JP2018165522A - 車両におけるパワーユニットの冷却構造 - Google Patents
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Abstract
Description
1.車両1の概略構成
本実施形態に係る車両1の概略構成について、図1を用い説明する。
車両1におけるエンジン10とその周辺構成について、図2を用い説明する。図2は、エンジン10とその周辺構成を、車両1の後方側から見た模式背面図である。
アンダーカバー24の構成について、図3を用い説明する。図3は、アンダーカバー24の構成の内、エンジン10及び変速機11の下方の部分を図示した模式斜視図である。
エンジンインシュレータ21の開口部21aとその周辺構成について、図4を用い説明する。図4は、エンジンインシュレータ21の開口部21aとその周辺構成を示す模式図である。
[数1]W21a=W21b
[数2]W21a≧W24a
図4に示すように、エンジンインシュレータ21の開口部21aは、オイルパン10a(図4では、図示を省略。)の下端部分から、車両1の前方に向けて延伸形成されている。これより、エンジン10のオイルパン10aについては、車両1の後方側だけでなく、下方側についても一部が外方に露出するようになっている。
走行風及びファン風によるPTO15の冷却について、図5及び図6を用い説明する。図5は、本実施形態に係るPTO15への走行風及びファン風の流れを示す模式断面図であり、図6は、比較例としての走行風及びファン風の流れを示す模式断面図である。
引き続き図5及び図6を用い、走行風及びファン風によるPTO15上部とDPF23の冷却について説明する。
以上のような構成を有する車両1におけるPTO15の冷却構造が奏する効果について、まとめて説明する。
実施形態2に係る車両1におけるPTO15の冷却構造について、図7を用い説明する。図7は、エンジンインシュレータ26及び変速機インシュレータ27の一部構成を示す模式断面図である。
実施形態3に係る車両1におけるPTO15の冷却構造について、図8及び図9を用い説明する。図8は、本実施形態に係るエンジンインシュレータ28の構成を示す背面図であり、図9は、斜視図である。
実施形態4に係る車両1におけるPTO15の冷却構造について、図10及び図11を用い説明する。図10は、本実施形態に係るエンジンインシュレータ29を、車両1の下方側から見た下面図であり、図11は、エンジンインシュレータ29を、車両1の前方下方側から見た斜視図である。
実施形態5に係る車両1におけるPTO15の冷却構造について、図12を用い説明する。図12は、本実施形態に係るアンダーカバー30の構成を示す模式断面図である。
実施形態6に係る車両1におけるPTO15の冷却構造について、図13を用い説明する。図13は、本実施形態に係るエンジンインシュレータ31の構成を示す模式断面図である。
上記実施形態1では、エンジンインシュレータ21の開口部21aをエンジン10の下方側から背面側に至るまで連続することとし、上記実施形態3では、エンジン10の下方については薄肉化した薄肉部を形成し、エンジン10の背面側については、開口部28aを設けることとしたが、本発明は、これらに限定を受けるものではない。例えば、エンジン10の下方については、上記実施形態1のように開口部を設け、エンジン10の背面側については、上記実施形態2,3のように薄肉部を設けることとしてもよい。
10 エンジン
10a オイルパン
11 変速機
15 PTO(パワーユニット)
21,26,28,29,31 エンジンインシュレータ(保温部材)
21a,28a 開口部
21b,26b,28a1,31b 案内壁部(第1案内壁部)
21c,28c1,29c1,31c 下案内壁部(第2案内壁部)
22b,27b,28a2 案内壁部(第3案内壁部)
22c,28c2,29c2 下案内壁部(第4案内壁部)
22,27 変速機インシュレータ(保温部材)
23 DPF(排気ガス浄化装置)
24,30 アンダーカバー
24a,30a 第1導風体
24b,30b 開口部
30e 第2導風体
25 遮熱板
25a 隙間
SP1 風通路部(第1風通路部)
SP2 風通路部(第2風通路部)
Claims (13)
- エンジンと、
前記エンジンの外面の少なくとも一部を覆うエンジン保温部材と、
車両の前後方向において、前記エンジンに対して後方側に隣接配置されたパワーユニットと、
を備え、
前記車両の走行時において、前記車両の下方から取り込まれた走行風が、前記エンジンと前記パワーユニットとの間に導かれ、
前記エンジン保温部材は、前記エンジンと前記パワーユニットとの間に相当する部分が、開口され、あるいは、薄肉化されてなり、前記車両の上下方向に延伸し、前記導かれた前記走行風の通り道である第1風通路部を構成するとともに、当該第1風通路部の両脇の少なくとも一方の部分に、前記第1風通路部に沿い、前記車両の後方側に張出すよう設けられてなる第1案内壁部を有する、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項1記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記エンジン保温部材は、前記エンジンの下部のオイルパンの外面の少なくとも一部も覆っており、
前記エンジン保温部材には、前記オイルパンの下方に相当する部分が、開口され、あるいは薄肉化されてなり、前記車両の前後方向に延伸する第2風通路部を構成するとともに、当該第2風通路部の両脇の少なくとも一方の部分に、前記第2風通路部に沿い、前記車両の下方側に張出すように設けられてなる第2案内壁部を有し、
