JP2003215986A - 画像形成装置サービスシステム - Google Patents

画像形成装置サービスシステム

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JP2003215986A
JP2003215986A JP2002341443A JP2002341443A JP2003215986A JP 2003215986 A JP2003215986 A JP 2003215986A JP 2002341443 A JP2002341443 A JP 2002341443A JP 2002341443 A JP2002341443 A JP 2002341443A JP 2003215986 A JP2003215986 A JP 2003215986A
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雅市 澤田
Shozo Miyawaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の画像形成装置のサービス情報の収集と
故障予測及びサービスマン派遣要請を自動化し、致命的
な故障が発生する前に迅速・的確な処置を効率よく行え
るようにする。 【構成】 多数の複写装置(画像形成装置)1とその共
通の管理装置4と複数のサービス拠点にそれぞれ設置さ
れる複数の端末装置6とを通信回線3,5を介して接続
し、各複写装置1で動作中に異常事象又は異常事前事象
が発生したときに、その発生情報を管理装置4へ送信す
る。管理装置4はその受信した情報を逐次記憶し、その
記憶した情報を分析して、その分析結果から故障の発生
及びサービスマンの訪問の要否を予測し、その予測結果
をその対象である複写装置1を管轄するサービス拠点に
設置された端末装置6へ送信するようにしたサービスシ
ステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各ユーザによって使
用されている多数の複写装置,ファクシミリ装置,プリ
ンタ等の画像形成装置に対する遠隔サービスシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、あらゆる業種のユーザによって多
数の複写装置やファクシミリ装置等の画像形成装置が使
用されている。このような用紙を使用する画像形成装置
では、紙詰まり(ジャム)等のトラブルを皆無にするこ
とは困難であるため、それが発生した場合でも極力ユー
ザ自身でジャム紙を排除して正常状態に復帰できるよう
に工夫されている。しかしながら、専門のサービスマン
でなければ回復できないような紙詰まり、その他の故障
が発生することもあるので、一般にユーザとメーカある
いは販売会社との間で保守契約を結んで、サービスマン
による定期点検及び保守作業と、故障発生時の迅速な修
理体制をとるようにしている。
【0003】さらに、例えば特許文献1や特許文献2な
どに見られるように、異なる場所で使用されている多数
の複写機と管理センター等に設置したコンピュータによ
る管理装置とを電話回線網等の通信回線によって接続
し、各複写機で発生する紙詰まり等の検知情報を管理装
置へ伝達して、一台の管理装置で多数の複写装置を一括
して遠隔管理するようなことも提案されている。
【0004】特許文献1に記載されている複写機管理装
置は、複写機の用紙ジャムを検出し、それを個所別に計
数してジャム発生頻度を演算し、その発生頻度が発生個
所における許容値を越えたときにジャムが異常発生する
旨の警告データを管理センターの集中管理装置へ公衆電
話回線を介して送信する。それによって、管理センター
では複写機での異常なジャムの発生を直ちに知ることが
でき、サービスマンの派遣等の適切な処置を採り得る。
【0005】また、特許文献2に記載されている複写装
置も、画像形成シーケンス中における転写紙の給送異常
(紙詰まり等)発生を個所別に検知して記憶し、その記
憶した給送異常情報の変化状態(発生頻度等)からデー
タ転送タイミングを決定して、記憶した給送異常情報を
公衆回線を介して管理拠点に設置されたホストコンピュ
ータへ送信し、管理拠点のオペレータがその給送異常情
報をディスプレイ等で確認できるようにする。
【0006】
【特許文献1】特開平3−293369号公報
【特許文献2】特開平5−80609号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の複写装置及びその管理装置では、複写装置側で紙
詰まり等の異常情報の記憶やそのデータ転送タイミング
の決定を行ない、管理装置側では複写機から送信された
情報を受信して表示などによってオペレータに知らせる
だけであり、オペレータがその情報から故障発生の判断
あるいは予測、サービスマン訪問の要否の判断などを行
なって、必要な場合にはサービス拠点のサービスマンに
