JP2018178454A - 鋼製支保工のつなぎ材、及びトンネルの構築方法 - Google Patents

鋼製支保工のつなぎ材、及びトンネルの構築方法 Download PDF

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【課題】簡単に長さ調整を行うことができる鋼製支保工のつなぎ材に関する技術を提供する。【解決手段】トンネルの坑壁面に沿って設置される鋼製支保工同士を接続するためのつなぎ材であって、トンネルの軸方向に隣接する一対の鋼製支保工の一方に設けられたサヤ管に係止される第1係止部を先端側に有する第1ロッド部材と、トンネルの軸方向に隣接する一対の鋼製支保工の他方に設けられたサヤ管に係止される第2係止部を先端側に有する第2ロッド部材と、第1ロッド部材及び第2ロッド部材を連結し、第1係止部及び第2係止部の離間寸法を変更可能な連結部を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、鋼製支保工のつなぎ材、及びトンネルの構築方法に関する。
トンネルを構築する工法として、NATM工法(New Austrian Tunneling Method)が知
られている。NATM工法は、地山が有する支保能力、強度を有効に利用してトンネルの安定を保つという考え方のもとに、吹付けコンクリート、ロックボルト、鋼製支保工を適宜に用いて、地山と一体化したトンネル構造物を建設する工法である。
NATM工法においてトンネルを構築する際に、アーチ状の鋼製支保工を設置する場合、通常、以下に説明する手順により行われている。まず、切羽の近傍に吹付け機をセットして、切羽にコンクリートを一次吹き付けし、これが完了すると、吹付け機を退出させる。次いで、切羽近傍に支保工を建て込むエレクタを備えた作業車を配置し、エレクタによりアーチ状の鋼製支保工を切羽近傍のトンネル坑壁に建て込み、これが完了すると作業車を退出させる。次に、切羽に吹付け機を再び配置し、建て込まれたトンネル支保工を埋め込むようにして、コンクリートの二次吹付けを行い、吹付け機を退出させる。
鋼製支保工は、一般にトンネル軸方向に所定間隔毎に建て込まれる。鋼製支保工を新設した際に、新設の鋼製支保工の姿勢が傾いたり、倒れたりすることを抑制するために、新設の鋼製支保工と既設の鋼製支保工の間につなぎ材を架け渡し、新設の鋼製支保工を仮固定する技術が知られている。従来から、鋼製支保工のフランジにサヤ管と呼ばれる鋼製筒体を溶接しておき、ロッド状部材の両端を90°屈曲させることで係止部が形成されたつなぎ材が広く用いられている。この種のつなぎ材は、その両端部に形成された係止部同士の長さが、鋼製支保工の間隔に合うように製作されている。
特許第3381606号公報
しかしながら、トンネルの実施工においては、既設の鋼製支保工と新設した鋼製支保工との間隔が設計通りにいかず、誤差が生じる場合がある。この場合、予め用意されたつなぎ材を施工現場で一旦切断し、再度溶接するなどして長さの調整を行う必要があり、作業負荷や作業時間の増大を招く要因となっていた。また、トンネル線形が曲線となる区間においては、トンネルの軸方向に配列される鋼製支保工の1間の長さがトンネルの左右で相違する場合があるが、このような場合においても左右における1間毎の長さの誤差は許容しつつ定尺のつなぎ材を用いて施工し、誤差が大きくなった時点で予め用意された定尺のつなぎ材を施工現場で一旦切断し、再度溶接するなどして長さの調整を行っており、作業負荷や作業時間の増大を招く要因となっていた。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡単に長さ調整を行うことができる鋼製支保工のつなぎ材に関する技術を提供することにある。
上記課題の解決するために、本発明は、サヤ管に挿入可能な第1係止部を有する第1ロッド部材と、サヤ管に挿入可能な第2係止部を有する第2ロッド部材とを、第1係止部及
び第2係止部の離間寸法を変更可能に連結することとした。
より詳しくは、本発明に係る鋼製支保工のつなぎ材は、トンネルの坑壁面に沿って設置される鋼製支保工同士を接続するためのつなぎ材であって、前記トンネルの軸方向に隣接する一対の前記鋼製支保工の一方に設けられたサヤ管に係止される第1係止部を先端側に有する第1ロッド部材と、前記トンネルの軸方向に隣接する一対の前記鋼製支保工の他方に設けられたサヤ管に係止される第2係止部を先端側に有する第2ロッド部材と、前記第1ロッド部材及び前記第2ロッド部材を連結し、前記第1係止部及び前記第2係止部の離間寸法を変更可能な連結部と、を備える。上記構成を採用することにより、簡単に長さ調整を行うことができる鋼製支保工のつなぎ材を提供できる。
