JP2018185865A - 印刷装置と印刷制御装置とを備える印刷システム - Google Patents

印刷装置と印刷制御装置とを備える印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷装置が第1省電力状態に移行した場合には印刷制御装置をオフ状態に移行させ、印刷装置が第2省電力状態に移行した場合には印刷制御装置を省電力状態に移行させる。
【解決手段】 印刷制御装置と印刷装置とを備える印刷システムであって、印刷装置は、印刷制御装置から送信されるデータを受信する受信手段と、印刷装置を、受信手段への電力供給が停止される第1省電力状態、及び受信手段へ電力が供給される第2省電力状態に移行する電源制御手段と、を備え、印刷制御装置は、印刷装置の電力状態を取得する取得手段と、取得手段によって取得された印刷装置の電力状態が第1省電力状態である場合、印刷制御装置をオフ状態に移行させ、取得手段によって取得された印刷装置の電力状態が第2省電力状態である場合、印刷装置を第2省電力状態から復帰させるための起床パケットを送信することが可能な省電力状態に移行させる制御手段と、を備える。
【選択図】 図10

Description

本発明は、印刷装置と前記印刷装置に連動して電力状態が変化する印刷制御装置とを備える印刷システム等に関する。
外部装置から印刷ジョブを受信して印刷ジョブに従ってラスター画像データを生成する印刷制御装置と、印刷制御装置から受信したラスター画像データを用いて印刷を行う印刷装置と、を備えた印刷システムが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示される印刷装置は、印刷制御装置から送信されるラスター画像データを受信するためのビデオインターフェース回路と、印刷制御装置から送信される制御情報を受信するためのN/Wインターフェース回路と、を備えている。なお、上記した制御情報は、ラスター画像データを使った印刷を実行させるためのコマンドなどである。
この印刷装置は、一定時間使用されない等の条件で、省電力状態に移行する。省電力状態では、N/Wインターフェース回路への電力供給は維持するが、ビデオインターフェース回路への電力供給を停止することによって、省電力状態における画像形成装置の消費電力の低減を図っている。
特開2003−72198号公報
引用文献1に開示されるように、従来から、印刷装置の省電力化について、種々提案されている。さらに、近年の製品に対する省エネ志向の高まりから、印刷装置の省電力化がより一層望まれている。例えば、欧州では、エネルギー使用製品はEuP指令(Directive on Eco−Design of Energy−using Products)Lot6の規格を満足する必要がある。このLot6を満足するためには、一定時間の間、製品に対する操作が無い場合には、自動的に0.5w以下の状態に移行しなければならない。
この0.5w以下の状態を実現するために、印刷装置をサスペンド状態やハイバネーション状態に移行させる技術が知られている。サスペンド状態とは、印刷装置のメインメモリへの電力供給を維持したまま、当該メインメモリを除く部分への電力供給を停止する状態である。印刷装置は、サスペンド状態から復帰する場合に、メインメモリに記憶された作業状態を用いて復帰することができるので、アプリケーションやOSなどを起動する通常起動に比べて、高速起動が可能となる。また、ハイバネーション状態とは、印刷装置のメインメモリ上の作業状態をハードディスク装置にコピーして、ハードディスク装置を含め印刷装置の各部への電力供給を停止する状態である。印刷装置は、ハイバネーション状態から復帰する場合に、ハードディスク装置に記憶された作業状態を用いて復帰することができるので、アプリケーションやOSなどを起動する通常起動に比べて、高速起動が可能となる。ハイバネーション状態は、サスペンド状態に比べて、メインメモリへの電力供給も停止するのでサスペンド状態より消費電力は小さいが、ハードディスク装置にコピーされた作業状態を読み出す必要があるので、サスペンド状態に比べて起動が遅くなる。
そして、近年では、印刷システムの全体としての省電力化を図るために、上記した印刷装置に加えて、印刷制御装置の省電力化が図られている。
しかしながら、印刷装置が上記したサスペンド状態やハイバネーション状態(以下、第1省電力状態とする)に移行した場合に、印刷制御装置を省電力状態にしても、印刷システム全体として消費電力が無駄になる場合がある。なぜなら、印刷装置が上記したサスペンド状態やハイバネーション状態の場合、外部装置からデータを受信するためのインターフェースへの電力供給が停止される。この場合に、印刷制御装置が外部装置から印刷ジョブを受信したとしても、印刷装置は印刷制御装置によって生成されたラスター画像データを受信することができない。このように、印刷装置が印刷制御装置からデータを受信できない省電力状態に移行した場合に、当該印刷装置にデータを送信する印刷制御装置を省電力状態で起動させていても電力の無駄になる。
一方で、印刷装置は、上記したサスペンド状態やハイバネーション状態だけでなく、印刷制御装置からデータを受信するためのインターフェースなどの最小限の部分に電力を供給するスリープ状態(以下、第2省電力状態とする)にも移行することが可能である。印刷装置がスリープ状態に移行した場合、印刷装置は印刷制御装置から送信されるラスター画像データを受信した場合に、当該スリープ状態から復帰することができる。つまり、印刷装置がスリープ状態に移行した場合には、当該スリープ状態の印刷装置を印刷制御装置からのデータの送信によって復帰させるために印刷制御装置を起動させておくことが望ましい。しかし、印刷制御装置を単に起動しておくと、印刷システム全体として消費電力が多くなってしまう。
そこで、本発明は、印刷装置と印刷制御装置とを備える印刷システムにおける電力消費を抑制することを目的とする。
