JP2018169215A - 3次元測量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイナミックレンジの拡大や走査時間の短縮を図ることができる3次元測量装置を提供すること。【解決手段】3次元測量装置1は、測距光35を射出する光源部31と、光源部31から射出された測距光35を測距光軸36上に照射する投光光学部33と、反射測距光を受光する受光光学部41と、受光光学部41を透過した反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに分割し第2反射分割光の強度を第1反射分割光の強度よりも減衰させて第1反射分割光および第2反射分割光を電気信号に変換する受光分割部42と、測距光35の照射方向を検出する角度検出部14、18と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、測定対象物に測距光を照射し測定対象物までの距離を測定するとともに測距光の照射方向を検出することにより、測定対象物の3次元データを取得する3次元測量装置に関する。
特許文献1には、測定対象物の多数点の3次元データ(3次元点群データ)を取得する3次元測量装置が開示されている。特許文献1に記載された3次元測量装置は、測距光としてパルスレーザ光線を測定対象物に照射し、測定対象物で反射したパルスレーザ毎の反射光を受光して、測定対象物までの距離を測定するとともに測距光の照射方向(水平角および鉛直角)を検出することにより、測定対象物の3次元データを取得する。特許文献1に開示された3次元測量装置として、一般的に、3次元レーザスキャナが知られている。
ここで、測定対象物の反射特性が比較的大きい場合には、測定対象物の所定部分で反射した反射光の光量が多すぎたり、反射光の強度が強すぎたりすることがある。例えば、3次元測量装置が工場内に配置された配管の3次元データを取得する場合には、配管の表面が曲面であるため、配管の表面で反射した反射光の強度が配管の部位に応じて大きく変化することがある。あるいは、例えば、3次元測量装置が道路に設置された標識を含む領域の3次元データを取得する場合には、標識が反射材等を表面に含むため、標識の表面で反射した反射光の強度が標識の表面以外で反射した反射光の強度と比較して強すぎることがある。そうすると、反射光の強度がダイナミックレンジの最大値よりも大きくなることがある。これにより、3次元測量装置の通常の走査において、測定対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生ずることがある。
測定対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生じた場合には、測定者は、例えば測量モードを変更して再測定を行うことがある。しかし、そうすると、3次元測量装置の走査時間が長くなるという問題がある。そのため、3次元測量装置に対して、ダイナミックレンジの拡大や走査時間の短縮が望まれている。
特開2016−211873号公報
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、ダイナミックレンジの拡大や走査時間の短縮を図ることができる3次元測量装置を提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、測定対象物に測距光を照射し、前記測距光が前記測定対象物で反射した反射測距光と内部参照光とに基づいて前記測定対象物までの距離を測定するとともに前記測距光の照射方向を検出することにより前記測定対象物の3次元データを取得する3次元測量装置であって、前記測距光を射出する光源部と、前記光源部から射出された前記測距光を測距光軸上に照射する投光光学部と、前記反射測距光を受光する受光光学部と、前記受光光学部を透過した前記反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに分割し前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させて前記第1反射分割光および前記第2反射分割光を電気信号に変換する受光分割部と、前記測距光の前記照射方向を検出する角度検出部と、を備えたことを特徴とする3次元測量装置により解決される。
前記構成によれば、受光分割部は、受光光学部を透過した反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに分割し、第2反射分割光の強度を第1反射分割光の強度よりも減衰させる。そして、受光分割部は、第1反射分割光および第2反射分割光を電気信号に変換する。そのため、受光分割部は、相対的に高い強度の第1反射分割光と、相対的に低い強度の第2反射分割光と、の両方を受光することができる。これにより、測定対象物の反射特性が比較的大きい場合であっても、反射測距光の強度がダイナミックレンジの最大値よりも大きくなることを抑え、ダイナミックレンジの拡大を図ることができる。また、例えば測定者が測量モードを変更して再測定を行うことなく、受光分割部が第1反射分割光と第2反射分割光との両方を受光できるため、走査時間の短縮を図ることができる。
好ましくは、前記受光分割部は、前記反射測距光を前記第1反射分割光と前記第2反射分割光とに分割するビームスプリッタと、前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか一方を伝えるとともに前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか他方よりも遅延させる光ファイバと、前記第2反射分割光の光路に設けられ前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータと、前記第1反射分割光と強度が減衰した前記第2反射分割光とを受光し前記電気信号に変換する受光素子と、を有することを特徴とする。
