JP2018177319A - 納豆容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする納豆容器を提供すること。【解決手段】蓋体2が、開封口側フランジ部21bの端部側に蓋体側固着部22を有し、容器本体3が、開封口側フランジ部31bの端部側に本体側固着部32を有し、分離加工部6を開封口側フランジ部21b、31b内に有し、分離加工部6が、収納凹部37と本体側固着部32の間に設けた折り曲げ罫線35と、天蓋部26と蓋体側固着部22の間であって折り曲げ罫線35と対応する部分に設けたミシン目24とを有するものとする。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体と蓋体とがヒンジ部を介して連設される納豆容器に関する。
従来、納豆容器は、納豆容器として、容器本体と蓋体とがヒンジ部を介して連設された発泡樹脂製の使い捨て容器が広く用いられている。納豆容器は、納豆を容器本体に充填した後、溶着や接着等によって指等で取り外し可能に容器本体に蓋体を固着させた状態で、容器入り納豆として販売され、中身の納豆を食べる際には、固着させた部分を剥がして蓋を開ける。攪拌時に邪魔となることを避けるために、ヒンジ部付近にミシン目を設けた納豆容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−241487号公報
しかし、従来の納豆容器では、開封する際に、固着させた部分が指でうまく開かず、容器が割れてしまうおそれがあるという問題があった。
したがって、本発明の第1の目的は、上記した課題を解決し、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする納豆容器を提供することにある。
本発明の第1の態様は、上記目的を達成するため、納豆を入れる収納凹部及び該収納凹部の上縁周囲にフランジ部を有する平面視略方形の容器本体と、
閉蓋時に前記収納凹部を覆う天蓋部及び該天蓋部周囲にフランジ部を有し、該容器本体の一辺にヒンジ部を介して開閉可能に連設され前記容器本体の開口を塞ぐ平面視略方形の蓋体と、
を有する納豆容器であって、
前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部の端部側に、納豆を入れた後に前記容器本体と前記蓋体とを固着させる部分となる固着部を有し、
前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部内に、固着された後に前記容器本体と前記蓋体とを切り離す部分となる分離加工部を有し、
前記分離加工部が、
前記容器本体の前記収納凹部と前記固着部の間に設けた前記ヒンジ部と平行な折り曲げ罫線と、
前記蓋体の前記天蓋部と前記固着部の間であって前記折り曲げ罫線と対応する部分に設けた前記ヒンジ部と平行なミシン目とを有することを特徴とする納豆容器を提供する。前記折り曲げ罫線は、一条の折り曲げ罫線であることが好ましく、容器本体の下面側に直線状の窪みを設けて形成される一条の薄肉部であってもよい。前記ミシン目は、所定の間隔をあけて複数連続して設けられた、断続的な一条の貫通穴又は窪みであってもよい。前記窪みは、指で折り曲げて切り離し可能な程度に深い窪みであることが好ましい。
本発明の第1の態様によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。容器本体及び蓋体のフランジ部のうち固着部を含む端部側をつまんで、容器本体側に折り曲げることによって、蓋体はミシン目部分で折断できる。容器本体の対応部分の厚みが薄いので折り曲げやすく、極めて容易に納豆容器を開封することができる。開封後、固着部側は容器本体と一体となっているため、余分なゴミが出ない。
本発明の第2の態様は、上記目的を達成するため、納豆を入れる収納凹部及び該収納凹部の上縁周囲にフランジ部を有する平面視略方形の容器本体と、
閉蓋時に前記収納凹部を覆う天蓋部及び該天蓋部周囲にフランジ部を有し、該容器本体の一辺にヒンジ部を介して開閉可能に連設され前記容器本体の開口を塞ぐ平面視略方形の蓋体と、
を有する納豆容器であって、
前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部の端部側に、納豆を入れた後に前記容器本体と前記蓋体とを固着させる部分となる固着部を有し、
前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部内に、固着された後に前記容器本体と前記蓋体とを切り離す部分となる分離加工部を有し、
前記分離加工部が、
前記蓋体の前記天蓋部と前記固着部の間に設けた前記ヒンジ部と平行な折り曲げ罫線と、
