JP2018186466A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 温度上昇後に短時間で温度が低下する撮像装置を提供する。【解決手段】 使用者が把持する外装部材と、動作時に熱を発生し、熱源となる電子部品と、潜熱蓄熱材を含有する蓄熱部材と、前記潜熱蓄熱材の温度状態に係る状態量を検出する温度状態検出部と、前記温度状態検出部の出力に基づき前記蓄熱部材中の潜熱蓄熱材の状態を推定する状態推定部と、前記蓄熱部材の放熱を促進する放熱促進部と、前記放熱促進手段の駆動制御を行う駆動制御部と、少なくとも本体が撮像中であるか否かにより、本体の動作状態を判別する動作状態判別部を備える。【選択図】 図6
Description
本発明は、撮像装置に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置は、近年、高画質化のためのデータ処理速度や処理量の増大に伴い、様々な熱問題がクローズアップされてきている。その熱対策の一つとして、特許文献1では、撮像装置の内部に蓄熱部材を備えることで、外装部材の温度上昇を抑える構成が開示されている。
しかし、特許文献1で開示されている構成では、一旦蓄熱部材の温度が上昇すると、その後撮像装置の温度が下がるまでに時間がかかるという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、動作時に熱を発生し、熱源となる電子部品と、潜熱蓄熱材を含有する蓄熱部材と、前記潜熱蓄熱材の温度状態を検出する温度状態検出手段と、前記温度状態検出手段の出力に基づき、前記潜熱蓄熱材の状態を推定する状態推定手段と、前記蓄熱部材の放熱を促進する放熱促進手段と、撮像装置の動作状態を判別する動作状態判別手段と、前記動作状態判別手段と前記状態推定手段の出力に基づき前記放熱促進手段の駆動制御を行う駆動制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、温度上昇後にも短時間で温度が低下する撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。以降の説明では、使用者が手持ちで撮影する場合を想定して説明するが、もちろん他の場合、例えば三脚等に固定して撮影するような場合において本発明を実施しても何ら問題は無い。
(実施例1)
以下、図1から図11を用いて、本発明の第1の実施例による撮像装置について説明する。
以下、図1から図11を用いて、本発明の第1の実施例による撮像装置について説明する。
図1は撮像装置に相当するコンパクトデジタルカメラ(以下、単にカメラと呼称する)の基本構成を示す模式図である。また、図2は該カメラの電気的な構成を示すブロック図である。
図1において、1はカメラ本体を、2は使用者が把持する外装部材を、3は展開・収納可能なレンズ鏡筒ユニットを、4は動作時に熱を発生し、熱源となる電子部品に相当する撮像素子を、5は同じく熱源となる電子部品に相当する画像処理ICを示す。また、6はメイン基板を、7はディスプレイを、8は録画開始ボタン8aを含む操作部を示す。
更に、本実施例の要部として、21は潜熱蓄熱材21aを含有する蓄熱部材を、22は放熱促進手段に相当する空冷ファン(以降、単にファンと呼称する)を、23と24は共にファン22の通風用の開口部をそれぞれ示す。他にも、カメラ1は後に図示するメインフレームやバッテリボックス等の構造部材や、不図示の主電源ボタンやバッテリ、マイク、シャッターといったカメラの機能に関わる様々な部材を有している。
次に、図2において、3a〜3cはそれぞれレンズ鏡筒ユニット3に含まれるレンズ群とその駆動部及び制御部を、5aと5bはそれぞれ画像処理IC5に含まれる画像処理部とメモリを示す。また、9はカメラシステム制御部を、10はSDカード等の記録部を示す。更に、本実施例の要部として、25は温度状態検出手段に相当する温度センサを、26は温度センサ25の出力に基づき潜熱蓄熱材21aの状態を推定する状態推定部を示す。また、30はカメラ1(撮像装置)の動作状態を判別する動作状態判別部を、31はファン22の駆動制御部をそれぞれ示す。
カメラ1は撮影中であるか否か、及び騒音や振動を発生するファン22を駆動してもよいか否かにより分類可能な様々な動作状態を有している。その分類を図3に示す。
静止画や動画を撮影している撮影状態においては、カメラ内における騒音や振動の発生は撮影画像に影響を与えてしまうため、好ましくない。よって、本実施例においてファン22は駆動しない。
