JP2018170629A - 遠隔保守装置及び遠隔保守方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械学習を利用して多数の画像形成装置の効果的な遠隔保守を実現させることができる。【解決手段】本発明は、通信回線で接続され、印刷媒体を搬送しつつ印刷媒体に画像を形成する複数の画像形成装置の保守を行う遠隔保守装置を提供する。遠隔保守装置は、複数の画像形成装置のそれぞれから搬送に関する状態である搬送関連状態を表す搬送関連情報を取得する情報取得部と、搬送関連情報を確率変数とする確率分布を生成する統計処理部と、生成された確率分布に基づき、搬送関連情報に応じて搬送関連情報の出現確率を算出し、算出された出現確率に基づいて搬送関連情報を送信した画像形成装置の異常診断を行う異常診断部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置の遠隔保守装置及び遠隔保守方法に関する。
典型的な画像形成装置(たとえばプリンター、多機能プリンター、又は複合機(Multifunction Printer)は、印刷媒体を搬送させつつ画像を形成し、画像が形成されている印刷媒体を排出する。印刷媒体の搬送では、画像形成装置の搬送駆動装置は、たとえば給紙トレイに格納されている印刷用紙(印刷媒体の一例)をピックアップローラで取り出し、搬送しつつ転写工程や定着工程を実行し、画像形成装置から排出する。搬送駆動装置には可動部分が多いため、摩耗や経年変化によってジャム(紙詰まり)が発生することが想定されている。
一方、画像形成装置の保守作業には、遠隔保守技術が提案されている。遠隔保守技術は、たとえば各画像形成装置から送信される情報によるサービスマン派遣要請を自動化し、致命的な故障が発生する前に迅速・的確な処置を効率よく行えるようにすることができる(特許文献1)。特許文献1の技術によれば、各複写装置は動作中に異常事象又は異常事前事象が発生したときに、その発生を知らせる警告情報を送信することができる。異常事象又は異常事前事象は、予め設定されているルールに従って検知される。
特開平9−321931号公報
しかしながら、多種かつ多数の画像形成装置の遠隔保守におけるルールの設定は、極めて困難であり、さらに、新型の機種が続々と開発される環境下では効果的な実装は困難であった。一方、いわゆるビッグデータに基づき、人工知能その他の機械学習を利用し、多種かつ多数の画像形成装置の遠隔保守を実現する方法については十分な検討がなされていなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、機械学習を利用して多数の画像形成装置の効果的な遠隔保守を実現させる技術を提供することを目的とする。
本発明は、通信回線で接続され、印刷媒体を搬送しつつ前記印刷媒体に画像を形成する複数の画像形成装置の保守を行う遠隔保守装置を提供する。前記遠隔保守装置は、前記複数の画像形成装置のそれぞれから前記搬送に関する状態である搬送関連状態を表す搬送関連情報を取得する情報取得部と、前記搬送関連情報を確率変数とする確率分布を生成する統計処理部と、前記生成された確率分布に基づき、前記搬送関連情報に応じて前記搬送関連情報の出現確率を算出し、前記算出された出現確率に基づいて前記搬送関連情報を送信した画像形成装置の異常診断を行う異常診断部とを備える。
本発明は、通信回線で接続され、印刷媒体を搬送しつつ前記印刷媒体に画像を形成する複数の画像形成装置の保守を行う遠隔保守方法を提供する。前記遠隔保守方法は、前記複数の画像形成装置のそれぞれから前記搬送に関する状態である搬送関連状態を表す搬送関連情報を取得する情報取得工程と、前記搬送関連情報を確率変数とする確率分布を生成する統計処理工程と、前記生成された確率分布に基づき、前記搬送関連情報に応じて前記搬送関連情報の出現確率を算出し、前記算出された出現確率に基づいて前記搬送関連情報を送信した画像形成装置の異常診断を行う異常診断工程とを備える。
本発明によれば、機械学習を利用して多数の画像形成装置の効果的な遠隔保守を実現させることができる。