本発明の印刷システムは、外部装置から受信した印刷ジョブに従ってラスター画像データを生成する印刷制御装置と、前記印刷制御装置に接続され、前記印刷制御装置から送信される前記ラスター画像データを用いて印刷を行う印刷装置と、を備える印刷システムであって、前記印刷装置は、前記印刷制御装置から送信されるデータを受信する受信手段と、前記印刷装置を、前記受信手段への電力供給が停止される第1省電力状態、及び前記受信手段へ電力が供給される第2省電力状態に移行する電源制御手段と、を備え、前記印刷制御装置は、前記印刷装置の電力状態を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記印刷装置の電力状態が前記第1省電力状態である場合、前記印刷制御装置をオフ状態に移行させ、前記取得手段によって取得された前記印刷装置の電力状態が前記第2省電力状態である場合、前記印刷装置を前記第2省電力状態から復帰させるための起床パケットを送信することが可能な省電力状態に移行させる制御手段と、を備える。
本発明の印刷システムによれば、印刷装置が第1省電力状態に移行した場合には印刷制御装置を電源オフ状態に移行させることができる。これにより、印刷制御装置で無駄に電力が消費されるのを防止することができる。また、印刷装置が第2省電力状態に移行した場合には印刷制御装置を省電力状態に移行させることができる。これにより、印刷制御装置が外部装置から印刷ジョブなどを受信した場合に、印刷装置を第2省電力状態から移行させることができる。この場合、印刷制御装置における電力消費を抑制することができる。
印刷システムの全体構成を示すブロック図 印刷装置と印刷制御装置のハードブロック図 印刷装置の電源ブロック図 スリープ状態の印刷装置を示した図 サスペンド状態の印刷装置を示した図 電源オフ状態の印刷装置を示した図 印刷装置が省電力状態に移行する場合に実行するフローチャート 復帰要因を検知した電源制御部が実行するフローチャート 印刷制御装置の電力制御を行う印刷装置のフローチャート 印刷制御装置が実行するフローチャート 高速起動を有効にするか無効にするかを選択する画面 第2実施形態の印刷装置が省電力状態に移行する場合に実行するフローチャート 第2実施形態の印刷制御装置が実行するフローチャート 印刷装置の電力状態と印刷制御装置の電力状態とを連動させるかどうかを選択する画面 第3実施形態の印刷制御装置が実行するフローチャート
[第1実施形態]
<画像形成システムの全体構成>
図1は、印刷システム100の全体構成を示すブロック図である。
印刷システム100は、印刷制御装置102と、前記印刷制御装置102とは別体の印刷装置103と、を備えている。そして、この印刷システム100は、クライアントコンピュータ101と通信可能に接続されている。クライアントコンピュータ101と印刷制御装置102とは、Local Area Network(LAN)110を介して通信可能に接続されている。印刷制御装置102とLAN110とは、イーサネット(登録商標)ケーブル109で接続されている。また、印刷制御装置102と印刷装置103とは、ビデオケーブル107および制御ケーブル108を介して接続されている。なお、本実施形態では、印刷装置103は、LAN110に直接接続されていないが、印刷装置103は、LAN110に直接接続されても良い。
クライアントコンピュータ101は、プリンタドライバを用いてプリントジョブ(印刷ジョブ)を生成して、生成したプリントジョブを印刷制御装置102に送信する。このプリントジョブは、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたPDLデータである。なお、プリントジョブは、PDLデータに限定されるものでなく、JPEGなどの所定の圧縮方式に従った画像データや、ビットマップデータであっても良い。
印刷制御装置102は、クライアントコンピュータ101から送信されたプリントジョブを解釈して、ラスター画像データを生成する。そして、印刷制御装置102は、生成したラスター画像データ、及び、ラスター画像データを用いた印刷を印刷装置103に実行させるための制御コマンド、を印刷装置103に送信する。ラスター画像データは、ビデオケーブル107を介して、印刷装置103に送信される。また、制御コマンド(印刷の開始を指示するコマンド、給紙段、印刷部数、印刷レイアウトなどを指定するコマンドなど)は、制御ケーブル108を介して、印刷装置103に送信される。
印刷装置103は、印刷制御装置102から送信される制御コマンドに従って、ラスター画像データを用いた印刷を行う。本実施形態の印刷装置103は、プリント機能だけでなく、スキャン機能、コピー機能、BOX機能、SEND機能などの様々な機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)である。また、印刷装置103は、製本機能やステイプル機能などを有しても良い。
図1に示すように、印刷装置103は、スキャナ部104、プリンタ部105および操作部106を備えている。スキャナ部104は、原稿台に置かれた原稿の画像を読み取って、当該画像に対応する画像データを生成する。プリンタ部105は、ラスター画像データに基づいて印刷を行う。プリンタ部105は、電子写真方式の印刷機構を含む。この印刷機構は、感光体ドラム105aと、感光体ドラム105a上に静電潜像を形成する露光装置(図示しない)と、静電潜像をトナー現像する現像装置(図示しない)と、印刷用紙に転写されたトナー像を印刷用紙に定着させる定着器105bと、を含む。また、操作部106は、表示部106aと入力部106bとを有する。表示部106aは、例えば、液晶ディスプレイであって、入力部106bは、例えば、節電ボタン106c、タッチパネル、各種ボタンである。
図2は、印刷装置と印刷制御装置のハードブロック図である。
次に、図2を参照して、印刷装置103のコントローラ130の詳細を説明する。コントローラ130は、印刷装置103の全体の動作制御、状態管理、画像処理などを行う。例えば、コントローラ130は、操作部106、スキャナ部104およびプリンタ部105の動作を制御する。
