JP2018168824A - リーク検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバビリティへの影響が少なく、エンジンのPCV流路のリークを検出できるリーク検出装置を提供する。【解決手段】リーク検出装置100は、PCV流路32内の圧力を測定する圧力センサ106と、新気ライン26を開閉するリーク検出用バルブ102と、クランク室6から掃気ライン27に送られるブローバイガスの流量を調整可能なPCVバルブ104と、吸気流路18におけるスロットル弁24よりも下流側の圧力を測定する圧力センサ108と、リーク診断条件が成立すると、リーク検出用バルブを閉鎖する制御を行うリーク検出用バルブ制御部112と、リーク検出用バルブの閉鎖前に、PCVバルブの開度を徐々に小さくし、リーク検出用バルブの閉鎖後に、インテークマニホールド17内の圧力に応じてPCV流路32内の流量を所定量に制御するPCVバルブ制御部114と、PCV流路のリークの有無を判定するリーク判定部116と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのPCVシステムを構成する流路に生じたリークを検出するリーク検出装置に関する。
従来、エンジンには、燃焼室からシリンダとピストンとの隙間を通ってクランクケース内に漏れ出したブローバイガスを吸気流路に導くためのPCV(Positive Crankcase Ventilation)システムが備えられている。
このPCVシステムでは、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を含むブローバイガスを、ブローバイガス流路を介してエンジンの吸気流路に戻すことで、ブローバイガスの大気への放出を防止している。
ここで、ブローバイガス流路にリークが発生すると、ブローバイガスが大気へ放出されてしまうため、ブローバイガス流路のリークを検出する必要がある。そこで、ブローバイガス流路が連通するクランクケース内の圧力を測定し、この圧力に基づいてブローバイガス流路のリークを検出するリーク検出装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平10−184336号公報
ここで、リーク検出装置において、ブローバイガス流路のリークを検出する際に、ブローバイガス流路に通ずるバルブの開度を急激に変化させると、エンジン内の燃焼への影響が生じ、燃焼が不安定になってしまうおそれがある。そして、燃焼が不安定になると、ドライバビリティに影響が生じてしまう。
そこで、本発明は、ドライバビリティへの影響が少なく、エンジンのブローバイガス流路のリークを検出するリーク検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のリーク検出装置は、エンジンのクランク室と、エンジンの吸気流路におけるスロットル弁よりも下流側とを連通する掃気ライン、および、クランク室と、吸気流路におけるスロットル弁よりも上流側とを連通する新気ラインを少なくとも含むPCV流路のリークを検出するリーク検出装置であって、PCV流路内の圧力を測定する第1圧力測定部と、新気ラインを開閉するリーク検出用バルブと、クランク室から掃気ラインに送られるブローバイガスの流量を調整可能なPCVバルブと、エンジンの吸気流路におけるスロットル弁よりも下流側の圧力を測定する第2圧力測定部と、所定のリーク診断条件が成立すると、リーク検出用バルブを閉鎖する制御を行う第1バルブ制御部と、リーク検出用バルブの閉鎖前に、PCVバルブの開度を徐々に小さくし、リーク検出用バルブの閉鎖後に、インテークマニホールド内の圧力に応じてPCV流路内の流量を所定量に制御する第2バルブ制御部と、PCV流路内の圧力に基づいて、PCV流路のリークの有無を判定するリーク判定部と、を備える。
また、リーク判定部は、吸気流路におけるスロットル弁よりも下流側が負圧である場合に、リーク検出用バルブが閉鎖されてから所定の計測時間を経過してもPCV流路内の圧力が所定の閾値以下とならないとき、PCV流路にリークが発生していると判定してもよい。
また、吸気流路における新気ラインが連通されている箇所よりも下流側であって、かつ、スロットル弁よりも上流側に、吸気流路に流入する空気を過給するコンプレッサをさらに備え、新気ラインは、吸気流路におけるコンプレッサよりも上流側に接続されてもよい。
