JP2015218816A - タイロッド連結具 - Google Patents

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靖 向高
Yasushi Kodaka
靖 向高
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Abstract

【課題】 簡便に固定することができ、圧縮方向の力が加わった場合において座屈を防止することができる、タイロッド連結具を提供する。【解決手段】 タイロッド連結具1は、タイロッド70a,70bの一端71a,71b側を挿入する挿入孔4が設けられたケーシング2と、前記挿入孔内に設けられ、前記挿入されたタイロッドを固定する固定ユニット3とを有する。ケーシング3は、前記挿入孔4内に、前記タイロッド70a,70bの挿入方向に向かうにつれて深くなるように傾斜して設けられた底面6を有する収納部5を有し、固定ユニット3は、前記タイロッド70a,70bの外表面を係止する係止面10と前記収納部の底面6に接触する摺動面11とを有し、前記収納部の底面6に沿って摺動するクサビ部材8と、前記クサビ部材8の摺動方向で係止面を前記タイロッドの表面に押圧するように付勢する付勢部材9とを備える。【選択図】 図2

Description

タイロッド同士を連結するために使用するタイロッド用ターンバックル等のタイロッド連結具に関し、特に小型のタイロッドを座屈させることなく簡便に固定することができるタイロッド連結具に関する。
従来より、建築物などにおいて二つの部材の間に取り付けられて引っ張り材として機能させるテンション材料としてタイロッドが広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。タイロッドは、通常、両端にネジが形成されており、一端側をクレビスにねじ込むことで連結させ、張力を加える部材にそれぞれ設けられた取り付けプレートに当該クレビスを介して取り付ける。また、2つのタイロッドの他端側はターンバックルを用いることで連結する。
このタイロッドのターンバックルは、一端側と他端側とで互いに逆方向にネジ切られた雌ネジを有し、これら逆方向の雌ネジに、2つのタイロッド端部に設けた雄ネジを螺合する構成である。このターンバックル本体を回転することで、ターンバックルの両端に螺合する2つのタイロッドの端部を軸方向に接離させ、タイロッドの軸間距離を調整すると共に、タイロッドの張力を調整している。このような構成を採用することにより、タイロッドは、容易に長さを調整することができ、強力に連結されて部材間に張力を与えることができるという特徴を有している。
特開2004−300386号公報
しかし、テンション材料としてのタイロッドには、引っ張り力が常に加えられているが、地震などで建物に外力が加わりタイロッドが接続されている部材間の距離が近づく場合もある。上記のターンバックルは大きな張力を確実に部材間に付与させるためにしっかりと固定されている一方で、座屈などの圧縮力を吸収することができず、タイロッドが座屈により曲がるという問題もあった。
また、タイロッドは、その用途に応じて多種多様のものが存在する。また、そのサイズや部材間に加えられる張力も様々である。一般的に小型のタイロッドは、求められる張力も弱いため、大きな張力を確保するよりも簡易に取り付けができるように構成されていることが好ましい場合もある。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、簡便に固定することができ、圧縮方向の力が加わった場合においてタイロッドの座屈を防止することができる、タイロッド連結具を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のタイロッド連結具を提供する。
本発明の第1態様によれば、2つのタイロッドを連結するためのタイロッド連結具であって、
前記タイロッドの一端側を挿入する挿入孔が設けられたケーシングと、前記挿入孔内に設けられ、前記挿入されたタイロッドを固定する固定ユニットとを有し、
前記ケーシングは、前記挿入孔内に、前記タイロッドの挿入方向に向かうにつれて深くなるように傾斜して設けられた底面を有する収納部を有し、
前記固定ユニットは、前記タイロッドの外表面を係止する係止面と前記収納部の底面に接触する摺動面とを有し、前記収納部の底面に沿って摺動するクサビ部材と、前記クサビ部材の摺動方向で係止面を前記タイロッドの表面に押圧するように付勢する付勢部材とを備えることを特徴とする、タイロッド連結具を提供する。
