JPH1162216A - 足場用伸縮手すり器 - Google Patents

足場用伸縮手すり器

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JPH1162216A
JPH1162216A JP23183097A JP23183097A JPH1162216A JP H1162216 A JPH1162216 A JP H1162216A JP 23183097 A JP23183097 A JP 23183097A JP 23183097 A JP23183097 A JP 23183097A JP H1162216 A JPH1162216 A JP H1162216A
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JP
Japan
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cylinder
handrail
outer cylinder
scaffold
inner cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP23183097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Aoyama
馥 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinwa Co Ltd filed Critical Shinwa Co Ltd
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Publication of JPH1162216A publication Critical patent/JPH1162216A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手すりの長さを可変とすることにより、各縦
枠支柱間の距離が異なっても、それに対応できるような
足場用伸縮手すり器を提供すること。 【解決手段】 外筒12内にスライド移動可能に内筒1
5を収納し、同外筒12と内筒15の互いに外方向を向
く先端側には足場側の連結枠21に挿入される挿入片1
3を形成する。そして、蝶ネジ19によって外筒12と
内筒15との間のスライド移動を規制し、所定の長さと
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は,建築現場等の足場において作業
員が使用する足場用伸縮手すり器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 建築現場等ではパイプ材等を枠状に組
み上げて作業用足場を構築し、これに足場板を装着して
足場における作業用の通路としている。従来よりこのよ
うな足場では、足場板上で作業する際の作業用の手すり
として、図5に示すように、縦枠支柱51間に棒状の連
結パイプ52を配置するようにしている。また図6及び
図7に示すように、連結パイプ52の両端には挿入片5
3が固着されており、同挿入片53を縦枠支柱51側の
連結枠54に挿入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 建築現場での縦枠支
柱51の構築にあたっては、現場の諸条件によって、全
ての縦枠支柱51間の距離が必ずしも同等とはならな
い。よって既成の固定長連結パイプ52が使用できない
縦枠支柱51間にあっては、その都度、その支柱間51
の距離と等長の連結パイプ52を新たに用意する必要が
あった。本発明は、このような従来の技術が含有する課
題を解決するためになされたものであり、その目的は、
手すりの長さを可変とすることにより、各縦枠支柱間の
距離が異なっても、それに対応できるような足場用伸縮
手すり器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに、請求項1の発明では外筒内にスライド移動可能に
内筒を収納し、同外筒と内筒の互いに外方向を向く先端
側には足場側の被係合部に係合される係合部を形成する
とともに、同外筒と内筒の間にはスライド移動を規制す
るスライド移動規制手段を配設したことを要旨とする。
このように構成すると、足場の被係合部間の間隔にあわ
せて外筒と内筒を互いにスライド移動させて長さを調節
する。そして、調節した位置でスライド移動規制手段に
