JP2018185499A - 像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置、像ブレ補正装置の制御方法、制御プログラム、および、記憶媒体 - Google Patents

像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置、像ブレ補正装置の制御方法、制御プログラム、および、記憶媒体 Download PDF

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【課題】状態変化によらず、小さなメモリ容量で高精度な像ブレ補正を行うことが可能な像ブレ補正装置を提供する。【解決手段】像ブレ補正装置(106)は、ブレ検出手段(107)のオフセット値を取得する取得手段(118)と、取得手段により取得されたオフセット値と温度とを関連付けて温度ごとに複数のオフセット値を記憶する記憶手段(108)と、ブレ検出手段の出力信号から該当温度に対応するオフセット値を減算して補正信号を生成し、補正信号に基づいて像ブレ補正を行う補正手段(116、117)とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光学機器に用いられる像ブレ補正装置に関する。
従来から、カメラなどの光学機器に搭載された像ブレ補正装置において、振動検出には角速度を検出するジャイロセンサが一般的に使用されている。ジャイロセンサは、温度変化や経年変化などにより生じるオフセット成分(DCオフセット成分)を有する。オフセット成分は、像ブレ補正への影響が大きいため、検出信号から除去する必要がある。オフセット成分の除去方法として、例えば、工場出荷時に測定したオフセット成分をメモリに記憶しておき、像ブレ補正時にジャイロセンサ信号からオフセット成分を差し引く方法がある。しかし、このような方法では、ジャイロセンサの温度変化や経年変化に対応できない。
特許文献1には、静止状態を検出したタイミングでジャイロセンサのオフセット補償演算を行い、補償値をメモリに保存する方法が開示されている。特許文献2には、静止状態を検出して温度とセンサ出力を保存し、その値から温度補正式を算出してオフセットキャリブレーションを行う方法が開示されている。
特開2002−267685号公報 特開2015−179887号公報
しかしながら、特許文献2に開示されている方法において正確な温度補正式を得るには、複数の温度とセンサ出力の情報が必要である。また、高温から低温まで幅広い温度状態に対応するオフセット値を記憶する必要があるため、オフセット値の記憶領域を確保するためのメモリ容量が増大する。また、オフセット値の経年変化により、温度補正式の精度が低下する。
そこで本発明は、温度変化や経年変化などの状態変化によらず、小さなメモリ容量で高精度な像ブレ補正を行うことが可能な像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置、像ブレ補正装置の制御方法、制御プログラム、および、記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての像ブレ補正装置は、ブレ検出手段のオフセット値を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記オフセット値と温度とを関連付けて温度ごとに複数のオフセット値を記憶する記憶手段と、前記ブレ検出手段の出力信号から前記温度に対応する前記オフセット値を減算して補正信号を生成し、該補正信号に基づいて像ブレ補正を行う補正手段とを有する。
本発明の他の側面としてのレンズ装置は、補正レンズを含む撮像光学系と、前記像ブレ補正装置とを有する。
本発明の他の側面としての撮像装置は、前記レンズ装置と、前記撮像光学系を介して形成された光学像を光電変換する撮像素子とを有する。
本発明の他の側面としての像ブレ補正装置の制御方法は、ブレ検出手段のオフセット値を温度と関連付けて記憶する記憶手段を備えた像ブレ補正装置の制御方法であって、温度を検出するステップと、前記記憶手段から前記温度に対応するオフセット値を取得するステップと、前記ブレ検出手段の出力信号から前記温度に対応する前記オフセット値を減算して補正信号を生成し、該補正信号に基づいて像ブレ補正を行うステップとを有する。
本発明の他の側面としての像ブレ補正装置の制御プログラムは、前記制御方法をコンピュータに実行させる。
