JP2018180064A - 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来は、トナーが再充填された再充填カートリッジが使用されているにも拘らず、再充填カートリッジを使用していると判定できない場合があった。【解決手段】消耗剤を収容する消耗部品を装着して像形成を行う画像形成装置であって、前記消耗部品から当該消耗部品の消耗剤の再充填の有無を示す第1履歴を取得し、消耗部品から当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあるかどうかを示す第2履歴を取得する。更に、前記消耗部品に収容されている消耗剤の残量を検出する。そして第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示しているか、或いは、前記第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示していなくて、且つ前記第2履歴が当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあると示していて、検出された前記消耗剤の残量が閾値以上の場合に、前記消耗部品は前記消耗剤が再充填された消耗部品であると判定する。そして前記判定が確定するまで印刷の実行を制限する制御を行う。【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成装置とその制御方法、及びプログラムに関するものである。
画像形成装置に使用されるトナーカートリッジなどの消耗部品には、画像形成装置の製造ベンダが当該画像形成装置で使用するカートリッジとして想定している所定の消耗部品と、そうでない消耗部品とがある。画像形成装置の製造ベンダが使用を想定していない消耗部品としては、例えば、一度使い切ったカートリッジに対してサードベンダが、消耗剤であるトナーの再充填を行った再充填カートリッジなどがある。このようなトナーが再充填されたカートリッジを使用した場合、印刷品質にばらつきが生じたり、画像不良や画像形成装置の不具合等の原因となる可能性がある。
特許文献1には、画像形成装置に装着されたカートリッジが、トナーを再充填したカートリッジであるか否かを判定する画像処理装置が記載されている。これによれば、例えば、トナーを再充填したカートリッジが装着されていると判定した場合は、画像形成装置のユーザに対して、画像不良や画像形成装置の不具合が生じる可能性があることを通知している。また例えば、印刷時に使用したカートリッジが、トナーを再充填したトナーであったか否かをログとして記録に残している。このログは、画像形成装置に生じた不具合の原因を特定する場合などに参照することができる。この特許文献1に記載の画像形成装置では、トナーが再充填されたカートリッジか否かを判定するために、残量なし履歴フラグと、カートリッジ内の実際のトナー残量を示すセンサ値を使用している。そして、カートリッジがトナー無し状態になると、カートリッジのメモリタグに残量なし履歴フラグを記憶する。この残量なし履歴フラグは、そのカートリッジのトナーがなくなったことがあるか否かの判定に用いられ、その残量なし履歴フラグが、一度、トナー残量なしになったことを示すオンに書き換えられると、その後、そのフラグはオフに書き換えられることはない。
特許文献1に記載の画像形成装置は、この残量なし履歴フラグがオンであるにも拘らず、トナー残量が十分にある場合に、そのカートリッジは、トナーが再充填されたカートリッジであると判定する。即ち、一度、トナー残量無しの状態になった後、トナー残量ありの状態となった場合は、トナーの再充填が行われたと判定する。こうしてトナーが再充填されたカートリッジであると判定した場合は、そのカートリッジのメモリタグに、再充填フラグをオンにして記憶する。この再充填フラグは、そのカートリッジが再充填品であるか否かの判定に用いられ、そのフラグが再充填品であることを示すオンに書き換えられると、その後、オフに書き換えられることはない。
特開2006−337733号公報
上記従来の技術では、トナーが再充填されたカートリッジ(以下、再充填カートリッジ)が使用されているにも拘らず、再充填カートリッジを使用していると判定できない場合があった。例えば、カートリッジが交換された可能性のあるイベントが発生した時、既に画像形成装置に印刷ジョブがある場合は、センサによるトナー残量を確定するよりも先にジョブの印刷が開始されてしまう場合がある。そのような場合、例え再充填フラグをオンにするか否かの判定が必要である再充填カートリッジが装着されていても、センサによるトナー残量の検知がまだ確定していないため、その判定が行えないまま印刷が開始されてしまうことになる。再充填フラグをオンにするか否かの判定が必要である再充填カートリッジとは、再充填フラグがオフで、かつ残量なし履歴フラグがオンであるカートリッジである。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決することにある。
本発明の目的は、消耗剤が再充填された消耗部品であることを、より適切に判定できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