本発明によれば、ドライバビリティへの影響が少ない状態で、エンジンのPCV流路のリークを検出することができる。
実施形態におけるリーク検出装置を備えたエンジンの概略図である。 (a)は、自然吸気運転の領域におけるブローバイガスおよび新気の流れを示す説明図であり、(b)は、過給運転の領域におけるブローバイガスの流れを示す説明図である。 (a)は、正常時のクランク室内の圧力のデータを示す図である。(b)は、異常時(リーク時)のクランク室内の圧力のデータを示す図である。 リーク検出処理の流れを示すフローチャートである。 変形例におけるリーク検出装置を備えたエンジンの概略図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態におけるリーク検出装置100を備えたエンジン1の概略図である。まず、エンジン1の概略構成について説明し、次にリーク検出装置100の構成について説明する。
図1に示すように、エンジン1は、クランクシャフト2を挟んで2つのシリンダブロック3にそれぞれ形成されたシリンダボア3aが対向して配された水平対向4気筒エンジンである。
シリンダブロック3には、クランクケース4が一体形成されるとともに、クランクケース4とは反対側にシリンダヘッド5が固定されている。クランクシャフト2は、クランクケース4によって形成されたクランク室6内に回転自在に支持される。
シリンダボア3aには、コネクティングロッド7を介してクランクシャフト2に連結されたピストン8が摺動可能に収容されている。そして、エンジン1では、シリンダボア3aと、シリンダヘッド5と、ピストン8の冠面とによって囲まれた空間が燃焼室9として形成される。
シリンダヘッド5には、吸気ポート10および排気ポート11が燃焼室9に連通するように形成される。吸気ポート10と燃焼室9との間には、吸気弁12の先端が位置し、排気ポート11と燃焼室9との間には、排気弁13の先端が位置している。
また、エンジン1では、シリンダヘッド5およびヘッドカバー14に囲まれたカム室内に、吸気弁用カム15および排気弁用カム16が設けられる。吸気弁用カム15は、吸気弁12の他端に当接されており、回転することで吸気弁12を軸方向に移動させる。これにより、吸気弁12は、吸気ポート10と燃焼室9との間を開閉する。排気弁用カム16は、排気弁13の他端に当接されており、回転することで排気弁13を軸方向に移動させる。これにより、排気弁13は、排気ポート11と燃焼室9との間を開閉する。
吸気ポート10の上流側には、インテークマニホールド17を含む吸気流路18が連通される。また、排気ポート11の下流側には、エキゾーストマニホールド19を含む排気流路20が連通される。各気筒の燃焼室9から排出された排気ガスは、排気ポート11を介してエキゾーストマニホールド19で集約され、過給機21のタービン21aに導かれる。
過給機21は、エキゾーストマニホールド19から排出される排気ガスによって回転するタービン21aと、タービン21aの回転動力によって回転するコンプレッサ21bとを含んで構成される。タービン21aとコンプレッサ21bとは、タービンシャフト21cによって接続され、一体回転する。
吸気流路18には、エアクリーナ22、コンプレッサ21b、インタークーラ23、および、スロットル弁24が上流側から順に設けられる。コンプレッサ21bは、エアクリーナ22で塵や埃などの異物が除去された吸気を圧縮して下流側に供給する。
インタークーラ23は、コンプレッサ21bで圧縮されて昇温した吸気を冷却する。スロットル弁24は、不図示のアクチュエータによって開度が調整されることで、燃焼室9に供給される吸気の流量を可変する。
そして、燃焼室9に導かれた吸気と、不図示のインジェクタから噴射された燃料との混合気が、シリンダヘッド5に設けられた不図示の点火プラグによって所定のタイミングで点火されて燃焼される。かかる燃焼により、ピストン8がシリンダボア3a内で往復運動を行い、その往復運動が、コネクティングロッド7を通じてクランクシャフト2の回転運動に変換される。また、燃焼により発生した排気ガスは、排気ポート11、エキゾーストマニホールド19を介してタービン21aに導かれ、タービン21aを回転させた後、排気流路20に設けられた触媒25で浄化され、車外へ排出される。
