JP2021031130A - 袋体固定装置、収容物取出装置および袋体固定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態に係る袋体固定装置1の−Y側面を模式的に示す側面図である。図2は、実施形態に係る袋体固定装置1の+X側面を模式的に示す側面図である。図3は、実施形態に係る袋体固定装置1の+Z側面を模式的に示す平面図である。図4は、実施形態に係る袋体固定装置1の−Y側面を示す図である。図5は、4つのアーム部材21a〜21dおよび4つローラ3a〜3dを模式的に示す平面図である。なお、図1および図2は、袋体保持具2が外位置L1に配置された状態を示す図であり、図4は、袋体保持具2が内位置L2に配置された状態を示す図である。
袋体固定装置1は、箱体8の内側に取り付けられた袋体9を、箱体8の内面に固定する処理(以下、「固定処理」とも称する。)を実行する装置である。箱体8は、例えば、段ボール、厚紙、樹脂または金属などで構成される。箱体8は、平面視において略矩形状の底部81と、底部81の矩形状の周縁部から+Z方向に起立する四角筒状の側壁部83とを備える。側壁部83の+Z側端部は、+Z側に向けて開口する矩形状の開口部84を構成する。また、側壁部83の+Z側端部の四辺それぞれには、蓋部85が1つずつ連結している。4つの蓋部85が内側へ折り畳まれることによって、開口部84が閉鎖される。開口部84が閉鎖された状態では、箱体8は、直方体状となる。また、4つの蓋部85が外側へ折り返されることによって、開口部84が開放される。
袋体保持具2は、箱体8の内側において、袋体9を保持する部材である。本例では、袋体保持具2は、4つのアーム部材21a〜21dを有する。アーム部材21a〜21dは、箱体8の深さ方向と平行なZ方向に延びる板状であり、アルミニウムまたはステンレスなどの金属で構成され得る。なお、アーム部材21a〜21dは、樹脂で構成されていてもよい。アーム部材21a〜21d各々は、−Z側端部に板状の先端部211を有する。先端部211は、好ましくは、−Z側の先端に向かって幅が小さくなる先細りとされる。また、先端部211の−Z側端部は、好ましくは、角丸とされる。
4つのローラ3a〜3dは、円筒状の外周面31を有し、回転軸33まわりに回転する回転体である。ローラ3a〜3dの外周面31は、好ましくはゴム製である。外周面31各々は、袋体9の折返し部分91に接触する接触面であり、ローラ3a〜3dは、その接触面で袋体9を箱体8の外側へ引く引張具の一例である。
袋体固定装置1は、ローラ3a〜3dを回転させる4つの回転駆動部35を有する。回転駆動部35は、回転モータと、当該回転モータの回転運動を伝達する伝達機構とを備える。伝達機構は、プーリ351と、プーリ351および回転軸33に掛け渡されたベルト353とを有する。回転駆動部35各々は、ローラ3a〜3d各々の回転軸33の一端と伝達機構を介して接続されている。回転駆動部35各々は、制御部6と電気的に接続されており、制御部6からの制御信号に応じて、ローラ3a〜3dを回転させる。
<鉛直駆動部41>
袋体固定装置1は、支持フレーム5を鉛直方向であるZ方向に往復移動させる2つの鉛直駆動部41を備える。2つの鉛直駆動部41のうち、一方は、支持フレーム5における+Y側のフレーム部分51Xに設けられ、他方は、−Y側のフレーム部分51Xに設けられる(図3参照)。鉛直駆動部41は、例えば、エア式または油圧式シリンダ直動機構を有する。なお、鉛直駆動部41として、リニアモータ機構、サーボモータを含むボールネジ機構等を採用してもよい。
支持フレーム5における架橋部53a,53b各々の+Z側面には、X方向に間隔をあけて配置された2つの水平駆動部43が設けられている。水平駆動部43各々には、アーム部材21a〜21dのいずれか1つが連結されている。このように、袋体固定装置1は、合計4つの水平駆動部43と、4つのアーム部材21a〜21dとを有する。
制御部6は、CPU等のプロセッサおよびメモリを有する。プロセッサは、メモリに格納された制御用プログラムに従って、制御部6に接続された2つの鉛直駆動部41、4つの水平駆動部43、および、4つの回転駆動部35の動作を制御する。なお、制御部6は、サーボ機構を備えていてもよい。このサーボ機構によって、制御対象の状態を測定するとともに、その測定値と基準値と比較して、自動修正する制御を行ってもよい。
次に、図1〜図5を参照しつつ、袋体固定装置1が実行する固定処理の流れについて説明する。なお、固定処理が実行されるまでに、事前の準備工程が行われる。また、固定処理は、内位置移動工程S1と、引張工程S2および保持工程S3とを含む。以下、これらの工程を順に説明する。
アーム部材21a〜21dの先端部211が、側壁部83の内側面83Sに平行な板状であるため、先端部211各々を内側面83Sと収容物95の隙間へ良好に進入させることができる。特に、先端部211各々が先細りである。この場合、仮に先端部211が収容物95に接触する場合においても、先端部211が−Z方向へ移動することによって、収容物95を先端部211の側方へ移動させることができる。したがって、アーム部材21a〜21dを箱体8および袋体9の内側へ、良好に挿入することができる。
