JPH06930U - 車幅確認灯 - Google Patents
車幅確認灯Info
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- JPH06930U JPH06930U JP4077292U JP4077292U JPH06930U JP H06930 U JPH06930 U JP H06930U JP 4077292 U JP4077292 U JP 4077292U JP 4077292 U JP4077292 U JP 4077292U JP H06930 U JPH06930 U JP H06930U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭い道92での壁93やその他の障害物との
接触事故、狭い道92での脱輪事故等を未然防ぐことが
できることを目的とする。 【構成】 光源バルブ7の前方に、その光源バルブ7か
ら出射した光をほぼ平行光として前方にしかもその平行
光が自動車50の側面55の延長線で少なくとも外側に
照射されるように投射するレンズ9を、配設する。この
結果、自動車50の幅とその自動車50が通過する道9
2の幅との相対位置関係を、平行光の照射光91によ
り、正確に判断確認することができる。従って、狭い道
92での壁93やその他の障害物との接触事故、狭い道
92での脱輪事故等を未然防ぐことができる。
接触事故、狭い道92での脱輪事故等を未然防ぐことが
できることを目的とする。 【構成】 光源バルブ7の前方に、その光源バルブ7か
ら出射した光をほぼ平行光として前方にしかもその平行
光が自動車50の側面55の延長線で少なくとも外側に
照射されるように投射するレンズ9を、配設する。この
結果、自動車50の幅とその自動車50が通過する道9
2の幅との相対位置関係を、平行光の照射光91によ
り、正確に判断確認することができる。従って、狭い道
92での壁93やその他の障害物との接触事故、狭い道
92での脱輪事故等を未然防ぐことができる。
Description
【0001】
本考案は、自動車の幅とその自動車が通過する道の幅との相対位置関係を判断 確認する車幅確認灯に係り、特に平行光の照射光により、上述の判断確認を正確 に行なうことができ、その結果例えば狭い道での壁やその他の障害物との接触事 故、又は狭い道での脱輪事故等を未然防ぐことができる車幅確認灯に関するもの である。
【0002】
従来、自動車の車幅を確認するための車幅確認灯としては、フェンダーマーカ ーランプが知られている。以下、このフェンダーマーカーランプを図6乃至図8 を参照して説明する。 図において、1はハウジングで、このハウジング1は側壁部10の上部に上面 が平面のベース部11を一体に設け、そのベース部11の中央に光源固定部12 を設け、かつそのベース部11の周縁の上面に取付段部13を一体に設ける。こ のハウジング1の一側壁部10と前記ベース部11との角部に係合部14を設け 、一方前記ハウジング1の他側壁部10に弾性係合爪15を一体に設ける。 2はレンズで、このレンズ2は下面が平面をなしかつ中実状をなすもので、そ の下面から中空部20を約45°の傾斜角度で設ける。このレンズ2の中空部2 0の前記下面と対向する面を反射面21とする。このレンズ2の下面を前記ハウ ジング1のベース部11の上面に載置し、そのハウジング1の取付段部13とレ ンズ2の周縁部とを超音波溶着などにより固定する。または、このハウジング1 とレンズ2とを着脱可能に取り付けても良い。 3は光源としてのLEDで、このLED3を前記ハウジング1の光源固定部1 2に超音波溶着や接着などにより固定すると共に、このLED3を前記レンズ2 の反射面21に対向させる。そして、図面では省略したが、このLED3をホル ダやソケットなどを介して電源に接続する。 4はパッキングで、このパッキング4は中央に開口部を有する平板形状をなし 、このパッキング4の周縁部の上面に小凸部40を一体に突設する。このパッキ ング4の開口部中に前記ハウジング1の側壁部10を挿入して、そのハウジング 1のベース部11の下面に前記パッキング4の上面を密着させると共に、このパ ッキング4の小凸部40を前記ハウジング1のベース部11の周縁部に外嵌する 。 5は車体で、この例では図7に示すように、自動車50の前端部のフェンダで 、このフェンダ5の左側端部と右側端部とに取付穴51をそれぞれ設ける。なお 、図8中、符号52はドアミラーを示す。 前記ハウジング1の側壁部10を前記フェンダ5の取付穴51に挿入させて、 そのハウジング1の係合部14を前記フェンダ5の取付穴51の一側に係合させ ると共に、そのハウジング1の弾性係合爪15を前記フェンダ5の取付穴51の 他側に弾性係合させて、マーカーランプMLをフェンダ5に取り付ける。 前記LED3を点灯すると、そのLED3からの光がレンズ2の下面からレン ズ2中に入射してそのレンズ2中を直進し、そのレンズ2の反射面21で全反射 する。その反射光は、レンズ2中を直進してそのレンズ2から運転者53側に、 幅dの光束の出射光22として出射される。この結果、自動車50の前端部のフ ェンダ5の左側端部の位置や右側端部の位置を、マーカーランプMLで光表示す ることとなり、運転者53の車幅測定の目安となる。