本発明の第2態様によれば、付勢部材は、前記収納部の奥側面と前記クサビ部材とを連結するように設けられたコイルバネで構成されていることを特徴とする、第1態様のタイロッド連結具を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記ケーシングの挿入孔は、挿入方向に前記ケーシングを貫通して設けられ、前記2本のタイロッドを重ねて挿入可能に構成されていることを特徴とする、第1又は第2態様のタイロッド連結具を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記固定ユニットは、前記挿入孔の周囲に設けられた複数のクサビ部材を有することを特徴とする、第1から第3態様のいずれか1つのタイロッド連結具を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記固定ユニットのクサビ部材は、前記タイロッドに設けられた雄ネジと螺合する雌ネジを前記係合面に有することを特徴とする、第1から第4態様のいずれか1つのタイロッド連結具を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記ケーシングは、前記挿入孔に進退可能に挿入して前記クサビ部材を押圧することによって、前記タイロッドの挿入方向に移動させる、連結解除部材を備えることを特徴とする、第1から第5態様のいずれか1つのタイロッド連結具を提供する。
本発明によれば、固定ユニットに含まれるクサビ部材が、タイロッドの挿入方向に沿って傾斜した方向に退避可能に構成されていることにより、タイロッドの挿入時には、クサビ部材が退避してタイロッドの挿入を受け入れるとともに、係止面によるタイロッドの押しつけ力によって接触圧力によってタイロッドを固定する。また、タイロッド間に引っ張り力が働いた場合は、タイロッドとクサビ部材との接触面圧が高くなり、抵抗となってタイロッドの脱落を防止する。一方、タイロッド間に圧縮力が働いた場合は、タイロッドとクサビ部材との接触面圧が低くなり、タイロッドの挿入幅が大きくなることによってタイロッドの座屈を防止することができる。
本発明のタイロッド連結具の第1実施形態にかかるタイロッド用ターンバックルにより連結されたタイロッドの全体構成を示す図である。 図1のタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。 図1のタイロッド用ターンバックルのIII-III線における断面図である。 本発明のタイロッド連結具の第2実施形態にかかるタイロッド用ターンバックルにより連結されたタイロッドの全体構成を示す図である。 図4のタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。 図4のタイロッド用ターンバックルのIV-IV線における断面図である。 図4の変形例にかかるタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。 本発明のタイロッド連結具の第3実施形態にかかるタイロッド用ターンバックルにより連結されたタイロッドの全体構成を示す図である。 図8のタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。 図8のタイロッド用ターンバックルのX-X線における断面図である。 本発明のタイロッド連結具の第4実施形態にかかるタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。 図11のタイロッド用ターンバックルの組立て分解図である。 図11のタイロッド用ターンバックルとくさび形分割ナットとの螺合構造を示す図である。
以下、本発明のタイロッド連結具の各実施形態に係るタイロッド用ターンバックルについて、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明のタイロッド連結具の第1実施形態にかかるタイロッド用ターンバックルにより連結されたタイロッドの全体構成を示す図である。図2は、図1のタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。図3は、図1のタイロッド用ターンバックルのIII-III線における断面図である。
