JP2018169309A - 油圧センサ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧センサの取付強度を確保しつつ、油圧制御装置全体が大型化することを抑制できる油圧センサ取付構造を提供する。【解決手段】油圧センサ20は、センサ本体21と、センサ本体21を覆うセンサケース40とを有する。センサケース40は、下面に油圧センサ20が油路ボディ10に取り付けられた状態において油路開口部11cと繋がるセンシング穴45aを有し、上下方向に延びる中心軸に沿って配置される柱状部41と、柱状部41から径方向外側に突出するフランジ部42とを有する。油圧センサ20はセンサケース40を油路ボディ10に固定部材50により固定され、センサケース40は、固定部材50は、油路ボディ10に接触して固定される固定部分52、53と、フランジ部42の上面に接触しフランジ部を油路ボディ10に押し付ける押付部分51bとを有し、固定部分52、53と押付部分51bとは、間隔を空けて配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、油圧センサ取付構造に関する。
油圧センサを備える油圧制御装置が知られている。特許文献1では、油路が設けられたコントロールバルブに油圧センサが取り付けられている。
特開2010−174991号公報
上記のような油圧センサをコントロールバルブに取り付ける方法としては、コントロールバルブの外部から油圧センサを取り付ける方法がある。そのような方法としては、例えば、油圧センサに雄ネジ部を設け、コントロールバルブに設けられた雌ネジ穴にコントロールバルブの外部から油圧センサの雄ネジ部を締め込む方法が挙げられる。
ここで、油圧制御装置において油圧センサには、測定対象となるオイルから高圧力が加えられるため、油圧センサのコントロールバルブへの取付強度を十分に大きくする必要がある。これにより、上記のように油圧センサの雄ネジ部をコントロールバルブの雌ネジ穴に締め込む方法を用いる場合には、ネジ部同士が噛み合う長さを十分に長くする必要があり、油圧センサが大型化しやすい。したがって、油圧センサの取付強度を十分に確保するためには、油圧センサが大型化し、油圧制御装置全体が大型化しやすい問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、油圧センサの取付強度を確保しつつ、油圧制御装置全体が大型化することを抑制できる油圧センサ取付構造を提供することを目的の一つとする。
本発明の油圧センサ取付構造の一つの態様は、オイルが流れる油路を内部に有する油路ボディに、前記油路内を流れるオイルの圧力を計測する油圧センサを取り付ける油圧センサ取付構造であって、前記油路ボディは、前記油路ボディの上側に開口し前記油路と繋がる油路開口部を有し、前記油圧センサは、センサ本体と、前記センサ本体を覆うセンサケースと、を有し、前記センサケースは、前記センサケースの下面に、前記油圧センサが前記油路ボディに取り付けられた状態において前記油路開口部と繋がるセンシング穴を有し、前記油圧センサ取付構造は、前記油路ボディと、前記センサケースと、前記センサケースを前記油路ボディに固定する固定部材と、を備え、前記センサケースは、上下方向に延びる中心軸に沿って配置される柱状部と、前記柱状部から径方向外側に突出するフランジ部と、を有し、前記固定部材は、前記油路ボディに接触して固定される固定部分と、前記フランジ部の上面に接触し前記フランジ部を前記油路ボディに押し付ける押付部分と、を有し、前記固定部分と前記押付部分とは、間隔を空けて配置される。
本発明の一つの態様によれば、油圧センサの取付強度を確保しつつ、油圧制御装置全体が大型化することを抑制できる油圧センサ取付構造が提供される。
図1は、第1実施形態の油圧センサ取付構造を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態の油圧センサ取付構造を示す斜視図である。 図3は、第1実施形態の油圧センサ取付構造を示す断面図である。 図4は、第1実施形態の油圧センサ取付構造の一部を示す断面図である。 図5は、第2実施形態の油圧センサ取付構造を示す斜視図である。 図6は、第2実施形態の油圧センサ取付構造を示す斜視図である。 図7は、第3実施形態の油圧センサ取付構造の一部を示す断面図である。 図8は、第4実施形態の油圧センサ取付構造を示す断面図である。
各図に適宜示すZ軸方向は、正の側を上側とし、負の側を下側とする上下方向Zである。Y軸方向は、Z軸方向と直交し、かつ、正の側を左側とし、負の側を右側とする左右方向Yである。X軸方向は、Z軸方向およびY軸方向の両方と直交する前後方向Xである。左右方向Yは、第1方向に相当する。以下の説明においては、上下方向上側を単に「上側」と呼び、上下方向下側を単に「下側」と呼ぶ。また、上下方向Zのうちの正の向きを「上方向」と呼び、上下方向Zのうちの負の向きを「下方向」と呼ぶ。
なお、上下方向、上方向、下方向、左右方向、前後方向、上側、下側、左側および右側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