次に、例えば操作ボタン群8を操作して構図決め中や設定変更中等の操作状態においては、画像の撮影は行っていないため、騒音や振動の発生はある程度許容できるものの、直ぐに撮影状態に移行する可能性がある。よって、本実施例においてはやはりファン22は駆動しない。
次に、例えば撮影した画像を鑑賞中の待機状態においては、直ぐに撮影状態に移行する可能性は低いため、本実施例においてはファン22を駆動してもよい。
最後に、主電源を切としてカメラを未使用の主電源OFFの状態においては通常ファン22は駆動しないが、例外として、待機中のバッテリ容量の減少を許容できるのであればファン22を駆動してもよい。以上の動作状態は動作状態判別部30により随時判別される。
駆動制御部31はカメラシステム制御部9から随時ファンの駆動開始命令又は駆動停止命令を受けることで、ファン22の駆動状態を制御する。ファン22が停止している状態で駆動開始命令を受けた場合、駆動制御部30はファン22に電力を供給し、駆動を開始させる。また、ファン22が駆動している状態で駆動開始命令を受けた場合は、電力の供給を継続する。一方、ファン22が駆動している状態で駆動停止命令を受けると、駆動制御部30はファン22への電力の供給を停止し、駆動を停止させる。また、ファン22が駆動している状態で駆動停止命令を受けた場合は、電力の供給を停止したままとする。
本実施例の要部の説明に先立ち、カメラ1を用いて動画撮影を行う際の流れを説明する。使用者はまずカメラ1の外装部材2を把持し、主電源スイッチをONにした後、カメラを撮影する対象に向けて構える。すると、対象からの光がレンズ鏡筒ユニット3に取り込まれ、レンズ群3aで屈折、集光された後、撮像素子4の撮像面上で結像する。撮像素子4は光電変換を行い、電気的な画像信号を生成する。
生成された信号は画像処理部5aによって所定の形式の画像データに加工、調整がなされ、メモリ5bにバッファされた後、記録手段10に記録される。以上の一連の流れを連続的に繰り返すことにより、時間的に連続した画像、すなわち動画を撮影することができる。なお、図示は省略しているが、この際マイクにより音声も記録し併せて保存する。
このように、動画撮影を行うと様々な電子部品を連続で駆動するため、カメラ内で熱が発生する。中でも撮像素子4や画像処理IC5は大容量の信号を高速で処理するため、特に多くの熱を発生する。この熱はカメラ内の構造部材を経由して外装部材2に伝わり、温度を上昇させる。これにより、やがて外装部材2の温度が、熱設計上許容し得る上限の温度(以降、許容上限温度Tcと呼称する)に達する場合がある。
そのような場合は、ディスプレイ7等に警告表示を行い使用者に知らせた上で、所定の時間経過後に自動的に動画撮影を停止し、外装部材2の温度が所定の値に下がるまで、次の撮影を制限する期間(以降、冷却期間と呼称する)を設けることが望ましい。
その上で、本実施例においては、カメラ1の外装部材2の温度上昇を遅らせることで上記の自動停止までの時間をなるべく延ばすことに加え、冷却期間を短縮することで利便性を向上させるために、蓄熱部材21とファン22を搭載している。続いてそれらの構成を示す。
まず、蓄熱部材21の構成の模式図を図4に示す。蓄熱部材はその名が示す通り、熱を多く蓄える部材のことを示し、主に熱容量が大きい材料により構成される。本実施例においては、潜熱蓄熱材を他の材料中に密封することで蓄熱部材を構成する。図4において、21aは潜熱蓄熱材を、21bは金属製のケースやフィルム材料を、21cは樹脂又はゴム部材を、また、11は後に図示するカメラ1のメインフレームをそれぞれ示す。
潜熱蓄熱材は、物質の温度が上がり、固体から液体に状態変化する際に大量の潜熱を吸収する性質を利用して見かけ上の熱容量を大きくした材料の総称である。潜熱蓄熱材として代表的な物には、有機系のパラフィン類や脂肪酸、また、無機系の水和塩等がある。
本実施例においては、このような潜熱蓄熱材のうち、カメラ本体1が想定する使用環境の常温(例えば、20−30℃程度)よりも融点が高く、かつ外装部材2の温度が許容上限温度に達するまでの間に蓄熱部材21が達する温度よりも低い物を選定し利用する。これにより、外装部材2の温度を上昇させる熱を潜熱蓄熱材が奪い、蓄えるため、外装部材2の温度上昇を遅らせることができる。
潜熱蓄熱材はその性質上、熱を蓄える際に液体となり流動性を呈するため、蓄熱部材として利用するにあたっては他の部材中に密封することが必要になる。本実施例においては、例えば図4(a)に示すように潜熱蓄熱材21aを熱伝導性の良い金属製のケースやフィルム21bに充填して密封することが望ましい。
