JP2018170429A - 電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】めっき伸びが抑制された電子部品を提供する。
【解決手段】積層コイル部品1は、素体2と、素体2に設けられた実装用導体部分31、32と、実装用導体31、32上に設けられためっき部分41、42と、めっき部分41、42の外縁に沿って実装用導体部分31、32上に設けられたガラス層Gと、を備える。積層コイル部品1では、めっき部分41、42の外縁に沿って実装用導体部分31、32上にガラス層Gが設けられているので、めっき伸びが抑制される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子部品に関する。
特許文献1には、積層体と、積層体の底面及び端面に埋め込まれた外部電極と、外部電極が積層体から露出している部分に設けられたNiめっき膜及びSnめっき膜と、を備える電子部品が記載されている。この電子部品では、Niめっき膜及びSnめっき膜の厚さを所定の範囲に設定することにより、積層体にひびや欠けが発生することを抑制している。
特許第5888289号公報
特許文献1に記載の電子部品では、めっき膜が外部電極から、積層体上に意図しない状態で形成される(めっき伸びが生じる)場合があった。このような場合、例えば、はんだ接続により、電子部品を他の電子機器に実装する際、実装用導体間の短絡が生じる懼れがある。
本発明は、めっき伸びが抑制された電子部品を提供することを目的とする。
本発明に係る電子部品は、素体と、素体に設けられた実装用導体と、実装用導体上に設けられためっき膜と、めっき膜の外縁に沿って実装用導体上に設けられたガラス層と、を備える。
この電子部品では、めっき膜の外縁に沿って実装用導体上にガラス層が設けられているので、めっき伸びが抑制される。
本発明に係る電子部品では、実装用導体において、ガラス層が設けられた領域の幅は、めっき膜の厚さ以上であってもよい。この場合、めっき伸びが確実に抑制される。
本発明に係る電子部品において、めっき膜は、ガラス層上にも設けられている。この場合、めっき膜が広い範囲に設けられているので、電子部品を他の電子機器に実装する際、電子部品を安定して実装でき、実装性が向上する。
本発明に係る電子部品において、素体は、ガラス成分を含み、ガラス層は、ガラス成分と同じ成分により構成されていてもよい。この場合、ガラス層が素体に含まれないガラス成分により構成されている場合に比べて、ガラス層の成分が電子部品の特性に悪影響を与える可能性を低減できる。
本発明に係る電子部品において、素体には、凹部が設けられ、実装用導体は、凹部内に配置されていてもよい。この場合、実装用導体が素体の外面上に設けられている場合に比べて、実装用導体の上面と素体との離間距離が短くなる。したがって、例えば熱処理により素体と実装用導体とを備える中間体を得る際、素体のガラス成分が実装用導体の上面に達することにより、ガラス層が実装用導体上に形成される場合において、素体のガラス成分が実装用導体の上面に達し易くなる結果、ガラス層を実装用導体上に容易に形成することができる。
本発明に係る電子部品において、素体は、実装面を有し、実装用導体は、実装面に配置された第一導体部分を有していてもよい。この場合、電子部品を他の電子機器に実装する際、第一導体部分と他の電子機器との電気的な接続を容易に図ることができる。
本発明に係る電子部品において、素体は、実装面から連続する端面を更に有し、実装用導体は、第一導体部分と一体的に設けられ、端面に配置された第二導体部分を更に有すると共に、断面L字状を呈していてもよい。この場合、例えば、はんだ接続により、電子部品を他の電子機器に実装する際、実装面だけでなく端面にもはんだが設けられる。したがって、実装強度を高めることができる。
本発明によれば、めっき伸びが抑制された電子部品を提供することができる。
実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。 図1の積層コイル部品の分解斜視図である。 図1の積層コイル部品の断面図である。 第一変形例及び第二比較例に係る積層コイル部品の断面図である。 比較例に係る積層コイル部品の断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1〜図3を参照して、実施形態に係る積層コイル部品を説明する。図1は、実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。図2は、図1の積層コイル部品の分解斜視図である。図3(a)は、図1のIIIa−IIIa線に沿っての断面図であり、図3(b)は、図1のIIIb−IIIb線に沿っての断面図である。