前記構成によれば、ビームスプリッタは、反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに分割する。光ファイバは、第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか一方を伝えるとともに第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか他方よりも遅延させる。第2反射分割光の光路に設けられたアッテネータは、第2反射分割光の強度を第1反射分割光の強度よりも減衰させる。そして、受光素子は、第1反射分割光と、強度が減衰した第2反射分割光と、を受光し電気信号に変換する。そのため、受光素子は、相対的に高い強度の第1反射分割光と、相対的に低い強度の第2反射分割光と、を時間的間隔をおいて受光することができる。すなわち、受光分割部は、第1反射分割光と第2反射分割光との両方をひとつの受光素子で受光することができるとともに、第1反射分割光と第2反射分割光とを時間的間隔をおくことにより識別することができる。これにより、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
好ましくは、前記受光分割部は、前記反射測距光を前記第1反射分割光と前記第2反射分割光とに分割するビームスプリッタと、前記第2反射分割光の光路に設けられ前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータと、前記第1反射分割光を受光し前記電気信号に変換する第1受光素子と、強度が減衰した前記第2反射分割光を受光し前記電気信号に変換する第2受光素子と、を有することを特徴とする。
前記構成によれば、ビームスプリッタは、反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに分割する。第2反射分割光の光路に設けられたアッテネータは、第2反射分割光の強度を第1反射分割光の強度よりも減衰させる。そして、第1受光素子は、第1反射分割光を受光し電気信号に変換する。また、第2受光素子は、強度が減衰した第2反射分割光を受光し電気信号に変換する。つまり、相対的に高い強度の第1反射分割光は、第1受光素子により受光され、相対的に低い強度の第2反射分割光は、第1受光素子とは異なる第2受光素子により受光される。そのため、受光分割部は、第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか一方を第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか他方に対して遅延させなくとも、第1反射分割光と第2反射分割光とをふたつの受光素子で受光し識別することができる。これにより、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
好ましくは、前記受光分割部は、前記反射測距光を前記第1反射分割光と前記第2反射分割光とに所定の強度比率で分割する第1ファイバカプラと、前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか一方を伝えるとともに前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか他方よりも遅延させる第1光ファイバと、前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか他方を伝える第2光ファイバと、前記第1反射分割光と強度が減衰した前記第2反射分割光とを結合させる第2ファイバカプラと、前記第2ファイバカプラを通過した前記反射測距光を受光し前記電気信号に変換する受光素子と、を有することを特徴とする。
前記構成によれば、第1ファイバカプラは、反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに所定の強度比率で分割する。第1光ファイバは、第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか一方を伝えるとともに第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか他方よりも遅延させる。第2光ファイバは、第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか他方を伝える。第2ファイバカプラは、第1反射分割光と、強度が減衰した第2反射分割光と、を結合させる。そして、受光素子は、第2ファイバカプラを通過した第1反射分割光および第2反射分割光を受光し電気信号に変換する。そのため、受光素子は、相対的に高い強度の第1反射分割光と、相対的に低い強度の第2反射分割光と、を時間的間隔をおいて受光することができる。すなわち、受光分割部は、第1反射分割光と第2反射分割光との両方をひとつの受光素子で受光することができるとともに、第1反射分割光と第2反射分割光とを時間的間隔をおくことにより識別することができる。これにより、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
好ましくは、前記受光分割部は、前記第2反射分割光を伝える前記第1光ファイバおよび前記第2光ファイバのいずれか一方に設けられ前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータをさらに有することを特徴とする。
前記構成によれば、受光分割部は、第2反射分割光の強度を第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータをさらに有する。そのため、第1ファイバカプラにおいて設定された強度比率と、アッテネータにおいて設定された減衰比率と、により、ダイナミックレンジのさらなる拡大を図ることができる。また、アッテネータが設けられているため、第1ファイバカプラにおいて設定された強度比率が50:50であっても、受光素子は、相対的に高い強度の第1反射分割光と、相対的に低い強度の第2反射分割光と、を受光することができる。これにより、第1ファイバカプラにおける強度比率の設定の自由度を高めることができ、第1ファイバカプラの選択の自由度を高めることができる。
好ましくは、前記受光分割部は、前記反射測距光を前記第1反射分割光と前記第2反射分割光とに所定の強度比率で分割するファイバカプラと、前記第1反射分割光を伝える第1光ファイバと、前記第2反射分割光を伝える第2光ファイバと、前記第1光ファイバを伝わった前記第1反射分割光を受光し前記電気信号に変換する第1受光素子と、強度が減衰した前記第2反射分割光であって前記第2光ファイバを伝わった前記第2反射分割光を受光し前記電気信号に変換する第2受光素子と、を有することを特徴とする。
