JP2018164494A - 留め具 - Google Patents

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横谷 晶明
Masaaki Yokoya
晶明 横谷
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Abstract

【課題】本体と係合部材との固定状態を確実に維持することができ、簡易な操作で固定状態を解除することができる留め具を提供する。【解決手段】本体と、本体内に挿入されて本体に解除可能に係合される係合部材とからなる留め具であって、本体の移動部材は第1磁石を備え、係合部材は第2磁石を備え、移動部材は、移動方向に沿った移動によって、係合部材に対して、少なくとも第1の位置と第2の位置をとり、第1の位置では、第1係合部と第2係合部との係合が解除され、かつ、第1磁石と第2磁石は同じ極性の磁極が互いに対向し、第2の位置では、第1係合部と第2係合部とが互いに係合され、かつ、第1磁石と第2磁石は異なる極性の磁極が互いに対向することによって、係合部材が本体に固定される。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばセカンドバッグ、財布などに使用され、本体に対して係合部材を解除可能に固定するための留め具に関する。
特許文献1には、受金具と、受け金具に係合するラッチと、受け金具とラッチとを係合した状態で係止する係止部材とを備え、係止部材を磁石の磁力で動作させることにより、受け金具とラッチとの係止を開放する係止機構付き留め具が開示されている。この留め具によれば、係止部材を磁力で動作させることによって受け金具とラッチとの係止を開放して取り外しすることができる。このため、係止の開放にあたっては磁石を用いることによって簡易に作業ができる一方で、開放時以外は係止状態を確実に維持できるため、係止の開放についての作業負担の軽減と、結合に対する高い信頼性とを両立させることができる。
特開2005−230358号公報
しかしながら、特許文献1に記載の留め具は、外部の磁石で係止部材を動作させるものであるため、受け金具とラッチの係止の開放に、バックルとは別部材の磁石が必要であり、この磁石がなければ受け金具とラッチの係止の開放を行うことができないという問題点がある。
そこで本発明は、本体と係合部材との固定状態を確実に維持することができ、かつ、磁石や鍵などの付属物を用いることなく簡易な操作で固定状態を解除することができる留め具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の留め具は、本体と、本体内に挿入されて本体に解除可能に係合される係合部材とからなる留め具であって、本体は、内部空間を有する筐体と、内部空間において、係合部材の挿入方向と交差する移動方向に移動可能な移動部材と、移動部材を移動方向に沿って係合部材側へ付勢する付勢部材とを備え、移動部材は、付勢部材による付勢方向に沿って突出する第1係合部を備え、係合部材は、本体内に挿入されたときに第1係合部に対応する位置に設けられた第2係合部を備え、第1係合部と第2係合部が互いに係合することによって、内部空間内に挿入された係合部材が本体に係合され、移動部材は第1磁石を備え、係合部材は第2磁石を備え、第1磁石と第2磁石の一方は、移動方向に沿って、互いに異なる極性の複数の磁極が配置され、第1磁石と第2磁石の他方は、挿入方向に沿って、互いに異なる極性の複数の磁極が配置され、移動部材は、移動方向に沿った移動によって、係合部材に対して、少なくとも第1の位置と第2の位置をとり、第1の位置では、第1係合部と第2係合部との係合が解除され、かつ、第1磁石と第2磁石は同じ極性の磁極が互いに対向し、第2の位置では、第1係合部と第2係合部とが互いに係合され、かつ、第1磁石と第2磁石は異なる極性の磁極が互いに対向することによって、係合部材が本体に固定されることを特徴としている。
本発明の留め具において、係合部材は挿入方向に沿って延びる腕部を備え、第2係合部は、腕部において、挿入方向に交差する方向に沿って突出して設けられ、係合部材は、腕部が内部空間に挿入され、第1係合部と第2係合部とが解除可能に係合されることが好ましい。
本発明の留め具において、第2磁石は、腕部において、挿入方向で最も内部空間に近い側に配置され、第1磁石は、挿入方向において、第2磁石の少なくとも一部に対向するように配置されることが好ましい。
本発明の留め具において、第1磁石と第2磁石は、N極とS極の2つの磁極を有する同一の磁石であって、第1磁石は、移動方向に沿ってN極とS極とが配置され、第2磁石は、挿入方向に沿ってN極とS極とが配置されることが好ましい。
本発明によると、本体と係合部材との固定状態を確実に維持することができ、かつ、磁石や鍵などの付属物を用いることなく簡易な操作で固定状態を解除することができる。