本発明の一実施形態に係る遠隔保守システム1の機能構成を示すブロックダイアグラムである。 一実施形態に係る画像形成装置21の全体構成を示した断面図である。 一実施形態に係る印刷用紙搬送部200の一部を示す拡大断面図である。 一実施形態に係る異常診断処理の内容を示す説明図である。 一実施形態に係る機械学習における標本データ群Dの内容の一例を示す説明図である。 一実施形態に係る統計処理としての異常診断の方法を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔保守システム1の機能構成を示すブロックダイアグラムである。遠隔保守システム1は、遠隔保守装置900と、複数の社内ネットワーク20内に設置されている複数の画像形成装置21と、サービスマンが使用する複数のモバイル端末960とを備えている。複数の画像形成装置21は、インターネット30その他の通信回線を介して遠隔保守装置900の遠隔保守の対象となっている。遠隔保守には、複数の画像形成装置21の一般的な保守作業(たとえばトナー残量の管理や課金処理(印刷枚数のカウント))だけでなく、異常診断等も含まれている。
遠隔保守装置900は、制御部910と、通信インターフェイス部930と、操作表示部940と、記憶部950とを備えている。制御部910は、統計処理部911と、異常診断部912とを備えている。記憶部950には、知識データベース920が格納されている。
制御部910は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部100は、各種I/O、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、バス、その他ハードウェア等のインターフェイスに関連するコントローラ機能を備え、遠隔保守装置900全体を制御する。
記憶部950は、非一時的な記録媒体であるハードディスクドライブやフラッシュメモリー等からなる記憶装置で、制御部910が実行する処理の制御プログラムやデータ(設定データを含む)を記憶する。記憶部950は、前述のように、さらに、知識データベース920を格納している。
遠隔保守装置900は、記憶部950に格納されている知識データベース920を利用する機械学習に基づいて故障診断や故障予測を行うことができる。知識データベース920は、複数の画像形成装置21から取得した搬送関連情報に基づいて統計処理部911によって半自動的に生成される。遠隔保守装置900は、いわゆるビッグデータを扱って機械学習を行うように構成されている。
知識データベース920は、個体時系列データ921と、正常モデル922a〜922cと、異常モデル923a〜923cとを含んでいる。個体時系列データ921は、管理対象となっている複数の画像形成装置21のそれぞれから受信した搬送関連情報を画像形成装置21毎に紐づけて時系列順に格納するデータである。正常モデル922a〜922cは、複数の画像形成装置21から受信した搬送関連情報に基づいて確率分布として生成されている統計モデルである。異常モデル923a〜923cは、複数の画像形成装置21において異常状態が確認されたときの搬送関連情報に基づいて確率分布として生成されている統計モデルである。
複数の社内ネットワーク20は、それぞれ複数の画像形成装置21と、複数のコンピュータ22と、ルーター23と、ネットワークアダプタ24とを備えている。画像形成装置21は、それぞれ制御部100と、印刷用紙搬送部200と、自動原稿送り装置(ADF)300と、画像読取部400と、印刷媒体に画像を形成して印刷物として排出する画像形成部500と、記憶部600と、通信インターフェイス部700と、操作表示部800とを備えている。
通信インターフェイス部700は、ルーター23を介して複数のコンピュータ22と、ネットワークアダプタ24と、インターネット30とに接続されている。ネットワークアダプタ24は、エアーコンディショナ25(単にエアコンとも呼ばれる。)に近距離無線通信で接続可能である。
エアコン25は、画像形成装置21が設置されているオフィスの温度と湿度とを計測することができる。これにより、画像形成装置21の周囲環境に関する搬送関連情報を取得することができる。本実施形態では、複数の画像形成装置21は、いずれも温度範囲(10℃乃至32℃、ただし、32℃のときは、湿度70%以下)で、湿度15〜80%(ただし、80%のときは、温度30℃以下)の設置環境が想定されているものとする。