前記容器本体の前記収納凹部と前記固着部の間であって前記折り曲げ罫線と対応する部分に設けた前記ヒンジ部と平行なミシン目とを有することを特徴とする納豆容器を提供する。前記折り曲げ罫線は、一条の折り曲げ罫線であることが好ましく、蓋体の上面側に直線状の窪みを設けて形成される一条の薄肉部であってもよい。前記ミシン目は、所定の間隔をあけて複数連続して設けられた、断続的な一条の貫通穴又は窪みであってもよい。前記窪みは、指で折り曲げて切り離し可能な程度に深い窪みであることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。容器本体及び蓋体のフランジ部のうち固着部を含む端部側をつまんで、蓋体側に折り曲げることによって、容器本体はミシン目部分で折断できる。蓋体の対応部分の厚みが薄いので折り曲げやすく、極めて容易に納豆容器を開封することができる。開封後、固着部側は蓋体と一体となっているため、余分なゴミが出ない。
本発明の第3の態様は、上記目的を達成するため、納豆を入れる収納凹部及び該収納凹部の上縁周囲にフランジ部を有する平面視略方形の容器本体と、
閉蓋時に前記収納凹部を覆う天蓋部及び該天蓋部周囲にフランジ部を有し、該容器本体の一辺にヒンジ部を介して開閉可能に連設され前記容器本体の開口を塞ぐ平面視略方形の蓋体と、
を有する納豆容器であって、
前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部の端部側に、納豆を入れた後に前記容器本体と前記蓋体とを固着させる部分となる固着部を有し、
前記容器本体及び/又は前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部内に、固着された後に前記容器本体と前記蓋体とを切り離す部分となる分離加工部を有し、
前記分離加工部が、
前記蓋体の前記天蓋部と前記固着部の間に設けた前記ヒンジ部と平行なミシン目
及び/又は
前記容器本体の前記収納凹部と前記固着部の間に設けた前記ヒンジ部と平行なミシン目
であることを特徴とする納豆容器を提供する。
本発明の第3の態様によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。容器本体と蓋体のいずれかにはミシン目を入れてあるので、薄肉部がないため折り曲げにくいものの、容器本体及び蓋体のフランジ部のうち固着部を含む端部側をつまんで、ミシン目がある側に折り曲げることにより、ミシン目部分で開封できる。容器本体と蓋体にミシン目を入れてあると、ミシン目を組み立て後に入れる必要があり切り離し後にゴミが出るものの、容器本体及び蓋体のフランジ部のうち固着部を含む端部側をつまんで、蓋体側に折り曲げても容器本体側に折り曲げても端からミシン目に沿って切り取っても、ミシン目部分で開封できる。
本発明によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。
本発明の納豆容器の実施例1の構造説明図である。 本発明の納豆容器の実施例1の(a)平面図及び(b)正面図である。 本発明の納豆容器の実施例1の固着部切離後の斜視図である。 本発明の納豆容器の実施例2の(a)平面図及び(b)正面図である。 本発明の納豆容器の実施例3の(a)平面図及び(b)正面図である。 本発明の納豆容器の実施例4の(a)平面図及び(b)正面図である。 本発明の納豆容器の実施例5の(a)平面図及び(b)正面図である。
以下、本発明について、実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1の納豆容器は、容器本体に折り曲げ罫線があり、蓋体にミシン目があり、ミシン目部分で容器本体側に折断することにより容易に開封できる。
図1は、本発明の納豆容器の実施例1の構造説明図である。 また、図2は、本発明の納豆容器の実施例1の(a)平面図及び(b)正面図である。実施例1の納豆容器1Aは、蓋体2と、容器本体3と、容器本体3と蓋体2を繋ぐヒンジ部4と、を有する容器である。本実施例の納豆容器1Aは、一体成形された発泡性樹脂製の容器であり、指等で折断でき、使い捨てできる容器である。発泡ポリスチレン、発泡ポリオレフィン樹脂等の発泡性樹脂の他、他の樹脂製であってもよい。
容器本体3は、納豆を入れる収納凹部37と、収納凹部37の上縁周囲にフランジ部31を有し、平面視略方形のトレー型容器である。本体フランジ部31は、外周が方形の鍔状であって、ヒンジ部に連なる側がヒンジ側本体フランジ部31a、ヒンジ部に連なる側に対向する側が開封口側本体フランジ部31b、ヒンジ側本体フランジ部31aと開封口側本体フランジ部31bとを繋ぐ両サイド部分が本体サイドフランジ部31c、31dである。収納凹部37の開口部の形状は、本実施例では正方形であるが、これに限られない。