もしくは図4(b)に示すようにカプセル状に加工した潜熱蓄熱材21aを樹脂又はゴム部材21c中に分散させてもよい。このようにすることで、取り回しの良い蓄熱部材21として利用することができるようになる。他にも、例えば図4(c)に示すように、カメラ1内に在来のメインフレーム11等の部材に対して潜熱蓄熱材21aを充填、密閉して、蓄熱部材21として利用できるようにしてもよい。
次に、ファン22の模式図を図5に示す。一般に、空冷ファンの種類には図5(a)に示す遠心ファンと、図5(b)に示す軸流ファンの2種類があるが、本実施例においては図5(a)の遠心ファンを用いている。遠心ファンは羽22aの回転軸に対して垂直な方向に風を送るファンであり、同スケールの軸流ファンと比べて発生する静圧が大きいという特徴がある。よって、狭く、流路抵抗が大きい筐体内でも風を送りやすいため、一般に防塵・防滴等の観点から通風用の開口を広げにくい撮像装置類に適している。
続いて、カメラ1の内部における、蓄熱部材21とファン22の配置を示す断面模式図を図6に示す。2種類の図はそれぞれ異なる視点から見た断面図を示しており、互いに一方の図に示された破断線がもう一方の図の断面を示している。なお、ここでは本実施例の要部を説明するために必要な物以外の部材は図示を省略している。
図6において、カメラ1はメインフレーム11やバッテリボックス12といった構造部材を有している。蓄熱部材21とファン22は互いにファンが吐出する風が蓄熱部材に直接当たるように、蓄熱部材をファンの吐出面上に投影した際、開口部にかかるような位置関係にある。これらはそれぞれ不図示のネジ止めや接着、ばねによる付勢といった方法によりメインフレーム11と外装部材2に対して固定されている。
また、撮像素子4と画像処理IC5はそれぞれ、レンズ鏡筒ユニット3の背面と、メイン基板6を介してバッテリボックス12に対して固定されている。更に、カメラ1はファン22による風の流れを整え、また、塵や埃の混入を低減させるためのフィルター29を示している。
加えて、カメラ1は本実施例における熱伝導部材に相当する2本のヒートパイプ28a、28bを有している。それぞれのパイプは一端を撮像素子4と画像処理IC5に、また他端を共に蓄熱部材21に対して、それぞれロウ付け等の方法により、熱をよく伝えるように密着して接続されている。これにより、動画撮影時に撮像素子4と画像処理IC5で発生した熱は、専らヒートパイプ28を経由して蓄熱部材21に伝わり蓄えられる。
よって、蓄熱部材21が内部の潜熱蓄熱材21aの融解潜熱分の熱を蓄え切るまでの間、撮像素子4と画像処理IC5で発生した熱がカメラ1内の他の構造部材を経由して外装部材2に伝わる割合は小さくなるため、外装部材2の温度上昇速度は遅くなる。これにより、外装部材2が許容上限温度に到達するまでの時間を延ばすことができるため、動画撮影を自動停止するまでの時間を長くすることができ、使用者にとっての利便性を向上させることができる。
次に、カメラ1で動画撮影を行い、蓄熱部材21が熱を蓄え切り、やがて外装部材2の温度が許容上限温度に達したため、動画撮影を自動停止し冷却期間に移行した状態を仮定する。移行直後の状態においては、蓄熱部材21中の潜熱蓄熱材21aは融解潜熱を蓄え切り、融解して液体の状態にある。
その後温度が下がり、固体に状態変化する際、今度は逆に大量の凝固潜熱を放出する。これにより、冷却期間においては、蓄熱部材21はカメラ1内で周囲の部材よりも温度が高く、熱を放出する一時的な熱源となる。よって、外装部材2の温度降下を遅くする要因となるため、冷却期間においては蓄熱部材21が蓄えている熱を速やかにカメラ外へ直接放出させることが望ましい。
ここで、冷却期間はカメラ1における撮影状態に該当しないため、ファン22を駆動することができ、これにより蓄熱部材21の速やかな放熱を促すことができる。
ファン22による蓄熱部材21の冷却原理の模式図を図7に示す。図7はカメラ1の断面模式図であり、太線の矢印はファン22による風の流れを示している。これより、ファン22を駆動すると開口部23から外気が取り込まれ、専ら蓄熱部材21の側面を撫でた後、開口部24よりカメラ外へと放出される。
この際に外気と蓄熱部材21の間で熱交換がなされ、蓄熱部材21の熱が多く奪われるため、蓄熱部材21は速やかに冷却される。また、他のメインフレーム11やレンズ鏡筒ユニット3、外装部材2の一部も併せて冷却される。これにより、結果としてカメラ内の熱が速やかに外部へと放出されるため、外装部材2の温度低下に要する時間を短縮することができ、使用者にとっての利便性を向上させることができる。
