JP2018164045A - 基板収容ケースおよび電子装置 - Google Patents

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昌弘 小谷
健二 松島
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健二 松島
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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑えつつ基板を筐体に固定することができる基板収容ケースおよび電子装置を提供する。【解決手段】実施形態の一態様に係る基板収容ケースにおいては、筐体と、突起部とを備える。筐体は、開口を有し、開口から挿入される基板を収容可能に構成される。突起部は、筐体の内壁に基板の挿入方向に沿って形成されるとともに、基板の挿入時に基板によって部分的に削られるように位置され、削られた部位で基板を押圧して固定する。【選択図】図5C

Description

本発明は、基板収容ケースおよび電子装置に関する。
従来、電子部品が実装される基板と、かかる基板を収容する基板収容ケースとを備えた電子装置が知られている(例えば特許文献1参照)。従来技術に係る基板収容ケースにあっては、基板が筐体内に収容されるとともに、基板を例えばはんだ付けやネジ止めによって筐体に固定するように構成される。
特開2012−220849号公報
しかしながら、従来技術のように、基板をはんだ付けやネジ止めによって筐体に固定すると、はんだやネジの分だけ部品点数の増加を招くおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、部品点数の増加を抑えつつ基板を筐体に固定することができる基板収容ケースおよび電子装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、基板収容ケースにおいて、筐体と、突起部とを備える。筐体は、開口を有し、前記開口から挿入される基板を収容可能に構成される。突起部は、前記筐体の内壁に前記基板の挿入方向に沿って形成されるとともに、前記基板の挿入時に前記基板によって部分的に削られるように位置され、削られた部位で前記基板を押圧して固定する。
本発明によれば、部品点数の増加を抑えつつ基板を筐体に固定することができる。
図1は、実施形態に係る電子装置の構成例を示す分解斜視図である。 図2は、電子装置の斜視図である。 図3は、電子装置の平面図である。 図4は、図3のA−A線断面図である。 図5Aは、基板の案内および固定を説明するための説明図である。 図5Bは、基板の案内および固定を説明するための説明図である。 図5Cは、基板の案内および固定を説明するための説明図である。 図6は、図3のB−B線断面図である。 図7は、第1変形例に係る電子装置の平面図である。 図8は、第2変形例に係る電子装置の平面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する基板収容ケースおよび電子装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る電子装置の構成例を示す分解斜視図である。なお、図1においては、説明の便宜のために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向で規定される3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後述の説明に用いる他の図面でも示す場合がある。また、図1および後述する図2以降の図は、いずれも模式図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電子装置1は、基板10と、基板収容ケース20(以下「ケース20」と記載する場合がある)と、蓋部70とを備える。
基板10は、例えば主面11に電子部品12が実装された電子回路基板である。基板10は、平板状であり、また例えば長辺部10aと短辺部10bとを含む平面視矩形状に形成される。なお、基板10の形状は、上記に限定されるものではなく、例えば平面視正方形状や円形状などその他の形状であってもよい。
基板10には、例えばスルーホールなどの接続孔13が形成され、後述する接続端子50と電気的に接続可能とされる。また、基板10において四隅の角部の1箇所には、切欠き部14が形成される。かかる切欠き部14により、基板10がケース20に対して誤挿入されることを防止することができるが、これについては後述する。
ケース20は、例えば樹脂製とされ、筐体21と、取付部25と、コネクタ部26とを備える。
筐体21は、例えば略直方体状に形成される。また、筐体21は、中空状に形成され、Z軸正方向側の端部には開口22が形成される。筐体21は、かかる開口22から挿入される基板10を収容可能となるように構成される。なお、図1に示す筐体21の形状は例示であって限定されるものではなく、例えば円筒状などその他の形状であってもよい。
