JP2018195696A - 電子装置および電子装置の組み立て方法 - Google Patents

電子装置および電子装置の組み立て方法 Download PDF

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昌弘 小谷
健二 松島
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健二 松島
照雄 竹中
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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑えつつ電子部品を筐体に固定することができる電子装置および電子装置の組み立て方法を提供すること。【解決手段】実施形態の一態様に係る電子装置は、筐体と、電子部品と、蓋体とを備える。筐体は、開口を有し、底面から開口へ向けて弾性部が立設される。電子部品は、筐体の内部に収納される。蓋体は、開口が閉塞される場合に、筐体の内側面の一部と弾性部との間に圧入され、弾性部を変形させて電子部品を押圧固定する突出部を有する。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、電子装置および電子装置の組み立て方法に関する。
従来、電子部品と、電子部品を収容する収容ケースとを備えた電子装置が知られている(例えば特許文献1参照)。従来技術に係る収容ケースにあっては、電子部品が筐体内に収容されると共に、電子部品を例えば、ネジ止めや、ケース内にモールド樹脂を充填することによって筐体内に固定するように構成される。
特開2007−299786号公報
しかしながら、従来技術のように、電子部品をネジ止めや、ケース内にモールド樹脂を充填することによって筐体に固定するとネジやモールド樹脂の分だけ部品点数の増加を招くおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、部品点数の増加を抑えつつ電子部品を筐体に固定することができる電子装置および電子装置の組み立て方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る電子装置は、筐体と、電子部品と、蓋体とを備える。筐体は、開口を有し、底面から前記開口へ向けて弾性部が立設される。電子部品は、前記筐体の内部に収納される。蓋体は、前記開口が閉塞される場合に、前記筐体の内側面の一部と前記弾性部との間に圧入され、前記弾性部を変形させて前記電子部品を押圧固定する突出部を有する。
実施形態の一態様に係る電子装置および電子装置の組み立て方法は、部品点数の増加を抑えつつ電子部品を筐体に固定することができる。
図1は、実施形態に係る電子装置の構成例を示す分解斜視図である。 図2は、電子装置の斜視図である。 図3は、電子装置の平面図である。 図4は、図3のA−A線による電子装置の分解断面図である。 図5は、図3のA−A線による電子装置の断面図である。 図6は、変形例1に係る電子装置の断面図である。 図7は、変形例2に係る電子装置の断面図である。 図8は、変形例3に係る電子装置の断面図である。 図9は、変形例4に係る電子装置の平面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する電子装置および電子装置の組み立て方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る電子装置1の構成例を示す分解斜視図である。なお、図1においては、説明の便宜のために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向で規定される3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後述の説明に用いる他の図面でも示す場合がある。また、図1および後述する図2以降の図は、いずれも模式図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電子装置1は、電子部品10と、基板収容ケース20(以下「ケース20」と記載する場合がある)と、蓋体70とを備える。
電子部品10は、例えば、プリント基板11の一方の面(ここでは、下面)にIC(Integrated Circuit)チップ12が実装された電子回路基板である。電子部品10は、平板状であり、また例えば長辺部10aと短辺部10bとを含む平面視矩形状に形成される。なお、電子部品10の形状は、上記に限定されるものではなく、例えば平面視正方形状や円形状などその他の形状であってもよい。