ここで、たとえ冷却期間においても、長時間ファン22を駆動するとバッテリを消費し、また使用者にも違和感を与えてしまうため、ファン22は必要とされる度合いに応じて駆動するように制御することが望ましい。蓄熱部材21を速やかに放熱させるという目的に従えば、内部の潜熱蓄熱材21aが潜熱を放出し切って凝固し、固体になるまでの間のみファン22を駆動すれば十分ということになる。よって、冷却期間においては常時、状態推定部26により潜熱蓄熱材21aの状態を推定しつつ、その推定結果に基づきファン22の駆動を制御すればよい。
冷却期間中に潜熱蓄熱材21aの状態を推定する手法を説明する。本実施例においては、潜熱蓄熱材21aは蓄熱材ケース21b中に密閉しているため、その温度を直接測定することはできない。しかし、潜熱蓄熱材21aはその特性に伴い特徴的な温度降下特性を示し、蓄熱材ケース21bの温度降下特性にも同様の影響を及ぼす。よって、図2で示した温度センサ25を用いて蓄熱材ケース21bの温度変化を測定することにより、潜熱蓄熱材21aの状態を推定することができる。なお、この際の温度センサ25としては、例えば熱電対等の一般的なセンサを蓄熱材ケース21bに貼り付けて使用するとよい。
カメラ1の冷却期間における、潜熱蓄熱材21aと蓄熱材ケース21bの温度変化の概念図を図8(a)に示す。不図示の外装部材2の温度が許容温度Tcに近づいたため、動画撮影を停止した時点をS0とすると、その後潜熱蓄熱材21aと蓄熱材ケース21bはそれぞれ実線821aと破線821bのような温度変化を示す。なお、実際の温度センサは有限の周期で温度をサンプリングしているため、その出力も離散的なものとなるが、ここでは便宜上連続的な線で出力を表している。
図8(a)に示すような温度変化は温度センサ25により検出され、カメラシステム制御部9に出力される。カメラシステム制御部9は得られた出力値を連続的にメモリ5bに記録することで、図8(a)に示すような温度変化を知ることができる。これにより、図8(b)に示すような温度変化の二階微分を計算することができ、併せてメモリ手段5bに記録する。ここで、実線821cが実線821aの二階微分に対応し、破線821dは破線821bに対応する。
潜熱蓄熱材21aと蓄熱材ケース21bは共に、始めは一般の材料と同様に、外気温T0に向かって指数関数的に温度が下がる温度降下特性を示す(S0〜S1間)。その後、S1の時点で潜熱蓄熱材21aの温度が凝固点Tm付近に達すると、潜熱蓄熱材21aは凝固を開始し、多量の潜熱を放出するため、しばらくの間温度が下がらなくなる。これより、S1の時点で温度降下速度が急激に鈍る、すなわち、温度変化の二階微分値が急上昇するという特性を示す。
やがて、放出された潜熱は蓄熱材ケース21bに伝わるため、遅れてS2の時点で蓄熱材ケース21bも同様の特性を示す。これより、状態推定部26は蓄熱材ケース21bの温度変化の二階微分値が所定のしきい値T1を超えた時点S2を持って、潜熱蓄熱材21aは凝固中の状態、すなわち固液混合状態に移行したと推定する。
次に、S3の時点で潜熱蓄熱材21aが潜熱を放出し終え、固体になると、その後は再び一般の物質と同様の温度降下特性を示す。すなわち、この時点では温度降下速度の急激な上昇が見られる。この場合についても同様に、遅れてS4の時点で蓄熱材ケース21bにも同様の温度降下特性が表れる。
よって、状態推定部26は温度変化の二階微分値が所定のしきい値T2を下回った時点S4を持って、潜熱蓄熱材21aは凝固が終わった状態、すなわち固体状態に移行したと推定する。なお、図から明らかに、動画撮影を停止した直後に温度降下が始まり、温度変化の二階微分値が所定のしきい値T2を下回る時点(S0直後)は潜熱蓄熱材21aの状態変化を示すものではないと分かる。
ここで、上記の推定を行うにあたっては、温度センサの出力に含まれるノイズや瞬間的な変動による誤推定を避けるために、予め所定のローパスフィルターを適用した出力を利用するとよい。
上記の手法において、実際の潜熱蓄熱材21aと蓄熱材ケース21bは密接しており、その温度変化の差はわずかな物であるため、比較的高い確度を持って潜熱蓄熱材21aの状態を推定することができる。更に、蓄熱材ケース21bの厚みを薄くする、材質を熱伝導率が高い物にするといった工夫を取ることで、両者の温度差をより小さくすることができ、より確度を高めることができる。
なお、温度センサが出力する温度と潜熱蓄熱材の凝固点の値を比較し、状態推定を行う基準として併用するとよい。すなわち、例えば仮に温度センサの出力の二階微分値が所定のしきい値を上回った場合においても、その際の温度出力値が潜熱蓄熱材の凝固点よりも大きい場合は、まだ潜熱蓄熱材が凝固し始める状態変化は起こっていないものと推定してもよい。また、逆に二階微分値がしきい値を上回らない場合においても、温度出力値が潜熱蓄熱材の凝固点に十分近いか下回っていれば、潜熱蓄熱材が凝固し始める状態変化は起こったものと推定してもよい。