<第1実施形態>
図1から図4に示す本実施形態の油圧センサ取付構造30は、油圧制御装置1におけるコントロールバルブの油路ボディ10に油圧センサ20を取り付ける。図1は、油圧センサ20が油路ボディ10に取り付けられる前の状態を示す。図2から図4は、油圧センサ取付構造30によって油圧センサ20が油路ボディ10に取り付けられた状態を示す。なお、油圧センサ取付構造30によって油圧センサ20が油路ボディ10に取り付けられた状態を「取付状態」と呼ぶ。以下の説明において、特に断りが無い場合には、各部の相対的な位置関係は、取付状態における位置関係とする。
図3に示すように、油圧センサ取付構造30は、油路ボディ10と、油圧センサ20のセンサケース40と、シール部材24と、固定部材50と、ネジ54,55と、を備える。油路ボディ10は、オイルが流れる油路10bを内部に有する。油圧センサ20は、油路10b内を流れるオイルの圧力を計測する。油路ボディ10は、油路10bが設けられる油路ボディ本体10aと、突出部11と、固定筒部12,13と、を有する。
図1に示すように、突出部11は、油路ボディ本体10aの上面から上方向に突出する。本実施形態において突出部11は、上下方向Zに延びる中心軸J1を中心とする円柱状である。以下の説明においては、中心軸J1を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸J1を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
突出部11には、突出部11の上面11dから下方向に窪む凹部11aが設けられる。すなわち、油路ボディ10は、下方向に窪む凹部11aを有する。凹部11aを上側から視た外形は、中心軸J1を中心とする円形状である。凹部11aの底面11bには、油路開口部11cが設けられる。すなわち、油路ボディ10は、油路開口部11cを有する。底面11bは、上方向を向く面であり、底面11bに設けられる油路開口部11cは、油路ボディ10の上側に開口する。本実施形態において油路開口部11cは、中心軸J1を中心とする円形状である。図3に示すように、油路開口部11cは、油路10bと繋がる。油路開口部11cは、突出部11の内部を上下方向Zに延びる油路10bの上側の開口部である。
図1に示すように、固定筒部12,13は、油路ボディ本体10aの上面から上方向に突出する。本実施形態において固定筒部12は、上下方向Zに延びる固定軸J2を中心とする円筒状である。固定筒部13は、上下方向Zに延びる固定軸J3を中心とする円筒状である。固定軸J2は、中心軸J1の左側に離れて配置される。固定軸J3は、中心軸J1の右側に離れて配置される。すなわち、突出部11は、固定筒部12と固定筒部13との左右方向Yの間に配置される。
図3に示すように、固定筒部12と突出部11との左右方向Yの間隔L1は、固定筒部13と突出部11との左右方向Yの間隔L2よりも小さい。間隔L1は、固定筒部12の上端部における右側の端点P2と突出部11の上端部における左側の端点P1aとの間の左右方向Yの距離である。間隔L2は、固定筒部13の上端部における左側の端点P3と突出部11の上端部における右側の端点P1bとの間の左右方向Yの距離である。固定筒部12の上端部は、突出部11の上端部と上下方向Zにおいて同じ位置に配置される。これにより、端点P1a,P1bと端点P2とは、上下方向Zにおいて同じ位置に配置される。固定筒部13の上端部は、突出部11の上端部および固定筒部12の上端部よりも上側に位置する。これにより、端点P3は、端点P1a,P1b,P2よりも上側に配置される。
図4に示すように、油圧センサ20は、センサケース40と、センサ本体21と、ダイヤフラム23と、を有する。センサケース40は、センサ本体21を覆う。本実施形態においてセンサケース40は、凹部11aの底面11bに設置される。センサケース40は、柱状部41と、フランジ部42と、を有する。
柱状部41は、上下方向Zに延びる中心軸J1に沿って配置される。図1に示すように、本実施形態において柱状部41は、円柱状である。図4に示すように、柱状部41の下面は、センサケース40の下面の一部である。柱状部41の上端には、複数の接続端子22が設けられる。本実施形態において接続端子22は、例えば、3つ設けられる。柱状部41は、柱状部41の下面、すなわちセンサケース40の下面から上方向に窪む収容凹部46を有する。すなわち、センサケース40は、収容凹部46を有する。本実施形態において収容凹部46の下側から視た外形は、中心軸J1を中心とする円形状である。
収容凹部46の中央には、収容凹部46の天面46aから上方向に窪み、後述する収容空間40dと繋がるセンシング穴45aが設けられる。収容凹部46の天面46aは、下方向を向く面である。すなわち、センサケース40は、センサケース40の下面に、センシング穴45aを有する。センシング穴45aは、油圧センサ20が油路ボディ10に取り付けられた状態において油路開口部11cと繋がる。センシング穴45aの内径は、油路開口部11cの内径よりも小さい。