なお、各図においては、収納凹部37に施された凹凸については、図示を省略する。
蓋体2は、閉蓋時に容器本体3の収納凹部37を覆う天蓋部26と、天蓋部26の周囲に蓋体フランジ部21とを有する。蓋体2は、容器本体3の一辺にヒンジ部4を介して開閉可能に連設される。蓋体2は、天蓋部26と蓋体フランジ部21の境界に凹部を有する。蓋体2は、容器本体3の開口を塞ぐ平面視略方形のほぼ平らな蓋である。蓋体フランジ部21は、外周が方形の鍔状であって、ヒンジ部に連なる側がヒンジ側フランジ部21a、ヒンジ部に連なる側に対向する側が開封口側蓋体フランジ部21b、ヒンジ側蓋体フランジ部21aと開封口側フランジ部21bとを繋ぐ両サイド部分が蓋体サイドフランジ部21c、21dである。
ヒンジ部4は、蓋体2と容器本体3とが連設された一辺であって、容器の開閉方向と交差する方向、すなわち該辺上に一条の薄肉部を設けてなる部分であり、蓋体2を開閉可能とする。開封後に蓋体2と容器本体3とを別々にする、切り離し用のミシン目があってもよい。薄肉部の厚みは、周囲の半分程度であってもよい。
納豆容器1Aは、納豆を入れた後に容器本体3と蓋体2とを固着させる部分となる固着部5を有する。固着部5は、容器本体3の上面側に設けた本体側固着部32と、本体側固着部32と対応する蓋体2の下面側に設けた蓋体側固着部22とで構成される。詳細には、容器本体3は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部31bの端部側に、納豆を入れた後に容器本体3と蓋体2とを固着させる部分となる本体側固着部32を有する。また、蓋体2は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部21bの端部側であって、容器本体3の本体側固着部32と対応する部分に、納豆を入れた後に容器本体3と蓋体2とを固着させる部分となる蓋体側固着部22を有する。図1においては、その裏側が蓋体側固着部22となる部分を楕円で示して表す。図2(a)及び図3においても、その裏側が蓋体側固着部22となる部分を楕円で示して表す。図4(a)〜図7(a)においても、蓋体側固着部22について、図2(a)と同様に表す。
容器本体3と蓋体2の固着は、収納凹部37に納豆を充填して、必要に応じて透明フィルムや調味料入り袋を投入したうえで、ヒンジ部4で折り曲げることによって容器本体3の上に蓋体2を重ね合わせて互いのフランジ部外周がほぼ合うように合わせ、容器本体と蓋体の両方の開封口側フランジ部の端部側の1カ所又は複数箇所で、重ね合わせて、固着する。このように納豆充填後に固着する部分が、固着部5である。本実施例では、熱溶着によって固着するが、超音波溶着をしたり、間に接着剤を挟んで接着したりすることによって固着してもよい。
納豆容器1Aは、容器本体3と蓋体2とが固着された後に容器本体3と蓋体2とを切り離す部分となる分離加工部6を有する。
本実施例では、分離加工部6は、容器本体3の折り曲げ罫線35と、折り曲げ罫線35と対応する蓋体2のミシン目24とで構成される。容器本体3の折り曲げ罫線35は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部31b内であって、容器本体3の収納凹部37と本体側固着部32の間に設けてあり、ヒンジ部4と平行な、一条の折り曲げ罫線である。本実施例においては、折り曲げ罫線35は、下面側でヒンジ部4と平行なライン状の窪みを有する一条の薄肉部である。また、蓋体2のミシン目24は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部21b内であって、天蓋部26と蓋体固着部22の間であって折り曲げ罫線35と対応する部分に設けた、ヒンジ部4と平行な、一条のミシン目24である。折り曲げ罫線35とミシン目24は、容器本体3に蓋体2を閉蓋した状態で、上下に対応する部分である。
すなわち、納豆容器1Aは、蓋体2が、開封口側フランジ部21bの端部側に蓋体側固着部22を有し、容器本体3が、開封口側フランジ部31bの端部側に本体側固着部32を有し、分離加工部6を開封口側フランジ部21b、31b内に有し、分離加工部6が、収納凹部37と本体側固着部32の間に設けた折り曲げ罫線35と、天蓋部26と蓋体側固着部22の間であって折り曲げ罫線35と対応する部分に設けたミシン目24とを有する。
本実施例では、ミシン目24は、ミシン目穴長(スリット)が2mm、各ミシン目間隔が1mmであるが、これに限らず、例えば、ミシン目穴長(スリット)が1〜10mm、各ミシン目間隔が0.5〜2mm(ただし、ミシン目穴長(スリット)より短い間隔)であってもよい。本実施例では、ミシン目穴は一条のスリット貫通穴であるが、指で折り曲げて切り離し可能な程度に深い一条の窪みであってもよい。窪みの場合、例えば、フランジ部の厚みが2mmであるとき、窪みの深さは0.6〜1.3mmであることが好ましい。ミシン目は、例えば、切削加工やレーザー加工などで設けてもよい。