コントローラ130は、CPU131、ROM132、RAM(メインメモリ)133、HDD134、電源制御部135及び画像処理部136を備える。また、コントローラ130は、ビデオインターフェース(ビデオI/F)137、ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)138及びシステムバス139を備える。
CPU131は、記憶装置(ROM132、HDD134)に格納されたプログラムを実行して、印刷装置103の各部の制御を行う。RAM133は、CPU131のワークメモリとして使用される。HDD134は、大容量の記憶装置であり、CPU131により実行される各種制御プログラムおよび画像データを格納している。画像処理部136は、画像信号線を介してスキャナ部104及びプリンタ部105に接続される。ビデオI/F137は、ビデオケーブル107を介して印刷制御装置102に接続される。また、ネットワークI/F138は、制御ケーブル108を介して印刷制御装置102に接続される。ビデオI/F137は、ラスター画像データを、ビデオケーブル107を介して印刷制御装置102に送信する。また、ネットワークI/F138は、制御コマンドを、制御ケーブル108を介して印刷制御装置102に送信する。また、電源制御部135は、印刷装置103の各部への電力供給と停止とを制御する。
次に、図2を参照して、印刷制御装置の詳細を説明する。
印刷制御装置102は、CPU121、メモリ122、HDD123、ビデオI/F124、ネットワークI/F125およびネットワークI/F126を備える。以下、印刷装置103と通信を行うためのネットワークI/F125を内部ネットワークI/F125と呼び、クライアントコンピュータ101と通信を行うためのネットワークI/F126を外部ネットワークI/F126と呼ぶ。
CPU121は、記憶装置(メモリ122、HDD123)に格納されたプログラムを実行して、印刷制御装置102の各部の制御を行う。メモリ122は、CPU131のワークメモリとして使用される。HDD123は、大容量の記憶装置であり、CPU121により実行される各種制御プログラムおよび画像データを格納している。ビデオI/F124は、ビデオケーブル107を介して印刷装置103に接続される。また、内部ネットワークI/F125は、制御ケーブル108を介して印刷装置103に接続される。外部ネットワークI/F126は、イーサネット(登録商標)ケーブル109を介してLAN110に接続される。
図3は、印刷装置103の電源ブロック図である。
図3を参照して、印刷装置103の電源系について詳細に説明する。
印刷装置103は、第1電源供給部151、第2電源供給部152および第3電源供給部153を備える。第1電源供給部151は、プラグPを介して供給される交流電源から約5.0Vの直流電源を生成する。そして、第1電源供給部151は、生成した直流電源をネットワークI/F138、CPU131、RAM133、ROM132、HDD134、電源制御部135および、操作部106の節電ボタン106cに供給する。以下、第1電源供給部151から電源の供給を受けるデバイスを、第1電源系統デバイスと呼ぶ。
また、第2電源供給部152は、プラグPを介して供給される交流電源から約12.0Vの直流電源を生成する。そして、第2電源供給部152は、生成した直流電源を表示部106b、画像処理部136、ビデオI/F137に供給する。以下、第2電源供給部152から電源の供給を受けるデバイスを、第2電源系統デバイスと呼ぶ。
また、第3電源供給部153は、プラグPを介して供給される交流電源から約24.0Vの直流電源を生成する。そして、第3電源供給部153は、生成した直流電源をプリンタ部105およびスキャナ部104に供給する。以下、第3電源供給部153から電源の供給を受けるデバイスを、第3電源系統デバイスと呼ぶ。
第1電源供給部151と第1電源系統デバイスとの間には、ユーザの操作に応じてオン状態またはオフ状態になる電源スイッチ154が配置されている。この電源スイッチ154は、ユーザの操作に応じてオン状態またはオフ状態になるシーソースイッチ154aと、シーソースイッチ154aをオフ状態にするためのソレノイド154bと、を有している。
また、電源スイッチ154と並列に、第1電源供給部151によって生成された電力を第1電源系統デバイスに供給するためのリレースイッチ155が配置される。電源スイッチ154がユーザの操作によってオフ状態になったとしても、リレースイッチ155を介して第1電源供給部151から第1電源系統デバイスに電力が供給される。電源スイッチ154がオフ状態になったことは、信号SEESAWを介して電源制御部135に通知される。電源制御部135は、電源スイッチ154がオフ状態になった場合に、CPU131に対してシャットダウン処理を実行するよう指示する。そして、CPU131によってシャットダウン処理が実行されると、電源制御部135は、信号SHUTOFFを介して、リレースイッチ155をオフ状態にする。これにより、印刷装置103が電源オフ状態になる。
また、プラグPと第2電源供給部152との間には、プラグPから第2電源供給部152への電力の供給と遮断とを切り替えるリレースイッチ156が配置される。また、プラグPと第3電源供給部153との間には、プラグPから第3電源供給部153への電力の供給と遮断とを切り替えるリレースイッチ157が配置される。
また、CPU131、ROM132およびHDD134と第1電源供給部151との間には、CPU131、ROM132およびHDD134への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ158が配置される。