フランジ部42は、柱状部41から径方向外側に突出する。本実施形態においてフランジ部42は、柱状部41の下端部に設けられる。フランジ部42の下面は、柱状部41の下面とともに、上下方向Zと直交する同一面上に配置される。柱状部41の下面とフランジ部42の下面とによって、センサケース40の下面が構成される。フランジ部42は、柱状部41を周方向に囲む円環状である。フランジ部42は、凹部11aに収容される。そのため、凹部11aの内周面によってフランジ部42の径方向の移動を抑制できる。これにより、油路ボディ10に対して油圧センサ20を径方向に位置決めでき、油圧センサ20を安定して油路ボディ10に取り付けられる。フランジ部42の外径は、凹部11aの内径よりも小さい。そのため、フランジ部42の外周面と凹部11aの内周面との間には、隙間が設けられる。
凹部11aの上側の開口縁部と凹部11aの底面11bとの間の上下方向Zの距離H1は、フランジ部42の上面とセンサケース40の下面との間の上下方向Zの距離H2よりも大きい。本実施形態において凹部11aの上側の開口縁部は、突出部11の上面11dである。距離H1は、凹部11aの上下方向Zの寸法に相当する。本実施形態においてセンサケース40の下面は、フランジ部42の下面を含むため、距離H2は、フランジ部42の上下方向Zの寸法に相当する。
本実施形態においてセンサケース40は、上側ケース40aと蓋部40bと下側ケース40cとの3つの部材から構成される。上側ケース40aは、柱状部41の上部を構成する部分である。上側ケース40aは、例えば、樹脂製の単一部材である。下側ケース40cは、柱状部41の下部を構成する部分である。フランジ部42は、下側ケース40cに設けられる。下側ケース40cは、例えば、金属製の単一部材である。蓋部40bは、上側ケース40aと下側ケース40cとに接触した状態で上下方向Zに挟まれる。
下側ケース40cと蓋部40bとの上下方向Zの間には、収容空間40dが設けられる。収容空間40dは、ダイヤフラム23によって上下方向Zに仕切られる。収容空間40dの下部には、センシング穴45aの上端が開口する。センサ本体21は、収容空間40dの上部内において蓋部40bの下面に設置される。収容空間40dの上部内には、圧力伝達用液が充填される。取付状態においては、油路開口部11cと繋がったセンシング穴45aを介して、収容空間40dの下部にオイルが流入する。収容空間40dの下部に流入したオイルの圧力は、ダイヤフラム23および圧力伝達用液を介してセンサ本体21に加えられる。これにより、油路10b内のオイルの油圧をセンサ本体21によって計測できる。
シール部材24は、収容凹部46に収容される。本実施形態においてシール部材24は、Oリングである。そのため、シール部材24を安価にでき、油圧制御装置1の製造コストを低減できる。シール部材24は、油路ボディ10とセンサケース40との間を密封する。より詳細には、シール部材24は、油路ボディ10の上面のうち油路開口部11cの周囲の部分とセンサケース40の下面との間を密封する。
なお、本明細書において「油路ボディの上面」とは、油路ボディが有する面のうち、上方向を向き、油圧センサが取り付けられていない状態において油路ボディの上側に露出する面である。図1に示すように、本実施形態において油路ボディ10の上面は、油路ボディ本体10aの上面と、突出部11の上面11dと、凹部11aの底面11bと、固定筒部12,13の上面と、を含む。
本実施形態において油路開口部11cの周囲の部分とは、凹部11aの底面11bの一部である。すなわち、図4に示すように、本実施形態のシール部材24は、凹部11aの底面11bとセンサケース40の下面との間を密封する。これにより、油路開口部11cから収容空間40dに流入するオイルが凹部11aから油路ボディ10の外部に漏れることを抑制できる。センサケース40の下面と収容凹部46の天面46aとの間の上下方向Zの距離H3は、変形していない状態のシール部材24の上下方向Zの寸法よりも小さい。距離H3は、収容凹部46の上下方向Zの寸法に相当する。
なお、本明細書において「シール部材が変形していない状態」とは、例えば、シール部材が油圧センサに装着される前の状態と、シール部材が油圧センサに装着され、かつ、油圧センサが油路ボディに取り付けられていないときのシール部材の状態と、を含む。すなわち、変形していない状態のシール部材24の上下方向Zの寸法とは、油圧センサ20が油路ボディ10に取り付けられる前において、シール部材24が収容凹部46に嵌め込まれて油圧センサ20に取り付けられた状態におけるシール部材24の上下方向Zの寸法を含む。
油圧センサ20が油路ボディ10に取り付けられる前にシール部材24が収容凹部46に嵌め込まれた状態において、シール部材24は、センサケース40の下面よりも下方向に突出する。そのため、取付状態において、シール部材24は、底面11bと接触する。シール部材24は、凹部11aの底面11bと収容凹部46の天面46aとに接触した状態で上下方向Zに挟まれて、上下方向Zに弾性圧縮変形する。