また、本発明において、前記連結部は、両端部に前記第1ロッド部材及び前記第2ロッド部材の基端側が連結されるターンバックル本体を含み、前記第1ロッド部材及び前記第2ロッド部材の少なくとも一方の基端側には、前記ターンバックル本体に形成されたネジ孔に螺着された連結軸部が形成されており、前記ネジ孔に対する前記連結軸部の螺合量を変更することで、前記第1係止部及び前記第2係止部の離間寸法を調整可能であっても良い。
また、本発明において、前記第1ロッド部材の基端側に形成される第1連結軸部は、前記第2ロッド部材の基端側に形成される第2連結軸部を軸方向へ伸縮自在に収容するテレスコピック構造の筒体として形成されており、前記連結部は、前記第1連結軸部と前記第2連結軸部とを任意の位置に固定可能であっても良い。
また、本発明において、前記第1ロッド部材は、前記連結部と連結される基端側に第1連結軸部を有し、前記第2ロッド部材は、前記連結部と連結される基端側に第2連結軸部を有し、前記連結部は、前記第1連結軸部と前記第2連結軸部を並列状態で挿通可能な鋼製筒状体と、前記鋼製筒状体のうち、当該鋼製筒状体に挿通される前記第1連結軸部と前記第2連結軸部の間に対応する位置の周壁を貫通する貫通孔と、前記貫通孔に挿通されて前記第1連結軸部と前記第2連結軸部の間に圧入される楔部材と、を含み、前記楔部材が前記第1連結軸部と前記第2連結軸部の間に圧入された際に塑性変形することで、前記第1連結軸部と前記第2連結軸部とを任意の位置に固定可能であっても良い。
また、本発明はトンネルの構築方法として特定することができる。すなわち、本発明に係るトンネルの構築方法は、既設の鋼製支保工の切羽側に新設の鋼製支保工を建て込む支保工建て込み工程と、上述までの何れかのつなぎ材における前記第1ロッド部材の前記第1係止部と前記第2ロッド部材の前記第2係止部の離間寸法を調整しつつ、前記既設の鋼製支保工と前記新設の鋼製支保工にそれぞれ設けられたサヤ管に前記第1係止部と前記第2係止部を挿入することで前記既設の鋼製支保工と前記新設の鋼製支保工を接続する工程と、前記既設の鋼製支保工と前記新設の鋼製支保工との間の区間におけるトンネル坑壁面にコンクリートを吹付ける工程と、を含む。
本発明によれば、簡単に長さ調整を行うことができる鋼製支保工のつなぎ材に関する技術を提供できる。
図1は、実施形態1に係るトンネル支保工の側面図である。 図2は、実施形態1に係るトンネル支保構造を説明する図である。 図3は、実施形態1のエレクタ装置を搭載する作業車の上面図である。 図4は、実施形態1に係るつなぎ材の概略構成図である。 図5は、実施形態1に係るトンネル支保工に設置されるサヤ管とつなぎ材の関係を示す概略拡大正面図である。 図6は、実施形態1に係るトンネル支保工に設置されるサヤ管とつなぎ材の関係を示す概略拡大断面図である。 図7は、実施形態2に係るつなぎ材の概略構成図である。 図8は、実施形態2に係るつなぎ材の連結部周辺の概略断面図である。 図9は、図8に示す伸縮ロック解除状態から、ベース部材の雄ネジ部に対して外筒ロック部材の雌ネジ部を螺合させることでベース部材に外筒ロック部材を締付けた状態を示す図である。 図10は、実施形態3に係るつなぎ材の概略構成図である。 図11は、実施形態3に係るつなぎ材の分解図である。 図12は、実施形態3に係る鋼製筒状体の横断面図及び楔部材を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係るトンネル支保工10の側面図である。トンネル支保工10は、トンネル掘削に伴い露出する地山の崩落防止のために、掘削直後の坑壁に沿って建て込まれるアーチ状の鋼製支保工であり、トンネル軸方向に沿って一定間隔毎に設置される。本実施形態におけるトンネル支保工10は、H形断面を有するH形鋼によって形成されている。より詳しくは、トンネル支保工10は、一対の円弧状の鋼製支保工10L,10Rの天端部(上端部)同士を一体に連結することでアーチ状に形成されている。以下、鋼製支保工10Lを「左側鋼製支保工」と呼び、鋼製支保工10Rを「右側鋼製支保工」と呼ぶ。