前記構成によれば、ファイバカプラは、反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに所定の強度比率で分割する。第1光ファイバは、第1反射分割光を伝える。第2光ファイバは、第2反射分割光を伝える。そして、第1受光素子は、第1光ファイバを伝わった第1反射分割光を受光し電気信号に変換する。第2受光素子は、強度が減衰した第2反射分割光であって第2光ファイバを伝わった第2反射分割光を受光し電気信号に変換する。つまり、相対的に高い強度の第1反射分割光は、第1受光素子により受光され、相対的に低い強度の第2反射分割光は、第1受光素子とは異なる第2受光素子により受光される。そのため、受光分割部は、第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか一方を第1反射分割光および第2反射分割光のいずれか他方に対して遅延させなくとも、第1反射分割光と第2反射分割光とをふたつの受光素子で受光し識別することができる。これにより、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
好ましくは、前記受光分割部は、前記第2光ファイバに設けられ前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータをさらに有することを特徴とする。
前記構成によれば、受光分割部は、第2反射分割光の強度を第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータをさらに有する。そのため、ファイバカプラにおいて設定された強度比率と、アッテネータにおいて設定された減衰比率と、により、ダイナミックレンジのさらなる拡大を図ることができる。また、アッテネータが設けられているため、ファイバカプラにおいて設定された強度比率が50:50であっても、相対的に高い強度の第1反射分割光は、第1受光素子により受光され、相対的に低い強度の第2反射分割光は、第1受光素子とは異なる第2受光素子により受光される。これにより、ファイバカプラにおける強度比率の設定の自由度を高めることができ、ファイバカプラの選択の自由度を高めることができる。
本発明によれば、ダイナミックレンジの拡大や走査時間の短縮を図ることができる3次元測量装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る3次元測量装置を表すブロック図である。 本実施形態に係る3次元測量装置の制御系を説明するブロック図である。 受光分割部の第1具体例の光学系を表す平面図である。 本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度と時間との関係を表すグラフである。 受光分割部の第2具体例の光学系を表す平面図である。 本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度と時間との関係を表すグラフである。 受光分割部の第3具体例を説明する平面図である。 本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度と時間との関係を表すグラフである。 受光分割部の第4具体例を説明する平面図である。 受光分割部の第5具体例を説明する平面図である。 受光分割部の第6具体例を説明する平面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る3次元測量装置を表すブロック図である。
本実施形態の説明では、3次元測量装置が3次元レーザスキャナである場合を例に挙げる。
図1に表したように、3次元測量装置1は、三脚(図示せず)に取付けられる整準部2と、整準部2に設けられた基盤部3と、基盤部3に水平回転部4を介して水平方向に回転可能に設けられた托架部5と、托架部5に鉛直回転軸6を中心に鉛直方向(高低方向)に回転可能に設けられた走査ミラー7と、を備える。
整準部2は、例えば3つの調整螺子8を有する。整準部2の整準は、托架部5に設けられた傾斜センサ(図示せず)が水平を検出するように調整螺子8が調整されることにより行われる。
水平回転部4は、基盤部3に軸受9を介して回転自在に設けられ、鉛直に支持された水平回転軸11を有している。托架部5は、水平回転軸11に支持され、水平回転軸11と一体的に回転する。
水平回転部4には、水平駆動モータ12を含む水平駆動部13と、水平回転軸11の回転角を検出する水平角検出器(例えばエンコーダ)14と、が収納されている。托架部5は、水平駆動モータ12から伝達された駆動力により水平回転軸11を中心に回転する。水平回転軸11の基盤部3に対する回転角(すなわち托架部5の回転角)は、水平角検出器14によって検出される。
水平角検出器14の検出結果(水平角)は、制御演算部15に入力される。水平駆動モータ12の駆動は、水平角検出器14の検出結果に基づいて制御演算部15により制御される。
托架部5の中央部には、凹部16が形成されている。凹部16の両側には、第1室5aおよび第2室5bが形成されている。第1室5a(図1では左側の室)には、鉛直駆動部17と、鉛直角検出器18と、が収納されている。第2室5b(図1では右側の室)には、測距発光部19と、共通光路部21と、測距部22と、撮像部23と、が収納されている。托架部5の内部の所要位置には、制御演算部15が収納されている。また、托架部5の所要部分には、表示部25と、操作部26と、が設けられている。
鉛直回転軸6は、水平に延びた軸心を有し、托架部5に軸受27を介して回転自在に支持されている。鉛直回転軸6の一端部は、凹部16に突出している。走査ミラー7は、凹部16に突出した鉛直回転軸6の一端部に設けられ、鉛直回転軸6の軸心に対して45°傾いている。走査ミラー7は、鉛直回転軸6によって凹部16内において支持され、鉛直回転軸6を中心に鉛直方向に回転することができる。
鉛直駆動部17は、鉛直回転軸6を回転させる鉛直駆動モータ28を有する。走査ミラー7は、鉛直回転軸6を介して鉛直駆動モータ28から伝達された駆動力により回転する。本実施形態の走査部29は、鉛直回転軸6と、走査ミラー7と、鉛直駆動モータ28と、を有する。
鉛直回転軸6の他方の一端部には、鉛直角検出器18(例えばインクリメンタルエンコーダ)が設けられている。托架部5に対する鉛直回転軸6の回転角は、鉛直角検出器18により検出される。鉛直角検出器18の検出結果(鉛直角)は、制御演算部15に入力される。鉛直駆動モータ28の駆動は、鉛直角検出器18の検出結果に基づいて制御演算部15により制御される。