固定部材50は、センサケース40を油路ボディ10に固定する部材である。図1に示すように、固定部材50は、上下方向Zと交差する面に沿って拡がる板状である。本実施形態では、固定部材50の上面および下面は、上下方向Zと直交する。固定部材50は、上下方向Zと直交する左右方向Yに延びる。固定部材50を上側から視た形状は、左右方向Yに長い略長方形状である。固定部材50は、本体部分51と、固定部分52,53と、を有する。
本体部分51は、左右方向Yに延びる。本体部分51は、本体部分51を上下方向Zに貫通する貫通孔51aを有する。すなわち、固定部材50は、貫通孔51aを有する。図2から図4に示すように、貫通孔51aには、柱状部41が上下方向Zに貫通して通される。本実施形態において貫通孔51aは、中心軸J1を中心とする円形状である。図4に示すように、貫通孔51aの内径は、柱状部41の外径よりも大きく、フランジ部42の外径よりも小さい。貫通孔51aの内周面と柱状部41の外周面との径方向の間には、隙間が設けられる。
本実施形態において本体部分51のうち貫通孔51aの下側の開口縁部は、フランジ部42の上面に接触する押付部分51bである。すなわち、固定部材50は、押付部分51bを有する。押付部分51bは、フランジ部42に対して下方向に力を加えて、フランジ部42を油路ボディ10に押し付ける。本実施形態において押付部分51bは、フランジ部42を凹部11aの底面11bに向かって押し付ける。
図1に示すように、固定部分52は、本体部分51の左側の端部に繋がる。固定部分52の上面は、本体部分51の上面と、上下方向Zに直交する同一面上に配置される。固定部分52の下面は、本体部分51の下面と、上下方向Zに直交する同一面上に配置される。固定部分52は、固定部分52を上下方向Zに貫通する固定孔部52aを有する。固定孔部52aは、固定軸J2を中心とする円形状である。図3に示すように、固定部分52は、固定筒部12の上面に接触する。固定部分52は、固定孔部52aに上側から通されるネジ54が固定筒部12の内側に挿入され、図示しない雌ネジ部に締め込まれることで、固定筒部12に固定される。これにより、固定部分52は、油路ボディ10に接触して固定される。
図1に示すように、固定部分53は、本体部分51の右側の端部に繋がる。固定部分53は、本体部分51よりも上側に配置される。すなわち、固定部分53の上面は、本体部分51の上面よりも上側に位置する。固定部分53の下面は、本体部分51の下面よりも上側に位置する。固定部分53は、固定部分53を上下方向Zに貫通する固定孔部53aを有する。固定孔部53aは、固定軸J3を中心とする円形状である。図3に示すように、固定部分53は、固定筒部13の上面に接触する。固定部分53は、固定孔部53aに上側から通されるネジ55が固定筒部13の内側に挿入され、図示しない雌ネジ部に締め込まれることで、固定筒部13に固定される。これにより、固定部分53は、油路ボディ10に接触して固定される。
まず、取付者は、フランジ部42を凹部11aに挿入し、油圧センサ20を凹部11aの底面11b上に設置する。この状態においてフランジ部42の上面は、突出部11の上面11dよりも上側に位置する。次に、取付者は、図1に示すように油圧センサ20の上側から固定部材50を近づけ、貫通孔51aに柱状部41を通す。そして、固定部分52が固定筒部12と上下方向Zに重なり、かつ、固定部分53が固定筒部13と上下方向Zに重なる姿勢で、固定部材50を油路ボディ10上に設置する。このとき、押付部分51bである貫通孔51aの下側の開口縁部は、フランジ部42の上面に接触した状態となる。
次に、取付者は、ネジ54,55を固定部材50の上側から固定孔部52a,53aに通し、固定筒部12,13の内側に挿入する。そして、取付者は、ネジ54,55を油路ボディ10の図示しない雌ネジ部に締め込み、固定部分52,53を固定筒部12,13に固定する。ネジ54,55が締め込まれることで、固定部分52,53は固定筒部12,13の上面に押し付けられて固定される。これにより、本体部分51に対して、本体部分51が突出部11に押し付けられる向き、すなわち本実施形態では下方向の力が加えられる。そのため、ネジ54,55が締め込まれるのに従って、本体部分51が下方向に移動し、押付部分51bによってフランジ部42が下方向に押される。したがって、フランジ部42が、シール部材24の弾性力に抗して凹部11a内に押し込まれる。このとき、フランジ部42が凹部11a内に押し込まれるのに従って、シール部材24は上下方向Zに弾性圧縮変形する。
本実施形態では、上述したように、凹部11aの上側の開口縁部と凹部11aの底面11bとの間の上下方向Zの距離H1がフランジ部42の上面とセンサケース40の下面との間の上下方向Zの距離H2よりも大きい。そのため、図4に示すように、センサケース40の下面が底面11bと接触するよりも先に、本体部分51が凹部11aの上側の開口縁部、すなわち突出部11の上面11dと接触し、本体部分51の下方向への移動が阻止される。これにより、押付部分51bがフランジ部42の上面および突出部11の上面11dの両方と接触した状態で固定され、油圧センサ20は、フランジ部42の上面が押付部分51bによって上面11dと同じ上下方向Zの位置まで押し込まれた状態で、油路ボディ10に固定される。以上のようにして、油圧センサ20は、油圧センサ取付構造30によって油路ボディ10に取り付けられる。
