JP2018188194A - 容器取出し装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】梱包箱からの容器群の飛び出しを防止するための押圧部材を設けずに、かつ容器群の取出し動作毎に梱包箱の姿勢を変更することなく、スムーズに容器群を梱包箱から取出すことのできる容器取出し装置を提供する。
【解決手段】支持機構20は、カップ状の容器を積み重ねて形成した容器群Eを収容した梱包箱Bを、開口Dを側方に向けた状態で支持する。支持テーブル26は、梱包箱Bの載置面と略同一平面上で容器群Eを支持する。梱包箱Bの開口Dが斜め下方を向くように傾斜した状態で、係合部材46は、支持テーブル26上の容器群Eに係合して保持する。この状態で、保持機構30は梱包箱Bの開口Dに接近し、係合部材46によって支持テーブル26上に保持されていた容器群Eを梱包箱Bから取出す。
【選択図】図6
【解決手段】支持機構20は、カップ状の容器を積み重ねて形成した容器群Eを収容した梱包箱Bを、開口Dを側方に向けた状態で支持する。支持テーブル26は、梱包箱Bの載置面と略同一平面上で容器群Eを支持する。梱包箱Bの開口Dが斜め下方を向くように傾斜した状態で、係合部材46は、支持テーブル26上の容器群Eに係合して保持する。この状態で、保持機構30は梱包箱Bの開口Dに接近し、係合部材46によって支持テーブル26上に保持されていた容器群Eを梱包箱Bから取出す。
【選択図】図6
Description
本発明は、積み重ねた状態で梱包箱に収容されたカップ状の容器を梱包箱から取出す容器取出し装置に関する。
従来、容器取出し装置として特許文献1に記載された構成が知られている。この容器取出し装置において処理される梱包箱には、多数の容器を積み重ねて成る容器群が例えば4行3列の形態に整列され、中袋に入れられた状態で収容される。容器取出し位置において、梱包箱は開口を側方に向けた状態で傾けられ、開口に露出する1列目の容器群が取出される。この取出し動作において、梱包箱の奥側に位置する容器群が開口から飛び出すことを防止するため、梱包箱の外面を押圧する押圧部材が設けられる。
上述のような、押圧部材を設けた容器取出し装置では、容器群が取出された後に梱包箱を排出するとき、中袋が押圧部材に引っかかることによって排出動作に支障を来すという問題がある。また、押圧部材が梱包箱を繰り返し押圧することにより梱包箱が変形し、容器群の取出しがスムーズに行われなくなるという問題もある。一方、押圧部材を省略し、容器群を取出すとき以外は梱包箱を水平状態に戻すように構成することも可能であるが、このような構成では、梱包箱の姿勢を傾斜状態と水平状態の間で繰り返すので取出し動作に要する時間が長くなってしまう。
本発明は、梱包箱からの容器群の飛び出しを防止するための押圧部材を設けずに、かつ容器群の取出し動作毎に梱包箱の姿勢を変更することなく、スムーズに容器群を梱包箱から取出すことのできる容器取出し装置を提供することを目的としている。
本発明は、カップ状の容器を積み重ねて形成した容器群を収容した梱包箱を、開口を側方に向けた状態で支持する支持手段と、容器群を保持して梱包箱から取出す容器群取出し手段と、支持手段を、梱包箱が略水平な状態で支持される第1の姿勢と、開口が斜め下方を向くように傾斜する第2の姿勢との間において変更する姿勢変更手段と、梱包箱の内面のうちの容器群が載置される載置面と略同一平面上で容器群を支持可能な支持テーブルと、支持テーブル上の容器群に係合して保持可能な係合手段とを備え、容器群取出し手段は、支持手段が第2の姿勢に定められた状態で、第2の姿勢に対応した容器受取り姿勢に定められ、係合手段によって支持テーブル上に保持されていた容器群を梱包箱から取出すことを特徴としている。
好ましくは、支持手段を第2の姿勢に定め、かつ、係合手段による係合を解除した状態で、支持テーブル上の容器群に当接させた容器群取出し手段を開口から徐々に離間させることによって、支持テーブル上の容器群を容器群取出し手段に保持させるとともに、梱包箱内の容器群を支持テーブル上に移載する。
本発明によれば、梱包箱からの容器群の飛び出しを防止するための押圧部材を設けずに、かつ容器群の取出し動作毎に梱包箱の姿勢を変更することなく、スムーズに容器群を梱包箱から取出すことができる。