エアコン25には、Internet of Things(IoT)の普及に伴って、近接無線通信や有線通信によって情報を提供するためのインターフェイスが装備されていくものと考えられる。
近距離無線通信は、本実施形態では、BLUETOOTH(登録商標)のCLASS1を使用している。BLUETOOTH(登録商標)のCLASS1は、最大出力100mWの通信であり、ネットワークアダプタ24とエアコン25との距離が100m以内程度での通信が可能な近距離無線通信である。なお、通信インターフェイス部700は、近距離無線通信を有し、ネットワークアダプタ24を介すことなく、直接的に外部機器に接続可能に構成してもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置21の全体構成を示す断面図である。本実施形態の画像形成装置21は、タンデム型のカラープリンターである。画像形成装置21は、その筐体10内に、画像形成部として、マゼンタ、シアン、イエロー、及びブラックの各色に対応させて感光体ドラム(像担持体)30m、30c、30y及び30kが一列に配置されている。感光体ドラム30m、30c、30y及び30kのそれぞれに隣接して、現像装置100m、100c、100y及び100kが配置されている。
感光体ドラム30m、30c、30y及び30kには、露光ユニット50から各色用のレーザー光Lm、Lc、Ly及びLkが照射される。この照射によって、感光体ドラム30m、30c、30y及び30kに静電潜像が形成される。現像装置100m、100c、100y及び100kは、トナーを攪拌しながら、感光体ドラム30m、30c、30y及び30kの表面に形成された静電潜像にトナーを付着させる。これにより、現像工程が完了し、感光体ドラム30m、30c、30y及び30kの表面に各色のトナー像が形成される。
画像形成装置21は、無端状の中間転写ベルト220を有している。中間転写ベルト220は、テンションローラ224、駆動ローラ222a(図3参照)及び従動ローラ221に張架されている。中間転写ベルト220は、駆動ローラ222aの回転によって循環駆動させられる。
たとえば感光体ドラム30k上のブラックのトナー像は、感光体ドラム30kと一次転写ローラ23kとで中間転写ベルト220を挟み、中間転写ベルト220が循環駆動させられることによって中間転写ベルト220に一次転写される。この点は、シアン、イエロー、ブラックの3色についても同様である。中間転写ベルト220の表面には、所定のタイミングで相互に重ね合わせられるように一次転写が行われることによってフルカラートナー像が形成される。
画像形成装置21の印刷用紙搬送部200は、印刷媒体としての印刷用紙P及び非定形用紙Ptを供給して搬送するために、手差しトレイ235と、給紙カセット260と、第1搬送路271と、第2搬送路272と、第3搬送路273と、第4搬送路274と、反転搬送路275とを備えている。反転搬送路275は、両面印刷で使用される搬送路である。
給紙カセット260は、印刷用紙Pを供給することができる。給紙カセット260は、画像形成装置21の筐体10の下部に配置され、画像形成装置21の筐体10の外部に引き出すことによって印刷用紙Pの補充を可能としている。印刷用紙Pは、ピックアップローラ262と給紙ローラ対261とによって、給紙カセット260から1枚ずつ第2搬送路272に供給される。
一方、手差しトレイ235は、画像形成装置21の筐体10の右側に配置され、非定形用紙Ptを供給することができる。非定形用紙Ptは、給紙ローラ236によって1枚ずつ第1搬送路271に供給される。第1搬送路271は、第2搬送路272に接続されている。第2搬送路272は、前述のように定形の印刷用紙Pを供給する給紙カセット260にも接続されている。
図3は、一実施形態に係る印刷用紙搬送部200の一部を示す拡大断面図である。印刷用紙搬送部200では、印刷媒体は、第2搬送路272を通過して経路Tに沿って搬送される。印刷用紙搬送部200は、さらに、駆動回路110と、計測センサ120と、4個の駆動モータ222m,231m,236m,262mと、排出検知スイッチDsと、レジストスイッチRsとを備えている。
