにリッド支持アーム4が収容される。また、フューエルケース2の凹部20の後側には後側へ向けて膨出する後側膨出部22が形成されている。この後側膨出部21も車両外側に開口している。前側膨出部21及び後側膨出部22は、凹部20の一部である。
フューエルケース2は、車両のボディパネルP(図5に一部を仮想線で示す)に形成された取付用開口部P1に対して車両外側から内側へ向けて挿入された状態で該ボディパネルPに取り付けられる。ボディパネルPは、車両の外板部材となるものであり、フューエルケース2を構成する樹脂材よりも硬い金属等で構成されている。ボディパネルPの取付用開口部P1の内形状は、フューエルケース2の凹部20の外形状よりも大きな形状とされており、フューエルケース2の凹部20をボディパネルPの取付用開口部P1に挿入した状態で、凹部20の外面は取付用開口部P1の周縁部から径方向内方に離れている。
フューエルケース2における凹部20の開口部20a側の周縁部には、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に対して車両外側から当接するフランジ23が設けられている。フランジ23は、凹部20の開口部20aの全周に亘って形成されている。フランジ23の周縁部は弾性材S2で構成されていて、この弾性材S2がボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に対して車両外側から接触し、フューエルケース2のフランジ23とボディパネルPの車両外面との間をシールするようになっている。
図1や図2等に示すように、フューエルケース2における凹部20の外面には、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に対して車両内側から係合する第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32が該取付用開口部P1の周方向に互いに間隔をあけて設けられている。また、フューエルケース2における凹部20の外面には、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に対して車両内側から係合する第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34が該取付用開口部P1の周方向に互いに間隔をあけて設けられている。さらに、フューエルケース2における凹部20の外面には、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に係合する第1〜第4位置決め用リブ35〜38(第4位置決め用リブ38は図3にのみ示す)が該取付用開口部P1の周方向に互いに間隔をあけて設けられている。
詳しく説明すると、図1に示すように、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32は、フューエルケース2の凹部20の後側において上下方向に間隔をあけて設けられていて、第1メイン係合部31が凹部20の上部、第2メイン係合部32が凹部20の下部に位置している。第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34は、フューエルケース2の凹部20の前側において上下方向に間隔をあけて設けられていて、第1サブ係合部33が凹部20の上部、第2サブ係合部34が凹部20の下部に位置している。
尚、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32と、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34との位置関係は反対であってもよく、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32が凹部20の前側、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34が凹部20の後側であってもよい。第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32の一方のみを設けてもよい。第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34の一方のみを設けてもよい。
第1位置決め用リブ35は、フューエルケース2の凹部20の上部に位置している。第2位置決め用リブ36は、フューエルケース2の凹部20の下部に位置している。第3位置決め用リブ37は、フューエルケース2の凹部20の後部に位置している。第4位置決め用リブ38(図3に示す)は、フューエルケース2の凹部20の前部近傍に位置している。この実施形態では、位置決め用リブを4箇所設けているが、これに限らず、3箇所以下であってもよいし、5箇所以上であってもよい。
(メイン係合部の構成)
第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32は位置が異なるだけであり、同じ構造であることから、第2メイン係合部32について詳細に説明し、第1メイン係合部31については詳細な説明を省略する。
図4、図7、図8に示すように、第2メイン係合部32は、可撓板部32aと、第1爪部32bと、第2爪部32cとを有している。可撓板部32aは、凹部20の外面から径方向に離れて配置されており、凹部20の周方向に延びるとともに、車室内外方向にも延びている。可撓板部32aにおける凹部20の周方向両端部は、支持部32d、32dを介して凹部20の外面に支持されている。可撓板部32aにおける支持部32d、32dの間の部分は、緩やかに湾曲している。可撓板部32aにおける支持部32d、32dの間の部分に対して凹部20の径方向に外力を加えると、当該部分が凹部20の径方向に弾性変形可能となっている。つまり、可撓板部32aは、凹部20の外面に対して該外面との間に隙間R(図5、図7に示す)を設けた状態で支持されており、取付用開口部P1の径方向に弾性変形可能に構成されている。