また、プリンタ部105と第3電源供給部153との間には、プリンタ部105への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ159が配置される。また、スキャナ部104と第3電源供給部153との間には、スキャナ部104への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ160が配置される。
また、ネットワークI/F138と第1電源供給部151との間には、ネットワークI/F138への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ161が配置される。また、操作部106の節電ボタン106cと第1電源供給部151との間には、節電ボタン106cへの電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ162が配置される。
印刷装置103は、スタンバイ状態と、スタンバイ状態より消費電力の少ない省電力状態(サスペンド状態(第1省電力状態)、スリープ状態(第2省電力状態))と、で動作する。図3に示すように、スタンバイ状態では、印刷装置103の各部に電力が供給されている。
スタンバイ状態で、操作部106がユーザによって所定時間操作されず、且つ、ネットワークI/F138が前記所定時間パケットを受信しなかった場合、印刷装置103は、図4に示すように、スリープ状態に移行する。このスリープ状態では、第1電源系統デバイスの電源制御部135、節電ボタン106c、ネットワークI/F138およびRAM133に電力が供給されるが、その他の第1電源系統デバイス、第2電源系統デバイスおよび第3電源系統デバイスには電力が供給されない。
スリープ状態では、印刷制御装置102からラスター画像データ又は制御情報を受信した場合に、スタンバイ状態に復帰可能である。
また、印刷装置103は、電源スイッチ154のシーソースイッチ154aがオフ状態にされた場合に、図5に示すように、サスペンド状態に移行する。このサスペンド状態では、第1電源系統デバイスの電源制御部135およびRAM133に電力が供給されるが、その他の第1電源系統デバイス、第2電源系統デバイスおよび第3電源系統デバイスには電力が供給されない。
サスペンド状態では、メインメモリであるRAM133に、印刷装置103がサスペンド状態に移行する直前の作業状態が記憶される。本実施形態では、印刷装置103は、サスペンド状態に移行する前に、リブートを実行する。そして、リブート後の状態が作業状態としてRAM133に記憶される。そして、印刷装置103がサスペンド状態から復帰する場合には、RAM133に記憶される前記作業状態を用いることができるので、OSやアプリケーションを起動する場合に比べて、高速起動することができる。
また、印刷装置103は、電源スイッチ154のシーソースイッチ154aがオフ状態にされた場合に、所定の条件で、サスペンド状態に移行せずに、図6に示すように、電源オフ状態に移行する。所定の条件とは、サスペンド状態に移行するのがユーザ設定で禁止されていること(図11の画面で“OFF”が選択されている場合)や、所定時間以上電源オフ状態になっていないこと等である。
なお、印刷装置103は、スタンバイ状態および省電力状態(スリープ状態、サスペンド状態)とは異なる電力状態となって良いことは言うまでもない。例えば、印刷装置103は、印刷装置103の電源を切る直前の状態をHDD134に保存して、次に電源を入れたときに電源を切る直前の状態から作業を再開するハイバネーション状態となっても良い。
次に、電源制御部135の詳細について説明する。
電源制御部135は、回路の書き変えが可能なプログラムの書き換えが可能なロジック回路である。本実施形態の電源制御部135は、CPLD(Complex Programmable Logic Device)である。
電源制御部135は、印刷装置103を省電力状態から復帰させるための復帰要因を検知する。
スリープ状態では、以下に示す復帰要因を検知するためにネットワークI/F138、操作部106の節電ボタン106c、電源制御部135およびRAM133に電力が供給されているが、その他の箇所への電力供給は停止されている。
・印刷制御装置102から起床パケットを受信したこと
・ユーザによって節電ボタン106cが押下されたこと
また、サスペンド状態では、以下に示す復帰要因を検知するために電源制御部135およびRAM133に電力が供給されているが、その他の箇所への電力供給は停止されている。
・電源スイッチ154のシーソースイッチ154aがオン状態になったこと
ネットワークI/F138が起床パケットを受信した場合には、電源制御部135に入力される復帰信号WAKE_LANがHiレベルになる。また、ユーザによって節電ボタン106cが押下された場合には、電源制御部135に入力される復帰信号KEYがHiレベルになる。
印刷装置103がスリープ状態のときに、復帰信号WAKE_LANまたは復帰信号KEYがHiレベルになった場合、電源制御部135は、信号CONT、信号PRINT、信号SCAN、信号RELAYをHiレベルにする。これにより、スイッチ156−162がONされて、印刷装置103がスタンバイ状態になる。
また、電源スイッチ154のシーソースイッチ154aがオン状態になった場合には、電源制御部135に入力される信号SEESAWがHiレベルになる。
印刷装置103がサスペンド状態のときに、信号SEESAWがHiレベルになると、電源制御部135は、信号CONT、信号NW、信号PRINT、信号SCAN、信号RELAYをHiレベルにする。これにより、スイッチ156−162がONされて、印刷装置103がスタンバイ状態になる。
印刷制御装置102も、省電力状態に移行可能である。印刷制御装置102が省電力状態に移行した場合、CPU121、メモリ122、HDD123およびビデオI/F124への電力供給が停止される。一方で、省電力状態でも、内部ネットワークI/F125および外部ネットワークI/F126には、電力が供給される。
