JP2018178583A - 洗浄便座のリモートコントロール装置 - Google Patents

洗浄便座のリモートコントロール装置 Download PDF

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Nobumoto Iijima
伸元 飯島
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真一 梶野
Shinichi Kajino
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Abstract

【課題】洗浄便座に対するリモートコントロール装置の位置に拘わらず、適切な操作表示を可能とする。【解決手段】洗浄便座のリモートコントロール装置は、洗浄便座の機能を模式的に示す絵柄画像を使用者によりタッチ操作可能に表示する操作表示手段と、洗浄便座を基準とするリモートコントロール装置の相対位置が洗浄便座の右側位置および左側位置を含む複数位置のいずれであるかを取得する相対位置取得手段と、相対位置取得手段により取得されたリモートコントロール装置の相対位置に基づいて絵柄画像の表示内容を変更して表示するよう操作表示手段を制御する表示制御手段と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、洗浄便座のリモートコントロール装置に関する。
従来、この種の洗浄便座のリモートコントロール装置として、洗浄便座の各機能を操作する複数の操作スイッチが配置されたものが知られている(例えば特許文献1参照)。このリモートコントロール装置は、複数の操作スイッチが筐体に一列に並んで配置されており、洗浄便座が設けられるトイレ室内の壁面スペースに応じて、操作スイッチの列方向が縦方向となる縦向きまたは列方向が横方向となる横向きのいずれかで壁面に設置可能となっている。また、リモートコントロール装置の各操作スイッチは、表面に操作内容を示す模式的な絵柄などが設けられると共にその絵柄の向きを90度回転させた位置で筐体に取り付け可能となっている。このため、リモートコントロール装置が設定される向きに、各操作スイッチの絵柄の向きを合わせることができる。
特許第4349968号
上述したリモートコントロール装置は、トイレ室内の壁面において洗浄便座に対して右側の壁面に設置されることもあれば左側の壁面に設置されることもある。また、各操作スイッチの模式的な絵柄として、洗浄便座の各機能の作動状態を側方から模式的に示す絵柄が設けられることもある。そのような絵柄が設けられると、リモートコントロール装置が左右のいずれか一方の壁面に設置された場合には絵柄から把握される前後方向の向きが洗浄便座の向きと一致するが、他方の壁面にリモートコントロール装置が設置された場合には絵柄から把握される向きが洗浄便座の向きと一致しないことになる。絵柄から把握される前後方向の向きが洗浄便座の向きと一致しない場合には、リモートコントロール装置の操作スイッチを見た使用者が違和感を覚えたり、操作スイッチを誤操作したりするおそれがある。
本発明は、洗浄便座に対するリモートコントロール装置の位置に拘わらず、適切な操作表示を可能とすることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、洗浄便座のリモートコントロール装置であって、
前記洗浄便座の機能を模式的に示す絵柄画像を使用者によりタッチ操作可能に表示する操作表示手段と、
前記洗浄便座を基準とする前記リモートコントロール装置の相対位置が、前記洗浄便座の右側位置および左側位置を含む複数位置のいずれであるかを取得する相対位置取得手段と、
前記相対位置取得手段により取得された前記リモートコントロール装置の相対位置に基づいて前記絵柄画像の表示内容を変更して表示するよう前記操作表示手段を制御する表示制御手段と、
を備えることを要旨とする。
本発明の洗浄便座のリモートコントロール装置は、洗浄便座を基準としてリモートコントロール装置の相対位置が洗浄便座の右側位置および左側位置を含む複数位置のいずれであるかを取得し、取得した相対位置に基づいて、使用者によりタッチ操作可能な絵柄画像の表示内容を変更して操作表示手段に表示する。これにより、リモートコントロール装置の相対位置に応じた表示内容の絵柄画像を表示することができるから、リモートコントロール装置の相対位置に拘わらず、適切な操作表示を可能とすることができる。
