JP2018192878A - 車両用走行支援装置および制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の第1外形位置と第2外形位置との認識を支援できる車両用走行支援装置および制御装置を提供する。【解決手段】車両用走行支援装置16は、第1可視光照射装置35と、第2可視光照射装置36とを備えている。第1可視光照射装置は、第1外形位置14aを乗員に示す。第2可視光照射装置は、第2外形位置12aを乗員に示す。第1外形位置は、車両10の第1所定高さ位置P1における車幅方向の最外形位置である。第2外形位置は、車両の第2所定高さ位置P2における車幅方向の最外形位置である。第1外形位置と第2外形位置とは互いに異なる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用走行支援装置および制御装置に関するものである。
車両用走行支援装置として、例えばドアミラーにレーザ発光手段を搭載し、車体外側面の前後方向延長線上の路面にレーザ光を照射し、レーザ光で車体の外側幅を示すものが知られている。この車両用走行支援装置によれば、車両の走行中に、車両前方に照射したレーザ光で、ドアミラーを含めない車両の外形位置を認識できる。よって、車両の路肩への幅寄せや障害物との接触を防ぐことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−109592号公報
ところで、車両は、通常、ドアミラーを含めた車両の第1外形位置と、ドアミラーを含めない車両第2外形位置とを有する。よって、車両の運転中に、車両を路肩の間近まで幅寄せするときや、車両が狭い道路(以下、狭路という)ですれ違うときなどの状況に応じて、第1外形位置を認識する必要があるのか、第2外形位置を認識する必要があるのかは異なる。
一方、特許文献1の車両用走行支援装置は、車両側面の前後方向延長線上の路面にレーザ光を照射してレーザ光で車両の第2外形位置を示すものである。よって、ドアミラーを含めた車両の第1外形位置をレーザ光で認識することはできない。すなわち、ドアミラーを含めた車両の第1外形位置と、ドアミラーを含めない車両の第2外形位置とを、レーザ光に基づいて臨機応変に認識できない。このため、路肩間近(ギリギリ)の幅寄せや、狭路のすれ違いなどの際に、レーザ光に頼ることができない。すなわち、レーザ光に頼らないで、第1外形位置や第2外形位置を認識しながら車両を走行する必要がある。
そこで、この発明は、車両の第1外形位置と第2外形位置との認識を支援できる車両用走行支援装置および制御装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明の車両用走行支援装置は、車両(例えば、実施形態の車両10)の第1所定高さ位置(例えば、実施形態の第1所定高さ位置P1)における車幅方向に対する前記車両の一方側の最外形位置である第1外形位置(例えば、実施形態の第1外形位置14a)を乗員(例えば、実施形態の乗員42)に示す第1手段(例えば、実施形態の第1可視光照射装置35)と、前記車両の前記第1所定高さ位置と異なる第2所定高さ位置(例えば、実施形態の第2所定高さ位置P2)における車幅方向に対する前記車両の前記一方側の最外形位置である第2外形位置(例えば、実施形態の第2外形位置12a)を前記乗員に示す第2手段(例えば、実施形態の第2可視光照射装置36)と、を備え、前記第1手段と前記第2手段が示す車幅方向に対する最外形位置は互いに異なることを特徴とする。
このように、車両は、第1外形位置と第2外形位置とを備える。第1外形位置は、第1所定高さ位置における車両の一方側の最外形位置である。第2外形位置は、第2所定高さ位置における車両の一方側の最外形位置である。第1外形位置と第2外形位置とは、車幅方向において互いに異なる。また、第1外形位置を第1手段で乗員に示し、第2外形位置を第2手段で乗員に示すようにした。
よって、第1手段と第2手段との2つの手段の支援により、車両の第1外形位置と第2外形位置とを乗員が認識できる。例えば、第1外形位置をドアミラーの最外形位置、第2外形位置を車体(ボディ)の最外形位置とする。この場合、ドアミラーの最外形位置と車体の最外形位置とを、第1手段と前記第2手段とで乗員が認識できる。
ここで、例えば、第1外形位置が第2外形位置より車幅方向外側に突出している車両の場合、障害物として第1外形位置に影響を与えるものが考えられる。この障害物の場合には、第1外形位置を第1手段で認識して、認識した第1外形位置を基準として車両を幅寄せすることが可能になる。