また、エンジン1には、クランク室6と、吸気流路18におけるエアクリーナ22とコンプレッサ21bとの間とを連通する新気ライン26が設けられる。また、新気ライン26における吸気流路18との接続側端部には、リーク検出用バルブ102が設けられる。
リーク検出用バルブ102は、新気ライン26における吸気流路18との接続側端部に設けられ、新気ライン26の流路を開閉する。リーク検出用バルブ102は、詳しくは後述するが、リーク検出を行っていない間(非診断中)は、開放されている。
また、エンジン1には、クランクケース4に形成されたクランク室6と、吸気流路18におけるスロットル弁24よりも下流側のインテークマニホールド17とを連通する掃気ライン27が設けられる。掃気ライン27とクランク室6との接続部には、リーク検出装置100を構成するPCVバルブ104が設けられる。
PCVバルブ104は、複数の中間的な開度を取り得る電制バルブで構成され、その開度を調整することで、クランク室6から掃気ライン27へ送られるブローバイガスの流量を調整可能としている。
新気ライン26および掃気ライン27は、主にクランク室6内のブローバイガスを掃気するために設けられる。ブローバイガスは、エンジン1の燃焼行程において、燃焼室9内の圧力の上昇により、ピストン8とシリンダボア3aとの隙間からクランク室6内に微量に漏れ出した燃焼途中の半燃焼ガスであり、有害物質である窒素酸化物(NOx)等が含まれる。ブローバイガスは、過給機21が実質的に過給していない自然吸気運転の領域と、過給機21が過給している過給運転の領域とで、新気ライン26および掃気ライン27を流れる向きが異なる。
図2(a)は、自然吸気運転の領域におけるブローバイガスおよび新気の流れを実線矢印で示す説明図であり、図2(b)は、過給運転の領域におけるブローバイガスの流れを実線矢印で示す説明図である。図2(a)に示すように、エンジン1が自然吸気運転を行う領域では、リーク検出用バルブ102およびPCVバルブ104は開かれている。そして、エンジン1では、インテークマニホールド17で発生する負圧によって、クランク室6内のブローバイガスが掃気ライン27を介してインテークマニホールド17へ導入されるとともに、新気ライン26を介してクランク室6内に新気が導入される。
一方、図2(b)に示すように、エンジン1の過給運転の領域(通常運転時)では、リーク検出用バルブ102は開かれ、PCVバルブ104は閉じられている。そして、吸気流路18におけるエアクリーナ22とコンプレッサ21bとの間に生じる負圧によって、新気ライン26を介してクランク室6内のブローバイガスが吸い出され、吸気流路18へ導入される。このとき、掃気ライン27では、空気の流れは生じない。
図1に戻り、過給機21の下方には、オイルキャッチタンク28が設けられている。オイルキャッチタンク28は、その上方の過給機21と接続され、過給機21を潤滑した後のオイルを一時的に貯留する。貯留したオイルは、スカベンジポンプ29によって吸引され、吸引ライン30を介してエンジン1のオイルパン(不図示)へ戻される。なお、スカベンジポンプ29は、吸気弁用カム15および排気弁用カム16を駆動するカムシャフト(不図示)に接続され、当該カムシャフトによって駆動される。
オイルキャッチタンク28は、クランクケース4内に形成されたクランク室6と、バランスライン31によって連結される。より具体的には、バランスライン31は、チェーンカバー(不図示)に接続される。チェーンカバーは、シリンダブロック3、シリンダヘッド5およびヘッドカバー14に取り付けられ、その内部(チェーン室)はクランク室6と部分的に連通する。
バランスライン31は、クランク室6とオイルキャッチタンク28とを連通することで、オイルキャッチタンク28内の圧力がクランク室6内の圧力と等しくなるように保ち、オイルキャッチタンク28内が、スカベンジポンプ29によるオイルの吸引で過度の負圧とならないようにしている。また、スカベンジポンプ29が駆動されることにより、チェーン室、バランスライン31およびオイルキャッチタンク28は、クランク室6内のブローバイガスの流路ともなり得る。
以下、ブローバイガスの流路となり得るクランク室6(クランクケース4)、新気ライン26、掃気ライン27、オイルキャッチタンク28、バランスライン31、およびチェーン室(チェーンカバー)を総称して、PCV流路32と呼ぶ。
(リーク検出装置100)