本発明の洗浄便座のリモートコントロール装置において、前記操作表示手段は、前記絵柄画像として、前記洗浄便座の機能が作動する際の作動状態を前後の方向性をもって模式的に示す画像を、使用者により前記機能のタッチ操作が可能に表示し、前記表示制御手段は、前記絵柄画像から定まる前記洗浄便座の前後方向が前記洗浄便座の実際の前後方向に一致するように、前記リモートコントロール装置の相対位置が右側位置および左側位置のいずれであるかに基づいて前記絵柄画像の左右を反転して表示するよう前記操作表示手段を制御するものとすることもできる。こうすれば、リモートコントロール装置の相対位置に拘わらず、使用者が洗浄便座の機能を操作する際に使用者が違和感を覚えることのない適切な操作表示を行うことができる。
本発明の洗浄便座のリモートコントロール装置において、前記操作表示手段は、前記絵柄画像として、前記洗浄便座の洗浄機能が作動する際の前後方向における洗浄位置を前後の方向性をもって模式的に示す画像を、使用者により位置調整のタッチ操作が可能に表示し、前記表示制御手段は、前記絵柄画像から定まる前記洗浄便座の前後方向が前記洗浄便座の実際の前後方向に一致するように、前記リモートコントロール装置の相対位置が右側位置および左側位置のいずれであるかに基づいて前記絵柄画像の左右を反転して表示するよう前記操作表示手段を制御するものとすることもできる。こうすれば、リモートコントロール装置の相対位置に拘わらず、使用者が洗浄位置の調整操作を行う際に使用者が違和感を覚えたり誤操作したりするのを防止する適切な操作表示を行うことができる。
本発明の洗浄便座のリモートコントロール装置において、前記操作表示手段は、前記洗浄位置を前方に調整するための前ボタン画像および後方に調整するための後ボタン画像を使用者によりタッチ操作可能に表示すると共に、前記洗浄位置として前後方向に調整可能な位置のうち後方端位置から現在の前記洗浄位置までと現在の前記洗浄位置を越えて前方端位置までとを異なる表示態様で示す位置画像を表示し、前記表示制御手段は、前記絵柄画像の左右を反転する際には、前記前ボタン画像および前記後ボタン画像の表示位置を相互に入れ替えると共に、前記位置画像における後方端位置から前方端位置までの並びの方向を変更して表示するよう前記操作表示手段を制御するものとすることもできる。こうすれば、使用者が洗浄位置の調整操作を行う際に使用者が違和感を覚えたり誤操作したりするのを防止する操作表示を簡易な表示制御で行うことができる。
本発明の洗浄便座のリモートコントロール装置において、手動操作により前記リモートコントロール装置の相対位置が前記複数位置のいずれであるかを設定可能なスイッチを備え、前記相対位置取得手段は、前記スイッチで設定された前記リモートコントロール装置の相対位置を取得するものとすることもできる。こうすれば、スイッチを設けるだけの簡易な構成変更で、リモートコントロール装置の相対位置に拘わらず適切な操作表示を確実に行うことができる。
洗浄便座10とリモートコントロール装置20の外観斜視図である。 リモートコントロール装置20の制御に関する構成図である。 リモートコントロール装置20の正面図の一例である。 リモートコントロール装置20の正面図の別例である。 リモートコントロール装置20の使用の様子の一例を示す説明図である。 リモートコントロール装置20の使用の様子の別例を示す説明図である。 変形例のリモートコントロール装置20の正面図である。
本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は洗浄便座10とリモートコントロール装置20の外観斜視図であり、図2はリモートコントロール装置20の制御に関する構成図であり、図3はリモートコントロール装置20の正面図の一例であり、図4はリモートコントロール装置20の正面図の別例である。なお、洗浄便座10を基準とする前後方向,左右方向,上下方向を図1に示す。
実施例の洗浄便座10は、便器1の上面に設置された本体12と、本体12に対して開閉可能に支持された便座14および便蓋16とを備える。また、洗浄便座10は、本体12の下部から前方に進出可能な図示しない洗浄ノズルと、本体12内に設けられ前方の斜め上側に向けて温風を送風可能な図示しない乾燥ファンとを備える。この洗浄便座10は、リモートコントロール装置(以下、リモコンという)20により各種機能の操作が可能となっている。洗浄便座10の各種機能としては、例えば、洗浄ノズルを用いたおしり洗浄やビデ洗浄、洗浄ノズルの洗浄水の強さの強弱の設定、洗浄ノズルの洗浄位置の前後の調整、乾燥ファンを用いた使用者の局部の乾燥、便座14や便蓋16の開閉などが挙げられる。