一方、障害物として第2外形位置にのみ影響を与えるものが考えられる。この障害物の場合には、第2外形位置を第2手段で認識して、認識した第2外形位置を基準として最大限まで車両を幅寄せすることが可能になる。
このように、第1手段と第2手段との2つの手段を備えることにより、車両の状況に応じて、第1外形位置や第2外形位置を臨機応変に選択して認識できる。これにより、車両が遭遇する外部環境に応じて、車両を最適な状態に保つことができる。
請求項2に記載した発明は、前記第1手段と前記第2手段とは、同時に実行されることを特徴とする。
このように、第1手段および第2手段を同時に実行することにより、第1手段と第2手段との2つの手段を用いて(すなわち、2つの手段の支援により)、第1外形位置と第2外形位置とを乗員が確実に認識できる。これにより、車両が遭遇する外部環境に応じて、車両を最適な状態に保つことができる。
請求項3に記載した発明は、前記第1手段は、前記第1外形位置を示すために前記車両の外部(例えば、実施形態の車両の外部37)に可視光(例えば、実施形態の第1レーザ光38)を照射する第1可視光照射装置(例えば、実施形態の第1可視光照射装置35)であり、前記第2手段は、前記第2外形位置を示すために前記車両の外部に可視光(例えば、実施形態の第2レーザ光45)を照射する第2可視光照射装置(例えば、実施形態の第2可視光照射装置36)であることを特徴とする。
このように、車両の外部に可視光を照射することにより、乗員の視野内において、外部の障害物や、障害物の近傍に可視光を直接照射できる。よって、乗員は車両を運転しながら、車両が障害物に接触する可能性があるかどうか判断し易い。
請求項4に記載した発明は、前記第1可視光照射装置の光軸(例えば、実施形態の第1可視光照射装置の光軸38a)と前記第2可視光照射装置の光軸(例えば、実施形態の第2可視光照射装置の光軸45a)とは互いに向きが異なり、前記第1可視光照射装置の光軸と前記第2可視光照射装置の光軸の少なくとも一方が、前記車両の前後方向に沿う直線(例えば、実施形態の第2直線47)に対して下方に傾斜することを特徴とする。
このように、第1可視光照射装置の光軸と第2可視光照射装置の光軸との向きを変えることにより、それぞれの可視光の照射位置を変えることができる。よって、例えば、近い位置に照射された指標により現在の車両位置を認識でき、遠い距離に照射された指標により将来の車両位置を認識できる。これにより、乗員は、現在の車両位置と、将来の車両位置との両方の位置関係を把握できるので車両を運転し易くできる。
請求項5に記載した発明は、前記第2外形位置が前記第1外形位置より車幅方向において内側に位置し、前記第2所定高さ位置が前記第1所定高さ位置より上下方向において下方に位置し、前記第2可視光照射装置の光軸は、前記車両の前後方向に沿う直線に対して下方に傾斜され、前記第1可視光照射装置の光軸は、前記車両の前後方向に沿うように設定されることを特徴とする。
このように、第2外形位置を第1外形位置より車幅方向内側に配置した。第2所定高さ位置を第1所定高さ位置より下方に配置した。また、第2可視光照射装置の光軸を下方に傾斜させた。よって、第2外形位置を示す可視光を路面に照射できる。これにより、乗員は、可視光を眼で見て車両の車幅間隔を認識でき、車両の走行位置を常に把握できる。
一方、第1可視光照射装置の光軸を車両の前後方向に沿うように設定した。よって、第1外形位置を示す可視光が障害物に映らない状態において、障害物は第1外形位置の障害とならない。これにより、第2外形位置を基準として障害物の間近まで最大限に車両を幅寄せできる。
請求項6に記載した発明は、前記第1所定高さ位置は、前記車両のドアミラー(例えば、実施形態のドアミラー14)の高さ位置であり、前記第2所定高さ位置は、前記ドアミラーより下方の高さ位置であることを特徴とする。
このように、第1所定高さ位置をドアミラーの高さ位置とし、第2所定高さ位置をドアミラーより下方の高さ位置とした。これにより、ドアミラーよりも低い障害物(例えば、道路のガードレールや道路の側溝)に対して、第2外形位置を基準として障害物の間近まで最大限に車両を幅寄せできる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載した発明の制御装置は、車両(例えば、実施形態の車両10)が走行しているか否かを判定する走行判定手段(例えば、実施形態の走行判定手段61)と、前記走行判定手段により、前記車両が走行していると判定された時にのみ、車両用走行支援装置に備えた第1手段(例えば、実施形態の第1可視光照射装置35)および第2手段(例えば、実施形態の第2可視光照射装置36)の少なくとも一方を実行する制御手段(例えば、実施形態の制御手段62)と、を備えること特徴とする。