図3は、本発明の納豆容器の実施例1の固着部切離後の斜視図である。分離加工部6は、納豆容器1Aに納豆を充填し、固着部5で固着させた後、販売され、容器内の納豆を食べる際に、容器本体3の一部と蓋体2の一部とを分離することを可能とする部分である。分離する際には、容器本体3のフランジ部31及び蓋体2のフランジ部21のうち固着部5を含む端部側をつまんで、容器本体側、すなわち、容器本体の下面側に折り曲げることによって、蓋体2はミシン目24で折断でき、固着部5を剥がさないままで、容易に開封できる。容器本体3が折り曲げ罫線35に沿って下側に折れ曲がるとともに、蓋体2は、折り曲げ罫線35の直上に位置するミシン目24に沿って破断し、破断部分より開封口側フランジ部21bの端部側は容器本体3に固着されたまま下側に折れ曲がり、破断部分より開封口側フランジ部21bのヒンジ側は容器本体3から切り離されて上方へ開く。分離加工部6は、蓋体2と容器本体3を2体に切り離すのではなくヒンジ部でつながったまま、かつ本体側固着部32と蓋体側固着部22は固着したままの状態で、開封を容易にするものである。本実施例によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。容器本体の対応部分の厚みが薄いので折り曲げやすく、極めて容易に納豆容器を開封することができる。開封後、固着部側は容器本体と一体となっているため、余分なゴミが出ない。
実施例2の納豆容器は、蓋体に折り曲げ罫線があり、容器本体にミシン目があり、ミシン目部分で蓋体側に折断することにより容易に開封できる。
図4は、本発明の納豆容器の実施例2の(a)平面図及び(b)正面図である。実施例2の納豆容器1Bは、分離加工部6の代わりに分離加工部6’である以外は実施例1の納豆容器1と同じである。
本実施例では、分離加工部6’は、蓋体2の折り曲げ罫線25と、折り曲げ罫線25と対応する容器本体3のミシン目34とで構成される。蓋体2の折り曲げ罫線25は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部21b内であって、蓋体2の天蓋部26と蓋体側固着部22の間に設けてあり、ヒンジ部4と平行な、一条の折り曲げ罫線である。本実施例においては、折り曲げ罫線25は、下面側でヒンジ部4と平行なライン状の窪みを有する一条の薄肉部である。また、容器本体3のミシン目34は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部31b内であって、収納凹部37と容器本体固着部32の間であって折り曲げ罫線25と対応する部分に設けた、ヒンジ部4と平行な、一条のミシン目34である。折り曲げ罫線25とミシン目34は、容器本体3に蓋体2を閉蓋した状態で、上下に対応する部分である。分離加工部6’は、上述した点以外は、分離加工部6と同様である。
納豆容器1Bに納豆を充填し、固着部5で固着させた後、販売され、容器内の納豆を食べる際、容器本体3のフランジ部31及び蓋体2のフランジ部21のうち固着部5を含む端部側をつまんで、蓋体側、すなわち、蓋体の上面側に折り曲げることによって、容器本体3はミシン目34で折断でき、固着部5を剥がさないままで、容易に開封できる。蓋体2が折り曲げ罫線25に沿って上側に折れ曲がるとともに、容器本体3は、折り曲げ罫線25の直下に位置するミシン目34に沿って破断し、破断部分より開封口側フランジ部31bのヒンジ側は蓋体2に固着されたまま上側に折れ曲がり、破断部分より開封口側フランジ部21bの端部側は蓋体2から切り離されて下方へ開く。分離加工部6’は、蓋体2と容器本体3を切り離すのではなく、開封を容易にするものである。本実施例によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。蓋体の対応部分の厚みが薄いので折り曲げやすく、極めて容易に納豆容器を開封することができる。開封後、固着部側は蓋体と一体となっているため、余分なゴミが出ない。
実施例3の納豆容器は、蓋体と容器本体の両方にミシン目があり、ミシン目に沿って切り取ることにより開封できる。
図5は、本発明の納豆容器の実施例3の(a)平面図及び(b)正面図である。実施例3の納豆容器1Cは、分離加工部6の代わりに分離加工部7である以外は実施例1の納豆容器1と同じである。