印刷制御装置102が省電力状態のときに、クライアントコンピュータ101から印刷ジョブを受信したならば、省電力状態からスタンバイ状態(各ユニットに電力が供給される状態)に復帰する。そして、印刷制御装置102は、スタンバイ状態で、受信した印刷ジョブに従って生成したラスター画像データを印刷装置103に送信する。
図7は、印刷装置が省電力状態に移行する場合に実行するフローチャートである。このフローチャートの各ステップは、印刷装置103のCPU131が記憶装置(ROM132、HDD134)に格納されたプログラムを実行する。
スタンバイ状態において、CPU131は、スリープ状態に移行するまでの時間(スリープ移行時間)のカウントを開始する(S701)。そして、CPU131は、スリープ移行時間がカウントアップしたか否かを判断する(S702)。スリープ移行時間がカウントアップした場合(S702:Yes)、CPU131は、ネットワークI/F138に、印刷制御装置102に対して印刷装置103がスリープ状態に移行することを通知させる(S709)。そして、CPU131は、印刷装置103をスリープ状態に移行させる(S710)。
S702の判断の結果、スリープ移行時間がカウントアップしていない場合(S702:No)、CPU131は、節電ボタン106cが押下されたか否かを判断する(S703)。節電ボタン106cが押下された場合(S703:Yes)、上記したS709およびS710の処理を実行する。
S703の判断の結果、節電ボタン106cが押下されていない場合(S703:No)、電源スイッチ154のシーソースイッチ154aがオフ状態になったか否かを判断する(S704)。シーソースイッチ154aがオフ状態になった場合(S704:Yes)、CPU131は、ネットワークI/F138に、印刷制御装置102に対して印刷装置103がサスペンド状態に移行することを通知させる(S707)。そして、CPU131は、印刷装置103をサスペンド状態に移行させる(S708)。
そして、S704の判断の結果、シーソースイッチ154aがオフ状態になっていない場合(S704:No)、CPU131は、操作部106が操作されたか否か、若しくは、起床パケットを受信したか否かを判断する(S705)。操作部106が操作された場合、若しくは、起床パケットを受信した場合(S705:Yes)、カウントされた時間をクリアする(S706)。これに対して、操作部106が操作されず、且つ、起床パケットを受信しない場合(S705:No)、スリープ移行時間のカウントを継続する。
図8は、印刷装置が省電力状態(サスペンド状態、スリープ状態)から復帰する場合に実行するフローチャートである。このフローチャートの各ステップは、印刷装置103の電源制御部135が実行する。
省電力状態において、電源制御部135は、復帰要因を検知したか否かを判断する(S801)。復帰要因が検知された場合、電源制御部135は、当該復帰要因を保持する(S802)。復帰要因としてシーソースイッチ154aがオン状態になった(信号SEESAWがHiレベルになった)場合には(S803:Yes)、電源制御部135は、信号NW、信号CONT、信号PRINT、信号SCANおよび信号RelayをHiレベルにする(S804)。これにより、印刷装置103は、サスペンド状態からスタンバイ状態に移行する。
また、復帰要因として節電ボタン106cが押下された(信号KEYがHiレベルになった)場合には(S805:Yes)、電源制御部135は、信号CONT、信号PRINT、信号SCANおよび信号RelayをHiレベルにする(S806)。これにより、印刷装置103は、スリープ状態からスタンバイ状態に移行する。
また、復帰要因として起床パケットを受信した(信号WAKE_LANがHiレベルになった)場合には(S807:Yes)、電源制御部135は、信号CONT、信号PRINT、信号SCANおよび信号RelayをHiレベルにする(S806)。これにより、印刷装置103は、スリープ状態からスタンバイ状態に移行する。
図9は、印刷制御装置を省電力状態から復帰させるフローチャートである。このフローチャートの各ステップは、CPU131が記憶装置(ROM132、HDD134)に格納されたプログラムを実行する。
電力が供給されたCPU131は、図8のS802で保持した復帰要因を読み出す(S901)。そして、読み出した復帰要因が電源スイッチ154のシーソースイッチ154aがオン状態になったことである場合、CPU131は、印刷制御装置102の電源スイッチをオンにして、電源オフ状態の印刷制御装置102をスタンバイ状態にする。
また、読み出した復帰要因が、節電ボタン106cが押下されたこと、若しくは、起床パケットを受信したことである場合、CPU131は、印刷制御装置102に起床パケットを送信して、印刷制御装置102を省電力状態から復帰させる。
図10は、印刷制御装置の動作を示したフローチャートである。このフローチャートの各ステップは、印刷制御装置102のCPU121が実行する。
印刷制御装置102の電源がオンになると、CPU121は、印刷装置103の認証を行う(S1001)。そして、認証が成功すると、CPU121は、印刷装置103の各種情報(印刷装置103の構成情報、印刷装置103のメディア情報、印刷装置103にセットされるトナーの残量情報など)を取得する(S1002)。
そして、CPU121は、クライアントコンピュータ101からパケットを受信したか否かを判断する(S1003)。パケットを受信したと判断した場合には(S1003:Yes)、当該パケットが印刷装置103から送信されたスリープ状態への移行通知か否かを判断する(S1004)。スリープ状態への移行通知を受信した場合、CPU121は、印刷制御装置102をスタンバイ状態からスリープ状態に移行させる(S1005)。
また、受信したパケットが印刷装置103から送信されたサスペンド状態への移行通知か否かを判断する(S1006)。サスペンド状態への移行通知を受信した場合、CPU121は、印刷制御装置102のシャットダウン処理を実行する(S1007)。そして、印刷制御装置102をオフ状態にする(S1008)。
