JP4957120B2 - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、印刷装置及びその制御方法に関し、特に、エンジン側に備えられる消耗品に係る情報の誤差を抑制することのできる印刷装置等に関する。
通常、レーザプリンタなどの印刷装置には、コントローラ部とエンジン部が備えられ、コントローラ部では、ホスト装置から送信される印刷データを受信し、当該データに含まれる制御コマンドを解釈すると共に、当該データに含まれる画像のデータに対して所定の処理を施しエンジン部へ提供する画像データを生成し、エンジン部では、当該画像データに基づいて印刷動作を実行する。そして、このエンジン部には各種のメカニカル部が備えられ、印刷装置の電源投入時には、ウォームアップなどの印刷動作を開始できる環境にするための準備作業が行われる。また、その際に、エンジン部が有する各消耗品、例えば、レーザプリンタでは、トナー、感光体等、に係る情報がエンジン部で確定される。
このエンジン部で確定される消耗品の情報は、コントローラ部に移され、具体的には、コントローラ部に備えられるメモリに展開(格納)され、それ以降、コントローラ部で行なわれる各種の制御に用いられる。そして、この消耗品情報が、電源投入後、エンジン部で確定されるまでの間、すなわち、情報が確定しない不定状態の間、コントローラ部は確定された正しい情報が使用できないので、従来は、予め定められた固定値(情報)を前記メモリに展開して前記消耗品情報として使用していた。
なお、下記特許文献1には、エンジンの動作回数情報をメモリに記憶しておくことに関する技術が開示されている。
特開2000−168201号公報
しかしながら、前述した不定状態において、予め定めておいた固定情報(デフォルト値)をコントローラ部に準備する従来の方法では、その固定情報が実際の消耗品情報と著しく異なる場合が多く、不定状態で消耗品情報を使用する必要があった場合には、正しくない処理が行なわれてしまう危険性があった。
また、最近では、消耗品に関する管理情報が増えているため、前述したエンジン部での消耗品情報の確定に時間がかかり、前記不定状態が長くなってきている。従って、上述の危険性が高くなってきている。
そこで、本発明の目的は、エンジン側で消耗品情報を確定する間に、コントローラ側で使用する消耗品情報の誤差を抑制することのできる印刷装置及びその制御方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、消耗品を装着可能で、当該消耗品に係る消耗品情報のバックアップデータを保持するための不揮発性メモリを備える印刷装置において、当該印刷装置の電源を投入した後、前記消耗品情報が確定されるまでの間において、前記不揮発性メモリに前記バックアップデータが保持されている場合には、当該バックアップデータを前記消耗品情報とし、前記不揮発性メモリに前記バックアップデータが保持されていない場合には、当該印刷装置が備えるデフォルト情報を前記消耗品情報とすることである。
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、印刷装置が、消耗品を備え、電源投入時には前記消耗品の消耗品情報を確定する処理を実行するエンジン部と、前記確定された消耗品情報を保持し、当該情報が適宜更新される第一のメモリと、不揮発性メモリであり前記第一のメモリとは異なる第二のメモリとを備え、前記第一のメモリに保持される消耗品情報を用いた処理を実行するコントローラ部と、を有し、前記第二のメモリには、前記第一のメモリに保持される消耗品情報のバックアップデータが保持され、前記エンジン部による消耗品情報の確定処理が完了するまでの間は、前記第二のメモリに保持される前記バックアップデータが前記第一のメモリに複写されて用いられることである。
上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、印刷装置の制御方法において、前記印刷装置の電源が投入された後、前記印刷装置の備える消耗品に係る消耗品情報が確定されるまでの間において、前記印刷装置が備える不揮発性メモリに前記消耗品情報のバックアップデータが保持されている場合には、当該バックアップデータを前記消耗品情報として制御し、前記不揮発性メモリに前記バックアップデータが保持されていない場合には、前記印刷装置に備えられるデフォルト情報を前記消耗品情報として制御することである。
上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、印刷装置が、消耗品を備え、電源投入時には前記消耗品の消耗品情報を確定する処理を実行するエンジン部と、前記消耗品情報のバックアップデータとデフォルト情報を保持し、前記消耗品情報を用いてユーザに対する情報出力を指示するコントローラ部と、を有し、前記コントローラ部は、前記電源投入後に、前記エンジン部による消耗品情報の確定が済んでいるか否かを確認し、済んでいる場合には、当該確定済みの消耗品情報を前記情報出力に用い、済んでいない場合には、前記バックアップデータまたはデフォルト情報を前記情報出力に用いることである。