更に、温度を測定する対象を蓄熱材ケース21bに限る必要は無く、他の部材においても、温度降下特性が潜熱蓄熱材21aと大きく変わらないような場合は、その部材の温度変化を測定して潜熱蓄熱材21aの状態推定基準として利用するようにしてもよい。例えば、撮像素子4や画像処理IC5等の部品が既に温度センサを有しているような場合は、新たに温度センサ25を追加する必要は無く、状態推定部26はそれらの出力を基に潜熱蓄熱材21aの状態推定を行うことができる。
次に、状態推定部26が出力する潜熱蓄熱材21aの状態、及びカメラ1の動作状態に基づくファン22の駆動制御フローを図9に示す。また、それをまとめた表を図10に示す。このフローは動作状態判別部30と駆動制御部31の詳しい動作を示すものであり、カメラの主電源をONにすると同時にスタートする。
始めに、ステップ901において初期化処理を行う。この処理は少なくとも、前回の操作ボタン群8の押下時点(録画開始ボタン8aを除く)からの経過時間を格納する変数を初期化する処理を含む。次に、ステップ902において蓄熱材ケース21bの温度を取得し、潜熱蓄熱材21aの状態を推定した後、ステップ903で潜熱蓄熱材21aが固体であるか否かの条件分岐を行う。
潜熱蓄熱材21aが固体である場合は、潜熱を放出し切っており、速やかに冷却する必要は無いと判断できるので、ステップ909でファン22の駆動停止命令を行い、ステップ910に進む。一方潜熱蓄熱材21aが液体又は固液混合状態である場合は、速やかに冷却する必要性が高いと判断できるので、ファン22を駆動できるか否かの判断を行うステップ904以降に進む。
ステップ904においては、動画・静止画の撮影中であるか否かの条件分岐を行う。撮影中である場合は、カメラは撮影状態301にあると判断できるので、ファン22の駆動停止命令を行い、ステップ910に進む。一方撮影中でない場合はステップ905に進む。
ステップ905においては、記録画像の再生中であるか否かの条件分岐を行う。記録画像の再生中である場合は、カメラは待機状態303にあると判断できるので、ファン22を回転させることができる。よって、ファン22の駆動開始命令を行ったのち、ステップ910に進む。一方、再生・鑑賞中でない場合はステップ906に進む。
ステップ906においては、前回録画開始ボタン8aを除く操作ボタン群8を押してから所定の時間が経過したか否かの条件分岐を行う。所定の時間が経過している場合は、使用者はしばらくの間撮影動作を行っておらず、直近の間に撮影を開始する可能性は低いと判断することができる。すなわち、カメラは待機状態303にあると判断できるため、ファン22の駆動開始命令を行ったのち、ステップ910に進む。一方、所定の時間が経過していない場合は、使用者は現在カメラを操作中であり、直近の間に撮影を開始する可能性が高いと判断できる。
すなわち、カメラは操作状態302にあると判断できるため、ファン22は駆動せず、駆動停止命令を行った後、ステップ910に進む。なお、このような分岐を行う理由は、駆動中のファンの羽22aは慣性力を有しており、駆動停止命令を受けても直ぐには静止することができないためである。また、頻繁な駆動開始と停止を防ぐことで、ファン22の機械的な故障の可能性を減らし、静粛な動作を実現する狙いもある。なお、ここでの経過時間のしきい値は、ファンの静止に要する時間や駆動の必要性を考慮して、適宜自由に定めて構わない。
最後に、ステップ910において操作ボタン群8を押下後の経過時間を更新した後、ステップ911に進む。ステップ911では、主電源OFFの指令が下されたか否かにより条件分岐を行う。指令が下された場合は、主電源をOFFにしてフローを終了する。一方指令が下されない場合は、ステップ902に戻り、主電源OFFの指令が下されるまで以上のフローを継続する。
以上のフローに沿ってファン22の駆動制御を行うことで、カメラ1で動画撮影行い、撮影を停止するとその直後からファン22を駆動するため、温度上昇後も短時間で温度が低下する撮像装置を提供することができる。
なお、ここで示したフローは必須の設定ではなく、使用者の好みによってファンのON、OFFは自由に設定を変えられるようにしても構わない。例えば、本実施例においては、潜熱蓄熱材が固液混合状態である場合には冷却の必要性があるものと判断し、条件によりファンを駆動するものとしているが、静粛性やバッテリの持ちを優先してファンを駆動しないようにしてもよい。
