JP2018176874A - 運転支援装置、運転支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者がモニターを介して周囲の状況を把握可能でありながら、運転者に負担を掛けることのない技術を提供する。【解決手段】運転支援装置(40)は、車載カメラ(10)が撮影した画像を、モニター(30)の画面上に設定された所定の表示領域(31,32)に表示させる。この装置では、操作検出部(42)によって所定の操作が検出されると、表示領域拡張部(44)は、検出された操作に応じて、画面上に設定された表示領域を拡張する。こうすれば、モニターの画面上に設定された表示領域が切り替わったとしても、運転者は、拡張される前の表示領域と拡張された表示領域とで、どの範囲の画像が表示されているのか容易に認識できるため、運転者への負担を低減できる。【選択図】図8
Description
本発明は、撮影された車両周囲の画像の表示を制御する技術に関する。
車両の運転者は、周囲の状況を把握しながら運転することが求められている。このため、車両の左右にはドアミラーが取り付けられており、また、車室内の運転席の上方にはバックミラーが設けられている。そして運転者は、左右のドアミラーやバックミラーに映った景色を確認することによって、常に周囲の状況を把握しながら運転している。
もちろん、ドアミラーやバックミラーに映る範囲には限りがあるから、これらミラーに映らない範囲の状況を把握するためには、首をひねったり、あるいは体をよじったりして、その範囲を運転者が直接目視する必要が生じる。
もちろん、ドアミラーやバックミラーに映る範囲には限りがあるから、これらミラーに映らない範囲の状況を把握するためには、首をひねったり、あるいは体をよじったりして、その範囲を運転者が直接目視する必要が生じる。
また、近年では、車載カメラで撮影した画像をモニターに表示して、ドアミラーやバックミラーを代替する電子ミラーが開発されている。そこで、車両の複数箇所に車載カメラを搭載しておき、モニターに表示する車載カメラの画像を必要に応じて切り替えることで、運転者が首をひねったり体をよじったりしなくても、モニターを介して周囲の状況を把握可能とする技術も提案されている(特許文献1)。
しかし、提案されている技術では、運転者がモニターを介して周囲の状況を把握可能であるものの、モニターの画像が切り替わった際に、どの範囲の画像が表示されているのかが分かり難いので、運転者に負担が掛かってしまうという問題があった。
この発明は、従来技術が有する上述した課題を解決するためになされたものであり、運転者がモニターを介して周囲の状況を把握可能でありながら、運転者に負担を掛けることのない技術の提供を目的とする。
上述した問題を解決するために本発明の運転支援装置および運転支援方法は、車載カメラが撮影した画像を、モニターの画面上に設定された所定の表示領域に表示させる。そして、操作検出部によって所定の操作が検出されると、画面上に設定された表示領域を、検出された操作に応じた方向に拡張させる。
例えば、画面上の表示領域に表示されていない範囲の状況を運転者が確認したいと思った場合でも、表示領域に表示する撮影画像を、確認したい範囲の撮影画像に切り替えたのでは、切り換え後の画像が何処を表しているかを認識するために時間がかかってしまう。これに対して、画面上での表示領域を拡張することによって画像が表示する範囲を広げてやれば、拡張前の範囲を表示したまま、新たな範囲を表示することができるので、表示領域の撮影画像が何処を表しているかを容易に認識することができる。その結果、運転者の負担を軽減することが可能となる。加えて、表示領域を拡張することによって新たな範囲を表示しているので、表示領域に表示された対象物の大きさが大きく変化することがない。更に、表示領域が拡張される方向も、運転者による操作に応じた方向に拡張される。このため運転者は、表示領域の撮影画像が何処を表しているかをより一層、容易に認識することができるので、運転者への負担をより一層、低減することが可能となる。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために実施例について説明する。
A.実施例 :
A−1.装置構成 :
図1には、第1実施例の運転支援装置40を搭載した車両1を上方から見た概略図が示されている。車両1は、周囲の状況を撮影する車載カメラ10と、車載カメラ10が撮影した撮影画像を表示するモニター30と、運転支援装置40とを備えており、運転支援装置40は、車載カメラ10から取得した撮影画像に所定の画像処理を施して、モニター30に出力する機能を備えている。尚、本実施例の車両1には、車載カメラ10として、車両1の左後方を撮影する左カメラ11と、車両1の右後方を撮影する右カメラ12とが搭載されており、モニター30には、左カメラ11による撮影画像と、右カメラ12による撮影画像とが表示される。
A.実施例 :
A−1.装置構成 :
図1には、第1実施例の運転支援装置40を搭載した車両1を上方から見た概略図が示されている。車両1は、周囲の状況を撮影する車載カメラ10と、車載カメラ10が撮影した撮影画像を表示するモニター30と、運転支援装置40とを備えており、運転支援装置40は、車載カメラ10から取得した撮影画像に所定の画像処理を施して、モニター30に出力する機能を備えている。尚、本実施例の車両1には、車載カメラ10として、車両1の左後方を撮影する左カメラ11と、車両1の右後方を撮影する右カメラ12とが搭載されており、モニター30には、左カメラ11による撮影画像と、右カメラ12による撮影画像とが表示される。
図2には、左カメラ11や右カメラ12からの撮影画像が表示されるモニター30と、モニター30の周辺の状況とが示されている。図示されるように、モニター30は、運転席側から見て、ハンドル23の奥側に搭載されており、モニター30の周辺には、ウインカーレバー21や、シフトレバー22などが配置されている。