消耗剤を収容する消耗部品を装着して像形成を行う画像形成装置であって、
前記消耗部品から当該消耗部品の消耗剤の再充填の有無を示す第1履歴を取得する第1取得手段と、
前記消耗部品から当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあるかどうかを示す第2履歴を取得する第2取得手段と、
前記消耗部品に収容されている前記消耗剤の残量を検出する検出手段と、
前記第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示しているか、或いは、前記第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示していなくて、且つ前記第2履歴が当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあると示していて前記検出手段により検出された前記消耗剤の残量が閾値以上の場合に、前記消耗部品は前記消耗剤が再充填された消耗部品であると判定する判定手段と、
前記判定手段による判定が確定するまで印刷の実行を制限する制御を行う制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、消耗剤が再充填された消耗部品であることを、より適切に判定できるという効果がある。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。尚、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本実施形態に係る画像形成装置を利用した印刷環境を説明する図。 実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を説明するブロック図。 実施形態に係る画像形成装置のプリンタエンジンに装着されたカートリッジのメモリタグのメモリマップの一例を説明する図。 実施形態に係る画像形成装置の制御部のRAMのメモリマップの一例を示す図。 実施形態に係る画像形成装置の制御部による処理を説明するフローチャート。 実施形態に係る画像形成装置のプリンタエンジンに装着されているカートリッジが交換された可能性のあるイベントが発生したタイミングで、制御部が行う処理を説明するフローチャート。 本実施形態に係る図画像形成装置が所定カートリッジ専用モードに設定されているにも拘らず所定外カートリッジが装着されていると検知された場合に操作・表示部に表示されるUI画面例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
また以下の実施形態では、画像形成装置の製造者(ベンダー)が、その画像形成装置で使用される消耗部品であるカートリッジとして想定しているカートリッジのことを「所定のカートリッジ」と表現する。そして、それ以外は「所定外のカートリッジ」或いは「所定外品」と表現する。更に以下の実施形態では、画像形成装置のベンダーが使用を想定している「所定のカートリッジ」であっても、トナー(消耗剤)の再充填が行われたカートリッジは「所定外のカートリッジ」或いは「所定外品」と表現する。本実施形態では、このような「所定外のカートリッジ」或いは「所定外品」を判定する技術について説明する。
また印刷品質の保証を望むユーザ等のために、所定外のカートリッジが使用されていることをユーザに通知したり、ユーザの意図に反して所定外のカートリッジを使用して印刷されることを防ぐモードを「所定カートリッジ専用モード」と呼ぶ場合がある。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置103を利用した印刷環境を説明する図である。
画像形成装置103は、PC(パーソナルコンピュータ)102と、USB(Universal Serial Bus)或いはネットワークを介して接続されている。このネットワークは無線であっても良い。ユーザ101は、PC102の操作部或いは画像形成装置103の操作・表示部216(図2)を操作することで、画像形成装置103に任意の設定や印刷指示等を行うことができる。また画像形成装置103は、USB或いはネットワークを介して接続されたPC102へ画像や情報を送信することができる。また画像形成装置103は、PC102から印刷データを受信して印刷することができる。尚、実施形態では、画像形成装置103を、本体に操作・表示部216を有するプリンタを例に説明するが、画像形成装置103は、このようなプリンタに限らず、例えば複合機(MFP)等の画像形成装置であっても構わない。
図2は、実施形態に係る画像形成装置103のコントローラユニット(以下、制御部)213、プリンタエンジン214を含むハードウェア構成を説明するブロック図である。