また、カメラが操作中や撮影中である場合はファンを駆動しないようにしたが、冷却の必要度が高い場合は、騒音や振動が発生し得ることを警告した上でファンを駆動するようにしてもよい。更に、主電源がOFFの場合にも制御フローを動かし、冷却の必要性が高い場合にはファンを駆動するようにしてもよい。この場合の制御フローを図11に示す。なお、このフローは主電源OFFによって呼び出される。
図11の制御フローでは、始めにステップ1101で初期化処理を行う。この処理は少なくとも、本フローの開始後からの経過時間を格納する変数を初期化する処理を含む。次に、図9の制御フローと同様に初期化処理と潜熱蓄熱材21aの状態推定を行い、固体であるか否かによる条件分岐を行う(ステップ1102〜1103)。
潜熱蓄熱材21aが固体である場合はファン駆動の必要性が小さいので、ステップ1107でファンの駆動停止命令を行い、フローを終了する。一方、液体又は固液混合状態である場合は、ファン駆動の必要性があるものと判断し、ステップ1104でフローを開始してから所定の時間が経過したか否かの条件分岐を行う。
なお、ステップ1104は、ファンが終わりなく駆動し続けるのを防ぐための条件分岐である。例えば真夏の車内等の高温環境にカメラを放置した場合、周囲の気温が高いため、いくらファンを駆動させても潜熱蓄熱材21aが凝固しない場合があり得る。よって、そのような場合に備えて、ファンを駆動する時間には上限を定めると良い。所定の時間が達した場合はファンの駆動停止命令を行い、フローを終了する。
一方、所定の時間が達していない場合は、ステップ1105でファンの駆動開始命令を行い、ステップ1106に進む。その後、ステップ1106で経過時間を更新した後、再度ステップ1102に戻り、ステップ1107に分岐するまでフローを継続する。
以上説明したように、蓄熱部材に加えて放熱促進装置を設けたことで、動画撮影中は蓄熱部材によって騒音や振動を発生すること無く外装部材の温度上昇を抑え、撮影可能な時間を延ばすことができる。また、撮影後は即座にファンを駆動し蓄熱部材から速やかに放熱させるため、次に撮影可能になるまでの待ち時間を短縮することができる。したがって、撮像装置によって都合の良い熱対策手法を提供することができる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、その特徴が維持される範囲において自由に改変して適用することができる。例えばファンによる冷却効果が十分に蓄熱部材に作用する範囲においては、ファンと蓄熱部材はカメラ内において自由に配置して構わない。また、蓄熱部材として潜熱蓄熱材の代わりに、密度の大きい顕熱蓄熱材を用いてもよい。また、撮像装置の形態はコンパクトカメラに限らず、他のレンズ交換式カメラやビデオカメラ等でもよい。
(実施例2)
本発明の第1の実施例の変形例に相当する第2の実施例について説明する。ここでは構成が異なる点についてのみ説明する。
本発明の第1の実施例の変形例に相当する第2の実施例について説明する。ここでは構成が異なる点についてのみ説明する。
本実施例では、放熱促進手段として、第1の実施例における遠心ファン22の替わりに図5(b)に示した軸流ファン27を用いる。軸流ファンは同スケールの遠心ファンと比べて、発生する静圧が小さい代わりに、抵抗の小さい流路において流し得る最大の流量が大きい。また、正負逆の電圧を印可する電気的制御により羽を逆回転させることができ、風向を逆転駆動させることができるという特徴がある。よって、本実施例では、この軸流ファンの特徴を活かして利用するための配置と制御フローについて説明する。
本実施例におけるカメラ1内の軸流ファン27の配置と、冷却原理の模式図を図12と図13に示す。図12は実施例1の場合と同様に、外気を底面から吸い込み、上面から吐き出す方向(以降、正転と呼称する)にファン27を駆動した際の模式図であり、一方図13はその逆向き(以降、逆転と呼称する)にファン27を駆動した際の模式図である。なお、本実施例においてはフィルター29を搭載していない。
本実施例においては、軸流ファン27の風向きに合わせてカメラ1内における配置を変更した上で、流路抵抗を低減させるために開口部23と24の径を拡大している。更に、蓄熱部材21を薄型化し、ファンの吐出方向に対する投影面積を減らすことによっても流路抵抗の低減を図っている。これにより、まずは遠心ファンを用いた実施例1の場合と比べて冷却風の流量を増加させることができる。
次に、軸流ファン27を逆転させた場合、図13に示すように冷却風は蓄熱部材21の側面を撫でるだけではなく、他のカメラ1内の空気も吐き出されるように風が動く。これにより、ファンを正転させた場合は蓄熱部材21を局所的に冷却するのに対して、逆転させた場合はカメラ1の内部を全体的に冷却することができる。
