JP2005310609A - 車両照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストで短時間に車間距離を確認し、容易に最適な位置での駐車を行う。
【解決手段】 ヘッドライト1の前面カバー6には、駐車光用レンズ7が形成され、すれ違い用ビームが照射された際に、細い光束の測定用投光パターンPLa,PLbを配光する。自動車の左側に設けられたヘッドライト1の測定用投光パターンPLaは、駐車光用レンズ7から右方向の斜め上に配光され、右側に設けられたヘッドライト1の測定用投光パターンPLbでは、駐車光用レンズ7から左方向の斜め上に配光される。測定用投光パターンPLa,PLbは、自動車の前端部から、約20cm程度の距離で交差するように調整されており、この測定用投光パターンPLa,PLbによって壁面との車間距離を容易に運転者が認識することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車用の照明装置に関し、特に、照明装置の配光を利用した自動車停止位置の最適化に適用して有効な技術に関するものである。
一般に、自動車を駐車させる際には、運転手の感覚によってハンドル操作を行い、該自動車が駐車エリア内に入るように駐車している。
また、自動車の駐車を支援する技術としては、たとえば、周囲の環境に左右されず自車両の絶対位置および姿勢角を把握し、これにより駐車エリアに入庫させる車両運転者の負担を少なくするもの(特許文献1参照)や、後方カメラが取得した映像をモニタに表示することによって自車位置を把握するものなどがある。
特開2001−107594号公報
ところが、上記のような自動車の駐車技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
近年、歩行者などの衝突安全性を高めるために、自動車のボンネット高が低く設計される傾向にあり、該ボンネットの先端部が把握しにくくなっている。そのため、壁面に対して前進して駐車する際に、車止めがないと、熟練度の高い運転手であっても壁面と車体先端部との間隔が最適となるように駐車することが困難となる恐れがある。
初心者などの運転が未熟な運転者の場合には、ボンネットの先端部が把握しにくいためにバンパなどの車体の一部が壁面に接触したり、あるいは、車体が壁面から離れすぎて駐車してしまうという事態が生じ、最適な駐車位置に自動車を止めるのに時間がかかってしまうことになる。
また、駐車を支援する技術では、目標停止位置までの理想経路や理想操舵角などを演算する高度な電子システムが必要であり、自動車の製造コストが大きくなってしまうという問題がある。
また、自動車の後方映像を表示する場合においても、後方カメラ、およびモニタなどが必要となり、コストが大きくなってしまうことになる。
本発明の目的は、低コストで、かつ短時間に車間距離を確認し、容易に最適な停車位置での駐車を行うことができる技術を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による車両照明装置は、前方に第1の測定光を照射する第1の光源と、車幅方向にずれて、該第1の測定光と交差する第2の測定光を照射する第2の光源とを備え、投光される第1の測定光と第2の測定光との間隔により、車間位置を測定するものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明による車両照明装置は、後方に第1の測定光を照射する第1の光源と、車幅方向にずれて、第1の測定光と交差する第2の測定光を照射する第2の光源とを備え、投光される第1の測定光と第2の測定光との間隔により、車間距離を測定するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)投光される第1の測定光と第2の測定光との間隔によって、短時間で容易に駐車時の車間距離を把握することができる。
(2)上記(1)により、初心者などの運転技術が未熟な運転者であっても、短時間で、かつ安全に自動車の駐車を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動車の一部を示す外観斜視図、図2は、図1に示すヘッドライトの断面図、図3は、図1のヘッドライトがすれ違い用ビームの光源を照射した際の配光パターンを示す自動車の側面図、図4は、図1のヘッドライトがすれ違い用ビームの光源を照射した際の配光パターンを示す自動車の上面図、図5は、本発明の一実施の形態による自動車と駐車スペースの壁面との車間距離、および投光パターンの関係を示した説明図、図6〜図10は、図5の各車間距離における投光パターンの説明図である。