駆動回路110は、4個の駆動モータ222m,231m,236m,262mのそれぞれを駆動する。計測センサ120は、印刷用紙搬送部200の内部の温度及び湿度を計測する。駆動回路110は、4個の駆動モータ222m,231m,236m,262mのそれぞれに実際に流れたモータ電流値を制御部100に送信する。
第2搬送路272は、印刷媒体をレジストローラ233まで搬送する。レジストスイッチRs(図3参照)は、印刷媒体がレジストローラ233に到達したことを検知する。
画像形成装置21は、第3搬送路273では、中間転写ベルト220の表面に転写されたフルカラートナー像を印刷媒体上に二次転写することができる。二次転写は、駆動ローラ222aと二次転写ローラ222bとを有する転写ローラ対222によって行われる。レジストローラ233は、印刷媒体が検知されると、中間転写ベルト220上のフルカラートナー像にタイミングを合わせて転写ローラ対222に印刷媒体の搬送を開始することによって二次転写を可能とする。転写後に、ベルトクリーニング装置(図示略)が中間転写ベルト220に残存するトナーを清掃する。
画像形成装置21は、第3搬送路273では、さらに、印刷媒体上に二次転写されたフルカラートナー像を印刷媒体上に定着させることができる。定着は、ヒートローラ231aと加圧ローラ231bとを有する定着ローラ対231によって行われる。ヒートローラ231aと加圧ローラ231bとは、相互に圧力をかけて変形した状態で接することによってニップ部(図示せず)を形成している。印刷媒体がニップ部を通過する際に、加圧・加熱され、フルカラートナー像が印刷媒体に定着することになる。
ヒートローラ231aは、一般にアルミニウムのパイプの芯金ローラを有し、その外周面にフッ素樹脂層やシリコンゴム層が形成されている。一方、加圧ローラ231bは、金属製のローラ軸の外周面に厚さ数mm程度の周密な弾性変形可能なシリコンゴム層が形成されている。このような構成によって、加圧ローラ231bの弾性変形を利用して定着ローラ対231間に適正な均一な幅のニップが形成される。ヒートローラ231aは、駆動手段として用いられるDCモータやステッピングモータといった駆動モータ231mによって駆動される。駆動モータ231mは、記憶部600に記憶されたプログラムに従って制御部100によって制御される。定着ローラ対231及び駆動モータ231mは、定着部とも呼ばれる。
第4搬送路274は、印刷が完了した印刷媒体を画像形成装置21から排出するための搬送路である。印刷媒体は、2つの排出ローラ232a,232bを有する排出ローラ対232を介して画像形成装置21の外部に排出される。排出検知スイッチDsは、排出ローラ対232から排出される印刷媒体を検知することができる。
駆動モータ222mは、主として転写ローラ対222を回転駆動するモータである。駆動モータ231mは、主として定着ローラ対231を回転駆動するモータである。駆動モータ236mは、主として給紙ローラ236を回転駆動するモータである。駆動モータ262mは、主としてピックアップローラ262及び給紙ローラ対261を回転駆動するモータである。
排出検知スイッチDs及びレジストスイッチRsは、各位置において、経路Tにおける印刷媒体の到達を検知するので、印刷用紙Pでジャム(紙詰まり)が発生せず、実際に搬送されていることを確認するための用途にも利用される。
具体的には、たとえば制御部100から駆動モータ262mや駆動モータ236mに駆動指令が発せられた後に、予め設定された時間経過後にレジストスイッチRsに印刷媒体が検知されなかった場合には、レジストスイッチRsよりも上流側(たとえば第1搬送路271や第2搬送路272)におけるジャムを検知することができる。一方、レジストスイッチRsで印刷媒体が検知され、排出検知スイッチDsで印刷媒体が検知されなかった場合には、レジストスイッチRsよりも下流側(たとえば第3搬送路273、第4搬送路274及び反転搬送路275のいずれか)でジャムが発生したことを検知することができる。
