JP7343434B2 - 背のう - Google Patents
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Description
係合孔部及び開口部は、2つの第1マグネットの間隔に対応する間隔で2つずつ設けられ、第2マグネットは、所定方向において、係合孔部を挟んで3つ配置されていることが好ましい。
操作部材は、開口部及び第2マグネットを備え、雄部の突起体を、係合孔部に挿入したときに、第1マグネットと第2マグネットの間の磁気的な吸引によって、雄部と雌部が互いに固定された状態となり、雄部と雌部が互いに固定された状態から、操作部材を、所定方向に沿ってスライドさせることによって、第1マグネットに対する第2マグネットの位置をずらすことで、雌部と雄部の固定状態を解除し、第1部材の係合部と位置決め部材の被係合部との係合により、第1部材は、引張帯が延びる方向に沿った相対移動が可能な状態で位置決め部材に取り付けられ、位置決め部材は、被係合部において、引張帯が延びる方向において複数設けられた位置決め凹部を備え、第1部材の係合部が位置決め凹部に係合することにより、第1部材の相対移動が規制されることが好ましい。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るランドセル11の全体斜視図である。図2は、図1に示すランドセル11を使用者20が背負った状態を示す側面図である。図3は、図1に示すランドセル11の蓋板16を開けた状態を示す斜視図である。図4は、図3のA部分の拡大図であり、背負いベルト17a、17bの図示を省略している。以下の説明において、ランドセル11の背当て部13側(図2のF側(左側))を前方、蓋板16側(図2のR側(右側))を後方、図2における左右を左右方向、とそれぞれ称する。
図5は、一対の調整部材30a、30b、左右一対の連結環33a、33b、及び、尾錠24(図1、図11(a)参照)の雄部40が配置された、固定板31の平面図、図6は、固定板31の裏面カバー31dを外し、ばね36の配置を示した底面図、図7は、図5のVII-VII’線に沿った断面図である。
また、上述の第1実施形態の背負いベルトの取付構造は、ランドセル以外のリュックサックその他の背負い鞄にも適用可能である。
ランドセル11は、引張帯18を、背のう部本体14の下部の底面15に対して固定した状態と、背のう部本体14の下部の底面15から離間可能な状態とに択一的に選択可能とする尾錠24を備える。図9は、尾錠24の雄部40と雌部50の構成を示す斜視図である。図10は、雄部40と、分解した雌部50の構成を示す斜視図である。図11(a)は雄部40と雌部50を係合させる前の状態を示し、(b)は雄部40と雌部50を係合させた固定状態を示し、(c)は雄部40と雌部50の係合を解除するために操作部材80をスライドさせた後の状態を示し、(d)は雄部40と雌部50の係合が解除された後の状態を示す断面図である。図12(a)は雄部40と雌部50を係合させる前の状態を示し、(b)は雄部40上に雌部50を載置した状態を示し、(c)は(b)の状態から雄部40へ雌部50を押し入れて雌部50と雄部40を係合させた固定状態を示し、(d)は雄部40と雌部50の係合を解除するために操作部材80をスライドさせた後の状態を示し、(e)は雄部40と雌部50の係合が解除された後の状態を示す断面図である。図11(a)~(d)は図9のXI-XI’線に沿った位置における断面図であり、図12(a)~(e)は図9のXII-XII’線に沿った位置における断面である。
図9と図10に示すように、雌部50は、上下方向(Z1-Z2方向)に沿って延びる略長板状をなす、外板60、保持板70、操作部材80、及び、裏板90とを備える。操作部材80は、上下方向に沿ってスライド可能な状態で、保持板70の凹部71と裏板90で挟まれた空間に保持される。外板60は、保持板70の外側(Y2側)において、保持板70に対向するように配置され、保持板70を保護する。保持板70と裏板90は、図10に一部を示すビス100によって互いに固定される。雌部50は、3つの雌部側磁石84、85、86(第2マグネット)を除いて、非磁性で、蓋板16の開閉操作などに対する耐久性を有する材料、例えば真鍮(黄銅)、チタン、ステンレス鋼、合成樹脂で構成される。
図9又は図10に示すように、雄部40は、第1マグネットとしての2つの固定用磁石43a、43b、及び、第3マグネットとしての2つの解除用磁石44a、44bを除いて、雌部50と同様の材料、すなわち、非磁性で、バの開閉操作などに対する耐久性を有する材料、例えば真鍮(黄銅)、チタン、ステンレス鋼、合成樹脂で構成される。
なお、一対の爪部45a、45b及びばね46a、46bは、図2から図10では省略している。
以下、図11と図12を参照して、雌部50と雄部40の係合、固定、及び、解除の工程について説明する。
(1)まず、蓋板16を閉じ、図11(a)と図12(a)に示すように、厚み方向又は前後方向(Y1-Y2方向)において、雌部50と雄部40を互いに対向させる。
図13は、第2実施形態に係るランドセル101の全体斜視図である。図14(a)、(b)は、一対の調整部材30a、30b、一対の連結環33a、33b、及び、尾錠110が配置された、固定板102の平面図であって、(a)は尾錠110の雌部120及び雄部130が位置決め部材140に対して位置決めされていない状態を示し、(b)は雌部120及び雄部130が位置決め部材140に対して位置決めされた状態を示している。図15(a)は図14(a)のXVA-XVA’線に沿った断面図、(b)は図14(b)のXVB-XVB’線に沿った断面図である。図16は、尾錠110を構成する、雌部120、雄部130、及び、位置決め部材140を分解して示す斜視図である。