電子部品10には、例えばスルーホールなどの接続孔13が形成され、後述する接続端子50と電気的に接続可能とされる。また、電子部品10において四隅の角部の1箇所には、切欠き部14が形成される。かかる切欠き部14により、電子部品10がケース20に対して誤挿入されることを防止することができる。
ケース20は、例えば樹脂によって形成され、筐体21と、取付部25と、コネクタ部26とを備える。
筐体21は、例えば略直方体状に形成される。また、筐体21は、中空状に形成され、Z軸正方向側の端部には開口22が形成される。筐体21は、かかる開口22から挿入される電子部品10を収容可能となるように構成される。なお、図1に示す筐体21の形状は例示であって限定されるものではなく、例えば円筒状などその他の形状であってもよい。
筐体21の内部には、電子部品10を固定する突起部30と、電子部品10を支持する支持部40と、電子部品10を位置決めする位置決め部41,42とが一体的に形成される。筐体21の内部の底面23には、接続端子50がZ軸正方向に向けて突設される。
さらに、筐体21の内部には、蓋体70によって開口22が閉塞される場合に、電子部品10を押圧固定する弾性部61が一体的に形成される。弾性部61は、筐体21と同じ樹脂によって形成される。弾性部61は、矩形平板状に形成され、筐体21の底面23から開口22へ向けて立設される。
図1に示す例では、弾性部61は、Z軸正方向に向けて延びるように形成される。かかる弾性部61は、筐体21の内壁24を構成する四面の内側面のうち、コネクタ部26が設けられる側の内側面と対向する内側面に沿って立設される。
取付部25は、筐体21からZ軸負方向に向けて延びるように形成される。かかる取付部25は、例えば図示しない自動車などの車両の適宜位置に取り付けられ、これにより、電子装置1が車両に固定される。なお、上記では、電子装置1が車両に搭載されるようにしたが、これに限定されるものではない。
コネクタ部26は、筐体21からX軸正方向に向けて延びるように形成されると共に、例えば筒状に形成される。また、コネクタ部26の内部には、外部機器に接続可能な外部側接続端子(図示せず)が設けられる。かかる外部側接続端子は、例えば上記した接続端子50と接続されてもよい。
なお、電子部品10がケース20に収容される際、接続端子50と接続孔13とは、例えばはんだ付けされてもよい。そして、電子部品10に実装されたICチップ12等は、接続端子50、コネクタ部26の外部機器用接続端子を介して外部機器に電気的に接続されてもよい。
蓋体70は、例えば樹脂によって平面視矩形の平板状に形成される。蓋体70は、電子部品10が収容された筐体21の開口22を覆うようにしてケース20に取り付けられ、これによって電子装置1が完成する。
かかる蓋体70は、下面からZ軸負方向に向けて延びるように形成される矩形平板状の突出部63を備える。突出部63は、蓋体70の下面のうち、蓋体70が筐体21上で投影視において開口22と重なる位置に配置される場合に、筐体21における弾性部61から直近の内側面までの隙間62に対して鉛直上方となる位置に設けられる。
突出部63は、筐体21の開口22が蓋体70によって閉塞される場合に、筐体21の内側面の一部と弾性部61との隙間62に圧入され、弾性部61を変形させて電子部品10を押圧固定する。かかる突出部63および弾性部61が協働して電子部品10を押圧固定する電子装置1の組み立て方法については、図4および図5を参照して後述する。
図2は、蓋体70がケース20に取り付けられた状態を示す電子装置1の斜視図である。図2に示すように、筐体21の開口22(図1参照)が蓋体70によって閉塞されて封止されることから、例えば筐体21内に粉塵、水などが侵入することを防止することができる。
次に、筐体21に形成される弾性部61、支持部40、位置決め部41,42、および突起部30の配置等について図3を参照して説明する。図3は、電子装置1の平面図である。なお、図3は、理解の便宜のため、蓋体70の図示を省略している。
図3に示すように、弾性部61は、筐体21の内壁24を構成する四面の内側面のうち、コネクタ部26が設けられる側の内側面と対向する内側面から所定の間隔の隙間62を空けて、この内側面に沿うように設けられる。ここでの所定の間隔は、平板状をした突出部63の厚さよりも若干量だけ狭い間隔となるように設計される。
支持部40は、複数個(例えば4個)あり、筐体21内において、収容された電子部品10の四隅の角部に対応する位置に形成される。なお、支持部40の個数は、上記した4個に限られず、3個以下や5個以上であってもよい。また、支持部40の位置も、電子部品10の角部に対応する位置に限定されるものではない。
かかる支持部40は、筐体21の底面23からZ軸正方向に向けて形成され、上端付近に支持面40aが形成される。支持面40aは、例えばXY平面と平行または略平行となるように形成される。そして、支持部40は、電子部品10を支持面40aで支持する。