図4は、一実施形態に係る異常診断処理の内容を示す説明図である。図5は、一実施形態に係る機械学習における標本データ群D(図5の式F1参照)の内容の一例を示す説明図である。本異常診断処理は、複数の画像形成装置21から収集した搬送関連情報を使用して機械学習を実行し、この学習結果を利用して異常診断を行う処理である。
ステップS10では、遠隔保守システム1の統計処理部911は、情報取得部として機能し、予め設定されている間隔(たとえば毎日1回)で個体データ受信処理を実行する。個体データ受信処理では、複数の画像形成装置21は、いずれも搬送関連情報を遠隔保守装置900に送信する。画像形成装置21は、さらに、排出検知スイッチDs及びレジストスイッチRsを使用してジャムを検知したときにも遠隔保守装置900に個体データを送信する。これに応じて、遠隔保守装置900は、個体データ受信処理を実行する。
なお、単なるジャムの発生自体は、異常や故障ではなく、たとえばユーザーによる非定形用紙Ptの不適切な裁置によって発生することもある。本実施形態では、異常や故障は、ユーザーの操作や再現性のない突発的な事象に起因せず、経年変化やピックアップローラ262等の過摩耗、駆動モータ222m等の故障等によって予め想定されている頻度より多く発生する状態を意味している。
搬送関連情報(標本データ)には、一例として、印刷枚数(定型:x1(n))、印刷枚数(非定型:x2(n))、湿度(x3(n))、ローラ回転数(RPM:x4(n))、モータ電流値(x5(n))といった5次元の画像形成装置21の搬送に関する状態である搬送関連状態を表す情報が標本データx(n)として含まれている。これらの搬送関連状態を表す情報は、統計処理において確率変数として取り扱われる。
このように、本実施形態では、標本データ群Dは、複数の画像形成装置21のそれぞれに対して標本数N個の5次元ベクトルとして構成されている(式F1、F2参照)。各標本データx(n)には、さらに標本ラベルy(n)が含まれている。
標本ラベルy(n)は、異常又は正常を表すフラグFと、故障モードを表すモードMとが含まれている(式F3参照)。フラグFの初期値は、「0」(正常)に設定され、モードMの初期値は、「0」(モータ故障)に設定されている。モータ故障は、4個の駆動モータ222m,231m,236m,262mのいずれかの故障を意味している。モードMの値「1」は、給紙ローラ236やピックアップローラ262の過摩耗を意味している。
ローラ回転数及びモータ電流値は、たとえば平均値、一定時間(たとえば10秒間)の時系列値、ヒストグラム及びフーリエ変換値のように画像形成装置21で処理された形で搬送関連情報を表すデータとすることもできる。
ステップS20では、遠隔保守装置900は、統計データ更新処理を実行する。統計データ更新処理では、遠隔保守装置900の統計処理部911は、先ず個体時系列データ921に搬送関連情報を格納する。搬送関連情報は、複数の画像形成装置21のそれぞれに紐付けられて時系列毎に格納される。統計処理部911は、さらに、統計モデルとしての正常モデル922a〜922cを生成する。
正常モデル922aは、複数の画像形成装置21の機種毎に分類され、クラスター化されている統計モデルである。正常モデル922bは、複数の画像形成装置21の印刷枚数毎(たとえば1万枚毎)に分類され、クラスター化されている統計モデルである。正常モデル922cは、複数の画像形成装置21の設置期間毎(データ量に応じて、たとえば1年毎あるいは1月毎)に分類され、クラスター化されている統計モデルである。
ステップS30では、遠隔保守装置900は、異常診断処理を実行する。異常診断処理では、遠隔保守装置900の異常診断部912は、正常モデル922a〜922cに基づいて異常度Aの大きさに基づいて異常の有無を診断する。異常度Aは、たとえば正常モデル922a〜922cにおいて出現確率pが低い、すなわち正常である確率が低いことで、異常である確率が高いとして確率論的に定義することができる。
図6は、一実施形態に係る統計処理としての異常診断の方法を示す説明図である。図6(a)は、あるクラスターの正規分布としての正常モデルを示している。正常モデルに基づく異常度Aは、たとえばホテリングのT法やマハラノビス・タグチ法に基づき、出現確率pが小さいとき、すなわち、観測された標本データの値(画像形成装置21から取得した搬送関連情報)が平均値から外れるほど大きく、正常モデルの標準偏差が小さいほど大きくなる指標として異常診断に使用できる。