制御部213は、画像出力デバイスとして機能するプリンタエンジン214と接続され、PC102とプリンタエンジン214との間で画像データやデバイス情報の入出力を行う。また制御部213は、操作・表示部216と接続され、ユーザからの任意の設定や指示を受け付けることができる。CPU(Central Processing Unit)201は、この画像形成装置103全体を制御するプロセッサである。RAM(Random Access Memory)203は、CPU201が動作するためのワークメモリ、プログラムを記録するためのプログラムメモリ、画像データを一時記録するための画像メモリとして機能している。画像形成装置103のプリンタエンジン214に装着されているカートリッジ228の所定カートリッジフラグや、判定済フラグも、このRAM203に記憶されているものとする。所定カートリッジフラグは、所定のカートリッジと判断された(オン)か否か(オフ)を示す情報である。また判定済フラグは、所定のカートリッジか否かの判定が完了した(オン)か否か(オフ)を示す情報である。これらフラグの詳細は、図4を参照して後述する。
NVRAM(Non Volatile RAM)204は不揮発RAMで、この画像形成装置103の設定情報等を記憶している。画像形成装置103が所定カートリッジ専用モードであるか否かを示す設定情報も、この不揮発RAM204に記憶されている。また、プリンタエンジン214に装着されているカートリッジ228のメモリタグ229の再充填フラグをオンにするか否かの判定の際に用いるカートリッジのトナー残量の閾値も、この不揮発RAM204に記録されている。ここで再充填フラグは、消耗部品の消耗剤の再充填の有無を示す第1履歴である。尚、実施形態では、所定カートリッジ専用モードであるか否かを示す設定情報、カートリッジのトナー残量の閾値を不揮発RAM204に記録するものとしているが、それらを判別するための情報は、これらに限定されるものではない。
ROM(フラッシュメモリ)202は書き換え可能な不揮発性メモリであり、この画像形成装置103を制御するための各種制御プログラムを記憶している。CPU201は、このROM202に記憶されている制御プログラムをRAM203に展開し、その展開したプログラムを実行することにより、この画像形成装置103の動作を制御する。操作・表示部I/F(インタフェース)215は、操作・表示部216とのインタフェース部で、操作・表示部216からの入力信号を受け付け、また操作・表示部216を介してユーザにより入力された情報を、CPU201に伝える役割をする。またCPU201の制御に応じて、操作・表示部216へ表示信号等を出力して表示部に各種画面などを表示させる。実施形態では、操作・表示部216はタッチパネル機能を有する表示部と各種ハードキーを備え、これらはユーザへの情報を表示する表示部やユーザの指示を受け付ける受付部として機能する。USBI/F206は、PC102とのUSB接続を可能にする。LANI/F211は、PC102とのLAN接続を可能にする。イメージバスI/F207は、画像データを高速で転送する画像バス212とバス205とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。以上のデバイスがバス205上に配置される。
画像バス212は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。画像バス212上には以下のデバイスが配置される。ラスタイメージプロセッサ(RIP)208は、PDLコードのようなベクトルデータをビットマップイメージに展開する。プリンタI/F210は、プリンタエンジン214と制御部213とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換やデータのやりとりを行う。画像処理部209は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント用の出力画像データに対して、プリンタエンジン214に応じた補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データに対しては、JBIG、MMR、MH等の圧縮・伸張処理を行う。
プリンタエンジン214は、制御部213から受信したラスタイメージデータに基づいてシートに画像に印刷する。制御部I/F221は、プリンタエンジン214と制御部213とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換やデータのやりとりを行う。CPU222は、ROM223に格納されたプログラムをRAM224に展開し、その展開したプログラムを実行してプリンタエンジン214を制御する。ROM223は、CPU222が実行するプログラム等を記憶する。RAM224は、ROM223から展開されたプログラム等を記憶する。
駆動制御部225は、画像形成部227が像形成を行う際に必要な各種モータを回転駆動させる。ステータス変化検知部226は、画像形成装置103におけるジャムやカバーオープン等のステータスの変化を検知する。また、ステータス変化検知部226は、カートリッジ228の交換も検知する。尚、ステータス変化の検知は、CPU222が行うようにしても良い。画像形成部227は、制御部213から受信したラスタイメージデータに基づいてシートに画像を印刷する。実施形態では、画像形成部227における印刷方式は、イメージデータに従って感光体ドラム(不図示)上に形成された静電潜像をトナーにより現像し、そのトナー像をシートに転写し、転写されたトナー像を定着して画像を形成する電子写真方式としている。しかし本発明はこれに限定されるものではない。例えば、微少ノズルアレイからインクを吐出してシート上に画像を形成するインクジェット方式や、熱転写方式などその他の印刷方式であっても良い。バス230は、プリンタエンジン214の各構成を相互に接続する。
