JP2018183368A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技釘が遊技盤の正規位置に存在するか否かを容易に検査可能にする。
【解決手段】 スペーサー11をパチンコ機10に装着した時、2本の遊技釘43がいずれも正規位置にあれば、スペーサー11の下端11aが第1始動口47の上端47aに当接する。これを正面から見ると、頭部位置指示部16は遊技釘43Sの頭部43hと重なってほとんど見えない状態となる。このようなスペーサー11によれば、スペーサー11をパチンコ機10に装着できない場合には、遊技釘43Sが正規位置にないと判定することができる。そしてスペーサー11をパチンコ機10に装着できた際には、スペーサー11の下端11aが第1始動口47の上端47aに接触しているか否か、及び正面から見て遊技釘43Sの頭部43hの位置が頭部位置指示部16からずれていないかを見ることにより、遊技釘43Sが正規位置にあるか否かを判定することができる。
【選択図】 図6

Description

本明細書は、弾球遊技機(パチンコ遊技機、パチンコ機とも呼ばれる)に関する。
一般的に、弾球遊技機は、複数の遊技釘を植設した遊技盤を備える。遊技盤における遊技釘の状態(例えば、植設位置、傾斜方向および傾斜角度)は、遊技盤に打ち出された遊技機球の動きに影響を与える。
特許文献1には、基準位置にある遊技釘を撮影した基準画像と、検査対象の遊技釘を撮影した比較画像とを比較することによって、遊技盤における遊技釘の状態を検査する技術について開示されている。
特開2004−159817号公報
弾球遊技機における遊技釘の検査において、検査の容易化を図る観点から改善する余地があった。
係る課題に鑑みなされた請求項1に記載の本発明は、複数の遊技釘が遊技盤上に植設され、該遊技盤に形成された入賞口に遊技球が入賞すると賞球を払い出す弾球遊技機であって、前記入賞口の一部に当接される当接部と、該当接部に前記入賞口の一部を当接させた際に、前記複数の遊技釘の内の少なくとも1本が位置すべき箇所に形成された貫通孔であり、該少なくとも1本の遊技釘を挿通可能な遊技釘挿通部とを備えたスペーサーを装着したことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、前記スペーサーが、略円柱状の胴部と、該胴部よりも大径の円形の頭部とを有する複数の前記遊技釘を遊技盤上に植設した弾球遊技機に用いられるものであり、前記遊技釘挿通部が、前記頭部が通る貫通孔である頭部挿通部と、該頭部挿通部を通った前記遊技釘の前記胴部を位置させることが可能なスリット状の貫通孔であり、幅が前記胴部の直径に略等しい第1胴部挿通部と、前記当接部を前記入賞口の一部に当接させた際の、前記第1胴部挿通部に挿通された前記遊技釘の頭部の正規位置を表す第1頭部位置指示部とを備え、前記当接部を前記入賞口の一部に当接させると、前記第1胴部挿通部に、正規の位置にある前記遊技釘の胴部が位置することを特徴とする。
ここで、第1頭部位置指示部が「遊技釘の頭部の正規位置を表す」とは、3次元座標における頭部の正しい位置を特定可能に示すという意味に限らない。例えば第1頭部位置指示部を、前記座標の一成分だけを示すものとしてもよいし、前記正規位置を指し示す矢印やマークとしてもよい。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記載の弾球遊技機において、前記当接部が、該当接部に当接される前記入賞口の部位よりも大きく、正規の位置にある前記遊技釘を前記遊技釘挿通部に挿通した際に前記当接部が前記入賞口に当接すべき位置、を表す当接位置指示部を備えたことを特徴とする。
当接位置指示部としては、当該スペーサーの当接部に印刷されたマーク、該当接部に貼付されたシール、該当接部に形成されたレリーフ状の印、該当接部に形成された孔等を例示できる。
請求項4に記載の本発明は、請求項1または2に記載の弾球遊技機において、前記スペーサーが、前記入賞口の前記遊技盤に平行な断面が略U型または略凵型となっている弾球遊技機に用いられるものであり、当該スペーサーの下端に少なくとも1個の窪みが形成されており、該窪みの底が前記入賞口の上端に当接する前記当接部となっていることを特徴とする。
ここで入賞口の「断面が略U型または略凵型」とは、遊技者から見て、遊技球が入りこむ箇所を挟んで左右両側に壁があり、該壁の上端の高さが同じ形状を指している。従って、これら両壁の更に左右外側や、底部の下方、或いは手前側に意匠や強度確保等を目的とする部材を備えた入賞口も含まれる。また、入球を妨げない形状のリブを入口内に備えることにより、位置によっては前記断面の形状がШ型となる入賞口も含まれる。
請求項5に記載の本発明は、略円柱状の胴部と、該胴部よりも大径の円形の頭部とを有する複数の遊技釘が遊技盤上に植設され、該遊技盤に形成された入賞口に遊技球が入賞すると賞球を払い出す弾球遊技機であって、前記入賞口の一部に当接される当接部と、該当接部から形成され、前記釘の胴部の直径に略等しい幅のスリットである第2胴部挿通部と、前記当接部を前記入賞口の一部に当接させた際の、前記第2胴部挿通部に挿通された前記遊技釘の頭部の正規位置を表す第2頭部位置指示部とを備えたスペーサーを装着したことを特徴とする。
ここで第2頭部位置指示部自体は第1頭部位置指示部と同じもので構わない(後述する第3頭部位置指示部も同様)。
請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の弾球遊技機において、前記当接部が、該当接部に当接される前記入賞口の部位よりも大きく、正規位置にある前記遊技釘を前記第2胴部挿通部に挿通した際に前記当接部が前記入賞口に当接すべき位置、を表す当接位置指示部を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の本発明は、略円柱状の胴部と、該胴部よりも大径の円形の頭部とを有する複数の遊技釘が遊技盤上に植設され、該遊技盤に形成された入賞口に遊技球が入賞すると賞球を払い出す弾球遊技機であって、縁から形成された複数のスリットであって、何れもその幅が前記釘の胴部の直径に略等しい第3胴部挿通部と、複数の前記第3胴部挿通部の奥に、正規位置にある同数の前記遊技釘の胴部をそれぞれ当接させた際に、前記入賞口の位置を表す入賞口位置指示部とを備えたスペーサーを装着したことを特徴とする。