このように、正常モデルの標本データにばらつきが小さく、平均値から外れた標本データは、高い異常度Aを有することになる。この例では、たとえば式F4で定義される異常度Aが予め設定されている閾値よりも大きな場合に異常であると診断される。
図6(b)は、あるクラスターの正規分布としての正常モデルと異常モデルとを示している。正常モデル及び異常モデルに基づく異常度Aは、たとえばネイマン・ピアソン決定則に基づき、正常モデルにおける出現確率p0と異常モデルにおける出現確率p1の比の自然対数として算出される。
このように、異常度Aは、異常モデルにおいて出現確率p1が高く、正常モデルにおいて出現確率p0が低い指標として異常診断に使用できる。この例では、たとえば式F5で定義される異常度Aが予め設定されている閾値よりも大きな場合に異常であると診断される。なお、異常モデル923a〜923cは、故障モード毎に複数のクラスターとして生成され、故障モードの推定にも利用できる。
ステップS40では、異常診断部912は、異常度Aが予め設定されている閾値Th以上である場合には、異常であると診断し、異常度Aが予め設定されている閾値Th未満である場合には、正常であると診断する。異常診断部912は、異常であると診断したときには、処理をステップS50に進め、正常であると診断したときには、処理をステップS80に進める。
ステップS50では、遠隔保守装置900は、異常通知処理を実行する。異常通知処理は、遠隔保守装置900の操作表示部940を使用して画像形成装置21の異常をオペレータに知らせる処理である。異常通知処理では、オペレータは、操作表示部940を使用して個体データ受信処理で取得した搬送関連情報の内容及び異常判定の内容を確認することができる。異常判定の内容は、異常判定の判断となった理由(特に異常判定の主要因となったデータ(たとえばモータ電流値)、異常度A及び異常判定の基準(閾値Th)を含んでいる。
ステップS60では、オペレータは、サービスマンの派遣が必要か否かを判断する。派遣が必要と判断した場合には、複数のモバイル端末960に対して、異常と診断された画像形成装置21の位置と異常内容とを一斉配信する。オペレータは、サービスマンからの返信に応じて、異常と診断された画像形成装置21を設置する会社を訪問するサービスマンを決定し、その旨を複数のモバイル端末960に対して一斉配信する。
ステップS70では、サービスマンは、個体状況確認処理を実行する。個体状況確認処理では、サービスマンは、異常内容をモバイル端末960で確認しつつ異常と診断された画像形成装置21の状態を調査する。
サービスマンは、たとえば異常の原因が給紙カセット260のピックアップローラ262の過摩耗であると判断した場合、ピックアップローラ262を交換する。この場合には、サービスマンは、モバイル端末960においてピックアップローラ262を交換した旨を遠隔保守装置900に送信する。遠隔保守装置900は、個体時系列データ921に格納されている当該標本データの標本ラベルy(n)のフラグFの値を「1」(異常)とし、モードMの値を「1」(ローラの過摩耗)とする。
ステップS80では、遠隔保守装置900の統計処理部911は、学習処理を実行する。学習処理では、統計処理部911は、標本データの標本ラベルy(n)のフラグFの値を「1」とし、モードMの値を「1」とし、該当するクラスターの異常モデル923a〜923cの標本データとして学習処理(統計用標本データとして追加処理)を実行する。一方、正常モデル922a〜922cの標本データから削除する。
なお、ステップS40において、正常と判断された場合には、統計処理部911は、標本データの標本ラベルy(n)を初期値としたままで、正常モデル922a〜922cの該当するクラスターの標本データとして学習処理(統計用標本データとして追加処理)を完了する。一方、異常モデル923a〜923cの標本データとしては使用されない。