運転者はシフトレバー22をスライドさせることによって、車両1のギアを切り替えたり、車両1の前進と後進とを切り替えたりすることができる。また、ウインカーレバー21は、ハンドル23が取り付けられている部材から突設されており、ウインカーレバー21の先端側を上げることによって(あるいは下げることによって)、車両1の右または左のウインカーを点滅させることができる。点滅したウインカーは、ハンドル23が予め設定された角度以上に回転した後、所定の角度まで戻ると、自動的に消灯する。
運転者はシフトレバー22をスライドさせることによって、車両1のギアを切り替えたり、車両1の前進と後進とを切り替えたりすることができる。また、ウインカーレバー21は、ハンドル23が取り付けられている部材から突設されており、ウインカーレバー21の先端側を上げることによって(あるいは下げることによって)、車両1の右または左のウインカーを点滅させることができる。点滅したウインカーは、ハンドル23が予め設定された角度以上に回転した後、所定の角度まで戻ると、自動的に消灯する。
更に、本実施例の車両1には、運転者がハンドル23を握る部分に、左表示切替ボタン24や、右表示切替ボタン25も搭載されている。左表示切替ボタン24や右表示切替ボタン25は、運転者が車両1の左後方あるいは右後方の状況を確認する際に用いられるが、この点については後ほど詳しく説明する。
尚、図2に示した例では、左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25が、ハンドル23に搭載されているものとしているが、左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25は、運転者が容易に操作可能な位置であれば、ハンドル23以外に搭載してもよい。また、ウインカーレバー21や、シフトレバー22、ハンドル23、左表示切替ボタン24、右表示切替ボタン25は、何れも、運転者によって操作されるものであるから、本明細書中では、これらをまとめて単に「操作部20」と称することがあるものとする。
また、モニター30には、左カメラ11の撮影画像を表示する左表示領域31と、右カメラ12の撮影画像を表示する右表示領域32とが設定されている。
尚、図2に示した例では、左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25が、ハンドル23に搭載されているものとしているが、左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25は、運転者が容易に操作可能な位置であれば、ハンドル23以外に搭載してもよい。また、ウインカーレバー21や、シフトレバー22、ハンドル23、左表示切替ボタン24、右表示切替ボタン25は、何れも、運転者によって操作されるものであるから、本明細書中では、これらをまとめて単に「操作部20」と称することがあるものとする。
また、モニター30には、左カメラ11の撮影画像を表示する左表示領域31と、右カメラ12の撮影画像を表示する右表示領域32とが設定されている。
図3には、左表示領域31および右表示領域32が設定されたモニター30が例示されている。図示されるように、モニター30の中央には、スピードメーターが表示されるスピードメーター表示領域34と、タコメーターが表示されるタコメーター表示領域35とが設定されている。そして、左表示領域31は、運転席側から見て、それら2つの領域(すなわち、スピードメーター表示領域34およびタコメーター表示領域35)の左側に設定され、右表示領域32は右側に設定されている。
また、スピードメーター表示領域34およびタコメーター表示領域35の上方には、左ウインカー表示領域37Lと、右ウインカー表示領域37Rとが設定されている。更に、左表示領域31の左側に存在する狭い領域には燃料計表示領域33が設定され、右表示領域32の右側に存在する狭い領域には水温計表示領域36が設定されている。
また、スピードメーター表示領域34およびタコメーター表示領域35の上方には、左ウインカー表示領域37Lと、右ウインカー表示領域37Rとが設定されている。更に、左表示領域31の左側に存在する狭い領域には燃料計表示領域33が設定され、右表示領域32の右側に存在する狭い領域には水温計表示領域36が設定されている。
前述したように、左表示領域31には、左カメラ11によって撮影された車両1の左後方の撮影画像が表示され、右表示領域32には、右カメラ12によって撮影された車両1の右後方の撮影画像が表示される。
また、燃料計表示領域33には、車両1に搭載されたタンク内のガソリンの残量が表示され、水温計表示領域36には、エンジンの冷却水の温度が表示される。左ウインカー表示領域37Lには、ウインカーレバー21が押し上げられた場合に、左向きの矢印が点滅される。右ウインカー表示領域37Rには、ウインカーレバー21が押し下げられた場合に、右向きの矢印が点滅される。
また、燃料計表示領域33には、車両1に搭載されたタンク内のガソリンの残量が表示され、水温計表示領域36には、エンジンの冷却水の温度が表示される。左ウインカー表示領域37Lには、ウインカーレバー21が押し上げられた場合に、左向きの矢印が点滅される。右ウインカー表示領域37Rには、ウインカーレバー21が押し下げられた場合に、右向きの矢印が点滅される。
このように、モニター30には、スピードメーター表示領域34や、タコメーター表示領域35を初めとして、左表示領域31や、右表示領域32などの様々な領域が設定されている。その一方で、図2に示されるように、車両1に搭載可能なモニター30の大きさには限界がある。このため、これら様々な領域は、左表示領域31や右表示領域32も含めて、十分な大きさに設定できるわけではない。その結果、運転者は、左表示領域31や右表示領域32に表示された撮影画像からでは周囲の状況を十分に確認できずに、首を(場合によっては体も)旋回させて左右を目視しなければならない事態が発生し得る。しかし、首(あるいは体)を旋回させて左右を目視すると、今度は、前方に対する注意が疎かになる可能性が生じる。