本実施の形態1において、ヘッドライト(車両照明装置)1は、図1に示すように、自動車における前面先端部の左右に各1個設けられている。ヘッドライト1は、たとえば、すれ違い用ビームと走行用ビームとをそれぞれ備えた4灯式からなる。
また、ヘッドライト1は、図1の左側にヘッドライト部1aが設けられ、その右側にはフロントターンシグナルランプ部1bとが設けられており、これらヘッドライト部1a、およびフロントターンシグナルランプ部1bが一体となった形状となっている。
図2は、ヘッドライト1のヘッドライト部1aにおける断面図である。
図2において、上方には、ヘッドライト部1aにおけるすれ違い用ビームである光源(すれ違い用光源)2が設けられており、その下方には、走行用ビームである光源(走行用光源)3が設けられている。光源2は、ランプ内にハロゲン元素(ヨウ素)を高圧で封入したハロゲンランプ、またはフィラメントの替わりに電極を2つ設け、キセノンガス、金属ヨウ化物を封入したディスチャージランプなどからなる。光源3は、ハロゲンランプなどからなる。
これら光源2,3の後方(図2、右側)には、リフレクタ4が設けられており、該リフレクタ4の後方には、ランプボディ5が設けられている。リフレクタ4は、たとえば、表面に多数の放物柱面を配置し、光源2,3の光を効率よく配光制御するマルチリフレクタからなる。ランプボディ5は、自動車の前端部に取り付けられるハウジングである。
ランプボディ5の前面開口部には、透明な前面カバー6が設けられており、該前面カバー6とランプボディ5とによって灯室が形成されている。前面カバー6は、光を屈折、拡散するレンズ機能を有しておらず、前述したように、配光制御はリフレクタ4によって行われる。
前面カバー6の上方部近傍には、たとえば、凸レンズ(または凹レンズ、レンズカット)などからなる駐車光用レンズ(測定用レンズ)7が該前面カバー6と一体で形成されている。駐車光用レンズ7は、すれ違い用ビームの光源2が照射されている際に、リフレクタ4の配光制御から漏れる弱い光を集光、屈折させて、細い光束の測定用投光パターンPLa,PLb(図3、図4)を生成する。
ここで、駐車光用レンズ7は、前面カバー6に一体形成するのではなく単体で形成し、たとえば、図11に示すように、前面カバー6の表面(、または裏面)に単体の駐車光用レンズ(測定用レンズ)7aを接着するようにしてもよい。
この光束の投光断面形状は、たとえば、円形よりなる。また、駐車光用レンズ7によって生成される測定用投光パターンPLa,PLbは、前述したようにリフレクタ4の配光制御から漏れる弱い光を集光、屈折させたものであるので、万が一他の運転者の目に入ってもまぶしくない程度である。
図3は、夜間走行において、光源2を照射した際のすれ違い用ビームによる投光パターン、および駐車光用レンズ7によって生成される測定用投光パターンPLa,PLbの側面図であり、図4は、夜間走行において、光源2を照射した際のすれ違い用ビームによる投光パターン、および駐車光用レンズ7によって生成される測定用投光パターンPLa,PLbの上面図である。
図3、図4に示すように、光源2を照射した際には、リフレクタ4によって配光制御された主なすれ違いビームの投光パターンHP(網掛けで示した部分)と、駐車光用レンズ7によって生成される測定用投光パターンPLa,PLb(黒塗りで示した部分)とがそれぞれ形成される。
投光パターンHPは、図3に示すように、30m〜40m程度前方の障害物を視認することができ、図4に示すように、その照射光が他の交通の妨げとならないような配光となっている。
自動車の先端部左側に設けられたヘッドライト1では、図3、および図4に示すように、光源2(第1の光源)が照射された際に駐車光用レンズ7から右方向の斜め上に測定用投光パターン(第1の測定光)PLaが配光される。
自動車の先端部右側に設けられたヘッドライト1では、図4に示すように、光源2(第2の光源)が照射された際に駐車光用レンズ7から左方向の斜め上に測定用投光パターン(第2の測定光)PLbが配光される。
左右のヘッドライト1から配光された測定用投光パターンPLa,PLbは、自動車の前端部から、たとえば約20cm程度の距離で交差するように調整されており、この測定用投光パターンPLa,PLbによって壁面との車間距離を容易に運転者が認識することができる。
また、図3、図4では、自動車の中心部で測定用投光パターンPLa,PLbが交差しているが、これら測定用投光パターンPLa,PLbの交差点を、運転席の前方にオフセットさせるようにし、より運転者から確認しやすいようにしてもよい。
次に、本実施の形態におけるヘッドライト1に設けられた駐車光用レンズ7の作用について説明する。