なお、第2部材として雄部を設け、第1部材として雌部を設けることも可能である。
第1実施形態では、雌部50が、外板60、保持板70、操作部材80、及び、裏板90で構成されていたが、第2実施形態の雌部120も同様の構成を有する。第1実施形態の雌部50においては、雄部40の突起体42が挿入される位置として、上下方向(Z1-Z2方向)において、2つの係合孔部72、73、及び、これらに対応する2つの開口部82、83に共通して2カ所が設定されていたが、第2実施形態の雌部120では1カ所のみとなっている(図16参照)。すなわち、第1実施形態と同様に、保持板(不図示)に係合孔部が設けられ、この係合孔部に対応するように、操作部材124に孔部121が形成されており、孔部121は上下方向の中央に配置されている。
図16に示すように、雄部130は、第1マグネットとしての2つの固定用磁石133a、133b、及び、第3マグネットとしての2つの解除用磁石134a、134bを備え、雌部120と同様の材料で構成される。
まず、蓋板16を閉じ、雌部120と雄部130を互いに対向させる。
次に、雌部120を雄部130に押し当てることにより、雄部130の突起体132を、雌部120の孔部121に挿入する。このとき、雌部120の雌部側磁石122、123と、雄部130の固定用磁石133a、133bとがそれぞれ対向し、逆向きの極性同士の吸引力が働くことにより、雌部120と雄部130が磁力によって確実に吸着される。
図16に示すように、位置決め部材140は、平面視矩形状をなしており、雌部120と雄部130と同様の材料で構成される。位置決め部材140の幅方向(X1-X2方向)の両端部には、奥行き方向(Z1-Z2方向)に沿って延びるとともに、本体部141から外側(Y2側)へ突出するように、一対の側壁部142、143がそれぞれ設けられている。
なお、互いに対向する位置決め凹部142c、143cにおけるこのような作用は、第1の係合部136が、別の位置決め凹部142b、142dに至り、第2の係合部137が別の位置決め凹部143b、143dに至った場合も同様である。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
13 背当て部
14 背のう部本体
15 底面
16 蓋板
17a、17b 背負いベルト
17d 下端部
17u 上端部
18 引張帯
20 使用者
21 背中
22 胸
24 尾錠
30a、30b 調整部材
31 固定板
31a、31b 内部空間
31d 裏面カバー
31f、31r 側面
32a、32b 案内孔(案内経路)
33a、33b 連結環
34a、34b 軸部
35a、35b 止め板
36 ばね(弾性体)
36a 連結溝
37a、37b ばね(弾性体)
38a、38b 支持部
40 雄部
41 凹部
42 突起体
42a 先端面
43a、43b 固定用磁石
44a、44b 解除用磁石
45a、45b 爪部
46a、46b ばね
50 雌部
60 外板
70 保持板
71 凹部
71a、71b 内面
72、73 係合孔部
74 表面
80 操作部材
81 本体部
82、83 開口部
82a、82b、83a、83b 突起部
84、85、86 雌部側磁石
87 舌部
88 先端面
89 下側の端面
90 裏板
91 開口部
100 ビス
101 ランドセル(背のう)
102 固定板
110 尾錠
120 雌部(第2部材)
121 孔部
122、123 雌部側磁石
124 操作部材
124a 舌部
125a、125b 突起部
130 雄部(第1部材)
131 凹部
132 突起体
133a、133b 固定用磁石
134a、134b 解除用磁石
135a、135b 側壁部
136 第1の係合部
136a 本体部
136b 薄板部
136c 押さえ部
136d 端部
137 第2の係合部
137a 本体部
137b 薄板部
137c 押さえ部
137d 端部
138a、138b 圧縮ばね
140 位置決め部材
141 本体部
142 第1の側壁部
142a 案内孔部
142b、142c、142d 位置決め凹部
143 第2の側壁部
143a 案内孔部
143b、143c、143d 位置決め凹部
C1 一対の連結環を結ぶ方向
C2、C3 案内孔が延びる方向(所定方向)
Claims (2)
- 前側に、使用者の背中に接して支持される背当て部を備えた背のう部本体と、
使用者の左右の肩部に前記背のう部本体を背負わせるべく掛け回され、前記背当て部の上部にその上端部が支持され、前記背のう部本体の下部にその下端部側が支持される左右一対の背負いベルトと、
前記一対の背負いベルトの下端部を、前記背のう部本体の下部にそれぞれ接合させる左右一対の連結環と、
前記背のう部本体の下部に設けられた、1本の引っ張りばねとを備え、
前記左右一対の連結環からは軸部がそれぞれ延びており、前記軸部は、連結溝を介して互いに接続された2つの内部空間にそれぞれ挿入されており、
前記引っ張りばねは、前記連結溝内に配置されており、その両端に前記左右一対の連結環の軸部がそれぞれ固定され、
前記引っ張りばねは、前記左右一対の連結環を、互いに近づき、かつ、後側へ向かう方向へ変位させる付勢力を有することを特徴とする背のう。 - 前記左右一対の連結環は、所定方向に沿って延びるように設けられた一対の案内孔に沿ってそれぞれ変位し、
前記左右一対の連結環を結ぶ方向と、前記所定方向とがなす角度は120度~150度の範囲に設定されている請求項1に記載の背のう。
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