取付状態においては、シール部材24が弾性圧縮変形するため、油圧センサ20は、シール部材24から上方向の力を受ける。これにより、フランジ部42は、シール部材24によって押付部分51bに下側から押し付けられる。ここで、本実施形態においてフランジ部42の上下方向Zの寸法に相当する距離H2は凹部11aの上下方向Zの寸法に相当する距離H1よりも小さい。そのため、フランジ部42はシール部材24によって押し上げられて底面11bから上側に離れた状態となる。これにより、取付状態においてセンサケース40の下面と底面11bとの上下方向Zの間には隙間Dpが設けられる。
本実施形態によれば、固定部材50がフランジ部42を油路ボディ10に対して押し付ける押付部分51bを有するため、油圧センサ20に雄ネジ部を設けることなく、油圧センサ20を油路ボディ10に固定できる。これにより、油圧センサ20を上下方向Zに小型化できる。また、押付部分51bがフランジ部42の上面に接触するため、フランジ部42が上方向に移動することが抑制される。これにより、油路開口部11cからのオイルの油圧によって油圧センサ20に上方向の高圧が加えられた場合であっても、油圧センサ20が油路ボディ10から外れることを抑制できる。したがって、本実施形態によれば、油圧センサ20の取付強度を確保しつつ、油圧制御装置1全体が大型化することを抑制できる油圧センサ取付構造30が得られる。
また、センサ本体21は、本実施形態のように柱状部41の内部に設けられやすい。そのため、例えば、固定部材によって柱状部41を直接的に油路ボディ10に押し付けるような場合、センサ本体21が柱状部41に加えられた力によって歪み、油圧センサの検出精度が低下する場合がある。
これに対して、本実施形態によれば、押付部分51bは、フランジ部42を油路ボディ10に対して押し付ける。そのため、押付部分51bによって比較的大きい力を油圧センサ20に加えても、センサ本体21が歪むことを抑制できる。したがって、油圧センサ20による検出精度が低下することを抑制しつつ、押付部分51bによって油圧センサ20を強固に油路ボディ10に固定することができる。
また、例えば、油路10b内のオイルが振動すると、油圧センサにオイルの振動が伝わる。このとき、オイルの振動数が油圧センサの固有振動数と一致する、あるいは近い値であると、共振によって油圧センサが大きく振動して油圧センサの取付状態が不安定になる場合があった。
これに対して、本実施形態によれば、油圧センサ20が固定部材50によって油路ボディ10に押し付けられる。そのため、例えば、取付状態における固定部材50の固有振動数が変わると、取付状態における油圧センサ20の固有振動数が変化する。本実施形態では、固定部材50において、固定部分52,53と押付部分51bとは、間隔を空けて配置される。そのため、固定部分52,53と押付部分51bとの間隔を変化させる、あるいは固定部分52,53と押付部分51bとの間の部分の固定部材50の厚みを変化させる等により、取付状態における固定部材50の固有振動数を変化させることができる。これにより、固定部材50を変化させることで、取付状態における油圧センサ20の固有振動数を容易に変化させることができる。したがって、本実施形態によれば、油圧センサ20が車体の振動およびエンジンの回転による振動によって共振することを抑制でき、油圧センサ20の取付状態が不安定になることを抑制できる。
本実施形態では、押付部分51bは、突出部11に設けられた凹部11aに収容されるフランジ部42を押し付ける。そのため、固定部材50における押付部分51bと固定部分52,53との間の部分を、上下方向Zの位置が相対的に上側となる部分同士に掛け渡された状態としやすい。図3に示すように、具体的には、例えば、固定部材50における押付部分51bと固定部分52との間の部分は、突出部11と固定筒部12とに掛け渡された状態となる。固定部材50における押付部分51bと固定部分53との間の部分は、突出部11と固定筒部13とに掛け渡された状態となる。
これにより、本実施形態によれば、固定部材50における突出部11と固定筒部12とに掛け渡される部分、および固定部材50における突出部11と固定筒部13とに掛け渡される部分の寸法を変化させることで、取付状態における固定部材50の固有振動数を容易に変化させることができる。
固定部材50における突出部11と固定筒部12とに掛け渡される部分は、端点P1aと端点P2との左右方向Yの間に位置する固定部材50の部分である。固定部材50における突出部11と固定筒部13とに掛け渡される部分は、端点P1bと端点P3との左右方向Yの間に位置する固定部材50の部分である。そのため、例えば、間隔L1および間隔L2を大きくすれば、取付状態における油圧センサ20の固有振動数を比較的低くしやすく、間隔L1および間隔L2を小さくすれば、取付状態における固定部材50の固有振動数を比較的高くしやすい。