また、4個の支持部40のうちの1個の支持部40(図3において紙面左上の支持部40)の支持面40aには、上記した電子部品10の切欠き部14と対応する突起44が形成される。これにより、電子部品10の誤挿入を防止することができる。
位置決め部41,42は、4個の支持部40にそれぞれ形成される。かかる位置決め部41,42は、支持部40の支持面40aから内壁24の高さ方向(ここではZ軸方向)に沿って形成される。
位置決め部41は、筐体21の内壁24のうち、電子部品10の長辺部10aと当接するあるいは僅かに隙間を空けるような位置に形成され、挿入時における電子部品10のY軸方向の移動を規制しつつ位置決めする。
一方、位置決め部42は、筐体21の内壁24のうち、電子部品10の短辺部10bと当接するあるいは僅かに隙間を空けるような位置に形成され、挿入時における電子部品10のX軸方向の移動を規制しつつ位置決めする。
突起部30は、複数個(例えば4個)あり、筐体21の内壁24に形成される。かかる突起部30は、筐体21の底面23から内壁24の高さ方向(ここではZ軸方向)に沿って形成される。
また、突起部30は、筐体21の内部空間を囲む4つの内壁24のうち、電子部品10の長辺部10aに面する2つの内壁24に2個ずつ形成されると共に、平面視において左右対称となるように形成される。これにより、突起部30は、電子部品10のY軸方向の移動を規制しつつ4箇所で電子部品10を固定することができる。
次に、図4および図5を参照して、電子装置1の組み立て方法について説明する。図4は、図3のA−A線による電子装置1の分解断面図である。図5は、図3のA−A線による電子装置1の断面図である。なお、図4および図5には、図3で図示を省略した蓋体70についても図示している。
図4に示すように、電子装置1を組み立てる場合には、まず、筐体21内に電子部品10を挿入し、支持部40によって電子部品10を支持させると共に、突起部30によって電子部品10を4箇所で固定する。そして、接続孔13と接続端子50とをはんだ付けする。
その後、蓋体70を投影視において開口22と重なる位置に配置する。このとき、蓋体70の突出部63が筐体21における弾性部61から直近の内側面までの隙間62に対して鉛直上方に位置するように蓋体70を配置する。
その後、蓋体70を降下させ、図5に示すように、蓋体70によって開口22を閉塞する。このとき、蓋体70の突出部63は、隙間62の幅が突出部63の厚さよりも若干量だけ狭く形成されているため、蓋体70によって開口22が閉塞される場合に、隙間62に圧入されて弾性部61を変形させて電子部品10の方向へ傾倒させる。
これにより、突出部63は、弾性部61を介して電子部品10をX軸正方向に付勢することによって、電子部品10を押圧固定することができる。このように、電子装置1は、筐体21と一体的に形成される弾性部61と筐体21の内周面との間の隙間62へ、蓋体70と一体的に形成される突出部63を圧入することにより、弾性部61を変形させて電子部品10を押圧固定することができる。
したがって、電子装置1は、ねじ止めや、筐体21内にモールド樹脂を充填して電子部品10を固定する場合に比べて、部品点数の増加を抑えつつ電子部品10を筐体21内に固定することができる。
また、電子装置1では、隙間62に圧入された突出部63が弾性部61と筐体21の内周面の間で楔として機能して弾性部61を支持するので、例えば、電子部品10にX軸負方向への衝撃が加わる場合に、弾性部61の折れを防止することができる。
また、電子装置1では、突出部63が蓋体70の平面視矩形状をした下面における四辺のうちの一辺に沿って設けられるので、蓋体70を筐体21へ組み付ける場合に、突出部63が位置決めとして機能するので、蓋体70の組み付け作業が容易となる。また、これにより、電子装置1は、蓋体70の組み付け方向が一様に定まるので、作業者による蓋体70の組み付け方向の間違いが発生することを防止することができる。
なお、図4に示す例では、弾性部61がZ軸正方向(鉛直上方)へ向けて立設される場合を例に挙げて説明したが、弾性部61は、予め図4に示す状態よりも電子部品10の方向へ傾倒した状態となるように形成してもよい。
かかる弾性部61によれば、電子部品10が筐体21内に挿入された時点で板バネとして機能して、電子部品10をX軸正方向へ付勢することができる。これにより、接続孔13と接続端子50とをはんだ付けする前に、電子部品10を固定することができるので、はんだ付けの位置合わせ精度が向上する。