タイロッド70a,70bは、先端71a,71b側がタイロッド用ターンバックル1によって連結されるとともに、他端72a,72b側が部材としての一方の壁材や梁材と、他方の壁材や梁材との間に取り付けられて、張力材として機能する炭素鋼棒である。図1に示すタイロッド70a,70bは、他端側にリングジョイント73a,73bを有しており、壁材や梁材などの取付部材に設けられたガセットプレートに対して直接連結されるものであるが、例えば、図示しないクレビス(フォークエンド)等を介して固定されるものであってもよい。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1は、図1に示すように、それぞれタイロッド70a,70bの先端71a,71b側が挿入されることによって、2つのタイロッド70a,70bの先端部分が束ねた状態に固定する。一方で、タイロッド70a,70b間に圧縮力が加わった場合、タイロッドの挿入深さが大きくなることで軸間距離が短くなり、タイロッドの座屈を防止することができる。本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1は、比較的小型のタイロッドの連結に用いられ、外径寸法がφ25までのタイロッドに好適である。
タイロッド用ターンバックル1は、図2、図3に示すように、箱形のケーシング2にタイロッド70a,70bの先端側を挿入することで、内部に設けられている固定ユニット3によってタイロッド70a,70bを固定する構成である。
ケーシングには、タイロッド70a,70bを挿入するための挿入孔4が貫通して設けられている。挿入孔4は、挿入されるタイロッド70a,70bの外径寸法と略同じ幅寸法を有しており、高さ寸法はタイロッド70a,70bの外径寸法の2倍強に構成されている。
図2に示すように、挿入孔4の内部には、固定ユニット3を収納する収納部5が設けられている。収納部5は、タイロッド70aの挿入方向に向かうにつれて深くなるように傾斜して設けられた底面6と底面6に対し略垂直に設けられた奥側面7とを備える
底面6は、後述する固定ユニット3のクサビ部材8が摺動する面であり、クサビ部材8の移動を許容できるだけの長さに設けられている。また、奥側面7には固定ユニット3のコイルバネ9を配置する。
固定ユニット3は、クサビ部材8とコイルバネ9で構成されている。クサビ部材8は、挿入孔4に挿入されたタイロッド70aに押圧接触してタイロッド70a,70bを固定すると供に、挿入時などには収納部5の奥側に退避することにより、タイロッド70a,70bの移動を許容する。
クサビ部材8は、概ねクサビ形に構成された部材であり、タイロッドの外表面に接触する係止面10と収納部5の底面6に接触する摺動面11とを備える。また、クサビ部材8の前面12は、係止面10に対して略直角に構成されており、後述する係止解除時に連結解除部材75による解除が容易となっている。
係止面10は、図3に示すように、タイロッド70aの外周面に沿って曲面に構成されている。また、係止面10の表面は、タイロッド70aとの摩擦を大きくするために、項摩擦材料で構成されていてもよいし、凹凸などを設けてもよい。
摺動面11は、収納部5の底面6に沿ってクサビ部材8を移動させるためのガイドとしての機能を有するものであり、例えば、摺動面11と底面6にそれぞれ案内用のリブなどを設けることも可能である。
コイルバネ9はクサビ部材8の係止面10をタイロッド70aの表面に押圧するようにクサビ部材8を摺動方向に付勢する。コイルバネ9のバネ定数は、タイロッド70a,70bの施工に対して求められる張力に応じて決定すればよく、強力なバネを用いることで、タイロッド70a,70bが耐用できる張力を大きくすることができる一方、施工時の組立ての手間が煩雑になる。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1は、挿入孔4に挿入された2本のタイロッド70a,70bを固定ユニット3で2本束ねた状態に挿入孔4の対向面4a側に押圧することによって2本のタイロッド70a,70bを固定する。また、固定ユニット3のクサビ部材8が奥側に退避することによって、クサビ部材8の接触面圧が小さくなり、タイロッド70a,70bの固定を解除することができる。
クサビ部材8を奥側に退避させるには、例えば、図2に示すように連結解除部材75の先端部分76を挿入孔4に挿入してクサビ部材8を奥側に押圧する。連結解除部材75は、挿入孔4に挿入可能な細長い部材であり、クサビ部材8によって、挿入孔の対向面4a側にタイロッド70a,70bが押圧されることによって形成された隙間4bに挿入される。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1は、次のようにして施工する。タイロッド用ターンバックル1は、本実施形態においては、一組のタイロッド70a,70bに対して2つ使用され、各タイロッド70a,70bの先端71a,71bをそれぞれのターンバックル1の挿入孔4に差込口4i側から挿入し、出口4o側に露出させる。タイロッド70a,70bの挿入方向は、クサビ部材8の退避方向に沿った方向とし、タイロッドは、係止面10に接触するように挿入する。