エンジン1には、PCV流路32に発生したリークを検出するリーク検出装置100が設けられる。具体的には、リーク検出装置100は、PCV流路32に発生したリークを検出する。リーク検出装置100は、前述のリーク検出用バルブ102、PCVバルブ104、圧力センサ106(第1圧力測定部)、圧力センサ108(第2圧力測定部)、クランク角センサ120、制御装置110および警告部130を含んで構成される。
圧力センサ106は、クランクケース4に付設され、クランクケース4に形成されたクランク室6内の圧力(つまり、間接的にPCV流路32内の圧力)を測定する。圧力センサ108は、インテークマニホールド17に付設され、インテークマニホールド17内の圧力を測定する。圧力センサ106、108は、それぞれ制御装置110に接続されており、クランク室6内およびインテークマニホールド17内の圧力に応じた検出信号を制御装置110に出力する。クランク角センサ120は、クランクシャフト2近傍に設けられており、クランクシャフト2が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する。
制御装置110は、例えば、ECU(Engine Control Unit)であり、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路で構成され、エンジン1全体を制御する。また、制御装置110は、エンジン1全体の動作を制御するほか、リーク検出用バルブ制御部112(第1バルブ制御部)、PCVバルブ制御部114(第2バルブ制御部)、リーク判定部116、記憶部118としても機能する。記憶部118は、不揮発性メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、メモリカード等の記録媒体である。
警告部130は、PCV流路32を構成するいずれかのラインにリークが発生している場合に、リークの発生を運転者に警告する。警告部130は、例えば、運転席のメインパネルに警告灯として設けられる。そして、警告部130は、リークの発生時、例えば警告灯を点滅させることで、リークの発生を運転者に警告する。以下では、リーク検出装置100の具体的な動作について説明する。
制御装置110は、所定のリーク診断条件が成立した場合に、リーク検出処理を実行する。リーク診断条件は、例えば、自然吸気運転の領域であること、車両が走行中であること、エンジン1が低負荷であること、エンジン1に急激な負荷変化が起きていないことである。制御装置110は、かかるリーク検出処理を、1ドライビングサイクルにつき1度実行する。なお、スカベンジポンプ29の吸引力がPCV流路32内の圧力に影響を与える可能性がある場合には、エンジン回転数(スカベンジポンプ29を駆動するカムシャフトの回転数)が所定値以下であることを診断条件とすることで、スカベンジポンプ29の吸引力の影響を回避するようにしてもよい。あるいは、スカベンジポンプ29の吸引力がPCV流路32内の圧力に影響を与える運転領域でリーク診断を行う場合には、スカベンジポンプ29の吸引力の影響を補償するよう圧力検出値や閾値を設定(補正)するようにしてもよい。なお、エンジン回転数は、クランク角センサ120によって検出されたパルス信号(クランクシャフト2の回転速度)に基づいて、制御装置110によって算出される。
PCVバルブ制御部114は、リーク診断条件が成立すると、PCVバルブ104の開度を所定の開度となるまで徐々に小さくする。具体的には、PCVバルブ制御部114は、所定時間をかけてPCVバルブ104の開度を段階的に小さくしていく。なお、PCVバルブ制御部114は、リーク診断条件が成立する前のPCVバルブ104の開度に応じて、PCVバルブ104が所定の開度となるまでの時間を変えるようにしてもよい。
そして、リーク検出用バルブ制御部112は、PCVバルブ104の開度が所定の開度になると、リーク検出用バルブ102を閉鎖する。これにより、吸気流路18から新気ライン26を介してクランク室6内へ導入される新気の流れを遮断する。そうすると、クランク室6内の圧力は、インテークマニホールド17で発生する負圧の影響を受けて負圧となる。また、クランク室6に接続されている新気ライン26、掃気ライン27、およびバランスライン31で構成されるPCV流路32内の圧力も負圧となる。