また、弾性部61は、予め電子部品10の方向へ傾倒させておくことにより、筐体21における弾性部61の配設位置に多少のバラつきが生じても、弾性部61の弾性力によって電子部品10を付勢し、電子部品10を筐体21に固定することができる。
また、上述した実施形態では、筐体21の弾性部61および蓋体70の突出部63の双方が共に矩形平板状態である場合について説明したが、これは一例であり、筐体21の弾性部61および蓋体70の形状は種々の変形が可能である。以下、かかる変形例について説明する。
図6は、変形例1に係る電子装置1aの断面図である。なお、図6は、図5に対応する断面図である。図6に示すように、電子装置1aは、筐体21aにおける弾性部61aの形状が図5に示す電子装置1と異なり、その他の構成は図5に示す電子装置1と同一である。
具体的には、弾性部61aは、電子部品10と当接する側の先端部分に電子部品10が開口22の方向へ移動することを規制する凸部64を備える。これにより、弾性部61aは、電子部品10が筐体21へ挿入された後に、例えば、電子部品10にZ軸方向への衝撃が加わる場合に、電子部品10のZ軸方向への移動を阻止することによって、はんだ付け部分の断線や電子部品10の破損を防止することができる。
また、弾性部61aは、先端部分の電子部品10と当接する側の側面がZ軸方向に対して傾斜するように形成される。これにより、弾性部61aは、電子部品10が筐体21へ挿入される場合に、凸部64の傾斜によって電子部品10を挿入方向へ案内することで、作業者による電子部品10の筐体21への挿入作業を容易にすることができる。
次に、図7を参照して変形例2に係る電子装置1bについて説明する。図7は、変形例2に係る電子装置1bの断面図である。なお、図7は、図5に対応する断面図である。図7に示すように、電子装置1bは、筐体21bにおける弾性部61bの形状が図5に示す電子装置1と異なり、その他の構成は図5に示す電子装置1と同一である。
具体的には、図7に示すように、弾性部61bは、先端部分に突出部63を圧入方向へ案内する傾斜部65を備える。つまり、弾性部61bは、先端部分の突出部63と当接する側の側面がZ軸方向に対して傾斜するように形成される。
これにより、弾性部61bは、突出部63が筐体21へ挿入される場合に、傾斜部65の傾斜によって突出部63を圧入方向へ案内することで、作業者による突出部63の隙間62への挿入作業を容易にすることができる。
次に、図8を参照して変形例3に係る電子装置1cについて説明する。図8は、変形例3に係る電子装置1cの断面図である。なお、図8は、図5に対応する断面図である。図8に示すように、電子装置1cは、蓋体70cにおける突出部63cの形状が図5に示す電子装置1と異なり、その他の構成は図5に示す電子装置1と同一である。
具体的には、突出部63cは、基端から先端に向かうにつれて肉薄になるように形成される。そして、突出部63cは、先端の厚さが隙間62の幅よりも薄く、基端の厚さが隙間62の幅よりも厚くなるように形成される。
かかる突出部63cによれば、先端を隙間62へ挿入する作業が容易になる。さらに、突出部63cは、線ではなく面によって弾性部61を押圧することができるので、圧入による先端角部の欠けを防止しつつ、より安定して電子部品10を固定することができる。
次に、図9を参照して変形例4に係る電子装置1dについて説明する。図9は、変形例4に係る電子装置1dを示す平面図である。図9は、図3に対応する平面図である。なお、図9では、蓋体の図示を省略している。
図9に示すように、筐体21dは、弾性部61dの配設位置が図3に示す筐体21とは異なり、その他の構成は図5に示す筐体21と同一である。これに伴い、電子装置1dの蓋体は、弾性部61dの配設位置と対応(対向)する位置に突出部が設けられる。具体的には、弾性部61dは、筐体21dの四面の内側面のうち対向する二面の内側面に沿って、これら二面の内側面からそれぞれ所定の間隔を空けて設けられる。
そして、電子装置1dの蓋体は、蓋体の下面のうち、蓋体が筐体21d上で投影視において開口22と重なる位置に配置される場合に、筐体21dにおける各弾性部61dから直近の内側面までの隙間に対して鉛直上方位置となる2箇所に突出部が設けられる。
かかる突出部は、蓋体によって筐体21dが閉塞される場合に、弾性部61dと筐体21dの内周面との間に圧入されて弾性部61dを変形させて電子部品10の方向へ傾倒させる。これにより、電子装置1dは、電子部品10を2つの弾性部61dによって両側から挟持した状態で固定することができるので、より安定して電子部品10を固定することができる。
なお、弾性部61dは、筐体21dの四面の内側面のうち三面の内側面に沿って、これら二面の内側面からそれぞれ所定の間隔を空けて設けられてもよいし、四面の全ての内側面に沿って、これら四面の内側面からそれぞれ所定の間隔を空けて設けられてもよい。