請求項1に記載の弾球遊技機によれば、当接部を入賞口に当接させると遊技釘挿通部が遊技釘の位置すべき箇所に形成されているので、入賞口に対して遊技釘が正しい位置にあるか否かを、装着されたスペーサーを見ることにより容易に判定できる。なお、入賞口は遊技盤に固定された比較的堅牢な構造物であるのに対し、遊技釘は曲がったり、全体が傾いたりする可能性がある。従って、入賞口に対して遊技釘が正しい位置にないとすれば、その原因は殆どの場合、遊技釘にある。そしてスペーサーの当接部を入賞口に当接させ、遊技釘を遊技釘挿通部に挿通させるので、スペーサーを正面から見なくても遊技釘が正しい位置にあるか否かを判定できる。これにより、弾球遊技機の遊技釘が正しい位置にあることを納入先に保証することができる。そして遊技時には、遊技釘挿通部への遊技釘の挿通を解き、本発明のスペーサーを取り外せばよく、遊技の支障になることはない。なお、請求項2の「正規位置」に関して前述したように、遊技釘の「位置すべき箇所」についても、3次元座標における遊技釘の正しい位置という意味に限らない。すなわち、前記座標の一成分だけであってもよいし、請求項3に関して後述するように、所定の直線から遊技釘までの距離であってもよい。
請求項2に記載の弾球遊技機によれば、第1胴部挿通部に遊技釘の胴部を挿通させたまま、当該スペーサーを第1胴部挿通部に沿って動かすことができる。これにより、スペーサーの脱着を容易に行なうことができる。これの具体例を示すために、入賞口の前方(遊技者から見て手前側)に入賞口よりも大きな飾り板(後述)を設けた弾球遊技機に対して、頭部挿通部・第1胴部挿通部の区別がない円形の貫通孔である遊技釘挿通部を形成したスペーサーを取り付ける場合を考える。この場合、遊技釘挿通部と遊技釘の遊技盤に平行な方向に沿った位置を合わせて、前方からスペーサーを押し込むことになるが、飾り板の形状次第では飾り板が押し込みの障害となる可能性がある。この点、請求項2に記載の弾球遊技機によれば、スペーサーが飾り板と干渉しない位置に頭部挿通部を形成しておけば、頭部挿通部と遊技釘を位置を合わせて、前方からスペーサーを押し込み、第1胴部挿通部に沿って正規位置までスペーサーを動かせばよい。これを換言すると、当接部が入賞口に当接した状態において、第1胴部挿通部に沿った位置ずれが遊技釘に存在しても、当該スペーサーを装着できる可能性がある。該位置ずれが存在する場合には、第1頭部位置指示部が表す位置に、遊技釘の頭部が位置しないので、位置ずれの存在も容易に知ることができる。
ところで、入賞口が請求項4に記載のように、その断面が略U型または略凵型となっている場合は、当接部を一直線状の縁として構成することができる。そして1本の遊技釘が、正規位置にあることを保証するために1個の遊技釘挿通部がスペーサーに形成されているとする。該スペーサーを装着した結果、遊技釘挿通部に遊技釘が挿通された状態で、当接部がぴったりと入賞口の上端に接した場合、該遊技釘と入賞口の距離(正確には、入賞口の2個の上端を結んだ直線との距離)は正しいことになる。但し、遊技釘が前記上端を結んだ直線と平行な方向に僅かにズレがないことを、このスペーサーで保証することはできない。遊技釘挿通部を複数有するスペーサーや、入賞口の上端が一直線上に並んでいない弾球遊技機においても、同様の課題が発生しうる。そこで請求項3に記載の弾球遊技機では、スペーサーの当接部が、該当接部に当接される前記入賞口の部位よりも大きく構成されており、正規の位置にある遊技釘を遊技釘挿通部に挿通した際に当接部が入賞口に当接すべき位置、を表す当接位置指示部を備えている。該スペーサーによれば、前記ズレが発生した場合には、当接位置指示部が入賞口に当接すべき位置からずれた位置を指すので、前記ズレがないことを保証することができる。
請求項4に記載の弾球遊技機は、入賞口の前記断面が略U型または略凵型となっており、スペーサーの下端に少なくとも1個の窪みが形成されており、該窪みの底が入賞口の上端にそれぞれ当接する当接部となっている。これは窪みが請求項3に記載の当接位置指示部に近い作用をする構成である。従って、前記ズレが発生した場合には、窪み内で入賞口の上端の位置がズレるため、発生した前記ズレを発見し易い。なお、窪みを2個とし、各窪みの幅を、入賞口の2個の上端の幅と同じに(正確には僅かに大きく)し、各窪みがそれぞれ対応する上端に入る構成とすると、前記ズレが生じた場合にはスペーサーを入賞口に当接させることができず、また遊技釘挿通部に遊技釘を挿通させること自体ができなくなる可能性も高い。この態様においては、スペーサーを弾球遊技機に装着されていること自体により、前記ズレが生じていないことを保証可能な構成となる。
請求項5に記載のスペーサーは、請求項2に記載のスペーサーに比べ、頭部挿通部を構成要件としない点と、第1胴部挿通部に代えて第2胴部挿通部を構成要件としている点が異なる。なお、前述のように第1頭部位置指示部と第2頭部位置指示部は関連する胴部挿通部が異なるだけで、実質的に同じものである。第1胴部挿通部と第2胴部挿通部の違いは、前者が当該スペーサーに形成された貫通孔であるのに対し、後者が当接部から形成された切欠き(請求の範囲では「スリット」と表現)である点にある。従って、遊技釘の胴部を胴部挿通部に位置させるためには、第1胴部挿通部へは、まず頭部挿通部に遊技釘を挿通させてから移動する必要があるのに対し、第2胴部挿通部は、当接部から直接、胴部を移動させることができる。このため、請求項2に記載のスペーサーが2個の遊技釘挿通部を備えており、該各遊技釘挿通部に挿通される2本の遊技釘がハの字型の姿勢となっている場合、装着できない可能性が高いのに対し、請求項5に記載のスペーサーは、当接部に形成される第2胴部挿通部の入口を、遊技釘の姿勢(前記例ではハの字型。詳しくは後述)に合わせることにより、スペーサーを装着することが可能であり、遊技釘が正規の姿勢となっていることを保証することができる。
請求項6に記載の遊技機は、請求項3の構成要件を請求項5に記載の遊技機に適用したものである。従って、請求項3の効果において説明した前記ズレが発生した場合には、当接位置指示部が入賞口に当接すべき位置とは異なる位置を指すので、前記ズレがないことを保証することができる。
請求項7に記載の遊技機は、請求項5に記載の遊技機に比べ、第2頭部位置指示部を構成要件としない点と、第2胴部挿通部に代えて第3胴部挿通部を構成要件としている点と、当接部に代えて入賞口位置指示部を構成要件としている点が異なる。