以下、図示された実施形態を参照して本発明を説明する。
図1は本発明の一実施形態を適用した容器搬送システムを示している。この図において搬送コンベヤ11は左右方向に延びており、矢印A方向(図において右方向)へ梱包箱Bを搬送する。梱包箱Bは開口Dを上方に向けた状態で搬送コンベヤ11に載置され、各梱包箱Bには多数のカップ状容器Cが収容されている。図2に示すように、容器Cは互いに積み重ねられて容器群Eを形成し、中袋Fに入れられた状態で梱包箱Bに収容されている。開口Dには4つの容器群Eが露出しているが、この実施形態では、梱包箱B内には4つの容器群Eから成る層が4段に積まれている。すなわち梱包箱Bには16個の容器群Eが収容されている。
図1は本発明の一実施形態を適用した容器搬送システムを示している。この図において搬送コンベヤ11は左右方向に延びており、矢印A方向(図において右方向)へ梱包箱Bを搬送する。梱包箱Bは開口Dを上方に向けた状態で搬送コンベヤ11に載置され、各梱包箱Bには多数のカップ状容器Cが収容されている。図2に示すように、容器Cは互いに積み重ねられて容器群Eを形成し、中袋Fに入れられた状態で梱包箱Bに収容されている。開口Dには4つの容器群Eが露出しているが、この実施形態では、梱包箱B内には4つの容器群Eから成る層が4段に積まれている。すなわち梱包箱Bには16個の容器群Eが収容されている。
搬送コンベヤ11の途中には梱包箱Bが載置される載置部12が設けられる。搬送コンベヤ11は多数のローラを配置して構成されるローラコンベヤであり、載置部12には、ローラ間の隙間を通過可能な底支持部材21(図3参照)を有する支持機構(支持手段)20が設けられる。後述するように支持機構20は、搬送コンベヤ11上の梱包箱Bを、開口Dの面が載置部12の面に対して略垂直になるように梱包箱Bを90°横転させ、この横転状態で支持する(図3参照)。支持機構20の近傍には、容器群Eを梱包箱Bから取出して保持し、容器供給マガジン13に受け渡す保持機構(容器群取出し手段)30が設けられる。保持機構30は、梱包箱Bの開口Dに露出する4つの容器群Eを同時に保持可能であり、水平面内に回動可能なロボットアーム31の先端に設けられる。
図3を参照して支持機構20と保持機構30の構成を説明する。支持機構20は底支持部材21を有し、底支持部材21は搬送コンベヤ11のローラ14間の隙間を通過可能な複数枚の板状部材である。各底支持部材21は、梱包箱Bの底部を支持する底支持部材21aと、底支持部21aから垂直方向に延びる第1および第2の横支持部21b、21cとを有する。底支持部材21は回転駆動装置(姿勢変更手段)28により、矢印Kに沿って支持軸22の回りに回転可能であり、梱包箱Bが搬送コンベヤ11により載置部12(図1)に向かって搬送されてくるとき、底支持部21aは水平状態にあってローラ14の上面よりも下方に位置し、横支持部21b、21cは直立して梱包箱Bの側面に平行な状態にある(図3では不図示)。梱包箱Bが載置部12上に到達すると、底支持部材21は図3において時計方向に90°回転し、これにより梱包箱Bは開口Dの面が側方を向いて保持機構30に対向し、容器群Eは直立状態に定められる(図3の図示状態)。また容器群Eが梱包箱Bから取り出されるとき、後述するように、梱包箱Bは保持機構30側に傾斜する。
図3において下側に位置する第1の横支持部21bには、箱吸着部23と箱叩き部24が設けられる。箱吸着部23は底支持部21aに近接して設けられ、梱包箱Bの側面を負圧により吸着可能である。箱叩き部24は梱包箱Bの側面(図3では下方に位置する)を所定の周期で叩くために設けられる。すなわち梱包箱Bが開口Dを下に向けて傾斜している状態(図4〜6参照)において、箱叩き部24が梱包箱Bの下側面を叩くことにより、容器群Eが梱包箱Bの内壁面に沿って開口D側へ移動しやすくなる。また第1の横支持部21bには、ブラケット25を介して支持テーブル26が設けられる。支持テーブル26は梱包箱Bの内面のうちの容器群Eが載置される載置面と略同一面上で容器群Eを支持できるように設けられており、梱包箱Bの開口Dから排出された容器群Eの下面を支持する。なお支持テーブル26は、容器群Eが載置面からスムーズに乗り移るために、載置面より僅かに低く定められてもよい。
