JP2018188355A - スケール抑制組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スケール抑制組成物に関する。さらに詳細には、本発明は、特に、排他的ではないが、家庭用電気器具におけるスケール形成を防止するためのスケール抑制ポリリン酸塩ガラス組成物に関する。
水中に鉱物が存在すれば、これらの鉱物はスケールを形成する可能性がある。スケールの蓄積は、ケトル及びボイラー等の熱水電気器具において特に問題であるが、水道水に存在する鉱物が家庭用加湿器の湿潤部のような他の水含有電気器具にスケールを形成することもある。水の硬度が増すにつれて、同様にスケールの厄介さも増す。
スケール形成及びスケール沈着は複雑な結晶化プロセスである。スケールの形成に影響を及ぼす主要かつ周知の変量は温度及び水のpHである。温度に関しては、ほとんどの鉱物のスケール形成成分は逆溶解性である(それらの溶解度は、水温が上昇するにつれて低下する)。スケールは、低pH(より酸性)の水によく溶ける。予想どおりに、スケールは高温面及び蒸発面に容易に生じる。スケールは、平滑面に生じるより粗面に生じやすい。表面素材もスケールの形成に影響を及ぼし、例えば、スケールは、一般的にステンレススチール表面に生じるより銅表面に生じやすい。滞留時間、圧力及び速度/速度勾配がスケールの形成に影響することも分かっている。
閾値抑制剤は、沈殿速度を遅延させる。過飽和度及びシステムの保持時間によっては、結晶が最終的に生じることがある。しかしながら、保持時間が比較的短いいくつかの家庭用電気器具、例えば、家庭用超音波加湿器では、水に溶解した鉱物はスケールを形成せず、システムを通過することができ、これは、家庭用超音波加湿器の場合、水に溶解した鉱物は、放出される水滴の中で大気中に排出されることを意味する。
可溶性ポリリン酸塩の溶液を作製することができ、これらをポンプで投与できるので、大規模産業では、微小量のポリリン酸塩ベースの化学薬品の投与を容易に行なえる。家庭用電気器具では、化学薬品の溶液の作製と正確な投与は現実的でないので、他の適用方法が必要である。一つの投与方法は、徐々に溶解するガスの使用である。Siliphosy(登録商標)は、Kurita Wtaer Industries Limitedによって製造され、円形の大理石形態で販売されている市販のポリリン酸塩ベースのガラス閾値抑制剤である。水を1つ以上の大理石と接触させると、大理石が加水分解し、とりわけ、一連のポリリン酸塩化合物を放出する。閾値抑制スケール制御を果たすのは、これらのポリリン酸塩加水分解生成物である。
Siliphosy(登録商標)は、上行本管の冷環境内で使用するように明示されている。典型的に家庭用電気器具は温環境内(例えば20℃とおそらく30℃程度の間)にあり、加水分解挙動は温度によって駆り立てられるので、Siliphosを家庭用電気器具でうまく使用できるとは考えにくい。
本発明の第一態様では、約45〜約55モルパーセントのP2O5、約35〜約45モルパーセントのアルカリ土類金属酸化物、及び約8〜約12モルパーセントのアルカリ金属酸化物を含む、ポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物を提供する。
特に家庭用電気器具において、スケール抑制に必要な望ましい性能特性を達成するため、緩徐溶解性ガラスが必要であると判断した。上述したように、Siliphosy(登録商標)等の市販ガラスはスケール抑制に有効であるが、過溶解の問題に悩まされ、沈降物を残すので、それらは小型の家庭用電気器具での使用には特に実用的でない。 広範な試験により、本発明のポリリン酸塩ベースのガラスは、十分に遅い速度で加水分解して、家庭用電気器具での使用に許容できる寿命を提供しながら、加水分解して十分な量のポリリン酸イオンを水中に放出することによって有効なスケール制御をも遂行すると判定した。さらに、本発明のガラスは、完全に溶解性であり、沈降物を残さない。
イオン交換クロマトグラフィーを用いて、以下の4種のポリリン酸イオンが、本発明のポリリン酸塩ガラスによって水中に放出される最も豊富なポリリン酸イオンであると判定した。
加湿器は、実行可能な限り密接して連続稼働した。噴霧出力を測定することによって、どの圧電変換器がスケール形成によって最も影響されないかを決定することができた(噴霧出力は実質的に一定のままだたので)。これらの試験に基づいてP3O10 5-、すなわちトリポリリン酸イオン(TPP)が最良のスケール抑制剤であり、P2O7 4-、すなわちピロリン酸イオン(PYRO)は合理的に良好に働き、P3O9 3-、すなわちトリメタリン酸イオン(TMP)は不十分な閾値抑制剤であると判断した。
TPPが最良の閾値抑制を果たせるポリリン酸イオンであるという知識により、ガラスの全体的溶解度と放出されるTPPの比率の両方に従ってガラスをランク付けすることができた。この知見により、十分な量の最良抑制剤(TPP)を放出し、かつ適切な全体的溶解度をも有するガラスを標的にすることができた。ガラスは有用な量のTPPを放出しない可能性もあるので、ガラスのみの溶解度は必ずしもより良いスケール抑制剤の指標でない。
本発明の実施形態では、アルカリ金属は、リチウム、ナトリウム又はカリウムから成る群より選択される。本発明の実施形態では、アルカリ金属はナトリウムである。