リモコン20は、図2,図3に示すように、使用者がタッチ操作可能な表示操作パネル22と、リモコン20が設置された壁面を設定する設定スイッチ24と、洗浄便座10に信号を送信する送信部26と、リモコン20の全体を制御する制御部28とを備える。
表示操作パネル22は、図3に示すように、リモコン20の筐体前面にタッチ操作可能な液晶画面などとして設けられ、洗浄便座10の各種機能の操作内容を示す操作用語と、各操作用語の下に配置され使用者がタッチ操作するためのアイコン23とを表示する。アイコン23としては、おしり洗浄やビデ洗浄,乾燥の停止を指示する止アイコン23aと、おしり洗浄の開始を指示するおしり洗浄アイコン23bと、ビデ洗浄の開始を指示するビデ洗浄アイコン23cと、乾燥の開始を指示する乾燥アイコン23dと、おしり洗浄やビデ洗浄の洗浄水の強弱を設定する洗浄強さアイコン23eと、おしり洗浄やビデ洗浄の洗浄位置(噴射位置)を前後に調整する洗浄位置アイコン23fと、便蓋16を開閉するための便蓋開閉アイコン23gと、便座14を開閉するための便座開閉アイコン23hとが表示されている。なお、便蓋開閉アイコン23gと便座開閉アイコン23hとを別々のアイコンとして表示するものとしたが、便座14および便蓋16の開閉操作が可能な1のアイコンとして表示するものとしてもよい。
本実施例のアイコン23には、洗浄便座10の機能と関連付けた模式的な絵柄画像が表示されるものがある。例えば、おしり洗浄アイコン23bとビデ洗浄アイコン23cは、いずれも、洗浄便座10の便座14に着座している使用者および前方の噴射位置に進出して使用者に洗浄水を噴射している洗浄ノズルを、側方から模式的に示す画像である。乾燥アイコン23dは、乾燥ファンから前方に向けて送風される温風の気流を側方から模式的に示す画像である。洗浄強さアイコン23eは、洗浄強さが強いほど長くなる5本のバーを用いて洗浄強さを5段階に設定可能なことを模式的に示すバー画像および強弱を設定するための「+」と「−」のボタン画像である。この洗浄強さアイコン23eは、設定中の洗浄強さに応じた長さのバーまで黒色で表示し残りを透明で表示することで、洗浄強さの設定状態を示す。洗浄位置アイコン23fは、一列に並ぶ5つのブロックで洗浄位置を前後の5段階に調整(設定)可能なことを模式的に示すブロック画像(位置画像)および前後の位置を調整(設定)するための「前」,「後」のボタン画像である。この洗浄位置アイコン23fは、前後方向に調整可能な洗浄位置のうち後方端位置のブロックから設定中の洗浄位置に応じたブロックまでを黒色で表示し、設定中の洗浄位置を越えたブロックから前方端位置のブロックまで(残りのブロック)を透明で表示することで、洗浄位置の設定状態を示す。便蓋開閉アイコン23gと便座開閉アイコン23hは、それぞれ便座14および便蓋16を開閉操作可能なことを模式的に示す画像であり、便座14や便蓋16が閉状態で押されることで開操作が可能で、便座14や便蓋16が開状態で押されることで閉操作が可能である。なお、洗浄便座10(便座14)に着座している使用者の前後方向は一方向に定まり、洗浄ノズルも本体12から前方に進出するから、使用者はおしり洗浄アイコン23bやビデ洗浄アイコン23cから洗浄便座10の前後方向を直感的に把握することになる。また、乾燥ファンから送風される温風は前方に流れるから、使用者は乾燥アイコン23dから洗浄便座10の前後方向を直感的に把握することになる。また、洗浄位置アイコン23fは「前」,「後」のボタン画像を有するから、使用者は洗浄位置アイコン23fから洗浄便座10の前後方向を直感的に把握することになる。また、使用者は便蓋開閉アイコン23gや便座開閉アイコン23hから洗浄便座10の前後方向を直感的に把握することになる。
設定スイッチ24は、洗浄便座10が設置されるトイレ室内の壁面のうち、リモコン20が設置された設置面を設置者や使用者が設定するためのスイッチである。設定スイッチ24は、図3に示すように、リモコン20の筐体の前面における表示操作パネル22の右下側に設けられ、洗浄便座10に対して右側となる右壁面または左側となる左壁面のいずれかを選択的に設定可能となっている。また、設定スイッチ24は、リモコン20の筐体の下端に蝶番を介して取り付けられた開閉蓋24aにより開閉可能となっている。このため、リモコン20の設置者や使用者は、リモコン20の設置時に、リモコン20が設置された壁面に応じて設定スイッチ24を右壁面または左壁面のいずれかに切り替えた後、開閉蓋24aを閉じて設定スイッチ24が露出しないようにすることができる。このため、設定スイッチ24を前面に設けた場合でも、設定スイッチ24が露出することによりリモコン20の美観が損なわれるのを防止することができる。