カートリッジ228は、トナーを収容する収容部として、画像形成装置103に装着可能な、所謂、プロセスカートリッジであり、画像形成部227が像形成を行う際に使用するトナー等を格納している。またカートリッジ228は、不揮発性の記憶媒体であるメモリタグ229を有し、そのタグ229には、そのカートリッジ228に関する各種情報が記憶されている。このメモリタグ229に記憶されている情報の詳細は、図3を参照して後述する。尚、カートリッジ228はバス230に接続されているが、専用線を介してCPU222と接続される構成でも良い。またこのプリンタエンジン214には、印刷に使用するシートを収容して給紙する給紙部220が接続されている。この給紙部220は、複数種のシートをそれぞれ複数枚収容できる複数の給紙部を備えても良い。プリンタエンジン214の印刷動作は、CPU201からの指示によって起動される。尚、プリンタエンジン214がモノクロ用のエンジンであればカートリッジは一つであるが、カラー用の場合は、例えばY,M,C,Bkの4つのカートリッジが装着される。
図3は、実施形態に係る画像形成装置103のプリンタエンジン214に装着されたカートリッジ228のメモリタグ229のメモリマップの一例を説明する図である。
ID301は、そのメモリタグを有するカートリッジ228を識別する識別情報である。この識別情報は、そのメモリタグを有するカートリッジ228に一意に割り当てられている。製造ベンダ情報302は、そのメモリタグを有するカートリッジ228のベンダを示す情報である。カウンタ303は、そのメモリタグを有するカートリッジ228が画像形成装置103に装着された状態での印刷量を示すカウンタである。残量なし履歴フラグ304は、そのメモリタグを有するカートリッジ228が、画像形成装置の制御部によりトナー残量なしと判定されたことの有無、即ち、有り(オン)か無し(オフ)を示す情報である。この残量なし履歴フラグ304は、一度、オン(トナー残量なしと判定されたことがある)に書き換えられると、その後オフに書き換えられることはない。
画像形成装置103は、プリンタエンジン214に装着されたカートリッジ228からこの残量なし履歴フラグ304の情報を取得することにより、そのカートリッジ228のトナー残量がなくなったことがあるか否かを判定できる。残量なし履歴フラグ304は、消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあるかどうかを示す第2履歴である。再充填フラグ305は、そのカートリッジ228が、再充填カートリッジであると判定された履歴の有無、即ち、有り(オン)か無し(オフ)を示す情報である。この再充填フラグ305は、一度オンに書き換えられると、その後オフに書き換えられることはない。再充填フラグ305は、上述のように、消耗部品の消耗剤の再充填の有無を示す第1履歴である。
画像形成装置103は、プリンタエンジン214に装着されたカートリッジ228のメモリタグ229からこの再充填フラグ305の情報を取得することにより、そのカートリッジ228が再充填カートリッジであるか否かを判定できる。この再充填フラグ305は、そのカートリッジ228が再充填カートリッジであると判定されたときに、オフからオンに書き換えられる。即ち、再充填フラグがオフで、かつ残量なし履歴フラグがオンであるにも拘らず、そのカートリッジのトナー残量が閾値以上である場合に再充填カートリッジであると判定されて、再充填フラグ305はオンに書き換えられる。尚、この閾値は、トナー残量が十分にあると判定できる高い値(例えば、フル充填の80%)に設定されるのが一般的である。
図4(A)は、実施形態に係る画像形成装置103の制御部213のRAM203のメモリマップの一例を示す図である。
所定カートリッジフラグ401は、画像形成装置103のプリンタエンジン214に装着されているカートリッジ228が、所定のカートリッジであると判定された(オン)か否か(オフ)を示す情報である。判定済フラグ402は、画像形成装置103のプリンタエンジン214に装着されているカートリッジ228が、所定のカートリッジであるか否かの判定が完了した(オン)か否か(オフ)を示す情報である。画像バッファ403は、画像データを一時記録するための画像メモリ領域である。尚、図4に示す情報は、揮発性のRAM203に記憶されているので、画像形成装置103の電源オフによって初期値にクリアされる。
図4(B)は、所定カートリッジフラグ401及び判定済フラグ402のデータ構成を示す図である。
ここでは、プリンタエンジン214がY,M,C,Bkカラー対応の場合を想定し、各フラグを4ビットで構成している。各ビットを、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(Bk)のトナーを収容する各カートリッジに対応付けて、各フラグがオン(1)か、オフ(0)かを設定できるようにしている。但し、プリンタエンジン214がモノクロの場合は、黒(Bk)の情報のみが有効となる。