電話やFAXで訪問の要請と対象複写機及びその状態等
に関する必要な情報を選択して連絡しなければならなか
った。
【0008】また、複写装置から送られる全ての情報を
サービス拠点へ通知した場合には、その情報が故障に至
る致命的なものなのか単なる状態連絡なのかを判別する
必要があり、余分な手間がかかるばかりか無駄な通信コ
ストもかかるという問題がある。そこで、複写機側で前
述の例のように送信する情報やタイミングを極端に制限
してしまうと、故障発生の予測やサービスマン訪問要否
の予測(遠隔診断)ができなくなるという問題が生じ
る。さらに、一般に複写装置等の画像形成装置のサービ
ス拠点は特定の地域毎に設けられており、複写装置の設
置場所に最も近いサービス拠点からサービスマンを派遣
するのが、迅速なサービスを行なうために望ましい。
【0009】この発明はこのような状況に鑑みてなされ
たものであり、多数のサービス拠点を含む広範な地域で
使用される各画像形成装置のサービス情報の収集と故障
予測及びサービスマン派遣要請を自動化し、致命的な故
障が発生する前に迅速・的確な処置を効率よく行なえる
ようにすることを目的とする。そのため、多数のサービ
ス拠点でそれぞれ管理する各画像形成装置に対する故障
予測及びサービスマン訪問要否の予測等の高精度な遠隔
診断を共通の管理装置で行なって、サービスマン訪問が
必要な場合には、その複写装置を管理するサービス拠点
へ必要な情報を自動的に送信することができる画像形成
装置サービスシステムを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、複数の画像形成装置と、その複数の画像
形成装置を遠隔管理する管理装置とを通信回線で接続す
ると共に、その管理装置と複数のサービス拠点にそれぞ
れ設置される複数の端末装置とを通信回線で接続してな
り、各画像形成装置において動作中に異常事象又は異常
事前事象が発生したときに、その発生情報を上記管理装
置へ送信し、該管理装置がその発生情報を受信するとそ
の情報の内容を分析して、複数の端末装置に対して選択
的に画像形成装置の保守又は修理に関する情報を送信す
る画像形成装置サービスシステムであって、上記管理装
置に次の各手段を設けたものである。 (a) 画像形成装置から受信した情報を逐次記憶する記憶
手段、(b) 該手段によって記憶された情報を分析する分
析手段、(c) 該手段による分析結果から故障の発生及び
サービスマンの訪問の要否を予測する予測手段、(d) そ
の予測結果をその対象である画像形成装置を管轄するサ
ービス拠点に設置された端末装置へ送信する手段、
【0011】さらに、上記画像形成装置サービスシステ
ムにおける管理装置に、上記記憶手段に記憶された情報
を上記分析手段によって分析する範囲を任意に設定する
手段を設けるとよい。また、上記管理装置の記憶手段
を、画像形成装置から受信した情報による異常事象又は
異常事前事象の発生頻度の増減傾向を逐次記憶する手段
にしてもよい。
【0012】
【作用】この発明による画像形成装置サービスシステム
は、複数の画像形成装置と、それらを遠隔管理する管理
装置と、複数のサービス拠点にそれぞれ設置される複数
の端末装置とを通信回線で接続して、オンラインネット
ワークを構成している。そして、その管理装置が、各画
像形成装置から受信した異常事象又は異常事前事象の情
報を逐次記憶し、その記憶した情報を分析して、故障の
発生及びサービスマンの訪問の要否を予測する。そし
て、その予測結果をその対象である画像形成装置を管轄
するービス拠点に設置された端末装置へ送信することが
できる。
【0013】したがって、多数のサービス拠点を含む広
範な地域で使用される各画像形成装置のサービス情報の
収集と、その情報による故障予測及びサービスマン訪問
の要否の予測等の高精度な遠隔診断、および必要な端末
装置へのサービスマン訪問要請等の送信を共通の管理装
置で自動的に行ない、致命的な故障が発生する前に迅速
・的確な処置を効率よく行なうことが可能になる。
【0014】また、管理装置が分析する情報の範囲をユ
ーザ特性等の条件に応じて適切に設定することにより、
より短い時間で必要な診断及び予測を行なうことができ
る。さらに、上記管理装置の記憶手段を、画像形成装置
から受信した情報による異常事象又は異常事前事象の発
生頻度の増減傾向を逐次記憶する手段にすることによ
り、管理装置のメモリ容量を大幅に減少することがで
き、その増減傾向の累積情報から故障予測やサービスマ
ンの訪問要否を予測することが可能である。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して具
体的に説明する。図1は、この発明による画像形成装置
サービスシステムの一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【0016】1は各ユーザの事務所等に設置された多数
の複写装置であり、それぞれデータ通信装置2及び通信