より外筒と内筒のスライド移動を規制し、足場側の被係
合部間に係合部を係合させて手すりを装着する。
【0005】また、請求項2の発明では、一端に足場側
の被係合部に係合される係合部を形成した2本の筒体
と、同両筒体と互いにスライド移動可能な両筒体間に配
置される中間筒と、少なくとも一方の筒体と中間筒との
間のスライド移動を規制するスライド移動規制手段とよ
りなることを要旨とする。このように構成すると、中間
に中間筒を介して連結した2本の筒体を足場の被係合部
間の間隔にあわせて中間筒に対してにスライド移動させ
て長さを調節する。そして、調節した位置でスライド移
動規制手段により筒体のスライド移動を規制し、足場側
の被係合部間に係合部を係合させて手すりを装着する。
【0006】
【発明の効果】 本発明により、縦枠支柱間の距離が足
場によって異なっても、その間隔に応じて長さを変更で
きるため従来のように複数種類の足場用手すりを用意す
る必要がなくなり、結果として製造コストが軽減され
る。また、スライド移動規制手段により手すりの長さを
変更するとその長さのまま維持できる。
【0007】
【発明の実施の形態】 以下,本発明の足場用伸縮手す
り器11の具体的実施の形態を図1〜図3に基づいて説
明する。尚、以下の説明において上下という場合は図1
における上下方向を言う。
【0008】足場用伸縮手すり器11を構成する断面円
形で中空の外筒12には外方を向いた先端に挿入片13
が固着されている。挿入片13は同外筒12に直交する
方向に延出されており、基端側から先端側にかけて先細
となるようにテーパが形成されている。外筒12内部に
は同外筒12の内径よりもわずかに小さい外径を有する
断面円形で中空の内筒15が外筒12にスライド移動可
能に配設されている。同内筒15の外方を向いた先端に
は補強部16を介して挿入片13が固着されている。挿
入片13は同外筒12に直交する方向に延出されてお
り、基端側から先端側にかけて先細となるようにテーパ
が形成されている。
【0009】前記外筒12の基端(挿入片13固着され
ている側とは反対側)寄りには同外筒12の内部と外部
を連通するボルト孔18が穿設されている。同ボルト孔
18にはスライド移動規制手段たる蝶ネジ19が螺合さ
れている。蝶ネジ19及びボルト孔18は外筒12の外
周において下側に(つまり、挿入片13の延出方向)配
設されている。蝶ネジ19は締め付け方向に回すことに
より徐々に外筒12中心方向に進出していく。したがっ
て、外筒12内に内筒15が挿入された状態で蝶ネジ1
9を締め付け方向に回していくことにより、蝶ネジ19
先端が内筒15側面に当接し、内筒15を外筒12に押
し付けるため内筒15を外筒12に対して固定する。
【0010】つぎに,このような足場用伸縮手すり器1
1を足場の縦材パイプ20の連結具21に取りつける際
の作用の一例について説明する。まず足場用伸縮手すり
器11の蝶ネジ19を緩め、外筒12と内筒15とをス
ライド移動可能状態とする。そして、左右縦材パイプ2
0の連結具21間の間隔にあわせて足場用伸縮手すり器
11を伸縮させ、各連結具21内に挿入片13を挿入す
る。
【0011】ここに、図2及び図3に示すように、縦材
パイプ20の外周面には4つの連結枠21が90度ずつ
変位した位置に突設されている。各連結枠21は側板2
1aと両側板21a間に懸架された前板21bとより構
成されている。図2に示すように、連結具21の幅(前
板21bから縦材パイプ20の外周面までの距離)mは
挿入する挿入片13の厚みnよりも幅広に形成されてい
るため、この状態では挿入片13は連結具21内部で遊
嵌されることとなる。したがって、、足場用伸縮手すり
器11は多少左右方向へのがたつきが生じる。本実施の
形態では図2及び図3に示すように、挿入片13を連結
枠21の前板21b側に押し付けるようにしながら蝶ネ
ジ19を締め付けるようにする。すると、内筒15と外
筒12とのスライド移動が規制されるとともに、足場用
伸縮手すり器11がこの左右の連結枠21(前板21
b)に固定されることとなり、足場用伸縮手すり器11
がしっかりと装着されることとなる。次いで、足場用伸
縮手すり器11を取り外す場合には蝶ネジ19を緩め、
連結枠21内で挿入片13を遊嵌状態とし、再び蝶ネジ
19を締め付け足場用伸縮手すり器11を連結枠21か
ら取り外す。
【0012】このように構成することにより本実施の形
態は次のような効果を奏する。 ・従来の伸縮しない手すりに比べて、左右方向の間隔が
異なる足場に装着する場合でも本実施の形態の足場用伸