送信部26は、図2,図3に示すように、リモコン20の筐体の右上部に設けられた右側送信部26aおよび左上部に設けられた左側送信部26bを備える。右側送信部26aおよび左側送信部26bには、赤外線を発光する図示しない赤外線LEDが設けられており、制御部28により生成されたリモコン信号を赤外線信号として送信(発光)可能となっている。
制御部28は、図示しないCPUやROM,RAMなどを有する。この制御部28には、表示操作パネル22から使用者のアイコン23のタッチ操作を示す操作信号が入力され、設定スイッチ24からリモコン20の設置壁面(右壁面または左壁面)を示す位置信号が入力される。制御部28は、入力された操作信号に基づいてタッチ操作に対応するリモコン信号を生成し、生成したリモコン信号を送信部26(右側送信部26aおよび左側送信部26b)から洗浄便座10に送信する。また、制御部28は、表示操作パネル22の表示制御も行っており、入力された位置信号に基づいてアイコン23の表示内容の一部を以下のように変更して表示するよう表示操作パネル22を表示制御する。
ここで、図3はリモートコントロール装置20の正面図の一例として、設定スイッチ24が右壁面に設定されている場合に表示操作パネル22に表示される右側用の表示態様22Rを示す。また、図4はリモートコントロール装置20の正面図の別例として、設定スイッチ24が左壁面に設定されている場合に表示操作パネル22に表示される左側用の表示態様22Lを示す。図3および図4に示すように、制御部28は、設定スイッチ24の設定に合わせて、おしり洗浄アイコン23bとビデ洗浄アイコン23c、乾燥アイコン23d、洗浄強さアイコン23e、洗浄位置アイコン23f、便蓋開閉アイコン23g、便座開閉アイコン23hを左右を反転して表示する。このため、図3と図4とでおしり洗浄アイコン23bおよびビデ洗浄アイコン23cの使用者および洗浄ノズルの向きが反対向きとなり、乾燥アイコン23dの気流の向きが反対向きとなる。また、洗浄強さアイコン23eの5本のバー画像の並びと「+」と「−」のボタン画像の表示位置が入れ替わることで、洗浄強さアイコン23eが反対向きとなる。また、洗浄位置アイコン23fの5つのブロック画像の並びの方向を変更して黒塗りされるまでの画像と、「前」,「後」のボタン画像の表示位置が入れ替わることで、洗浄位置アイコン23fが反対向きとなる。また、便蓋開閉アイコン23gおよび便座開閉アイコン23hの絵柄の向きが反対向きとなる。このように、本実施例では、おしり洗浄アイコン23bとビデ洗浄アイコン23c、乾燥アイコン23d、洗浄強さアイコン23e、洗浄位置アイコン23f、便蓋開閉アイコン23g、便座開閉アイコン23hの表示内容を、設定スイッチ24の設定即ち洗浄便座10に対するリモコン20の相対位置が右側か左側かに応じて、左右反転して表示するのである。なお、予めROMなどに左右反転した2種類のアイコン23が記憶されており、制御部28がいずれかの向きのアイコン23を選択して表示するものとしてもよいし、制御部28は表示する各アイコンの画素の座標を変換して左右を反転表示するものとしてもよい。また、制御部28は、おしり洗浄アイコン23bとビデ洗浄アイコン23c、乾燥アイコン23d、洗浄強さアイコン23e、洗浄位置アイコン23f、便蓋開閉アイコン23g、便座開閉アイコン23hを左右反転して表示するが、それらの操作用語の表示位置は変更せず、操作用語の下に配置される各アイコン23(23b,23c,23d,,23e,23f,23g,23h)も表示位置が変更されないものとなっている。なお、制御部28は、これら以外のアイコン23、即ち、止アイコン23aは左右反転することなく同じ向きのまま表示操作パネル22に表示する。