本発明の他の側面としての記憶媒体は、前記制御プログラムを記憶している。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、温度変化や経年変化などの状態変化によらず、小さなメモリ容量で高精度な像ブレ補正を行うことが可能な像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置、像ブレ補正装置の制御方法、制御プログラム、および、記憶媒体を提供することができる。
本実施形態における撮像システムのブロック図である。 本実施形態におけるオフセット記憶処理のフローチャートである。 本実施形態におけるオフセット設定処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態における像ブレ補正機能を有するカメラシステムの構成を説明する。図1は、カメラシステム10(撮像装置)のブロック図である。図1に示されるように、カメラシステム10は、カメラ本体100(撮像装置本体)と、カメラ本体100に着脱可能な交換レンズ101(レンズ装置)とを備えて構成される。
カメラ本体100は、カメラMPU102、操作部103、バッテリ104、カメラ側接点端子105、および、撮像素子122を有する。撮像素子122は、像ブレ補正レンズ111を含む撮像光学系を介して形成された光学像を光電変換する。カメラMPU102は、カメラ本体100の制御全般を行う制御装置であり、カメラ本体100に具備された各種操作スイッチである操作部103からの入力信号に応じて、測光や露光などの種々の処理を行う。またカメラMPU102は、バッテリ104を制御し、カメラ側接点端子105を介して交換レンズ101への電源の供給および交換レンズ101との各種情報のやり取りを行う。カメラMPU102は、消費電力を低減するため、操作部103が一定時間操作されていないことを検出した場合、交換レンズ101をスリープ状態に移行するように命令する。
交換レンズ101は、交換レンズ101の各種制御を行うレンズMPU106、角速度(装置のブレ)を検出するジャイロセンサ107(角速度センサ、ブレ検出手段)、各種情報やジャイロセンサ107のオフセット値を保持する不揮発性のメモリ108を有する。また交換レンズ101は、温度を検出する温度センサ109、および、カメラ本体100との情報のやり取りおよびカメラ本体100から電源供給を受けるためのレンズ側接点端子110を有する。
レンズMPU106(像ブレ補正装置)は、ジャイロセンサ107からの信号に基づいてモータドライバ112を制御し、位置センサ113からの信号を用いてフィードバック制御を行う。これにより、レンズMPU106は、像ブレ補正レンズ111(補正レンズ)を光軸OAに直交する方向に駆動することで像ブレ補正を行う。具体的には、レンズMPU106は以下の処理を行う。
まずレンズMPU106は、ジャイロセンサ107から得られた角速度信号から、オフセット設定手段119(設定手段)により設定される所定のオフセット値をオフセット減算手段120により減算した信号を、HPF114(ハイパスフィルタ)へ出力する。ここで所定のオフセット値とは、メモリ108から読み出された調整値(調整オフセット値)、または、後述のオフセット取得手段118により得られたオフセット値であり、詳細な説明については後述する。
続いて、積分手段115は、HPF114からの出力信号である角速度信号を角度信号に変換する。ブレ補正信号生成手段116は、積分手段115から出力される角度信号に対してゲイン演算や適切な位相補償演算を行い、ブレ補正信号を生成する。フィードバック演算手段117は、ブレ補正信号生成手段116から出力されるブレ補正信号と、位置センサ113からの信号とに基づいて、像ブレ補正レンズ111を駆動するためのフィードバック演算を行う。このように本実施形態において、ブレ補正信号生成手段116およびフィードバック演算手段117は、ジャイロセンサ107の出力信号から温度に対応するオフセット値を減算して補正信号を生成し、補正信号に基づいて像ブレ補正を行う補正手段を構成する。
オフセット取得手段118(取得手段)は、ジャイロセンサ107のオフセット値(DCオフセット成分)を取得する。具体的には、オフセット取得手段118は、ジャイロセンサ107の出力信号に基づいて、ジャイロセンサ107のオフセット値を取得する。オフセット更新判定手段121(判定手段)は、オフセット取得手段118がオフセット値を取得した場合に、メモリ108に記憶されたオフセット値を更新するか否かを判定する。本実施形態において、オフセット更新判定手段121は、オフセット取得時のブレ量やオフセット取得に要した時間などの情報に基づいて、オフセット取得手段118により得られたオフセット値に対する信頼性評価値を決定する。オフセット更新判定手段121は、オフセット値の信頼性評価値が所定値よりも大きい場合、メモリ108に記憶するオフセット値の更新の必要性を判定する。