左側鋼製支保工10Lは、第1本体部111、第1天端継手板121、第1底板131を有する。第1本体部111は、ウェブ111a、当該ウェブ111aに直交する一対の地山側フランジ111b及び内空側フランジ111cから構成されるH形鋼である。また、第1本体部111における一端には第1天端継手板121が溶接され、他端には第1底板131が溶接されている。第1天端継手板121及び第1底板131は四角形の鋼製平板であり、第1本体部111のH形断面に対して直交方向に延在している。右側鋼製支保工10Rについても同様に、第2本体部112、第2天端継手板122、第2底板132を有する。第2本体部112は、ウェブ112a、当該ウェブ112aに直交する一対の地山側フランジ112b及び内空側フランジ112cから構成されるH形鋼である。また、第2本体部112における一端には第2天端継手板122が溶接され、他端には第2底板132が溶接されている。第2天端継手板122、第2底板132は四角形の鋼製平板であり、第2本体部112のH形断面に対して直交方向に延在している。第1天端継手板121及び第2天端継手板122には、ボルトを挿通するボルト穴が設けられており、当該ボルト穴に挿通させたセンターボルト14にナット15を螺合させることで、第1天端継手板121及び第2天端継手板122が締結される。
図2は、実施形態1に係るトンネル支保工10を適用したトンネル支保構造1を説明する図であり、トンネルTの軸を通る鉛直断面の概略図である。本実施形態では、NATM工法(New Austrian Tunneling Method)によってトンネルTを構築する場合を例に説明す
る。
図2における符号3は、一次吹付けコンクリート層である。また、符号4は金網、符号5は隣接するトンネル支保工10同士を繋ぐつなぎ材である。このつなぎ材5は、タイロ
ッドとも呼ばれ、切羽側に位置する新設のトンネル支保工10が倒れないように仮固定するためのロッド部材であり、新設のトンネル支保工10と既設のトンネル支保工10との間に架け渡されるロッド部材である。また、符号6は、二次吹付けコンクリート層である。なお、図2には、トンネル支保工10の右側鋼製支保工10Rが図示されている。
本実施形態のトンネル構築方法において、切羽8の掘削によってトンネルTの側面に地山7が露出した後、この地山7に対して一次コンクリートの吹付け施工が行われることで、一次吹付けコンクリート層3が形成される。その後、トンネル坑壁面に沿って一次吹付けコンクリート層3の内空側に上述したアーチ状のトンネル支保工10が建て込まれる。つまり、既設のトンネル支保工10の切羽側に新設のトンネル支保工10が建て込まれる。トンネル支保工10は、トンネルTの坑口側に位置する既設のトンネル支保工10に対して、切羽8側に隣接し、トンネルTの軸方向に所定の間隔(例えば、1.0m〜1.5m程度)で配列される。
なお、左側鋼製支保工10L及び右側鋼製支保工10Rの建て込み作業は、例えば、図3に示すようなエレクタ装置100を用いて行うことができる。図3は、エレクタ装置100を搭載する作業車200の上面図である。エレクタ装置100は、同一構成の一対のブーム17L,17Rを備えている。一対のブーム17L,17Rは、これらに付設される駆動機構の作動によって伸縮動作、傾動動作、揺動動作、回動動作が自在である。また、各ブーム17L,17Rの先端には、同一構成の一対のハンド18L,18Rが連結されている。一対のハンド18L,18Rは、これらに付設される駆動機構の作動によって回転動作および揺動動作が自在であり、左側鋼製支保工10L及び右側鋼製支保工10Rをそれぞれ着脱自在に挟圧把持(保持)することができる。エレクタ装置100は、一対のハンド18L,18Rに左側鋼製支保工10L及び右側鋼製支保工10Rを把持し、各ハンド18L,18Rを駆動することで左側鋼製支保工10L及び右側鋼製支保工10Rを所定の建て込み位置に建て込むことができる。左側鋼製支保工10L及び右側鋼製支保工10Rの建て込みは、掘削した上半盤上に平板状の木製皿板を置いて地盤の耐力を補うと共に、据付け高さの調整を行う。そして、上記皿板上に左側鋼製支保工10L(右側鋼製支保工10R)の第1底板131(第2底板132)を載置し、左側鋼製支保工10L(右側鋼製支保工10R)が垂直になるように建て込む。