そこで、本実施例の車両1には、左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25が搭載されており(図2を参照)、運転者が左表示切替ボタン24あるいは右表示切替ボタン25を操作すると、左表示領域31や右表示領域32の表示態様が切り替わるようになっている。このため、運転者は、首(あるいは体)を旋回させて左右を目視しなくても、モニター30上で左表示領域31や右表示領域32に表示された撮影画像を確認することによって、車両1の周囲の状況を十分に確認することが可能となる。
以下では、こうしたことを実現している運転支援装置40について説明する。
以下では、こうしたことを実現している運転支援装置40について説明する。
図4には、運転支援装置40の機能を説明するための車両1のブロック図が示されている。図示されるように、運転支援装置40は、撮影画像取得部41、操作検出部42、画像出力部43、表示領域拡張部44を備えている。
尚、これらの「部」は、運転支援装置40が、車載カメラ10の撮影画像を左表示領域31および右表示領域32に表示させるために備える機能に着目して、運転支援装置40の内部を便宜的に分類した抽象的な概念に過ぎない。従って、これらの「部」は、CPUによって実行されるプログラムによって実現することもできるし、LSIやICなどを用いて形成した電子回路によって実現することもできる。
尚、これらの「部」は、運転支援装置40が、車載カメラ10の撮影画像を左表示領域31および右表示領域32に表示させるために備える機能に着目して、運転支援装置40の内部を便宜的に分類した抽象的な概念に過ぎない。従って、これらの「部」は、CPUによって実行されるプログラムによって実現することもできるし、LSIやICなどを用いて形成した電子回路によって実現することもできる。
撮影画像取得部41は、車載カメラ10から撮影画像の画像データを取得して、画像データを画像出力部43へと送信する。
操作検出部42は、各種の操作部20(ここでは、ウインカーレバー21やシフトレバー22、ハンドル23、左表示切替ボタン24、右表示切替ボタン25)に接続されており、運転者によって操作部20が操作されたことを検出すると、その情報(以下、操作情報)を表示領域拡張部44に出力する。
操作検出部42は、各種の操作部20(ここでは、ウインカーレバー21やシフトレバー22、ハンドル23、左表示切替ボタン24、右表示切替ボタン25)に接続されており、運転者によって操作部20が操作されたことを検出すると、その情報(以下、操作情報)を表示領域拡張部44に出力する。
表示領域拡張部44は、操作情報を受け取ると、その情報に応じて、モニター30上の左表示領域31あるいは右表示領域32の設定内容を変更する。例えば、受け取った操作情報が、左表示切替ボタン24が操作された旨の操作情報であった場合には、モニター30上の左表示領域31が運転者から見て左方向に拡張されるように、左表示領域31の設定内容を変更する。また、右表示切替ボタン25が操作された旨の操作情報を受け取った場合には、モニター30上の右表示領域32が右方向に拡張されるように、右表示領域32の設定内容を変更する。更に、シフトレバー22が後進に切り替えられた旨の操作情報を受け取った場合には、左表示領域31および右表示領域32が下方向に拡張されるように、左表示領域31および右表示領域32の設定内容を変更する。
画像出力部43は、左カメラ11による撮影画像を受け取ると、左表示領域31についての設定内容を参照することによって、左表示領域31に表示すべき画像を切り出した後、切り出した画像をモニター30に出力する。同様に、右カメラ12による撮影画像を受け取った場合には、右表示領域32についての設定内容を参照して右表示領域32に表示すべき画像を切り出した後、切り出した画像をモニター30に出力する。
本実施例の運転支援装置40は、以上のような撮影画像取得部41、操作検出部42、画像出力部43、表示領域拡張部44を備えているので、運転者が首や体を回して左右を目視しなくても、車両1の周囲の状況を十分に確認することが可能となる。
本実施例の運転支援装置40は、以上のような撮影画像取得部41、操作検出部42、画像出力部43、表示領域拡張部44を備えているので、運転者が首や体を回して左右を目視しなくても、車両1の周囲の状況を十分に確認することが可能となる。
A−2.撮影画像表示処理 :
図5には、運転者が車両1の周囲の状況確認を支援するために本実施例の運転支援装置40が実行する撮影画像表示処理のフローチャートが示されている。撮影画像表示処理では、初めに、車載カメラ10が撮影画像を取得する(ステップS11)。撮影画像が取得されると、運転支援装置40は、左表示領域31および右表示領域32に、撮影画像を出力させる通常表示を実行する(ステップS13)。通常表示では、左表示領域31および右表示領域32が拡張される前の撮影画像(例えば、図2)が表示される。
図5には、運転者が車両1の周囲の状況確認を支援するために本実施例の運転支援装置40が実行する撮影画像表示処理のフローチャートが示されている。撮影画像表示処理では、初めに、車載カメラ10が撮影画像を取得する(ステップS11)。撮影画像が取得されると、運転支援装置40は、左表示領域31および右表示領域32に、撮影画像を出力させる通常表示を実行する(ステップS13)。通常表示では、左表示領域31および右表示領域32が拡張される前の撮影画像(例えば、図2)が表示される。