また、PCVバルブ制御部114は、リーク検出用バルブ102閉鎖後のインテークマニホールド17内の圧力に応じてPCVバルブ104の開度を調整し、掃気ライン27へ流すブローバイガスの流量を所定量(一定)にする。
具体的には、PCVバルブ制御部114は、リーク検出用バルブ102の閉鎖後におけるインテークマニホールド17内の圧力を、圧力センサ108から受信する。そして、PCVバルブ制御部114は、クランク室6内が過度の負圧とならないように、圧力センサ108から受信するインテークマニホールド17内の負圧が大きくなるにつれて、PCVバルブ104の開度を小さくし、クランク室6内から掃気ライン27へ流すブローバイガスの流量を少なくする。こうすることで、リーク検出装置100は、掃気ライン27へ流すブローバイガスの流量を所定値(一定)に保つ。
圧力センサ106は、リーク検出用バルブ102が閉鎖されてからクランク室6内の圧力の測定を開始し、測定した圧力が示される検出信号をリーク判定部116へ出力する。
図3(a)は、正常時のクランク室6内の圧力を示す図である。図3(b)は、異常時(リーク時)のクランク室6内の圧力を示す図である。
図3(a)に示すように、PCV流路32にリークが発生していない正常時において、リーク検出用バルブ102を閉鎖すると、クランク室6内の圧力が低下していく。このとき、PCVバルブ制御部114は、インテークマニホールド17内の圧力に応じてPCVバルブ104の開度を調整し、ブローバイガスの流量を一定に保っているので、クランク室6内の圧力が急激に変化することを防止することができる。つまり、クランク室6内の圧力は、ブローバイガスの流量が一定に保たれることにより、直線的に徐々に低下する。これにより、クランク室6内の圧力が急激に変化することによる、リークの誤検出を防止することができる。
また、クランク室6内の圧力は、正常時において、リーク検出用バルブ102が閉鎖されてから所定の計測時間が経過すると、予め設定された閾値P2よりも低下する。ここで、閾値P2は、エンジン1のPCV流路32にリークが発生していない場合に、少なくともリーク検出用バルブ102が閉鎖されてから計測時間を経過したときにクランク室6内で測定される圧力値(負圧値)よりも大きく、かつ、大気圧よりも小さい値が設定される。なお、閾値P2の値はあくまで任意に設定可能であるが、より厳密にリークの判定を行いたい場合は、閾値P2を小さめに設定すればよい。設定された閾値P2は、制御装置110の記憶部118に記憶されている。
一方で、PCV流路32にリークが発生している異常時では、PCV流路32のリーク箇所から空気が吸い込まれるため、図3(b)に示すように、クランク室6内の圧力が低下しないか、低下しても計測時間が経過するまでに閾値P2に到達しない。
そこで、リーク判定部116は、測定の開始から予め設定された計測時間が経過すると、クランク室6内の圧力P1を抽出する。そして、リーク判定部116は、測定の開始から予め設定された計測時間が経過した時点でのクランク室6内の圧力P1が、閾値P2以下であるかを判定する。
その結果、圧力P1が閾値P2以下であった場合、リーク判定部116は、PCV流路32を構成するいずれのラインにもリークが発生していないと判定する。一方、圧力P1が閾値P2以下でなかった場合、すなわち、リーク検出用バルブ102を閉鎖してから計測時間が経過してもなお、圧力P1が閾値P2以下とならなかった場合、リーク判定部116は、PCV流路32を構成するいずれかのラインにリークが発生していると判定する。
そして、リーク判定部116は、PCV流路32を構成するいずれかのラインにリークが発生していると判定した場合、所定の故障コード(Pコード「P04DB」)を制御装置110内の記憶部118に記憶する。また、リーク判定部116は、リークが発生したことを警告部130によって車両の運転者に警告する。
このように、リーク検出装置100では、リーク検出用バルブ102を閉鎖してクランク室6内に導入する新気の流れを遮断することで、クランク室6内の圧力を負圧にすることができる。そして、リーク検出用バルブ102が完全に閉鎖し、計測時間が経過したときのクランク室6内の圧力P1と閾値P2とを比較することにより、PCV流路32のリークの有無を検出することが可能となる。