次に、例えばレーザ測量機(図示せず)から照射される光線がターゲットと一致するように皿板と第1底板131(第2底板132)の間にクサビを挿入、あるいは、皿板の下部を掘り下げる等して高さを調整することで、左側鋼製支保工10L及び右側鋼製支保工10Rが地盤上に据付けられる。そして、新設のトンネル支保工10(左側鋼製支保工10L、右側鋼製支保工10R)と、既設のトンネル支保工10とを、つなぎ材5によって繋ぐことで新設のトンネル支保工10を仮固定する。つなぎ材5は、トンネルTの高さ方向に複数段に渡り配置され、例えば隣接するトンネル支保工10の根脚部、肩部、天端部の各位置に配置される。次に、センターボルト14(図1を参照)によって第1天端継手板121及び第2天端継手板122を締結する。なお、つなぎ材5を設置する前に、センターボルト14によって、第1天端継手板121及び第2天端継手板122を緩く連結しておき、つなぎ材5の設置完了後にセンターボルト14を固く締結しても良い。
次に、新設のトンネル支保工10と、既設のトンネル支保工10との区間における一次吹付けコンクリート層3の表面に沿って金網4を配置した後、二次吹付けコンクリートを吹付け施工することで二次吹付けコンクリート層6を形成する。なお、二次吹付けコンクリートは、トンネル支保工10における一対のフランジのうち、地山7と反対側に位置する内空側フランジ112c(111c)に概ね達する厚さまで吹付けられる。また、金網4は、二次吹付けコンクリートを補強するために配置され、地山条件が良好な場合には省略する場合もある。また、二次吹付けコンクリートに、例えば鋼繊維補強吹付けコンクリ
ート(SFRC)等を用いる場合には、金網4の設置を省略する場合がある。
図4は、実施形態1に係るつなぎ材5の概略構成図である。つなぎ材5は、連結部としてのターンバックル本体50と、第1ロッド部材51と、第2ロッド部材52とを有する。ターンバックル本体50は、第1ロッド部材51と、第2ロッド部材52を連結する。ターンバックル本体50は、中央部に窓孔500を開設すると共に両端部に第1ロッド部材51及び第2ロッド部材52を相対的に軸移動可能に螺合できるネジ孔501,502を有している。ネジ孔501,502の内周部には雌ネジが加工されている。
第1ロッド部材51は鋼製の棒状部材であり、その先端側に設けられた第1係止部511と、基端側に設けられた第1連結軸部512を有している。第1ロッド部材51の第1係止部511は、その一端を略直交に折り曲げることで形成されている。また、第1連結軸部512は、その外周部に、ターンバックル本体50におけるネジ孔501の雌ネジに螺合可能な雄ネジが形成されており、ネジ孔501を通じてターンバックル本体50内に挿入することができる。
第2ロッド部材52は鋼製の棒状部材であり、その先端側に設けられた第2係止部521と、基端側に設けられた第2連結軸部522を有している。第2ロッド部材52の第2係止部521は、その一端を略直交に折り曲げることで形成されている。また、第2連結軸部522は、その外周部に、ターンバックル本体50におけるネジ孔502の雌ネジに螺合可能な雄ネジが形成されており、ネジ孔502を通じてターンバックル本体50内に挿入することができる。
以上のように、本実施形態におけるつなぎ材5においては、ターンバックル本体50のネジ孔501に第1ロッド部材51の第1連結軸部512を螺着し、ターンバックル本体50のネジ孔502に第2ロッド部材52の第2連結軸部522を螺着すると共に、ターンバックル本体50の各ネジ孔501,502に対する第1連結軸部512及び第2連結軸部522の螺合量を調整することができる。
図5は、実施形態1に係るトンネル支保工10(左側鋼製支保工10L、右側鋼製支保工10R)に設置されるサヤ管9とつなぎ材5の関係を示す概略拡大正面図である。図6は、実施形態1に係るトンネル支保工10(左側鋼製支保工10L、右側鋼製支保工10R)に設置されるサヤ管9とつなぎ材5の関係を示す概略拡大断面図である。図5及び図6に示すように、トンネル支保工10(右側鋼製支保工10R、右側鋼製支保工10R)おいて、第1本体部111(第2本体部112)における地山側フランジ111b(112b)の内面には、サヤ管9が溶接等によって固着されている。サヤ管9の軸方向は、第1本体部111(第2本体部112)の延伸方向(軸方向)と平行に設けられている。ここで、第1本体部111(第2本体部112)の地山側フランジ111b(112b)の内面とは、内空側フランジ111c(112c)と対向している方の面である。本実施形態におけるトンネル支保工10(左側鋼製支保工10L、右側鋼製支保工10R)は、第1本体部111(第2本体部112)の軸方向においてつなぎ材5を架け渡すべき予め定められた位置毎に、地山側フランジ111b(112b)の両縁部にそれぞれサヤ管9が設けられている。