【0003】
ところが、上述の従来のフェンダーマーカーランプは、自動車50の前端部の フェンダ5の左側端部の位置や右側端部の位置をただ単に光表示して、自動車5 0の車幅のみを確認するものである。このために、自動車50の幅とその自動車 50が通過する道の幅との相対位置関係を、正確に判断確認することができず、 その結果例えば狭い道での壁やその他の障害物との接触事故、又は狭い道での脱 輪事故等を未然防ぐことが困難である等の問題がある。
【0004】 本考案の目的は、自動車の幅とその自動車が通過する道の幅との相対位置関係 を、平行光の照射光により、正確に判断確認することができ、その結果例えば狭 い道での壁やその他の障害物との接触事故、又は狭い道での脱輪事故等を未然防 ぐことができる車幅確認灯を提供することにある。
【0005】
本考案は、上記の問題を解決するために、光源バルブの前方に、その光源バル ブから出射した光をほぼ平行光として前方にしかもその平行光が自動車の側面の 延長線で少なくとも外側に照射されるように投射するレンズを、配設したことを 特徴とする。
【0006】
本考案は、上記の構成により、光源バルブを点灯すると、レンズから平行光の 照射光が投射される。その平行光の照射光は自動車の側面の延長線で少なくとも 外側に照射されるので、この平行光の照射光より外側に位置するものは自動車の 側面より外側に位置するものとなる。このように、自動車の幅とその自動車が通 過する道の幅との相対位置関係を、平行光の照射光により、正確に判断確認する ことができる。その結果、例えば狭い道での壁やその他の障害物との接触事故、 又は狭い道での脱輪事故等を未然防ぐことができる。
【0007】
以下、本考案に係る車幅確認灯の一実施例を図1乃至図5を参照して説明する 。図中、図6乃至図8と同符号は同一のものを示す。この例は、自動車の左側( 運転席から前方に向って左側)に搭載する車幅確認灯について説明する。 図において、6はハウジングである。このハウジング6は、中空形状の直方体 形状をなし、前面側に長方形の開口部60を設けると共に、後面側の中央に円形 の透孔61を設ける。 図において、7は光源バルブである。この光源バルブ7は、例えばハロゲンバ ルブであって、フィラメント(図示せず)を封入したガラス管球71と、そのガ ラス管球71の後部に設けた口金部72とからなる。この光源バルブ7の口金部 72をソケット若しくはホルダ73に着脱可能に取り付ける。この光源バルブ7 のガラス管球71を前記ハウジング6の透孔61からハウジング6内に挿入する と共に、その光源バルブ7のソケット73をハウジング6の透孔61の縁に着脱 可能に取り付ける。 図において、9はレンズである。このレンズ9は、前記ハウジング6の前面開 口部60に取り付けて、前記光源バルブ7の前方に配設する。このレンズ9は、 シリンドリカルプリズム等からなり、前記光源バルブ7から出射された光を、調 光して前方(図1中上方)に上下に細長い帯状の平行光に変換して、平行光の照 射光91として投射するものである。 かかる本考案の車幅確認灯を自動車50の前方側のバンパー54の左右両端に 、上述の平行光の照射光91が自動車50の側面55の延長線で少なくとも外側 に照射されるように、搭載する。
【0008】 この実施例における本考案の車幅確認灯は、以上の如き構成からなり、以下そ の操作作動について説明する。 まず、例えば狭い道92を通過する際等において、光源バルブ7を点灯する。 すると、その光源バルブ7から出射した光がレンズ9を経て上下に細長い帯状の 平行光の照射光91として前方に投射される。その平行光の照射光91は自動車 50の側面55の延長線で少なくとも外側に照射される。すなわち、平行光の照 射光91より外側に位置するものは、自動車50の側面55より外側に位置する ものとなる。 この結果、図3及び図4に示すように、左側の車幅確認灯からの平行光の照射 光91が左側の壁93の角部94より外側に位置する場合は、その左側の壁93 の角部94が自動車50の左側より内側に位置することを意味し、このまま自動 車50を直進させると、自動車50の左側は上述の左側の壁93の角部94に接 触することとなる。 そこで、図5に示すように、ハンドルを右に切って、左側の車幅確認灯からの 平行光の照射光91が左側の壁93の角部94より内側に位置するまで自動車5 0の向きを右側に変えた場合、その左側の壁93の角部94が自動車50の左側 より外側に位置することを意味し、このまま自動車50を直進させても、自動車 50の左側は上述の左側の壁93の角部94に接触するようなことはない。 このように、この実施例における本考案の車幅確認灯は、自動車50の幅とそ の自動車50が通過する道92の幅との相対位置関係を、平行光の照射光91に より、正確に判断確認することができる。その結果、例えば狭い道での壁やその 他の障害物との接触事故、又は狭い道での脱輪事故等を未然防ぐことができる。