第1爪部32b及び第2爪部32cは、可撓板部32aに設けられており、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に対して車両内側から当接して係合する。第1爪部32bと第2爪部32cとは、取付用開口部P1の周方向に互いに間隔をあけて設けられていて、取付用開口部P1の径方向外方へ向けて突出して車両内外方向に延びる板状に形成されている。第1爪部32b及び第2爪部32cの車外側の端部が、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に当接する。
図5に示すように、第1爪部32b及び第2爪部32cの車外側の端部と、フランジ23との間は、ボディパネルPの厚さに相当する隙間ができており、第1爪部32b及び第2爪部32cの車外側の端部と、フランジ23とでボディパネルPが挟持される。また、第1爪部32b及び第2爪部32cの可撓板部32aからの突出高さは、車内側へ行くほど低くなるように設定されている。フューエルケース2の凹部20をボディパネルPの取付用開口部P1に挿入する際には、第1爪部32b及び第2爪部32cの縁部にボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部が摺接し、これにより第1爪部32b及び第2爪部32cが径方向内方へ次第に強く押されていくことになる。よって、可撓板部32aが取付用開口部P1の径方向内方へ撓むように弾性変形して第1爪部32b及び第2爪部32cが径方向内方へ変位し、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部が、第1爪部32b及び第2爪部32cの車外側の端部と、フランジ23との間に入ると、可撓板部32aの形状が復元して第1爪部32b及び第2爪部32cが元の位置に戻り、第1爪部32b及び第2爪部32cの車外側の端部が、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に当接して係合する。つまり、フューエルケース2をボディパネルPの取付用開口部P1に取り付ける際には工具等は必要なく、作業者や組付ロボット等がフューエルケース2をボディパネルPの取付用開口部P1に押し込む作業だけで済む。
可撓板部32aにおける第1爪部32bと第2爪部32cとの間には、貫通孔32eが形成されている。貫通孔32eは、可撓板部32aの剛性を低くして可撓板部32aをボディパネルPの取付用開口部P1の径方向に撓ませやすくするためのものである。貫通孔32eは、可撓板部32aの車両内外方向の中間部に位置しており、略矩形状とされている。貫通孔32eの形状は、矩形に限られるものではなく、各種多角形、円形、楕円形等であってもよい。また、貫通孔32eは複数形成されていてもよい。また、貫通孔32eの代わりに、可撓板部32aを撓ませやすくするための薄肉部や溝等を形成してもよい。尚、貫通孔32e、薄肉部、溝等のうち、任意の複数種を形成してもよいし、これら全てを省略してもよい。
図8に示すように、可撓板部32aにおけるフランジ23側の端部には、凹部32gが形成されている。この凹部32gは、詳細は後述するが、可撓板部32aを車外から操作してボディパネルPの取付用開口部P1の径方向に撓ませるための操作部材A(図6及び図8に仮想線で示す)を嵌めるためのものである。凹部32gは、可撓板部32aの車両外側の縁部に形成されており、第1爪部32bと第2爪部32cとの間に位置している。凹部32gの深さは、例えば可撓板部32aの厚さの1/2未満にするのが好ましい。凹部32gは操作部材Aによる操作力を主に受ける部分であることから、可撓板部32aの厚さの1/2以上を残しておくことで、操作部材Aによる操作時に可撓板部32aの破損を抑制することができる。
図4等に示すように、可撓板部32aにはスリット32fが形成されている。スリット32fは、可撓板部32aにおける第1爪部32b及び第2爪部32cが形成された部分をボディパネルPの取付用開口部P1の径方向に撓ませやすくするためのものである。この実施形態では、スリット32fが、第1爪部32b及び第2爪部32cの側方を延びているとともに、可撓板部32aの車両外側を囲むように延びている。これにより、可撓板部32aにおける第1爪部32b及び第2爪部32cが形成された部分と、支持部32d、32dとの間にスリット32fが存在することになる。また、可撓板部32aとフランジ23との間にもスリット32fが存在することになる。
(サブ係合部の構成)
図1に示す第1サブ係合部33は、フューエルケース2の凹部20の外面から径方向外方へ突出して車両内外方向へ延びるリブで構成されている。第1サブ係合部33の車外側の端部と、フランジ23との間は、ボディパネルPの厚さに相当する隙間ができており、第1サブ係合部33の車外側の端部と、フランジ23とでボディパネルPが挟持される。第2サブ係合部34も同様なリブで構成されている。
第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34をボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に係合させる際には、上述した第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32と違い、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34が殆ど変形乃至変位しないものであるため、次のようにして係合させる。