回線3を介して管理センターに設置された共通の管理装
置(ホストコンピュータ)4に接続される。そして、こ
の管理装置4に通信回線5を介して各サービス拠点に設
置された端末装置6が接続される。通信回線3,5とし
ては、電話回線等の公衆回線網を利用することができ
る。このシステムにおける各複写装置1は、それぞれ紙
ジャム等の異常事象または異常事前通知事象の発生を検
知する手段と、その検知情報及び必要な付加情報をデー
タ通信装置2及び通信回線3を通じて管理装置4へ送信
する手段を備えている。
【0017】管理装置4はホストコンピュータであり、
各複写装置1から送信される情報を受信して個別に記憶
する手段と、その情報を分析して故障発生の予測及びサ
ービスマン訪問の要否を予測する手段と、その予測結果
によりサービスマン訪問が必要な場合には、その複写装
置1を管理するサービス拠点の端末装置6へ必要な情報
を自動的に送信する手段等を備えている。
【0018】端末装置6はミニコンピュータあるいはパ
ーソナルコンピュータであり、管理装置4から受信した
情報を記憶する手段と、サービスマンに訪問先を通報し
たり対象複写装置の状態等を知らせるために表示手段等
を備えている。これらの詳細については後述する。
【0019】図2は、図1における複写装置1における
画像形成に係わる各部とその転写紙搬送経路上で転写紙
を検知する多数のセンサの配置を示す模式図である。こ
の複写装置1の心臓部をなす感光体ドラム10の周囲に
は、帯電チャージャ11,現像装置12,転写チャージ
ャ13,及びクリーニングユニット14が配設されてい
る。そして、矢示方向に回転する感光体ドラム10の表
面を帯電チャージャ11によって一様に帯電させ、その
帯電面を図示を省略したスキャナ及び露光装置によって
原稿の画像に応じて露光して静電潜像を形成し、それを
現像装置によってトナーを付着させて現像する。
【0020】これに合わせて、給紙トレイ15に収容さ
れた転写紙Pを給紙ローラ16によって1枚ずつ給送
し、レジストローラ対17によって所定のタイミングで
感光体ドラム10の転写部位へ送出して、転写チャージ
ャ13の作用でその転写紙Pの表面に感光体ドラム10
の表面のトナー像を転写させる。その転写紙を搬送ベル
ト等による搬送部18によって定着ユニット19へ搬送
し、そこで転写されたトナー像を熱定着して機外へ送出
する。一方、トナー像転写後の感光体ドラム10の表面
は、クリーニングユニット14によってクリーニングさ
れて、次の帯電に備える。
【0021】この複写装置1における転写紙Pの搬送経
路の要所毎に転写紙の通過を検知するセンサ(反射型又
は透過型のフォトセンサ等)が配設されている。すなわ
ち、給紙ローラ16の転写紙送出側に給紙検知センサ
A、レジストローラ対17の転写紙送出側にレジストセ
ンサF、搬送部18に搬送センサG、定着ユニット19
の入り口に定着給紙センサH、出口側に排紙センサIが
それぞれ配設されている。
【0022】これらの各センサによる転写紙検出信号と
転写紙の搬送時間とを監視することにより、転写紙の搬
送異常すなわちジャム発生の検知及びその発生個所の判
別をを行なうことができ、ジャム発生時にはそれを操作
部に表示して動作を停止させることは、従来の複写装置
と同様である。
【0023】次に、図1に示した複写装置1,管理装置
4,及び端末装置6におけるこの発明に係る機能構成を
図3乃至図5に示し、その処理について図6以降のフロ
ーチャートによって説明する。図3は複写装置1の機能
構成を示すブロック図である。この図3において、操作
部20は、操作パネルに設けられたスタートキー及び数
値入力用のテンキーを含む各種入力キー(スイッチ)と
各種の表示を行なう表示器からなる。
【0024】コピーシーケンス制御部21は、マイクロ
コンピュータによってこの複写装置1におけるコピーシ
ーケンスを制御する部分であり、操作部20のスタート
キーが押されると、図2に示した各部及び図示を省略し
たスキャナと露光装置、モータやクラッチ、高圧電源装
置等を順次制御して、原稿の画像を転写紙にコピーする
動作を制御すると共に、この複写装置1の全体を統括制
御する。
【0025】各種センサ22は、図2に示した転写紙検
知用のセンサA及びF〜Iと、機内温度(及び湿度),
定着温度,感光体ドラム10の表面電位,各種サプライ
の有無等を検知するセンサ類である。状態情報記憶部2
3は、コピーシーケンス制御部21及び各種センサ22
からの信号による複写機の状態情報(後述するアラーム
信号と共に送信する付加情報:累積コピー枚数を計数す
るトータルカウンタ(TC)値,給紙コロの搬送時間,
定着温度,画像濃度等)を記憶するメモリである。
【0026】コピー枚数計数部24は、コピーシーケン
ス制御部21から1枚のコピー動作完了毎に出力される
カウント信号を入力して、コピー枚数の計数を行なう。
アラームレベル記憶部25は、操作部20から入力され