筐体21の内部には、基板10を固定する突起部30と、基板10を支持する支持部40と、基板10を位置決めする位置決め部41,42とが一体的に形成される。なお、突起部30、支持部40および位置決め部41,42の詳しい構成については、図3以降を参照して後述する。筐体21の内部の底面23には、接続端子50がZ軸正方向に向けて突設される。
取付部25は、筐体21からZ軸負方向に向けて延びるように形成される。かかる取付部25は、例えば図示しない自動車などの車両の適宜位置に取り付けられ、これにより、電子装置1が車両に固定される。なお、上記では、電子装置1が車両に搭載されるようにしたが、これに限定されるものではない。
コネクタ部26は、筐体21からX軸正方向に向けて延びるように形成されるとともに、例えば筒状に形成される。また、コネクタ部26の内部には、外部機器に接続可能な外部側接続端子(図示せず)が設けられる。かかる外部側接続端子は、例えば上記した接続端子50と接続されてもよい。
なお、基板10がケース20に収容される際、接続端子50と接続孔13とは、例えばはんだ付けされてもよい。そして、基板10に実装された電子部品12等は、接続端子50、コネクタ部26の外部機器用接続端子を介して外部機器に電気的に接続されてもよい。
蓋部70は、例えば樹脂製とされるとともに、平板状に形成される。そして、蓋部70は、基板10が収容された筐体21の開口22を覆うようにしてケース20に取り付けられ、これによって電子装置1が完成する。
図2は、蓋部70がケース20に取り付けられた状態を示す電子装置1の斜視図である。図2に示すように、筐体21の開口22(図1参照)が蓋部70によって覆われて封止されることから、例えば筐体21内に粉塵、水などが侵入することを防止することができる。
次に、筐体21に形成される突起部30、支持部40および位置決め部41,42等について図3以降を参照して詳しく説明する。図3は、電子装置1の平面図である。なお、図3は、理解の便宜のため、蓋部70が取り外された状態を示している。
図3に示すように、突起部30は、上記したように、筐体21内において基板10を固定する。具体的に説明すると、突起部30は、複数個(例えば4個)あり、筐体21の内壁24に形成される。また、突起部30は、筐体21の内部空間を囲む4つの内壁24のうち、対向する面に2個ずつ形成されるとともに、平面視において左右対称となるように形成される。
図4は、図3のA−A線断面図である。突起部30は、筐体21の底面23から内壁24の高さ方向(ここではZ軸方向)に沿って形成される。なお、Z軸方向は、後述するように、基板10の筐体21への挿入方向に相当することから、突起部30は、筐体21の内壁24に基板10の挿入方向に沿って形成されるともいえる。
突起部30は、基板10の筐体21への挿入時に基板10によって部分的に削られ、そして削られた部位30aで基板10を押圧して固定するが、これについては図5A〜図5Cを参照して後述する。
また、突起部30は、案内部30bを備える。案内部30bは、突起部30において筐体21の開口22側の端部、言い換えると、Z軸正方向側の上端部に形成される。案内部30bは、基板10の挿入方向たるZ軸方向に対して傾斜するように形成され、筐体21に挿入されるときの基板10を案内する。
上記した基板10の案内および固定について、図5A〜図5Cを参照して説明する。図5A〜図5Cは、基板10の案内および固定を説明するための説明図である。なお、図5A〜図5Cは、図4と対応する断面図であり、図示を簡略化している。
図5Aに示すように、基板10がケース20の筐体21に収容される場合、基板10は先ず、筐体21の開口22側の上方に位置された後、矢印D1で示すようにZ軸負方向へ移動させられて筐体21に挿入される。
なお、基板10は、長辺部10aがX軸方向に沿って延在する一方、短辺部10bがY軸方向に沿って延在するような向きでケース20に収容されるものとする。従って、基板10は、基板10の厚さ方向(Z軸方向)に沿って筐体21に挿入される。
このとき、例えば基板10が、所期の位置よりもY軸正方向にずれていた場合、基板10の長辺部10aが、対向する突起部30のうちの一方(ここではY軸正方向側の突起部30)の案内部30bに当接される。
案内部30bは、上記したように傾斜していることから、基板10は、矢印D2で示すように、案内部30bとの当接によって傾斜面に倣いつつ所期の位置へと戻されることとなる。このように、本実施形態にあっては、突起部30に案内部30bが形成されることから、基板10を所期の位置へと戻すことができる。
その後、基板10が、Z軸負方向へ移動させられると、図5Bに示すように、基板10の長辺部10aが、対向する突起部30の両方に当接される。そして、基板10は、矢印D3で示すように、さらにZ軸負方向へ移動させられる、換言すると、圧入される。