図5は、実施形態に係る画像形成装置103の制御部213による処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がROM202に記憶された制御プログラムをRAM203に展開し、その展開したプログラムを実行することにより達成される。尚、CPU201は、カートリッジ228のメモリタグ229から情報を取得する一部の処理を、プリンタエンジン214を制御するCPU222と協働して実行するようにしても良い。
この処理は、プリンタエンジン214に装着されているカートリッジ228が交換された可能性のあるイベントが発生したタイミングにより開始される。このタイミングとは、例えば、画像形成装置103の電源投入の直後、カートリッジ228の交換時にアクセスする画像形成装置103のカバーのクローズを検知したタイミング、プリンタエンジン214のスリープからの復帰を検知したタイミング等である。このフローチャートの目的は、画像形成装置103のプリンタエンジン214に装着されたカートリッジ228が所定のカートリッジであるか否かを判定することにある。
先ずS501でCPU201は、RAM203の判定済フラグ402を、初期値であるオフ(全ビット0)にクリアする。次にS502に進みCPU201は、RAM203の所定カートリッジフラグ401を、初期値であるオン(全ビット0)にクリアする。尚、S501,S502の処理は、画像形成装置103の電源投入の直後の場合は不要である。
そしてS503に進みCPU201は、画像形成装置103のプリンタエンジン214に、少なくとも一つのカートリッジ228が装着されているか否かを判定する。ここでカートリッジ228が一つも装着されていないと判定すると、カートリッジ228が所定のカートリッジか否かを判定できないためS515に進む。S515でCPU201は、RAM203の全カートリッジの判定済フラグ402を、カートリッジの判定が完了したことを示すオン(1)にして、この処理を終了する。
一方、S503でCPU201は、少なくとも一つのカートリッジ228が装着されていると判定するとS504に処理を進める。S504でCPU201は、複数のカートリッジが装着されているときはその内の一つを、或いはカートリッジが一つだけ装着されているときはそのカートリッジを特定する。次にS505に進みCPU201は、その特定したカートリッジ228のメモリタグ229の再充填フラグ305がオンか否かを判定する。再充填フラグ305がオンである場合は、そのカートリッジ228はサードベンダにより再充填された所定外カートリッジであると判定して処理をS511に進める。S511でCPU201は、RAM203のそのカートリッジに対応する所定カートリッジフラグ401を、所定カートリッジでないことを示すオフ(0)に設定してS513に進む。S513でCPU201は、RAM203のそのカートリッジに対応する判定済フラグ402をオンに設定してS514に進む。S514でCPU201は、プリンタエンジン214に装着されている全てのカートリッジ対する処理が終了したかどうか判定し、終了していないと判定するとS504に進んで次のカートリッジを特定して前述の処理を実行する。一方、S514で全てのカートリッジ対する処理が終了していると判定すると、この処理を終了する。
一方、S505でCPU201は、再充填フラグ305がオフであると判定するとS506に処理を進める。S505でCPU201は、そのカートリッジ228のメモリタグ229の残量なし履歴フラグ304がオンか否かを判定する。ここで残量なし履歴フラグ304がオフである場合は、トナー残量がなくなったことが無い所定のカートリッジであると判定して処理をS512に進める。S512でCPU201は、RAM203の、そのカートリッジの所定カートリッジフラグ401をオンにしてS513に進む。S513でCPU201は、RAM203のそのカートリッジの判定済フラグ402をオンにして、S514に処理を進める。尚、所定カートリッジフラグ401は、このフローチャートの最初のS502でオンにクリアされているため、S512で改めてオンにしなくても構わない。
一方、S506で残量なし履歴フラグ304がオンと判定したときはS507に処理を進める。これ以降の処理では、そのカートリッジ228は、実際にトナー残量がない所定のカートリッジであるか、或いは、トナーが再充填されてトナー残量があり、まだ一度も、再充填カートリッジであると判定されたことがない所定外のカートリッジかを判別する。
S507でCPU201は、プリンタエンジン214で、そのカートリッジ228のトナー残量が確定しているか否かを判定する。ここでトナー残量が確定していない場合はS507の処理を繰り返す。即ち、そのカートリッジ228のトナー残量が確定するまで待ち、トナー残量が確定するとS508に処理を進める。またS507でトナー残量が確定している場合はS508に進む。S508でCPU201は、プリンタエンジン214から、そのカートリッジ228のトナー残量を取得してS509に処理を進める。