通常表示の状態で、操作検出部42は、操作情報の検出として、左表示切替ボタン24の操作または右表示切替ボタン25の操作を検出する(ステップS15)。左表示切替ボタン24の操作も右表示切替ボタン25の操作も検出されない場合には(ステップS15:no)、操作情報が無いものとして、後述のステップS25の処理が実行される。左表示切替ボタン24の操作または右表示切替ボタン25の操作が検出された場合には(ステップS15:yes)、表示領域拡張部44は、操作された表示切替ボタンの操作情報に応じて、左表示領域31または右表示領域32を拡張する(ステップS17)。画像出力部43は、拡張された左表示領域31または右表示領域32を表示させる拡張表示を実行する(ステップS19)。以下では、左表示切替ボタン24が操作された事例について説明する。
左表示切替ボタン24が操作されると、表示領域拡張部44は、車両1の左後方の撮影画像を表示している左表示領域31を左側と下側とに拡張する。左表示領域31が拡張されれば、運転者は、左折時や左への車線変更時に、より広い範囲の車両1の左後方を視認できる。左表示領域31の拡張の具体的な説明については後述する。
左表示切替ボタン24が操作されると、表示領域拡張部44は、車両1の左後方の撮影画像を表示している左表示領域31を左側と下側とに拡張する。左表示領域31が拡張されれば、運転者は、左折時や左への車線変更時に、より広い範囲の車両1の左後方を視認できる。左表示領域31の拡張の具体的な説明については後述する。
拡張表示の状態で、操作検出部42は、拡張表示から通常表示へと戻すための所定の運転動作の終了を判定する(ステップS21)。この場合の所定の運転動作とは、左表示切替ボタン24が操作された後に、車両1の左折が完了したことを示す動作であり、左折の完了は、左折時に点滅した左のウインカーが消滅するタイミングと同じである。ステップS21の処理において、所定の運転動作が終了していないと判定された場合には(ステップS21:no)、引き続き拡張表示が実行される(ステップS19)。所定の運転動作が終了したと判定された場合には(ステップS21:yes)、運転支援装置40は、左表示領域31の拡張表示を通常表示へと戻す(ステップS23)。
次に、通常表示の状態で、操作検出部42は、操作情報の検出として、シフトレバー22が後進に切り替えられる後進操作の検出を判定する(ステップS25)。後進操作が検出されない場合には(ステップS25:no)、後述のステップS35の処理が実行される。後進操作が検出された場合には(ステップS25:yes)、表示領域拡張部44は、後進操作に応じて、左表示領域31と右表示領域32とを下側に拡張する(ステップS27)。画像出力部43は、拡張された左表示領域31と右表示領域32とを表示する拡張表示を実行する(ステップS29)。左表示領域31および右表示領域32の拡張の具体的な説明については後述する。
拡張表示の状態で、操作検出部42は、シフトレバー22が後進以外のギアに切り替えられる後進動作の終了を検出する(ステップS31)。後進動作が終了させられない場合には(ステップS31:no)、運転支援装置40は、引き続き、後進操作に応じた拡張表示を実行する(ステップS29)。後進動作が終了させられた場合には(ステップS31:yes)、運転支援装置40は、左表示領域31と右表示領域32との拡張表示を、通常表示へと戻す(ステップS33)。その後、運転支援装置40は、車両1の電源が切られる処理の終了の検出を待機する(ステップS35)。電源が切られない場合には(ステップS35:no)、運転支援装置40は、ステップS15以降の処理を繰り返す。車両1の電源が切られると(ステップS35:yes)、車両1全体の電源が切られるため、撮影画像表示処理も終了する。
拡張表示の状態で、操作検出部42は、シフトレバー22が後進以外のギアに切り替えられる後進動作の終了を検出する(ステップS31)。後進動作が終了させられない場合には(ステップS31:no)、運転支援装置40は、引き続き、後進操作に応じた拡張表示を実行する(ステップS29)。後進動作が終了させられた場合には(ステップS31:yes)、運転支援装置40は、左表示領域31と右表示領域32との拡張表示を、通常表示へと戻す(ステップS33)。その後、運転支援装置40は、車両1の電源が切られる処理の終了の検出を待機する(ステップS35)。電源が切られない場合には(ステップS35:no)、運転支援装置40は、ステップS15以降の処理を繰り返す。車両1の電源が切られると(ステップS35:yes)、車両1全体の電源が切られるため、撮影画像表示処理も終了する。
図6には、撮影画像と、通常表示の場合に左表示領域31および右表示領域32に表示される撮影画像との関係を表す説明図が示されている。図6(a)には、左カメラ11によって撮影された撮影画像11IMと、右カメラ12によって撮影された撮影画像12IMとが示されている。なお、図6およびこれ以降に示す撮影画像では、左カメラ11および右カメラ12からではなく運転者から見た状態が示されているため、実際に左カメラ11および右カメラ12によって撮影される撮影画像の左右が反転して示されている。
撮影画像11IM,12IMからわかるように、車両1は、三車線の道路の内、真ん中の車線を走行している。撮影画像11IMから、車両1の左側の後方には、他車両101が走行していることがわかる。図6(b)には、通常表示の場合に、撮影画像11IM,12IMの内から、画像出力部43が左表示領域31および右表示領域32に出力する撮影画像の範囲である領域11R,12Rが示されている。通常表示および拡張表示では、画像出力部43は、撮影画像11IMおよび撮影画像12IMの全部をモニター30に出力せずに、撮影画像11IMの一部と撮影画像12IMの一部とを、左表示領域31と右表示領域32とに出力している。この結果、モニター30には、図2に示すような画像が表示される。