測距発光部19は、測距光源部31と、ハーフミラーやビームスプリッタ等の光路分割部材32と、対物レンズ等を含む投光光学部33と、ミラー34と、を有している。測距光源部31は、例えば半導体レーザ等であり、測距光35を測距光軸36上に射出する。本実施形態の測距光35は、不可視光としての赤外光のパルスレーザ光線である。測距光源部31は、制御演算部15に制御され、所要の光強度や所要のパルス間隔などを含む所要の状態でパルス光を発光する。
共通光路部21は、第1ビームスプリッタ38と、第2ビームスプリッタ39と、を有している。測距部22は、集光レンズなどを含む受光光学部41と、受光分割部42と、を有している。受光分割部42は、測距光35が測定対象物(図示せず)で反射した反射測距光であって受光光学部41を透過した反射測距光を、第1反射分割光と、第2反射分割光と、に分割する。また、受光分割部42は、第2反射分割光の強度を第1反射分割光の強度よりも減衰させる。そして、受光分割部42は、第1反射分割光および第2反射分割光を電気信号に変換する。受光分割部42の詳細については、後述する。
測距光源部31より出力された測距光35の一部は、光路分割部材32を透過し、投光光学部33を介してミラー34に入射する。ミラー34に入射した測距光35は、ミラー34で反射し共通光路部21へ導かれる。測距光源部31より出力された測距光35の他の一部は、光路分割部材32で反射し、内部参照光として内部参照光路37へ導かれる。
ミラー34で反射した測距光35は、第1ビームスプリッタ38と、第2ビームスプリッタ39と、で順次反射し走査ミラー7へ導かれる。なお、第1ビームスプリッタ38と、第2ビームスプリッタ39と、を透過した測距光35は、図示しない反射防止部材により吸収される。
走査ミラー7は、偏向光学部材であり、水平方向から入射した測距光35を直角に反射し、走査ミラー7に入射した反射測距光を第2ビームスプリッタ39に向って水平方向に反射する。
共通光路部21から走査ミラー7に導かれた測距光35は、走査ミラー7で反射し、測定対象物に照射される。走査ミラー7が鉛直回転軸6を中心に回転すると、測距光35は、鉛直面内で回転照射される。また、托架部5が水平回転部4により水平方向に回転すると、測距光35は、水平回転軸11を中心に水平方向に回転照射される。従って、走査ミラー7の鉛直方向の回転と、托架部5の水平方向の回転と、の協働により、3次元測量装置1は、測定範囲全域を測距光35により走査することができる。
測定範囲内に存在する測定対象物で反射した反射測距光は、走査ミラー7に入射する。走査ミラー7に入射した反射測距光は、走査ミラー7で反射し、共通光路部21に入射する。反射測距光は、第2ビームスプリッタ39で反射し、第1ビームスプリッタ38を透過し、測距部22へ導かれる。
測距部22は、第1ビームスプリッタ38を透過した反射測距光を受光するとともに、内部参照光路37により導かれた内部参照光を受光する。測距部22の受光分割部42において、反射測距光および内部参照光は、反射測距光電気信号および内部参照光電気信号のそれぞれに変換され、制御演算部15へ送られる。測定対象物までの距離は、反射測距光電気信号と内部参照光電気信号との間の時間的間隔の差に基づいて測定される。
制御演算部15は、測定した測定対象物までの距離と、鉛直角検出器18により検出された鉛直角と、水平角検出器14により検出された水平角と、に基づいて、測定対象物の座標値を算出する。また、制御演算部15は、パルス光毎の測定対象物の座標値を記録することで、測定範囲全域に関する点群データ、あるいは測定対象物に関する点群データを得ることができる。測距光軸36の方向を検出する角度検出部は、水平角検出器14と、鉛直角検出器18と、を有する。すなわち、測距光35の照射方向は、水平角検出器14と、鉛直角検出器18と、を有する角度検出部により検出される。
撮像部23の撮像光軸上には、撮像素子45が設けられている。撮像素子45は、画素(ピクセル)の集合体を有し、デジタル画像信号を出力する。撮像素子45としては、例えばCCDやCMOSセンサなどが挙げられる。撮像素子45の各画素の撮像素子45内における位置は、特定可能とされている。
図2は、本実施形態に係る3次元測量装置の制御系を説明するブロック図である。
制御演算部15には、操作部26と、鉛直角検出器18と、水平角検出器14と、が電気的に接続されている。制御演算部15には、鉛直角検出器18および水平角検出器14のそれぞれから出力された角度検出信号が入力されるとともに、作業者の操作に基づいて操作部26から出力された操作信号が入力される。
作業者は、3次元測量装置1の測定を開始するために必要な条件の設定を操作部26により行う。必要な条件の設定としては、例えば測定範囲の設定、点群データ密度(ピッチ)の設定、あるいは撮像時の撮像条件の設定などが挙げられる。操作部26により入力された設定条件等は、表示部25に表示される。これにより、作業者は、操作部26により入力した設定条件等を表示部25において確認することができる。なお、操作部26や表示部25は、托架部5に設けられてもよく、あるいは托架部5とは独立して設けられ、無線や赤外線等の信号伝達媒体により遠隔操作可能とされていてもよい。
制御演算部15は、測距光源部31と、水平駆動モータ12と、鉛直駆動モータ28と、を駆動するとともに、作業状況や測定結果などを表示する表示部25を制御する。また、制御演算部15には、メモリーカードやHDDなどの外部記憶装置46が設けられる。外部記憶装置46は、制御演算部15に固定的に設けられてもよく、あるいは着脱可能に設けられてもよい。
制御演算部15は、CPUに代表される演算部47と、記憶部48と、測距光源部31の発光を制御する測距発光駆動部49と、水平駆動モータ12を駆動制御する水平駆動部13と、鉛直駆動モータ28を駆動制御する鉛直駆動部17と、を有している。また、制御演算部15は、測距部22により得られた距離データを処理する距離データ処理部51と、撮像部23により得られた画像データを処理する画像データ処理部52と、を有している。