本実施形態におけるつなぎ材5は、第1ロッド部材51の第1係止部511と、第2ロッド部材52の第2係止部521の外径が、サヤ管9の内径よりも若干小さく設定されている。そして、トンネルTの軸方向に隣接する一対のトンネル支保工10、例えば切羽8近傍に位置する新設のトンネル支保工10と、これに隣接する既設のトンネル支保工10に設けられた一対のサヤ管9に、第1ロッド部材51の第1係止部511及び第2ロッド部材52の第2係止部521をそれぞれ挿入することで、トンネルTの軸方向に隣接する
一対のトンネル支保工10につなぎ材5を係止することができる。その際、本実施形態におけるつなぎ材5によれば、ターンバックル本体50に対する第1連結軸部512又は第2連結軸部522の挿入量、言い換えるとネジ孔501に対する第1連結軸部512の螺合量又はネジ孔502に対する第2連結軸部522の螺合量を調整することで、つなぎ材5を設置する一対のサヤ管9同士の離間寸法に合わせて第1係止部511及び第2係止部521の離間寸法を自在に調整することができる。
本実施形態におけるトンネルTの構築方法においては、つなぎ材5における第1ロッド部材51の第1係止部511と第2ロッド部材52の第2係止部521の離間寸法を調整しつつ、既設のトンネル支保工10と新設のトンネル支保工10にそれぞれ設けられたサヤ管9に第1係止部511と第2係止部521を係止することで既設のトンネル支保工10と新設のトンネル支保工10を相互に接続する。よって、トンネルTの実施工において、既設のトンネル支保工10と新設したトンネル支保工10との間隔が設計値との間に誤差が生じたとしても、簡単につなぎ材5の長さ調整を行った上で、つなぎ材5を円滑にトンネル支保工10に取り付けることができる。その際、つなぎ材5を切断したり溶接したりすることなくターンバックル本体50に対する第1連結軸部512又は第2連結軸部522の螺合量を調整するだけで簡単につなぎ材5の長さを調整できるので、つなぎ材5の長さを調整するための作業負荷や作業時間が過度に増加することを抑制できる。なお、既設のトンネル支保工10と新設のトンネル支保工10との間の新設区間(図2を参照)につなぎ材5を設置した後は、当該新設区間に適宜金網4を設置した後、トンネル坑壁面に二次吹付けコンクリートを吹付け施工することで二次吹付けコンクリート層6を形成する。
<変形例>
なお、上記実施形態1におけるつなぎ材5では、ターンバックル本体50の両端にネジ孔501,502を形成し、第1ロッド部材51の第1連結軸部512及び第2ロッド部材52の第2連結軸部522の双方をターンバックル本体50に対して螺着しているが、これに代えて、何れか一方のみを螺着しても良い。例えば、つなぎ材5のターンバックル本体50における一方の端部のみにネジ孔501を形成すると共に、第1ロッド部材51の第1連結軸部512をネジ孔501に螺着し、第2ロッド部材52の第2連結軸部522をターンバックル本体50の他端側に溶接等によって一体に固着しても良い。かかる構造においても、ターンバックル本体50のネジ孔501に対する第1連結軸部512の螺合量を変更することで、第1ロッド部材51の第1係止部511及び第2ロッド部材52の第2係止部521の離間寸法を自在に調整することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2に係るつなぎ材5Aを説明する。図7は、実施形態2に係るつなぎ材5Aの概略構成図である。実施形態2に係るつなぎ材5Aは、第1ロッド部材51Aと、第2ロッド部材52Aと、第1ロッド部材51A及び第2ロッド部材52Aを連結する連結部50Aを有する。第1ロッド部材51A及び第2ロッド部材52Aの先端には、サヤ管9に挿入することで係止可能な第1係止部511及び第2係止部521が設けられている。また、第1ロッド部材51A及び第2ロッド部材52Aの基端側には、第1連結軸部512A及び第2連結軸部522Aが設けられている。図8は、実施形態2に係るつなぎ材5Aの連結部50A周辺の概略断面図である。