このように洗浄便座10に対するリモコン20の相対位置に応じてアイコン23の左右が反転表示されるリモコン20が使用される様子について説明する。図5は、リモートコントロール装置20の使用の様子の一例を示す説明図であり、図6は、リモートコントロール装置20の使用の様子の別例を示す説明図である。図5は、右壁面に設置されたリモコン20を使用者Mが使用する様子であり、図3と同様に表示操作パネル22に右側用の表示態様22Rが表示される。図6は、左壁面に設置されたリモコン20を使用者Mが使用する様子であり、図4と同様に表示操作パネル22に左側用の表示態様22Lが表示される。上述したように、おしり洗浄アイコン23bとビデ洗浄アイコン23c、乾燥アイコン23d、洗浄位置アイコン23f、便蓋開閉アイコン23g、便座開閉アイコン23hは、使用者が洗浄便座10の前後方向を直感的に把握可能な絵柄画像が表示される。このため、図5の表示態様22Rのアイコン23を見た使用者Mは、リモコン20の正面視で左側から右側に向かう方向を洗浄便座10の前方から後方に向かう方向と把握するから、使用者Mが把握する方向が洗浄便座10の実際の前後方向と一致することになる。また、図6の表示態様22Lのアイコン23を見た使用者Mは、リモコン20の正面視で右側から左側に向かう方向を洗浄便座10の前方から後方に向かう方向と把握するから、使用者Mが把握する方向が実際の洗浄便座10の前後方向と一致することになる。このように、本実施例では、おしり洗浄アイコン23bとビデ洗浄アイコン23c、乾燥アイコン23d、洗浄位置アイコン23f、便蓋開閉アイコン23g、便座開閉アイコン23hの表示内容を左右反転することにより、左右いずれの壁面にリモコン20が設置されていても使用者がアイコン23を見たときに直感的に把握される洗浄便座10の前後方向と、実際の洗浄便座10の前後方向とを一致させることができるのである。これにより、アイコン23から把握される方向と、実際の方向とが異なることにより、使用者に違和感を与えるのを防止することができる。また、洗浄位置アイコン23fから把握される洗浄便座10の前後方向と、実際の前後方向とを一致させることで、使用者が洗浄位置を調整する際に前後方向を誤操作するのを防止することができる。
以上説明した本実施例のリモコン20は、右壁面および左壁面のいずれにリモコン20が設置されているかを取得し、取得した位置に基づいて表示操作パネル22のアイコン23の表示内容を変更する。このため、リモコン20が設置される位置(壁面)に拘わらず、アイコン23の表示内容を適切なものとすることができる。
また、リモコン20は、洗浄便座10の洗浄ノズルが作動する際の作動状態を側方から模式的に示すおしり洗浄アイコン23bやビデ洗浄アイコン23cを、リモコン20の位置に基づいて左右を反転して表示する。このため、洗浄操作の際に使用者に違和感を与えるのを防止することができる。また、リモコン20は、洗浄便座10の乾燥ファンが作動する際の作動状態を側方から模式的に示す乾燥アイコン23dを、リモコン20の位置に基づいて左右を反転して表示する。このため、乾燥操作の際に使用者に違和感を与えるのを防止することができる。また、リモコン20は、便蓋開閉アイコン23gおよび便座開閉アイコン23hを、リモコン20の位置に基づいて左右を反転して表示する。このため、便蓋16や便座14の開閉操作の際に使用者に違和感を与えるのを防止することができる。
また、リモコン20は、洗浄便座10の洗浄ノズルの前後方向における作動位置を模式的に示す洗浄位置アイコン23fを、リモコン20の位置に基づいて左右を反転して表示する。このため、洗浄ノズルの前後方向の位置調整をする際に使用者に違和感を与えるのを防止すると共に使用者が前後方向を誤操作するのを抑制することができる。
また、リモコン20は、使用者などの手動操作によりリモコン20の位置を設定可能な設定スイッチ24を備え、設定スイッチ24により設定された位置を取得してアイコン23の表示を変更する。このため、設定スイッチ24を追加する簡易な構成変更で、リモコン20のアイコン23の表示を適切なものとすることができる。
実施例では、設定スイッチ24をリモコン20の筐体の前面に設けたが、これに限られず、リモコン20の筐体の後面(背面)や側面、上面、下面などの他の面に設けてもよい。例えば、設定スイッチ24を筐体の後面に設ける場合、リモコン20を設置する際にその位置を設定可能とし設置後は設定変更を困難にするから、設置後に誤って位置設定が変更されるのを防止することができる。また、リモコン20が壁面に設置されると、後面の設定スイッチ24は前方から見えないため、開閉蓋24aを省略することができる。