一方、受信したパケットが印刷ジョブである場合には(S1009:Yes)、当該印刷ジョブに基づいて、RIP処理を実行して、ラスター画像データを生成する(S1010)。そして、生成したラスター画像データおよび当該ラスター画像データを使った印刷を実行させるためのコマンドなどを含む制御情報を印刷装置103に送信する(S1011)。
<第1実施形態の効果>
上記構成によれば、印刷装置103がサスペンド状態に移行した場合には印刷制御装置102は電源オフ状態に移行し、印刷装置103がスリープ状態に移行した場合には印刷制御装置102は省電力状態に移行する。これにより、印刷装置103がサスペンド状態に移行して、印刷制御装置102からラスター画像データや制御情報を受信できない状態のときに、印刷制御装置102を電源オフ状態にすることによって、印刷制御装置102だけでなく印刷システム全体の省電力化を図ることができる。
また、印刷装置103がスリープ状態のときに、印刷制御装置102を省電力状態に移行することによって、印刷システムの全体としての消費電力を抑えることができる。また、印刷制御装置102を省電力状態にすることによって、クライアントコンピュータ101から印刷ジョブを受信したときに、印刷制御装置102は省電力状態から復帰して印刷装置103に対してラスター画像データや制御情報を送信することができる。これにより、クライアントコンピュータ101からの印刷ジョブに応じて印刷装置103を省電力状態から復帰させることができる。
[第2実施形態]
上記した第1実施形態では、シーソースイッチ154aがオフ状態にされた場合に、印刷装置103がサスペンド状態に移行する例について説明した。第2実施形態では、シーソースイッチ154aがオフ状態にされた場合に、サスペンド状態に移行するか電源オフ状態にするかを切り替えることができる。
図11は、高速起動を有効にするか無効にするかを選択するための画面である。
高速起動を有効にした場合、ユーザがシーソースイッチ154aをオフ状態にすると、印刷装置103はサスペンド状態に移行する。これに対して、高速起動を無効にした場合、ユーザがシーソースイッチ154aをオフ状態にすると、印刷装置103は電源オフ状態に移行する。
図12は、第2実施形態の印刷装置が省電力状態に移行する場合に実行するフローチャートである。このフローチャートの各ステップは、印刷装置103のCPU131が実行する。
スタンバイ状態において、CPU131は、スリープ状態に移行するまでの時間(スリープ移行時間)のカウントを開始する(S1201)。そして、CPU131は、スリープ移行時間がカウントアップしたか否かを判断する(S1202)。スリープ移行時間がカウントアップした場合(S1202:Yes)、CPU131は、ネットワークI/F138に、印刷制御装置102に対して印刷装置103がスリープ状態に移行することを通知させる(S1211)。そして、CPU131は、印刷装置103をスリープ状態に移行させる(S1212)。
S1202の判断の結果、スリープ移行時間がカウントアップしていない場合(S1202:No)、CPU131は、節電ボタン106cが押下されたか否かを判断する(S1203)。節電ボタン106cが押下された場合(S1203:Yes)、上記したS1211およびS1212の処理を実行する。
S1203の判断の結果、節電ボタン106cが押下されていない場合(S1203:No)、電源スイッチ154のシーソースイッチ154aがオフ状態になったか否かを判断する(S1204)。シーソースイッチ154aがオフ状態になった場合(S1204:Yes)、CPU131は、ネットワークI/F138に、電源スイッチ154がオフ状態になったことを通知させる(S1207)。
そして、第2実施形態では、ネットワークI/F138によって電源スイッチ154がオフ状態になったことが通知された後、CPU131は、高速起動が有効か否かを判断する(S1208)。高速起動の有効および無効の設定は、図11の画面でユーザによって設定される。高速起動が無効の場合(S1208:No)、CPU131は、印刷装置103のシャットダウン処理を実行する(S1209)。シャットダウン処理とは、ファイルのクローズ処理、実行されるアプリケーションプログラムの終了処理、各種入出力装置との通信の切断、OSの終了処理などである。これにより、印刷装置103が電源オフ状態になる(S1210)。
一方で、高速機能が有効の場合(S1208:Yes)、CPU131は、印刷装置103をサスペンド状態に移行させる(S1213)。
そして、S1204の判断の結果、シーソースイッチ154aがオフ状態になっていない場合(S1204:No)、CPU131は、操作部106が操作されたか否か、若しくは、起床パケットを受信したか否かを判断する(S1205)。操作部106が操作された場合、若しくは、起床パケットを受信した場合(S1205:Yes)、カウントされた時間をクリアする(S1206)。これに対して、操作部106が操作されず、且つ、起床パケットを受信しない場合(S1205:No)、スリープ移行時間のカウントを継続する。
図13は、印刷制御装置の動作を示したフローチャートである。このフローチャートの各ステップは、印刷制御装置102のCPU121が実行する。
印刷制御装置102の電源がオンになると、CPU121は、印刷装置103の認証を行う(S1301)。そして、認証が成功すると、CPU121は、印刷装置103の各種情報(印刷装置103の構成情報、印刷装置103のメディア情報、印刷装置103にセットされるトナーの残量情報など)を取得する(S1302)。
そして、CPU121は、クライアントコンピュータ101からパケットを受信したか否かを判断する(S1303)。パケットを受信したと判断した場合には(S1303:Yes)、当該パケットが印刷装置103から送信されたスリープ状態への移行通知か否かを判断する(S1304)。スリープ状態への移行通知を受信した場合、CPU121は、印刷制御装置102をスタンバイ状態からスリープ状態に移行させる(S1305)。