つなぎ材5Aは、テレスコピック式の伸縮継手を採用しており、第1ロッド部材51A及び第2ロッド部材52Aが軸方向へ伸縮自在となっている。図8に示すように、第1ロッド部材51の基端側に設けられた第1連結軸部512Aは、内部が中空の円筒体として形成されており、第1連結軸部512Aの端部は開口5120が形成された開口端となっている。また、第2ロッド部材52Aの基端側に設けられた第2連結軸部522Aも、第
1連結軸部512Aと同様、内部が中空の円筒体として形成されている。ここで、第1ロッド部材51における第1連結軸部512Aの内径は、第2ロッド部材52における第2連結軸部522Aの外径よりも大きな寸法に設計されており、第1連結軸部512Aの開口5120から第2連結軸部522Aが挿入されている。
上記構造を有するつなぎ材5Aは、第1ロッド部材51の第1連結軸部512Aは、第2ロッド部材52の第2連結軸部522Aを軸方向へ伸縮自在に収容したテレスコピック構造の筒体として形成されている。更に、つなぎ材5Aは、第1連結軸部512A及び第2連結軸部522Aを任意の位置に固定可能な連結部50Aを備えている。ここで、連結部50Aは、第1連結軸部512Aにおける開口端近傍の外周部に固着されたベース部材505と、当該ベース部材505に係合された外筒ロック部材506を有している。連結部50Aのベース部材505は、第1連結軸部512Aの開口端近傍の外周部に固着された固着部5050と、当該固着部5050から延在する係合筒部5051を有している。ベース部材505の係合筒部5051は固着部5050の端部に接続された筒状体であり、第1連結軸部512Aの開口5120から、第1係止部511が設けられている方とは逆方向に軸方向に突出している。ベース部材505における係合筒部5051のうち、固着部5050から遠い領域を先端領域と呼び、当該先端領域と固着部5050との間の領域を基端領域と呼ぶ。ベース部材505の係合筒部5051における基端領域の外周面には、雄ネジ部5051aが形成されている。また、ベース部材505の係合筒部5051における先端領域には、係合筒部5051の自由端面から軸方向に伸びるスリット(図示せず)によって当該係合筒部5051が周方向へ複数の領域に分割されてなる係止片部5051bが形成されている。係止片部5051bの外面は、基端側から先端側に向かって縮径するテーパ面として形成されている。
次に、連結部50Aの外筒ロック部材506について説明する。外筒ロック部材506の前端506a側における内周面には、ベース部材505の係合筒部5051における雄ネジ部5051aと噛合可能な雌ネジ部5060が設けられている。また、外筒ロック部材506における雌ネジ部5060の後方には、内周面が前端506a側から後端506b側に向かって縮径するテーパ面5061が形成されている。
図8は、連結部50Aにおけるベース部材505に設けられた雄ネジ部5051aと、外筒ロック部材506における雌ネジ部5060の締付けを緩めた状態を示している。この状態において、第1ロッド部材51Aにおける第1連結軸部512Aに挿入された第2ロッド部材52Aにおける第2連結軸部522Aの固定(ロック)が解除されており、第1連結軸部512Aに対して第2連結軸部522Aが軸方向に沿って伸縮自在となっている。以下、この状態を「伸縮ロック解除状態」と呼ぶ。
図9は、図8に示す伸縮ロック解除状態から、ベース部材505の雄ネジ部5051aに対して外筒ロック部材506の雌ネジ部5060を螺合させることでベース部材505に外筒ロック部材506を締付けた状態を示す図である。図9に示すように、ベース部材505に対して外筒ロック部材506を螺着してゆくと、外筒ロック部材506の前端506aがベース部材505の固着部5050に接近してゆく(図8中、X方向に移動する)。その結果、ベース部材505の係止片部5051bの外面に外筒ロック部材506におけるテーパ面5061が当接し、テーパ面5061が係止片部5051bを径方向外側から内側に向かって押圧する。これにより、ベース部材505の係止片部5051bが、第2ロッド部材52Aの第2連結軸部522Aを面接触した状態で挟み込む。その結果、ベース部材505の係止片部5051bが第2ロッド部材52Aの第2連結軸部522Aを係止し、第1連結軸部512Aに対する第2連結軸部522Aの伸縮が制限される。すなわち、第1ロッド部材51Aの第1連結軸部512Aに対して第2ロッド部材52Aの第2連結軸部522Aの伸縮が規制された状態(以下、「伸縮ロック状態」と呼ぶ)とな
る。