実施例では、設定スイッチ24から入力される位置信号に基づいて制御部28がリモコン20の位置を取得したが、これに限られるものではない。例えば、制御部28は、リモコン20の位置を設定する設定画面などを表示操作パネル22に表示して、使用者や設置者による設定画面を介した設定操作によりリモコン20の位置を取得してもよい。あるいは、使用者などの操作によりリモコン20の位置を取得するものに限られず、制御部28がリモコン20の位置を自動で取得してもよい。例えば、リモコン20の送信部26が有する右側送信部26aおよび左側送信部26bをリモコン信号の送信だけでなく、洗浄便座10の後方に配置される送受信部から送信される信号を受信可能に構成しておく。そして、リモコン20は、洗浄便座10の送受信部との間で通信を行って右側送信部26aおよび左側送信部26bが信号を受信した際の信号レベル(受信強度)を測定する。リモコン20が洗浄便座10に対して左側の位置や右側の位置に配置されていると、右側送信部26aから洗浄便座10の送受信部までの距離と、左側送信部26bから洗浄便座10の送受信部までの距離とが異なり、信号レベルも変化することになる。このため、リモコン20は、測定した信号レベルに基づいて右側送信部26aおよび左側送信部26bのいずれが洗浄便座10に近いのかを判定し、その判定結果に基づいてリモコン20が左右の壁面のいずれに設置されているかを取得するものなどとしてもよい。
実施例では、リモコン20が左右の壁面のいずれかに設置される場合を例示して説明したが、壁面に限られず、洗浄便座10に対して左側の位置や右側の位置に設置されるものであればよい。また、左右の位置に限られず、トイレ室のドアが正面ではなく左右のいずれかに設けられる場合などではリモコン20が洗浄便座10に対して正面の位置(壁面)に設置されるものとしてもよい。あるいは、リモコン20が壁面などに設置(固定)されるものに限られず、洗浄便座10に着座している使用者がリモコン20を手に持って操作可能となるようリモコン20が固定されていないものなどとしてもよい。リモコン20が洗浄便座10(使用者)に対して正面に位置する場合には、制御部28は表示操作パネル22を以下のような正面用の表示に切り替えるものなどとすればよい。
図7は、変形例のリモートコントロール装置20の正面図である。変形例のリモートコントロール装置20は表示操作パネル22が正面用の表示態様22Fとなっている。正面用の表示態様22Fでは、図3〜図6の右側用の表示態様22Rや左側用の表示態様22Lと異なり、洗浄便座10の後方から前方に向かう方向を表示画面の下方から上方に向かう方向に見立てたアイコン23が表示されている。このため、おしり洗浄アイコン23bやビデ洗浄アイコン23cは、洗浄水が下方から上方に噴射される絵柄となっている。また、乾燥アイコン23dは、気流が下方から上方に流れる絵柄となっている。また、洗浄位置アイコン23fは、洗浄位置を示すブロック画像を上下方向に縦一列で示すと共に前後方向の調整を上下方向に配置された「前」,「後」のボタン画像の操作で行うものとなっている。これらのことから、リモコン20が洗浄便座10(使用者)に対して正面に位置する場合でも、実施例と同様に、使用者が違和感を覚えたり誤操作したりするのを防止することができる。なお、図7では、設定スイッチの図示を省略したが、設置位置として前方(正面壁)を設定(選択)可能な設定スイッチが図3,図4と同様にリモコン20の筐体の前面に設けられていてもよいし、筐体の前面以外の後面や側面などに設けられててもよい。あるいは、上述したように、設定スイッチによらずに、リモコン20の位置を取得するものなどとしてもよい。
実施例では、おしり洗浄アイコン23bとビデ洗浄アイコン23c、乾燥アイコン23d、洗浄強さアイコン23e、洗浄位置アイコン23f、便蓋開閉アイコン23g、便座開閉アイコン23hの7つのアイコン23の表示内容を変更(左右反転)するものとしたが、これに限られず、これらのうちの少なくとも1以上のアイコン23の表示内容を変更するものであればよい。また、これらのアイコン23に限られず、洗浄便座10の機能を模式的に示すアイコンの表示内容をリモコン20の位置に基づいて変更するものであればよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、洗浄便座10が「洗浄便座」に相当し、リモートコントロール装置(リモコン)20が「リモートコントロール装置」に相当し、表示操作パネル22が「表示操作手段」に相当し、設定スイッチ24からの位置信号が入力されると共に位置信号に基づいて表示操作パネル28の表示を変更する制御部28が「相対位置取得手段」と「表示制御手段」に相当する。また、設定スイッチ24が「スイッチ」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、洗浄便座の製造産業などに利用可能である。