本発明の実施形態に係る留め具の構成を示す平面図であって、(a)は本体と係合部材が分離された状態を示す図、(b)は本体と係合部材が互いに固定された状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る留め具の構成を示す側面図であって、(a)は本体と係合部材が分離された状態を示す図、(b)は本体と係合部材が互いに固定された状態を示す図である。 本発明の実施形態における係合部材が本体に固定された状態を示す、図1(b)のA−A’線における断面図である。 本発明の実施形態における本体の筐体の構成を示す図であって、(a)は断面図、(b)は底面図である。 本発明の実施形態における裏板の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の実施形態における移動部材の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B’線に沿った断面図である。 本発明の実施形態における操作部材の構成を示す図であって、(a)は側面図、(b)は底面図である。 本発明の実施形態における係合部材の構成を示す図であって、(a)は(b)のC−C’線における断面図、(b)は底面図、(c)は正面図である。 本発明の実施形態における係合部材を本体へ挿入する前の状態を示す断面図である。 (a)は本発明の実施形態における係合部材と本体の係合を解除した状態を示す断面図、(b)は図10(a)の一部拡大図、(c)は図3の一部拡大図である。
以下、本発明の実施形態に係る留め具について図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る留め具10の構成を示す平面図であって、(a)は本体20と係合部材80が分離された状態を示す図、(b)は本体20と係合部材80が互いに固定された状態を示す図である。図2は、留め具10の構成を示す側面図であって、(a)は図1(a)に対応し、(b)は図1(b)に対応する。図3は、係合部材80が本体20に固定された状態を示す断面図であって、図1(b)のA−A’線に沿った断面図である。各図には、基準座標が記載されており、Z1−Z2方向は、X1−X2方向とY1−Y2方向を含むX−Y面に垂直である。以下の説明においては、Z1−Z2方向を上下方向又は厚み方向と称し、X1−X2方向を左右方向又は長手方向と称し、Y1−Y2を幅方向又は前後方向と称し、上側(Z1側)から下側(Z2側)を見た状態を平面視ということがある。
図1〜図3に示すように、留め具10は、本体20と係合部材80とからなり、本体20は、筐体30、移動部材40、付勢部材としての圧縮ばね50、操作部材60、及び、裏板70を備える。留め具10を例えばセカンドバッグに適用する場合、係合部材80は折り返し蓋に取り付けられ、本体20は表片の表面に設けられ、係合部材80は本体20に対して解除可能に係合される。筐体30、移動部材40、操作部材60、裏板70、及び、係合部材80は金属材料、例えばアルミニウムによって構成される。
図4は、本体20の筐体30の構成を示す図であって、(a)は断面図、(b)は底面図である。図5は、裏板70の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。図4は図3に対応する断面図である。
図4(a)、(b)に示すように、筐体30は、中空の略直方体状をなしており、上壁30aには、内部空間30sまで貫通する、係合穴31と2つの第1操作穴32、33が設けられている。係合穴31は幅方向(Y1−Y2方向)に沿って延び、第1操作穴32、33は長手方向(X1−X2方向)に沿って延びるように設けられている。また、筐体30のX2側の内面37には、X2方向に凹んだ座穴37aが設けられている。
筐体30の下部には内部空間30sに通ずる開口34が設けられている。この開口34は前後左右4つの側壁で囲まれ、これらの側壁のうち、幅方向(図4(b)の上下方向)で互いに対向する側壁30b、30cには、長手方向(図4(b)の左右方向)に沿って並ぶ1組のねじ穴35、36がそれぞれ設けられている。
上記開口34は裏板70を取り付けることによって閉じられる。図5(a)、(b)に示すように、裏板70は、平面視矩形状の板材であって、筐体30の2組のねじ穴35、36のそれぞれに対応する位置に、厚み方向に貫通する4つの貫通孔71、72、73、74が設けられている。裏板70の下面側から、前記貫通孔71、72、73、74にねじをそれぞれ挿通させ、筐体30の2組のねじ穴35、36のそれぞれに螺合することにより、裏板70が筐体30に固定されて筐体30の内部空間30sの下部が閉じられる。
図6は、移動部材40の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B’線に沿った断面図である。
図6(b)に示すように、移動部材40の左右方向の略中央部には段部41が設けられ、この段部41によって、その左側(X1側)の肉薄部42と、肉薄部42よりも厚みがある肉厚部43とに分けられる。この段部41には、移動部材40の幅方向(Y1−Y2方向)の略中央において、左方向(X1方向)に突出する第1係合部41aが設けられている。
移動部材40の肉薄部42の平面視略中央には下方に凹んだ凹部42aが設けられ、この凹部42aに第1磁石44が収容されている。この第1磁石44は、X1側にN極が配置され、X2側にS極が配置されている。
