JP2018184608A - ボールペン - Google Patents
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Abstract
Description
「1.インキ収容筒の先端にボールを回転自在に抱持したボールペンチップをチップホルダーに介して具備したインキ収容筒内に筆記具用水性インキ組成物を充填したレフィルを装着したボールペンであって、前記ボールの軸方向の移動量が30〜50μmとし、前記筆記具用水性インキ組成物が、少なくとも水、溶剤、アルミニウム顔料、カルボキシル基を有する酸性樹脂、2種以上のpH調整剤からなり、前記筆記具用水性インキ組成物のpHが7〜10であることを特徴とするボールペン。
2.前記pH調整剤が、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジイソプロパノールアミンの中から1種以上を選択することを特徴とする第1項に記載のボールペン。
3.前記アルミニウム顔料が固形状アルミニウム顔料であり、該固形状アルミニウム顔料全量に対して、顔料固形分量が80質量%以上であることを特徴とする第1項または第2項に記載のボールペン。
4.前記アルミニウム顔料が、溶剤を含有していない固形状アルミニウム顔料であることを特徴とする第1項ないし第3項のいずれか1項に記載のボールペン。
5.前記酸性樹脂が、アクリル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂の中から選択すること特徴とする第1項ないし第4項のいずれか1項に記載のボールペン。
6.前記筆記具用水性インキ組成物に、気泡吸収剤を含有することを特徴とする第1項ないし第5項のいずれか1項に記載のボールペン。
7.前記筆記具用水性インキ組成物に、剪断減粘性付与剤を含有すること特徴とする第1項ないし第6項のいずれか1項に記載のボールペン。
8.第1項ないし第7項のいずれか1項に記載のボールペンのボールペンチップ先縁の内壁に、ボールを押圧するコイルスプリングを配設することを特徴とするボールペン。」とする。
実施例1
アルミニウム顔料(アルミニウム顔料40%含有物{ペースト状アルミニウム顔料分散体}、ノンリーフィングタイプ) 10.0質量部
カルボキシル基を有する酸性樹脂 2.0質量部
水 65.4質量部
溶剤(エチレングリコール) 15.0質量部
尿素 1.0質量部
pH調整剤(ジエタノールアミン) 1.0質量部
pH調整剤(トリエタノールアミン) 3.0質量部
エチレンジアミン四酢酸(EDTA) 0.5質量部
潤滑剤(リン酸エステル系界面活性剤) 1.0質量部
防錆剤(ベンゾトリアゾール) 0.5質量部
剪断減粘性付与剤(架橋型アクリル酸重合体) 0.60質量部
尚、実施例1のインキ粘度は、TAインスツルメント社製レオメーターAR−G2粘度計(コーンプレート40mm・角度2°)を用いて、20℃の環境下で、剪断速度0.001(sec-1)にてインキ粘度を測定したところ、1500Pa・sであった。また、実施例1のpHは、IM−40S型pHメーターを用いて、20℃にて測定したところ、pH=7.9であった。
実施例1〜9及び比較例1〜8で作製した筆記具用水性インキ組成物を、インキ収容筒の先端にボール径が0.5mmのボールを回転自在に抱持したボールペンチップ(ボールの軸方向の移動量45μm)をチップホルダーに介して具備したインキ収容筒内(ポリプロピレン製)に充填したレフィルを(株)パイロットコーポレーション製のゲルインキボールペン(商品名:G−knock)に装着して、以下の試験および評価を行った。
析出物がなく、良好のもの ・・・◎
析出物が微少に発生したが、実用上、問題のないもの ・・・○
析出物が発生し、実用性に乏しいもの ・・・×
顔料が均一分散されているもの ・・・◎
顔料分散の崩れが一部確認されたが、実用上問題ないレベルのもの ・・・○
顔料分散の崩れがひどく、筆記不良になるレベルのもの ・・・×
金属光沢が非常に良いもの ・・・◎
金属光沢が良いもの ・・・○
金属光沢がやや劣るもの ・・・△
金属光沢が劣り、実用性に乏しいもの ・・・×
Claims (8)
- インキ収容筒の先端にボールを回転自在に抱持したボールペンチップをチップホルダーに介して具備したインキ収容筒内に筆記具用水性インキ組成物を充填したレフィルを装着したボールペンであって、前記ボールの軸方向の移動量が30〜50μmとし、前記筆記具用水性インキ組成物が、少なくとも水、溶剤、アルミニウム顔料、カルボキシル基を有する酸性樹脂、2種以上のpH調整剤からなり、前記筆記具用水性インキ組成物のpHが7〜10であることを特徴とするボールペン。
- 前記pH調整剤が、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジイソプロパノールアミンの中から1種以上を選択することを特徴とする請求項1に記載のボールペン。
- 前記アルミニウム顔料が固形状アルミニウム顔料であり、該固形状アルミニウム顔料全量に対して、顔料固形分量が80質量%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のボールペン。
- 前記アルミニウム顔料が、溶剤を含有していない固形状アルミニウム顔料であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のボールペン。
- 前記酸性樹脂が、アクリル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂の中から選択すること特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のボールペン。
- 前記筆記具用水性インキ組成物に、気泡吸収剤を含有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のボールペン。
- 前記筆記具用水性インキ組成物に、剪断減粘性付与剤を含有すること特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のボールペン。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のボールペンのボールペンチップ先縁の内壁に、ボールを押圧するコイルスプリングを配設することを特徴とするボールペン。
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