図5は、自動車と駐車スペースの壁面との車間距離、および測定用投光パターンPLa,PLbの関係を示した説明図、図6〜図10は、図5の各車間距離において、自動車の運転席から見える測定用投光パターンPLa,PLbの説明図である。
まず、壁面に対向するように自動車が前進すると、図5の距離Eでは、駐車光用レンズ7によって、斜め上方の左右にそれぞれ投光されているので、図6に示すように、2つの測定用投光パターンPLa,PLbが大きく離れて壁面に投光され、運転席からは、たとえば、フロントガラスFGの右上方のコーナ部よりも上方に測定用投光パターンPLaが位置し、フロントガラスFGの左上方のコーナ部よりも上方に測定用投光パターンPLbが位置していることになる。
そして、徐々に自動車を前進させ、車間距離が図5の距離D,Cと短くなると、図7、図8に示すように、2つの測定用投光パターンPLa,PLbの距離が近づきながら、フロントガラスFGの上方から下方に測定用投光パターンPLa,PLbが下がってくる。
続いて、図5の距離Bになると、図9に示すように、フロントガラスFGの中央部近傍に、測定用投光パターンPLa,PLbが重なり合って1つになって投光される。この時に運転者が自動車を停止させることによって、該自動車の先端部が壁面から約20cm程度の最適な位置で、自動車が駐車されることになる。
また、最適な車間距離となった距離Bで止まらずに、なおも壁面に自動車を近づけた場合には、図10に示すように、図9の投光位置よりも低い位置で重なり合った測定用投光パターンPLa,PLbが再び2つに分かれて壁面に投光される。
それにより、本実施の形態1によれば、壁面に投光された測定用投光パターンPLa,PLbがそれぞれが重なり合った時点で自動車を停止させることによって、前進駐車を容易に最適な位置に短時間で駐車することができる。
また、本実施の形態1では、前面カバー6に駐車光用レンズ7を一体形成した場合について記載したが、前面カバー6に駐車光用レンズ7を形成せずに、たとえば、図12に示すように、LED(Light Emitting Diode)などの指向性のある光源(第1の光源、第2の光源)2aをヘッドライト1内に設け、該光源2aによって測定用投光パターンPLa,PLbを生成する構成としてもよい。この光源2aは、ヘッドライト1内以外に、前端面や後端面のバンパなどに設けるようにしてもよい。
さらに、駐車光用レンズ7は、たとえば、フォグランプなどのヘッドライト1以外に設けるようにしてもよい。
(実施の形態2)
図13は、本発明の実施の形態2による自動車に設けられたリアコンビネーションランプを示す外観斜視図、図14は、図13のリアコンビネーションランプに設けられたバックランプ部の光源を照射した際に生成される投光パターンの一例を示す自動車の側面図、図15は、図13のリアコンビネーションランプに設けられたバックランプ部の光源を照射した際に生成される投光パターンの一例を示す自動車の上面図、図16〜図19は、図14に示した各車間距離における投光パターンの説明図である。
本実施の形態2おいて、リアコンビネーションランプ(車両照明装置)8は、図13に示すように、自動車における後面先端部の左右に各1個設けられている。リアコンビネーションランプ8は、たとえば、ハウジングに光源がそれぞれ取り付けられ、これらハウジングの前面開口部に、光源からの直射光線を平行光線にかえた後、拡散させるレンズ9が設けられた構成からなる。
このレンズ9は、リアターンシグナルランプ部10、テール/ストップランプ部11、およびバックランプ部(後方用レンズ)12から構成されている。リアターンシグナルランプ部10は、進路変更する際に後方に知らせる信号灯である。テール/ストップランプ部11は、後方に対して自車の存在と車幅を知らせる標識灯と、ブレーキを使用していることを知らせる信号灯とからなる。バックランプ部12は、自車が後退する際に、後方を照らす照明灯(後方用光源、第1の光源、第2の光源)である。
右側の後面先端部に設けられたリアコンビネーションランプ8において、右上方には、リアターンシグナルランプ部10が設けられており、その左側には、テール/ストップランプ部11が設けられている。そして、テール/ストップランプ部11の下方には、バックランプ部12が設けられている。
左側の後面先端部に設けられたリアコンビネーションランプ8では、左上方には、リアターンシグナルランプ部10が設けられており、その右側には、テール/ストップランプ部11が設けられている。そして、テール/ストップランプ部11の下方には、バックランプ部12が設けられている。