図1〜図3に示されるように、実施形態に係る積層コイル部品1は、素体2と、一対の実装用導体3と、一対のめっき膜4と、一対のガラス層Gと、複数のコイル導体5c,5d,5e,5fと、接続導体6,7と、を備えている。なお、図2では、めっき膜4及びガラス層Gの図示が省略されている。
素体2は、直方体形状を呈している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。素体2は、端面2a,2bと、側面2c,2d,2e,2fと、を有している。端面2a,2bは、互いに対向している。側面2c,2dは、互いに対向している。側面2e,2fは、互いに対向している。以下では、端面2a,2bの対向方向を方向D1、側面2c,2dの対向方向を方向D2、及び、側面2e,2fの対向方向を方向D3とする。方向D1、方向D2、及び方向D3は互いに略直交している。
端面2a,2bは、側面2c,2dを連結するように方向D2に延在している。端面2a,2bは、側面2e,2fを連結するように方向D3にも延在している。側面2c,2dは、端面2a,2bを連結するように方向D1に延在している。側面2c,2dは、側面2e,2fを連結するように方向D3にも延在している。側面2e,2fは、側面2c,2dを連結するように方向D2に延在している。側面2e,2fは、端面2a,2bを連結するように方向D1にも延在している。
側面2cは、実装面であり、例えば積層コイル部品1を図示しない他の電子機器(例えば、回路基材、又は電子部品)に実装する際、他の電子機器と対向する面である。端面2a,2bは、実装面(すなわち側面2c)から連続する面である。
素体2の方向D1における長さは、素体2の方向D2における長さ及び素体2の方向D3における長さよりも長い。素体2の方向D2における長さと素体2の方向D3における長さとは、互いに同等である。すなわち、本実施形態では、端面2a,2bは正方形状を呈し、側面2c,2d,2e,2fは、長方形状を呈している。素体2の方向D1における長さは、素体2の方向D2における長さ、及び素体2の方向D3における長さと同等であってもよいし、これらの長さよりも短くてもよい。素体2の方向D2における長さ及び素体2の方向D3における長さは、互いに異なっていてもよい。
なお、本実施形態で「同等」とは、等しいことに加えて、予め設定した範囲での微差又は製造誤差などを含んだ値を同等としてもよい。たとえば、複数の値が、当該複数の値の平均値の±5%の範囲内に含まれているのであれば、当該複数の値は同等であると規定する。
素体2には、一対の凹部21及び一対の凹部22が設けられている。一方の凹部21及び一方の凹部22は、連続的に設けられ、一方の実装用導体3に対応している。他方の凹部21及び他方の凹部22は、連続的に設けられ、他方の実装用導体3に対応している。凹部21及び凹部22は、例えば、同形状を呈している。一対の凹部21及び一対の凹部22は、側面2d,2e,2fから離間して設けられている。一対の凹部21は、方向D1において互いに離間して設けられている。
一方の凹部21は、側面2cの端面2a側に設けられ、側面2dに向かって窪んでいる。他方の凹部21は、側面2cの端面2b側に設けられ、側面2dに向かって窪んでいる。凹部21は、底面21aを有している。底面21aは、例えば矩形状を呈している。一方の凹部22は、端面2aの側面2c側に設けられ、端面2bに向かって窪んでいる。他方の凹部22は、端面2bの側面2c側に設けられ、端面2aに向かって窪んでいる。凹部22は、底面22aを有している。底面22aは、例えば矩形状を呈している。
素体2は、複数の素体層12a〜12fが方向D3において積層されることによって構成されている。具体的な積層構成については後述する。実際の素体2では、複数の素体層12a〜12fは、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。素体層12a〜12fは、例えば磁性材料(Ni−Cu−Zn系フェライト材料、Ni−Cu−Zn−Mg系フェライト材料、又はNi−Cu系フェライト材料等)により構成されている。素体層12a〜12fを構成する磁性材料には、Fe合金等が含まれていてもよい。素体層12a〜12fは、非磁性材料(ガラスセラミック材料、誘電体材料等)から構成されていてもよい。素体2は、ガラス成分を含んでいる。
実装用導体3は、素体2に設けられている。実装用導体3は、凹部21,22内に配置されている。具体的には、一方の実装用導体3が一方の凹部21及び一方の凹部22内に配置され、他方の実装用導体3が他方の凹部21及び他方の凹部22内に配置されている。
一対の実装用導体3は、方向D1において互いに離間している。一対の実装用導体3は、例えば、同形状を呈している。実装用導体3は、例えば、断面L字状を呈している。実装用導体3は、例えば、方向D3から見てL字状を呈しているとも言える。実装用導体3は、一体的に形成された導体部分31,32を有している。導体部分31,32は、略矩形板状を呈している。導体部分31,32は、例えば、同形状を呈している。