以上より、例えば動画撮影直後の蓄熱部材21の温度が高い状態においてはファンを正転させ、その後蓄熱部材の温度がある程度低くなったらファンを逆転させるように制御することで、より効率的にカメラ1を冷却することができるようになる。
ここで、上記の駆動制御を行うにあたっては、例えば蓄熱部材21とは別にカメラ1内において温度を監視する基準の部材を定め、その部材が目標とする基準温度を下回るまでファン27を逆転駆動させるようにするとよい。
以上の構成に基づく制御フローを図14に示す。また、それをまとめた表を図15に示す。図14の制御フローも図9の制御フローと同様に、カメラ1の主電源ONと同時に開始し、まずはステップ1401において初期化処理を行う。これは、少なくともファン27の駆動停止命令と、前回の操作ボタン群8の押下時点(録画開始ボタン8aを除く)からの経過時間を格納する変数の初期化の2つの処理を含む。
次に、ステップ1402において蓄熱材ケース21bの温度を取得し、潜熱蓄熱材21aの状態を推定した後、ステップ1403で潜熱蓄熱材21aが固体であり、かつカメラ1内の所定の部材が基準温度以下であるか否かの条件分岐を行う。まず、潜熱蓄熱材21aが固体でない場合は、蓄熱材はまだ潜熱を有しており、速やかに冷却する必要があると判断することができるため、ステップ1404以降に進む。
また、基準の部材が基準温度以上である場合も、まだ冷却を継続する必要があると判断することができるため、ステップ1404以降に進む。一方、これらのいずれでも無い場合は、冷却を行う必要は無いと判断することができるため、ステップ1412でファン27の駆動停止命令を行い、ステップ1413に進む。
ステップ1404においては、動画・静止画の撮影中であるか否かの条件分岐を行う。撮影中である場合は、カメラは撮影状態301にあると判断できるので、ファン27の駆動停止命令を行い、ステップ1413に進む。一方撮影中でない場合はステップ1405に進む。
ステップ1405においては、記録画像の再生中であるか否かの条件分岐を行う。記録画像の再生中である場合は、カメラは待機状態303にあると判断できるので、ファン27を回転させることができる。よって、ファン27の駆動開始命令を行うサブルーチン1408に進む。一方、再生・鑑賞中でない場合はステップ1406に進む。
サブルーチン1408においては、始めに潜熱蓄熱材21aが液体であるか否かの条件分岐を行う。液体である場合は、潜熱蓄熱材21aを優先的に冷却する必要性が高いと判断することができるため、ファン27の正転駆動開始命令を行う。一方、液体でない場合は、カメラ1を全体的に冷却するために、ファン27の逆転駆動開始命令を行う。いずれかの処理を行った後、サブルーチン1408を終了し、ステップ1413に進む。
ステップ1406においては、前回録画開始ボタン8aを除く操作ボタン群8aを押してから所定の時間が経過したか否かの条件分岐を行う。所定の時間が経過している場合は、カメラは待機状態303にあると判断することができるため、ファン27の駆動開始命令を行うサブルーチン1408に進む。
一方、所定の時間が経過していない場合は、カメラは操作状態302にあると判断することができるため、ファン27は駆動せず、ステップ1407で駆動停止命令を行った後、ステップ1413に進む。なお、実施例1の場合と同様に、この経過時間のしきい値はファンの静止に要する時間や駆動の必要性を考慮して、適宜自由に定めて構わない。
最後に、ステップ1413において操作ボタン群8aを押下後の経過時間を更新した後、ステップ1414に進む。ステップ1414では、主電源OFFの指令が下されたか否かにより条件分岐を行う。指令が下された場合は、主電源をOFFにした後、フローを終了する。一方指令が下されない場合は、ステップ1402に戻り、主電源OFFの指令が下されるまで以上のフローを継続する。
なお、本実施例の更なる変形例として、外装部材2と外気の温度センサを備え、これらの出力を比較し、ファン27の駆動制御を行う際の基準として併せて用いるようにしてもよい。例えば、潜熱蓄熱材21aがまだ液体の状態にあると推定される場合(図15中1504)においても、蓄熱部材21と外装部材2の温度差が所定の基準値よりも小さい場合は、蓄熱部材を急冷する必要性は低いものと推定することができる。
よって、ファン27を逆転駆動させてカメラ1を全体的に冷却するようにしてもよい。また、例えばカメラ1が想定する常温よりも高い温度環境(真夏の車内やサウナ等)に置かれた場合は、ファン27の冷却効率が落ちるため、潜熱蓄熱材21aの状態に関わらずファン27を停止するようにしてもよい。