なお、本施工手順の説明においては、図1の2つのターンバックルを区別するため、便宜上図示右側のものをターンバックル1a、左側のものをターンバックル1bと表記する。このときの挿入位置は、タイロッド70a,70bの長さ寸法や軸間距離に応じて任意に設定することができる。
次に、他方のタイロッド70a,70bを他のタイロッドに挿入されているターンバックル1a,1bの挿入孔4に出口4o側から挿入する。このとき、挿入するタイロッドは、挿入孔4の対向面4a側に配置されるようにすることが好ましい。2つのターンバックル1a,1b間の距離D1は、タイロッド70a,70bの長さ寸法や軸間距離に応じて任意に設定することができる。
この段階で、2本のタイロッド70a,70bは2つのターンバックル1a,1bによって連結されるが、軸間距離を短くする方向にタイロッドを移動させるときは、クサビ部材8が後方へ退避するため、比較的容易に調整を行うことができる。一方、タイロッド70a,70bの軸間距離が大きくなる方向にタイロッドに外力が加わった場合は、クサビ部材8の係止面10の接触面圧が大きくなるため、タイロッドの移動が規制される。
次にタイロッド70a,70bの軸間距離を、取りつけ箇所の距離に対応するように調整したあと、タイロッド70a,70bをガセットプレートに固定する。その後、油圧ジャッキなどの張力付与装置をタイロッド70a,70bに固定し、タイロッドに所定の張力を与えるように、タイロッド70a,70bの軸間距離が短くなる方向に付勢する。上記のように、タイロッド70a,70bの軸間距離を短くする方向に移動させるときは、クサビ部材8が後方へ退避するため、比較的容易に調整が可能である一方、一度付与された張力が緩む方向へのタイロッドの移動は規制される。
また、タイロッド70a,70bの施工後、2つのタイロッドが圧縮される方向に力が加わった場合、タイロッドの軸間距離が小さくなるように移動することでタイロッドの座屈が防止できる。
(第2実施形態)
図4は、本発明のタイロッド連結具の第2実施形態にかかるタイロッド用ターンバックルにより連結されたタイロッドの全体構成を示す図である。図5は、図4のタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。図6は、図4のタイロッド用ターンバックルのVII-VI線における断面図である。以下、第2実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル21について、第1実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1と共通する部分については説明を省略し、主として相違点を説明する。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル21は、図4,図5に示すように、それぞれタイロッド70a,70bの先端71a,71b側が挿入されることによって、2つのタイロッド70a,70bを同軸に固定する。タイロッド70a,70b間に圧縮力が加わった場合、タイロッドの挿入深さが大きくなることで軸間距離が短くなり、タイロッドの座屈を防止することができる。
タイロッド用ターンバックル21は、図4、図5に示すように、タイロッドの挿入方向に長い箱形のケーシング22にタイロッド70a,70bの先端側を挿入することで、内部に設けられている2つの固定ユニット23a,23bによってそれぞれタイロッド70a,70bを固定する構成である。
ケーシング22には、タイロッド70a,70bを挿入するための挿入孔24がケーシング22の長手方向に貫通して設けられている。貫通孔24は、挿入されるタイロッド70a,70bの外径寸法に較べて若干大径に構成されている。本実施形態にかかるターンバックル21は、1つの挿入孔24の両側からタイロッド70a,70bをそれぞれ挿入する構成であり、挿入孔24の両側がタイロッド差込口24c,24dとなる。