ここで、本実施形態では、リーク検出用バルブ102は新気ライン26における吸気流路18との接続側端部に設けられている。このため、新気ライン26にリークが発生した場合、その発生箇所にかかわらずリーク箇所から空気が流入し、クランク室6内の圧力は、リーク検出用バルブ102が閉鎖されてから計測時間が経過しても閾値P2以下とならない。したがって、リーク判定部116は、新気ライン26にリークが発生した場合、その発生箇所にかかわらず、確実にリークが発生したと判定することができる。
(リーク検出処理)
次に、リーク検出装置100によるPCV流路32のリーク検出処理の流れについて、説明を行う。図4は、リーク検出処理を説明するフローチャートである。
まず、PCVバルブ制御部114は、リーク診断条件が成立したか否か判定する(S10)。そして、リーク診断条件が成立していれば(ステップS10におけるYES)、PCVバルブ制御部114は、PCVバルブ104の開度を所定の開度まで徐々に小さくするように制御する(S12)。その後、リーク検出用バルブ制御部112は、リーク検出用バルブ102を閉鎖するよう制御し、クランク室6内へ導入される新気の流れを遮断する(S14)。
次に、PCVバルブ制御部114は、リーク診断条件の成立が継続しているか否か判定する(S16)。その結果、リーク診断条件の成立が継続していれば(ステップS16におけるYES)、PCVバルブ制御部114は、インテークマニホールド17内の圧力に応じてPCVバルブ104の開度を調整し、ブローバイガスの流量を所定量(一定)にする(S18)。
リーク判定部116は、診断カウンタnが閾値n1以上であるか否か判定する(S20)。その結果、診断カウンタnが閾値n1以上でないと判定するとき(ステップS20におけるNO)、リーク判定部116は、診断カウンタnを1上昇させ(S22)、S16に処理を戻す。なお、診断カウンタnは、計測時間を計時するために用いられ、閾値n1は、計測時間に相当する値に設定されている。
一方、診断カウンタnが閾値n1以上であると判定すると(ステップS20におけるYES)、リーク判定部116は、圧力センサ106から入力された検出信号から、クランク室6内の圧力P1を導出する(S24)。
次に、リーク判定部116は、クランク室6内の圧力P1が閾値P2より大きいかを判定する(S26)。その結果、クランク室6内の圧力P1が閾値P2より大きければ(ステップS26におけるYES)、リーク判定部116は、PCV流路32を構成するいずれかのラインにリークが発生していると判定する(S28)。つまり、リーク判定部116は、PCV流路32の異常を検出する。そして、リーク判定部116は、制御装置110内の記憶部118にリークの発生を示す所定の故障コードを記憶し、警告部130は、運転者に異常が検出されたことを(異常が発生したことを)警告して(S30)、当該リーク検出処理を終了する。
一方、リーク判定部116は、クランク室6内の圧力P1が閾値P2以下であれば(ステップS26におけるNO)、PCV流路32を構成するいずれのラインにもリークが発生していないと判定する(S32)。つまり、リーク判定部116は、PCV流路32は正常であると判定し、当該リーク検出処理を終了する。
なお、リーク判定部116は、所定のリーク診断条件が成立していないとき(ステップS10におけるNO)、および、診断条件の成立が継続していないとき(ステップS16におけるNO)、当該リーク検出処理を終了する(キャンセルする)。
かかる構成により、リーク検出装置100は、リーク検出処理を行う際、徐々にPCVバルブ104を閉鎖することで、クランク室6内の空気が急激に変化することがなくなり、エンジン1内の燃焼が不安定にならずにリークを検出することが可能となる。加えて、リークを検出中、PCVバルブ104の開度をコントロールすることで、ブローバイガスの流量を一定に調整し、リークの検出精度を向上することができる。よって、ドライバビリティへの影響が少ない状態で、PCV流路32のリークを検出することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、リーク検出装置100を水平対向4気筒エンジンに適用した例を説明したが、これに限らず、V型エンジンや直列エンジンにも適用することができる。
また、上記実施形態では、警告部130は、運転席のメインパネルによって警告する場合(視覚的に警告する場合)について説明したが、視覚的でなく、ブザー音などの聴覚的に警告してもよい。