従って、図5Cに示すように、基板10は、突起部30を部分的に削りながら、移動させられることとなる。詳しくは、基板10は、筐体21の内壁24側を基端としてY軸方向へ突設される突起部30の先端部分を削りながら移動させられる(矢印D4参照)。
このように、突起部30は、基板10の挿入時に基板10によって部分的に削られるように位置されている。なお、図5Cにおいては、基板10によって削られる前の突起部30の形状を破線30cで示している。また、図5C等においては、理解し易くするため、突起部30の削られる部分の大きさを誇張して示している。
そして、基板10は、後述する支持部40の支持面40a(図3参照)に当接されることで、それ以上の移動が規制される。ここで、基板10は、上記したように圧入されながら筐体21に挿入されているため、図5Cに示す状態では、突起部30の削られた部位30aから基板10に対して押圧力が作用している。従って、基板10は、突起部30の削られた部位30aで押圧されて固定される。
このように、本実施形態に係る突起部30は、基板10の挿入時に基板10によって部分的に削られるように位置され、削られた部位30aで基板10を押圧して固定する。換言すれば、突起部30は、圧入された基板10を固定する圧入リブとして機能する。
本実施形態において、突起部30は筐体21に形成されるため、ケース20にあっては、部品点数の増加を抑えつつ基板10を筐体21に固定することができる。
また、本実施形態に係るケース20にあっては、突起部30が筐体21に一体的に形成される構成であるため、例えば基板固定用のネジを用いることができないような比較的小さな基板10であっても、突起部30を用いて筐体21に確実に固定することができる。
図3に戻って突起部30の説明を続ける。図3に示すように、突起部30は、筐体21の内壁24のうち、基板10の長辺部10aを押圧する位置に形成される。これにより、例えば電子装置1が車両に搭載された場合に、基板10に対する振動の影響を抑制することができる。
すなわち、例えば突起部30が、基板10の短辺部10bを押圧する位置に形成されると、基板10を固定する突起部30の間隔が長辺部10aの長さに相当して比較的長くなる。そのため、基板10は、外部から振動が伝達されると、Z軸方向に大きく揺れ易い。
そこで、本実施形態にあっては、突起部30が、基板10の長辺部10aを押圧する位置に形成されるようにし、基板10を固定する突起部30の間隔が短辺部10bの長さに相当して比較的短くなるようにした。これにより、基板10は、外部から振動が伝達された場合であっても、Z軸方向に揺れにくく、結果として基板10に対する振動の影響を抑制することができる。
また、図3に示すように、突起部30は、基板10の厚さ方向から見た場合、すなわち平面視において、基板10に実装された電子部品12が突起部30同士を結んだ一点鎖線によって囲まれた領域C1内に位置するように形成される。
上記した領域C1は、突起部30による固定により、基板10の主面11の中でも、外部からの振動による揺れが比較的少ない領域である。従って、突起部30が、領域C1内に電子部品12が位置するように形成されることで、電子部品12に対する振動の影響を抑制することができる。
また、上記した領域C1に実装される電子部品12は、加速度センサを含むようにしてもよい。詳しくは、例えば電子装置1が、車両に搭載されるエアバッグ用サテライトセンサに適用される場合、基板10には衝突時に車両に作用する加速度を検出する加速度センサが実装される。
かかる加速度センサが、外部の振動の影響を受けにくい領域C1内に実装されるようにすることで、衝突時に作用する加速度が加速度センサに正確に伝達され、よって加速度センサにおける検出精度を向上させることができる。
続いて、支持部40および位置決め部41,42について説明する。図3に示すように、支持部40は、複数個(例えば4個)あり、筐体21内において、収容された基板10の四隅の角部に対応する位置に形成される。
なお、支持部40の個数は、上記した4個に限られず、3個以下や5個以上であってもよい。また、支持部40の位置も、基板10の角部に対応する位置に限定されるものではない。
図6は、図3のB−B線断面図である。図6に示すように、支持部40は、筐体21の底面23からZ軸正方向に向けて形成され、上端付近に支持面40aが形成される。支持面40aは、例えばXY平面と平行または略平行となるように形成される。
そして、支持部40は、突起部30(図4参照)によって固定された基板10を支持面40aで支持する。これにより、基板10を、筐体21内において安定して固定することができる。なお、図6にあっては、支持部40や位置決め部41,42を見やすくするため、基板10を想像線で示している。
なお、上記したように、基板10は、ケース20への収容時、筐体21に挿入されて突起部30を削りながらZ軸負方向へ移動させられるが、基板10が支持部40の支持面40aに当接すると、基板10の移動が規制されることとなる。このように、支持部40は、基板10を筐体21に挿入して収容させる際のストッパとしても機能する。