更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記情報出力に前記バックアップデータまたはデフォルト情報が用いられた場合に、前記エンジン部による消耗品情報の確定が済み次第、当該確定済みの消耗品情報が前記情報出力に用いられることを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、消耗品を備え、電源投入時には前記消耗品の消耗品情報を確定する処理を実行するエンジン部と、前記消耗品情報のバックアップデータとデフォルト情報を保持し、前記消耗品情報を用いてユーザに対する情報出力を指示するコントローラ部と、を有する印刷装置の制御方法において、前記コントローラ部が、前記電源投入後に、前記エンジン部による消耗品情報の確定が済んでいるか否かを確認し、済んでいる場合には、当該確定済みの消耗品情報を前記情報出力に用い、済んでいない場合には、前記バックアップデータまたはデフォルト情報を前記情報出力に用いることである。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用した印刷装置であるプリンタの実施の形態例にかかる構成図である。図1に示すプリンタ2が本発明を適用した印刷装置であり、ホストコンピュータ1からの印刷要求等に基づいて、所定の印刷媒体(用紙)に対して印刷処理を行なう装置である。かかるプリンタ2は、運転中に更新されながら保持される消耗品に関する情報を、不揮発性メモリ(NVRAM46)にバックアップし、電源投入後の前記不定状態においては、当該不揮発性メモリに保持された消耗品情報を使用して、使用する消耗品情報の誤差を抑制しようとするものである。
図1に示すホストコンピュータ1は、プリンタ2に対して印刷要求を行なうホスト装置であり、ユーザ操作等に基づいて画像データと制御コマンドを含む印刷データをプリンタ2に送信する。なお、ホストコンピュータ1は、所謂パーソナルコンピュータなどで構成することができる。ホストコンピュータ1内のプリンタドライバ3は、ホストコンピュータ1内のアプリケーション(図示せず)などからのデータを受け取って、プリンタ2に送信する上記印刷データを生成する部分である。
プリンタ2は、図1に示すように、コントローラ部4、エンジン制御部5、エンジン機構部6、及び操作部7などで構成される、例えば4サイクルのレーザプリンタである。
コントローラ部4は、前記ホストコンピュータ1から送信される印刷データを受信し、当該データに含まれる制御コマンドを解釈すると共に、当該データに含まれる画像データに対して所定の処理を施してエンジン側へ提供するデータを生成する。コントローラ部4には、図1に示すように、I/F41、CPU42、ROM43、RAM44、エンジンI/F45、及びNVRAM46が備えられる。
I/F41は、ホストコンピュータ1から送信される前記印刷データを受信する部分であり、ROM43は、プリンタ2を制御するための各種プログラムを記憶する部分である。また、このROM43には、当該プリンタ2に備えられる消耗品に関する管理情報である消耗品情報のデフォルト情報が格納されている。この消耗品情報は、後述するエンジン側(エンジン制御部5)で管理されている情報であり、例えば、エンジン機構部6で使用される各トナーの残量、エンジン機構部6に備えられる感光体や転写体の残寿命に関する情報である。そのデフォルト情報とは、例えば、トナー残量に関して残量が100%であるといった情報である。
RAM44は、前記受信した印刷データ等を格納するメモリであり、エンジン側で印刷処理が行われる各ページの画像データは、ここからエンジンI/F45に引き渡される。また、前記消耗品情報はここに展開されて保持され、コントローラ部4によって行なわれる各処理に用いられる。
次に、NVRAM46は不揮発性メモリであり、プリンタ2の電源がOFFにされた際にも消えずに残しておきたい情報を格納する。本プリンタ2では、前記RAM44に保持される前記消耗品情報をこのNVRAM46にもバックアップとして保持し、前述した不定状態の際に用いる。この点が本プリンタ2の大きな特徴である。
CPU42は、本プリンタ2において行われる各種処理を制御する部分であるが、特に、前記受信した印刷データに含まれる画像データをRAM44に格納する処理、前記印刷データに含まれる制御コマンドを解釈してエンジン制御部5に対して適切な印刷処理を指示する処理、及び、ユーザとのインターフェースを形成する操作部7を制御する処理等を司る。本プリンタ2では、CPU42が行なう、電源投入時以降の前記消耗品情報の取り扱い、換言すれば、消耗品情報のコントローラ部4側での保持の仕方に特徴があり、その具体的な内容については後述する。なお、CPU42が実行する処理は、主に前記ROM43に記憶されたプログラムに従って行われるものである。