このように、走行判定手段で車両が走行していると判定された時にのみ、制御手段で第1手段および第2手段の少なくとも一方を実行するようにした。これにより、乗員が必要とするタイミング(すなわち、車両の走行中)に第1手段と第2手段とを実行することにより、無駄な電力消費を削減できる。
この発明によれば、第1外形位置を第1手段で乗員に示し、第2外形位置を第2手段で乗員に示すようにした。これにより、第1手段と第2手段との2つの手段の支援により、第1外形位置と第2外形位置とを乗員が認識できる。
本発明の一実施形態における車両用走行支援装置および制御装置を備えた車両を示す側面図である。 本発明の一実施形態における車両用走行支援装置および制御装置を備えた車両を示す平面図である。 本発明の一実施形態における車両用走行支援装置および制御装置を備えた車両を示す正面図である。 本発明の一実施形態における車両用走行支援装置および制御装置を備えた車両を運転席から見た状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における車両用走行支援装置および制御装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における車両用走行支援装置の制御装置で第1レーザ光および第2レーザ光を照射する例を説明するフローチャートである。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を指すものとする。
なお、車両10は、略左右対称な部材で構成されているので、以下、左側の各構成部材について説明して右側の各構成部材の説明を省略する。
図1、図2に示すように、車両10は、車体(ボディ)12と、左ドアミラー14と、車両用走行支援装置16と、車両用走行支援装置16の制御装置18と、左前輪21と、左後輪22とを備える。
以下、左ドアミラー14を「ドアミラー14」と略記する。左前輪21を「前輪21」と略記する。左後輪22を「後輪22」と略記する。
車体12の前下部に前輪21が支持されている。車体12の後下部に後輪22が支持されている。
車体12は、前開口部24を開閉可能な前サイドドア25と、後開口部26を開閉可能な後サイドドア27とを備えている。前開口部24は、乗員の乗降や、荷物の出し入れに利用される。後開口部26は、乗員の乗降や、荷物の出し入れに利用される。
前サイドドア25の前部25aにはドアミラー14が取り付けられている。
図3、図4に示すように、ドアミラー14は、第1外形位置14aを有する。第1外形位置14aは、車両10の第1所定高さ位置P1における車幅方向に対する車両の一方側の最外形位置である。第1所定高さ位置P1は、例えば、道路31からの高さ寸法がH1に設定されている。第1所定高さ位置P1は、ドアミラー14の高さ位置を示し、乗員42の眼より下方に位置する。
第1外形位置14aは、車幅方向の中心33から車幅方向の幅寸法がW1に設定されている。第1外形位置14aは、ドアミラー14の最外側の部位を示す。
車体12は、第2外形位置12aを有する。第2外形位置12aは、車両10の第2所定高さ位置P2における車幅方向に対する車両の一方側の最外形位置である。また、第2外形位置12aは、前輪21および後輪22より車幅方向外側に位置する。第2所定高さ位置P2は、ドアミラー14より下方の高さ位置を示し、乗員42の眼より下方に位置する。
第2所定高さ位置P2は、例えば、道路31からの高さ寸法がH2に設定されている。第2所定高さ位置P2は、第1所定高さ位置P1と高さが異なる位置に位置する。
例えば、第2所定高さ位置P2の高さ寸法H2は、第1所定高さ位置P1の高さ寸法H1より小さい。すなわち、第2所定高さ位置P2は、第1所定高さ位置P1より上下方向において下方に位置している。また、第2所定高さ位置P2は、上下方向において、前輪21、後輪22の上方に位置している。
このように、第2所定高さ位置P2は、前輪21、後輪22の上方で、かつ、ドアミラー14の下方に位置する。
第2外形位置12aは、車幅方向の中心33から車幅方向の幅寸法がW2に設定されている。第2外形位置12aの幅寸法がW2は、第1外形位置14aの幅寸法W1より小さく設定されている。換言すれば、第2外形位置12aは、第1外形位置14aより車幅方向において内側(車幅方向の中心33側)に位置している。