すなわち、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32を係合させる前に、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34の車外側の端部と、フランジ23との隙間に、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部が入るように、フューエルケース2をボディパネルPに対して相対的に移動させていく。そして、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34の車外側の端部と、フランジ23との隙間に、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部が完全に入ると、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34がボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に係合した状態になる。その後、上述したように、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32をボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に係合させる。
(位置決め用リブの構成)
第1位置決め用リブ35は、第1サブ係合部33と同様なリブで構成されているが、凹部20の外面からの突出寸法が第1サブ係合部33の突出寸法よりも短く設定されている。第2〜4位置決め用リブ36〜38も同様なリブで構成されている。第1〜第4位置決め用リブ35〜38の係合力は、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32の係合力、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34の係合力に比べて弱く設定されており、フューエルケース2をボディパネルPに対して組み付ける際に、フューエルケース2を位置決めしておくことができる程度に設定されている。尚、第1〜第4位置決め用リブ35〜38を設けることなくフューエルケース2を位置決めすることができる場合には、第1〜第4位置決め用リブ35〜38を省略することもできる。
(フランジの構成)
フューエルケース2のフランジ23には、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32に対応する部分に、それぞれ、可撓板部32aをボディパネルPの取付用開口部P1の径方向に撓ませるための操作部材Aを挿入可能な挿入孔23a(図5及び図6に示す)が形成されている。操作部材Aは、細長い棒状の部材であればよく、例えばドライバー等の曲がりにくいものが好ましい。
フランジ23における挿入孔23aの形成箇所は、車両内外方向に沿って見たとき、可撓板部32aよりも取付用開口部P1の径方向外方であり、かつ、第1爪部32b及び第2爪部32cの間に位置するようになっている。これにより、操作部材Aをフューエルケース2の車両外側から挿入孔23aに挿入すると、操作部材Aの先端部が可撓板部32aよりも取付用開口部P1の径方向外方、かつ、第1爪部32b及び第2爪部32cの間に位置することになる。
図5に示すように、フランジ23には、挿入孔23aを閉塞するためのシール部材60が着脱自在に設けられている。シール部材60は、例えばゴム等の弾性材で構成することができ、フューエルケース2の車両外側から挿入孔23aに挿入して該挿入孔23aの周縁部に係合するように形成されている。この状態でシール部材60はフランジ23から車両内側へ向けて突出している。シール部材60は、挿入孔23aの周縁部に対して全周に亘って密着している。これにより、雨水や洗車時の水が挿入孔23aから車両内側に浸入しにくくなる。
また、シール部材60の車両外側の端部はフランジ23の車両外面からわずかに突出している。このシール部材60の車両外側の端部を摘まむ等して車両外側へ引っ張ることで、シール部材60を挿入孔23aから引き抜いて、挿入孔23aを開放することができる。
(フューエルケース組立体の取付要領)
フューエルケース組立体1を車両のボディパネルPに取り付ける際には、フューエルケース2を車両のボディパネルPに形成された取付用開口部P1に挿入する。そして、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32をボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に係合させる前に、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34の車外側の端部と、フランジ23との隙間に、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部が入るように、フューエルケース2をボディパネルPに対して相対的に移動させていく。このようにして第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34の車外側の端部と、フランジ23との隙間に、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部を完全に入れることによって第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34をボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に係合させる。