本発明の実施形態では、P2O5は、約45、又は46、又は47、又は48、又は49、又は50、又は51、又は52、又は53、又は54、又は55モルパーセントからの範囲で存在する。
本発明の実施形態では、P2O5は、約45、又は46、又は47、又は48、又は49、又は50、又は51、又は52、又は53、又は54、又は55モルパーセントまでの範囲で存在する。 本発明の実施形態では、アルカリ土類金属酸化物は、約35、又は36、又は37、又は38、又は39、又は40、又は41、又は42、又は43、又は44、又は45モルパーセントからの範囲で存在する。
本発明の実施形態では、アルカリ土類金属酸化物は、約35、又は36、又は37、又は38、又は39、又は40、又は41、又は42、又は43、又は44、又は45モルパーセントまでの範囲で存在する。
本発明の実施形態では、アルカリ金属酸化物は、約8、又は9、又は10、又は11、又は12モルパーセントからの範囲で存在する。
本発明の実施形態では、アルカリ金属酸化物は、約8、又は9、又は10、又は11、又は12モルパーセントまでの範囲で存在する。
提案ガラス組成物は、ガラス1グラム当たりのTPPの効率的放出を提供する(P2O5)50(CaO)40(Na2O)10組成物によるポリリン酸イオン種の連続放出の有効手段を実証する。これにさらに、シリカフリーガラス網状組織の使用は、ガラスの完全溶解をもたらし、ひいては全ての想定される典型的使用状況で沈降物が生じないことになる。
リン酸塩含量を50モルパーセントで一定にした結果、TPP放出の効率は、酸化カルシウム含量が増加するにつれて上昇することが分かった。しかしながら、溶解速度は、酸化カルシウム含量が増加するにつれて低下することが分かった。40モルパーセントより高い酸化カルシウム含量を有する組成物は、好ましくない分解速度(すなわち必要以上の表面積でなくてもTPPの十分な放出を維持するには遅すぎる)を有することが分かった。一価の網状組織モディファイヤーの代わりに同様の原子価を有するが、異なるサイズの元素を用いることによって、溶解速度を増減させることができ、その結果として、TPPの最も効率的な放出を維持しながら溶解速度を制御することができる。溶解速度は、モディファイヤーのサイズがリチウム→ナトリウム→カリウムと大きくなるにつれて上昇することが分かった。
本発明の実施形態では、22℃±3℃の水中におけるP2O5投与率は2.5ppm以下である。
ガラスは、好都合なことに種々の目的に合わせて種々の形状で製造可能である。ガラスの形状を決定し得るいくつかの要因には、製造プロセス、あらゆる取扱い要件、及びガラスの意図した最終用途が含まれる。本発明のガラスの1つの例示形状は円柱形である。これは、種々の用途に合わせて容易に切り詰めることができるので特に有利である。
第二態様では、本発明は、前述したポリリン酸塩ベースのガラス組成物の、家庭用電気器具のスケール抑制剤としての使用を提供する。
本発明のポリリン酸塩ベースのガラスは、家庭用のあらゆる水含有電気器具に使用可能である。本発明の実施形態では、家庭用電気器具は、加湿器、除湿器、ケトル、冷水器、湯沸器、水ディスペンサー、水に基づく清浄器、水に基づくビューティー電気器具から成る群より選択される。
以下、例のみとして、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
ここで、下記実施例を参照して本発明を説明する。
(P2O5)40-65(CaO)15-50(Na2O)5-40(括弧に隣接する添字は、最終ガラス組成物内の酸化物のモルパーセントの範囲を示す)の一般組成を有する種々のポリリン酸塩ベースのガラスのサンプルを標準的なメルトクエンチ技術で作製した。1つの該技術について後述するが、当然のことながら、本発明のガラスは、種々の技術及び種々の出発材料から作ることができる。
適切な原材料、CaCO3、NaH2PO4及びP2O5を選択し、期待される最終組成に従って秤量した。次に、出発材料をPt/10% Rhるつぼ型71040(Johnson Matthey, Royston, UK)に入れ、これを、700℃で予熱した炉に入れた。
700℃で30分後、炉温を1100℃に上げて1時間維持した。次に、360〜430℃に予熱したグラファイト型中にガラスを注いだ。型を炉に入れて選択温度で1時間放置した。炉のスイッチを切り、ガラスを内部に放置して室温までゆっくり冷ましていずれの残留応力をも除去した。
型は円柱形状を画定し、結果として型から得た円柱状ガラスを、Testbourneダイヤモンド・ソーを用いて、15mm径及び2mm厚の円板にカットした。各円板の総表面積は約450mm2である。円板にさらに研磨又は表面処理を施さずに調製したまま次の手順に使用した。本発明に従って調製されるガラスは、使用中の型に応じて、様々な形状とサイズに鋳造可能である。個々のガラスの表面積は、それぞれの型の形状とサイズに応じて異なる。
このプロセスに従って作製したガラスを試験してそれらの加水分解生成物及びそれらの加水分解速度を測定した。イオン交換クロマトグラフィーを用いて加水分解生成物を検出し、十分な量のポリリン酸イオン、特にP3O10 5-、すなわちトリポリリン酸イオン(TPP)を放出するガラスをさらなる研究用に大量に作り出した。