撮影画像11IM,12IMからわかるように、車両1は、三車線の道路の内、真ん中の車線を走行している。撮影画像11IMから、車両1の左側の後方には、他車両101が走行していることがわかる。図6(b)には、通常表示の場合に、撮影画像11IM,12IMの内から、画像出力部43が左表示領域31および右表示領域32に出力する撮影画像の範囲である領域11R,12Rが示されている。通常表示および拡張表示では、画像出力部43は、撮影画像11IMおよび撮影画像12IMの全部をモニター30に出力せずに、撮影画像11IMの一部と撮影画像12IMの一部とを、左表示領域31と右表示領域32とに出力している。この結果、モニター30には、図2に示すような画像が表示される。
図7には、左カメラ11の撮影画像11IMと、拡張表示の場合に左表示領域31に表示される撮影画像との関係を表す説明図が示されている。表示領域拡張部44は、通常表示から拡張表示へと変化させる場合に、通常表示のときの左表示領域31を拡張する。左表示切替ボタン24が操作された場合には、表示領域拡張部44は、通常表示の時に表示されていた領域11R(破線)を、左側と下側とに拡張した領域11Ra(一点鎖線)に変更する。ここで、図7における左側は、車両1から離れる方向に相当する。
なお、通常表示から拡張表示へと変化しても、左カメラ11は、同じ方向を撮影しているため、操作検出部42が操作情報の検出の有無によって、撮影画像11IM,12IMは変化しない。
なお、通常表示から拡張表示へと変化しても、左カメラ11は、同じ方向を撮影しているため、操作検出部42が操作情報の検出の有無によって、撮影画像11IM,12IMは変化しない。
図8には、拡張された領域11Raの撮影画像が左表示領域31aに表示された場合のモニター30が示されている。図8に示すように、左表示領域31aは、通常表示の左表示領域31(破線)よりも左側と下側に拡張されている。そのため、拡張された左表示領域31aは、燃料計表示領域33の一部に重複し、重複した燃料計表示領域33の一部では、燃料計が表示されていない。また、図8では、左折するためにウインカーレバー21が押し上げられた状態であり、左ウインカー表示領域37Lが点滅している。
運転者は、拡張された左表示領域31aの撮影画像を見ることで、左折や左車線への車線変更を行う際に、より広範囲の車両1の左後方を視認できる。なお、図8では、便宜上、通常表示の際の左表示領域31の外枠を破線で示しているが、この破線は、実際には左表示領域31aに表示されていない。
運転者は、拡張された左表示領域31aの撮影画像を見ることで、左折や左車線への車線変更を行う際に、より広範囲の車両1の左後方を視認できる。なお、図8では、便宜上、通常表示の際の左表示領域31の外枠を破線で示しているが、この破線は、実際には左表示領域31aに表示されていない。
図9には、撮影画像と、通常表示の場合に左表示領域31および右表示領域32に表示される撮影画像との関係を表す説明図が示されている。図9(a)には、操作検出部42が後進操作を受け付けた際に、左カメラ11によって撮影された撮影画像11IMaと、右カメラ12によって撮影された撮影画像12IMaとが示されている。撮影画像11IMa,12IMaからわかるように、車両1は、白線で区切られた駐車スペースに後進して駐車しようとしている。図9(b)には、図6(b)と同様に、後進操作が受け付けられる前の通常表示の場合に、左表示領域31および右表示領域32に表示させる撮影画像の範囲である11R,12R(破線)が示されている。
図10には、左カメラ11の撮影画像11IMおよび右カメラ12の撮影画像12IMと、後進操作を受け付けた場合に左表示領域31および右表示領域32に表示される撮影画像との関係を表す説明図が示されている。表示領域拡張部44は、通常表示から拡張表示へと変化させる場合に、通常表示のときの左表示領域31および右表示領域32を拡張する。表示領域拡張部44は、通常表示の時に表示されていた左表示領域31(破線)を、下側に拡張した領域11Rb(一点鎖線)に拡張する。また、表示領域拡張部44は、通常表示の時に表示されていた右表示領域32(破線)を、下側に拡張した領域12Rb(一点鎖線)に拡張する。
図11には、拡張された領域11Rb,12Rbの撮影画像が左表示領域31bおよび右表示領域32bに表示された拡張表示の場合のモニター30が示されている。図11に示すように、左表示領域31bおよび右表示領域32bは、通常表示の左表示領域31(破線)および右表示領域32(破線)よりも下側に拡張されている。そのため、運転者は、拡張された左表示領域31bおよび右表示領域32bの撮影画像を見ることで、駐車などの後進操作を行う際に、より広範囲の車両1の左後方および右後方を視認できる。なお、図11では、図8と同様に、便宜上、通常表示の際の左表示領域31および右表示領域32の外枠を破線で示しているが、この破線は、実際には左表示領域31bおよび左表示領域31bには表示されていない。
以上説明したように、本実施例の運転支援装置40は、車載カメラ10によって撮影された撮影画像をモニター30に表示させる。運転支援装置40は、撮影画像取得部41と、操作検出部42と、画像出力部43と、表示領域拡張部44とを有する。撮影画像取得部41は、車載カメラ10から撮影画像を取得する。画像出力部43は、左表示領域31および右表示領域32に撮影画像を表示させる。操作検出部42は、左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25の操作の操作情報と、シフトレバー22の後進への切替の操作の操作情報とを検出する。表示領域拡張部44は、検出された操作情報に応じて、撮影画像を表示する左表示領域31や右表示領域32を拡張させる。
そのため、本実施例の運転支援装置40では、運転者の操作に応じてモニター30に表示させる撮影画像を変化させる場合に、表示領域に表示させた車載カメラ10の撮影画像の領域を拡張させる。これにより、モニター30の画像が切り替わったとしても、運転者は、左表示領域31および右表示領域32に、車両1のどの範囲の撮影画像が表示されているのか容易に認識でき、運転者への負担を低減できる。