実装用導体3は、方向D3から見てL字状を呈する複数の実装用導体層13が、方向D3において積層されることによって構成されている。つまり、実装用導体層13の積層方向は、方向D3である。実際の実装用導体3では、複数の実装用導体層13は、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
導体部分31は、実装面である側面2cに配置されている。導体部分31は、凹部21内に配置されている。特に図3(a)に示されるように、導体部分31は、第一面31aと、第二面31bと、を有している。第一面31aは、底面21aと方向D2において対向している。第二面31bは、第一面31aと方向D2において対向している。
導体部分32は、端面2a,2bに配置されている。導体部分32は、凹部22内に配置されている。特に図3(b)に示されるように、導体部分32は、第一面32aと、第二面32bと、を有している。第一面32aは、底面22aと方向D1において対向している。第二面32bは、第一面32aと方向D1において対向している。
めっき膜4は、実装用導体3上に設けられている。めっき膜4は、第二面31b上に設けられためっき部分41と、第二面32b上に設けられためっき部分42と、を有している。めっき膜4は、電解めっき又は無電解めっきにより形成されている。めっき部分41は、第二面31bの全面にわたって一定の厚さとなるように形成されている。めっき部分42は、第二面32bの全面にわたって一定の厚さとなるように形成されている。
めっき膜4は、例えばNi(ニッケル)、Au(金)、又はSn(錫)等を含んでいる。めっき膜4は、例えばNiを含み、第二面31b,32bを覆うNiめっき膜4aと、Auを含み、Niめっき膜4aを覆うAuめっき膜4bと、を有している。めっき膜4がNiめっき膜4a及びAuめっき膜4bを有することにより、めっき膜4の電気抵抗を低減させることができる。めっき膜4の厚さt1は、めっき膜4を構成する各膜の総和(総厚)であり、例えば、Niめっき膜4aの厚さとAuめっき膜4bの厚さとの総和である。Niめっき膜4aの厚さは、例えば6μmである。Auめっき膜4bの厚さは、例えば0.1μmである。
ガラス層Gは、例えば、素体2に含まれるガラス成分と同じ成分により構成されている。ガラス層Gは、めっき膜4の外縁に沿って実装用導体3上に設けられている。
具体的には、一方の実装用導体3上に設けられた一方のガラス層Gは、第二面31bのうち、端面2b側の外縁、側面2e側の外縁、及び側面2f側の外縁にそれぞれ沿う領域と、第二面32bのうち、側面2d側の外縁、側面2e側の外縁、及び側面2f側の外縁にそれぞれ沿う領域とに設けられている。一方のガラス層Gは、例えば、これらの各領域に連続して設けられ、枠状を呈している。なお、一方のガラス層Gは、不連続に途切れた枠状を呈していてもよい。
他方の実装用導体3上に設けられた他方のガラス層Gは、第二面31bのうち、端面2a側の外縁、側面2e側の外縁、及び側面2f側の外縁にそれぞれ沿う領域と、第二面32bのうち、側面2d側の外縁、側面2e側の外縁、及び側面2f側の外縁にそれぞれ沿う領域とに設けられている。他方のガラス層Gは、例えば、これらの各領域に連続して設けられ、枠状を呈している。なお、他方のガラス層Gは、不連続に途切れた枠状を呈していてもよい。
このようにガラス層Gは枠状を呈し、実装用導体3上でめっき膜4を取り囲むように設けられている。実装用導体3において、ガラス層Gが設けられた(実装用導体3の厚さ方向から見てガラス層Gと重なる)領域Rの幅wは、めっき膜4の厚さt1以上である。本実施形態では、ガラス層Gの厚さt2は、めっき膜4の厚さt1よりも薄い。幅wは、ガラス層Gの幅と一致している。つまり、ガラス層Gは、実装用導体3からはみ出さず、ガラス層Gの外縁と実装用導体3の外縁とが一致している。ガラス層Gの厚さt2は、めっき膜4の厚さt1よりも薄く、めっき膜4は、ガラス層G上にも設けられている。
なお、幅wは、ガラス層Gの幅よりも狭くてもよい。つまり、ガラス層Gは、実装用導体3からはみ出し、ガラス層Gの外縁が実装用導体3の外縁よりも外側に位置していてもよい。厚さt2は、厚さt1以上であってもよいし、めっき膜4はガラス層G上には設けられていなくてもよい。
複数のコイル導体5c,5d,5e,5fは、互いに接続されて、素体2内でコイル10を構成している。コイル10のコイル軸は、方向D3に沿って設けられている。コイル導体5c,5d,5e,5fは、方向D3から見て、少なくとも一部が互いに重なるように配置されている。コイル導体5c,5d,5e,5fは、端面2a,2b及び側面2c,2d,2e,2fから離間して配置されている。