車両用走行支援装置16は、ドアミラー14に設けられている。車両用走行支援装置16は、第1可視光照射装置35と、第2可視光照射装置36とを備えている。第1可視光照射装置35は、例えばドアミラー14の最外側部(すなわち、第1外形位置14a)に設けられ、車両10の外部37前方に第1レーザ光38を照射するように構成されている。
第1可視光照射装置35は、例えば、レーザ出力部から出力された第1レーザ光38が集光レンズで集光され、集光された第1レーザ光38が照射される。
図1、図2、図4に示すように、第1レーザ光38の光軸38aは、第1可視光照射装置35から車両10の前後方向に延びる第1直線46に沿うように設定されている。詳しくは、第1レーザ光38の光軸38aは、上下方向において第1直線46に沿うように水平に設定され、車幅方向において第1直線46に沿うように設定されている。
よって、第1レーザ光38は、車幅方向において第1外形位置14aを示している。第1レーザ光38は、車両10の外部37前方に照射されている。これにより、運転中の乗員42は、第1レーザ光38を眼で容易に見ることができ、目視した第1レーザ光38により第1外形位置14aを容易に認識できる。
このように、車両10は、例えば、車体12の最外形位置(すなわち、第2外形位置12a)より車幅方向に対して外側に位置するドアミラー14が備えられている。この場合、ドアミラー14の最外形位置(すなわち、第1外形位置14a)を第1可視光照射装置35で示すことでドアミラー14を含めた車両10の車幅を認識できる。これにより、障害物とドアミラー14との接触を防止することができる。
第2可視光照射装置36は、例えばドアミラー14のうち、車幅方向において第2外形位置12a(図3参照)に相当する部位に設けられている。すなわち、第2可視光照射装置36は、第1可視光照射装置35より車幅方向内側に設けられている。
第2可視光照射装置36は、車両10の外部37前方に第2レーザ光45を照射するように構成されている。
第2可視光照射装置36は、例えば、レーザ出力部から出力された第2レーザ光45が集光レンズで集光され、集光された第2レーザ光45が、ポリゴンミラーで反射される。ポリゴンミラーは一定の速度で回転されている。ポリゴンミラーで反射された第2レーザ光45が照射される。
第2レーザ光45の光軸45aは、第1レーザ光38の光軸38aと照射方向の向きが互いに異なるように設定されている。具体的には、第2レーザ光45の光軸45aは、上下方向において、第2可視光照射装置36から車両10の前後方向に延びる第2直線47に対して下方に傾斜角θ1だけ傾斜されている。また、第2レーザ光45の光軸45aは、車幅方向において第2直線47に沿うように設定されている。
第2レーザ光45の光軸45aが車幅方向において第2直線47に沿うように設定されることにより、第2レーザ光45は、車幅方向において第2外形位置12aを示している。
また、第2レーザ光45は、車両10の外部37前方に照射されている。さらに、第2レーザ光45の光軸45aが第2直線47に対して下向きに傾斜角θ1だけ傾斜されている。よって、ポリゴンミラーで反射された第2レーザ光45が道路31に所定の長さ寸法L1で直線状に表示される。これにより、乗員42は第2レーザ光45を眼で容易に確認できる。すなわち、運転中の乗員42は、第2レーザ光45を眼で容易に見ることができ、目視した第2レーザ光45により第2外形位置12aを容易に認識できる。
このように、車体12の最外形位置(すなわち、第2外形位置12a)を第2レーザ光45で示すことにより、ドアミラー14を含めない車両10の車幅を認識できる。これにより、車体12とガードレール51などの障害物との接触を回避することができる。また、道路31の側溝などに前輪21や後輪22が落ちることを未然に防ぐことができる。
ここで、第1レーザ光38が示す車幅方向に対する最外形位置(第1外形位置14a)と、第2レーザ光45が示す車幅方向に対する最外形位置(第2外形位置12a)とは、互いに異なる。また、第1可視光照射装置35と第2可視光照射装置36とは、同時に実行(作動)される。
よって、第1可視光照射装置35および第2可視光照射装置36から、第1レーザ光38および第2レーザ光45がそれぞれ同時に照射される。これにより、運転中の乗員42は、第1レーザ光38と第2レーザ光45とを同時に眼で見ることができ、互いに異なる第1外形位置14aおよび第2外形位置12aの両位置を容易に認識できる。