第2胴部挿通部と第3胴部挿通部の違いは、まず第1に前者は少なくとも1個存在すればよいのに対して、後者は複数存在する必要があることにある。そして第2に、前者はスリット状の第2胴部挿通部のいずれかに胴部の正規位置が存在するのに対して、後者は胴部の正規位置が第3胴部挿通部の最も奥に限定される点である。このように請求項7に記載の遊技機では胴部の正規位置が比較的分かり易いので、第2頭部位置指示部を構成要件としていない。当接部と入賞口位置指示部の違いは、前者は入賞口の少なくとも一部に当接する必要があるのに対して、後者は態様によっては入賞口に当接する必要がない点にある(もちろん当接しても良い)。
以上のように構成された請求項7に記載の遊技機によれば、胴部を第3胴部挿通部の最も奥に位置させた際に、入賞口位置指示部が正しく入賞口の位置を表しているか否かにより、遊技釘が正し位置にあることを保証することができる。
第1実施例のパチンコ機の構成を示す正面図である。 第1実施例のパチンコ機の構成を示す背面図である。 第1実施例のパチンコ機の遊技盤の構成を示す正面図である。 遊技盤における遊技釘の配置を示す拡大図である。 第1実施例のパチンコ機にスペーサーが装着された様子を示す説明図である。 第1実施例のパチンコ機においてスペーサー及び該スペーサーにより遊技釘が正規位置に存在するか否かを判定する様子を示す説明図である。 第2〜第5実施例のパチンコ機に用いられるスペーサーの説明図である。 第6実施例のパチンコ機に用いられるスペーサーの説明図である。 第6実施例のパチンコ機に用いられるスペーサー及びその変形例の説明図である。 第7実施例のパチンコ機に用いられるスペーサーの説明図である。 第8実施例のパチンコ機に用いられるスペーサーの説明図である。 第9実施例のパチンコ機に用いられるスペーサーの説明図である。 (a)〜(c)は第9実施例のスペーサーの変形例、(d)は第5実施例のスペーサーの変形例を示す説明図である。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[第1実施例]
図1は、パチンコ機10の構成を示す正面図である。図1には、他の各図に共通するXYZ軸が図示されている。図2は、パチンコ機10の構成を示す背面図である。図3は、パチンコ機10の遊技盤40の構成を示す正面図である。パチンコ機10は、外枠20と、内枠30と、遊技盤40と、前枠50とを備える。本実施形態では、パチンコ機10は、プリペイドカードに対応したパチンコ遊技機(いわゆるCR機)であり、更にプリペイドカードユニット60を備える。プリペイドカードユニット60は、遊技球の貸出料金を精算するためのプリペイドカードに対する読み書きを処理する。
パチンコ機10の外枠20は、縦長の矩形状を成す枠である。外枠20は、パチンコ機10を設置する設備に固定される。外枠20は、パチンコ機10の上面、底面および左右側面における外郭を構成する。外枠20は、その内側に内枠30を保持する。外枠20は、内枠30を外枠20に対して開閉可能に保持するヒンジ21,22を備える。本実施形態では、パチンコ機10の正面から見て、ヒンジ21は左下側に設けられ、ヒンジ22は、左上側に設けられている。
パチンコ機10の内枠30は、外枠20の内側に嵌る縦長の矩形状を成す枠である。内枠30は、外枠20の内側に開閉可能に保持される。内枠30は、その内側に遊技盤40を保持する。内枠30は、正面側において前枠50を内枠30に対して開閉可能に保持する。内枠30は、背面側に遊技球タンク31と、タンクレール32と、払出装置33と、端子台35を備える。遊技球タンク31は、パチンコ機10の外部から補給される遊技球を保持する。タンクレール32は、遊技球タンク31から払出装置33へと遊技球を流下させる。払出装置33は、制御信号に応じて遊技球を払い出す。端子台35は、遊技状態を示す信号をパチンコ機10の外部へと出力する外部接続端子を構成する。
パチンコ機10は、主制御装置80と、払出制御装置81と、演出図柄制御装置82と、電源基板85とを備える。主制御装置80は、パチンコ機10における遊技進行を制御する。払出制御装置81は、払出装置33による遊技球の払い出しを制御する。演出図柄制御装置82は、遊技盤40において表示される演出図柄を制御する。電源基板85は、パチンコ機10の各部に電力を供給する。主制御装置80および演出図柄制御装置82は、遊技盤40の背面側に設けられている。払出制御装置81および電源基板85は、内枠30の背面側に設けられている。
パチンコ機10の前枠50は、パチンコ機10の正面側を構成する縦長の矩形状を成す枠である。前枠50は、内枠30の正面側に開閉可能に保持される。前枠50は、遊技盤40の正面側に開口を形成する開口部55を備える。開口部55は、開口の上端を形成する開口上端部55Uと、開口の下端を形成する開口下端部55Dと、開口の右側端を形成する開口右側端部55Rと、開口の左側端を形成する開口左側端部55Lとを備える。前枠50は、開口部55によって形成される開口に嵌め込まれた透明板51を備える。これによって、パチンコ機10の遊技者は、透明板51を通じて遊技盤40を見ることができる。本実施形態では、透明板51は、板ガラスである。
前枠50は、更に、スピーカ52と、装飾ランプ53と、発射ハンドル61と、上皿62と、下皿63とを備える。スピーカ52は、遊技進行に応じて音を出力する。装飾ランプ53は、遊技進行に応じて発光する。発射ハンドル61は、遊技球を遊技盤40へと発射する操作入力を遊技者から受け付ける。上皿62は、払出装置33から払い出された遊技球を受け入れるとともに、遊技盤40へと発射される遊技球を保持する。下皿63は、上皿62から溢れた遊技球を保持する。
パチンコ機10の遊技盤40は、盤面41と、ガイドレール42a,42bと、複数の遊技釘43と、センターケース44と、普通入賞口45a,45b,45c,45dと、普通図柄作動ゲート46と、第1始動口47と、第2始動口48と、大入賞口49とを備える。遊技盤40は、更に、普通図柄表示装置71と、普通図柄保留数表示装置72と、第1特別図柄表示装置73と、第1特別図柄保留数表示装置74と、第2特別図柄表示装置75と、第2特別図柄保留数表示装置76と、演出図柄表示装置78とを備える。
遊技盤40の盤面41は、パチンコ機10の正面を向いた面である。遊技盤40のガイドレール42a,42bは、盤面41の中央を円形状に取り囲むことによって、略円形を成す遊技領域GAを形成する。遊技盤40における複数の遊技釘43は、盤面41に植設され、遊技領域GAを流れる遊技球の通路を形成する。複数の遊技釘43は、回転部材を有する風車釘43Wを含む。遊技釘43の詳細については後述する。