コイル導体5c,5d,5e,5fは、複数のコイル導体層15c,15d,15e,15fが、方向D3において積層されることによって構成されている。つまり、複数のコイル導体層15c,15d,15e,15fは、それぞれ方向D3から見て、全部が互いに重なるように配置されている。コイル導体5c,5d,5e,5fは、1つのコイル導体層15c,15d,15e,15fによって構成されていてもよい。なお、図2では、1つのコイル導体層15c,15d,15e,15fのみが示されている。実際のコイル導体5c,5d,5e,5fでは、複数のコイル導体層15c,15d,15e,15fは、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
接続導体6は、方向D1に延在し、コイル導体5cと他方の導体部分32とに接続されている。接続導体7は、方向D1に延在し、コイル導体5fと一方の導体部分32とに接続されている。接続導体6,7は、複数の接続導体層16,17が、方向D3において積層されることによって構成されている。なお、図2では、1つの接続導体層16,17のみが示されている。実際の接続導体6,7では、複数の接続導体層16,17は、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
上述の実装用導体層13、コイル導体層15c,15d,15e,15f、及び接続導体層16,17は、導電材料(例えば、Ag又はPd)により構成されている。これらの各層は、同じ材料により構成されていてもよいし、異なる材料により構成されていてもよい。これらの各層は、断面略矩形状を呈している。
積層コイル部品1は、複数の層La,Lb,Lc,Ld,Le,Lfを備えている。積層コイル部品1は、例えば、側面2f側から順に、2つの層La、1つの層Lb、3つの層Lc、3つの層Ld、3つの層Le、3つの層Lf、1つの層Lb、及び2つの層Laが積層されることにより構成されている。なお、図2では、3つの層Lc、3つの層Ld、3つの層Le、及び3つの層Lfについて、それぞれ1つが図示され、他の2つの図示が省略されている。
層Laは、素体層12aにより構成されている。
層Lbは、素体層12bと、一対の実装用導体層13とが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12bには、一対の実装用導体層13の形状に対応する形状を有し、一対の実装用導体層13が嵌め込まれる欠損部Rbが設けられている。素体層12bと、一対の実装用導体層13の全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Lcは、素体層12cと、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15cとが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12cには、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15cの形状に対応する形状を有し、一対の実装用導体層13、コイル導体層15c及び接続導体層16が嵌め込まれる欠損部Rcが設けられている。素体層12cと、一対の実装用導体層13、コイル導体層15c及び接続導体層16の全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Ldは、素体層12dと、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15dとが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12dには、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15dの形状に対応する形状を有し、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15dが嵌め込まれる欠損部Rdが設けられている。素体層12dと、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15dの全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Leは、素体層12eと、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15eとが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12eには、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15eの形状に対応する形状を有し、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15eが嵌め込まれる欠損部Reが設けられている。