また、受信したパケットが印刷装置103から送信された電源スイッチ154がオフ状態になったことが通知されたか否かを判断する(S1306)。電源スイッチ154がオフ状態になったことが通知された場合、CPU121は、印刷制御装置102のシャットダウン処理を実行する(S1307)。そして、印刷制御装置102をオフ状態にする。
一方、受信したパケットが印刷ジョブである場合には(S1308:Yes)、当該印刷ジョブに基づいて、RIP処理を実行して、ラスター画像データを生成する(S13009)。そして、生成したラスター画像データおよび制御情報を印刷装置103に送信する(S1310)。
[第3実施形態]
上記した第1実施形態および第2実施形態では、印刷装置103の電力状態と印刷制御装置102の電力状態とを連動させる例について説明した。この第3実施形態では、印刷装置103の電力状態と印刷制御装置102の電力状態とを連動させるか否かをユーザが選択することができる。
図14は、印刷装置の電力状態と印刷制御装置の電力状態とを連動させるかどうかを選択する画面である。
図14に示した画面でユーザが“ON”を選択した場合、印刷装置103のシーソースイッチ154aがオフ状態されると、印刷装置103がサスペンド状態に移行するのに連動して、印刷制御装置102が電源オフ状態に移行する。これに対して、図14に示した画面でユーザが“OFF”を選択した場合、印刷装置103のシーソースイッチ154aがオフ状態されても、印刷制御装置102は、電源オフ状態に移行しない。
図15は、第3実施形態の印刷制御装置が実行するフローチャートである。このフローチャートの各ステップは、印刷制御装置102のCPU121が実行する。
印刷制御装置102の電源がオンになると、CPU121は、印刷装置103の認証を行う(S1501)。そして、認証が成功すると、CPU121は、印刷装置103の各種情報(印刷装置103の構成情報、印刷装置103のメディア情報、印刷装置103にセットされるトナーの残量情報など)を取得する(S1502)。
そして、CPU121は、クライアントコンピュータ101からパケットを受信したか否かを判断する(S1503)。パケットを受信したと判断した場合には(S1503:Yes)、当該パケットが印刷装置103から送信されたスリープ状態への移行通知か否かを判断する(S1504)。スリープ状態への移行通知を受信した場合、CPU121は、印刷制御装置102をスタンバイ状態からスリープ状態に移行させる(S1505)。
また、受信したパケットが印刷装置103から送信されたサスペンド状態への移行通知か否かを判断する(S1506)。サスペンド状態への移行通知を受信した場合、本実施形態では、CPU121は、電源連動するか否かを判断する(S1507)。具体的には、CPU121は、印刷装置103に対して電源連動するかどうかを問い合わせて、印刷装置103から電源連動するかどうかを示す情報を取得する。電源連動するかどうかは、図14に示した画面でユーザが選択する。
印刷装置103の電力状態と印刷制御装置102の電力状態とが連動する設定の場合(図14の画面で“ON”が選択された場合)、CPU121は、印刷制御装置102のシャットダウン処理を実行する(S1508)。そして、印刷制御装置102をオフ状態にする。
これに対して、印刷装置103の電力状態と印刷制御装置102の電力状態とが連動しない設定の場合(図14の画面で“OFF”が選択された場合)、印刷制御装置102の電力状態を変更せずに、S1503の処理に戻る。
一方、受信したパケットが印刷ジョブである場合には(S1510:Yes)、当該印刷ジョブに基づいて、RIP処理を実行して、ラスター画像データを生成する(S1511)。そして、生成したラスター画像データおよび当該ラスター画像データを使った印刷を実行させるためのコマンドなどを含む制御情報を印刷装置103に送信する(S1512)。
[他の実施形態]
第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態では、本発明の第1省電力状態としてサスペンド状態を例に説明したが、当該第1省電力状態はハイバネーション状態であっても良い。
本実施形態におけるフローチャートに示す機能は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をコンピュータパソコン等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
100 印刷システム
102 印刷制御装置
103 印刷装置
121 CPU
125 内部ネットワークI/F
131 CPU
133 RAM
135 電源制御部
138 ネットワークI/F
154 電源スイッチ
154a シーソースイッチ
本発明の印刷システムは、画像データを生成し、生成した画像データを送信可能な画像処理装置と、前記画像処理装置が送信した画像データに基づいて印刷を行うことが可能な印刷装置と、を備える印刷システムであって、前記印刷装置は、電源ボタンと、前記電源ボタンの操作に基づいて前記印刷装置をオフ又はオンする電力制御手段と、を有し、前記画像処理装置は、前記印刷装置に連動して前記画像処理装置をオフ又はオンすることが可能な制御手段を有する前記印刷システムにおいて、前記画像処理装置の電力状態を前記印刷装置の電力状態に連動させるか否かを設定する設定手段を有する。
本発明の印刷システムによれば、刷制御装置における電力消費を抑制することができる。

Claims (14)

  1. 外部装置から受信した印刷ジョブに従ってラスター画像データを生成する印刷制御装置と、前記印刷制御装置に接続され、前記印刷制御装置から送信される前記ラスター画像データを用いて印刷を行う印刷装置と、を備える印刷システムであって、
    前記印刷装置は、
    前記印刷制御装置から送信されるデータを受信する受信手段と、