このように、車両10は、図3、図4に示すように、第1外形位置14aと第2外形位置12aとを備えている。第1外形位置14aは、第1所定高さ位置P1における車両10の一方側の最外形位置である。第2外形位置12aは、第2所定高さ位置P2における車両の一方側の最外形位置である。第1外形位置14aと第2外形位置12aとは、車幅方向において互いに異なる。また、第1外形位置14aを第1レーザ光38で乗員42に示し、第2外形位置12aを第2レーザ光45で乗員42に示すようにした。
よって、第1可視光照射装置35と第2可視光照射装置36との2つの可視光照射装置35,36を用いて(すなわち、2つの可視光照射装置35,36の支援により)、第1外形位置14aと第2外形位置12aとを乗員42が認識できる。
さらに、第1可視光照射装置35の光軸38aと第2可視光照射装置36の光軸45aとの向きを変えることにより、第1レーザ光38や第2レーザ光45の照射位置を変えることができる。よって、例えば、近い位置に照射された指標により現在の車両10位置を認識でき、遠い距離に照射された指標により将来の車両10位置を認識できる。これにより、乗員42は、現在の車両10位置と、将来の車両10位置との両方の位置関係を把握できるので車両10を運転し易くできる。
また、車両10の外部37前方に第1レーザ光38や、第2レーザ光45を照射することにより、乗員42の視野内において、外部37の障害物や障害物の近傍にレーザ光38,45を直接の照射できる。これにより、乗員42は車両10を運転しながら、車両10が障害物に接触する可能性があるかどうか判断し易い。
また、第2外形位置12aは第1外形位置14aより車幅方向内側に配置されている。さらに、第2所定高さ位置P2が第1所定高さ位置P1より下方に配置されている。加えて、第2レーザ光45の光軸45aを下方に傾斜させた。よって、第2外形位置12aを示す第2レーザ光45を道路31に直線状に照射できる。これにより、乗員42は、第2レーザ光45を眼で見て車両10の車幅間隔を認識でき、車両10の走行位置を常に把握できる。
一方、第1レーザ光38の光軸38aを車両10の前後方向に沿うように設定した。よって、第1外形位置14aを示す第1レーザ光38が障害物に映らない状態において、障害物は第1外形位置14aの障害とならない。これにより、第2外形位置12aを基準として障害物の間近まで最大限に車両10を幅寄せできる。
このように、実施形態の車両用走行支援装置16によれば、一例として、車両10は、第1外形位置14aが第2外形位置12aより車幅方向外側に突出されている。この車両10の場合、第1外形位置14aに影響を与える障害物が考えられる。この障害物の場合には、乗員42は、第1外形位置14aを第1レーザ光38で認識して、認識した第1外形位置14aを基準として車両10を幅寄せすることが可能になる。
一方、障害物として第2外形位置12aにのみ影響を与えるガードレール51などが考えられる。ガードレール51の高さ寸法H3は、第1外形位置14aの高さ寸法H1より小さく、第2外形位置12aの高さ寸法H2より大きい。すなわち、ガードレール51はドアミラー14よりも低い。
よって、障害物がガードレール51の場合には、第2外形位置12aを第2レーザ光45で認識して、認識した第2外形位置12aを基準として最大限まで車両10を幅寄せすることが可能になる。この場合、ドアミラー14は、ガードレール51に干渉することなく、ガードレール51の上方に位置する。
また、その他の例として、ドアミラー14よりも低い障害物として、道路31の側溝などが挙げられる。道路31の側溝の場合にも、第2外形位置12aを基準として側溝の間近まで最大限に車両10を幅寄せできる。
なお、前輪21および後輪22は、第2外形位置12aは、前輪21および後輪22より車幅方向内側に位置している。
このように、第1可視光照射装置35と第2可視光照射装置36とを同時に実行することにより、ドアミラー14には接触しないが車体12には接触してしまう障害物(例えば、ガードレール51)に対して障害物の近くまで車両10を幅寄せできる。具体的には、ガードレール51のある道路31で停車する際、運転に不慣れな人でも容易に幅寄せをして停車することができる。
その他の例として、車両10が交通量の多い場所で停車する場合や、車両10が狭路ですれ違う場合などにおいても、第1可視光照射装置35と第2可視光照射装置36とは有効である。