また、支持部40と突起部30とは、所定距離L(図3参照)離間した位置に形成される。これにより、支持部40は基板10を安定して支持することができる。
すなわち、例えば仮に、突起部30と支持部40とが同じ位置や隣接した位置に形成されると、基板10挿入時の突起部30の削りくずが飛散して支持部40の支持面40aに乗ってしまうおそれがある。支持面40aに乗った削りくずは、支持面40aと基板10との間に挟まってしまうため、支持部40が突起部30を安定して支持することができないことがある。
そこで、本実施形態にあっては、上記のように、突起部30は、支持部40から所定距離L離間した位置に形成されることから、飛散した突起部30の削りくずが支持面40aに乗りにくく、よって支持部40は基板10を安定して支持することができる。なお、所定距離Lは、任意の値に設定可能であるが、例えば飛散した突起部30の削りくずが届かないような値に設定されるようにしてもよい。
また、4個の支持部40のうちの1個の支持部40(図3において紙面において左上の支持部40)の支持面40aには、上記した基板10の切欠き部14と対応する凸部44が形成される。これにより、基板10の誤挿入を防止することができる。
すなわち、例えば仮に、基板10の切欠き部14の位置と凸部44の位置とが一致しない向きで、基板10が筐体21に挿入されると、凸部44が基板10に当たるため、基板10を支持部40の支持面40aまで挿入することができない。
これに対し、基板10の切欠き部14の位置と凸部44の位置とが一致する向きで基板10が筐体21に挿入されると、凸部44は基板10に当たらず、基板10を支持面40aまで挿入することができる。このように、本実施形態にあっては、切欠き部14と凸部44とを備えることで、基板10を誤った向きで挿入してしまうことを防止することができる。
位置決め部41,42は、4個の支持部40にそれぞれ形成される。詳しくは、位置決め部41,42は、支持部40の支持面40aから内壁24の高さ方向(ここではZ軸方向)に沿って形成される。
また、図3に示すように、位置決め部41は、筐体21の内壁24のうち、基板10の長辺部10aと当接するあるいは僅かに隙間を空けるような位置に形成される。これにより、位置決め部41は、挿入時における基板10のY軸方向の移動を規制しつつ位置決めすることができる。
一方、位置決め部42は、筐体21の内壁24のうち、基板10の短辺部10bと当接するあるいは僅かに隙間を空けるような位置に形成される。これにより、位置決め部42は、挿入時における基板10のX軸方向の移動を規制しつつ位置決めすることができる。
また、図4に示すように、位置決め部41,42は、それぞれ案内部41a,42aを備える。案内部41a,42aは、位置決め部41,42において筐体21の開口22側の端部(すなわち、Z軸正方向側の上端部)に形成される。
案内部41a,42aは、基板10の挿入方向に対して傾斜するように形成され、筐体21に挿入されるときの基板10を案内する。なお、案内部41a,42aによる基板10の案内については、突起部30の案内部30bと同様であるため、説明を省略する。
また、図4から分かるように、位置決め部41,42の案内部41a,42aは、突起部30の案内部30bよりも側面視において上方に位置される。従って、挿入時の基板10にあっては、位置決め部41,42でX,Y方向の位置決めがある程度なされてから、突起部30へ移動させることが可能となる。
上述してきたように、実施形態に係る基板収容ケース20は、筐体21と、突起部30とを備える。筐体21は、開口22を有し、開口22から挿入される基板10を収容可能に構成される。突起部30は、筐体21の内壁24に基板10の挿入方向に沿って形成されるとともに、基板10の挿入時に基板10によって部分的に削られるように位置され、削られた部位30aで基板10を押圧して固定する。これにより、部品点数の増加を抑えつつ基板10を筐体に固定することができる。
また、突起部30は、筐体21の内壁24の対向する面にそれぞれ形成される。これにより、本実施形態にあっては、基板10の筐体21への挿入時、基板10を突起部30で挟み込むようにしながら挿入させることができ、よって基板10が傾いてしまうことを抑制することができる。
また、突起部30は、筐体21の内壁24のうち、対向する面に2個ずつ形成されるとともに、平面視において左右対称となるように形成されることから、基板10に対して均等な押圧力を作用させることができ、基板10を安定して固定することができる。
(第1変形例)
次いで、実施形態の変形例について説明する。なお、以下においては、実施形態と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、第1変形例に係る電子装置1の平面図である。なお、図7は、図3と対応する平面図であり、図示を簡略化している。