素体層12eと、一対の実装用導体層13及びコイル導体層15eの全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Lfは、素体層12fと、一対の実装用導体層13、コイル導体層15f及び接続導体層17とが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12fには、一対の実装用導体層13、コイル導体層15f及び接続導体層17の形状に対応する形状を有し、一対の実装用導体層13、コイル導体層15f及び接続導体層17が嵌め込まれる欠損部Rfが設けられている。素体層12fと、一対の実装用導体層13、コイル導体層15f及び接続導体層17の全体とは、互いに相補的な関係を有している。
欠損部Rb,Rc,Rd,Re,Rfは、一体化されて上述の一対の凹部21及び一対の凹部22を構成している。欠損部Rb,Rc,Rd,Re,Rfの幅(以下、欠損部の幅)は、基本的に、実装用導体層13、コイル導体層15c,15d,15e,15f、及び接続導体層16,17の幅(以下、導体部の幅)よりも広くなるように設定される。素体層12b,12c,12d,12e,12fと、実装用導体層13、コイル導体層15c,15d,15e,15f、及び接続導体層16,17との接着性向上のために、欠損部の幅は、敢えて導体部の幅よりも狭くなるように設定されてもよい。欠損部の幅から導体部の幅を引いた値は、例えば、−3μm以上10μm以下であることが好ましく、0μm以上10μm以下であることがより好ましい。
実施形態に係る積層コイル部品1の製造方法の一例を説明する。
まず、上述の素体層12a〜12fの構成材料及び感光性材料を含む素体ペーストを基材(例えばPETフィルム)上に塗布することにより、素体形成層を形成する。素体ペーストに含まれる感光性材料は、ネガ型及びポジ型のどちらであってもよく、公知のものを用いることができる。続いて、例えばCrマスクを用いたフォトリソグラフィ法により素体形成層を露光及び現像し、後述の導体形成層の形状に対応する形状が除去された素体パターンを基材上に形成する。素体パターンは、熱処理後に素体層12b,12c,12d,12e,12fとなる層である。つまり、欠損部Rb,Rc,Rd,Re,Rfとなる欠損部が設けられた素体パターンが形成される。なお、本実施形態の「フォトリソグラフィ法」とは、感光性材料を含む加工対象の層を露光及び現像することにより、所望のパターンに加工するものであればよく、マスクの種類等に限定されない。
一方、上述の実装用導体層13、コイル導体層15c,15d,15e,15f及び接続導体層16,17の構成材料、及び感光性材料を含む導体ペーストを基材(例えばPETフィルム)上に塗布することにより導体形成層を形成する。導体ペーストに含まれる感光性材料は、ネガ型及びポジ型のどちらであってもよく、公知のものを用いることができる。続いて、例えばCrマスクを用いたフォトリソグラフィ法により導体形成層を露光及び現像し、導体パターンを基材上に形成する。導体パターンは、熱処理後に実装用導体層13、コイル導体層15c,15d,15e,15f及び接続導体層16,17となる層である。
続いて、素体形成層を基材から支持体上に転写する。本実施形態では、素体形成層の転写工程を2回繰り返すことにより、支持体上に素体形成層を2層積層する。これらの素体形成層は、熱処理後に層Laとなる層である。
続いて、導体パターン及び素体パターンを支持体上に繰り返し転写することにより、導体パターン及び素体パターンを方向D3において積層する。具体的には、まず、導体パターンを基材から素体形成層上に転写する。次に、素体パターンを基材から素体形成層上に転写する。素体パターンの欠損部に、導体パターンが組み合わされ、素体形成層上で素体パターン及び導体パターンが同一層となる。更に、導体パターン及び素体パターンの転写工程を繰り返し実施し、導体パターン及び素体パターンを互いに組み合わされた状態で積層する。これにより、熱処理後に層Lb,Lc,Ld,Le,Lfとなる層が積層される。
続いて、素体形成層を基材から、導体パターン及び素体パターンの転写工程で積層した層上に転写する。本実施形態では、素体形成層の転写工程を2回繰り返すことにより、当該層上に素体形成層を2層積層する。これらの素体形成層は、熱処理後に層Laとなる層である。
以上により、熱処理後に積層コイル部品1のめっき膜4及びガラス層G以外の部分となる積層体を、積層コイル部品1となる前の中間体として支持体上に形成する。続いて、得られた積層体を所定の大きさに切断する。その後、切断された積層体に対し、脱バインダ処理を行った後、熱処理を行う。熱処理温度は、例えば850〜900℃程度である。熱処理により、ガラス層Gが実装用導体3の第二面31b,32b上に形成される。続いて、電解めっき又は無電解めっきを施し、実装用導体3の第二面31b,32b上にめっき膜4を形成する。これにより、積層コイル部品1が得られる。