遊技盤40のセンターケース44は、遊技領域GAの中央部に設けられた部材である。センターケース44は、遊技領域GAを流れる遊技球の通路を形成する。センターケース44の中央部には、演出図柄表示装置78が設けられている。演出図柄表示装置78は、遊技進行に応じた疑似演出として演出図柄を表示する。本実施形態では、演出図柄表示装置78は、液晶表示装置である。
遊技盤40の普通入賞口45a,45b,45c,45dは、遊技領域GAの下方部に設けられ、遊技球を受け入れる入賞口である。遊技盤40の普通図柄作動ゲート46は、遊技領域GAに設けられ、普通図柄表示装置71を作動させる契機となる遊技球の通過を検知する。遊技盤40の第1始動口47は、遊技領域GAに設けられ、第1特別図柄表示装置73を作動させる契機となる遊技球の通過を検知する。遊技盤40の第2始動口48は、遊技領域GAに設けられ、第2特別図柄表示装置75を作動させる契機となる遊技球の通過を検知する。第2始動口48は、普通図柄表示装置71における図柄の表示結果に応じて、遊技球が入賞可能になる入賞口である。遊技盤40の大入賞口49は、第1特別図柄表示装置73および第2特別図柄表示装置75における図柄の表示結果に応じて、遊技球が入賞可能になる入賞口である。
図4は、遊技盤40における遊技釘43の配置を示す拡大図である。遊技盤40における複数の遊技釘43は、最も近くに位置する他の遊技釘43から「遊技球が通過可能な間隔」を置いて遊技盤40に植設された遊技釘43Sを含む。遊技盤40における複数の遊技釘43は、「遊技球が通過できない間隔」で他の遊技釘43と列43Lを成して遊技盤40に植設された遊技釘43を含む。遊技盤40において列43Lを成す複数の遊技釘43は、列43Lの端部に位置する遊技釘43Tと、列43Lの屈曲部に位置する遊技釘43Cとを含む。
図5に、スペーサー11を第1始動口47の上に装着した様子を示す。図5(a)は、正面から見たスペーサー11及び第1始動口47の様子を拡大した図である。図5(b)は、スペーサー11及び第1始動口47の右側面図である。なお、遊技盤40を一部断面にしている。本図によく示されているようにスペーサー11は板状部材であり、第1始動口47の先端(遊技者から見て手前側)付近の上部に設置される。第1始動口47の先端には意匠目的の飾り板12が取り付けられている。飾り板12を第1始動口47から取り外し、正面から見た様子を図5(c)に示す。本図に示すように第1始動口47は断面がU字型をしており、その上端47aにスペーサー11の下端11aが当接している。スペーサー11には遊技釘43Sの頭部43hが通るための貫通孔13が2個形成されている。スペーサー11は金属製でもプラスチック製でもよいが、容易に撓まない程度の強度があることが望ましい。プラスチック製とする場合には、アクリル樹脂、ポリカーボネイト、塩化ビニル等を例示できる。
遊技釘43Sは、遊技盤40に対して略垂直に植設されており、遊技者から見て円形の頭部43hと、頭部43hよりも小径の胴部43bと、先細り形状を成し、使用時には遊技盤40に突き刺さり、胴部43bの一部と共に遊技盤40内に埋め込まれる先端部43tとを有する。
図6(a)はスペーサー11のみを取り出した様子である。本図に示すように貫通孔13は、円形の頭部挿通部14と、頭部挿通部14よりも小径の胴部挿通部15とからなる。頭部挿通部14の直径は遊技釘43Sの頭部43hの直径よりやや大きく、胴部挿通部15の直径は遊技釘43Sの胴部43bの直径より僅かに大きくされている。なお、符号17はスペーサー11をパチンコ機10に脱着する際に掴むツマミである。胴部挿通部15は破線15aにて示すように、スリット状の孔の一部とみなすこともできる。そして該スリット状の孔の幅d(図6(b)参照)が遊技釘43Sの胴部43bの直径より僅かに大きく構成されている。そして2個の胴部挿通部15の幅方向(X軸方向)の中心間の距離wが、正規位置にある2本の遊技釘43S間の距離に対応する。なお、2本の遊技釘43S間の距離(正確には2本の胴部の内法の距離)が第1始動口47の入口の大きさとされている。
下端11aが第1始動口47の上端に当接すると、遊技釘43Sが正規位置にあれば、その胴部43bは胴部挿通部15に位置する。該胴部43bの中心から下端11aまでの距離Lが、正規位置にある遊技釘43Sから図示しない第1始動口47の上端47aまでの距離に対応する。下端11aが第1始動口47の上端に当接した際に正面から見て遊技釘43Sの頭部43hが位置する箇所を頭部位置指示部16が示している。頭部位置指示部16はスペーサー11の表面に印刷された円弧状の破線で、その直径は遊技釘43Sの頭部43hとほぼ同じにされている。
スペーサー11をパチンコ機10に装着するには、正面から見て2個の頭部挿通部14と、2本の遊技釘43Sの頭部の位置を揃え、スペーサー11を奥方向(Z軸に平行な方向)へと動かし、2本の遊技釘43を2個の頭部挿通部14にそれぞれ挿通させる。この時、飾り板12が邪魔になるようであれば、先にスペーサー11の下端11aを飾り板12よりも奥に位置させても良い。2本の遊技釘43を2個の頭部挿通部14に挿通させたら、スペーサー11全体を下方へずらし、2本の遊技釘43の胴部43bを2個の胴部挿通部15に位置させる。この時、2本の遊技釘43がいずれも正規位置にあれば、スペーサー11の下端11aが第1始動口47の上端47aに当接する。これを正面から見ると、頭部位置指示部16は遊技釘43Sの頭部43hと重なってほとんど見えない状態となる(図5(a))
一方、2本の遊技釘43Sが正規位置よりもやや低い位置にある場合に、スペーサー11を装着して正面から見ると、遊技釘43Sの頭部43hの上方から頭部位置指示部16がはみ出た状態となる(図6(c))。また、2本の遊技釘43Sが正規位置よりもやや高い位置にある場合には、スペーサー11全体が2本の遊技釘43Sに持ち上げられる形となり、スペーサー11の下端11aを第1始動口47の上端47aに当接させることができない(図6(d))。なお、図6(c)、図6(d)では図示の便宜上、飾り板12を取り除いている。
2本の遊技釘43Sの内の一方のみが正規位置よりも高い場合(或いは低い場合)は、2本の遊技釘43Sの胴部43bを胴部挿通部15に位置させることができず、図6(c)に近い状態になると考えられる。2本の遊技釘43S間の位置ずれが大きい場合には、頭部43hを頭部挿通部14に挿通させることすらできず、スペーサー11をパチンコ機10に装着できない可能性が高い。また、2本の遊技釘43Sの間隔が広すぎる(或いは狭すぎる)場合にも、胴部43bを胴部挿通部15に位置させることができず、図6(c)に近い状態になると考えられる。