るアラームレベル(ジャムアラーム計数値をデクリメン
トするのに必要なジャムなしコピー枚数)を記憶する。
この記憶は、電源のOFFによって消去されないように
不揮発性メモリになされる。
【0027】比較部26は、コピー枚数計数部24から
コピー枚数計数値を、アラームレベル記憶部25からア
ラームレベルをそれぞれ入力して両者を比較し、コピー
枚数計数値がアラームレベルになるとその比較結果をジ
ャムアラーム計数部27に出力する。
【0028】ジャムアラーム計数部27は、ジャム発生
検知部28からのジャム発生信号を受けるとジャムアラ
ーム計数値をインクリメントしてジャムアラームを計数
し、比較部26から上記比較結果の出力を受けたときジ
ャムアラーム計数値が「0」でなければそれをデクリメ
ントする。そして、そのジャムアラーム計数値が予め設
定した値(例えば「10」)に達すると、ジャムアラー
ム情報を送信部29へ出力すると共に、コピー枚数計数
部24にリセット信号を送って、コピー枚数の計数値を
リセットさせる。
【0029】なお、このジャムアラーム計数部27は、
上記のジャムアラーム計数のほかに、発生個所別のジャ
ム発生回数の計数も行なえるようにするのが望ましい。
例えば、図2におけるセンサA,F〜Iで検知されるジ
ャムを、それぞれAジャム,Fジャム,Gジャム,Hジ
ャム,Iジャムとしてカウントし、上記ジャムアラーム
計数値が設定値「10」になったときに、その各ジャム
のカウント値、例えばAジャム「5」,Fジャム
「0」,Gジャム「2」,Hジャム「1」,Iジャム
「2」等をジャムアラーム情報として出力するようにす
るとよい。
【0030】送信部29は、ジャムアラーム計数部27
からのこのジャムアラーム情報を、状態情報記憶部23
の状態情報(トータルカウンタ値等の付加情報)及び複
写装置の識別用IDと共に、図1に示したデータ通信装
置2及び通信回線3を介して、管理装置4にジャムアラ
ーム送信する。
【0031】ジャム発生検知部28は、コピーシーケン
ス制御部21によるコピー動作中における転写紙搬送時
間に対応する図2に示したセンサA及びF〜Iの転写紙
検知信号を監視し、搬送方向の上流側のセンサが転写紙
を検知してから所定時間内に次のセンサが転写紙を検知
しない場合や、同じセンサが所定時間以上転写紙を検知
し続けた場合には、ジャム(紙詰まり)が発生したと判
断して、ジャムアラーム計数部27に対して発生箇所別
のジャム発生信号を出力する。
【0032】また、このジャム発生信号によりコピーシ
ーケンス制御部21によるコピー動作を停止させ、操作
部20にジャム発生とその発生個所を表示する。通常は
その表示を見て、オペレータが自分でジャム紙を取り除
いて、正常状態に復帰させることができるようになって
いる。
【0033】次に、図6のフローチャートによってこの
複写装置1の上記各機能部によるジャムアラーム処理に
ついて説明する。ステップ10でコピー動作中か否かを
判断する。コピー動作中のときにのみこのルーチンが有
効になり、コピー動作中でないときは何もせずにこのル
ーチンを抜けて図示しないメインルーチンへ戻る。
【0034】コピー動作中であればステップ11へ進
み、コピー枚数計数タイミングか否かを判断し、計数タ
イミングであればステップ12へ進んでコピー枚数を計
数(加算;+1)し、ステップ13へ進む。計数タイミ
ングでなければステップ17へ分岐する。ステップ13
ではコピー枚数計数値とアラームレベルを比較し、アラ
ームレベル(例えば2500枚)よりコピー枚数計数値
の方が大きい場合はステップ14へ進む。そうでない場
合はステップ17へ進む。
【0035】ステップ14及び15では、ジャムアラー
ム計数値が0か否かを判断し、0であればそのままステ
ップ16へ進むが、0でなければジャムアラーム計数値
を減算(−1)してステップ16へ進む。ステツプ16
では、コピー枚数計数値をリセットしてステップ17へ
進む。ステツプ17ではジャム発生の有無を判断し、ジ
ャムが発生したと判断するとステップ18へ進んでジャ
ムアラームを計数(+1)し、ステップ19でコピー枚
数計数値をリセットしてステップ20へ進む。ジャムが
発生していないと判断した場合は、そのままステップ2
0へ進む。ジャムが発生した場合は、その発生箇所を判
別して対応する発生箇所別ジャムカウンタも+1する。
【0036】ステップ20では、ジャムアラーム計数値
が設定値(この実施例の場合は10)になったか否かを
判断し、設定値になるとステップ21へ進んでジャムア
ラーム送信(ジャムアラーム情報と付加情報を複写装置
の識別用IDと共に送信)し、ステップ22でジャムア
ラーム計数値をリセットする。ジャムアラーム計数値が
設定値になっていなければ、何もせずにこのルーチンを
抜ける。
【0037】図4は、図1における管理装置4の機能構
成を示すブロック図である。この管理装置4はホストコ
ンピュータであり、各複写装置1から送信されるジャム