バックランプ部12の上方部近傍には、たとえば、凸レンズ(または凹レンズ、レンズカット)などからなる駐車光用レンズ(測定用レンズ)13がレンズ9と一体で形成されている。駐車光用レンズ13は、自車が後退時に照射される照明灯の一部の弱い光を集光、屈折させて、細い光束の測定用投光パターンPLa1,PLb1(図14、図15)を生成する。測定用投光パターンPLa1,PLb1の投光断面形状は、たとえば、円形よりなる。ここでも、駐車光用レンズ13は、バックランプ部12に一体形成するのではなく、該バックランプ部12の表面、または裏面のいずれかに単体で形成した駐車光用レンズ13を接着するようにしてもよい。
図14は、バックランプ部12の光源を照射した際に生成される測定用投光パターン(第2の測定光)PLb1の一例を示す自動車の側面図であり、図15は、バックランプ部12の光源を照射した際に生成される測定用投光パターンPLa1,PLb1の一例を示す自動車の上面図である。
図14、図15に示すように、右側のバックランプ部12の光源を照射した際には、駐車光用レンズ13によって測定用投光パターン(第1の測定光)PLa1が形成され、左側のバックランプ部12の光源を照射した際には、駐車光用レンズ13によって測定用投光パターンPLb1が形成される。
左右のバックランプ部12における駐車光用レンズ13から配光された測定用投光パターンPLa1,PLb1は、自動車の後端部から、たとえば約20cm程度の距離で交差するように調整されており、この測定用投光パターンPLa1,PLb1によって壁面との車間距離を容易に運転者が認識することができる。
次に、本実施の形態2におけるバックランプ部12に設けられた駐車光用レンズ13の作用について説明する。
図16〜図19は、図14、および図15に示した自動車後端部と駐車スペースの壁面との車間距離において、自動車のリアガラスRGからそれぞれ見える測定用投光パターンPLa1,PLb1の説明図である。
まず、壁面に対向するように自動車が後退すると、図14、図15に示す距離dでは、駐車光用レンズ13によって、斜め上方の左右にそれぞれ投光されているので、図16に示すように、2つの測定用投光パターンPLa1,PLb1が大きく離れて壁面に投光され、リアガラスRGの右上方に測定用投光パターンPLa1が位置し、リアガラスRGの左上方に測定用投光パターンPLb1が位置することになる。
そして、徐々に自動車を後退させ、車間距離が図14、図15の距離cになると、図17に示すように、2つの測定用投光パターンPLa1,PLb1の距離が近づきながら、リアガラスRGの上方から下方に測定用投光パターンPLa1,PLb1がそれぞれ下がってくる。
続いて、車間距離が図14、図15の距離b(約20cm程度)になると、壁面には、図18に示すように、リアガラスRGの中央部近傍に、測定用投光パターンPLa1,PLb1が重なり合って1つになって投光される。この時に運転者が自動車を停止させることによって、該自動車の後先端部が壁面から約20cm程度の最適な位置で、自動車が駐車されることになる。
また、最適な車間距離となった距離bで止まらずに、なおも壁面に自動車を近づけた場合には、図19に示すように、測定用投光パターンPLa1,PLb1が再び2つに分かれて壁面に投光されながら下方に移動していき、最終的にはリアガラスRGからは目視できなくなる。
それにより、本実施の形態2では、壁面に投光された測定用投光パターンPLa1,PLb1がそれぞれが重なり合った時点で自動車を停止させることによって、後退駐車を容易に最適な位置に短時間で駐車することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記実施の形態1では、ヘッドライトが配光制御をリフレクタによって行うマルチリフレクタタイプであったが、たとえば、ヘッドライトの前面部にレンズカットを施した前面レンズを設け、配光制御の機能を有しないリフレクタで反射された平行光を該前面レンズによって屈折/拡散することによって配光制御を行うものや、エリプソイド型などのプロジェクターランプなどであってもよい。
前面レンズを設けたヘッドランプの場合には、前面レンズの一部に駐車光用レンズを一体に形成し、測定用投光パターンPLa,PLb(図5)を生成する。
プロジェクターランプ(車両照明装置)14は、図20に示すように、筒形状のレンズホルダ15の後方面に略楕円状のリフレクタ16が配置され、該リフレクタ16の近傍に光源(すれ違い光源、第1、および第2の光源)17が配置された構成となっている。
レンズホルダ15の前方面には、凸状のレンズ18が一体化した構成からなり、レンズホルダ15の前方面に設けられたレンズ18によって上方への光をカットする配光制御を行う。
そして、レンズ18の上方における任意の位置には、駐車光用レンズ(測定用レンズ)19が該レンズ18と一体成形された構成となっており、自動車の先端部に設けられた左右のプロジェクターランプ14における駐車光用レンズ19によって測定用投光パターンPLa,PLb(図5)がそれぞれ生成される。