その後、フューエルケース2の後側を車両内側、即ち、ボディパネルPの取付用開口部P1に挿入する方向へ押す。すると、第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32の第1爪部32b及び第2爪部32cの縁部が、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に摺接する。ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部によって第1爪部32b及び第2爪部32cが径方向内方へ次第に強く押されて、可撓板部32aが取付用開口部P1の径方向内方へ撓むように変形して第1爪部32b及び第2爪部32cが径方向内方へ変位し、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部が、第1爪部32b及び第2爪部32cの車外側の端部と、フランジ23との間に入る。これにより、可撓板部32aの形状が復元して第1爪部32b及び第2爪部32cが元の位置に戻り、第1爪部32b及び第2爪部32cの車外側の端部が、ボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に当接して係合する。尚、フランジ23の挿入孔23aにはシール部材60を挿入しておく。
(フューエルケース組立体の取り外し要領)
次に、フューエルケース組立体1を車両のボディパネルPから取り外す要領について説明する。フューエルケース組立体1を車両のボディパネルPから取り外すケースとしては、例えばボディパネルPの修理を行う場合等のようなサービス時を挙げることができる。
始めに、シール部材60の車両外側の端部を引っ張ってシール部材60を挿入孔23aから引き抜き、図6に示すように挿入孔23aを開放する。その後、操作部材Aをフューエルケース2の車両外側から挿入孔23aに挿入する。挿入孔23aに挿入した操作部材Aの先端部は、可撓板部32aよりも取付用開口部P1の径方向外方、かつ、第1爪部32b及び第2爪部32cの間に位置する。そして、操作部材Aの基端側を図6の矢印B方向に押していくと、操作部材Aの中間部が挿入孔23aの周縁部に当たって支点となり、操作部材Aの先端部が矢印B方向とは反対に移動して第2メイン係合部32の凹部32gに嵌まる。操作部材Aの先端部が凹部32gに嵌まることで、操作部材Aの先端部の位置ずれが抑制される。
この状態で操作部材Aの基端側を図6の矢印B方向に更に押していくと、操作部材Aの先端部が第2メイン係合部32の可撓板部32aを取付用開口部P1の径方向内方へ押圧する。これにより、可撓板部32aが取付用開口部P1の径方向内方へ撓むので、第1爪部32b及び第2爪部32cが取付用開口部P1の径方向内方へ変位する。このとき、可撓板部32aには貫通孔32eが設けられていて剛性が低下しているので、可撓板部32aが撓みやすくなる。第1爪部32b及び第2爪部32cがボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部よりも径方向内方まで変位すると、第1爪部32b及び第2爪部32cがボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部に対して非係合状態になる。第1爪部32b及び第2爪部32cを非係合状態にしたまま、フューエルケース2を車両外側へ引っ張ることにより、フューエルケース2がボディパネルPの取付用開口部P1から抜ける。
次いで、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34の車外側の端部と、フランジ23との間からボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部を抜くように、フューエルケース2を動かすことで、第1サブ係合部33及び第2サブ係合部34とボディパネルPの取付用開口部P1の周縁部との係合状態を解除することができる。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、この実施形態に係るフューエルケース組立体1によれば、フューエルケース2の外面に設けた第1メイン係合部31及び第2メイン係合部32が、ボディパネルPの取付用開口部P1の径方向に弾性変形可能な可撓板部32aと爪部32b、32cとを有しており、フューエルケース2のフランジ23における係合部31、32に対応する部分に、可撓板部32aを取付用開口部P1の径方向に撓ませるための操作部材Aの挿入孔23aを形成したので、フューエルケース2をボディパネルPから取り外し易くなり、サービス時の作業性を高めることができるとともに、フューエルケース2の損傷及びボディパネルPの変形を抑制することができる。これにより、フューエルケース2を再利用できる。
また、サービス時以外の通常時には、フランジ23の挿入孔23aをシール部材60によって閉塞しておくことができるので、水等の侵入を抑制できる。一方、サービス時にはシール部材60を容易に取り外すことで挿入孔23aを開放できるので作業性を良好にすることができる。
(実施形態2)
図9及び図10は、本発明の実施形態2に係るフューエルケース組立体1の第2メイン係合部32近傍を示すものである。実施形態2は、メイン係合部の構造が実施形態1のものと異なっており、他の部分は実施形態1と同じであることから、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