アラーム情報及び付加情報を受信する受信部40、その
受信情報を各複写装置の識別用ID別に逐次記憶する受
信情報記憶部41,ジャムアラーム情報分析部42,サ
ービスマン訪問要否予測部43,及び送信部44を備え
ている。
【0038】ジャムアラーム情報分析部42は、受信部
40でジャムアラーム情報を受信する毎に、受信情報記
憶部41に記憶されている当該複写機の記憶情報を含め
てそのジャムアラーム情報を分析し、故障予測等の遠隔
診断を行なう。サービスマン訪問要否予測部43は、そ
の予測あるいは診断結果に基づいてサービスマン訪問の
要否を予測し、サービスマンの訪問が必要であると予測
した場合には、サービスマン訪問要請情報と共に、受信
情報記憶部41に記憶されている情報のうち、サービス
に必要な情報を送信部44へ送出させる。送信部44
は、それらの情報を当該複写装置を管理するサービス拠
点の端末装置に対して送信する。
【0039】図5は、図1における端末装置6の機能構
成を示すブロック図である。この端末装置6は、管理装
置4から送信されるサービスマン訪問要請及びサービス
に必要な情報を受信する受信部60と、その受信情報を
記憶する受信情報記憶部61と、受信部60で受信した
訪問要請を通報する訪問要請通報部62と、それらの受
信情報(ジャムアラーム情報)を表示する表示部63とを
備えている。
【0040】次に、管理装置(ホストコンピュータ)4
によるジャムアラーム情報の分析及び故障あるいはサー
ビスマン訪問要否の予測に関する処理について、図7以
降のフローチャート等によって説明する。図7はそのメ
インルーチンのフローチャートであり、受信部40でジ
ャムアラーム情報を受信すると、その受信情報をそれに
含まれている複写装置識別用IDを判別して受信情報記
憶部41に累積記憶する。そして、その新たに受信した
ジャムアラーム情報及び受信情報記憶部41に記憶して
いるその複写装置のジャムアラーム情報から、ジャムア
ラーム情報分析部42が変化点履歴データの計算・作成
・登録の処理を行なう。その詳細は後述する。
【0041】その後、サービスマン訪問要否予測部43
が有効情報評価期間の判断処理を行ない、有効情報評価
期間であれば同一傾向ジャムアラームの判定(サービス
マン訪問要否の第1の予測)処理を行なう。その結果同
一傾向ジャムアラーム(サービスマンの訪問要)であれ
ば、送信部44によってその複写装置を管理するサービ
ス拠点の端末装置6に対して、アラーム送信(サービス
マンの訪問要請及びそれに必要な情報の送信)処理を行
なう。
【0042】有効情報評価期間でないか、有効情報評価
期間であっても同一傾向ジャムアラームでない場合に
は、次にジャム率オーバーアラームの判定(サービスマ
ン訪問要否の第2の予測)処理を行なう。その結果ジャ
ム率オーバーアラーム(サービスマンの訪問要)であれ
ば、送信部44によってその複写装置を管理するサービ
ス拠点の端末装置6に対して、アラーム送信処理を行な
う。
【0043】ジャム率オーバーアラームでない場合に
は、次にジャム占有率オーバーアラームの判定(サービ
スマン訪問要否の第3の予測)処理を行なう。その結果
ジャム占有率オーバーアラーム(サービスマンの訪問
要)であれば、送信部44によってその複写装置を管理
するサービス拠点の端末装置6に対して、アラーム送信
処理を行なう。ジャム占有率オーバーアラームでなけれ
ば、変化履歴データを受信情報記憶部41へ書き込ん
で、処理を終了する。これらの各判定処理についても後
述する。
【0044】まず、ジャムアラーム情報分析部42によ
る、ジャムアラーム情報からの変化点履歴データの計算
・作成・登録の処理について、図8のフローチャートに
よって説明する。このルーチンがスタートすると、まず
初回のジャムアラーム情報か否かを判断し、初回であれ
ばそのまま変化点履歴表の作成へ進むが、初回でなけれ
ば次のステップで、(今回の発生箇所別ジャム累積数)
−(前回の発生箇所別ジャム累積数)を今回の変化値X
iとして算出する。すなわち、ジャム発生個所ごとに前
回のジャムアラーム情報からの増加値(ジャムアラーム
情報の内訳)を計算する。
【0045】これを発生箇所全てについて計算するまで
繰り返した後、稼動日数を(今回のジャムアラームの発
生日)−(前回のジャムアラームの発生日)によって算
出する。次いで、トータルカウンタ(TC)のカウント
値を変化点履歴データへ記入する。さらに、期間枚数す
なわちコピー枚数を、(今回のジャムアラームのTC)
−(前回のジャムアラームのTC)によって算出する。
【0046】そして、期間枚数を今回の変化値Xiの総
和(≒10)で除してJAMCBF(ジャム率:ジャム
からジャムまでのコピー枚数)を算出する。次いで、今
回の変化値Xiの総和を稼動日数で除して1日当たりの
ジャム発生数(ジャム件/日)を算出した後、変化点履
歴表を作成し、その変化点履歴データを登録する。
【0047】例えば、図4に示した管理装置4の受信情