これにより、統計処理部911は、標本データの各確率変数の平均、分散、確率分布間の共分散といった種々の統計量を含む正常モデル922a〜922cと異常モデル923a〜923cとを生成することができる。異常診断部912は、これらのモデル922a〜922c、923a〜923cに基づいてホテリングのT2法やマハラノビス・タグチ法、ネイマン・ピアソン決定則といった種々の方法で異常診断を行うことができる。
本願発明者による予備的実験では、以下の場合にジャムを生じやすい状態となることが分かった。
(1)印刷用紙搬送部200の内部の湿度、特に画像形成装置21の設置からの積算値が高いほど、印刷用紙搬送部200でジャムが生じやすい状態となる。
(2)非定型の印刷枚数の積算値が大きいほど、印刷用紙搬送部200でジャムが生じやすい状態となる。
(3)画像形成装置21が有する給紙カセット260よりも容量が大きな大容量給紙装置(図示しないオプション装置)が装備され、大容量給紙装置による給紙枚数が多いほど、印刷用紙搬送部200でジャムが生じやすい状態となる。この場合、搬送関連情報(標本データ)には、大容量給紙装置(図示しないオプション装置)の装備状態が含まれることが好ましい。
このように、本実施形態に係る遠隔保守システム1は、多数の画像形成装置から受信する大量のデータを統計的に処理して機械学習を行うことができる。これにより、人間の専門家がルールを設定しなければならない従来のエキスパートシステムと違って、専門家のワークロードがボトルネックとなることがない。よって、遠隔保守システム1は、多数の画像形成装置から受信するいわゆるビッグデータに基づく機械学習を利用して多数の画像形成装置の故障診断を実現させることができる。
本発明は、上記各実施形態だけでなく、以下のような変形例でも実施することができる。
変形例1:上記実施形態では、画像形成装置21の搬送状態を表す搬送関連情報のみを使用して機械学習及び故障診断を行っているが、画像形成装置21が置かれているオフィス環境に関する外部環境を表す搬送関連情報を外部機器から取得してもよい。具体的には、遠隔保守装置900は、エアコン25に対してオフィスの温度及び湿度の計測値を機械学習に使用してもよい。
変形例2:上記実施形態や変形例では、標本ラベルy(n)には、異常と正常のいずれかを示すフラグFと、故障モードを表すモードMとが含まれているが、これらには限られない。具体的には、たとえば故障前状態を示すフラグをさらに追加してもよいし、故障モードに故障前状態を含めてもよい。
故障前状態を示す前兆フラグは、たとえば特定の固体においてサービスマンによって故障が確認された場合には、個体時系列データ921から当該特定の固体から取得した過去の標本データを取得し、故障前状態を示す値に変更して使用される。
このような、搬送関連情報のうち、異常が後に確認され、異常が確認される前の搬送関連情報は、特定の搬送関連情報と呼ばれる。これにより、故障前状態フラグは、特定の搬送関連情報を使用により前兆モデルの生成を実現し、時系列的な搬送関連情報の変化をも使用して故障前に早期に故障を予測する学習モデルの生成に使用することができる。
変形例3:上記実施形態や変形例では、遠隔保守装置900は、異常診断のみを行っている。しかしながら、遠隔保守装置900は、検出された異常に対してサービスマンの派遣を行うだけでなく、たとえば遠隔操作で画像形成装置21の駆動モータの回転数を仕様値よりも低下させ、印刷媒体の搬送速度を低下させてジャムを抑制する特定の作動モードに設定変更するように構成してもよい。これにより、サービスマンによる訪問前においてもジャムを抑制しつつ画像形成装置21の利用を可能とすることができる。
変形例4:上記実施形態や変形例では、遠隔保守装置900は、各確率変数の統計量を使用してホテリングのT2法やマハラノビス・タグチ法、ネイマン・ピアソン決定則といった方法で異常診断を行っているが、統計処理としては、ベイズ法その他の方法を採用してもよい。さらに、遠隔保守装置900は、機械学習に必ずしも統計処理を採用する必要はなく、たとえばオートエンコーダーでディープ・ニューラルネットワークを構成し、ディープラーニングを使用して機械学習を実現するようにしてもよい。
1 遠隔保守システム
20 社内ネットワーク
21 画像形成装置