以上説明したように、第1可視光照射装置35と第2可視光照射装置36との2つの可視光照射装置35,36を備えることにより、車両10が遭遇する外部状況に応じて、第1外形位置14aや第2外形位置12aを臨機応変に選択して認識できる。これにより、車両10が遭遇する外部環境に応じて、車両10を最適な状態に保つことができる。
図5に示すように、車両用走行支援装置16の制御装置18は、走行判定手段61と、制御手段62とを備えている。走行判定手段61は、車両10が走行しているか否かを判定する機能を備えている。走行判定手段61は、車両10が走行していると判定された場合、走行判定信号を制御手段62に伝える。
制御手段62は、走行判定手段61から伝えられた判定信号に基づいて第1可視光照射装置35および第2可視光照射装置36に作動信号を伝える。
第1可視光照射装置35は、制御手段62から伝えられた作動信号に基づいて第1レーザ光38を照射する。第2可視光照射装置36は、制御手段62から伝えられた作動信号に基づいて第2レーザ光45を照射する。
つぎに、車両用走行支援装置16の制御装置18で第1可視光照射装置35および第2可視光照射装置36から第1レーザ光38および第2レーザ光45を照射する例を図6のフローチャートで説明する。
ステップ01において、車両10が走行しているか否かを走行判定手段61で判定する。車両10が走行していないと判定した場合、ステップ01において、車両10が走行しているか否かの判定を走行判定手段61で繰り返し判定する。
一方、車両10が走行していると走行判定手段61が判定した場合、ステップ02において、走行判定信号が制御手段62に伝えられる。
走行判定信号が制御手段62に伝えられることにより、制御手段62から第1可視光照射装置35および第2可視光照射装置36に作動信号が伝える。
第1可視光照射装置35は、制御手段62から伝えられた作動信号に基づいて第1レーザ光38を照射する。第2可視光照射装置36は、制御手段62から伝えられた作動信号に基づいて第2レーザ光45を照射する。
このように、走行判定手段61で車両が走行していると判定された時にのみ、制御手段62で第1可視光照射装置35および第2可視光照射装置36を実行するようにした。これにより、乗員42が必要とするタイミング(すなわち、車両の走行中)に第1可視光照射装置35と第2可視光照射装置36とを実行することにより、無駄な電力消費を削減できる。
また、第1可視光照射装置35および第2可視光照射装置36から第1レーザ光38および第2レーザ光45を同時に照射することにより、第1外形位置14aと第2外形位置12aとを乗員42が確実に認識できる。これにより、車両10が遭遇する外部環境に応じて、車両10を最適な状態に保つことができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、第1手段として第1可視光照射装置35を例示し、第2手段として第2可視光照射装置36を例示したが、これに限らない。その他の例として、モニター、カーナビゲーション(カーナビ)、ヘッドアップディスプレイなどに第1外形位置14aや第2外形位置12aを表示することも可能である。
この場合においても、実施形態と同様に、車両10が遭遇する外部状況に応じて、第1外形位置14aや第2外形位置12aを臨機応変に選択して認識できる。これにより、車両10が遭遇する外部環境に応じて、車両10を最適な状態に保つことができる。
また、前記実施形態では、走行判定手段61により車両10が走行していると判定された場合に、第1可視光照射装置35および第2可視光照射装置36から第1レーザ光38および第2レーザ光45を同時に照射する例について説明したが、これに限らない。その他の例として、走行判定手段61により車両10が走行していると判定された場合に、第1可視光照射装置35および第2可視光照射装置36から第1レーザ光38および第2レーザ光45の少なくとも一方を照射するように構成することも可能である。
さらに、前記実施形態では、可視光としてとして第1レーザ光38および第2レーザ光45を例示したが、これに限らない。その他の例として、レーザ光と同様の指向性や収束性を備えた可視光を用いることも可能である。
また、前記実施形態では、第1レーザ光38および第2レーザ光45を同時に照射する例について説明したが、これに限らない。その他の例として、第1レーザ光38および第2レーザ光45を交互に照射することも可能である。