報記憶部41に記憶されたジャムアラーム情報が、表1
に示すように、自己の持つ時計機能によりジャムアラー
ム情報受信時の年月日と共に記憶された、トータルカウ
ンタ(TC)値,Aジャム,Fジャム,Gジャム,Hジ
ャム,及びIジャムの各累積発生回数であると、ジャム
アラーム情報分析部42がその各情報から表2に示すよ
うな変化点履歴表のデータを作成する。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】表2におけるAXi,FXi,GXi,H
Xi,IXiは、それぞれAジャム,Fジャム,Gジャ
ム,Hジャム,及びIジャムの前回に対する変化値、Σ
Xiはその各ジャムの変化値の総和であり、設定値(前
述の例では「10」)になることが多いが、ジャムアラ
ーム計数値の減算が行なわれた場合には、その設定値よ
り大きい数値になる。
【0051】次に、サービスマン訪問要否予測部43に
よる図7のフローチャートにおける各種の判定処理につ
いて説明する。図9は有効情報評価期間の判定処理ルー
チンのフローチャートであり、ジャムアラーム情報分析
部42から表1に示したような変化点履歴データを読み
込み、その最終データが初回のジャムアラーム情報か否
かを判断し、そうであれば何もせずに処理を終了する。
初回のジャムアラーム情報でなければ、稼動日数が30
日以内か否かを判断し、そうでなければ何もせずに処理
を終了するが、30日以内であれば有効情報評価期間と
判定する。この有効情報評価期間の判定をするための日
数は、30日に限らず、ユーザ特性(故障に厳しいユー
ザや重点管理ユーザ等)に応じて任意に設定可能であ
る。
【0052】図10はサービスマン訪問要否の第1の予
測処理である同一傾向ジャムアラームの判定処理ルーチ
ンのフローチャートである。まず、ジャムアラーム情報
分析部42から変化点履歴データを読み込み、最終デー
タが初回のジャムアラーム情報か否かを判断し、そうで
あれば何もせずに処理を終了する。
【0053】初回でなければ、次に前回の発生箇所別の
ジャム数(表2におけるAXi〜IXi)のジャムアラ
ーム占有率(変化値の総和ΣXiに占める割合)を確認
し、その占有率が6割以上の発生箇所があればその発生
箇所情報を記憶する。AジャムからIジャムまで全ての
発生箇所に対してこの処理を行なった後、今回の発生箇
所別のジャム数のジャムアラーム占有率を確認し、その
占有率が6割以上の発生箇所があればその発生箇所情報
を記憶する。
【0054】AジャムからIジャムまで全ての発生箇所
に対してこの処理を行なった後、前回のジャムアラーム
情報の占有率6割以上の発生箇所情報と、今回のジャム
アラーム情報の占有率6割以上の発生箇所情報とを比較
し、同一箇所の発生か否かを判断する。その結果、同一
箇所の発生でなければそのまま処理を終了するが、同一
箇所の発生であれば同一傾向ジャムアラーム情報(サー
ビスマンの訪問が必要)と判定して処理を終了する。
【0055】すなわち、ある特定箇所のジャム数の占有
率が6割以上のジャムアラーム情報を、有効情報評価期
間(例えば30日)以内で2回続けて受信した時に、そ
の最終データ(変化点履歴データ)の該当箇所にマーキ
ングし、そのデータを送出する。この場合のジャム数の
占有率判断基準は6割に限らず、ユーザ特性(重点管理
ユーザや前月ジャム多発ユーザ等)に応じて任意に設定
可能である。
【0056】図11はサービスマン訪問要否の第2の予
測処理であるジャム率オーバーアラームの判定処理ルー
チンのフローチャートである。まず、ジャムアラーム情
報分析部42から変化点履歴データを読み込み、最終デ
ータが初回のジャムアラーム情報か否かを判断し、そう
であれば何もせずに処理を終了する。初回でなければ、
次に今回の変化点履歴データ中のJAMCBF(ジャム
率:期間枚数/ΣXi)を確認し、それが設定値(この
例では150枚)以下になると、ジャム率オーバーアラ
ーム情報(サービスマンの訪問が必要)と判定して処理
を終了する。
【0057】すなわち、表2に示した変化点履歴データ
内のジャム率JAMCBFが設定値(150)以内にな
った時点で、その時の変化点履歴データをジャム率オー
バーアラーム情報として送出する。この場合の設定値の
「150」に限らず、ユーザ特性(重点管理ユーザや前
月ジャム多発ユーザ等)に応じて任意に設定可能であ
る。また、JAMCBFの逆数をとってジャム率として
もよい。
【0058】図12はサービスマン訪問要否の第3の予
測処理であるジャム占有率オーバーアラームの判定処理
ルーチンのフローチャートである。まず、ジャムアラー
ム情報分析部42から変化点履歴データを読み込み、最
終データが初回のジャムアラーム情報か否かを判断し、
そうであれば何もせずに処理を終了する。初回でなけれ
ば、次に今回の発生箇所別のジャム数のジャムアラーム
占有率を確認する。その占有率が8割以上の発生箇所が
あれば、ジャム占有率オーバーアラーム情報(サービス