次に、エンジンI/F45は、エンジン側で印刷を実行する際に、所定のタイミングで前述したRAM44に格納されている画素データを読み出し、それらに所定の処理を施した後にエンジン側に引き渡す、コントローラ部4とエンジン側とのインターフェースを司る部分である。なお、このエンジンI/F45には、図示していないが、データを一時的に格納するメモリ、解凍部、スクリーン処理部等が備えられ、RAM44から読み出した画素データに対して、圧縮されたデータの解凍、ドットのデータへ変換するスクリーン処理などがなされる。また、エンジンI/F45は、具体的には、ASICで構成されている。
次に、エンジン制御部5は、図示されていないが、CPU、ROM、RAM等で構成され、後述するエンジン機構部6の動作を制御する。また、プリンタ2の電源投入時には、エンジン機構部6に備えられる各消耗品についての前記消耗品情報を確定する処理を行なう。例えば、その時に装着されているトナーカートリッジに問い合わせて実際のトナー残量を確認するといった処理を行なう。
また、エンジン機構部6は、図示されていないが、一般のレーザプリンタと同様に、画像形成ユニット、転写ユニット、定着ユニット等で構成される。画像形成ユニットには、感光体ドラム、当該感光体ドラムを帯電する帯電ユニット、コントローラ部4側から送られるデータに基づいて感光体ドラムに潜像を形成する露光ユニット、及び当該潜像を各色の現像材(トナー)による像に現像する現像装置等が備えられる。
転写ユニットには、中間転写体が設けられ、ここに感光体に形成されたトナー像が転写される。中間転写体に形成されたトナー像は、その後、紙などの印刷媒体に転写される。定着ユニットは、印刷媒体上に転写されたトナー像を媒体に溶着させて永久像とする部分であり、定着ユニットを通った印刷媒体は、その後、プリンタ2外に排出(排紙)される。
図1に示す操作部7は、ユーザがプリンタ2を操作するための部分であり、表示パネルや操作パネル等で構成される。また、表示パネルには、前記消耗品情報に基づくワーニングメッセージ、例えば、トナー残量が少ないのでトナーカートリッジの交換が必要である旨のメッセージなど、がコントローラ部4の制御により表示される。
以上説明したような構成を有する本実施の形態例に係るプリンタ2では、前述したように、コントローラ部4側で行なわれる前記消耗品情報に係る処理に特徴があり、以下、その処理の具体的な内容について説明する。図2は、コントローラ部4が行なう消耗品情報に係る処理の手順を例示したフローチャートである。
プリンタ2の電源が投入されると、まず、CPU42は、前述したエンジン側における消耗品情報の確定が既になされているか否かを確認する(ステップS1)。この確定済であるか否かの確認は、消耗品情報の確定済を示すイベントがエンジン制御部5から発せられたか否かを確認することによって行なわれる。また、このイベントが発せられないプリンタである場合には、エンジン機構部6におけるウォームアップが完了しているか否かによって当該確認を行うようにしてもよいし、あるいは、電源投入後、一定時間が経過しているか否かによって行うようにしてもよい。
かかる確認の結果、既にエンジン側における消耗品情報の確定が済んでいる場合には(ステップS1のYes)、コントローラ部4はエンジン側から最新の正しい消耗品情報を取得できるので、その確定されたエンジン側の消耗品情報を、エンジン制御部5から取得し、RAM44に格納(展開)する(ステップS6)。なお、通常の場合、前記確認(S1)のタイミングでエンジン側における消耗品情報の確定が済んでいる場合は少ないが、プリンタ2内で併行して行なわれる各種処理のタイミングによりこのようになる場合もあり得る。
一方、前記確認において、エンジン側における消耗品情報の確定が済んでいない場合には(ステップS1のNo)、CPU42は、前述したNVRAM46内に消耗品情報がバックアップされているか否かをチェックする(ステップS2)。本プリンタ2では、後述するように、RAM44内の消耗品情報と同じ内容の情報をNVRAM46内にも保持するので、通常の場合、前回電源がオフにされた時点でのRAM44内の消耗品情報がNVRAM46内に残っており、上記チェックではバックアップされているという結果になる。かかる場合には(ステップS2のYes)、CPU42は、このNVRAM46内に保持されているバックアップデータをRAM44に複写(展開)する(ステップS3)。