記憶部48は、測距、鉛直角の測定、および水平角の測定を実行させるシーケンスプログラム、測距の演算等を行う演算プログラム、測定データの処理を実行する測定データ処理プログラム、撮像部23の撮像状態を制御する撮像プログラム、画像処理を実行する画像処理プログラム、データを表示部25に表示させる画像表示プログラム等のプログラム、あるいはこれらのプログラムを統合管理するプログラム等を格納する。また、記憶部48は、測定データや画像データなどのデータを格納する。
なお、演算部47は、距離データ処理部51の機能および画像データ処理部52の機能を有していてもよい。この場合には、距離データ処理部51および画像データ処理部52は、必ずしも設けられていなくともよい。
また、距離データ処理部51および画像データ処理部52は、制御演算部15とは別に設けられていてもよい。例えば、制御演算部15とは別のパソコンが、距離データ処理部51と画像データ処理部52との機能を実行してもよい。この場合には、例えば、距離データおよび画像データは、3次元測量装置1とパソコンとに設けられた通信手段を介して3次元測量装置1からパソコンへ送信される。そして、パソコンが、距離データ処理および画像データ処理を実行する。通信手段としては、例えば、光通信、無線通信、LANなどの通信手段が挙げられる。
このような3次元測量装置において、測定対象物の反射特性が比較的大きい場合には、測定対象物の所定部分で反射した反射光の光量が多すぎたり、反射光の強度が強すぎたりすることがある。そうすると、反射光の強度がダイナミックレンジの最大値よりも大きくなることがある。これにより、3次元測量装置の通常の走査において、測定対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生ずることがある。
これに対して、本実施形態に係る3次元測量装置1によれば、受光分割部42は、受光光学部41を透過した反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに分割し、第2反射分割光の強度を第1反射分割光の強度よりも減衰させる。そして、受光分割部42は、第1反射分割光および第2反射分割光を電気信号に変換する。そのため、受光分割部42は、相対的に高い強度の第1反射分割光と、相対的に低い強度の第2反射分割光と、の両方を受光することができる。これにより、測定対象物の反射特性が比較的大きい場合であっても、反射測距光の強度がダイナミックレンジの最大値よりも大きくなることを抑え、ダイナミックレンジの拡大を図ることができる。また、例えば測定者が測量モードを変更して再測定を行うことなく、受光分割部42が第1反射分割光と第2反射分割光との両方を受光できるため、走査時間の短縮を図ることができる。
次に、本実施形態の受光分割部の具体例を、図面を参照して説明する。
図3は、受光分割部の第1具体例の光学系を表す平面図である。
図4は、本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度と時間との関係を表すグラフである。
なお、図4に表したグラフの横軸は、時間を表している。図4に表したグラフの縦軸は、本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度を表している。
図3に表したように、本具体例の受光分割部42は、ビームスプリッタ421と、アッテネータ422と、光ファイバ423と、受光素子424と、を有する。ビームスプリッタ421は、受光光学部41を透過した反射測距光61を、第1反射分割光62と、第2反射分割光63と、に分割する。本具体例では、ビームスプリッタ421を透過した反射測距光は、第1反射分割光62として受光素子424へ導かれ、受光素子424において受光される。一方で、ビームスプリッタ421で反射した反射測距光は、第2反射分割光63としてアッテネータ422へ導かれる。ビームスプリッタ421が反射測距光61を第1反射分割光62と第2反射分割光63とに分割する強度比率は、特には限定されず、例えば50:50であってもよい。すなわち、本願明細書において、受光分割部が有する「ビームスプリッタ」には、ハーフミラーが含まれる。
アッテネータ422は、第2反射分割光63の光路に設けられ、第2反射分割光63の強度を第1反射分割光62の強度よりも減衰させる。つまり、第2反射分割光63がアッテネータ422を通過すると、第2反射分割光63の強度は、第1反射分割光62の強度よりも低い強度に減衰する。強度が減衰した第2反射分割光63は、光ファイバ423に入射する。
光ファイバ423は、第2反射分割光63を伝えるとともに第1反射分割光62よりも遅延させる。すなわち、光ファイバ423に入射した第2反射分割光63は、光ファイバ423の内部を伝わり、光ファイバ423から射出されてビームスプリッタ421で反射する。ビームスプリッタ421で反射した第2反射分割光63は、受光素子424へ導かれ、受光素子424において受光される。このとき、第2反射分割光63の光路長は、第1反射分割光62の光路長よりも長い。そのため、図4に表したように、強度が第1反射分割光62の強度よりも減衰した第2反射分割光63は、第1反射分割光62よりも遅れて受光素子424において受光される。そして、受光素子424は、第1反射分割光62と、強度が減衰した第2反射分割光63と、を受光し電気信号に変換する。
本具体例によれば、受光素子424は、相対的に高い強度の第1反射分割光62と、相対的に低い強度の第2反射分割光63と、を時間的間隔をおいて受光することができる。すなわち、受光分割部42は、第1反射分割光62と第2反射分割光63との両方をひとつの受光素子424で受光することができるとともに、第1反射分割光62と第2反射分割光63とを時間的間隔をおくことにより識別することができる。これにより、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
なお、光ファイバ423は、第1反射分割光62を伝えるとともに第2反射分割光63よりも遅延させてもよい。すなわち、第1反射分割光62は、光ファイバ423の内部を伝わり、強度が減衰した第2反射分割光63よりも遅れて受光素子424において受光されてもよい。この場合であっても、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
図5は、受光分割部の第2具体例の光学系を表す平面図である。
図6は、本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度と時間との関係を表すグラフである。