本実施例では、分離加工部7は、蓋体2のミシン目24と、ミシン目24と対応する容器本体3のミシン目34とで構成される。蓋体2のミシン目24は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部21b内であって、蓋体2の天蓋部26と蓋体側固着部22の間に設けてあり、ヒンジ部4と平行な、一条のミシン目である。本実施例においては、また、容器本体3のミシン目34は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部31b内であって、収納凹部37と容器本体固着部32の間であってミシン目24と対応する部分に設けた、ヒンジ部4と平行な、一条のミシン目34である。ミシン目24とミシン目34は、容器本体3に蓋体2を閉蓋した状態で、上下に対応する部分である。分離加工部7は、上述した点以外は、分離加工部6と同様である。
納豆容器1Cに納豆を充填し、固着部5で固着させた後、販売され、容器内の納豆を食べる際、容器本体3のフランジ部31及び蓋体2のフランジ部21のうち固着部5を含む端部側をつまんで、上下どちらか又はミシン目に沿った方向へ切り取ることによって、容器本体3及び蓋体2はミシン目24、34で切断でき、固着部5を剥がさないままで、容易に開封できる。分離加工部7は、蓋体2と容器本体3を切り離すのではなく、開封を容易にするものである。本実施例によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。ミシン目を組み立て後に入れる必要があり切り離し後にゴミが出るものの、容器本体及び蓋体のフランジ部のうち固着部を含む端部側をつまんで、蓋体側に折り曲げても容器本体側に折り曲げても端からミシン目に沿って切り取っても、ミシン目部分で開封できる。
実施例4の納豆容器は、蓋体のみにミシン目があり、ミシン目部分で破断することにより開封できる。
図6は、本発明の納豆容器の実施例4の(a)平面図及び(b)正面図である。実施例4の納豆容器1Dは、分離加工部7の代わりに分離加工部8である以外は実施例3の納豆容器1と同じである。
本実施例では、分離加工部8は、蓋体2のミシン目24のみで構成される。容器本体の対応部分にはミシン目や罫線はない。蓋体2のミシン目24は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部21b内であって、蓋体2の天蓋部26と蓋体側固着部22の間に設けてあり、ヒンジ部4と平行な、一条のミシン目である。分離加工部8は、上述した点以外は、分離加工部7と同様である。
納豆容器1Dに納豆を充填し、固着部5で固着させた後、販売され、容器内の納豆を食べる際、容器本体3のフランジ部31及び蓋体2のフランジ部21のうち固着部5を含む端部側をつまんで、下方へ折り曲げてミシン目24に力を集中させることにより、容器本体3及び蓋体2はミシン目24で切断でき、固着部5を剥がさないままで、容易に開封できる。分離加工部8は、蓋体2と容器本体3を切り離すのではなく、開封を容易にするものである。本実施例によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。薄肉部がないため折り曲げにくいものの、容器本体及び蓋体のフランジ部のうち固着部を含む端部側をつまんで、ミシン目がある側に折り曲げることにより、ミシン目部分で開封できる。開封後、固着部側は蓋体と一体となっているため、余分なゴミが出ない。
実施例5の納豆容器は、容器本体のみにミシン目があり、ミシン目部分で破断することにより開封できる。
図7は、本発明の納豆容器の実施例5の(a)平面図及び(b)正面図である。実施例5の納豆容器1Eは、分離加工部8の代わりに分離加工部8’である以外は実施例4の納豆容器1と同じである。
本実施例では、分離加工部8’は、容器本体3のミシン目34のみで構成される。蓋体の対応部分にはミシン目や罫線はない。容器本体3のミシン目34は、ヒンジ部4に対向する側のフランジ部、すなわち、開封口側フランジ部31b内であって、容器本体3の収納凹部37と本体側固着部32の間に設けてあり、ヒンジ部4と平行な、一条のミシン目である。分離加工部8’は、上述した点以外は、分離加工部8と同様である。
納豆容器1Eに納豆を充填し、固着部5で固着させた後、販売され、容器内の納豆を食べる際、容器本体3のフランジ部31及び蓋体2のフランジ部21のうち固着部5を含む端部側をつまんで、上方へ折り曲げてミシン目34に力を集中させることにより、容器本体3及び蓋体2はミシン目34で切断でき、固着部5を剥がさないままで、容易に開封できる。分離加工部8’は、蓋体2と容器本体3を切り離すのではなく、開封を容易にするものである。本実施例によれば、閉蓋固着された状態からの開封を容易にすることを可能とする。薄肉部がないため折り曲げにくいものの、蓋体のみにミシン目がある実施例4よりはやや切断しやすく、容器本体及び蓋体のフランジ部のうち固着部を含む端部側をつまんで、ミシン目がある側に折り曲げることにより、ミシン目部分で開封できる。開封後、固着部側は蓋体と一体となっているため、余分なゴミが出ない。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。また、上記各実施の形態の構成要素を発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることができる。