図6は、実施形態に係る収容物取出装置7を模式的に示す側面図である。袋体9からの収容物95の取出しには、図6に示す収容物取出装置7を適用してもよい。収容物取出装置7は、袋体固定装置1と取出機構71とを備える。取出機構71は、複数の吸着部73と、複数の吸着部73を支持するプレート74と、プレート74をZ方向およびX方向に移動させる移動駆動部75とを備える。
上記実施形態では、回転体として、円筒状の外周面31を有するローラ3a〜3dが用いられている。しかしながら、回転体は、球状の部材であってもよい。また、引張具は、ローラ3a〜3dのような回転体に限定されるものではない。例えば、引張具として、回転不能な接触部材を設け、当該接触部材を折返し部分91に接触させてもよい。この場合、当該接触部材を−Z側へ移動させる機構を設けることによって、折返し部分91を引張させるとよい。
2 袋体保持具
21a〜21d アーム部材
211 先端部
3a〜3d ローラ(引張具、回転体)
31 外周面(接触面)
33 回転軸
35 回転駆動部
4 移動機構
41 鉛直駆動部
43 水平駆動部
4a〜4d ローラ
5 支持フレーム
6 制御部
7 収容物取出装置
71 取出機構
8 箱体
81 底部
83 側壁部
84 開口部
9 袋体
91 折返し部分
95 収容物
L1 外位置
L2 内位置
L21 待機位置
L22 接触位置
Claims (16)
- 箱体の内側に取り付けられた袋体を固定する袋体固定装置であって、
前記箱体の内側において前記袋体を保持する袋体保持具と、
前記袋体保持具を、前記箱体の外側の外位置および前記箱体の内側の内位置の間で移動させる移動機構と、
前記箱体の開口部から前記箱体の外側に折り返された前記袋体の折返し部分に接触する接触面を有し、前記接触面で前記袋体を前記箱体の外側へ引く引張具と、
を備える、袋体固定装置。 - 請求項1の袋体固定装置であって、
前記移動機構は、前記箱体の内側にある前記袋体保持具を、前記箱体の内面へ接近させる、袋体固定装置。 - 請求項1または請求項2の袋体固定装置であって、
前記袋体保持具は、
前記箱体の深さ方向に延びる少なくとも1つのアーム部材を含み、
前記移動機構は、前記アーム部材を前記深さ方向に移動させる、袋体固定装置。 - 請求項3の袋体固定装置であって、
前記アーム部材の先端部が板状である、袋体固定装置。 - 請求項3または請求項4項の袋体固定装置であって、
前記アーム部材の先端部が先丸である、袋体固定装置。 - 請求項3から請求項5のいずれか1項の袋体固定装置であって、
前記アーム部材の先端部が先細りである、袋体固定装置。 - 請求項3から請求項6のいずれか1項の袋体固定装置であって、
前記袋体保持具は、前記深さ方向に直交する方向に離れて配置される2つの前記アーム部材、を含み、
前記引張具は、2つの前記アーム部材の間に配置される、袋体固定装置。 - 請求項1から請求項7の袋体固定装置であって、
前記引張具は、前記折返し部分に接触する外周面を有する回転体、を有する、袋体固定装置。 - 請求項8の袋体固定装置であって、
前記回転体の回転軸が、前記箱体の側面に平行である、袋体固定装置。 - 請求項9の袋体固定装置であって、
前記回転体が、前記箱体の前記側面と平行に延びる円筒状である、袋体固定装置。 - 請求項8から請求項10のいずれか1項の袋体固定装置であって、
前記箱体を間に挟むように配置される2つの前記回転体を有する、袋体固定装置。 - 請求項8から請求項11のいずれか1項の袋体固定装置であって、
前記回転体を回転させる回転駆動部、
をさらに備える、袋体固定装置。 - 請求項1から請求項12のいずれか1項の袋体固定装置であって、
前記移動機構は、前記箱体の外側において、前記引張具を、前記折返し部分に接近させる、袋体固定装置。 - 請求項13の袋体固定装置であって、
前記袋体保持具および前記引張具が取り付けられるフレーム、
をさらに備え、
前記移動機構は、前記フレームを移動させる、袋体固定装置。 - 請求項1から請求項14のいずれか1項の袋体固定装置と、
前記箱体から収容物を取り出す取出機構と、
を備える、収容物取出装置。 - 箱体の内側に取り付けられた袋体を固定する袋体固定方法であって、
箱体の外側に折り返された袋体の折返し部分を箱体の外側へ引く引張工程と、
前記箱体の内側において、前記袋体を保持する保持工程と、
を含む、袋体固定方法。
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JP2019153536A JP6828914B1 (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | 袋体固定装置、収容物取出装置および袋体固定方法 |
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WO2024103832A1 (zh) * | 2022-11-18 | 2024-05-23 | 湖北诃力机械设备有限公司 | 双层包装袋内膜外翻机 |
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JP2014061909A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Nippon Sekkei Kogyo:Kk | 箱体内袋体の折返し口部引下げ装置及び箱体内袋体の口部開き方法 |
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