なお、図6(a)は、第1受光素子が受光する第1反射分割光の強度と時間との関係を表すグラフである。図6(b)は、第2受光素子が受光する第2反射分割光の強度と時間との関係を表すグラフである。また、図6(a)および図6(b)に表したグラフの横軸は、時間を表している。図6(a)および図6(b)に表したグラフの縦軸は、本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度を表している。
図5に表したように、本具体例の受光分割部42Aは、ビームスプリッタ421と、アッテネータ422と、第1受光素子425と、第2受光素子426と、を有する。ビームスプリッタ421は、受光光学部41を透過した反射測距光61を、第1反射分割光62と、第2反射分割光63と、に分割する。本具体例では、図5および図6(a)に表したように、ビームスプリッタ421で反射した反射測距光は、第1反射分割光62として第1受光素子425へ導かれ、第1受光素子425において受光される。そして、第1受光素子425は、第1反射分割光62を電気信号に変換する。一方で、ビームスプリッタ421を透過した反射測距光は、第2反射分割光63としてアッテネータ422へ導かれる。
アッテネータ422は、第2反射分割光63の光路に設けられ、第2反射分割光63の強度を第1反射分割光62の強度よりも減衰させる。つまり、第2反射分割光63がアッテネータ422を通過すると、第2反射分割光63の強度は、第1反射分割光62の強度よりも低い強度に減衰する。図6(b)に表したように、強度が減衰した第2反射分割光63は、第2受光素子426へ導かれ、第2受光素子426において受光される。そして、第2受光素子426は、第2反射分割光63を電気信号に変換する。
本具体例によれば、相対的に高い強度の第1反射分割光62は、第1受光素子425により受光され、相対的に低い強度の第2反射分割光63は、第1受光素子425とは異なる第2受光素子426により受光される。そのため、本具体例の受光分割部42Aは、第1反射分割光62および第2反射分割光63のいずれか一方を第1反射分割光62および第2反射分割光63のいずれか他方に対して遅延させなくとも、第1反射分割光62と第2反射分割光63とをふたつの受光素子(第1受光素子425および第2受光素子426)で受光し識別することができる。これにより、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
なお、第1受光素子425が第1反射分割光62を受光するタイミングと、第2受光素子426が第2反射分割光63を受光するタイミングと、は特には限定されず、必ずしも互いに同じでなくともよい。第1反射分割光62および第2反射分割光63のいずれか一方が、第1反射分割光62および第2反射分割光63のいずれか他方に対して遅れて受光されてもよい。
図7は、受光分割部の第3具体例を説明する平面図である。
図8は、本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度と時間との関係を表すグラフである。
なお、図8に表したグラフの横軸は、時間を表している。図8に表したグラフの縦軸は、本具体例の受光素子が受光する反射測距光の強度を表している。
図7に表したように、本具体例の受光分割部42Bは、入射側光ファイバ431と、第1ファイバカプラ427と、第1光ファイバ432と、第2光ファイバ433と、第2ファイバカプラ428と、射出側光ファイバ434と、受光素子424と、を有する。受光光学部41を透過した反射測距光61は、入射側光ファイバ431の内部を伝わり、第1ファイバカプラ427へ導かれる。
第1ファイバカプラ427は、反射測距光61を、第1反射分割光62と、第2反射分割光63と、に所定の強度比率で分割する。本具体例では、第1ファイバカプラ427は、反射測距光61を、相対的に高い強度の第1反射分割光62と、相対的に低い強度の第2反射分割光63と、に分割する。第1反射分割光62は、第1光ファイバ432の内部を伝わり、第2ファイバカプラ428へ導かれる。第2反射分割光63は、第2光ファイバ433の内部を伝わり、第2ファイバカプラ428へ導かれる。
ここで、第1光ファイバ432は、第1反射分割光62を伝えるとともに第2反射分割光63よりも遅延させる。すなわち、第1光ファイバ432の長さは、第2光ファイバ433の長さよりも長い。そのため、第1反射分割光62の光路長は、第2反射分割光63の光路長よりも長い。そのため、第1反射分割光62は、第2反射分割光63よりも遅れて第2ファイバカプラ428へ伝わる。第2ファイバカプラ428へ伝わった第1反射分割光62および第2反射分割光63は、第2ファイバカプラ428により互いに結合され、受光素子424へ導かれる。これにより、図8に表したように、強度が第1反射分割光62の強度よりも減衰した第2反射分割光63は、第1反射分割光62よりも先に受光素子424において受光される。受光素子424は、第1反射分割光62と、強度が減衰した第2反射分割光63と、を受光し電気信号に変換する。
本具体例によれば、受光素子424は、相対的に高い強度の第1反射分割光62と、相対的に低い強度の第2反射分割光63と、を時間的間隔をおいて受光することができる。すなわち、受光分割部42Bは、第1反射分割光62と第2反射分割光63との両方をひとつの受光素子424で受光することができるとともに、第1反射分割光62と第2反射分割光63とを時間的間隔をおくことにより識別することができる。これにより、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
なお、第2光ファイバ433の長さが、第1光ファイバ432の長さよりも長くともよい。あるいは、第1光ファイバ432が、第2反射分割光63を伝えるとともに第1反射分割光62よりも遅延させてもよい。すなわち、第2反射分割光63が、第1反射分割光62よりも遅れて第2ファイバカプラ428へ伝わってもよい。この場合には、受光素子424が受光する第1反射分割光62および第2反射分割光63の強度と時間との関係を表すグラフは、図4に関して前述したグラフと同様になる。
図9は、受光分割部の第4具体例を説明する平面図である。
本具体例の受光分割部42Cは、入射側光ファイバ431と、ファイバカプラ429と、第1光ファイバ432と、第2光ファイバ433と、第1受光素子425と、第2受光素子426と、を有する。受光光学部41を透過した反射測距光61は、入射側光ファイバ431の内部を伝わり、ファイバカプラ429へ導かれる。