そのため、本実施例の運転支援装置40では、運転者の操作に応じてモニター30に表示させる撮影画像を変化させる場合に、表示領域に表示させた車載カメラ10の撮影画像の領域を拡張させる。これにより、モニター30の画像が切り替わったとしても、運転者は、左表示領域31および右表示領域32に、車両1のどの範囲の撮影画像が表示されているのか容易に認識でき、運転者への負担を低減できる。
B.変形例 :
上述した実施例では、通常表示から拡張表示へと変更される場合の左表示領域31および右表示領域32の一例について説明した。ここでは、実施例以外の他の変形例について説明する。
上述した実施例では、通常表示から拡張表示へと変更される場合の左表示領域31および右表示領域32の一例について説明した。ここでは、実施例以外の他の変形例について説明する。
B−1.変形例1 :
図12には、左表示切替ボタン24が操作された場合に、左カメラ11の撮影画像11IMと、拡張表示の場合に左表示領域31に表示される撮影画像との関係を表す説明図が示されている。変形例では、左表示切替ボタン24が操作されると、表示領域拡張部44は、表示領域拡張部44は、通常表示の時に表示されていた領域11R(破線)を、上下左右に拡張した領域11Rc(一点鎖線)に拡張する。
図12には、左表示切替ボタン24が操作された場合に、左カメラ11の撮影画像11IMと、拡張表示の場合に左表示領域31に表示される撮影画像との関係を表す説明図が示されている。変形例では、左表示切替ボタン24が操作されると、表示領域拡張部44は、表示領域拡張部44は、通常表示の時に表示されていた領域11R(破線)を、上下左右に拡張した領域11Rc(一点鎖線)に拡張する。
図13には、拡張された領域11Rcの撮影画像が左表示領域31cに表示された場合のモニター30が示されている。図13に示すように、左表示領域31cは、通常表示の左表示領域31(破線)よりも上下左右に拡張されている。これにより、拡張された左表示領域31cは、燃料計表示領域33の右側の一部と、スピードメーター表示領域34の左側の一部とに重複している。重複した燃料計表示領域33の右側の一部では、燃料系が表示されておらず、スピードメーター表示領域34の左側の一部では、スピードメーターが表示されていない。
B−2.変形例2 :
図14には、拡張された領域11Rcの撮影画像が左表示領域31dに表示された場合のモニター30が示されている。図14に示す変形例では、図12に示す拡張された領域11Rcの撮影画像が、モニター30の中央部分に表示されている。この変形例では、左表示切替ボタン24の操作が検出されると、表示領域拡張部44は、図12の領域11Rを領域11Rcへと拡張し、モニター30に表示させる撮影画像の位置を設定する。さらに、表示領域拡張部44は、スピードメーターの位置を左側に移動するように設定する。これにより、図14に示すように、モニター30には、中央に左表示領域31dが位置し、スピードメーター表示領域34が中央よりも左側に位置する。中央の左表示領域31dは、タコメーター表示領域35の左側の一部と重複している。左側に移動したスピードメーター表示領域34は、いずれの表示領域とも重複せずに、スピードメーターを表示している。
図14には、拡張された領域11Rcの撮影画像が左表示領域31dに表示された場合のモニター30が示されている。図14に示す変形例では、図12に示す拡張された領域11Rcの撮影画像が、モニター30の中央部分に表示されている。この変形例では、左表示切替ボタン24の操作が検出されると、表示領域拡張部44は、図12の領域11Rを領域11Rcへと拡張し、モニター30に表示させる撮影画像の位置を設定する。さらに、表示領域拡張部44は、スピードメーターの位置を左側に移動するように設定する。これにより、図14に示すように、モニター30には、中央に左表示領域31dが位置し、スピードメーター表示領域34が中央よりも左側に位置する。中央の左表示領域31dは、タコメーター表示領域35の左側の一部と重複している。左側に移動したスピードメーター表示領域34は、いずれの表示領域とも重複せずに、スピードメーターを表示している。
このように、拡張された左表示領域31dは、拡張される前の左表示領域31と異なる位置に設定されてもよい。この場合でも、モニター30の画像が切り替わったとしても、撮影画像には車両1の左側面が映っているため、拡張されて左表示領域31dに表示された撮影画像が、拡張される前の左表示領域31に表示された撮影画像であることを認識でき、運転者への負担を低減できる。
また、表示領域拡張部44は、図14に示すように、左表示領域31だけでなく、スピードメーター表示領域34などの位置をモニター30上で自由に設定してもよい。
また、表示領域拡張部44は、図14に示すように、左表示領域31だけでなく、スピードメーター表示領域34などの位置をモニター30上で自由に設定してもよい。
B−3.変形例3 :
上記実施例および変形例では、左表示切替ボタン24または右表示切替ボタン25の操作が検出された場合の一例として、左表示切替ボタン24の操作が検出された場合を説明したが、右表示切替ボタン25の操作が検出された場合についても同様である。
また、左表示切替ボタン24が操作された場合に、上記実施例では、表示領域拡張部44は、左側と下側とに拡張する場合について説明し、変形例では、表示領域拡張部44は、上下左右に拡張する場合について説明したが、拡張する方向については種々変形可能である。例えば、表示領域拡張部44は、左側または右側には拡張するが、下側または上側には拡張しないようにしてもよい。同様に、後進操作が検出された場合に、表示領域拡張部44は、下側に拡張する場合について説明したが、下側に加えて、左側および右側や上側に拡張してもよい。
また、上記実施例では、表示領域拡張部44は、左表示切替ボタン24の操作が検出された場合に、左表示領域31を拡張したが、左表示領域31を拡張すると共に右表示領域32を非表示にしたり、小さく表示したりしてもよい。更には、右表示領域32に加えて、その他の画像(例えば、燃料計)も非表示にしたり、小さくしたりしてもよい。