マンの訪問が必要)と判定して処理を終了する。
【0059】すなわち、上記各判定でサービスマンの訪
問が必要と判定されなかった場合でも、ジャムアラーム
情報における特定箇所のジャム数の占有率が8割以上に
なった場合には、サービスマンの訪問が必要と判定し
て、その時点の変化点履歴データを送出する。この場合
の判定基準となる占有率の設定値も8割に限らず、ユー
ザ特性(重点管理ユーザや前月ジャム多発ユーザ等)に
応じて任意に設定可能である。
【0060】図13は各ジャム発生箇所別(Aジャム,
Fジャム及びIジャムを例示)のジャムアラーム情報間
での累積ジャム発生数の変化値(Xi)を、表2に示し
た変化点履歴データの登録時点ごとにプロットして各時
点間の傾向を示している。この傾向を診断して、上述の
ような特定のパターンに合致したときに、サービスマン
の訪問が必要(故障発生)と予測したり、その故障箇所
を予測したりすることができる。
【0061】たとえば、Aジャムの場合は、ジャムの発
生回数が多くなる傾向が現在も続いており、同一傾向が
ある回数以上続いているので、その箇所(給紙部)にジ
ャムを起こす原因があり、サービスマンの訪問が必要だ
と判断したり、Iジャムの場合は、一時ジャム発生回数
が多くなったが、現在は少なくなって落ち着いているの
で、その箇所(排紙部)にジャムを起こす原因がある可
能性は低く、サービスマンの訪問を必要としないという
判断をしたりする。
【0062】故障予測及びサービスマンの訪問要否の予
測は、上記のパターン以外にも各種の判断基準を設定し
て行なうことができる。例えば、表2におけるジャム件
/日(1日当りのジャム発生頻度)が1.0以上になっ
た時に、サービスマンの訪問が必要と予測するようにし
てもよい。
【0063】図14は他の実施例のジャムアラーム情報
記憶の説明図であり、図4に示した管理装置における受
信情報記憶部41にジャム発生箇所別の累積ジャム数を
記憶せずに、単に前回のジャムアラーム情報による発生
箇所別ジャム数のみを記憶し、ジャムアラーム情報分析
部42は、前回と今回の発生箇所別の各ジャム数を比較
して、今回の方が前回より多いか少ないかの傾向値のみ
を2値データ(多いとき:1,少ないとき:0)で記憶
する。そして、例えばこのデータが“1”の状態が連続
して所定回以上続いたときに、サービスマンの訪問が必
要と判断することができる。このようにすれば、管理装
置4の使用するメモリ容量を大幅に節約することができ
る。
【0064】また、管理装置4のジャムアラーム情報分
析部42及びサービスマン訪問要否予測部43で使用す
る前述した有効情報評価期間の遡及範囲や、各種判定基
準の設定値は、ホストコンピュータの数値入力部から任
意に入力して設定することができる。その際には、範囲
設定画面又は基準値設定画面を選択して操作部の数値キ
ーにより入力して設定することができる。
【0065】さらに、上述の実施例では異常事象又は異
常事前事象が用紙のジャム発生の場合について説明した
が、それ以外の定着温度や帯電電圧等、故障要因となる
各種の検出事象についても、同様にこの発明によるサー
ビスシステムにおいて扱うことができる。また、複写装
置以外のファクシミリ装置やプリンタ等の画像形成装置
のサービスシステムにもこの発明を適用することができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る画像形成装置サービスシステムは、多数のサービス拠
点を含む広範な地域で使用される各画像形成装置のサー
ビス情報の収集と、その情報による故障予測及びサービ
スマン訪問の要否の予測等の高精度な遠隔診断、および
必要な端末装置へのサービスマン訪問要請等の送信を共
通の管理装置で自動的に行ない、致命的な故障が発生す
る前に迅速・的確な処置を効率よく行なうことが可能に
なる。
【0067】また、管理装置が分析する情報の範囲をユ
ーザ特性等の条件に応じて適切に設定することにより、
より短い時間で必要な診断及び予測を行なうことができ
る。さらに、上記管理装置が画像形成装置から受信した
情報による異常事象又は異常事前事象を累積記憶せず、
その発生頻度の増減傾向を逐次記憶するようにすれば、
管理装置のメモリ容量を大幅に減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置サービスシステム
の一実施例を示すシステム構成図である。
【図2】図1における複写装置1の画像形成に係わる各
部とその転写紙搬送経路上で転写紙を検知する多数のセ
ンサの配置を示す模式図である。
【図3】図1における複写装置1の機能構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図1における管理装置4の機能構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図1における端末装置6の機能構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図3に示した複写装置1によるジャムアラーム