このようなスペーサー11を装着できないパチンコ機10は、遊技釘43Sが正規位置にないと判定することができる。そしてスペーサー11が第1始動口47の上部に装着されているパチンコ機10は、スペーサー11の下端11aが第1始動口47の上端47aに接触しているか否か、及び正面から見て遊技釘43Sの頭部43hの位置が頭部位置指示部16からずれていないかを見ることにより、遊技釘43Sが正規位置にあるか否かを判定することができる。そして、パチンコ機10の製造時に、遊技釘の位置や姿勢が適正になっていることを確認できるだけでなく、輸送を経て納品されたパチンコ機10の遊技釘43Sの位置や姿勢が適正であることを確認することもできる。また、2本の遊技釘43Sは、各胴部43bの内法の距離にて第1始動口47の入口の大きさを規定するものであるため、第1始動口47の入口の大きさが適正であることも容易に確認できることになる。
ここで本実施例の構成と、本発明の構成要件との対応関係を示す。貫通孔13が本発明の「遊技釘挿通部」に相当し、スペーサー11の下端11aが本発明の「当接部」に相当し、第1始動口47が本発明の「入賞口」に相当し、胴部挿通部15が本発明の「第1胴部挿通部」に相当する。
[第2実施例]
本発明の第2実施例について図7(a)を用いて説明する。図7(a)は本発明の第2実施例に係るスペーサー11の正面図である。第1実施例に係るスペーサー11との違いは、胴部挿通部15が上方向(Y軸方向)に長いスリット状となっている点である。
第2実施例のスペーサー11をパチンコ機10に装着すると、2本の遊技釘43Sが正規位置にある場合は、頭部位置指示部16は遊技釘43Sの頭部43hと重なって殆ど見えない図5(a)に近い状態となる。図5(a)との違いは、遊技釘43Sの上方から胴部挿通部15の上部がはみ出て見える点である。2本の遊技釘43Sが正規位置よりも低い位置にある場合は、遊技釘43Sの上方から胴部挿通部15の上部だけでなく、頭部位置指示部16の一部(低さの程度によっては全部)がはみ出て見える。
2本の遊技釘43Sが正規位置よりも高い位置にある場合は、図6(d)とは異なり、胴部挿通部15が上方向に長いことにより、下端11aが図示しない第1始動口47の上端47aに当接する可能性が高い(但し高さの程度が大き過ぎる場合には、図6(d)と同様、スペーサー11が浮いた状態となる)。そして遊技釘43Sの上方からはみ出て見える胴部挿通部15が小さくなる(高さの程度によっては全く見えなくなる)。また、遊技釘43Sの下方から頭部位置指示部16の一部が見える。
また、胴部挿通部15が第1実施例のスペーサー11よりも上方向に長いため、2本の遊技釘43Sの内の一方のみが正規位置よりも高い場合(或いは低い場合)にも、2本の遊技釘43Sの胴部43bを共に胴部挿通部15に位置させることができる可能性が高い。その場合、スペーサー11の下端11aを第1始動口47の上端47aに当接させた状態で、頭部位置指示部16に対し遊技釘43Sの頭部43hがズレているか否かを見ることにより、正規位置からのずれの有無やその程度を判定することができる。
[第3実施例]
本発明の第3実施例について図7(b)を用いて説明する。図7(b)は本発明の第3実施例に係るスペーサー11の正面図である。第1実施例に係るスペーサー11との違いは、ツマミ17がスペーサー11の上部に1個あるのではなく、スペーサー11の左右に張り出して2個形成されており、上下方向(Y軸に平行な方向)の寸法が第1実施例に係るスペーサー11に比べ小さくなっている点である。
図4に示した遊技盤40では遊技釘43Sの上方には遊技球の転動を妨げるものがないが、遊技機によっては普通図柄作動ゲート46等を遊技釘43Sの上方の、しかも近傍に配置したものもある。こうした遊技機では第1実施例に係るスペーサー11のツマミ17が装着の障害となったり、スペーサー11の本体(ツマミ17を除いた部分)が障害となる可能性もある。第3実施例に係るスペーサー11のようにツマミ17を左右に配置し、上下方向の寸法が小さくされていることにより、遊技釘43Sの上方空間が狭いパチンコ機に対しても装着することが可能となる。
[第4実施例]
本発明の第4実施例について図7(c)を用いて説明する。図7(c)は本発明の第4実施例に係るスペーサー11の正面図である。第1実施例に係るスペーサー11との違いは、下端11aに、第1始動口47の上端47aの位置を示すマーク18,18が形成されている点である。
前述したように、第1実施例に係るスペーサー11を用いることにより、遊技釘43Sが第1始動口47の上端47aから上下いずれかの方向にズレていることや、2本の遊技釘43Sの間隔が正規の値となっていないことを検出可能である。しかし、2本の遊技釘43Sが横方向(X軸に平行な方向)にほぼ同量(「ほぼ」とは、2個の胴部43bが共に対応する各胴部挿通部15に挿通可能となる程度の誤差は許容するという意味)ズレている場合は、該ズレを第1実施例のスペーサー11では検出することができない。これは第2、第3実施例のスペーサー11も同様である。
この点、第4実施例に係るスペーサー11によれば、第1始動口47の上端47aの位置を示すマーク18,18が下端11aに形成されているので、2本の遊技釘43Sが横方向にほぼ同量ズレた場合にも、該ズレを検出することができる。マーク18,18が本発明の「当接位置指示部」に相当する。なお、マーク18,18はスペーサー11の下端11aまたはその近傍に印刷することにより形成しても良いし、同箇所に張り付けられたシールでもよいし、レーザーやエッチングなどにより表面加工を施すことにより形成しても良いし、或いはレリーフ状にスペーサー11の表面に盛り上げられたものであってもよい。
[第5実施例]
本発明の第5実施例について図7(d)を用いて説明する。図7(d)は本発明の第5実施例に係るスペーサー11の正面図である。本実施例のスペーサー11は第4実施例に係るスペーサー11に近いもので、違いは、マーク18,18に対応する箇所に凹部が形成されている点である。該スペーサー11をパチンコ機10に装着すると凹部の底面(位置的には上面)19が第1始動口47の上端47aに当接する。従って、第5実施例に係るスペーサー11では、その下端11aの位置が第1〜第4実施例に係るスペーサー11よりも凹部の深さの分だけ低くなっている。