つなぎ材5Aは、図9に示す伸縮ロック状態からベース部材505における雄ネジ部5051aに対する外筒ロック部材506の雌ネジ部5060の螺合を緩めることで、外筒ロック部材506のテーパ面5061による係止片部5051bの押圧状態が解除される。その結果、係止片部5051bが第2連結軸部522Aを係止する状態が解除されることで、図8に示す伸縮ロック解除状態に切り替えることができる。この伸縮ロック解除状態において、第1ロッド部材51Aの第1連結軸部512Aに対する第2ロッド部材52Aの第2連結軸部522Aの伸縮度合いをトンネルTの軸方向に隣接する一対のトンネル支保工10におけるサヤ管9同士の離間寸法に合わせて調整することで、第1係止部511及び第2係止部521の離間寸法を所望の寸法に調整することができる。これにより、トンネルTの実施工において、既設のトンネル支保工10と新設したトンネル支保工10との間隔が設計値との間に誤差が生じたとしても、簡単につなぎ材5Aの長さ調整を行った上で、つなぎ材5Aを円滑にトンネル支保工10に取り付けることができる。
<実施形態3>
次に、実施形態3に係るつなぎ材5Bを説明する。図10は、実施形態3に係るつなぎ材5Bの概略構成図である。図11は、実施形態3に係るつなぎ材5Bの分解図である。
実施形態3に係るつなぎ材5Bは、第1ロッド部材51Bと、第2ロッド部材52Bと、第1ロッド部材51B及び第2ロッド部材52Bを連結する一対の連結部50B,50Bを有する。但し、本実施形態のつなぎ材5Bにおいて、連結部50Bの数は特に限定されない。本実施形態における第1ロッド部材51B及び第2ロッド部材52Bは異形棒鋼である。上述までの実施形態と同様、第1ロッド部材51B及び第2ロッド部材52Bの先端側には、トンネル支保工10に設けられたサヤ管9に挿入及び係止するための第1係止部511及び第2係止部521がそれぞれ形成されている。また、また、第1ロッド部材51B及び第2ロッド部材52Bの基端側には、第1連結軸部512B及び第2連結軸部522Bがそれぞれ設けられている。
連結部50Bは、第1ロッド部材51Bの第1連結軸部512Bと第2ロッド部材52Bの第2連結軸部522Bとを並列状態で挿通可能な鋼製筒状体507と、楔部材508を有している(図12を参照)。図12は、実施形態3に係る鋼製筒状体507の横断面図及び楔部材508を示す図である。図12に示すように、鋼製筒状体507は、第1連結軸部512B及び第2連結軸部522Bを並列状態で挿通可能な横断面を有する筒部材であり、一対の対向する第1周壁5071及び第2周壁5072を有している。第1周壁5071及び第2周壁5072間の内法寸法は、第1連結軸部512B及び第2連結軸部522Bの直径と等しいか、当該直径よりも若干大きな寸法に設定されている。また、第1周壁5071及び第2周壁5072の略中央部には、周壁を貫通する貫通孔としての楔挿通孔5071a,5072aがそれぞれ設けられている。鋼製筒状体507における第1周壁5071の楔挿通孔5071aと第2周壁5072の楔挿通孔5072aは、ちょうど対向する位置に配置されている。また、鋼製筒状体507における楔挿通孔5071a,5072aは、同一の直径を有しており、楔部材508を挿通させることができる。
次に、実施形態3に係るつなぎ材5Bを用いて、トンネルTの軸方向に隣接する一対のトンネル支保工10同士を接続する方法について説明する。例えば、切羽8近傍に位置する新設のトンネル支保工10と、これに隣接する既設のトンネル支保工10に設けられた一対のサヤ管9に、つなぎ材5Bに係る第1ロッド部材51Bの第1係止部511及び第2ロッド部材52Bの第2係止部521をそれぞれ挿入する。
その後、第1ロッド部材51Bの第1連結軸部512B及び第2ロッド部材52Bの第
2連結軸部522Bの何れか一方に、一対の鋼製筒状体507を予め挿通させた状態で、第1連結軸部512B及び第2連結軸部522Bの先端を並列にラップさせた状態で当該ラップ区間に鋼製筒状体507をスライドさせる。そして、図10及び図12に示すように、鋼製筒状体507に対して第1連結軸部512B及び第2連結軸部522Bを並列状態で挿通させた状態から、鋼製筒状体507の楔挿通孔5071a,5072aに楔部材508を挿通させると共に、楔部材508を第1連結軸部512B及び第2連結軸部522Bの間に圧入する。その結果、第1連結軸部512B及び第2連結軸部522Bは、鋼製筒状体507及び鋼製筒状体507の内部で塑性変形した楔部材508によって強固に接合される。