S509でCPU201は、S508で取得したカートリッジ228のトナー残量の値が閾値以上であるか否かを判定する。ここでの判定に用いる閾値は、図2を参照して説明した通り、制御部213の不揮発RAM204に記憶されている。ここでトナー残量が閾値以上であると判定した場合は、サードベンダによりトナー再充填されたことによりトナー残量が多くなっていて、かつ、まだ一度も再充填カートリッジであると判定されたことがない所定外カートリッジであると判定してS510に進む。S510でCPU201は、そのカートリッジ228のメモリタグ229の再充填フラグ305をオンに更新してS511に処理を進める。S511でCPU201は、RAM203のそのカートリッジの所定カートリッジフラグ401を、所定カートリッジでないことを示すオフに設定してS513に処理を進める。S513でCPU201は、RAM203のそのカートリッジの判定済フラグ402をオンにしてS514に処理を進める。
一方、S509でCPU201は、そのカートリッジ228のトナー残量が閾値未満であると判定すると、トナー残量が少ない所定のカートリッジであると判定してS512に処理を進める。S512でCPU201は、RAM203のそのカートリッジの所定カートリッジフラグ401をオンに設定する。そして次にS513に進みCPU201は、RAM203のそのカートリッジの判定済フラグ402をオンにしてS514に処理を進め、S514で全てのカートリッジに対する処理が終了していると判定するまで、上述の処理を繰り返し実行する。S514でCPU201は、全てのカートリッジに対する処理が終了したと判定するとS515に進み、図6を参照して後述する印刷可否判定処理の実行を許可する。図6の処理は、画像形成装置103のモードと、カートリッジが所定のカートリッジであるか否か、に基づいて印刷の実行の可否を決定する処理である。
以上の処理により、カートリッジのメモリタグの再充填フラグがオンになっていないカートリッジであっても、そのカートリッジが再充填カートリッジかどうかを適切に判別できる。即ち、カートリッジのメモリタグの再充填フラグがオフであっても、過去に、そのカートリッジのトナー残量が無くなったことがあり、かつ現時点でのトナー残量が所定量以上であれば、そのカートリッジは再充填カートリッジであると判定できる。
また本実施形態では、カートリッジが再充填カートリッジであるか否かを判定した後に、印刷の実行の可否を決定する。即ち、全てのカートリッジについて再充填カートリッジであるか否かの判定が確定するまでは、印刷の実行が制限される。従って、再充填カートリッジを使用しているにもかかわらず、当該カートリッジが再充填カートリッジであることが判明する前に印刷が実行されてしまうことを防ぐことができる。例えば、再充填フラグ305が消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示していなくて、且つ、残量なし履歴フラグ304が残量無しになったことがあると示している場合には、以下の処理を行う。即ち、消耗剤の残量の検出が完了するまでは、印刷の実行を制限する制御を行う。このようにして、装着されたカートリッジが、トナーが再充填されたカートリッジであるかが確定するまでは、印刷の実行を制限することができる。
図6は、実施形態に係る画像形成装置103のプリンタエンジン214に装着されているカートリッジ228が交換された可能性のあるイベントが発生したタイミングで、制御部203が行う処理を説明するフローチャートである。このタイミングとは、例えば、画像形成装置103の電源投入直後、カートリッジ228の交換時にアクセスする画像形成装置103のカバーのクローズを検知したタイミング、プリンタエンジン214のスリープからの復帰を検知したタイミング等である。これは図5のフローチャートの場合と同様である。このフローチャートの目的は、画像形成装置103のプリンタエンジン214に装着されたカートリッジ228の情報等に基づき、印刷を許可する(印刷を行う)か否かを判定することにある。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がROM202に記憶された制御プログラムをRAM203に展開し、その展開したプログラムを実行することにより達成される。
まずS601でCPU201は、RAM203の判定済フラグ402と所定カートリッジフラグ401とを参照し、判定済フラグ402がオンで、かつ所定カートリッジフラグ401がオフであるカートリッジが存在するか否かを判定する。そのようなカートリッジが存在する場合、プリンタエンジン214に所定外カートリッジが装着されていると判定して処理をS603に進める。一方、そのようなカートリッジが存在しないと判定すると、その時点では所定外カートリッジは検出されていないと判定してS602に処理を進める。
S602でCPU201は、RAM203の判定済フラグ402がオフであるカートリッジが存在するか否かを判定する。そのようなカートリッジが存在すると判定すると、まだ所定のカートリッジか否かの判定が完了していないカートリッジ228があると判定しS601の処理に戻る。即ち、所定外カートリッジが検出されるか、全てのカートリッジ228で所定のカートリッジか否かの判定が完了するまで、S601とS602の処理を繰り返す。