移動部材40は、幅方向に並んだ2つの第2操作穴45、46を有する。この第2操作穴45、46は平面視円形であり、内部において径方向に段差を有して形成され、移動部材40を上下方向に貫通している。第2操作穴45、46は、移動部材40を内部空間30s内に収容させたときに、Y1−Y2方向において第1操作穴32、33にそれぞれ対応する位置に設けられている。
図6(b)に示すように、移動部材40のX2側の側面47にはX1側へ凹んだ座穴47aが設けられている。図3に示すように、筐体30の内部空間30s内に移動部材40を配置したとき、移動部材40の座穴47a内には、付勢部材としての圧縮ばね50の一端が配置され、圧縮ばね50の他端は筐体30の内面37に設けた座穴37a内に配置される。これにより、移動部材40は、圧縮ばね50の弾性力によってX1方向(付勢方向)へ付勢され、この弾性力にしたがって内部空間30s内においてX1方向へ移動する。この移動の際、第2操作穴45、46はそれぞれ、第1操作穴32、33によって案内されつつ移動する。
図7は、操作部材60の構成を示す図であって、(a)は側面図、(b)は底面図である。図7(a)、(b)に示すように、操作部材60は、つまみ部61と、つまみ部61の底面から下方に延びる2つの脚部62、63とを備える。脚部62、63は、Y1−Y2方向において、移動部材40の第2操作穴45、46と同じピッチで設けられており、また、第2操作穴45、46の内面形状に対応する外形とされている。脚部62、63の下部には、下側から上側へあけられたねじ穴62a、63aがそれぞれ設けられている。
操作部材60の2つの脚部62、63は、筐体30の第1操作穴32、33にそれぞれ挿入され、さらに、筐体30内にあらかじめ収容された移動部材40の第2操作穴45、46にそれぞれ挿入される。この状態で、第2操作穴45、46の下側の開口(第2操作穴45については図6(b)に示す開口45a)からねじをそれぞれ挿入し、ねじ穴62a、63aにそれぞれ螺合することにより、筐体30を介して移動部材40と操作部材60が互いに固定される。このとき、操作部材60は、脚部62、63が長穴状の第1操作穴32、33にそれぞれ案内された状態で、移動部材40とともにX1−X2方向に移動可能となる。
図8は、係合部材80の構成を示す図であって、(a)は断面図、(b)は底面図、(c)は正面図である。図8(a)は図8(b)のC−C’線における断面図である。
係合部材80は、X1−X2方向に延びる基部81を備える。基部81の後端部側(X1側)には、基部81とともに、後方に開いたコの字形状をなす結合片82が設けられている。留め具10をセカンドバッグに適用する場合、基部81と結合片82との間に折り返し蓋が挿入され、結合片82を厚み方向(Z1−Z2方向)に貫通するように設けられた孔82a、82b(図8(b))から挿入された留めピンを差し込むことによって、係合部材80が折り返し蓋に固定される。
基部81の先端側(X2側)には、下方(Z2側)へ延びる腕部83が設けられている。この腕部83は、上下方向(Z1−Z2方向、挿入方向)に沿って筐体30の係合穴31内へ挿入される。
腕部83の下端には第2磁石84が収容されている。この第2磁石84は、下側(Z2)側にN極が配置され、上側(Z1側)にS極が配置されている。第2磁石84は、上記第1磁石44と同一の磁石であって、磁極の配置方向が第1磁石44とにおける磁極の配置方向と直交するように配置されている。
腕部83の先端側(X2側)の側面において、下端には前方(X2側)へ突出する第2係合部85が設けられ、その上には後方へ凹んだ係合凹部86が形成されている。
図3、図9、及び、図10を参照しつつ、本体20と係合部材80の着脱過程について説明する。図9は、係合部材80を本体20へ挿入する前の状態を示す断面図、図10(a)は係合部材80と本体20の係合を解除した状態を示す断面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)は図3の一部拡大図である。図10(b)、(c)は、第1磁石44と第2磁石84の関係を示す図である。図10は移動部材40が第1の位置にある状態を示し、図3は移動部材40が第2の位置にある状態を示している。
係合部材80を筐体30の係合穴31に挿入する際には、図9に示すように、圧縮ばね50の弾性力に抗して操作部材60をX2方向に移動ささせる。これにより、係合部材80をZ2方向に移動させて係合穴31内に腕部83を挿入するときに、係合部材80の第2係合部85と移動部材40の第1係合部41aが干渉しあうことを防ぐことができる。
係合穴31内に腕部83を挿入し終えたところで、係合部材80を保持しつつ、操作部材60にかけていたX2方向の力を解除すると、圧縮ばね50はその弾性力によって、X1方向に伸張する。これによって、移動部材40は、X1方向へ、すなわち係合穴31内に挿入された腕部83の方向へ移動する。そして、図3に示すように、移動部材40の第1係合部41aが係合部材80の係合凹部86内へ入り込ると、第2係合部85の上下方向への変位を規制するように、第2係合部85と第1係合部41aとが互いに係合する。このとき、図10(c)に示すように、第1磁石44の右側に位置するS極と、第2磁石84の下側に位置するN極とが互いに対向し、それぞれの磁力によって互いに吸引し合った状態となる。したがって、第1磁石44と第2磁石84との間の磁気吸引と、第1係合部41aと第2係合部85との係合と、によって係合部材80と20との固定状態が確実に維持される。