また、プロジェクターランプ14においては、レンズ18に駐車光用レンズ19を形成するのではなく、該凸レンズ18をカバーするために、レンズ18の前方に設けられた前面カバーに駐車光用レンズを一体に形成し、測定用投光パターンPLa,PLb(図5)を生成するようにしてもよい。
また、前記実施の形態1,2では、投光パターンの断面形状が円形として記載したが、たとえば、右側の投光パターンが円形、左側の投光パターンが右側の投光パターンの直径よりも大きなドーナッツ形状など、左右の投光パターンの形状を異なるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態1,2においては、自動車の先端部、および後端部から、約20cm程度で左右の測定用投光パターンが交差するように調整されている場合について記載したが、これら左右の測定用投光パターンの交差する距離は任意に調整すればよく、たとえば、左右の測定用投光パターンの間隔が、自動車の先端部と壁面との実際の車間距離を示すように調整してもよい。
本発明の車両照明装置は、自動車の駐車時において、低コストで、かつ短時間に車間距離を確認する技術に適している。
本発明の実施の形態1による自動車の一部を示す外観斜視図である。 図1に示すヘッドライトの断面図である。 図1のヘッドライトがすれ違い用ビームの光源を照射した際の配光パターンを示す自動車の側面図である。 図1のヘッドライトがすれ違い用ビームの光源を照射した際の配光パターンを示す自動車の上面図である。 本発明の一実施の形態による自動車と駐車スペースの壁面との車間距離、および投光パターンの関係を示した説明図である。 図5に示す車間距離における投光パターンの説明図である。 図6に続く投光パターンの説明図である。 図7に続く投光パターンの説明図である。 図8に続く投光パターンの説明図である。 図9に続く投光パターンの説明図である。 本発明の他の実施の形態による駐車光用レンズが設けられたヘッドライトの断面図である。 本発明の他の実施の形態によるヘッドライトの一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2による自動車に設けられたリアコンビネーションランプを示す外観斜視図である。 図13のリアコンビネーションランプに設けられたバックランプ部の光源を照射した際に生成される投光パターンの一例を示す自動車の側面図である。 図13のリアコンビネーションランプに設けられたバックランプ部の光源を照射した際に生成される投光パターンの一例を示す自動車の上面図である。 図14に示す車間距離における投光パターンの説明図である。 図16に続く投光パターンの説明図である。 図17に続く投光パターンの説明図である。 図18に続く投光パターンの説明図である。 本発明の他の実施の形態によるヘッドライトの他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 ヘッドライト(車両照明装置)
1a ヘッドライト部
1b フロントターンシグナルランプ部
2 光源(すれ違い用光源、第1、および第2の光源)
2a 光源(第1の光源、第2の光源)
3 光源(走行用光源)
4 リフレクタ
5 ランプボディ
6 前面カバー
7 駐車光用レンズ(測定用レンズ)
7a 駐車光用レンズ(測定用レンズ)
8 リアコンビネーションランプ(車両照明装置)
9 レンズ
10 リアターンシグナルランプ部
11 テール/ストップランプ部
12 バックランプ部(後方用レンズ)
13 駐車光用レンズ(測定用レンズ)
14 プロジェクターランプ(車両照明装置)
15 レンズホルダ
16 リフレクタ
17 光源(すれ違い用光源、第1、および第2の光源)
18 レンズ
19 駐車光用レンズ(測定用レンズ)
PLa 測定用投光パターン(第1の測定光)
PLb 測定用投光パターン(第2の測定光)
PLa1 測定用投光パターン(第1の測定光)
PLb1 測定用投光パターン(第2の測定光)
HP 投光パターン

Claims (12)

  1. 前方に第1の測定光を照射する第1の光源と、
    車幅方向にずれて、前記第1の測定光と交差する第2の測定光を照射する第2の光源とを備え、
    投光される前記第1の測定光と前記第2の測定光との間隔により、車間位置を測定することを特徴とする車両照明装置。
  2. 請求項1記載の車両照明装置において、
    すれ違い用光源と、走行用光源と、前記すれ違い用光源、または前記走行用光源から照射された光を反射させるリフレクタと、ランプボディと、前記ランプボディの前面開口部に設けられた前面カバーとを有し、
    前記前面カバーは、前記第1、または第2の光源の光を配光制御する測定用レンズを備え、