さらに、前記実施形態では、第1レーザ光38の光軸38aを水平に設定し、第2レーザ光45の光軸45aを下向きに傾斜させた例について説明したが、これに限らない。第1レーザ光38の光軸38aや第2レーザ光45の光軸45aの照射方向の向きは適宜選択が可能である。例えば、第1レーザ光38の光軸38aを下向きに傾斜させ、第2レーザ光45の光軸45aを水平に設定することも可能である。
また、前記実施形態では、第1外形位置14aをドアミラー14の車幅方向において最外形位置とする例について説明したが、これに限定しない。その他の例として、例えば第1外形位置14aをドアミラー14の上端側の最外形位置に設定してもよい。これにより、ミラー上部と接触する可能性のある障害物を回避できる。
さらに、前記実施形態では、車両10の最外形位置を第1外形位置14aとして、第1外形位置14aを示すように可視光を照射する例について説明したが、これに限定しない。その他の例として、例えばドアミラー14の輪郭(すなわち、ドアミラー14の外形)を示すように可視光を照射してもよい。ドアミラー14の輪郭を認識することにより、障害物を一層容易に回避できる。
また、前記実施形態では、第1外形位置14aをドアミラー14の最外形位置とし、第2外形位置12aを車体12の最外形位置とした車両10に本発明を適用する例について説明したが、これに限らない。その他の例として、第1外形位置、第2外形位置の両方を車体12の最外形位置とする車両に本発明を適用させることも可能である。
10……車両
12……車体
12a…第2外形位置
14……左ドアミラー(ドアミラー)
14a…第1外形位置
16……車両用走行支援装置
18……制御装置
35……第1可視光照射装置(第1手段)
36……第2可視光照射装置(第2手段)
37……車両の外部
38……第1レーザ光(可視光)
38a…第1レーザ光の光軸
42……乗員
45……第2レーザ光(可視光)
45a…第2レーザ光の光軸
47……第2直線(車両の前後方向に沿う直線)
61……走行判定手段
62……制御手段
P1……第1所定高さ位置
P2……第2所定高さ位置

Claims (7)

  1. 車両の第1所定高さ位置における車幅方向に対する前記車両の一方側の最外形位置である第1外形位置を乗員に示す第1手段と、
    前記車両の前記第1所定高さ位置と異なる第2所定高さ位置における車幅方向に対する前記車両の前記一方側の最外形位置である第2外形位置を前記乗員に示す第2手段と、を備え、
    前記第1手段と前記第2手段が示す車幅方向に対する最外形位置は互いに異なることを特徴とする車両用走行支援装置。
  2. 前記第1手段と前記第2手段とは、同時に実行されることを特徴とする請求項1に記載の車両用走行支援装置。
  3. 前記第1手段は、
    前記第1外形位置を示すために前記車両の外部に可視光を照射する第1可視光照射装置であり、
    前記第2手段は、
    前記第2外形位置を示すために前記車両の外部に可視光を照射する第2可視光照射装置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用走行支援装置。
  4. 前記第1可視光照射装置の光軸と前記第2可視光照射装置の光軸とは互いに向きが異なり、
    前記第1可視光照射装置の光軸と前記第2可視光照射装置の光軸の少なくとも一方が、前記車両の前後方向に沿う直線に対して下方に傾斜することを特徴とする請求項3に記載の車両用走行支援装置。
  5. 前記第2外形位置が前記第1外形位置より車幅方向において内側に位置し、
    前記第2所定高さ位置が前記第1所定高さ位置より上下方向において下方に位置し、
    前記第2可視光照射装置の光軸は、前記車両の前後方向に沿う直線に対して下方に傾斜され、
    前記第1可視光照射装置の光軸は、前記車両の前後方向に沿うように設定されることを特徴とする請求項4に記載の車両用走行支援装置。
  6. 前記第1所定高さ位置は、前記車両のドアミラーの高さ位置であり、
    前記第2所定高さ位置は、前記ドアミラーより下方の高さ位置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用走行支援装置。
  7. 車両が走行しているか否かを判定する走行判定手段と、
    前記走行判定手段により、前記車両が走行していると判定された時にのみ、車両用走行支援装置に備えた第1手段および第2手段の少なくとも一方を実行する制御手段と、
    を備えること特徴とする請求項1に記載の車両用走行支援装置の制御装置。
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