図3において上側に位置する第2の横支持部21cには、箱押付け部41と箱拡開部42が設けられる。箱押付け部41は底支持部21aに近接して設けられ、梱包箱Bの側面を押圧可能である。すなわち箱押付け部41は、底支持部材21が90°回動して梱包箱Bを搬送コンベヤ11上から持ち上げ、保持機構30側に移動させるとき、箱吸着部23と協働して梱包箱Bを安定的に保持する。一方箱拡開部42は、梱包箱Bを傾斜させて容器群Eを排出するときに、梱包箱Bの上側面を負圧によって吸引することにより、梱包箱Bの内壁面と容器群Eの上端部との間の摩擦を減少させ、容器群Eの移動を促進する。
また第2の横支持部21cの先端には、ピン40を介してアーム43が揺動可能に取付けられる。アーム43は、第2の横支持部21cに取付けられた第1のエアシリンダ44のピストンに連結され、第2の横支持部21cに対して揺動する。アーム43の基部にはリンク機構45が設けられ、リンク機構45の揺動端には、容器群Eの最上部の容器に係合可能な係合部材(係合手段)46が設けられる。リンク機構45の基部はアーム43に取付けられた第2のエアシリンダ47のピストンに連結され、係合部材46は第2のエアシリンダ47とリンク機構45の作用により昇降する。
保持機構30はロボットアーム31(図1)の先端に取付けられ、水平面内に回動可能であるだけでなく、鉛直面内においても回動可能である。保持機構30の本体32の前面側には容器群Eが当接する支持板39が設けられる。本体32において、上部と下部にはそれぞれ上側ロック爪33と下側ロック爪34が揺動自在に設けられ、本体32の裏面には上爪揺動用エアシリンダ35と下爪揺動用エアシリンダ36が設けられる。上側ロック爪33は連結部材37を介してピン50に連結され、ピン50に固定されたアーム51は上爪揺動用エアシリンダ35のピストンに連結される。連結部材37には上側ロック爪33を昇降駆動する上爪昇降用エアシリンダ38が設けられる。下側ロック爪34は連結部材55を介してピン52に連結され、ピン52に固定されたアーム53は下爪揺動用エアシリンダ36のピストンに連結される。本体32のピン52よりも下方には端部吸着部材54が設けられ、端部吸着部材54は図示しない負圧源に接続される。
図3〜6を参照して、梱包箱Bから容器群Eを取出す作用を説明する。梱包箱Bが底支持部材21によって搬送コンベヤ11から持ち上げられるとき、梱包箱Bの一方の側面は箱吸着部23に吸着され、梱包箱Bの他方の側面は箱押付け部41に押圧される。したがって、底支持部材21が90°回動して梱包箱Bを保持機構30側に移動させるとき、梱包箱Bは底支持部材21に対して所定位置に安定的に保持される。このようにして底支持部材21は、回転駆動装置28の作用により、梱包箱Bが略水平な状態で支持される第1の姿勢に定められる(図3)。
この状態において、アーム43は図3の状態よりも反時計方向に回転変位した状態にあり、係合部材46は梱包箱Bの上側面よりも上方に退避している。一方、保持機構30は梱包箱Bの開口Dに対向する位置にあり、また上側ロック爪33と下側ロック爪34は破線で示すように、梱包箱Bから離れた位置に退避している。端部吸着部材54は、梱包箱Bの開口Dに露出している各容器群Eの下端に位置する容器の側面に吸着している。
この状態において、アーム43は図3の状態よりも反時計方向に回転変位した状態にあり、係合部材46は梱包箱Bの上側面よりも上方に退避している。一方、保持機構30は梱包箱Bの開口Dに対向する位置にあり、また上側ロック爪33と下側ロック爪34は破線で示すように、梱包箱Bから離れた位置に退避している。端部吸着部材54は、梱包箱Bの開口Dに露出している各容器群Eの下端に位置する容器の側面に吸着している。
支持機構20は第1の姿勢から、図において時計方向に例えば約30°回動し、梱包箱Bの開口が斜め下方を向くように傾斜する第2の姿勢へ変更される(図4〜6)。このとき箱吸着部23と箱拡開部42が作動しており、梱包箱Bは底支持部材21に対して所定の位置に保持され、また上側面が上方へ吸引されて梱包箱Bの内壁面が各容器群Eの最上部の容器の上縁から離間している。支持機構20の回動と同時に保持機構30も、支持機構20に同期して時計方向に回動し、第2の姿勢に対応した容器受取り姿勢に定められる。次いで保持機構30が梱包箱Bの傾斜角度に沿って図の右下方向へ移動し、先頭の容器群Eは、最下端の容器が端部吸着部材54に吸引されることにより、支持板39に当接した状態で下方へ移動して支持テーブル26に乗り移る。また箱叩き部24が駆動されることにより、梱包箱B内の他の容器群Eは上下に振動しながら梱包箱Bの載置面に沿って開口D側へ移動する。