図5に示すように、挿入孔24の差込口24c,24d近傍には、2つの固定ユニット23をそれぞれ収納する収納部25a,25bが設けられている。それぞれの収納部25a,25bは、差込口24c,24dから奥方向に向かうにつれて深くなるように傾斜して設けられた底面26a,26bと底面26a,26bに対し略垂直に設けられた奥側面27a,27bとを備える。また、それぞれの収納部25a,25bには、クサビ部材28a,28b及びコイルバネ29a,29bがそれぞれ設けられる。クサビ部材28a,28b及びコイルバネ29a,29bの構成は、第1実施形態にかかるターンバックル1に使用されているものと同じ構成を採用することができる。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル21は、挿入孔24の差込口24c,24dにそれぞれ挿入された2本のタイロッド70a,70bを固定ユニット23で挿入孔24の対向面24a側に押圧することによってそれぞれのタイロッド70a,70bを固定する。また、固定ユニット3のクサビ部材28a,28bが奥側に退避することによって、クサビ部材28a,28bの接触面圧が小さくなり、タイロッド70a,70bの固定を解除することができる。クサビ部材28a,28bを奥側に退避させるには、例えば、図4に示すように連結解除部材75を用いる。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル21は、次のようにして施工する。各タイロッド70a,70bの先端71a,71bはターンバックル21の挿入孔24の双方の差込口24c,24d側から挿入する。
このときタイロッド70a,70bはターンバックル21の固定ユニット23a,23bによって連結される。また、軸間距離を短くする方向にタイロッドを移動させるときは、クサビ部材28a,28bが後方へ退避するため、比較的容易に調整を行うことができる。一方、タイロッド70a,70bの軸間距離が大きくなる方向にタイロッドに外力が加わった場合は、クサビ部材28a,28bの係止面の接触面圧が大きくなるため、タイロッドの移動が規制される。
次にタイロッド70a,70bの軸間距離を、取りつけ箇所の距離に対応するように調整したあと、タイロッド70a,70bをガセットプレートに固定する。その後、油圧ジャッキなどの張力付与装置をタイロッド70a,70bに固定し、タイロッドに所定の張力を与えるように、タイロッド70a,70bの軸間距離が短くなる方向に付勢する。上記のように、タイロッド70a,70bの軸間距離を短くする方向に移動させるときは、クサビ部材28a,28bが後方へ退避するため、比較的容易に調整が可能である一方、一度付与された張力が緩む方向へのタイロッドの移動は規制される。
また、タイロッド70a,70bの施工後、2つのタイロッドが圧縮される方向に力が加わった場合、タイロッドの軸間距離が小さくなるように移動することでタイロッドの座屈が防止できる。
なお、本実施形態にかかるターンバックルの変形例として、図7に示すように、それぞれの差込口24c,24d側に複数の固定ユニット23a,23b,23c,23dを設けてもよい。
(第3実施形態)
図8は、本発明のタイロッド連結具の第3実施形態にかかるタイロッド用ターンバックルにより連結されたタイロッドの全体構成を示す図である。図9は、図8のタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。図10は、図8のタイロッド用ターンバックルのX-X線における断面図である。以下、第3実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル31について、第1実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1と共通する部分については説明を省略し、主として相違点を説明する。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル31は、図8,図9に示すように、それぞれタイロッド70a,70bの先端71a,71b側が挿入されることによって、2つのタイロッド70a,70bを同軸に固定する。タイロッド70a,70b間に圧縮力が加わった場合、タイロッドの挿入深さが大きくなることで軸間距離が短くなり、タイロッドの座屈を防止することができる。
本実施形態にかかるターンバックル31に用いられるタイロッド70a,70bは、
タイロッド70a,70bの先端71a,71b部分から所定の幅にわたってネジ切りがされたねじ切り部73a,73bが構成されている。
ケーシング32は、円筒形の部材であり、中心軸にそってタイロッド70a,70bを挿入するための挿入孔34が長手方向に貫通して設けられている。貫通孔34は、挿入されるタイロッド70a,70bの外径寸法に較べて若干大径に構成されている。本実施形態にかかるターンバックル31は、1つの挿入孔34の両側からタイロッド70a,70bをそれぞれ挿入する構成であり、挿入孔34の両側がタイロッド差込口34c,34dとなる。