以上で説明した構成により、動画撮影後のカメラ1全体の冷却をより重視した熱対策手法を提供することができる。一方で、開口部を拡大し、フィルターを除いたことにより防塵・防滴の対策の必要性が増すことや、装置の大型化を招き得るといったこともあるため、これらは必要とされる使用や機器の形態に応じて適切な手法を選択するようにすると良い。
1 カメラ本体
2 外装部材
3 レンズ鏡筒ユニット
4 撮像素子
5 画像処理IC
6 メイン基板
7 ディスプレイ
11 メインフレーム
12 バッテリボックス
21 蓄熱部材
22 ファン
23 通風用開口部
24 通風用開口部
28 ヒートパイプ
29 フィルター
2 外装部材
3 レンズ鏡筒ユニット
4 撮像素子
5 画像処理IC
6 メイン基板
7 ディスプレイ
11 メインフレーム
12 バッテリボックス
21 蓄熱部材
22 ファン
23 通風用開口部
24 通風用開口部
28 ヒートパイプ
29 フィルター
Claims (8)
- 動作時に熱を発生し、熱源となる電子部品と、
潜熱蓄熱材を含有する蓄熱部材と、
前記潜熱蓄熱材の温度状態を検出する温度状態検出手段と、
前記温度状態検出手段の出力に基づき、前記潜熱蓄熱材の状態を推定する状態推定手段と、
前記蓄熱部材の放熱を促進する放熱促進手段と、
撮像装置の動作状態を判別する動作状態判別手段と、
前記動作状態判別手段と前記状態推定手段の出力に基づき前記放熱促進手段の駆動制御を行う駆動制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記放熱促進手段は空冷ファンを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記空冷ファンを逆転駆動させることが可能であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記蓄熱部材は前記空冷ファンの吐出面上に投影した際、開口部にかかる位置に配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
- 前記潜熱蓄熱材の融点は想定する使用環境の常温よりも高く、かつ外装部材が熱設計上許容しうる上限の温度に至るまでの間に、前記蓄熱部材が至る温度よりも低いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記電子部品と前記蓄熱部材を熱伝導部材で接続して成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記温度状態検出手段は温度センサを含み、
前記状態推定手段は前記温度センサの出力の微分値に基づき前記潜熱蓄熱材の状態推定を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記状態推定手段は、前記温度センサの出力値と前記潜熱蓄熱材の凝固点に基づき前記潜熱蓄熱材の状態推定を行うことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017088754A JP2018186466A (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017088754A JP2018186466A (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018186466A true JP2018186466A (ja) | 2018-11-22 |
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ID=64355113
Family Applications (1)
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JP2017088754A Pending JP2018186466A (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018186466A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7450165B2 (ja) | 2021-03-03 | 2024-03-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮像装置 |
-
2017
- 2017-04-27 JP JP2017088754A patent/JP2018186466A/ja active Pending
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