メモリ108(記憶手段)は、複数のオフセット値を記憶する記憶領域を有する。メモリ108は、例えば、製造工程における調整値を保存する記憶領域、高温時オフセット記憶領域、低温時オフセット記憶領域、および、常温時オフセット記憶領域を有する。高温時オフセット記憶領域は、所定の温度Aよりも高温状態でのオフセット値を記憶する記憶領域である。低温時オフセット記憶領域は、所定の温度Aよりも低温である所定の温度Bよりも低温状態でのオフセット値を記憶する記憶領域である。常温時オフセット記憶領域は、所定の温度B以上かつ所定の温度A以下の温度状態でのオフセット値を記憶する記憶領域である。
本実施形態では、前述のように温度状態を三つの状態に分類し、各々の温度状態に対応する複数の記憶領域をメモリ108に用意しているが、これに限定されるものではない。少なくとも、メモリ108に設けられた複数の記憶領域は、第1の温度に対応する第1のオフセット値を記憶する第1の記憶領域と、第2の温度に対応する第2のオフセット値を記憶する第2の記憶領域とを含んでいればよい。このようにメモリ108は、オフセット取得手段118により取得されたオフセット値と温度(温度状態)とを関連付けて温度ごとに複数のオフセット値を記憶する複数の記憶領域を有する。後述のように、メモリ108は、オフセット取得手段118がオフセット値を取得した際の温度に応じて、複数の記憶領域のうちの一つの記憶領域にオフセット値を記憶する。好ましくは、複数の記憶領域は、像ブレ補正装置の製造工程で調整された第3のオフセット値を記憶する第3の記憶領域を含む。
また、メモリ108の容量の許容範囲内において、温度状態をさらに詳細に分類して各温度状態に対応するオフセット記憶領域をメモリ108に用意してもよい。オフセット減算手段120により減算するオフセット値は、メモリ108に記憶されている複数のオフセット値の中から、温度センサ109により検出される温度(温度センサ109の出力信号)に応じて適切に選択される。
次に、図2を参照して、本実施形態におけるオフセット記憶処理(オフセット更新処理)を説明する。図2は、オフセット記憶処理のフローチャートである。図2の各ステップは、主に、レンズMPU106の各部により実行される。交換レンズ101に電源が供給され、レンズMPU106が像ブレ補正処理を開始すると、オフセット記憶処理(オフセット更新処理)が開始する。なお、本実施形態における像ブレ補正処理は、一定周期ごとに発生するタイマ割り込み処理である。
まずステップS201において、オフセット取得手段118は、ジャイロセンサ107の出力信号からジャイロセンサ107のオフセット値を取得する。続いてステップS202において、オフセット更新判定手段121は、ステップS201にて取得したオフセット値の信頼性評価値を決定する。具体的には、オフセット更新判定手段121は、オフセット値を取得する際のカメラシステム10のブレ量やオフセット値の取得に要した時間などのパラメータを用いて、オフセット値の信頼性評価値を決定する(信頼性を評価する)。
続いてステップS203において、オフセット更新判定手段121は、ステップS202にて決定した信頼性評価値が所定値以上であるか否かを判定する。例えば、オフセット値を取得する際のカメラシステム10のブレ量が所定の値よりも低い場合、かつ、オフセット値を取得するための演算開始から所定時間以上経過している場合、オフセット更新判定手段121は、取得したオフセット値の信頼性が高いと判定する。信頼性評価値が所定値より低い場合、本フローを終了する。一方、信頼性評価値が所定値以上である場合、ステップS204へ進む。
ステップS204において、オフセット更新判定手段121は、温度センサ109の出力信号(温度情報)を取得する。続いてステップS205において、オフセット更新判定手段121は、ステップS201にてオフセット取得手段118により取得されたオフセット値をメモリ108に記憶する。このときオフセット更新判定手段121は、ステップS204にて温度センサ109から取得した温度情報に基づいて、メモリ108に確保された、取得した温度情報に対応する記憶領域(オフセット記憶領域)にオフセット値を記憶する。取得した温度情報に対応するオフセット記憶領域に既にオフセット値が記憶されている場合、新しい情報を上書きする。