先頭の容器群Eが梱包箱Bから出て支持テーブル26に乗り移り、さらに移動して支持テーブル26から部分的にはみ出ると、下側ロック爪34が時計方向に回動して容器群Eの最下面に係合し、容器群Eの最下面を支持する。これと同時に、上側ロック爪33が反時計方向に回動して容器群Eの最上部に位置する容器の中に入り込む。一方、先頭の容器群Eのすぐ後ろに位置する2列目の容器群Eが梱包箱Bから出て支持テーブル26に乗り移る。これと同時に、アーム43が時計方向に回動して係合部材46が第2の横支持部21cに垂直な方向を向くように定められるとともに、第2のエアシリンダ47が作動し、係合部材46は図4において破線で示すように、容器群Eの最上部の容器に係合する。これにより2列目の容器群Eは支持テーブル26と係合部材46によって保持される。
図5に示すように、保持機構30がさらに移動して先頭の容器群Eが支持テーブル26から離間すると、上爪昇降用エアシリンダ38の作用により上側ロック爪33が下降し、容器群Eの最上部の容器を下方に押圧する。これにより、容器群Eは上下方向に挟持され、上側ロック爪33と下側ロック爪34と支持板39によって保持される状態となる。一方端部吸着部材54は負圧源から遮断され、容器群Eは端部吸着部材54から解放される。そして容器群Eはロボットアーム31によって容器供給マガジン13(図1)へ移送され、上側ロック爪33が時計方向に回動し、また下側ロック爪34が反時計方向に回動し、これにより容器群Eは容器供給マガジン13に受け渡される。ロボットアーム31による移送動作において、図4〜6に示すように保持機構30は傾斜状態を維持するので、容器群Eは支持板39に寄りかかった状態で保持され、安定的に移送される。
その後、保持機構30は再び梱包箱Bの開口Dに対向する位置へ復帰し、端部吸着部材54と支持板39が支持テーブル26上に支持された2列目の容器群Eに当接するまで前進する。そして、図6に示すように係合部材46が上昇して容器群Eに対する係合を解除するとともに、端部吸着部材54が最下端の容器に吸着する。その後、保持機構30が梱包箱Bの開口Dから徐々に離間することにより、2列目の容器群Eは支持板39に当接した状態で下方へ移動して支持テーブル26から離脱し始め、その後、支持テーブル26からはみ出すと略同時に上側ロック爪33と下側ロック爪34によって保持される。また箱叩き部24の作用により、梱包箱B内の他の容器群Eは上下に振動しながら傾斜面に沿って開口D側へ移動し、支持テーブル26上に移載する。その後、上述した動作が繰り返され、全ての容器群Eが梱包箱Bから取り出されると、底支持部材21は再び搬送コンベヤ11側に回動し、次の梱包箱Bが来るまで待機する。
このように保持機構30は、梱包箱Bの開口Dに対向する位置に復帰した際に係合部材46により支持テーブル26上に保持されていた容器群Eを、梱包箱Bから取り出し、容器供給マガジン13に供給する。
以上のように本実施形態では、梱包箱Bから容器群Eを取出す動作において、先頭列の容器群Eが梱包箱Bから取出された後、梱包箱B内に残留する容器群Eの支持機構20からの飛び出しを、従来のように押圧部材によって梱包箱Bを押圧するのではなく、底支持部材21に設けた係合部材46により防止している。すなわち係合部材46は、支持テーブル26上に載置された容器群Eの最上部にある容器に係合し、支持テーブル26と協働して、容器群Eが梱包箱Bから飛び出すことを防止している。したがって、全ての容器群Eが取出された梱包箱Bを排出するとき、中袋が押圧部材に引っかかることはなく、また押圧部材が設けられないので、梱包箱Bが変形するおそれもない。
また本実施形態では、容器群Eの取出し動作の間、底支持部材21は傾斜状態に維持され、梱包箱Bの姿勢を傾斜状態と水平状態の間で繰り返す必要がないので、取出し動作を短時間で行うことができる。