一方、NVRAM46内に消耗品情報がバックアップされていない場合には(ステップS2のNo)、前述したROM43に格納されているデフォルト情報を消耗品情報としてRAM44に格納(展開)する(ステップS4)。例えば、プリンタ2において工場出荷後初めての電源投入であった場合等では、NVRAM46内に消耗品情報がバックアップされていないので、このように予め定められたデフォルト値が用いられる。
このように、NVRAM46内のバックアップデータ、あるいは、デフォルト値がRAM44に展開されると、エンジン側での消耗品情報の確定が完了するまでの間、すなわち不定状態である間、コントローラ部4で消耗品情報が必要になった場合には、この展開されたバックアップデータ、あるいは、デフォルト値が消耗品情報として用いられる。そして、エンジン側での消耗品情報の確定が済めば(ステップS5のYes)、その確定された消耗品情報がRAM44に展開されて、いままで保持されていたバックアップデータ又はデフォルト情報が更新される(ステップS6)。なお、エンジン側での消耗品情報の確定が済んだか否かの確認は、前述したS1の場合と同様に行なわれる。
このように、エンジン側で確定されたその時点で最新の消耗品情報をRAM44に保持すると、CPU42は、この確定された消耗品情報をNVRAM46にも保持し、バックアップデータを更新する(ステップS7)。
それ以降、コントローラ部4では、必要に応じてRAM44に保持された消耗品情報が各種の制御に使用される。そして、この消耗品情報を更新すべきイベントが発生する度に、RAM44に保持される消耗品情報を更新し、合わせて、NVRAM46に保持される消耗品情報(バックアップデータ)も更新する(ステップS8)。従って、運転中、RAM44の消耗品情報とNVRAM46の消耗品情報は同一に保たれる。なお、消耗品情報を更新すべきイベントとは、トナーの残量や感光体の残寿命が減少する印刷処理の実行や、トナーカートリッジなどの消耗品の交換などがある。
このように、プリンタ2の電源がオフにされるまで適宜消耗品情報の更新が繰り返され、プリンタ2の電源がオフにされると、その時点での消耗品情報がNVRAM46に保持された状態で、消耗品情報に係る一連の処理が終了する。
以上説明したように、本実施の形態例に係るプリンタ2では、電源投入後、エンジン側での消耗品情報の確定がなされるまでの不定状態の間、前回電源がオフにされた時点での消耗品情報を保持する不揮発性メモリ(NVRAM46)のバックアップデータを使用する。また、そのために、消耗品情報が確定した以降は、当該不揮発性メモリ(NVRAM46)に適宜最新の情報をバックアップしておく。従って、不定状態で消耗品情報を使用する必要があった際に、常に固定のデフォルト情報を用いる場合よりも、情報の誤差を小さく抑えることができ、誤った処理をしてしまう危険性を低くすることができる。
なお、本実施の形態例に係るプリンタ2は4サイクルのレーザプリンタであったが、本発明はこのタイプのプリンタに限定されることはなく、他のタイプのプリンタについても適用することができる。
また、上述のように確定、更新される消耗品情報は、例えば、プリンタ2の表示パネル、ホストコンピュータ1のディスプレイ、あるいは、プリンタ2の印刷用紙などを用いたユーザへの情報出力に使用される。
ホストコンピュータ1のディスプレイを用いた情報出力の一例としては、ステータスモニタと呼ばれる機能で上記消耗品情報が使用される。ステータスモニタは、ホストコンピュータ1にインストールされたユーティリティプログラムとそれに従って処理を実行する制御装置等で構成することができ、ユーザがプリンタ2の各種状態をホストコンピュータ1上で随時監視できるものである。当該ステータスモニタを起動させた状態にしておくと、所定の時間間隔でホストコンピュータ1がプリンタ2から情報を取得し、取得した情報に基づいてプリンタ2の各種状態をディスプレイに表示するので、ユーザは、プリンタ2の最新状態を見ることができる。
表示されるプリンタ2の状態には、トナーの残量、感光体の寿命、セットされている用紙など消耗品に係るものが含まれ、当該表示に上記消耗品情報が使用される。以下、ステータスモニタによる消耗品情報の表示の場合に、プリンタ2の消耗品情報が、電源投入後どのように使用されるかについて説明する。
図2に基づいて説明したように、プリンタ2の電源が投入されると、まず、CPU42は、エンジン側における消耗品情報の確定が既になされているか否かを確認する。この確認の結果、既にエンジン側における消耗品情報の確定が済んでいる場合には、コントローラ部4はエンジン側から最新の正しい消耗品情報を取得できるので、その確定されたエンジン側の消耗品情報を、エンジン制御部5から取得し、RAM44に格納(展開)する。