サービス試験は、経時的に加湿器の圧電変換器及び他の湿潤面にスケールが生じる傾向があることが分かっている標準的な市販の超音波加湿器を用いて行なった。硬水を用いてスケールを制御しないと、該超音波加湿器は非常に急速に噴霧出力を失うことが分かった。噴霧出力(実際には生成物中の水の減量)を測定することは単純なので、この性能尺度は有用であると判断した。加えて、圧電変換器の表面及び他の湿潤領域について定性的な視覚的評価を行なってスケールの蓄積を判定した。
噴霧出力の減少と湿潤面上の一般的妨害であるスケールの蓄積を両方とも防止するために必要なスケール制御の達成にどのくらいの加水分解生成物が必要とされるかを決定する必要があった。(温度を一定に保持すると)加水分解生成物の濃度は、浸漬ガラスの表面積及び装置を通る水の処理量によって決まることが分かった。有効なスケール制御を果たすためには、少なくとも900mm2の表面積が必要とされると判断した。
未処理硬水(350ppmのCaCO3)を用いて行なった制御試験の結果、50〜100リットルの水がシステム通過した後に噴霧出力が失われることになった。この理由は、スケールが圧電変換器の表面に蓄積し、それが作動して水を微粒化するのを妨げることである。
図1に示す多角形内の領域は、本発明の範囲に入るガラス組成物に相当し、円は、作製してサービス試験で調べたガラスに相当する。試験した全てのガラスは、スケール制御を示すことが分かり、また、硬水を用いてスケール抑制剤を添加しない加湿器で達成される50〜100リットルの水処理量を超えて加湿器の寿命を著しく延ばすことが分かった。
溶解度及び種放出の最適な特徴を有することが分かったガラスは(P2O5)50(CaO)40(Na2O)10であった。この組成にしたガラスは、圧電変換器を含めた全ての湿潤部分上のスケール形成に対して、1000リットルを超える硬水(350ppm CaCO3)の処理量まで一貫して十分に機能して保護した。これに加えて、ガラスは、それらを商業的に魅力的にする特性を示した。特にそれらは種々多様の周囲貯蔵条件下で市販のSiliphosy(登録商標)より未変化のままだった。
(P2O5)50(CaO)40(K2O)10ガラスは、好ましい(P2O5)50(CaO)40(Na2O)10組成物と同様に良い閾値抑制剤であり、その2倍の溶解性であった。しかしながら、このガラスは使用中にクラストを生じた。このクラストはガラスの性能に影響を及ぼさなかったが、ガラスが使用者に見える電気器具にとっては美的に許容されないと思われた。しかしながら、ガラスが使用中に見えず、溶解度上昇が改善された性能を提供できる用途があり得ると想定される。
上記方法に従って(P2O5)50(SrO)25(Na2O)25ガラスをも作製した。このガラスは、(P2O5)50(CaO)40(Na2O)10ガラスよりわずかに溶解性が高く、有効な閾値抑制剤であった。例えば、家庭用電気器具においては、ストロンチウム含有ガラスの使用に対する安全承認を得ることがより困難であると想定されるが、このことが問題でない電気器具があり得る。
Claims (12)
- 約45〜約55モルパーセントのP2O5、約35〜約45モルパーセントのアルカリ土類金属酸化物、及び約8〜約12モルパーセントのアルカリ金属酸化物を含む、ポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 前記アルカリ土類金属が、マグネシウム、カルシウム又はストロンチウムから成る群より選択される、請求項1に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 前記アルカリ金属が、リチウム、ナトリウム又はカリウムから成る群より選択される、請求項1又は2に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 前記アルカリ土類金属がカルシウムである、請求項2に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 前記アルカリ金属がナトリウムである、請求項3に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 前記P2O5が、約48〜約52モルパーセントの範囲で存在する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 前記アルカリ土類金属酸化物が、約38〜約42モルパーセントの範囲で存在する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 前記アルカリ金属酸化物が、約9〜約11モルパーセントの範囲で存在する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 22℃±3℃の水中での前記P2O5投与が2.5ppm以下である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 少なくとも900mm2の表面積を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 少なくとも2000mm2の表面積を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載のポリリン酸塩ベースのガラススケール抑制組成物の、家庭用電気器具におけるスケール抑制剤としての使用。
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