なお上記実施形態において説明を省略したが、支持テーブル26の保持機構30側に、容器群Eが支持テーブル26から滑り落ちるのを防止するために昇降ストッパ60を設けてもよい。すなわち昇降ストッパ60は、容器群Eが支持テーブル26上に保持されるときは上昇位置に定められ、容器群Eが支持テーブル26から保持機構30に受け渡されるとき、支持テーブル26よりも下側になるよう、下降位置に定められる。
またロボットアーム31による移送動作において、容器群Eが支持板39に寄りかかった状態を維持するために上側ロック爪33は必ずしも容器を下側へ押圧する必要はなく、容器群Eの最上段の容器の開口よりも内側に入った状態(すなわち容器の底面に接触しない状態)になるようにしてもよい。この場合、容器群Eが傾いても、上側ロック爪33が最上段の容器に係合するので、容器群Eが転倒することはない。
また他の実施形態として、梱包箱B内の先頭列の容器群Eを保持機構30によって取出すときに、第2の姿勢に定められた梱包箱Bから容器群Eが飛び出すことを防止するためにストッパ板を設けてもよい。このストッパ板は梱包箱Bが第1の姿勢にあるときに梱包箱Bの開口Dを塞ぐように接近し、梱包箱Bが第2の姿勢に変化した後、徐々に後退し、先頭列の容器群Eが支持テーブル26上に移載されて、係合部材46が最上部の容器に係合したときに梱包箱Bの前から退避する。したがって、この構成では、保持機構30は先頭列の容器群Eを支持テーブル26上に保持する作用を果たさない。
さらに他の実施形態として、箱叩き部24に代えて、あるいは箱叩き部24に加えて、箱Bを図4に示す傾斜方向および/または紙面に垂直な方向(すなわちコンベヤ11の搬送方向と同方向)に揺らす箱揺らし部を設けてもよい。この場合、箱吸着部23を、箱Bを揺らす方向に沿って往復移動させる駆動機構に取付けるように構成してもよい。
12 載置部
20 支持機構(支持手段)
26 支持テーブル
28 回転駆動装置(姿勢変更手段)
30 保持機構(容器群取出し手段)
46 係合部材(係合手段)
B 梱包箱
C 容器
D 開口
E 容器群
20 支持機構(支持手段)
26 支持テーブル
28 回転駆動装置(姿勢変更手段)
30 保持機構(容器群取出し手段)
46 係合部材(係合手段)
B 梱包箱
C 容器
D 開口
E 容器群
Claims (2)
- カップ状の容器を積み重ねて形成した容器群を収容した梱包箱を、開口を側方に向けた状態で支持する支持手段と、
前記容器群を保持して前記梱包箱から取出す容器群取出し手段と、
前記支持手段を、前記梱包箱が略水平な状態で支持される第1の姿勢と、前記開口が斜め下方を向くように傾斜する第2の姿勢との間において変更する姿勢変更手段と、
前記梱包箱の内面のうちの前記容器群が載置される載置面と略同一平面上で容器群を支持可能な支持テーブルと、
前記支持テーブル上の容器群に係合して保持可能な係合手段とを備え、
前記容器群取出し手段は、前記支持手段が第2の姿勢に定められた状態で、前記第2の姿勢に対応した容器受取り姿勢に定められ、前記係合手段によって前記支持テーブル上に保持されていた容器群を前記梱包箱から取出す
ことを特徴とする容器取出し装置。 - 前記支持手段を第2の姿勢に定め、かつ、前記係合手段による係合を解除した状態で、前記支持テーブル上の容器群に当接させた前記容器群取出し手段を前記開口から徐々に離間させることによって、前記支持テーブル上の容器群を前記容器群取出し手段に保持させるとともに、前記梱包箱内の容器群を前記支持テーブル上に移載することを特徴とする請求項1に記載の容器取出し装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021020265A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 東罐興業株式会社 | 容器搬送システム、容器搬送方法 |
JP2021031130A (ja) * | 2019-08-26 | 2021-03-01 | 株式会社ノードクラフト | 袋体固定装置、収容物取出装置および袋体固定方法 |
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