また、上記実施形態では、圧力センサ106をクランクケース4に付設し、圧力センサ106がクランク室6内の圧力を測定する例を説明したが、圧力センサ106の設置箇所はこれに限らず、例えば新気ライン26上やバランスライン31上の任意の箇所であってもよい。つまり、圧力センサ106は、PCV流路32内の圧力を測定できるいずれかの箇所に設置されていればよい。
また、上記実施形態では、PCVバルブ制御部114がインテークマニホールド17内の圧力に応じてPCVバルブ104の開度を調整する例を説明したが、PCVバルブ制御部114はこれに代えて、圧力センサ106で測定されるクランク室6内の圧力に応じてPCVバルブ104の開度を調整してもよい。
また、上記実施形態では、リーク検出用バルブ102が新気ライン26における吸気流路18との接続側端部に設けられている構成について説明したが、リーク検出用バルブ102の設置箇所はこれに限らず、新気ライン26の途中であってもよい。
例えば、図5に示すような変形例に係るリーク検出装置200では、リーク検出用バルブ202が新気ライン26の途中に設けられる。そして、リーク検出装置200では、リークの検出を開始する際、リーク検出用バルブ制御部112が新気ライン26の途中に設けられたリーク検出用バルブ202を閉鎖する。この場合でも、吸気流路18から新気ライン26を介してクランク室6内へ導入される新気の流れが遮断され、上記実施形態と同様にPCV流路32に発生したリークを検出することができる。
なお、本発明においては、過給機21は必須の構成ではなく、本発明は過給機21を搭載しないエンジンにも適用することができる。
本発明は、エンジンのPCVシステムを構成する流路に生じたリークを検出するリーク検出装置に利用できる。
1 エンジン
6 クランク室
17 インテークマニホールド
18 吸気流路
21b コンプレッサ
24 スロットル弁
26 新気ライン
27 掃気ライン
31 バランスライン
32 PCV流路
100、200 リーク検出装置
102、202 リーク検出用バルブ
104 PCVバルブ
106 圧力センサ(第1圧力測定部)
108 圧力センサ(第2圧力測定部)
112 リーク検出用バルブ制御部(第1バルブ制御部)
114 PCVバルブ制御部(第2バルブ制御部)
116 リーク判定部

Claims (3)

  1. エンジンのクランク室と、前記エンジンの吸気流路におけるスロットル弁よりも下流側とを連通する掃気ライン、および、前記クランク室と、前記吸気流路における前記スロットル弁よりも上流側とを連通する新気ラインを少なくとも含むPCV流路のリークを検出するリーク検出装置であって、
    前記PCV流路内の圧力を測定する第1圧力測定部と、
    前記新気ラインを開閉するリーク検出用バルブと、
    前記クランク室から前記掃気ラインに送られるブローバイガスの流量を調整可能なPCVバルブと、
    前記エンジンの前記吸気流路における前記スロットル弁よりも下流側の圧力を測定する第2圧力測定部と、
    所定のリーク診断条件が成立すると、前記リーク検出用バルブを閉鎖する制御を行う第1バルブ制御部と、
    前記リーク検出用バルブの閉鎖前に、前記PCVバルブの開度を徐々に小さくし、前記リーク検出用バルブの閉鎖後に、インテークマニホールド内の圧力に応じて前記PCV流路内の流量を所定量に制御する第2バルブ制御部と、
    前記PCV流路内の圧力に基づいて、前記PCV流路のリークの有無を判定するリーク判定部と、
    を備えるリーク検出装置。
  2. 前記リーク判定部は、前記吸気流路における前記スロットル弁よりも下流側が負圧である場合に、前記リーク検出用バルブが閉鎖されてから所定の計測時間を経過しても前記PCV流路内の圧力が所定の閾値以下とならないとき、前記PCV流路にリークが発生していると判定する請求項1に記載のリーク検出装置。
  3. 前記吸気流路における前記新気ラインが連通されている箇所よりも下流側であって、かつ、前記スロットル弁よりも上流側に、前記吸気流路に流入する空気を過給するコンプレッサをさらに備え、
    前記新気ラインは、前記吸気流路における前記コンプレッサよりも上流側に接続される請求項1または2に記載のリーク検出装置。
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