また、取付状態における固定部材50の固有振動数は、ネジ54,55による締め付け力の大きさによっても変化する。そのため、ネジ54,55の油路ボディ10に対する締め込み度合いを変化させることによっても、取付状態における油圧センサ20の固有振動数を容易に変化させることができる。具体的には、ネジ54,55を油路ボディ10に対して比較的強く締め込む場合、ネジ54,55による締め付け力が比較的大きくなり、取付状態における固定部材50の固有振動数を比較的高くしやすい。そのため、取付状態における油圧センサ20の固有振動数を比較的高くしやすい。
一方、ネジ54,55を油路ボディ10に対して比較的弱く締め込む場合、ネジ54,55による締め付け力が比較的小さくなり、取付状態における固定部材50の固有振動数を比較的低くしやすい。そのため、取付状態における油圧センサ20の固有振動数を比較的低くしやすい。
また、本実施形態によれば、シール部材24は、押付部分51bが凹部11aの上側の開口縁部である上面11dに接触した状態において、上下方向Zに弾性圧縮変形する。そのため、シール部材24を凹部11aの底面11bと収容凹部46の天面46aとに密着させることができる。これにより、シール部材24によって油路ボディ10とセンサケース40との間をより精度よく密封することができる。
また、本実施形態によれば、上述したように、距離H1が距離H2よりも大きいため、押付部分51bによってフランジ部42を押し付けても、押付部分51bがフランジ部42の上面と接触した状態ではセンサケース40の下面が凹部11aの底面11bと接触しない。そのため、底面11bとセンサケース40の下面との間に配置されるシール部材24が過剰に押し潰されて破損することを抑制できる。また、距離H1,H2を調整することで、取付状態におけるシール部材24の弾性圧縮変形量を調整できる。これにより、シール部材24を好適に弾性圧縮変形させてシール部材24による密封をより好適にできる。
例えば、油圧センサ20が油路開口部11cから収容空間40d内に流入するオイルの圧力によって上方向に押し上げられると、固定部材50が弾性変形して押付部分51bが突出部11の上面11dから上側に離れて持ち上げられる場合もある。この場合、油圧センサ20全体が上側に移動するため、弾性圧縮変形していたシール部材24が復元変形する。これに対して、本実施形態によれば、例えば、距離H1,H2を調整することで、押付部分51bが持ち上げられてシール部材24が復元変形しても、シール部材24の弾性圧縮変形量が油路ボディ10とセンサケース40との間を密封できる程度以上に維持されるように、シール部材24の弾性圧縮変形量を調整できる。したがって、オイルによって油圧センサ20が持ち上げられても、オイルが漏れることを好適に抑制できる。
また、本実施形態によれば、押付部分51bは、貫通孔51aの下側の開口縁部を含む。そのため、簡易な構成で、周方向の全体に亘ってフランジ部42を押し付けることができ、油圧センサ20をより安定して油路ボディ10に取り付けることができる。また、貫通孔51aに柱状部41を通すことで、柱状部41の上端に設けられる接続端子22を露出させることができ、接続端子22に電源等を電気的に接続しやすい。
また、本実施形態によれば、固定部分52,53は、左右方向Yに延びる固定部材50における少なくとも左右方向一方側の端部に設けられる。そのため、固定部材50の左右方向Yの寸法を変えることで、上述したようにして、取付状態における油圧センサ20の固有振動数を調整しやすい。本実施形態において固定部分52,53は、固定部材50における左右方向両側の端部に設けられる。そのため、固定部材50によって油圧センサ20を油路ボディ10に対して、より安定して固定しやすい。
また、本実施形態によれば、固定部材50は、上下方向Zと交差する面に沿って拡がる板状である。そのため、固定部材50を上下方向Zに薄くすることができ、油圧制御装置1が上下方向Zに大型化することをより抑制できる。
本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。以下の説明においては、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
凹部11aは、設けられなくてもよい。この場合、例えば、油圧センサ20は、押付部分51bによって、センサケース40の下面が油路ボディ10の上面に接触するまで押し付けられる。ここで、収容凹部46の上下方向Zの寸法に相当する距離H3は、変形していない状態のシール部材24の上下方向Zの寸法よりも小さいため、押付部分51bがフランジ部42の上面に接触した状態において、シール部材24は、上下方向Zに弾性圧縮変形する。センサケース40の下面が油路ボディ10の上面に接触した状態においては、押付部分51bによって押し付けられても油圧センサ20は下方向に移動しない。そのため、シール部材24の弾性圧縮変形量は、変形していない状態のシール部材24の上下方向Zの寸法と距離H3との差分だけとなる。したがって、凹部11aが設けられない状態であっても、収容凹部46の上下方向Zの寸法に相当する距離H3を調整することで、シール部材24の弾性圧縮変形量を調整することができる。これにより、シール部材24が過剰に押し潰されて破損することを抑制できる。
