JP2018163500A - 緊急通知装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急事態の発生時に、緊急内容に即した通知先に緊急内容に即した緊急通知を発報できるようにする。【解決手段】緊急通知装置は、選択手段と送信手段とを備える。選択手段は、緊急通知ボタンの操作に応答して、緊急通知の複数の通知先の中から通知するべき通知先を選択する。送信手段は、選択した通知先に緊急通知を送信する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、POS端末などに搭載され、緊急通知を発報する緊急通知装置及びプログラムに関する。
POS(point of sale:販売時点情報管理)端末は、係員が店舗内で危険や危惧を感じたときに、警備室や事務所に設けられている警告装置を動作させる緊急通知を行う機能を備えている。
一般的に、緊急通知の通報先は一か所であるため、不審者や急病人などの異なる緊急事態であっても、緊急通知は同じ扱いであった。従って、例えば、急病人が出た場合に、POS端末を担当する係員から緊急通知を受けた警備員が現場に到着し、その事態の確認後、再度、救急担当者へ連絡を行っていた。
また、POS端末の操作に不慣れな係員は、操作が不明な場合や、端末の挙動がおかしくなった際に、緊急通知を発報してしまうことがある。この緊急通知を受けて警備員が現場に到着しても、その事態を解決することはできず、POS端末を管理する部署に連絡を行うことになる。
特開2011−175403号公報
一実施形態が解決しようとする課題は、緊急事態の発生時に、緊急内容に即した通知先に緊急内容に即した緊急通知を発報できるようにすることである。
一実施形態に係る緊急通知装置は、選択手段と送信手段とを備える。選択手段は、緊急通知ボタンの操作に応じて、緊急通知の複数の通知先の中から通知するべき通知先を選択する。送信手段は、選択した通知先に緊急通知を送信する。
一実施形態に係る緊急通知装置が適用された緊急通知システムの概念的な構成を示す図。 POS端末に搭載された一実施形態に係る緊急通知装置の構成を示す図。 通知ボタンに関連つけられた緊急通知先と通知内容で構成される緊急通知設定ファイルの一例を示す図。 POS端末における通常業務時の表示画面を示す図。 POS端末における緊急時の警告が表示された表示画面を示す図。 POS端末における緊急通知先を選択する表示画面を示す図。 POS端末における緊急通知の通知確認を行うための表示画面を示す図。 図2中の制御部によって実行される緊急通知処理のフローチャートの第1の部分を示す図。 図2中の制御部によって実行される緊急通知処理のフローチャートの第2の部分を示す図。
以下、実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、一実施形態に係る緊急通知装置が適用された緊急通知システムの概念的な構成を示す図である。
本実施形態の緊急通知装置は、例えば、一つまたは複数の店舗に配置されたレジスタ機能を有するPOS端末のそれぞれに搭載され、緊急状態発生時に状況に応じて、選択した管理室に向けて緊急通知を発報する。
この緊急通知システム1は、それぞれ緊急通知装置が搭載された複数のPOS端末3(3a,3b,…,3m)と、販売情報やシステム管理を行うための情報が格納されるサーバ4と、緊急通知に対応する複数の管理室10とを有し、これらは、有線LAN又は無線LANやインターネット等のネットワーク2により通信可能に接続されている。なお、複数のPOS端末3とサーバ4を含むPOSシステムについては、既存のPOSシステムと同様であって良いので、ここではその説明は省略する。
本実施形態において、管理室10には、それぞれにパソコンからなる管理端末12(図6に示す)が配置され、また必要に応じて警報器、例えば回転警告灯11が配置され、それら管理端末12及び回転警告灯11がネットワーク2を通じて、各POS端末3と接続されている。管理端末12とPOS端末3のネットワーク2を介する通信は、サーバ4を介しても良いし、サーバ4を介さずに直接行ってもよい。