図7に示すように、第1変形例に係る電子装置1にあっては、突起部130が筐体21に3個形成されるようにした。具体的には、対向する基板10の長辺部10aのうち、一方の長辺部10aを押圧する突起部130が1個、他方の長辺部10aを押圧する突起部130が2個形成されるようにした。
第1変形例にあっては、突起部130を3個とした場合であっても、基板10を筐体21に確実に固定することができる。
また、第1変形例に係る突起部130は、電子部品12が突起部130同士を結んだ一点鎖線によって囲まれた領域C2内に位置するように形成されることから、上記した実施形態と同様、電子部品12に対する振動の影響を抑制することができる。なお、図7に示す3個の突起部130が形成される位置は、あくまでも例示であって限定されるものではない。
(第2変形例)
図8は、第2変形例に係る電子装置1の平面図である。なお、図8は、図3と対応する平面図であり、図示を簡略化している。
図8に示すように、第2変形例に係る電子装置1にあっては、突起部230が筐体21に4個形成されるようにした。具体的には、基板10の長辺部10aおよび短辺部10bを押圧する位置にそれぞれ突起部230が1個ずつ形成されるようにした。
第2変形例にあっては、4個の突起部230を基板10の各辺を押圧する位置に形成した場合であって、基板10を筐体21に確実に固定することができる。
また、第2変形例に係る突起部230は、電子部品12が突起部230同士を結んだ一点鎖線によって囲まれた領域C3内に位置するように形成される。従って、第2変形例にあっても、実施形態および第1変形例と同様、電子部品12に対する振動の影響を抑制することができる。なお、図8に示す4個の突起部230が形成される位置は、あくまでも例示であって限定されるものではない。
なお、上述した実施形態および第1、第2変形例では、突起部30,130,230を4個または3個形成するようにしたが、これに限定されるものではなく、2個以下であっても、5個以上であってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 電子装置
10 基板
20 基板収容ケース
21 筐体
30,130,230 突起部

Claims (9)

  1. 開口を有し、前記開口から挿入される基板を収容可能な筐体と、
    前記筐体の内壁に前記基板の挿入方向に沿って形成されるとともに、前記基板の挿入時に前記基板によって部分的に削られるように位置され、削られた部位で前記基板を押圧して固定する突起部と
    を備えることを特徴とする基板収容ケース。
  2. 前記基板は、
    長辺部と短辺部とを含む矩形状に形成され、
    前記突起部は、
    前記基板の長辺部を押圧する位置に形成されること
    を特徴とする請求項1に記載の基板収容ケース。
  3. 前記突起部は、
    前記筐体の開口側の端部に形成され、前記基板の挿入方向に対して傾斜して前記基板を案内する案内部
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の基板収容ケース。
  4. 前記突起部は、
    前記筐体の内壁の対向する面にそれぞれ形成されること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の基板収容ケース。
  5. 前記基板は、
    前記基板の厚さ方向に沿って前記筐体に挿入され、
    前記突起部は、
    3個以上形成されるとともに、前記基板の厚さ方向から見た場合、前記基板に実装された電子部品が前記突起部同士を結んだ線によって囲まれた領域内に位置するように形成されること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板収容ケース。
  6. 前記電子部品は、
    加速度センサを含むこと
    を特徴とする請求項5に記載の基板収容ケース。
  7. 前記筐体に形成され、前記突起部によって固定された前記基板を支持する支持部
    を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の基板収容ケース。
  8. 前記突起部は、
    前記支持部から所定距離離間した位置に形成されること
    を特徴とする請求項7に記載の基板収容ケース。
  9. 電子部品が実装される基板と、
    開口を有し、前記開口から挿入される前記基板を収容可能な筐体と、前記筐体の内壁に前記基板の挿入方向に沿って形成されるとともに、前記基板の挿入時に前記基板によって部分的に削られるように位置され、削られた部位で前記基板を押圧して固定する突起部とを備える基板収容ケースと
    を備えることを特徴とする電子装置。
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