【0009】 なお、この例では自動車50の左側に搭載する車幅確認灯について説明したが 、自動車50の右側に搭載する車幅確認灯にも使用することができる。 また、上述の実施例においては、幅の狭い道92の壁93と自動車50との相 対位置関係について説明したが、本考案の車幅確認灯は、崖道での通過や障害物 のある道での通過等にも使用することができる。すなわち、通過する道と自動車 との相対位置関係を正確に判断確認する場合に、本考案の車幅確認灯を使用する ものである。 さらに、この実施例においては、自動車50の前方の車幅の確認について説明 したが、自動車50の後方に平行光の照射光91を照射して、自動車50の後方 の車幅を確認するものにも使用することができる。 さらにまた、平行光の照射光91は、上述の上下に細長い帯状のもの以外に、 斜めや幅広でも良い。 なお、本考案の車幅確認灯の自動車50への搭載位置は、上述の実施例の自動 車50の前方側のバンパー54の左右両端の以外の場所でも良い。
【0010】
以上から明らかなように、本考案の車幅確認灯は、自動車の幅とその自動車が 通過する道の幅との相対位置関係を、平行光の照射光により、正確に判断確認す ることができる。この結果、例えば狭い道での壁やその他の障害物との接触事故 、又は狭い道での脱輪事故等を未然防ぐことができる。
【図1】本考案に係る車幅確認灯の一実施例を示した要
部の分解斜視図である。
部の分解斜視図である。
【図2】同じく要部の斜視図である。
【図3】照射光のカットラインが壁の角部より外側に位
置し、このまま自動車を直進させた場合、自動車の側部
が壁に接触する場合を示した説明図であって、自動車の
運転席から自動車の前方を見た状態の説明図である。
置し、このまま自動車を直進させた場合、自動車の側部
が壁に接触する場合を示した説明図であって、自動車の
運転席から自動車の前方を見た状態の説明図である。
【図4】図2に示す状態を平面から見た状態の説明図で
ある。
ある。
【図5】照射光のカットラインが壁の角部より内側に位
置し、このまま自動車を直進させても、自動車の側部が
壁に接触するようなことがない場合を示した説明図であ
って、平面から見た状態の説明図である。
置し、このまま自動車を直進させても、自動車の側部が
壁に接触するようなことがない場合を示した説明図であ
って、平面から見た状態の説明図である。
【図6】従来の車幅確認灯としてのフェンダマーカーラ
ンプの断面図である。
ンプの断面図である。
【図7】同じく平面図である。
【図8】同じく使用状態図である。
50…自動車、55…側面、6…ハウジング、7…光源
バルブ、9…レンズ、91…照射光、92…道、93…
壁。
バルブ、9…レンズ、91…照射光、92…道、93…
壁。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車の車体に搭載し、照射光により、
自動車の車幅と道幅との相対位置関係を確認する車幅確
認灯において、 光源バルブと、 その光源バルブの前方に配設し、前記光源バルブから出
射した光をほぼ平行光として前方に、その平行光が自動
車の側面の延長線で少なくとも外側に照射されるように
投射するレンズと、 を備えたことを特徴とする車幅確認灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077292U JPH06930U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 車幅確認灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077292U JPH06930U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 車幅確認灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06930U true JPH06930U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12589929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4077292U Pending JPH06930U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 車幅確認灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06930U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018192878A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 本田技研工業株式会社 | 車両用走行支援装置および制御装置 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4077292U patent/JPH06930U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018192878A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 本田技研工業株式会社 | 車両用走行支援装置および制御装置 |
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