上記実施例および変形例では、左表示切替ボタン24または右表示切替ボタン25の操作が検出された場合の一例として、左表示切替ボタン24の操作が検出された場合を説明したが、右表示切替ボタン25の操作が検出された場合についても同様である。
また、左表示切替ボタン24が操作された場合に、上記実施例では、表示領域拡張部44は、左側と下側とに拡張する場合について説明し、変形例では、表示領域拡張部44は、上下左右に拡張する場合について説明したが、拡張する方向については種々変形可能である。例えば、表示領域拡張部44は、左側または右側には拡張するが、下側または上側には拡張しないようにしてもよい。同様に、後進操作が検出された場合に、表示領域拡張部44は、下側に拡張する場合について説明したが、下側に加えて、左側および右側や上側に拡張してもよい。
また、上記実施例では、表示領域拡張部44は、左表示切替ボタン24の操作が検出された場合に、左表示領域31を拡張したが、左表示領域31を拡張すると共に右表示領域32を非表示にしたり、小さく表示したりしてもよい。更には、右表示領域32に加えて、その他の画像(例えば、燃料計)も非表示にしたり、小さくしたりしてもよい。
B−4.変形例4 :
上記実施例では、拡張表示を行うための操作情報として、左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25の操作と、シフトレバー22を後進に切り替える操作とを一例に挙げて説明したが、操作情報については種々変形可能である。例えば、車両1に左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25が配置されておらず、操作検出部42は、ウインカーレバー21の操作を、拡張表示を行うための操作情報として判定してもよい。具体的に、表示領域拡張部44は、ウインカーレバー21が上げられると左表示領域31を拡張し、ウインカーレバー21が下げられると右表示領域32を拡張する。
また、拡張表示を行うための操作情報として、操作検出部42は、ナビゲーション装置から取得した進路の左折や右折といった情報を検出してもよい。例えば、特定の交差点を左折する情報が検出されている場合に、運転手が左表示切替ボタン24やウインカーレバー21を操作しなくても、表示領域拡張部44は、左表示領域31を拡張する。この変形例では、車両1の所定の操作としてナビゲーション装置から取得した情報を含む。
上記実施例では、拡張表示を行うための操作情報として、左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25の操作と、シフトレバー22を後進に切り替える操作とを一例に挙げて説明したが、操作情報については種々変形可能である。例えば、車両1に左表示切替ボタン24および右表示切替ボタン25が配置されておらず、操作検出部42は、ウインカーレバー21の操作を、拡張表示を行うための操作情報として判定してもよい。具体的に、表示領域拡張部44は、ウインカーレバー21が上げられると左表示領域31を拡張し、ウインカーレバー21が下げられると右表示領域32を拡張する。
また、拡張表示を行うための操作情報として、操作検出部42は、ナビゲーション装置から取得した進路の左折や右折といった情報を検出してもよい。例えば、特定の交差点を左折する情報が検出されている場合に、運転手が左表示切替ボタン24やウインカーレバー21を操作しなくても、表示領域拡張部44は、左表示領域31を拡張する。この変形例では、車両1の所定の操作としてナビゲーション装置から取得した情報を含む。
B−5.変形例5 :
上記実施例では、拡張表示から通常表示へと戻す所定の運転動作の終了として、左表示切替ボタン24が操作されてからハンドル23が所定の回転数を回転した例を挙げたが、操作検出部42は、所定の運動動作の終了として、その他の動作を検出してもよい。例えば、操作検出部42は、左表示領域31を拡張している場合に、左表示切替ボタン24の再度の操作を、所定の運動動作の終了として検出してもよい。
上記実施例では、拡張表示から通常表示へと戻す所定の運転動作の終了として、左表示切替ボタン24が操作されてからハンドル23が所定の回転数を回転した例を挙げたが、操作検出部42は、所定の運動動作の終了として、その他の動作を検出してもよい。例えば、操作検出部42は、左表示領域31を拡張している場合に、左表示切替ボタン24の再度の操作を、所定の運動動作の終了として検出してもよい。
以上、各種の実施例および各種の変形例について説明したが、本発明は上述した実施例および変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することができる。
1…車両、 10…車載カメラ、 11…左カメラ、 12…右カメラ、
20…操作部、 21…ウインカーレバー、 22…シフトレバー、
23…ハンドル、 24…左表示切替ボタン、 25…右表示切替ボタン、
30…モニター、 31…左表示領域、 32…右表示領域、
40…運転支援装置、 41…撮影画像取得部、 42…操作検出部、
43…画像出力部、 44…表示領域拡張部、 101…他車両
20…操作部、 21…ウインカーレバー、 22…シフトレバー、
23…ハンドル、 24…左表示切替ボタン、 25…右表示切替ボタン、
30…モニター、 31…左表示領域、 32…右表示領域、
40…運転支援装置、 41…撮影画像取得部、 42…操作検出部、
43…画像出力部、 44…表示領域拡張部、 101…他車両
Claims (8)
- 車載カメラ(10)を用いて車両(1)から所定方向を撮影した画像を、モニター(30)の画面上に設定された所定の表示領域(31,32)に表示させることによって、運転者が周辺を確認する動作を支援する運転支援装置(40)であって、