このように構成された第5実施例に係るスペーサー11によれば、第4実施例に係るスペーサー11と同様の効果を奏する。なお、飾り板12が第1始動口47に設けられているパチンコ機10においては、第4実施例に係るスペーサー11のマーク18,18が見辛い可能性がある。その場合は、マーク18,18を上方に大きくしたり、上方から覗き込んだりしてマーク18,18と第1始動口47の上端47aの位置が一致しているかを判定することが考えられる。この点、第5実施例に係るスペーサー11によれば、第1始動口47の上端47aに凹部をはめ込む形態となっているため、飾り板12が存在していても上方から覗き込むことなく、2本の遊技釘43Sが横方向にほぼ同量ズレていないか否かを判定することができる。なお、第5実施例において本発明の「当接部」に相当するのは下端11aではなく底面19となる。
[第6実施例]
本発明の第6実施例について図8〜9を用いて説明する。まず、図8(a)は本発明の第6実施例に係るスペーサー11の正面図である。本実施例のスペーサー11は第1〜第5実施例に係るスペーサー11とは異なり、頭部挿通部14を備えていない。そして2本のスリット23がスペーサー11の下端11aから形成されている。このように構成されたスペーサー11によれば、スペーサー11を遊技釘43Sの前方からはめ込む必要が無く、遊技釘43Sの上方から差し込めばよいので、飾り板12が装着の障害となることがない。そしてスペーサー11の下端11aを第1始動口47の上端47aに当接させた際の遊技釘43Sの頭部43hの位置が、頭部位置指示部16の位置からずれていないかを見ることにより、遊技釘43Sが正規位置にあるか否かを判定することができる。なお、スリット23は本発明の「第2胴部挿通部」に相当する。
そして、遊技釘43Sの上方から差し込めば装着できるという特徴を生かすと、図8(b)〜図8(c)に示すようなスペーサー11も構成できる。図8(b)はそのスペーサー11の正面図であり、図8(c)は図8(b)を下方から見た図である。このスペーサー11は板状ではなく、ブロック状になっている。そして、2本の遊技釘43Sが遊技盤40に対して垂直ではなく、上方から見てハの字型(狭い側が遊技盤40側)に開いた形状で植設されている。これに合わせ、スリット23は図8(c)に示すようなハの字型の溝状に形成されている。
図9(a)は、スペーサー11を対応するパチンコ機に装着した様子を示す右側面図である。なお、遊技釘や第1始動口など第1実施例と同じ名称の構成については同じ符号を付している。また、2本の遊技釘43Sの姿勢がハの字型となっているのは、上方または下方から見た場合であり、横方向から見ると水平に見えるものとする。本図に示すようにスペーサー11の厚さは、遊技盤40から露出している胴部43bの長さよりやや薄くされている。これに反し、スペーサー11が例えば板状になっていると、本来は図5(b)に示したように遊技釘43Sの頭部43h付近に装着すべきスペーサー11を遊技釘43Sの胴部43bの中ほど等に無理やり装着して遊技釘43Sの姿勢を変更してしまったり、或いは遊技釘43Sの頭部43h付近に装着したスペーサー11に迂闊に奥方向に力を加えて遊技釘43Sの姿勢を変えてしまったりする恐れがある。
この点、第6実施例に係るスペーサー11の厚さは、遊技盤40から露出している胴部43bの長さよりやや薄い程度の厚さを有しているので、本来装着すべき位置ではない箇所に装着したり、装着後に無理な力を加えたりして、遊技釘43Sの姿勢を変更してしまう恐れが小さい。また板状のスペーサー11に比べて厚いため比較的堅牢であり、装着操作などによりスペーサー11自体が変形したり破損したりする可能性も小さい。
なお、第6実施例に係るスペーサー11の17は、頭部43h付近のみに設けられているが、厚さ方向(Z軸に平行な方向)の全域にわたって形成しても良い。また、ツマミ17を厚さ方向の略中央のみに形成しても良い。このようにすればスペーサー11を脱着する際に、スペーサー11を掴みやすく尚且つバランスもいい。
また、スリット23を形成する深さを正規位置にある胴部43bに対応する位置までにしてもよい(図9(b))。この構成では、スペーサー11を装着するスリット23の上端に胴部43bが当接し、遊技釘43Sの胴部43bが正規位置にあれば、スペーサー11の下端11aが第1始動口47の上端47aに当接することになる。遊技釘43Sの胴部43bが正規位置よりも高い位置にあれば、スペーサー11の下端11aが第1始動口47の上端47aに当接できず、第2実施例のスペーサー11が図6(a)で浮いたような状態になったのと同様の状態になる。遊技釘43Sの胴部43bが正規位置よりも低い位置にあれば、遊技釘43Sの頭部43hの上から頭部位置指示部16がはみ出たような状態になる。このように図9(b)に示したスペーサー11によっても、遊技釘43Sが正規位置にあるか否かの判定を行なうことができる。もちろん、図8に示したスペーサー11や図9(b)に示したスペーサー11に、第4実施例のスペーサー11の様にマーク18,18を形成しても良いし、第5実施例のスペーサー11の様に凹部を備えたものとしても良い。
[第7実施例]
本発明の第7実施例について図10を用いて説明する。図10(a)は本発明の第7実施例に係るスペーサー11の正面図である。本実施例のスペーサー11は図8(a)に示した第6実施例のスペーサー11に似ているが、スリット23の上端が胴部43bの正規位置となっている点と、下端11aがより高い位置にある点が異なる。なお、下端11aが高い位置となっているのは2個のスリット23に挟まれた部分のみであり、それ以外の部位24は第6実施例のスペーサー11と同じ高さ(Y軸方向の位置)にされている。従って、第7実施例に係るスペーサー11をパチンコ機10に装着すると、遊技釘43Sが正規位置にある場合、部位24の高さが第1始動口47の上端47aの高さと一致する。遊技釘43Sが正規位置よりも高い位置にある場合は、例えば図10(b)のようになり、部位24と上端47aの間に隙間gが空く。逆に遊技釘43Sが正規位置よりも低い位置にある場合は、第1始動口47の上端47aが2個の部位24、24間にめり込むような形になり、低さの程度が大きい場合は下端11aが第1始動口47の上端47aに当接する。
このような第7実施例に係るスペーサー11によっても、遊技釘43Sが正規位置にあるか否かを、部位24と第1始動口47の上端47aの位置関係から判定することができる。なお、本実施例において下端11aは、第1始動口47の上端47aに当接すべき箇所ではないため、本発明の「当接部」には相当しない。本実施例は当接部を備えない本発明の実施形態を示すものであり、部位24が本発明の「入賞口位置指示部」に相当し、スリット23が本発明の「第3胴部挿通部」に相当する。