図4は、変形例に係る積層コイル部品の断面図である。変形例に係る積層コイル部品1Aは、めっき膜4が厚膜化されている点で、積層コイル部品1と相違している。電解めっき又は無電解めっきでは、めっき膜4の厚さt1が領域Rの幅wを超えないようにめっき膜4を形成すれば、めっき膜4の形成される範囲を実装用導体3上に収めることができる。
図5は、第一比較例及び第二比較例に係る積層コイル部品の断面図である。図5(a)に示される第一比較例に係る積層コイル部品100は、主にガラス層Gを備えない点で、積層コイル部品1と相違している。なお、積層コイル部品100の導体部分32側の断面図の図示を省略する。図5(b)に示される第二比較例に係る積層コイル部品200は、主にガラス層Gを備えない点で、積層コイル部品1Aと相違している。なお、積層コイル部品200の導体部分32側の断面図の図示を省略する。
このように積層コイル部品100,200は、ガラス層Gを備えないので、電解めっき又は無電解めっきによりめっき膜4を形成すると、めっき伸びが生じる懼れがある。したがって、例えば、はんだ接続により、積層コイル部品100,200を他の電子機器に実装する際、実装用導体3間の短絡が生じる懼れがある。
これに対して、積層コイル部品1,1Aでは、めっき膜4の外縁に沿って実装用導体3上にガラス層Gが設けられているので、めっき伸びが抑制される。特に、実装用導体3において、ガラス層Gが設けられた領域Rの幅wは、めっき膜4の厚さt1以上である。したがって、電解めっき又は無電解めっきによりめっき膜4を形成する場合でも、めっき膜4が実装用導体3からはみ出さない。よって、めっき伸びが確実に抑制される。
例えば、ガラス層Gを実装用導体3の第二面31b,32bの外縁に沿って、第二面31b,32b上ではなく、端面2a,2b及び側面2c上に設けることによっても、めっき伸びを抑制することができる。しかしながら、このような積層コイル部品では、ガラス層Gの厚さt2をめっき膜4の厚さt1以上とする必要がある。つまり、めっき膜4をガラス層Gに対して突出させることができない。したがって、他の電気機器に実装する際、ガラス層Gが邪魔となり、他の電気機器との電気的な接続が困難になる懼れがある。また、ガラス層Gを厚膜化する必要があるので、製造が困難である。これに対して、積層コイル部品1,1Aでは、ガラス層Gが第二面31b,32b上に設けられている。したがって、ガラス層Gの厚さt2をめっき膜4の厚さt1以上とする必要がない。つまり、めっき膜4をガラス層Gに対して突出させることができる。したがって、他の電気機器に実装する際、他の電気機器との電気的な接続が容易となる。また、ガラス層Gを厚膜化する必要がないので、製造が容易である。
めっき膜4は、ガラス層G上にも設けられている。このように、めっき膜4が広い範囲に設けられているので、積層コイル部品1を他の電子機器に実装する際、積層コイル部品1が立ち上がる現象、いわゆるチップ立ちを抑制することができる。このように積層コイル部品1を安定して実装でき、実装性が向上する。
ガラス層Gは、例えば、素体2に含まれるガラス成分と同じ成分により構成されている。したがって、ガラス層Gが素体2に含まれないガラス成分により構成されている場合に比べて、ガラス層Gの成分が積層コイル部品1,1Aの特性に悪影響を与える可能性を低減できる。また、積層コイル部品1の製造において、熱処理により素体2と実装用導体3とを備える中間体を得る際、同時に、素体2のガラス成分が実装用導体3の上面に達することによって、ガラス層Gが形成される。このように、ガラス層Gを形成する工程を別途設ける必要がないため、生産性が向上する。なお、ガラス層Gは、例えば、素体2に含まれるガラス成分と異なる成分により構成されていてもよい。
素体2には、凹部21,22が設けられ、実装用導体3は、凹部21,22内に配置されている。このため、実装用導体3が素体2の端面2a,2b又は側面2c,2d,2e,2f上に設けられている場合に比べて、実装用導体3の第二面31b,32bと素体2との離間距離が短くなる。したがって、積層コイル部品1の製造において、熱処理の際に、素体2のガラス成分が実装用導体3の上面に達し易くなる結果、ガラス層Gを実装用導体3上に容易に形成することができる。
素体2は、実装面である側面2cを有している。実装用導体3は、側面2cに配置された導体部分31を有している。このため、積層コイル部品1を他の電子機器に実装する際、導体部分31と他の電子機器との電気的な接続を容易に図ることができる。素体2は、側面2cから連続する端面2a,2bを更に有している。実装用導体3は、導体部分31と一体的に設けられ、端面2a,2bに配置された導体部分32を更に有すると共に、断面L字状を呈している。このため、例えば、はんだ接続により、積層コイル部品1を他の電子機器に実装する際、側面2cだけでなく端面2a,2bにもはんだが設けられる。したがって、実装強度を高めることができる。