ファイバカプラ429は、反射測距光61を、第1反射分割光62と、第2反射分割光63と、に所定の強度比率で分割する。本具体例では、ファイバカプラ429は、反射測距光61を、相対的に高い強度の第1反射分割光62と、相対的に低い強度の第2反射分割光63と、に分割する。第1反射分割光62は、第1光ファイバ432の内部を伝わり、第1受光素子425へ導かれ、第1受光素子425において受光される。第1受光素子425が受光する第1反射分割光62の強度と時間との関係を表すグラフは、図6(a)に関して前述したグラフと同様になる。そして、第1受光素子425は、第1反射分割光62を電気信号に変換する。
一方で、第2反射分割光63は、第2光ファイバ433の内部を伝わり、第2受光素子426へ導かれ、第2受光素子426において受光される。第2受光素子426が受光する第2反射分割光63の強度と時間との関係を表すグラフは、図6(b)に関して前述したグラフと同様になる。そして、第2受光素子426は、第2反射分割光63を電気信号に変換する。
本具体例によれば、相対的に高い強度の第1反射分割光62は、第1受光素子425により受光され、相対的に低い強度の第2反射分割光63は、第1受光素子425とは異なる第2受光素子426により受光される。そのため、本具体例の受光分割部42Cは、第1反射分割光62および第2反射分割光63のいずれか一方を第1反射分割光62および第2反射分割光63のいずれか他方に対して遅延させなくとも、第1反射分割光62と第2反射分割光63とをふたつの受光素子(第1受光素子425および第2受光素子426)で受光し識別することができる。これにより、ダイナミックレンジの拡大を図ることができるとともに、走査時間の短縮を図ることができる。
なお、第1受光素子425が第1反射分割光62を受光するタイミングと、第2受光素子426が第2反射分割光63を受光するタイミングと、は特には限定されず、必ずしも互いに同じでなくともよい。第1反射分割光62および第2反射分割光63のいずれか一方が、第1反射分割光62および第2反射分割光63のいずれか他方に対して遅れて受光されてもよい。
図10は、受光分割部の第5具体例を説明する平面図である。
本具体例の受光分割部42Dは、図7および図8に関して前述した第3具体例の受光分割部42Bと比較して、アッテネータ422をさらに有する。この点において、本具体例の受光分割部42Dは、図7および図8に関して前述した第3具体例の受光分割部42Bとは異なる。
本具体例のアッテネータ422は、第2光ファイバ433に設けられ、第2反射分割光63の強度を第1反射分割光62の強度よりも減衰させる。つまり、第2光ファイバ433を伝わった第2反射分割光63がアッテネータ422を通過すると、第2反射分割光63の強度は、第1反射分割光62の強度よりも低い強度に減衰する。その他の構造は、図7および図8に関して前述した第3具体例の受光分割部42Bの構造と同様である。また、受光素子424が受光する第1反射分割光62および第2反射分割光63の強度と時間との関係を表すグラフは、図8に関して前述したグラフと同様になる。
本具体例によれば、第1ファイバカプラ427において設定された強度比率と、アッテネータ422において設定された減衰比率と、により、ダイナミックレンジのさらなる拡大を図ることができる。また、アッテネータ422が設けられているため、第1ファイバカプラ427において設定された強度比率が50:50であっても、受光素子424は、相対的に高い強度の第1反射分割光62と、相対的に低い強度の第2反射分割光63と、を受光することができる。これにより、第1ファイバカプラ427における強度比率の設定の自由度を高めることができ、第1ファイバカプラ427の選択の自由度を高めることができる。
なお、図7および図8に関して前述したように、第2光ファイバ433の長さが、第1光ファイバ432の長さよりも長くともよい。あるいは、第1光ファイバ432が、第2反射分割光63を伝えるとともに第1反射分割光62よりも遅延させてもよい。すなわち、第2反射分割光63が、第1反射分割光62よりも遅れて第2ファイバカプラ428へ伝わってもよい。第1光ファイバ432が第2反射分割光63を伝える場合には、アッテネータ422は、第1光ファイバ432に設けられる。
図11は、受光分割部の第6具体例を説明する平面図である。
本具体例の受光分割部42Eは、図9に関して前述した第4具体例の受光分割部42Cと比較して、アッテネータ422をさらに有する。この点において、本具体例の受光分割部42Eは、図9に関して前述した第4具体例の受光分割部42Cとは異なる。
本具体例のアッテネータ422は、第2光ファイバ433に設けられ、第2反射分割光63の強度を第1反射分割光62の強度よりも減衰させる。つまり、第2光ファイバ433を伝わった第2反射分割光63がアッテネータ422を通過すると、第2反射分割光63の強度は、第1反射分割光62の強度よりも低い強度に減衰する。その他の構造は、図9に関して前述した第4具体例の受光分割部42Cの構造と同様である。また、第1受光素子425が受光する第1反射分割光62の強度と時間との関係を表すグラフは、図6(a)に関して前述したグラフと同様になる。第2受光素子426が受光する第2反射分割光63の強度と時間との関係を表すグラフは、図6(b)に関して前述したグラフと同様になる。
本具体例によれば、ファイバカプラ429において設定された強度比率と、アッテネータ422において設定された減衰比率と、により、ダイナミックレンジのさらなる拡大を図ることができる。また、アッテネータ422が設けられているため、ファイバカプラ429において設定された強度比率が50:50であっても、相対的に高い強度の第1反射分割光62は、第1受光素子425により受光され、相対的に低い強度の第2反射分割光63は、第1受光素子425とは異なる第2受光素子426により受光される。これにより、ファイバカプラ429における強度比率の設定の自由度を高めることができ、ファイバカプラ429の選択の自由度を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