そしてS602でCPU201は、判定済フラグ402がオフであるカートリッジが存在しないと判定するとS606に処理を進める。この場合は、全てのカートリッジ228で所定のカートリッジか否かの判定が完了し、かつ、所定外カートリッジは検出されなかったと判定してS606に進める。S606でCPU201は、そのカートリッジを使用した印刷を許可し、画像形成装置103に印刷ジョブがあれば印刷を開始して、この処理を終了する。
一方、S601で所定外カートリッジが検出された場合はS603に進みCPU201は、不揮発RAM204に記憶されている所定カートリッジ専用モード設定情報(図示省略)を参照する。そして画像形成装置103が所定カートリッジ専用モードであるか否かを判定する。ここで所定カートリッジ専用モードであると判定するとS604に進める。S604でCPU201は、そのカートリッジを使用した印刷を禁止してS605に処理を進める。S605でCPU201は、操作・表示部216に、所定カートリッジ専用モードに設定されているにも拘らず、プリンタエンジン214に所定外カートリッジが装着されているために、印刷を禁止している旨のエラーメッセージを表示して、この処理を終了する。
一方、S603でCPU201は、所定カートリッジ専用モードではないと判定するとS606に処理を進める。S606でCPU201は、その所定外カートリッジを使用した印刷を許可し、画像形成装置103に印刷ジョブがあれば印刷を開始して、この処理を終了する。
尚、本実施形態では、図6に示すフローチャートで示す処理を実行するタイミングを、画像形成装置103に装着されているカートリッジ228が交換された可能性のあるイベントが発生したタイミングとしているが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置103がPC102から印刷ジョブを受信したタイミングとしても構わない。
この処理により、所定カートリッジ専用モードのときに、所定外カートリッジが装着されていると判定されると、その判定結果に基づいて、そのカートリッジを使用した像形成を禁止することができる。所定カートリッジ専用モードが設定されている場合、ユーザは所定外のカートリッジの使用を望んでいないと想定される。
本実施形態によれば、所定カートリッジ専用モードが設定されており、かつ、所定外カートリッジが装着されている場合には印刷の実行を制限するので、画像形成装置103はユーザの運用に沿った動作を行うことができる。また、図5の処理においてカートリッジが再充填カートリッジ(所定外のカートリッジ)かを判定し終えた後に、図6の処理において印刷の実行の可否を判定する。即ち、装着されているカートリッジが再充填カートリッジであるか否かの判定結果が出る前に印刷処理が開始されることを防ぐことができる。したがって、所定カートリッジ専用モードが設定されている場合であって、再充填カートリッジが装着されている場合には、印刷の実行を確実に制限することができる。
図7は、本実施形態に係る図6のS605で、画像形成装置103が所定カートリッジ専用モードに設定されているにも拘らず所定外カートリッジが装着されていると検知された場合に操作・表示部216に表示されるUI画面例を示す図である。
この画面は、メインメッセージ部701と補助メッセージ部703を含んでいる。メインメッセージ部701は、プリンタエンジン214に所定外カートリッジが装着されている旨を表示している。また補助メッセージ部703には、所定カートリッジ専用モードに設定されているにも拘らず、所定外カートリッジが装着されているために印刷ができない旨と、所定カートリッジへの交換を催促するメッセージが表示されている。更に、ステータス画面部702には、カートリッジ228の交換操作を示すイラストが表示されている。
ここでユーザが、プリンタエンジン214のカートリッジ228を交換し、画像形成装置103のカバーをクローズすると、このUI画面は閉じられ、図5に示すフローチャートで示す処理が実行される。
以上説明した制御を行うことで、カートリッジ228が交換された可能性のあるイベントが発生した時、既に画像形成装置103に印刷ジョブがあるような場合でも、印刷を開始する前に、再充填カートリッジが装着されているかどうか判別できる。
これにより、再充填カートリッジを使用していることを、印刷を開始する前に、ユーザに適切に通知することができる。更に、印刷時に再充填カートリッジを使用していたか否かを適切にログとして記録することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
103…画像形成装置、201…CPU(制御部)、203…RAM、216…操作・表示部、228…カートリッジ、229…メモリタグ

Claims (13)

  1. 消耗剤を収容する消耗部品を装着して像形成を行う画像形成装置であって、
    前記消耗部品から当該消耗部品の消耗剤の再充填の有無を示す第1履歴を取得する第1取得手段と、
    前記消耗部品から当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあるかどうかを示す第2履歴を取得する第2取得手段と、
    前記消耗部品に収容されている前記消耗剤の残量を検出する検出手段と、