    前記第1、および第2の光源は、前記走行用光源であり、
    前記測定用レンズは、前記第1、および第2の光源が照射された際に前記第1、および第2の測定光を生成することを特徴とする車両照明装置。
  3. 請求項2記載の車両照明装置において、
    前記前面カバーは、
    前記すれ違い用光源、および前記走行用光源から照射された光を屈折、拡散し、ロービームの投光パターンを生成するレンズ機能を有したことを特徴とする車両照明装置。
  4. 請求項1記載の車両照明装置において、
    すれ違い用光源と、走行用光源と、前記すれ違い用光源、または前記走行用光源から照射された光を反射させるリフレクタと、ランプボディと、前記ランプボディの前面開口部に設けられた前面カバーとを有し、
    前記リフレクタは、前記第1、または第2の光源の光を配光制御する機能を備え、
    前記第1、および第2の光源は、前記走行用光源であり、
    前記リフレクタは、前記第1、および第2の光源が照射された際に前記第1、および第2の測定光を生成することを特徴とする車両照明装置。
  5. 請求項1記載の車両照明装置において、
    ランプボディと、前記ランプボディの前面開口部に設けられた前面カバーと、前記ランプボディと前記前面カバーとによって形成された灯室内に収納され、すれ違い用光源、前記すれ違い用光源から照射された光を反射させる略楕円状のリフレクタ、および前記リフレクタの前面開口部に設けられた凸レンズが一体整形された投射型光源ユニットとを有し、
    前記第1、および第2の光源は、前記走行用光源であり、
    前記凸レンズは、前記第1、または第2の光源の光を配光制御する測定用レンズを備え、前記第1、および第2の光源が照射された際に前記第1、および第2の測定光を生成することを特徴とする車両照明装置。
  6. 請求項1記載の車両照明装置において、
    ランプボディと、前記ランプボディの前面開口部に設けられた前面カバーと、前記ランプボディと前記前面カバーとによって形成された灯室内に収納され、すれ違い用光源、前記すれ違い用光源から照射された光を反射させる略楕円状のリフレクタ、および前記リフレクタの前面開口部に設けられた凸レンズが一体整形された投射型光源ユニットとを有し、
    前記第1、および第2の光源は、前記走行用光源であり、
    前記前面カバーは、前記第1、または第2の光源の光を配光制御する測定用レンズを備え、
    前記第1、および第2の光源は、前記走行用光源であり、
    前記測定用レンズは、前記第1、および第2の光源が照射された際に前記第1、および第2の測定光を生成することを特徴とする車両照明装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両照明装置において、
    前記第1、および第2の測定光は、前記第1、および第2の光源よりも上方の位置で交差することを特徴とする車両照明装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両照明装置において、
    前記第2の光源から照射される前記第2の測定光は、車幅方向にずれて照射されて前記第1の測定光と交差することを特徴とする車両照明装置。
  9. 後方に第1の測定光を照射する第1の光源と、
    車幅方向にずれて、前記第1の測定光と交差する第2の測定光を照射する第2の光源とを備え、
    投光された前記第1の測定光と前記第2の測定光との間隔により、車間距離を測定することを特徴とする車両照明装置。
  10. 請求項9記載の車両照明装置において、
    車両の後退時に後方を照らす後方用光源と、前記後方用光源の直射光線を平行光線にかえた後、拡散させる後方用レンズとを有し、
    前記後方用レンズは、前記第1、または第2の光源の光を配光制御する測定用レンズを備え、
    前記第1、および第2の光源は、前記後方用光源であり、
    前記後方用レンズは、前記第1、および第2の光源が照射された際に前記第1、および第2の測定光を生成することを特徴とする車両照明装置。
  11. 請求項9または10記載の車両照明装置において、
    前記第1、および第2の測定光は、前記第1、および第2の光源よりも上方の位置で交差することを特徴とする車両照明装置。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載の車両照明装置において、
    前記第2の測定光は、車幅方向にずれて照射され、前記第1の測定光と交差することを特徴とする車両照明装置。
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