1・・・3次元測量装置、 2・・・整準部、 3・・・基盤部、 4・・・水平回転部、 5・・・托架部、 5a・・・第1室、 5b・・・第2室、 6・・・鉛直回転軸、 7・・・走査ミラー、 8・・・調整螺子、 9・・・軸受、 11・・・水平回転軸、 12・・・水平駆動モータ、 13・・・水平駆動部、 14・・・水平角検出器、 15・・・制御演算部、 16・・・凹部、 17・・・鉛直駆動部、 18・・・鉛直角検出器、 19・・・測距発光部、 21・・・共通光路部、 22・・・測距部、 23・・・撮像部、 25・・・表示部、 26・・・操作部、 27・・・軸受、 28・・・鉛直駆動モータ、 29・・・走査部、 31・・・測距光源部、 32・・・光路分割部材、 33・・・投光光学部、 34・・・ミラー、 35・・・測距光、 36・・・測距光軸、 37・・・内部参照光路、 38・・・第1ビームスプリッタ、 39・・・第2ビームスプリッタ、 41・・・受光光学部、 42、42A、42B、42C、42D、42E・・・受光分割部、 45・・・撮像素子、 46・・・外部記憶装置、 47・・・演算部、 48・・・記憶部、 49・・・測距発光駆動部、 51・・・距離データ処理部、 52・・・画像データ処理部、 61・・・反射測距光、 62・・・第1反射分割光、 63・・・第2反射分割光、 421・・・ビームスプリッタ、 422・・・アッテネータ、 423・・・光ファイバ、 424・・・受光素子、 425・・・第1受光素子、 426・・・第2受光素子、 427・・・第1ファイバカプラ、 428・・・第2ファイバカプラ、 429・・・ファイバカプラ、 431・・・入射側光ファイバ、 432・・・第1光ファイバ、 433・・・第2光ファイバ、 434・・・射出側光ファイバ

Claims (7)

  1. 測定対象物に測距光を照射し、前記測距光が前記測定対象物で反射した反射測距光と内部参照光とに基づいて前記測定対象物までの距離を測定するとともに前記測距光の照射方向を検出することにより前記測定対象物の3次元データを取得する3次元測量装置であって、
    前記測距光を射出する光源部と、
    前記光源部から射出された前記測距光を測距光軸上に照射する投光光学部と、
    前記反射測距光を受光する受光光学部と、
    前記受光光学部を透過した前記反射測距光を第1反射分割光と第2反射分割光とに分割し前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させて前記第1反射分割光および前記第2反射分割光を電気信号に変換する受光分割部と、
    前記測距光の前記照射方向を検出する角度検出部と、
    を備えたことを特徴とする3次元測量装置。
  2. 前記受光分割部は、
    前記反射測距光を前記第1反射分割光と前記第2反射分割光とに分割するビームスプリッタと、
    前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか一方を伝えるとともに前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか他方よりも遅延させる光ファイバと、
    前記第2反射分割光の光路に設けられ前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータと、
    前記第1反射分割光と強度が減衰した前記第2反射分割光とを受光し前記電気信号に変換する受光素子と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の3次元測量装置。
  3. 前記受光分割部は、
    前記反射測距光を前記第1反射分割光と前記第2反射分割光とに分割するビームスプリッタと、
    前記第2反射分割光の光路に設けられ前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータと、
    前記第1反射分割光を受光し前記電気信号に変換する第1受光素子と、
    強度が減衰した前記第2反射分割光を受光し前記電気信号に変換する第2受光素子と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の3次元測量装置。
  4. 前記受光分割部は、
    前記反射測距光を前記第1反射分割光と前記第2反射分割光とに所定の強度比率で分割する第1ファイバカプラと、
    前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか一方を伝えるとともに前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか他方よりも遅延させる第1光ファイバと、
    前記第1反射分割光および前記第2反射分割光のいずれか他方を伝える第2光ファイバと、
    前記第1反射分割光と強度が減衰した前記第2反射分割光とを結合させる第2ファイバカプラと、
    前記第2ファイバカプラを通過した前記反射測距光を受光し前記電気信号に変換する受光素子と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の3次元測量装置。
  5. 前記受光分割部は、前記第2反射分割光を伝える前記第1光ファイバおよび前記第2光ファイバのいずれか一方に設けられ前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータをさらに有することを特徴とする請求項4に記載の3次元測量装置。
  6. 前記受光分割部は、
    前記反射測距光を前記第1反射分割光と前記第2反射分割光とに所定の強度比率で分割するファイバカプラと、
    前記第1反射分割光を伝える第1光ファイバと、
    前記第2反射分割光を伝える第2光ファイバと、
    前記第1光ファイバを伝わった前記第1反射分割光を受光し前記電気信号に変換する第1受光素子と、
    強度が減衰した前記第2反射分割光であって前記第2光ファイバを伝わった前記第2反射分割光を受光し前記電気信号に変換する第2受光素子と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の3次元測量装置。
  7. 前記受光分割部は、前記第2光ファイバに設けられ前記第2反射分割光の強度を前記第1反射分割光の強度よりも減衰させるアッテネータをさらに有することを特徴とする請求項6に記載の3次元測量装置。

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