また、ケーシング32の中間位置には、径方向に貫通して設けられるまわし孔35が設けられている。まわし孔35は、後述するように施工時にタイロッドの軸間距離を調整し、張力調整を行う際に、ターンバックル31を回転させる動作において治具を挿入する孔である。
図9に示すように、挿入孔34の差込口34c,34d近傍には、2つの固定ユニット33a,33bをそれぞれ収納する収納部36a,36bが周方向に4箇所ずつ設けられている。それぞれの収納部36a,36bは、差込口34c,34dから奥方向に向かうにつれて深くなるように傾斜して設けられた底面37と底面37に対し略垂直に設けられた奥側面38とを備える。また、それぞれの収納部36a,36bには、固定ユニット33a,33bをそれぞれ構成する4つのクサビ部材39a,39b及びコイルバネ40がそれぞれ設けられる。コイルバネ40の構成は、第1実施形態にかかるターンバックル1に使用されているものと同じ構成を採用することができる。
クサビ部材39a,39bは、概ねクサビ形に構成された部材であり、タイロッドの外表面に接触する係止面41と収納部36a,36bの底面37に接触する摺動面42とを備える。係止面41は、図9に示すように、タイロッド70aの外周面に沿って曲面に構成されている。また、係止面41の表面はネジ山が設けられており、4つのクサビ部材39a,39bの係止面41は全体として1つの雌ネジを構成する。
2つの固定ユニット33a,33bのクサビ部材39a,39bによって確定される雌ネジは、ねじ切りの回転方向が順ネジ及び逆ネジで相反して設けられている。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル31は、挿入孔34の差込口34c,34dにそれぞれ挿入された2本のタイロッド70a,70bを固定ユニット33a,33bの複数のクサビ部材39a,39bでチャックすることによって、それぞれのタイロッド70a,70bを固定する。また、固定ユニット3のクサビ部材39a,39bが奥側に退避することによって、クサビ部材39a,39bの接触面圧が小さくなり、タイロッド70a,70bの固定を解除することができる。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル21は、次のようにして施工する。各タイロッド70a,70bの先端71a,71bをターンバックル31の挿入孔34の双方の差込口34c,34d側から挿入する。このときタイロッド70a,70bはターンバックル31の固定ユニット33a,33bによって連結される。
また、軸間距離を短くする方向にタイロッドを移動させるときは、クサビ部材39a,39bが後方へ退避するため、比較的容易に調整を行うことができる。一方、タイロッド70a,70bの軸間距離が大きくなる方向にタイロッドに外力が加わった場合は、クサビ部材39a,39bの係止面の接触面圧が大きくなるため、タイロッドの移動が規制される。
次にタイロッド70a,70bの軸間距離を、取りつけ箇所の距離に対応するように調整したあと、タイロッド70a,70bをガセットプレートに固定する。その後、まわし孔35に治具を挿入し、タイロッド用ターンバックル31を軸周りに回転させて、タイロッド70a,70bがターンバックル31に深く挿入されるように螺進位置を調整する。このとき、上述したとおり、各固定ユニット33a,33bに確定される雌ネジは相反しているため、ターンバックル31を回すことで、それぞれのタイロッド70a,70bの螺進深さが同時に深くなる。
タイロッド70a,70b間に張力が付与され、タイロッドが外向きに引っ張られることで、クサビ部材39a,39bとタイロッド70a,70bの接触面圧が大きくなり、タイロッドの脱落を防止する。
また、施工後において、タイロッド70a,70bの施工後、2つのタイロッドが圧縮される方向に力が加わった場合、タイロッドの軸間距離が小さくなるように移動することでタイロッドの座屈が防止できる。
(第4実施形態)
図11は、本発明のタイロッド連結具の第4実施形態にかかるタイロッド用ターンバックルの内部構成を示す断面図である。図12は、図11のタイロッド用ターンバックルの組立て分解図である。図13は、図11のタイロッド用ターンバックルとくさび形分割ナットとの螺合構造を示す図である。以下、第4実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル51について、第1実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1と共通する部分については説明を省略し、主として相違点を説明する。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル51は、図11,図12に示すように、それぞれタイロッド70a,70bの先端71a,71b側が挿入されることによって、2つのタイロッド70a,70bを同軸に固定する。タイロッド70a,70b間に圧縮力が加わった場合、タイロッドの挿入深さが大きくなることで軸間距離が短くなり、タイロッドの座屈を防止することができる。