[第8実施例]
本発明の第8実施例について図11(a)、図11(b)を用いて説明する。図11(a)は本発明の第8実施例に係るスペーサー11の正面図である。本実施例のスペーサー11は第1実施例のスペーサー11を透明のプラスチック製の板状部材とし、2つの胴部挿通部15間に横方向の縞模様25を印刷したものである。なお、実際の縞模様25は図11(a)に示したものよりも狭い間隔で且つ多数形成されており、スペーサー11の表裏両面に印刷されている。該スペーサー11によれば、2本の遊技釘43Sの間隔が正規位置よりも狭い場合にこれを容易に判定することができる。
図11(b)は、こうした場合にパチンコ機10にスペーサー11を装着した様子を示す平面図で、縞模様25付近を拡大して示している。2本の遊技釘43Sの間隔が正規位置よりも狭い場合にスペーサー11を無理に装着すると、スペーサー11が撓む。なお、図11(b)ではこの撓みを強調しており、縞模様25の印刷も誇張して記している。スペーサー11が撓むと、撓みの内側になった縞模様25a、25bの間隔よりも、撓みの内側になった縞模様25c、25dの間隔の方が広くなる。このスペーサー11を正面から見ると(矢印V)、左右方向(X軸方向)の中央付近では表裏の縞25の位置はあまり変わらないが、該中央付近から左右いずれかに離れるほど、表裏の縞25の位置が大きくずれる。これによりモアレが発生し、スペーサー11が撓んでいること、すなわち2本の遊技釘43Sの間隔が正規位置よりも狭いと判定することができる。また、スペーサー11の撓みが不均一に発生する場合もあるが、その場合は不規則なモアレが発生するので、2本の遊技釘43Sの間隔が正規位置よりも狭いと判定することができる。なお、装着の仕方等により、撓みの方向が逆になる場合もあるが、同様に判定することができる。
[第9実施例]
なお、第1始動口47以外の入賞口を基準として、その近傍に植設された遊技釘43の位置が正規位置にあるか否かを判定するスペーサーも考えられる。その一例を第9実施例として図12に示す。図12(a)は普通入賞口45d及びその周辺に植設された遊技釘43U、43V、43W、43X、43Yを示す正面図である。図12(b)は本発明の第8実施例に係るスペーサー11の正面図である。本実施例のスペーサー11は板状部材であり、その中央のやや左下に頭部挿通部14が形成されている。なお、本スペーサー11は胴部挿通部を備えていないため、頭部挿通部14が本発明の「遊技釘挿通部」にも相当する。スペーサー11の右上には円弧状の窪みである胴部当接部26が形成されている。
スペーサー11をパチンコ機10に装着するには図12(c)、図12(d)のようにする。すなわち、まずスペーサー11を所定角度(図12(c)では90度)反時計回りに回転させ、頭部挿通部14に遊技釘43Uを挿通させる。なお、スペーサー11を所定角度回転させないと、遊技釘43Vや遊技釘43wが障害となって装着が困難となる。次にスペーサー11を時計回りに回転させ、胴部当接部26を遊技釘43Vの胴部43bに当接させ、且つ下端11aを普通入賞口45dの上端45aに当接させる(図12(d))。
この時、正面から見て遊技釘43Uの頭部43hの周囲から、頭部挿通部14がはみ出ていれば、遊技釘43Uが正規位置に無いと判定できる。また、遊技釘43Uの頭部43hと頭部挿通部14がぴったり重なっていれば、遊技釘43Uと遊技釘43V間の距離が適正であると判定することもできる。なお、遊技釘43Uと遊技釘43V間の距離(正確には両遊技釘の胴部の内法の距離)が普通入賞口45dの入口の大きさとされる。従って、スペーサー11によれば、普通入賞口45dの入口の大きさが適正であることも容易に確認できる。
図12のスペーサー11の変形例を図13(a)に示す。図13(a)のスペーサー11では、その下端11aに段差27を有している。スペーサー11をパチンコ機10に装着する手順は、図12に示したスペーサー11と同様であり、まず図13(b)に示すようにスペーサー11を所定角度(本図では90度)反時計回りに回転させ、頭部挿通部14に遊技釘43Uを挿通させる。次にスペーサー11を時計回りに回転させ、胴部当接部26を遊技釘43Vの胴部43bに当接させ、且つ段差27を普通入賞口45dの左側の上端45a内側に当接させる(図13(c))。
これは、下端11aの位置が図12に示したスペーサー11よりも低い位置にあることを意味しており、上下方向の寸法が図13に示したスペーサー11の方が大きいことになる。このようなスペーサー11が、図13(b)の状態から図13(c)の状態へと、遊技釘43Uを頭部挿通部14に挿通させたまま回転させることは困難なようにも見えるが、頭部挿通部14と遊技釘43Sの胴部43hの間には空隙があるので、スペーサー11を上下左右に適宜動かすことにより、図13(b)の状態から図13(c)の状態にすることは可能である。この空隙に関しては図12に示したスペーサー11も同様である。しかしこれは図12のスペーサー11が、図12(d)の状態においても上下左右に若干、動かすことが可能であることを意味しており、下端11aの上端45aへの当接と、遊技釘43Vの胴部当接部26への当接のみでは、スペーサー11を定位置に位置決めするのは心もとない面もある。
この点、図13に示したスペーサー11によれば、段差27を普通入賞口45dの左側の上端45a内側に当接させることにより、スペーサー11の左右方向の位置を定めることができるので、スペーサー11をより確実に定位置に位置決めすることができる。なお、段差27に代えて図12のスペーサー11の下端11aに突起を設けても良い。なお、段差27に代えて第5実施例のスペーサー11の凹部に類する窪みを下端11aに1個形成し、普通入賞口45dの左側の上端45aにはめ込む構成とすることも考えられる。因みに遊技釘43Uが存在しない場合に普通入賞口45dの入口の大きさは、普通入賞口45dの左側の上端と遊技釘43V間の距離(より正確には両者の内法の距離)とされる。こうした普通入賞口45dに対しても、図13に示したスペーサー11によれば、左側の上端と遊技釘43V間の距離が適正であることを容易に確認することができる。なお、こうした普通入賞口45dに対して前記確認をする場合は、頭部挿通部14がないスペーサーを用いてもよい。