1 便器、10 洗浄便座、12 本体、14 便座、16 便蓋、20 リモートコントロール装置(リモコン)、22 表示操作パネル、22F 正面用の表示態様、22L 左側用の表示態様、22R 右側用の表示態様、23 アイコン、23a 止アイコン、23b おしり洗浄アイコン、23c ビデ洗浄アイコン、23d 乾燥アイコン、23e 洗浄強さ設定アイコン、23f 洗浄位置調整アイコン、23g 便蓋開閉アイコン、23h 便座開閉アイコン、24 設定スイッチ、24a 開閉蓋、26 信号送信部、26a 右側送信部、26b 左側送信部、28 制御部、M 使用者。

Claims (5)

  1. 洗浄便座のリモートコントロール装置であって、
    前記洗浄便座の機能を模式的に示す絵柄画像を使用者によりタッチ操作可能に表示する操作表示手段と、
    前記洗浄便座を基準とする前記リモートコントロール装置の相対位置が、前記洗浄便座の右側位置および左側位置を含む複数位置のいずれであるかを取得する相対位置取得手段と、
    前記相対位置取得手段により取得された前記リモートコントロール装置の相対位置に基づいて前記絵柄画像の表示内容を変更して表示するよう前記操作表示手段を制御する表示制御手段と、
    を備える洗浄便座のリモートコントロール装置。
  2. 請求項1に記載の洗浄便座のリモートコントロール装置であって、
    前記操作表示手段は、前記絵柄画像として、前記洗浄便座の機能が作動する際の作動状態を前後の方向性をもって模式的に示す画像を、使用者により前記機能のタッチ操作が可能に表示し、
    前記表示制御手段は、前記絵柄画像から定まる前記洗浄便座の前後方向が前記洗浄便座の実際の前後方向に一致するように、前記リモートコントロール装置の相対位置が右側位置および左側位置のいずれであるかに基づいて前記絵柄画像の左右を反転して表示するよう前記操作表示手段を制御する
    洗浄便座のリモートコントロール装置。
  3. 請求項1または2に記載の洗浄便座のリモートコントロール装置であって、
    前記操作表示手段は、前記絵柄画像として、前記洗浄便座の洗浄機能が作動する際の前後方向における洗浄位置を前後の方向性をもって模式的に示す画像を、使用者により位置調整のタッチ操作が可能に表示し、
    前記表示制御手段は、前記絵柄画像から定まる前記洗浄便座の前後方向が前記洗浄便座の実際の前後方向に一致するように、前記リモートコントロール装置の相対位置が右側位置および左側位置のいずれであるかに基づいて前記絵柄画像の左右を反転して表示するよう前記操作表示手段を制御する
    洗浄便座のリモートコントロール装置。
  4. 請求項3に記載の洗浄便座のリモートコントロール装置であって、
    前記操作表示手段は、前記洗浄位置を前方に調整するための前ボタン画像および後方に調整するための後ボタン画像を使用者によりタッチ操作可能に表示すると共に、前記洗浄位置として前後方向に調整可能な位置のうち後方端位置から現在の前記洗浄位置までと現在の前記洗浄位置を越えて前方端位置までとを異なる表示態様で示す位置画像を表示し、
    前記表示制御手段は、前記絵柄画像の左右を反転する際には、前記前ボタン画像および前記後ボタン画像の表示位置を相互に入れ替えると共に、前記位置画像における後方端位置から前方端位置までの並びの方向を変更して表示するよう前記操作表示手段を制御する
    洗浄便座のリモートコントロール装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の洗浄便座のリモートコントロール装置であって、
    手動操作により前記リモートコントロール装置の相対位置が前記複数位置のいずれであるかを設定可能なスイッチを備え、
    前記相対位置取得手段は、前記スイッチで設定された前記リモートコントロール装置の相対位置を取得する
    洗浄便座のリモートコントロール装置。
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