タイロッド用ターンバックル51は、図11、図12に示すように、タイロッドの挿入方向に長い箱形のケーシング52にタイロッド70a,70bの先端側を挿入することで、内部に設けられている2つのくさび形分割ナット53によってそれぞれタイロッド70a,70bを固定する構成である。
ケーシング52には、タイロッド70a,70bを挿入するための挿入孔54がケーシング52の長手方向に貫通して設けられている。貫通孔54は、挿入されるタイロッド70a,70bの外径寸法に較べて若干大径に構成されている。本実施形態にかかるターンバックル51は、1つの挿入孔54の両側からタイロッド70a,70bをそれぞれ挿入する構成であり、挿入孔54の両側がタイロッド差込口54c,54dとなる。
図11,図12に示すように、挿入孔54の途中には、2つのくさび形分割ナット53をそれぞれ収納する収納部55a,55bが設けられている。それぞれの収納部55a,55bは、差込口54c,54dから奥方向に向かうにつれて深くなるように傾斜して設けられた底面56a,56b5を備える。また、それぞれの収納部55a,55bの入口側には、には、くさび形分割ナット53の抜けを防止するためのナット止め59を固定するための雌ネジ57が設けられており、当該雌ネジ57に対するナット止め59の螺進位置を調整することで、くさび形分割ナット53の初期位置を決定することができる。
くさび形分割ナット53は、タイロッド70a,70bの先端部分を被覆する4つに分割された構成であり、弾性を有する止めリング60で束ねられることで、タイロッド70a、70bの先端部分に被覆するようになっている。くさび形分割ナット53の内腔53aは、雌ネジに構成されており、タイロッド70a,70bの先端に設けられた雄ネジ74a,74bと螺合する。
タイロッド70a,70bの先端に設けられた雄ネジ74a,74bは、図13に示すように、片勾配の特殊ネジに構成することで、タイロッド70a,70bが引っ張り方向に作用するときはロックされ、圧縮方向に作用したときは、くさび形分割ナット53が収納部55a,55b内を奥方向に移動し、収納部55a,55b奥壁56Cにあたってなお圧縮方向に作用したときは、くさび形分割ナット53が外側に押し広げられる。さらに、圧縮方向に動いたときは、ネジ山を超えてタイロッド70a,70bが移動することで、タイロッドの座屈を防止する。
なお、本実施形態では、タイロッド70a,70bに設けられている特殊形状の雄ネジ74a,74bは、それぞれねじ切り方向が相対する逆ネジ及び順ネジに設けられており、後述する施工手順において、タイロッドのケーシング52を回転させることで、同時に軸間距離を調整することができるようになっている。ただし、ねじ切り方向は、この構成に限定されるものではなく、同じ向きに構成されていてもよい。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル51は、次のようにして施工する。各タイロッド70a,70bの先端71a,71bはターンバックル51の挿入孔54の双方の差込口54c,54d側から挿入する。
このときタイロッド70a,70bの雄ネジ部分74a,74bには、くさび形分割ナット53を取りつけておき、挿入孔54の収納部55a,55bにくさび形分割ナット53を収容するように挿入する。その後、止めナット59を雌ネジ57に螺合させ、くさび形分割ナット53の抜け防止を行うとともに、タイロッド70a,70bの軸間距離の調整を行う。
次にタイロッド70a,70bの軸間距離を、取りつけ箇所の距離に対応するように調整したあと、タイロッド70a,70bをガセットプレートに固定する。その後、油圧ジャッキなどの張力付与装置をタイロッド70a,70bに固定し、タイロッドに所定の張力を与えるように、ケーシング52のまわし孔52aに治具を挿入して回転させることで、タイロッド70a,70b間の軸間距離が短くなる方向に付勢する。
また、タイロッド70a,70bの施工後、2つのタイロッドが圧縮される方向に力が加わった場合、上記のようにくさび形分割ナット53が作用することで、タイロッドの軸間距離が小さくなるように移動することでタイロッドの座屈が防止できる。