この時、ホストコンピュータ1で上記ステータスモニタが起動されていれば、所定のタイミングでステータスモニタがプリンタ2に消耗品情報を問い合わせてくるので、CPU42は、前記RAM44に格納された確定済みの消耗品情報を用いてユーザへの情報出力を行うように指示し、当該消耗品情報をホストコンピュータ1へ送信する。ステータスモニタは、当該情報を受け取ってその情報に基づいた表示をホストコンピュータ1のディスプレイに行なう。
一方、前記CPU42の確認により、エンジン側における消耗品情報の確定が済んでいない場合には、CPU42は、前述の通り、NVRAM46内に消耗品情報がバックアップされていれば、そのバックアップデータをRAM44に複写(展開)し、バックアップされていなければ、ROM43に格納されているデフォルト情報を消耗品情報としてRAM44に格納(展開)する。
この時、やはりホストコンピュータ1で上記ステータスモニタが起動されており、消耗品情報が問い合わされれば、CPU42は、前記RAM44に格納されたバックアップデータあるいはデフォルト情報を用いてユーザへの情報出力を行うように指示し、当該消耗品情報をホストコンピュータ1へ送信する。ステータスモニタは、当該情報に基づいた表示をホストコンピュータ1のディスプレイに行なう。
その後、エンジン側における消耗品情報の確定が済めば、確定された消耗品情報がRAM44に展開されて、それ以降は、上記ステータスモニタの問合せに対して、この確定された消耗品情報が返信されてユーザへの情報出力に用いられる。
このようにしてプリンタ2の消耗品情報がユーザへの情報出力にも使用されるが、出力の時点でできるだけ最新の情報が用いられるので、ユーザに正確な情報提供を行なうことができる。
なお、ステータスモニタの場合だけでなく、プリンタ2の表示パネルへの情報出力、ステータスシートの印刷による情報出力等においても、同様に、消耗品情報が用いられる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
本発明を適用したプリンタの実施の形態例にかかる構成図である。 コントローラ部4による消耗品情報に係る処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1 ホストコンピュータ、 2 プリンタ、 3 プリンタドライバ、 4 コントローラ部、 5 エンジン制御部(エンジン部)、 6 エンジン機構部(エンジン部)、 7 操作部、 41 I/F、 42 CPU、 43 ROM、 44 RAM、 45 エンジンI/F、 46 NVRAM

Claims (3)

  1. 印刷媒体への印刷を実行するエンジン機構部と、当該エンジン機構部の動作を制御し、電源投入時には前記エンジン機構部の備える消耗品の消耗品情報を確定する処理を実行するエンジン制御部を備えるエンジン部と、
    前記確定された消耗品情報を保持し、当該情報が適宜更新される第一のメモリと、不揮発性メモリであり、前記第一のメモリに保持される消耗品情報のバックアップデータが保持される前記第一のメモリとは異なる第二のメモリとを備え、前記エンジン制御部に印刷を指示すると共に、前記第一のメモリに保持される消耗品情報を用いた処理を実行するコントローラ部と、を有し、
    前記エンジン制御部による消耗品情報の確定処理が完了するまでの間は、前記第二のメモリに保持される前記バックアップデータが前記第一のメモリに複写されて用いられる
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1において、
    前記第二のメモリに前記消耗品情報のバックアップデータが保持されていない場合には、前記印刷装置に格納されるデフォルト情報が前記第一のメモリに複写されて用いられる
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 印刷媒体への印刷を実行するエンジン機構部と、当該エンジン機構部の動作を制御し、電源投入時には前記エンジン機構部の備える消耗品の消耗品情報を確定する処理を実行するエンジン制御部を備えるエンジン部と、前記確定された消耗品情報を保持し、当該情報が適宜更新される第一のメモリと、不揮発性メモリであり、前記第一のメモリに保持される消耗品情報のバックアップデータが保持される前記第一のメモリとは異なる第二のメモリとを備え、前記エンジン制御部に印刷を指示すると共に、前記第一のメモリに保持される消耗品情報を用いた処理を実行するコントローラ部と、を有する印刷装置の制御方法であって、
    前記エンジン制御部による消耗品情報の確定処理が完了するまでの間は、前記第二のメモリに保持される前記バックアップデータを前記第一のメモリに複写して用いる
    ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
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