このようにオフセット更新判定手段121は、オフセット取得手段118により取得されたオフセット値の信頼性があると判定した場合、メモリ108に記憶されたオフセット値を更新する。より具体的には、オフセット更新判定手段121は、オフセット取得手段118がオフセット値を取得した際のブレおよびオフセット値の算出に要した時間の少なくとも一つに基づいて、オフセット値の信頼性評価値を決定する。そしてオフセット更新判定手段121は、信頼性評価値が所定値以上である場合、メモリ108に記憶されたオフセット値を更新する。これにより、ジャイロセンサ107の経年劣化などによるオフセット値の経年変化に対応することができる。
次に、図3を参照して、本実施形態におけるオフセット設定処理(オフセット更新処理)を説明する。図3は、オフセット設定処理のフローチャートである。図2の各ステップは、主に、レンズMPU106の各部により実行される。交換レンズ101に電源が供給され、レンズMPU106が像ブレ補正処理を開始すると、オフセット設定処理(オフセット更新処理)が開始する。
まずステップS301において、オフセット更新判定手段121は、温度センサ109の出力信号(温度情報)を取得する。続いてステップS302において、オフセット更新判定手段121は、ステップS301にて取得した温度情報に基づいて、該当温度に対応するオフセット値がメモリ108に記憶されているか否かを判定する。該当温度に対応するオフセット値がメモリ108に記憶されている場合、ステップS303へ進む。一方、該当温度に対応するオフセット値がメモリ108に記憶されていない場合、ステップS304へ進む。
ステップS303において、オフセット設定手段119は、メモリ108の該当温度に対応する記憶領域(オフセット記憶領域)からオフセット値を読み出す。すなわちオフセット設定手段119は、メモリ108に記憶された複数のオフセット値の中から該当温度に対応する一つのオフセット値を選択して設定する。ステップS304において、オフセット設定手段119は、メモリ108(製造工程における調整値を保存する記憶領域)から、製造工程で調整されたオフセット値(調整値)を読み出す。続いてステップS305において、オフセット減算手段120は、オフセット設定手段119により設定されたオフセット値(メモリ108から読み出された一つのオフセット値)をジャイロセンサ107の出力信号(角速度信号)から減算して、本フローを終了する。
このように補正手段は、ジャイロセンサ107の出力信号から、オフセット設定手段119により設定された一つのオフセット値を減算して補正信号を生成する。好ましくは、オフセット設定手段119は、該当温度に対応するオフセット値がメモリ108に記憶されている場合、メモリ108に記憶された複数のオフセット値の中から該当温度に対応する一つのオフセット値を設定する。一方、オフセット設定手段119は、該当温度に対応するオフセット値がメモリ108に記憶されていない場合、メモリ108に記憶された複数のオフセット値の中から、製造工程の際に調整されたオフセット値を設定する。
以上のように、本実施形態は、温度ごとのジャイロセンサのオフセット値をメモリに記憶し、像ブレ補正処理において適切なオフセット値を選択する。これにより、メモリの限られた記憶領域を有効に活用して、ジャイロセンサのオフセット値の温度変化や経年変化に対応して、適切な像ブレ補正処理を行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本実施形態によれば、温度変化や経年変化などの状態変化によらず、小さなメモリ容量で高精度な像ブレ補正を行うことが可能な像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置、像ブレ補正装置の制御方法、制御プログラム、および、記憶媒体を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本実施形態は、レンズ交換式カメラシステムの交換レンズに搭載される像ブレ補正装置について説明したが、カメラ本体やコンパクトカメラなどの他の形式の像ブレ補正装置を備えたカメラにも適用可能である。
106 レンズMPU(像ブレ補正装置)
108 メモリ(記憶手段)
116 ブレ補正信号生成手段(補正手段)
117 フィードバック演算手段(補正手段)
118 オフセット取得手段(取得手段)

Claims (13)

  1. ブレ検出手段のオフセット値を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記オフセット値と温度とを関連付けて温度ごとに複数のオフセット値を記憶する記憶手段と、