以上説明したように、本実施形態にかかるターンバックルによれば、それぞれ固定ユニットに含まれるクサビ部材が、タイロッドの挿入方向に沿って傾斜した方向に退避可能に構成されていることにより、タイロッドの挿入時には、クサビ部材が退避してタイロッドの挿入を受け入れるとともに、係止面によるタイロッドの押しつけ力によって接触圧力によってタイロッドを固定する。また、タイロッド間に引っ張り力が働いた場合は、タイロッドとクサビ部材との接触面圧が高くなり、抵抗となってタイロッドの脱落を防止する。一方、タイロッド間に圧縮力が働いた場合は、タイロッドとクサビ部材との接触面圧が低くなり、タイロッドの挿入幅が大きくなることによってタイロッドの座屈を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、本実施形態においてタイロッド用連結具に接続されるタイロッドは炭素鋼棒で形成されたが、高張力鋼棒やステンレス鋼棒で形成されてもよく、あるいは、ワイヤ等の線材であってもよい。なお、タイロッドは、用途や設置位置に応じて、テンションロッドやブレースと称呼されるものも包含される。
また、本発明のタイロッド用連結具に接続されるタイロッドは、壁材や梁材に限らず、例えば柱材等の他の部材に取り付けられてもよく、また、タイロッドが取り付けられる部材は、建築構造物及び土木構造物のいずれの部材であってもよい。
1,1a,1b,21,29,31,51 タイロッド用ターンバックル
2,22,32,52 ケーシング
3,23a,23b,23c,23d,33a,33b 固定ユニット
4,24,34,54 挿入孔
4i,24c,24d,34c,34d,54c,54d 差込口
4o 出口
5,25a,25b,36a,36b,55a,55b 収納部
6,26a,26b,37,56a,56b 底面
7,27a,27b,38 奥側面
8,28a,28b,39a,39b クサビ部材
9,29a,29b,40 コイルバネ
10,41 係止面
11,42 摺動面
12 前面
35 まわし孔
53 くさび形分割ナット
57 ネット止め用雌ネジ
59 ナット止め
60 止めリング
70a,70b タイロッド
71a,71b タイロッド先端
72a,72b タイロッド他端
73a,73b ねじ切り部
75 連結解除部材

Claims (6)

  1. 2つのタイロッドを連結するためのタイロッド連結具であって、
    前記タイロッドの一端側を挿入する挿入孔が設けられたケーシングと、前記挿入孔内に設けられ、前記挿入されたタイロッドを固定する固定ユニットとを有し、
    前記ケーシングは、前記挿入孔内に、前記タイロッドの挿入方向に向かうにつれて深くなるように傾斜して設けられた底面を有する収納部を有し、
    前記固定ユニットは、前記タイロッドの外表面を係止する係止面と前記収納部の底面に接触する摺動面とを有し、前記収納部の底面に沿って摺動するクサビ部材と、前記クサビ部材の摺動方向で係止面を前記タイロッドの表面に押圧するように付勢する付勢部材とを備えることを特徴とする、タイロッド連結具。
  2. 付勢部材は、前記収納部の奥側面と前記クサビ部材とを連結するように設けられたコイルバネで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のタイロッド連結具。
  3. 前記ケーシングの挿入孔は、挿入方向に前記ケーシングを貫通して設けられ、前記2本のタイロッドを重ねて挿入可能に構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のタイロッド連結具。
  4. 前記固定ユニットは、前記挿入孔の周囲に設けられた複数のクサビ部材を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1つに記載のタイロッド連結具。
  5. 前記固定ユニットのクサビ部材は、前記タイロッドに設けられた雄ネジと螺合する雌ネジを前記係合面に有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載のタイロッド連結具。
  6. 前記ケーシングは、前記挿入孔に進退可能に挿入して前記クサビ部材を押圧することによって、前記タイロッドの挿入方向に移動させる、連結解除部材を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載のタイロッド連結具。
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