また、図12に示したスペーサー11の貫通孔13を、図6に示したスペーサー11のように、頭部挿通部14の上方に胴部挿通部15を備えたものとしてもよい。このスペーサー11は次の様にしてパチンコ機10に装着する。まず図12(c)に示すようにスペーサー11を所定角度、反時計回りに回転させ、頭部挿通部14に遊技釘43Uを挿通させる。次にスペーサー11を右に動かし、遊技釘43Uの胴部を胴部挿通部15に当接させる。そして該当接させたまま、スペーサー11を時計回りに回転させ、胴部当接部26を遊技釘43Vの胴部43bに当接させ、且つ段差27を普通入賞口45dの左側の上端45a内側に当接させる(図12(d))。こうすると、前記回転の途中、遊技釘43Uの胴部の周りで頭部挿通部14が(つまりスペーサー11が)むやみに動くことがない。従って、該動きにより遊技釘43Vや遊技釘43Wにスペーサー11が衝突してスペーサー11が破損したり、これらの遊技釘の姿勢が変わったりするのを防止することができる。
なお、第5実施例のスペーサー11の凹部は下端11aに2個形成されていたが、図13(d)に示すスペーサー11のように幅の広い凹部を1個のみ形成することも考えられる。この凹部の幅を第1始動口47の幅と同じにしておけば、図13(d)に示すスペーサー11がパチンコ機10に装着できない場合に、遊技釘43Sが左右いずれかの方向にズレていると判定することができる。
[他の実施例]
前記実施例のパチンコ機10は払出制御装置81を備え、払出装置33により遊技球を払い出すものであったが、このような実体のある遊技球を払い出さずに、賞球数に対応する数値データを遊技者に付与する遊技機に本発明を適用しても良い。なお、こうした遊技機では、発射に用いる遊技球を遊技機内で循環して繰り返し用いるように構成されるのが一般的である。また、前記実施例のパチンコ機10は第1始動口47、及び第2始動口48を備え、これら各始動口への入球に起因して、それぞれ第1特別図柄表示装置73および第2特別図柄表示装置75にて、対応する特別図柄が変動表示されるものであったが、特別図柄表示装置を1個のみ備え、特別図柄が1種類のみのパチンコ機に適用しても勿論よい。こうした遊技機の始動口は1個でもよいし複数あっても良い。始動口が複数ある構成では、いずれの始動口に入球しても同じ特別図柄が変動されることになる。
10…パチンコ機
40…遊技盤
43,43C,43S,43T,43U、43V、43W、43X、43Y…遊技釘
43L…列
43W…風車釘
43b…胴部
43h…頭部
45d…普通入賞口
46…普通図柄作動ゲート
47…第1始動口
48…第2始動口
49…大入賞口

Claims (7)

  1. 複数の遊技釘が遊技盤上に植設され、該遊技盤に形成された入賞口に遊技球が入賞すると賞球を払い出す弾球遊技機であって、
    前記入賞口の一部に当接される当接部と、
    該当接部に前記入賞口の一部を当接させた際に、前記複数の遊技釘の内の少なくとも1本が位置すべき箇所に形成された貫通孔であり、該少なくとも1本の遊技釘を挿通可能な遊技釘挿通部と
    を備えたスペーサーを装着したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の弾球遊技機において、
    前記スペーサーが、略円柱状の胴部と、該胴部よりも大径の円形の頭部とを有する複数の前記遊技釘を遊技盤上に植設した弾球遊技機に用いられるものであり、
    前記遊技釘挿通部が、
    前記頭部が通る貫通孔である頭部挿通部と、
    該頭部挿通部を通った前記遊技釘の前記胴部を位置させることが可能なスリット状の貫通孔であり、幅が前記胴部の直径に略等しい第1胴部挿通部と、
    前記当接部を前記入賞口の一部に当接させた際の、前記第1胴部挿通部に挿通された前記遊技釘の頭部の正規位置を表す頭部位置指示部と
    を備え、
    前記当接部を前記入賞口の一部に当接させると、前記第1胴部挿通部に、正規の位置にある前記遊技釘の胴部が位置することを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1または2に記載の弾球遊技機において、
    前記当接部が、該当接部に当接される前記入賞口の部位よりも大きく、
    正規の位置にある前記遊技釘を前記遊技釘挿通部に挿通した際に前記当接部が前記入賞口に当接すべき位置、を表す当接位置指示部
    を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項1または2に記載の弾球遊技機において、
    前記スペーサーが、前記入賞口の前記遊技盤に平行な断面が略U型または略凵型となっている弾球遊技機に用いられるものであり、
    当該スペーサーの下端に少なくとも1個の窪みが形成されており、該窪みの底が前記入賞口の上端に当接する前記当接部となっていることを特徴とする弾球遊技機。
  5. 略円柱状の胴部と、該胴部よりも大径の円形の頭部とを有する複数の遊技釘が遊技盤上に植設され、該遊技盤に形成された入賞口に遊技球が入賞すると賞球を払い出す弾球遊技機であって、
    前記入賞口の一部に当接される当接部と、
    該当接部から形成され、前記釘の胴部の直径に略等しい幅のスリットである第2胴部挿通部と、
    前記当接部を前記入賞口の一部に当接させた際の、前記第2胴部挿通部に挿通された前記遊技釘の頭部の正規位置を表す第2頭部位置指示部と
    を備えたスペーサーを装着したことを特徴とする弾球遊技機。
  6. 請求項5に記載の弾球遊技機において、
    前記当接部が、該当接部に当接される前記入賞口の部位よりも大きく、
    正規位置にある前記遊技釘を前記第2胴部挿通部に挿通した際に前記当接部が前記入賞口に当接すべき位置、を表す当接位置指示部
    を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  7. 略円柱状の胴部と、該胴部よりも大径の円形の頭部とを有する複数の遊技釘が遊技盤上に植設され、該遊技盤に形成された入賞口に遊技球が入賞すると賞球を払い出す弾球遊技機であって、
    縁から形成された複数のスリットであって、何れもその幅が前記釘の胴部の直径に略等しい第3胴部挿通部と、
    複数の前記第3胴部挿通部の奥に、正規位置にある同数の前記遊技釘の胴部をそれぞれ当接させた際に、前記入賞口の位置を表す入賞口位置指示部と
    を備えたスペーサーを装着したことを特徴とする弾球遊技機。
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