前記風通路部と前記第2風通路部とは、連続している、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項2記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記第1案内壁部と前記第2案内壁部とは、連続している、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項2又は請求項3記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記第2風通路部及び前記第2案内壁部の少なくとも一方は、前記オイルパンの下面における前端まで設けられている、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項2から請求項4の何れか記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記第2案内壁部は、前記第2風通路部の両脇に設けられており、
前記車両の幅方向における前記第2案内壁部同士の間隔は、前記車両の前方側から後方側にゆくに従って狭くなる、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項1から請求項4の何れか記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記車両の幅方向における前記エンジンの一方側に接続されてなる変速機と、
前記変速機の外面の少なくとも一部を覆う変速機保温部材と、
を更に備え、
前記エンジン保温部材と前記変速機保温部材とは、前記車両の幅方向において、前記第1風通路部に境界を接する状態で突き合せられており、
前記変速機保温部材は、前記第1風通路部に境界を接する部分において、前記第1風通路部に沿い、前記車両の後方側に張出すよう設けられてなる第3案内壁部を有する、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項6記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記変速機保温部材は、前記車両の幅方向において、前記第2風通路部に対しても境界を接しており、
前記変速機保温部材は、前記第2風通路部に境界を接する部分において、前記第2風通路部に沿い、前記車両の下方側に張出すように設けられてなる第4案内壁部を有し、
前記3案内壁部と前記第4案内壁部とは、連続している、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項6又は請求項7記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記パワーユニットは、前記変速機に接続されてなるトランスファ装置である、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項1から請求項8の何れか記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記車両の上下方向における前記パワーユニットの上方に設けられた排気浄化装置と、
前記パワーユニットと前記排気浄化装置との間に設けられ、前記排気浄化装置から前記パワーユニットへの輻射熱を遮熱する遮熱板と、
を更に備える、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項9記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記遮熱板には、前記第1風通路部に連通する隙間があけられている、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項1から請求項10の何れか記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記エンジン及び前記パワーユニットの下方を覆う状態で配され、開口部が設けられてなるアンダーカバー、を更に備え、
前記車両の走行時において、前記開口部から取り込まれた走行風の一部が、前記エンジンと前記パワーユニットとの間の前記第1風通路部に導かれる、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項11記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記開口部における前記車両の後方側の縁部には、前記開口部から取り込まれた走行風の流れを、前記第1風通路部に向けて導く第1導風体が設けられており、
前記車両の幅方向において、前記第1風通路部の幅は、前記第1導風体の幅以上である、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。 - 請求項11又は請求項12記載の車両におけるパワーユニットの冷却構造であって、
前記開口部に対して前記車両の前方側には、前記エンジンの下部のオイルパンと前記アンダーカバーとの間を前記車両の前方側から流れてきた風の流れを、前記第1風通路部に向けて導く第2導風体が設けられている、
車両におけるパワーユニットの冷却構造。
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- 2017-03-28 JP JP2017062565A patent/JP6540738B2/ja active Active
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