    前記ブレ検出手段の出力信号から前記温度に対応する前記オフセット値を減算して補正信号を生成し、該補正信号に基づいて像ブレ補正を行う補正手段と、を有することを特徴とする像ブレ補正装置。
  2. 前記記憶手段は、前記取得手段が前記オフセット値を取得した際の前記温度に応じて、複数の記憶領域のうちの一つの記憶領域に該オフセット値を記憶し、
    前記複数の記憶領域は、第1の温度に対応する第1のオフセット値を記憶する第1の記憶領域と、第2の温度に対応する第2のオフセット値を記憶する第2の記憶領域と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  3. 前記複数の記憶領域は、前記像ブレ補正装置の製造工程で調整された第3のオフセット値を記憶する第3の記憶領域を含むことを特徴とする請求項2に記載の像ブレ補正装置。
  4. 前記取得手段が前記オフセット値を取得した場合に、前記記憶手段に記憶された前記オフセット値を更新するか否かを判定する判定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。
  5. 前記判定手段は、前記取得手段により取得された前記オフセット値の信頼性があると判定した場合、前記記憶手段に記憶された前記オフセット値を更新することを特徴とする請求項4に記載の像ブレ補正装置。
  6. 前記判定手段は、
    前記取得手段が前記オフセット値を取得した際のブレおよび該オフセット値の算出に要した時間の少なくとも一つに基づいて、前記オフセット値の信頼性評価値を決定し、
    前記信頼性評価値が所定値以上である場合、前記記憶手段に記憶された前記オフセット値を更新することを特徴とする請求項5に記載の像ブレ補正装置。
  7. 前記記憶手段に記憶された前記複数のオフセット値の中から前記温度に対応する一つのオフセット値を選択して設定する設定手段を更に有し、
    前記補正手段は、前記ブレ検出手段の出力信号から、前記設定手段により設定された前記一つのオフセット値を減算して前記補正信号を生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。
  8. 前記設定手段は、
    前記温度に対応するオフセット値が前記記憶手段に記憶されている場合、該記憶手段に記憶された前記複数のオフセット値の中から該温度に対応する前記一つのオフセット値を設定し、
    前記温度に対応するオフセット値が前記記憶手段に記憶されていない場合、該記憶手段に記憶された前記複数のオフセット値の中から、製造工程の際に調整されたオフセット値を設定することを特徴とする請求項7に記載の像ブレ補正装置。
  9. 補正レンズを含む撮像光学系と、
    ブレ検出手段のオフセット値を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記オフセット値と温度とを関連付けて温度ごとに複数のオフセット値を記憶する記憶手段と、
    前記ブレ検出手段の出力信号から前記温度に対応する前記オフセット値を減算して補正信号を生成し、該補正信号に基づいて前記補正レンズを駆動して像ブレ補正を行う補正手段と、を有することを特徴とするレンズ装置。
  10. 請求項9に記載のレンズ装置と、
    前記撮像光学系を介して形成された光学像を光電変換する撮像素子と、を有することを特徴とする撮像装置。
  11. ブレ検出手段のオフセット値を温度と関連付けて記憶する記憶手段を備えた像ブレ補正装置の制御方法であって、
    温度を検出するステップと、
    前記記憶手段から前記温度に対応するオフセット値を取得するステップと、
    前記ブレ検出手段の出力信号から前記温度に対応する前記オフセット値を減算して補正信号を生成し、該補正信号に基づいて像ブレ補正を行うステップと、を有することを特徴とする像ブレ補正装置の制御方法。
  12. ブレ検出手段のオフセット値を温度と関連付けて記憶する記憶手段を備えた像ブレ補正装置の制御プログラムであって、
    温度を検出するステップと、
    前記記憶手段から前記温度に対応するオフセット値を取得するステップと、
    前記ブレ検出手段の出力信号から前記温度に対応する前記オフセット値を減算して補正信号を生成し、該補正信号に基づいて像ブレ補正を行うステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする像ブレ補正装置の制御プログラム。
  13. 請求項12に記載の制御プログラムを記憶していることを特徴とする記憶媒体。
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