縮手すり器11が汎用的に使用できるため多数種類の手
すりを用意する必要がない。また、従来手すりが伸縮し
ない場合には足場の支柱間隔の設定においてが手すりの
長さに制限されることとなっていたが、このような手す
り器11によればより自由な足場の設計が可能となる。 ・従来、挿入片を連結枠に挿入した場合には両者間には
ある程度の隙間が形成されていた。そのため、従来では
手すりは装着した状態で少々のがたつきがあった。しか
し、本実施の形態の足場用伸縮手すり器11では挿入片
13が連結枠21の前板21b側に押し付けられるため
同手すり器11ががたつくことはない。 ・外筒12に対して内筒15を所望の位置で蝶ネジ19
によって固定することができるため足場用伸縮手すり器
11を所望の長さとすることが極めて容易にでき、安価
な蝶ネジ19で固定を行うため製造コストもかからな
い。また、蝶ネジ19は外筒12の下側に配設されてい
るため、多少の雨ではこの蝶ネジ19部から足場用伸縮
手すり器11内部に雨水が浸入することはない。
【0013】なお、この発明は,次のように変更して具
体化することも可能である。 ・例えば、図4のように中間に中間筒たる連結筒30を
介在させ、この連結筒30を外筒として同連結筒30の
両側に内筒31をスライド移動可能に配設するようにし
てもよい。内筒31の外方を向く先端には挿入片32が
固着されている。連結筒30の両端寄りには同連結筒3
0の内部と外部を連通するボルト孔33が穿設され同ボ
ルト孔33にはスライド移動規制手段たる一対の蝶ネジ
34が螺合されている。このように構成しても上記実施
の形態と同様の効果が奏される。なお、連結筒30と内
筒31との内筒外筒関係は変更可能である。また、蝶ネ
ジ34はいずれか1つでもよい。
【0014】・上記実施の形態では連結具21は足場の
縦材パイプ20側に取着されており、挿入片13は足場
用伸縮手すり器11側に取着されていた。しかし、逆に
挿入片13を足場の縦材パイプ20側に、連結具21を
足場用伸縮手すり器11側に取着するようにしてもよ
い。 ・上記実施の形態では挿入片13が連結枠21の前板2
1b側に押し付けられたが、これを縦材パイプ20の外
周面に押し付けるようにしてもよい。このようにしても
手すり器11のがたつきは防止できる。 ・上記実施の形態では蝶ネジ19は外筒12の下側に配
設されていた。しかし、必ずしも下側には限られない。
その他,材質は不問である。部材の接合は溶接以外の手
段でもよい等本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施する
ことは自由である。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の足場用伸縮手すり器の
正面図。
【図2】 同じ実施の形態の足場用伸縮手すり器を足場
に装着した状態の正面図。
【図3】 同じ実施の形態の足場用伸縮手すり器を足場
に装着した状態の平断面図。
【図4】 他の実施の形態の足場用伸縮手すり器を足場
に装着した状態の正面図。
【図5】 従来の足場用手すり器の正面図。
【図6】 従来の足場用手すり器を足場に装着した状態
の正面図。
【図7】 従来の足場用手すり器を足場に装着した状態
の平断面図。
【符号の説明】
11…足場用伸縮手すり器、12…外筒、13…係合部
たる挿入片、15…内筒、19…スライド移動規制手段
たる蝶ネジ、30…中間筒たる連結筒、31…筒体たる
内筒、19…スライド移動規制手段たる蝶ネジ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒内にスライド移動可能に内筒を収納
    し、同外筒と内筒の互いに外方向を向く先端側には足場
    側の被係合部に係合される係合部を形成するとともに、
    同外筒と内筒の間にはスライド移動を規制するスライド
    移動規制手段を配設したことを特徴とする足場用伸縮手
    すり器。
  2. 【請求項2】 一端に足場側の被係合部に係合される係
    合部を形成した二本の筒体と、同両筒体と互いにスライ
    ド移動可能な両筒体間に配置される中間筒と、少なくと
    も一方の筒体と中間筒との間のスライド移動を規制する
    スライド移動規制手段とよりなる足場用伸縮手すり器。
JP23183097A 1997-08-12 1997-08-12 足場用伸縮手すり器 Pending JPH1162216A (ja)

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