これに対して、本体20から係合部材80を取り外す場合は、図10(a)に示すように、圧縮ばね50の弾性力に抗して操作部材60をX2方向に移動させる。これにより、係合部材80の第2係合部85と移動部材40の第1係合部41aとの係合が解除される。さらに、図10(b)に示すように、第1磁石44の左側に位置するN極と、第2磁石84の下側に位置するN極とが互いに対向するため、それぞれの磁力によって互いに反発し合う状態となる。よって、係合部材80は、第1係合部41aによる移動の規制がなくなり、かつ、第1磁石44と第2磁石84との間の磁気反発が生じた状態となる。したがって、操作部材60を移動させるだけの簡単な操作によって固定状態を解除でき、本体20から容易に取り外すことが可能となる。
以下に変形例について説明する。
上記実施形態においては、第1係合部41aと第2係合部85の係合によって、本体20と係合部材80とを互いに係合させていたが、第1係合部と第2係合部の構成はこれらに限定されない。
第1磁石44と第2磁石84における磁極の配置は、N極とS極がそれぞれ逆であってもよい。また、第1磁石44において上下方向に複数の磁極を並べるとともに、第2磁石84において左右方向に複数の磁極を並べてもよい。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
以上のように、本発明に係る留め具は、本体と係合部材との固定状態を確実に維持することができ、かつ、簡易な操作で固定状態を解除することができる点で有用である。
10 留め具
20 本体
30 筐体
30b、30c 側壁
30s 内部空間
31 係合穴
32、33 第1操作穴
34 開口
37a 座穴
40 移動部材
41 段部
41a 第1係合部
42 肉薄部
42a 凹部
43 肉厚部
44 第1磁石
45、46 第2操作穴
47a 座穴
50 圧縮ばね(付勢部材)
60 操作部材
61 つまみ部
62、63 脚部
70 裏板
71、72、73、74 貫通孔
80 係合部材
81 基部
82 結合片
83 腕部
84 第2磁石
85 第2係合部
86 係合凹部

Claims (4)

  1. 本体と、前記本体内に挿入されて前記本体に解除可能に係合される係合部材とからなる留め具であって、
    前記本体は、
    内部空間を有する筐体と、
    前記内部空間において、前記係合部材の挿入方向と交差する移動方向に移動可能な移動部材と、
    前記移動部材を前記移動方向に沿って係合部材側へ付勢する付勢部材とを備え、
    前記移動部材は、前記付勢部材による付勢方向に沿って突出する第1係合部を備え、
    前記係合部材は、前記本体内に挿入されたときに前記第1係合部に対応する位置に設けられた第2係合部を備え、
    前記第1係合部と前記第2係合部が互いに係合することによって、前記内部空間内に挿入された前記係合部材が前記本体に係合され、
    前記移動部材は第1磁石を備え、
    前記係合部材は第2磁石を備え、
    前記第1磁石と前記第2磁石の一方は、前記移動方向に沿って、互いに異なる極性の複数の磁極が配置され、
    前記第1磁石と前記第2磁石の他方は、前記挿入方向に沿って、互いに異なる極性の複数の磁極が配置され、
    前記移動部材は、前記移動方向に沿った移動によって、前記係合部材に対して、少なくとも第1の位置と第2の位置をとり、
    前記第1の位置では、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が解除され、かつ、前記第1磁石と前記第2磁石は同じ極性の磁極が互いに対向し、
    前記第2の位置では、前記第1係合部と前記第2係合部とが互いに係合され、かつ、前記第1磁石と前記第2磁石は異なる極性の磁極が互いに対向することによって、前記係合部材が前記本体に固定されることを特徴とする留め具。
  2. 前記係合部材は前記挿入方向に沿って延びる腕部を備え、
    前記第2係合部は、前記腕部において、前記挿入方向に交差する方向に沿って突出して設けられ、
    前記係合部材は、前記腕部が前記内部空間に挿入され、前記第1係合部と前記第2係合部とが解除可能に係合される請求項1に記載の留め具。
  3. 前記第2磁石は、前記腕部において、前記挿入方向で最も前記内部空間に近い側に配置され、
    前記第1磁石は、前記挿入方向において、前記第2磁石の少なくとも一部に対向するように配置される請求項2に記載の留め具。
  4. 前記第1磁石と前記第2磁石は、N極とS極の2つの磁極を有する同一の磁石であって、
    前記第1磁石は、前記移動方向に沿ってN極とS極とが配置され、
    前記第2磁石は、前記挿入方向に沿ってN極とS極とが配置される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の留め具。
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