1A、1B、1C、1D、1E 納豆容器
2 蓋体
21 蓋体フランジ部
21a ヒンジ側蓋体フランジ部
21b 開封口側蓋体フランジ部
21c 蓋体サイドフランジ部
21d 蓋体サイドフランジ部
22 蓋体側固着部
24 ミシン目
25 折り曲げ罫線
26 天蓋部
3 容器本体
31 本体フランジ部
31a ヒンジ側本体フランジ部
31b 開封口側本体フランジ部
31c 本体サイドフランジ部
31d 本体サイドフランジ部
32 本体側固着部
34 ミシン目
35 折り曲げ罫線
37 収納凹部
4 ヒンジ部
5 固着部
6、6’ 分離加工部
7 分離加工部
8、8’ 分離加工部

Claims (3)

  1. 納豆を入れる収納凹部及び該収納凹部の上縁周囲にフランジ部を有する平面視略方形の容器本体と、
    閉蓋時に前記収納凹部を覆う天蓋部及び該天蓋部周囲にフランジ部を有し、該容器本体の一辺にヒンジ部を介して開閉可能に連設され前記容器本体の開口を塞ぐ平面視略方形の蓋体と、
    を有する納豆容器であって、
    前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部の端部側に、納豆を入れた後に前記容器本体と前記蓋体とを固着させる部分となる固着部を有し、
    前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部内に、固着された後に前記容器本体と前記蓋体とを切り離す部分となる分離加工部を有し、
    前記分離加工部が、
    前記容器本体の前記収納凹部と前記固着部の間に設けた前記ヒンジ部と平行な折り曲げ罫線と、
    前記蓋体の前記天蓋部と前記固着部の間であって前記折り曲げ罫線と対応する部分に設けた前記ヒンジ部と平行なミシン目とを有することを特徴とする納豆容器。
  2. 納豆を入れる収納凹部及び該収納凹部の上縁周囲にフランジ部を有する平面視略方形の容器本体と、
    閉蓋時に前記収納凹部を覆う天蓋部及び該天蓋部周囲にフランジ部を有し、該容器本体の一辺にヒンジ部を介して開閉可能に連設され前記容器本体の開口を塞ぐ平面視略方形の蓋体と、
    を有する納豆容器であって、
    前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部の端部側に、納豆を入れた後に前記容器本体と前記蓋体とを固着させる部分となる固着部を有し、
    前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部内に、固着された後に前記容器本体と前記蓋体とを切り離す部分となる分離加工部を有し、
    前記分離加工部が、
    前記蓋体の前記天蓋部と前記固着部の間に設けた前記ヒンジ部と平行な折り曲げ罫線と、
    前記容器本体の前記収納凹部と前記固着部の間であって前記折り曲げ罫線と対応する部分に設けた前記ヒンジ部と平行なミシン目とを有することを特徴とする納豆容器。
  3. 納豆を入れる収納凹部及び該収納凹部の上縁周囲にフランジ部を有する平面視略方形の容器本体と、
    閉蓋時に前記収納凹部を覆う天蓋部及び該天蓋部周囲にフランジ部を有し、該容器本体の一辺にヒンジ部を介して開閉可能に連設され前記容器本体の開口を塞ぐ平面視略方形の蓋体と、
    を有する納豆容器であって、
    前記容器本体及び前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部の端部側に、納豆を入れた後に前記容器本体と前記蓋体とを固着させる部分となる固着部を有し、
    前記容器本体及び/又は前記蓋体が、前記ヒンジ部に対向する側のフランジ部内に、固着された後に前記容器本体と前記蓋体とを切り離す部分となる分離加工部を有し、
    前記分離加工部が、
    前記蓋体の前記天蓋部と前記固着部の間に設けた前記ヒンジ部と平行なミシン目
    及び/又は
    前記容器本体の前記収納凹部と前記固着部の間に設けた前記ヒンジ部と平行なミシン目
    であることを特徴とする納豆容器。
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