第2メイン係合部32の可撓板部32aには、フランジ23の挿入孔23aの軸方向(車両内外方向)に沿って見たとき、該挿入孔23aと重複する部分に操作部材Aが差し込まれる差込孔32iが形成されている。可撓板部32aにおける差込孔32iよりも車両外側部分32hは、可撓板部32aにおける差込孔32iよりも車両内側部分と比較してボディパネルPの取付用開口部P1の径方向内方に位置している。これにより、差込孔32iの開口と、挿入孔23aの開口とが、車両内外方向に沿って見たときに重複するので、操作部材Aをフランジ23の挿入孔23aに真っ直ぐに挿入するだけで操作部材Aの先端部を可撓板部32aの差込孔32iに差し込んで該差込孔32iの周縁部に係合させることができる。
この実施形態2では、フューエルケース組立体1を車両のボディパネルPから取り外す際には、操作部材Aの先端部を可撓板部32aの差込孔32iに係合させた状態で、操作部材Aの基端側を図10に示す矢印Cの方向に動かしていき、これにより、可撓板部32aを取付用開口部P1の径方向内方へ撓ませることができる。可撓板部32aを撓ませたまま、操作部材Aと一緒にフューエルケース2を車両外側へ引っ張ることにより、フューエルケース2がボディパネルPの取付用開口部P1から抜ける。従って、実施形態2の場合、フューエルケース2の引き抜き方向と、操作部材Aへ力を加える方向とが対応する方向になるので、実施形態1の場合に比べてフューエルケース組立体1の取り外し作業が容易になる。
また、実施形態2も実施形態1と同様にフューエルケース2をボディパネルPから取り外し易くなり、サービス時の作業性を高めることができるとともに、フューエルケース2の損傷を抑制してフューエルケース2を再利用することができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係るフューエルケース組立体は、例えば自動車のボディパネルに取り付けて使用することができる。
1 フューエルケース組立体
2 フューエルケース
3 フューエルリッド
20 凹部
23 フランジ
23a 挿入孔
31、32 第1、第2メイン係合部
32a 可撓板部
32b 第1爪部
32c 第2爪部
32g 凹部
32i 差込孔
60 シール部材
A 操作部材
P ボディパネル
P1 取付用開口部

Claims (5)

  1. 給油口が配置される凹部(20)を有するフューエルケース(2)と、上記凹部(20)を開閉するリッド(3)とを備え、上記フューエルケース(2)が車両のボディパネル(P)に形成された取付用開口部(P1)に挿入された状態で取り付けられるフューエルケース組立体(1)であって、
    上記フューエルケース(2)における上記凹部(20)の周縁部には、上記ボディパネル(P)の上記取付用開口部(P1)の周縁部に対して車両外側から当接するフランジ(23)が設けられ、
    上記フューエルケース(2)における上記凹部(20)の外面には、上記ボディパネル(P)の上記取付用開口部(P1)の周縁部に対して車両内側から係合する複数の係合部(31〜36)が該取付用開口部(P1)の周方向に互いに間隔をあけて設けられ、
    上記複数の係合部(31〜36)のうち、少なくとも1つの係合部(32)は、上記フューエルケース(2)における上記凹部(20)の外面に対して該外面との間に隙間を設けた状態で支持され、上記取付用開口部(P1)の径方向に弾性変形可能な可撓板部(32a)と、該可撓板部(32a)に設けられ、上記ボディパネル(P)の上記取付用開口部(P1)の周縁部に対して車両内側から当接して係合する爪部(32b、32c)とを有し、
    上記フランジ(23)には、上記係合部(32)に対応する部分に、上記可撓板部(32a)を上記取付用開口部(P1)の径方向に撓ませるための操作部材(A)を挿入可能な挿入孔(23a)が形成されていることを特徴とするフューエルケース組立体(1)。
  2. 請求項1に記載のフューエルケース組立体(1)において、
    上記フランジ(23)には、上記挿入孔(23a)を閉塞するシール部材(60)が着脱自在に設けられていることを特徴とするフューエルケース組立体(1)。
  3. 請求項1または2に記載のフューエルケース組立体(1)において、
    上記可撓板部(32a)には、上記ボディパネル(P)の上記取付用開口部(P1)の周縁部に対して車両内側から当接して係合する第1爪部(32b)及び第2爪部(32c)が上記取付用開口部(P1)の周方向に互いに間隔をあけて設けられ、
    上記可撓板部(32a)における上記第1爪部(32b)と上記第2爪部(32c)との間には、貫通孔(32e)が形成されていることを特徴とするフューエルケース組立体(1)。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のフューエルケース組立体(1)において、
    上記可撓板部(32a)における上記フランジ(23)側の端部には、上記操作部材(A)が嵌まる凹部(32g)が形成されていることを特徴とするフューエルケース組立体(1)。
  5. 請求項1から3のいずれか1つに記載のフューエルケース組立体(1)において、
    上記可撓板部(32a)には、上記挿入孔(23a)の軸方向に沿って見たとき、該挿入孔(23a)と重複する部分に上記操作部材(A)が差し込まれる差込孔(32i)が形成されていることを特徴とするフューエルケース組立体(1)。
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