    前記印刷装置を、前記受信手段への電力供給が停止される第1省電力状態、及び前記受信手段へ電力が供給される第2省電力状態に移行する電源制御手段と、を備え、
    前記印刷制御装置は、
    前記印刷装置の電力状態を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記印刷装置の電力状態が前記第1省電力状態である場合、前記印刷制御装置をオフ状態に移行させ、前記取得手段によって取得された前記印刷装置の電力状態が前記第2省電力状態である場合、前記印刷装置を前記第2省電力状態から復帰させるための起床パケットを送信することが可能な省電力状態に移行させる制御手段と、を備える、ことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記第2省電力状態は、前記起床パケットを受信した場合に、前記印刷装置が印刷を実行することが可能なスタンバイ状態に復帰することが可能な状態である、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記第1省電力状態は、前記印刷装置のメインメモリに電力が供給されるが、前記外部装置からデータを受信する前記受信手段への電力供給が停止される状態である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 前記印刷装置は、
    前記印刷装置が前記第1省電力状態に移行する前に、前記メインメモリに前記印刷装置の作業状態を保存する保存手段と、
    前記保存手段によって前記メインメモリに保存された前記作業状態を用いて、前記印刷装置を前記第1省電力状態に移行する前の状態に復帰させる復帰手段と、をさらに備える、ことを特徴とする請求項3に記載の印刷システム。
  5. 前記取得手段によって取得された前記印刷装置の電力状態が前記第1省電力状態である場合、前記制御手段は、前記印刷制御装置のシャットダウン処理を実行した後、前記印刷制御装置をオフ状態に移行する、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の印刷システム。
  6. 前記印刷装置は、
    ユーザの操作に応じてオン状態又はオフ状態となるシーソースイッチをさらに備え、
    前記電源制御手段は、前記シーソースイッチがユーザの操作によってオフ状態にされた場合に、前記印刷装置を前記第1省電力状態に移行する、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の印刷システム。
  7. 前記印刷装置は、
    前記シーソースイッチがオフ状態にされた場合に前記印刷装置を前記第1省電力状態に移行させるかどうかを設定する設定手段を、さらに備え、
    前記電源制御手段は、前記シーソースイッチがユーザの操作によってオフ状態にされ、且つ、前記設定手段によって前記シーソースイッチがオフ状態にされた場合に前記印刷装置を前記第1省電力状態に移行させるように設定されている場合に、前記印刷装置を前記第1省電力状態に移行するが、前記シーソースイッチがユーザの操作によってオフ状態にされ、且つ、前記設定手段によって前記シーソースイッチがオフ状態にされた場合に前記印刷装置を前記第1省電力状態に移行させないように設定されている場合に、前記印刷装置を電源オフ状態に移行する、ことを特徴とする請求項6に記載の印刷システム。
  8. 前記印刷装置は、
    前記印刷装置が前記第1省電力状態から復帰した場合に、前記印刷制御装置を前記電源オフ状態から復帰させるための復帰手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の印刷システム。
  9. 前記印刷装置は、
    前記印刷装置が前記第2省電力状態から復帰した場合に、前記印刷制御装置を前記スリープ状態から復帰するよう指示する指示手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の印刷システム。
  10. 外部装置から受信した印刷ジョブに従ってラスター画像データを生成し、前記ラスター画像データを印刷装置に送信する印刷制御装置であって、
    前記印刷装置の電力状態を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記印刷装置の電力状態が、第1省電力状態である場合、前記印刷制御装置をオフ状態に移行させ、前記取得手段によって取得された前記印刷装置の電力状態が第2省電力状態である場合、前記印刷装置を前記第2省電力状態から復帰させるための起床パケットを送信することが可能な省電力状態に移行させる制御手段と、を備える、ことを特徴とする印刷制御装置。
  11. 前記第1省電力状態は、前記印刷制御装置から送信されるデータを受信するための受信手段への電力供給が停止される状態であって、前記第2省電力状態は、前記受信手段への電力が供給される状態である、ことを特徴とする請求項10に記載の印刷制御装置。
  12. 前記第2省電力状態は、前記起床パケットを受信した場合に、前記印刷装置が印刷を実行することが可能なスタンバイ状態に復帰することが可能な状態である、ことを特徴とする請求項11に記載の印刷制御装置。
  13. 前記第1省電力状態は、前記印刷装置のメインメモリに電力が供給されるが、前記外部装置からデータを受信する前記受信手段への電力供給が停止される状態である、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の印刷制御装置。
  14. 前記取得手段によって取得された前記印刷装置の電力状態が前記第1省電力状態である場合、前記制御手段は、前記印刷制御装置のシャットダウン処理を実行した後、前記印刷制御装置をオフ状態に移行する、ことを特徴とする請求項10乃至13の何れか1項に記載の印刷制御装置。
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