かかる場合、蓋体には、弾性部61dの配設位置と対応(対向)する位置に突出部が設けられる。これにより、電子装置1dは、より一層安定して電子部品10を固定することができる。なお、図5〜図9に示した電子装置1、1a、1b、1c、1dが備える筐体21、21a、21b、21dと、蓋体70、70cの組み合わせは、任意に変更することができる。
また、上記した電子部品10は、加速度センサを含むようにしてもよい。例えば、電子装置1が、車両に搭載されるエアバッグ用サテライトセンサに適用される場合、電子部品10には衝突時に車両に作用する加速度を検出する加速度センサが実装される。
かかる場合、電子装置1は、加速度センサが、筐体21内に安定して固定されるようにすることで、衝突時に作用する加速度が加速度センサに正確に伝達され、よって加速度センサにおける検出精度を向上させることができる。
また、上述した実施形態では、電子部品10が電子回路基板である場合について説明したが、電子装置1、1a、1b、1c、1dの筐体21、21a、21b、21dに収納される電子部品10は、電子回路基板以外の任意の電子部品であってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1、1a、1b、1c、1d 電子装置
10 電子部品
11 プリント基板
12 ICチップ
13 接続孔
14 切欠き部
20 ケース
21、21a、21b、21d 筐体
22 開口
23 底面
24 内壁
25 取付部
26 コネクタ部
30 突起部
40 支持部
40a 支持面
41 位置決め部
42 位置決め部
44 突起
50 接続端子
61、61a、61b、61d 弾性部
62 隙間
63、63c 突出部
64 凸部
65 傾斜部
70、70c 蓋体

Claims (8)

  1. 開口を有し、底面から前記開口へ向けて弾性部が立設される筐体と、
    前記筐体の内部に収納される電子部品と、
    前記開口が閉塞される場合に、前記筐体の内側面の一部と前記弾性部との間に圧入され、前記弾性部を変形させて前記電子部品を押圧固定する突出部を有する蓋体と
    を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記弾性部は、
    前記電子部品と当接する側の先端部分に前記電子部品が前記開口の方向へ移動することを規制する凸部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記弾性部は、
    先端部分に前記突出部を圧入方向へ案内する傾斜部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記突出部は、
    基端から先端に向かうにつれて肉薄になるように形成される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電子装置。
  5. 前記電子部品は、
    平面視矩形状に形成され、
    前記筐体は、
    前記電子部品の四側面を囲む四面の内側面を有し、
    前記弾性部は、
    前記四面の内側面のうち少なくとも一面の内側面に沿って当該一面の内側面から所定の間隔を空けて設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子装置。
  6. 前記弾性部は、
    前記四面の内側面のうち対向する二面の内側面に沿って当該二面の内側面から所定の間隔を空けて設けられる
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子装置。
  7. 前記電子部品は、
    加速度センサを含む
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の電子装置。
  8. 開口を有し、底面から前記開口へ向けて弾性部が立設される筐体の内部に電子部品を挿入する工程と、
    前記筐体の内側面の一部と前記弾性部との間に圧入される突出部を有する蓋体によって前記開口を閉塞し、前記突出部によって前記弾性部を変形させて前記電子部品を押圧固定する工程と
    を含むことを特徴とする電子装置の組み立て方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023281905A1 (ja) * 2021-07-05 2023-01-12 Kyb株式会社 電子部品及び電子部品の製造方法
JP2023007377A (ja) * 2021-07-05 2023-01-18 Kyb株式会社 電子部品及び電子部品の製造方法

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