    前記第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示しているか、或いは、前記第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示していなくて、且つ前記第2履歴が当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあると示していて前記検出手段により検出された前記消耗剤の残量が閾値以上の場合に、前記消耗部品は前記消耗剤が再充填された消耗部品であると判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定が確定するまで印刷の実行を制限する制御を行う制御手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判定手段は、前記検出手段により検出された前記消耗剤の残量が閾値未満の場合に、前記消耗部品は前記消耗剤が再充填された消耗部品でないと判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判定手段による判定結果を、前記消耗部品に対応付けて記憶する記憶手段を、更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1及び第2取得手段は、前記消耗部品に設けられた不揮発性の記憶媒体に記憶された情報に基づいて前記第1或いは第2履歴を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記判定手段が前記消耗部品は前記消耗剤が再充填された消耗部品であると判定すると、当該判定結果を前記消耗剤の再充填の有無を示す前記第1履歴として前記消耗部品の前記不揮発性の記憶媒体に記憶させる更新手段を、更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 消耗剤が再充填された消耗部品を使用しない専用モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段により前記専用モードが設定されているときは、前記判定手段により消耗剤が再充填された消耗部品であると判定された消耗部品による像形成を禁止するように制御する制御手段とを、更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段が前記消耗部品による像形成を禁止するときにエラーを表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記設定手段により前記専用モードが設定されていないときは、前記判定手段により消耗剤が再充填された消耗部品であると判定された場合でも、前記制御手段は前記消耗部品による像形成を許可するように制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置は、前記画像形成装置の電源投入の直後、前記消耗部品が交換された時、或いはスリープからの復帰を検知したときに、前記第1及び第2取得手段、前記検出手段及び前記判定手段を起動することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記消耗部品はトナーカートリッジであり、前記消耗剤はトナーであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示していなくて、且つ前記第2履歴が当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあると示している場合には、前記検出手段による前記消耗剤の残量の検出が完了するまでは、印刷の実行を制限する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 消耗剤を収容する消耗部品を装着して像形成を行う画像形成装置を制御する制御方法であって、
    前記消耗部品から当該消耗部品の消耗剤の再充填の有無を示す第1履歴を取得する第1取得工程と、
    前記消耗部品から当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあるかどうかを示す第2履歴を取得する第2取得工程と、
    前記消耗部品に収容されている前記消耗剤の残量を検出する検出工程と、
    前記第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示しているか、或いは、前記第1履歴が前記消耗部品の消耗剤の再充填があったことを示していなくて、且つ前記第2履歴が当該消耗部品の消耗剤が残量無しになったことがあると示していて前記検出工程により検出された前記消耗剤の残量が閾値以上の場合に、前記消耗部品は前記消耗剤が再充填された消耗部品であると判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定が確定するまで印刷の実行を制限する制御を行う制御工程と
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  13. コンピュータに、請求項12に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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