22 コンピュータ
23 ルーター
25 エアーコンディショナ
30 インターネット
100 制御部
200 印刷用紙搬送部
220 中間転写ベルト
260 給紙カセット
300 自動原稿送り装置(ADF)
400 画像読取部
500 画像形成部
600 記憶部
900 遠隔保守装置
910 制御部
920 知識データベース
930 通信インターフェイス部
940 操作表示部
950 記憶部
960 モバイル端末

Claims (8)

  1. 通信回線で接続され、印刷媒体を搬送しつつ前記印刷媒体に画像を形成する複数の画像形成装置の保守を行う遠隔保守装置であって、
    前記複数の画像形成装置のそれぞれから前記搬送に関する状態である搬送関連状態を表す搬送関連情報を取得する情報取得部と、
    前記搬送関連情報を確率変数とする確率分布を生成する統計処理部と、
    前記生成された確率分布に基づき、前記搬送関連情報に応じて前記搬送関連情報の出現確率を算出し、前記算出された出現確率に基づいて前記搬送関連情報を送信した画像形成装置の異常診断を行う異常診断部と、
    を備える遠隔保守装置。
  2. 請求項1記載の遠隔保守装置であって、
    前記搬送関連情報は、印刷枚数、前記画像形成装置の内部の湿度、前記印刷媒体の搬送に使用される駆動モータの電流値、前記印刷媒体の搬送に使用されるローラの回転数及びオプション装置の装備状態の少なくとも1つを含む遠隔保守装置。
  3. 請求項2に記載の遠隔保守装置であって、
    前記統計処理部は、前記画像形成装置毎に前記湿度を積算し、前記積算された湿度を確率変数として使用する遠隔保守装置。
  4. 請求項2又は3に記載の遠隔保守装置であって、
    前記印刷枚数には、非定型の印刷媒体への印刷枚数である非定型印刷枚数を含み、
    前記統計処理部は、前記画像形成装置毎に前記非定型印刷枚数を積算し、前記積算された非定型印刷枚数を確率変数として使用する遠隔保守装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の遠隔保守装置であって、
    前記オプション装置には、前記画像形成装置が有する給紙カセットよりも容量が大きな大容量給紙装置の設置の有無が含まれ、
    前記統計処理部は、前記画像形成装置毎に前記大容量給紙装置による給紙枚数を積算し、前記積算された給紙枚数を確率変数として使用する遠隔保守装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遠隔保守装置であって、
    前記画像形成装置は、前記印刷媒体の搬送速度を低下させて、前記印刷媒体のジャムの発生を抑制する特定の作動モードを有し、
    前記遠隔保守装置は、前記異常診断の結果に基づいて、前記画像形成装置の作動モードを遠隔操作で前記特定の作動モードに変更する遠隔保守装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の遠隔保守装置であって、
    前記統計処理部は、複数の画像形成装置のうち異常が確認された画像形成装置において前記異常が確認される前の特定の搬送関連情報を使用し、前記特定の搬送関連情報を確率変数とする確率分布を生成し、
    前記異常診断部は、前記特定の搬送関連情報を使用して前記生成された確率分布に基づき、前記異常の発生を予測する遠隔保守装置。
  8. 通信回線で接続され、印刷媒体を搬送しつつ前記印刷媒体に画像を形成する複数の画像形成装置の保守を行う遠隔保守方法であって、
    前記複数の画像形成装置のそれぞれから前記搬送に関する状態である搬送関連状態を表す搬送関連情報を取得する情報取得工程と、
    前記搬送関連情報を確率変数とする確率分布を生成する統計処理工程と、
    前記生成された確率分布に基づき、前記搬送関連情報に応じて前記搬送関連情報の出現確率を算出し、前記算出された出現確率に基づいて前記搬送関連情報を送信した画像形成装置の異常診断を行う異常診断工程と、
    を備える遠隔保守方法。

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