前記車載カメラによる撮影画像(11IM,12IM)を取得する撮影画像取得部(41)と、
前記撮影画像中で前記表示領域に表示する部分の画像を、前記モニターに出力する画像出力部(43)と、
前記運転者によって行われる所定の操作を検出する操作検出部(42)と、
前記操作が検出されると、前記画面上に設定された前記表示領域を、検出した前記操作に応じた方向に拡張する表示領域拡張部(44)と
を備えることを特徴とする運転支援装置。 - 請求項1に記載の運転支援装置であって、
前記表示領域拡張部は、前記操作が検出されると、拡張する前の前記表示領域に表示される前記撮影画像の範囲を、拡張した後の前記表示領域に表示される前記撮影画像の範囲に含ませるように、前記表示領域を拡張する
ことを特徴とする運転支援装置。 - 請求項1または請求項2に記載の運転支援装置であって、
前記車載カメラは、前記所定方向として前記車両から左後方を撮影し、
前記操作検出部は、前記車両を左折させる前に操作される左折前操作を検出し、
前記表示領域拡張部は、前記左折前操作が検出されると、前記表示領域を左側に拡張する
ことを特徴とする運転支援装置。 - 請求項1または請求項2に記載の運転支援装置であって、
前記車載カメラは、前記所定方向として前記車両から右後方を撮影し、
前記操作検出部は、前記車両を右折させる前に操作される右折前操作を検出し、
前記表示領域拡張部は、前記右折前操作が検出されると、前記表示領域を右側に拡張する
ことを特徴とする運転支援装置。 - 請求項1または請求項2に記載の運転支援装置であって、
前記車載カメラは、前記車両の左方および左後方を撮影する左カメラ(11)と、前記車両の右方および右後方を撮影する右カメラ(12)とであり、
前記操作検出部は、前記操作としての前記車両を後進させるための後進操作を検出し、
前記表示領域拡張部は、前記後進操作が検出されると、前記左カメラの前記撮影画像が表示される前記表示領域と前記右カメラの前記撮影画像が表示される前記表示領域とを拡張する
ことを特徴とする運転支援装置。 - 請求項5に記載の運転支援装置であって、
前記表示領域拡張部は、前記後進操作が検出されると、前記左カメラの前記撮影画像が表示される前記表示領域を左側および下側に拡張する
ことを特徴とする運転支援装置。 - 請求項5または請求項6に記載の運転支援装置であって、
前記表示領域拡張部は、前記後進操作が検出されると、前記右カメラの前記撮影画像が表示される前記表示領域を右側および下側に拡張する
ことを特徴とする運転支援装置。 - 車載カメラを用いて車両から所定方向を撮影した画像を、モニターの画面上に設定された所定の表示領域に表示させることによって、運転者が周辺を確認する動作を支援する運転支援方法であって、
前記車載カメラによる撮影画像を取得する工程(S11)と、
前記撮影画像中で前記表示領域に表示する部分の画像を、前記モニターに出力する工程(S13、S19、S23、S27、S33)と、
前記運転者によって行われる所定の操作を検出する工程(S15、S25)と、
前記操作が検出されると、前記画面上に設定された前記表示領域を、検出した前記操作に応じた方向に拡張する工程(S17、S27)と
を備えることを特徴とする運転支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017076006A JP2018176874A (ja) | 2017-04-06 | 2017-04-06 | 運転支援装置、運転支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017076006A JP2018176874A (ja) | 2017-04-06 | 2017-04-06 | 運転支援装置、運転支援方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018176874A true JP2018176874A (ja) | 2018-11-15 |
Family
ID=64282333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017076006A Pending JP2018176874A (ja) | 2017-04-06 | 2017-04-06 | 運転支援装置、運転支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018176874A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020202251A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 車載用運転支援装置 |
CN112565673A (zh) * | 2019-09-26 | 2021-03-26 | 歌乐株式会社 | 显示控制装置及显示控制方法 |
-
2017
- 2017-04-06 JP JP2017076006A patent/JP2018176874A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113661085A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-11-16 | 本田技研工业株式会社 | 车载驾驶辅助装置 |
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JP7440235B2 (ja) | 2019-09-26 | 2024-02-28 | フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 | 表示制御装置、及び表示制御方法 |
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