本実施形態におけるつなぎ材5Bによれば、つなぎ材5Bを設置する一対のトンネル支保工10におけるサヤ管9同士の離間寸法に合わせて、第1ロッド部材51Bの第1連結軸部512B及び第2ロッド部材52Bの第2連結軸部522Bを任意の位置で固定することができる。そのため、トンネルTの実施工において、既設のトンネル支保工10と新設したトンネル支保工10との間隔が設計値との間に誤差が生じたとしても、簡単につなぎ材5Bの長さ調整を行った上で、つなぎ材5Bを円滑にトンネル支保工10に取り付けることができる。
以上、本発明の実施形態及び変形例を説明したが、本発明に係る鋼製支保工のつなぎ材、及びトンネルの構築方法これらに限られず、可能な限りこれらを組み合わせることができる。
1・・・トンネル支保構造
3・・・一次吹付けコンクリート層
4・・・金網
5・・・つなぎ材
6・・・二次吹付けコンクリート層
7・・・地山
8・・・切羽
10・・・トンネル支保工
10L・・・左側鋼製支保工
10R・・・右側鋼製支保工
50・・・ターンバックル本体
51・・・第1ロッド部材
52・・・第2ロッド部材
511・・・第1係止部
512・・・第1連結軸部
521・・・第2係止部
522・・・第2連結軸部

Claims (5)

  1. トンネルの坑壁面に沿って設置される鋼製支保工同士を接続するためのつなぎ材であって、
    前記トンネルの軸方向に隣接する一対の前記鋼製支保工の一方に設けられたサヤ管に係止される第1係止部を先端側に有する第1ロッド部材と、
    前記トンネルの軸方向に隣接する一対の前記鋼製支保工の他方に設けられたサヤ管に係止される第2係止部を先端側に有する第2ロッド部材と、
    前記第1ロッド部材及び前記第2ロッド部材を連結し、前記第1係止部及び前記第2係止部の離間寸法を変更可能な連結部と、
    を備える、
    鋼製支保工のつなぎ材。
  2. 前記連結部は、両端部に前記第1ロッド部材及び前記第2ロッド部材の基端側が連結されるターンバックル本体を含み、
    前記第1ロッド部材及び前記第2ロッド部材の少なくとも一方の基端側には、前記ターンバックル本体に形成されたネジ孔に螺着された連結軸部が形成されており、
    前記ネジ孔に対する前記連結軸部の螺合量を変更することで、前記第1係止部及び前記第2係止部の離間寸法を調整可能である、
    請求項1に記載の鋼製支保工のつなぎ材。
  3. 前記第1ロッド部材の基端側に形成される第1連結軸部は、前記第2ロッド部材の基端側に形成される第2連結軸部を軸方向へ伸縮自在に収容するテレスコピック構造の筒体として形成されており、
    前記連結部は、前記第1連結軸部と前記第2連結軸部とを任意の位置に固定可能である、
    請求項1に記載の鋼製支保工のつなぎ材。
  4. 前記第1ロッド部材は、前記連結部と連結される基端側に第1連結軸部を有し、
    前記第2ロッド部材は、前記連結部と連結される基端側に第2連結軸部を有し、
    前記連結部は、前記第1連結軸部と前記第2連結軸部を並列状態で挿通可能な鋼製筒状体と、前記鋼製筒状体のうち、当該鋼製筒状体に挿通される前記第1連結軸部と前記第2連結軸部の間に対応する位置の周壁を貫通する貫通孔と、前記貫通孔に挿通されて前記第1連結軸部と前記第2連結軸部の間に圧入される楔部材と、を含み、
    前記楔部材が前記第1連結軸部と前記第2連結軸部の間に圧入された際に塑性変形することで、前記第1連結軸部と前記第2連結軸部とを任意の位置に固定可能である、
    請求項1に記載の鋼製支保工のつなぎ材。
  5. 既設の鋼製支保工の切羽側に新設の鋼製支保工を建て込む支保工建て込み工程と、
    請求項1から4の何れか一項に記載のつなぎ材における前記第1ロッド部材の前記第1係止部と前記第2ロッド部材の前記第2係止部の離間寸法を調整しつつ、前記既設の鋼製支保工と前記新設の鋼製支保工にそれぞれ設けられたサヤ管に前記第1係止部と前記第2係止部を挿入することで前記既設の鋼製支保工と前記新設の鋼製支保工を接続する工程と、
    前記既設の鋼製支保工と前記新設の鋼製支保工との間の区間におけるトンネル坑壁面にコンクリートを吹付ける工程と、
    を含む、
    トンネルの構築方法。
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