処理に関するルーチンのフローチャートである。
【図7】図4に示した管理装置(ホストコンピュータ)
4によるジャムアラーム情報の分析及びサービスマン訪
問要否の予測に関する処理のメインルーチンのフローチ
ャートである。
【図8】図7における変化点履歴データの計算・作成・
登録処理ルーチンのフローチャートである。
【図9】図7における有効情報評価期間の判断処理ルー
チンのフローチャートである。
【図10】図7における同一傾向ジャムアラームの判定
処理ルーチンのフローチャートである。
【図11】図7におけるジャム率オーバーアラームの判
定処理ルーチンのフローチャートである。
【図12】図7におけるジャム占有率オーバーアラーム
の判定処理ルーチンのフローチャートである。
【図13】各ジャム発生箇所別(Aジャム,Fジャム及
びIジャムを例示)のジャムアラーム情報間での累積ジ
ャム発生数の変化値(Xi)を変化点履歴データの登録
時点ごとにプロットして各時点間の傾向を示す線図であ
る。
【図14】図14は他の実施例によるジャムアラーム情
報記憶の説明図である。
【符号の説明】
1:複写装置 2:データ通信装置 3,5:通信回線 4:管理装置(ホストコンピュー
タ) 6:端末装置 10:感光体ドラム 11:帯電チャージャ 12:現像装置 13:転写チャージャ 14:クリーニングユニット 15:給紙トレイ 16:給紙ローラ 17:レジストローラ対 18:搬送部 19:定着ユニット A:給紙検知センサ F:レジストセンサ G:搬送センサ H:定着給紙センサ I:排紙センサ 20:操作部 21:コピーシーケンス制御部 22:各種センサ 23:状態情報記憶部 24:コピー枚数計数部 25:アラームレベル記憶
部 26:比較部 27:ジャムアラーム計数部 28:ジャム発生検知部 29:複写装置の送信部 40:管理装置の受信部 41:受信情報記憶部 42:ジャムアラーム情報分析部 43:サービスマン訪問要否予測部 44:管理装置の送信部 60:端末装置の受信部 61:受信情報記憶部 62:訪問要請通報部 63:表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月25日(2002.12.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 HK06 HK10 HK15 HK23 HV09 HV35 HV60 2H027 DA02 DA12 DA13 DC14 DD02 EE08 EJ08 EJ13 EJ15 EK01 HB01 HB17 5C062 AA05 AA13 AA30 AB22 AB38 AB41 AB42 AC56 AC65 AE07 BA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成装置と、該複数の画像形
    成装置を遠隔管理する管理装置とを通信回線で接続する
    と共に、該管理装置と複数のサービス拠点にそれぞれ設
    置される複数の端末装置とを通信回線で接続してなり、
    前記各画像形成装置において動作中に異常事象又は異常
    事前事象が発生したときに、その発生情報を前記管理装
    置へ送信し、該管理装置がその発生情報を受信すると該
    情報の内容を分析して、前記複数の端末装置に対して選
    択的に画像形成装置の保守又は修理に関する情報を送信
    する画像形成装置サービスシステムであって、 前記管理装置に、画像形成装置から受信した情報を逐次
    記憶する記憶手段と、該手段によって記憶された情報を
    分析する分析手段と、該手段による分析結果から故障の
    発生及びサービスマンの訪問の要否を予測する予測手段
    と、その予測結果をその対象である画像形成装置を管轄
    するービス拠点に設置された端末装置へ送信する手段と
    を設けたことを特徴とする画像形成装置サービスシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置サービスシ
    ステムにおいて、前記管理装置に、前記記憶手段に記憶
    された情報を前記分析手段によって分析する範囲を任意
    に設定する手段を設けたことを特徴とするを画像形成装
    置サービスシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置サービスシ
    ステムにおいて、前記管理装置の記憶手段が、前記画像
    形成装置から受信した情報による異常事象又は異常事前
    事象の発生頻度の増減傾向を逐次記憶する手段であるこ
    とを特徴とする画像形成装置サービスシステム。
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