また、突出部11および固定筒部12,13は設けられなくてもよい。この場合、例えば、凹部11aおよびネジ54,55が挿入される穴が、油路ボディ本体10aの上面に設けられてもよい。また、固定部材50は、貫通孔51aを有しなくてもよい。また、固定部材50は、3つ以上の固定部分を有してもよい。固定部材の形状は、押付部分および固定部分を有して油圧センサ20を固定できるならば、特に限定されない。
また、油路開口部11cは、取付状態においてセンシング穴45aと繋がるならば、中心軸J1が通る位置になくてもよい。すなわち、上記実施形態において、油路開口部11cおよびセンシング穴45aの位置が、中心軸J1に対してずれていてもよい。また、センサケース40は、単一の部材であってもよい。また、フランジ部42は、柱状部41から径方向外側に突出するならば、環状でなくてもよい。フランジ部42は、周方向の一部において設けられなくてもよい。また、フランジ部42は、周方向に沿って離散的に複数設けられてもよい。
<第2実施形態>
図5は、本実施形態の油圧センサ120が油路ボディ10に取り付けられる前の状態を示す。図6は、本実施形態の油圧センサ取付構造130によって油圧センサ120が油路ボディ10に取り付けられた状態を示す。図5および図6に示すように、本実施形態の油圧センサ120は、接続端子22のそれぞれに接続される配線123を有する。配線123は、例えば、図示しない電源等に電気的に接続される。
本実施形態の固定部材150は、上下方向Zと直交する板状である。固定部材150を上側から視た形状は、左右方向Yに長い角丸長方形状である。本体部分151は、固定部材150の左側の部分である。本体部分151は、スリット156を有する。すなわち、固定部材150は、スリット156を有する。スリット156は、上側から視て固定部材150の外縁から貫通孔151aまで延びる。これにより、貫通孔151aの周縁部の一部が、周方向に分断される。スリット156は、貫通孔151aの内周面のうち左側の端部から、固定部材150の外周面のうち左側の端部までを左右方向Yに貫通する。
本実施形態によれば、配線123をスリット156に通すことで、配線123が電源等に繋がれた状態であっても、柱状部41および配線123を貫通孔151aに通して、油圧センサ120を油路ボディ10に固定できる。これにより、油圧制御装置の組み立て手順の自由度を向上させることができる。
固定部分153は、固定部材150の右側の部分である。本実施形態において固定部分153は、固定部材150の左右方向一方側の端部のみに設けられる。
<第3実施形態>
図7に示すように、本実施形態の油圧センサ取付構造230において、固定部材250は、接続筒部257を有する。接続筒部257は、貫通孔51aの周縁部から上方向に延びる有蓋の円筒状である。柱状部41は、接続筒部257内に収容される。接続筒部257の蓋部の下面には、端子部258が設けられる。すなわち、固定部材250は、端子部258を有する。油圧センサ220は、柱状部41の上端面に電極部222を有する。電極部222は、センサケース40の外部に露出する。図示は省略するが、電極部222は、センサ本体21と電気的に接続される。
端子部258は、油圧センサ220が油路ボディ10に取り付けられた状態において電極部222と接触する。そのため、固定部材250を備える油圧センサ取付構造230によって油圧センサ220を油路ボディ10に取り付けることで、固定部材250の端子部258を油圧センサ220と電気的に接続することができる。したがって、油圧センサ220に対する電気的な配線を行う手間を低減できる。
<第4実施形態>
図8に示すように、本実施形態において油圧センサ20は、複数設けられる。図8では、油圧センサ20は、例えば、2つ設けられる。本実施形態の油圧センサ取付構造330において固定部材350は、複数の押付部分51bを有する。図8では、押付部分51bは、例えば、2つ設けられる。複数の押付部分51bのそれぞれは、複数の油圧センサ20のそれぞれに対して、フランジ部42の上面に接触しフランジ部42を油路ボディ310に押し付ける。したがって、本実施形態によれば、一つの固定部材350によって、複数の油圧センサ20を油路ボディ310に対して取り付けることができる。なお、一つの固定部材350によって、3つ以上の油圧センサ20が油路ボディ310に固定されてもよい。
また、上述した各実施形態の油圧センサ取付構造によって油圧センサを取り付けることができる油路ボディは、内部にオイルが流れる油路を有していればよく、特に限定されない。上記実施形態の油圧センサ取付構造は、例えば、電動オイルポンプに対する油圧センサの取付構造に適用されてもよい。
上記の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,310…油路ボディ、10b…油路、11…突出部、11a…凹部、11c…油路開口部、20,120,220…油圧センサ、21…センサ本体、24…シール部材、30,130,230,330…油圧センサ取付構造、40…センサケース、41…柱状部、42…フランジ部、45a…センシング穴、46…収容凹部、50,150,250,350…固定部材、51a,151a…貫通孔、51b…押付部分、52,53,153…固定部分、156…スリット、222…電極部、258…端子部、J1…中心軸、L1,L2…間隔、Z…上下方向