本発明は上述した実施形態に限らず、様々な変形が可能である。
積層コイル部品1,1Aは、方向D3から見て、コイル10の内側にコア部を更に備えていてもよい。コア部は中空であってもよい。すなわち、積層コイル部品1,1Aは空芯コイルであってもよい。また、コア部は中実であって、例えば、素体2の構成材料とは異なる磁性材料により構成されていてもよい。コア部は、素体2を方向D3において貫通していてもよいし、方向D3の両端部において素体2に覆われていてもよい。また、積層コイル部品1,1Aは、方向D3においてコイル導体5c,5d,5e,5f間に配置されるスペーサを更に備え、スペーサは、例えば、素体2の構成材料とは異なる磁性材料又は非磁性材料により構成されていてもよい。
積層コイル部品1,1Aにおいて、実装用導体3は、導体部分31,32のいずれか一方を有していればよく、素体2には、導体部分31,32と対応して、凹部21,22のいずれか一方が設けられていてもよい。
積層コイル部品1,1Aにおいて、実装用導体3は、端面2a,2b又は側面2c,2d,2e,2f上に設けられていてもよい。この場合の実装用導体3を構成する導電材料は、例えば、素体2への固着性及びコスト等の点からCuとしてもよいし、接続導体層16,17との接続性等の点から接続導体層16,17を構成する導電材料(例えば、Ag又はPd)と同じとしてもよい。また、この場合の積層コイル部品1,1Aの製造方法では、導体パターンを形成する際に、熱処理後にコイル導体層15c,15d,15e,15f及び接続導体層16,17となる層として導体パターンを形成する。そして、素体形成層、素体パターン及び導体パターンを積層した後、熱処理して積層コイル部品1の実装用導体3、めっき膜4及びガラス層G以外の部分となる積層体を得る。続いて、積層体の外面上に実装用導体3の構成材料を含む導体ペーストを付与する。導体ペーストの付与は、ディップ法、印刷法、又は転写法等により行うことができる。導体ペーストが付与された積層体に、所望の加熱処理を実施して導体ペーストを積層体に焼き付ける。導体ペーストの焼き付けは、例えば600〜800℃の温度下で所定時間加熱することにより行われる。これにより、実装用導体3上にガラス層Gが形成される。次に、電解めっき又は無電解めっきにより実装用導体3上にめっき膜4を形成することにより、積層コイル部品1,1Aが得られる。
上述した実施形態では、電子部品として積層コイル部品1を例にして説明したが、本発明はこれに限られることなく、積層セラミックコンデンサ、積層バリスタ、積層圧電アクチュエータ、積層サーミスタ、又は積層複合部品などの他の電子部品にも適用できる。
1,1A…積層コイル部品、2…素体、3…実装用導体、31,32…導体部分、4…めっき膜、41,42…めっき部分、21,22…凹部、G…ガラス層、R…領域。

Claims (7)

  1. 素体と、
    前記素体に設けられた実装用導体と、
    前記実装用導体上に設けられためっき膜と、
    前記めっき膜の外縁に沿って前記実装用導体上に設けられたガラス層と、を備える、電子部品。
  2. 前記実装用導体において、前記ガラス層が設けられた領域の幅は、前記めっき膜の厚さ以上である、請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記めっき膜は、前記ガラス層上にも設けられている、請求項1又は2に記載の電子部品。
  4. 前記素体は、ガラス成分を含み、
    前記ガラス層は、前記ガラス成分と同じ成分により構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子部品。
  5. 前記素体には、凹部が設けられ、
    前記実装用導体は、前記凹部内に配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子部品。
  6. 前記素体は、実装面を有し、
    前記実装用導体は、前記実装面に配置された第一導体部分を有している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子部品。
  7. 前記素体は、前記実装面から連続する端面を更に有し、
    前記実装用導体は、前記第一導体部分と一体的に設けられ、前記端面に配置された第二導体部分を更に有すると共に、断面L字状を呈している、請求項6に記載の電子部品。
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