Claims (12)

  1. オイルが流れる油路を内部に有する油路ボディに、前記油路内を流れるオイルの圧力を計測する油圧センサを取り付ける油圧センサ取付構造であって、
    前記油路ボディは、前記油路ボディの上側に開口し前記油路と繋がる油路開口部を有し、
    前記油圧センサは、センサ本体と、前記センサ本体を覆うセンサケースと、を有し、
    前記センサケースは、前記センサケースの下面に、前記油圧センサが前記油路ボディに取り付けられた状態において前記油路開口部と繋がるセンシング穴を有し、
    前記油圧センサ取付構造は、
    前記油路ボディと、
    前記センサケースと、
    前記センサケースを前記油路ボディに固定する固定部材と、
    を備え、
    前記センサケースは、
    上下方向に延びる中心軸に沿って配置される柱状部と、
    前記柱状部から径方向外側に突出するフランジ部と、
    を有し、
    前記固定部材は、
    前記油路ボディに接触して固定される固定部分と、
    前記フランジ部の上面に接触し前記フランジ部を前記油路ボディに押し付ける押付部分と、
    を有し、
    前記固定部分と前記押付部分とは、間隔を空けて配置される、油圧センサ取付構造。
  2. 前記油路ボディは、上下方向の下方向に窪む凹部を有し、
    前記凹部の底面には、前記油路開口部が設けられ、
    前記フランジ部は、前記凹部に収容される、請求項1に記載の油圧センサ取付構造。
  3. 前記油路ボディは、上下方向の上方向に突出する突出部を有し、
    前記凹部は、前記突出部の上面から上下方向の下方向に窪む、請求項2に記載の油圧センサ取付構造。
  4. 前記凹部の底面と前記センサケースの下面との間を密封するシール部材をさらに備え、
    前記凹部の上下方向上側の開口縁部と前記凹部の底面との間の上下方向の距離は、前記フランジ部の上面と前記センサケースの下面との間の上下方向の距離よりも大きく、
    前記押付部分は、前記フランジ部の上面に接触するとともに、前記凹部の上側の開口縁部に接触し、
    前記シール部材は、前記押付部分が前記凹部の上下方向上側の開口縁部に接触した状態において、上下方向に弾性圧縮変形する、請求項2または3に記載の油圧センサ取付構造。
  5. 前記油路ボディの上面のうち前記油路開口部の周囲の部分と前記センサケースの下面との間を密封するシール部材をさらに備え、
    前記センサケースは、前記センサケースの下面から上下方向上方向に窪む収容凹部を有し、
    前記シール部材は、前記収容凹部に収容され、
    前記センサケースの下面と前記収容凹部の底面との間の上下方向の距離は、変形していない状態の前記シール部材の上下方向の寸法よりも小さく、
    前記押付部分が前記フランジ部の上面に接触した状態において、前記シール部材は、上下方向に弾性圧縮変形する、請求項1に記載の油圧センサ取付構造。
  6. 前記固定部材は、前記柱状部が上下方向に貫通して通される貫通孔を有し、
    前記押付部分は、前記貫通孔の上下方向下側の開口縁部を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の油圧センサ取付構造。
  7. 前記固定部材は、上下方向上側から視て前記固定部材の外縁から前記貫通孔まで延びるスリットを有する、請求項6に記載の油圧センサ取付構造。
  8. 前記固定部材は、上下方向と直交する第1方向に延び、
    前記固定部分は、前記固定部材における少なくとも前記第1方向一方側の端部に設けられる、請求項1から7のいずれか一項に記載の油圧センサ取付構造。
  9. 前記固定部分は、前記固定部材における前記第1方向両側の端部に設けられる、請求項8に記載の油圧センサ取付構造。
  10. 前記油圧センサは、前記センサ本体と電気的に接続される電極部を有し、
    前記電極部は、前記センサケースの外部に露出し、
    前記固定部材は、前記油圧センサが前記油路ボディに取り付けられた状態において前記電極部と接触する端子部を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の油圧センサ取付構造。
  11. 前記固定部材は、上下方向と交差する面に沿って拡がる板状である、請求項1から10のいずれか一項に記載の油圧センサ取付構造。
  12. 前記油圧センサは、複数設けられ、
    前記固定部材は、複数の前記押付部分を有し、
    複数の前記押付部分のそれぞれは、複数の前記油圧センサのそれぞれに対して、前記フランジ部の上面に接触し前記フランジ部を前記油路ボディに押し付ける、請求項1から11のいずれか一項に記載の油圧センサ取付構造。
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