管理室10としては、それぞれに異なる緊急事態に対応可能であり、例えば、事務室5、警備室6、救護室7及びシステム管理室8がある。それぞれの管理室10が対応する緊急状態は次の通りである。火災等の危険を伴う状況や不審者の発見は、警備室6が通知先となる。急病人や医療に関わる事態は、救護室が通知先となる。また、POS端末3の操作不明、電子マネーの取り扱い不備や故障等の緊急通知は、事務室5が通知先となる。また、POS端末3によるネットワーク通信の不具合の緊急通知は、システム管理室8が通知先となる。その他、必要に応じて対処可能な管理室を設定してもよい。また、管理室10には、緊急を知らせるものとして、事務室5、警備室6、救護室7及びシステム管理室8に、それぞれ管理端末12が設けられている。さらに、警備室6及び救護室7には、警備員や救護員の注意を引くための回転警告灯11がそれぞれに設けられている。勿論、緊急通知においては、上述のネットワーク通信だけではなく、加えて、マイクロフォン・カメラ起動連携、即ち、音声及び画像を伴う緊急通知であってもよい。
図2は、POS端末3に搭載された本実施形態に係る緊急通知装置の構成を示す図ある。図3は、プログラムが利用する緊急通知設定ファイルの具体的な内容を示している。
それぞれのPOS端末3内には制御部13と記憶手段としての記憶部14が設けられており、記憶部14には、緊急通知処理を実施するためのプログラムが格納されている。制御部13は、POS端末3が有するCPU(central processing unit)を中枢とするコンピュータであり、記憶部14は、POS端末3が有する記憶デバイスである。記憶デバイスは、例えばROM(read only memory)及びRAM(random access memory)などの主記憶デバイスと、例えばEEPROM(登録商標)(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などの補助記憶デバイスとからなる。制御部13のCPUは、記憶部14に記憶されたプログラムに従い、緊急通知の指示を受けた場合、緊急通知先・通知内容の設定と、選択・通知処理とを行う。例えば、記憶部14に記憶されている、図3に示すような緊急通知設定ファイルを参照して、通知ボタンに関係づけられた設定ファイル(通知先、通知内容)を読み出す。さらに、後述する図4乃至図7に示した画面のようにPOS端末3に通知ボタンを表示させる。そして、その表示から通知ボタンが適宜選択されると、その設定ファイルに基づき、選択された管理室に、予め設定された通知内容による緊急通知を発報する。
緊急通知設定ファイルは、図3に示すように、ボタン番号に、ボタン表示名称、通知先アドレス及び緊急通知内容を対応づけて記憶したものである。例えば、ボタン番号1には、後述する不審者通知ボタン52が割り当てられ、通知先として警備室6の回転警告灯Aと管理端末12が割り当てられている。その緊急通知内容としては、回転警告灯Aの点灯と、例えば、「不審者がいます 至急来て下さい」の緊急要請メッセージ及び発報源のPOS端末3の所在場所を含むメッセージAとを含む。このように、一つのボタン番号に対して複数の通知先アドレス及び緊急通知内容を割り当てても良い。なお、メッセージは、管理端末12の表示装置に表示されるが、それと共に管理端末12が備える又は接続されたスピーカより音声として出力されても良い。
また、ボタン番号3の後述する事故発生通知ボタン53のように、一つの番号に対して同じ通知内容を複数の通知先アドレスに対応させることも可能となっている。例えば、事故の場合には、警備室6だけではなく、人身事故も想定できるため、救護室7も加わり、2つのカテゴリーの管理室に通知される。即ち、事故発生通知ボタン53をタッチされた(又は、押された)場合には、警備室6及び救護室7の両方に発報され、その緊急通知内容としては、それぞれの回転警告灯A及びCの点灯と、例えば、「事故が発生しました 至急来て下さい 」の緊急要請メッセージ及び発報源のPOS端末の所在場所(メッセージC)が送信される。この場合においても、状況が伝わるメッセージがあった方が好ましい。また、操作不明通知ボタンや電マネ故障(電子マネー故障)等の場合には、状況により対処方法が異なるため、状況説明のためのメッセージを送信する。
なお、特に図示はしていないが、緊急通知設定ファイルは、緊急通知ボタン26が長押しされたときに、自動通知を行うか否かの設定と、自動通知を行う場合の通知先アドレス及び緊急通報内容とを含むことがある。また、ボタン番号毎に、緊急度の高低を示すフラグなどを含むこともある。
次に、図4乃至図7を参照して、POS端末3に表示される緊急通知の表示画面について説明する。図4は、通常業務時の表示画面、図5は、緊急時の警告が表示された表示画面、図6は、緊急通知の選択を行うための表示画面、図7は、緊急通知を発報するか確認を行うための表示画面を示す図である。尚、以下の説明では、タッチパネルの表示画面を例として説明しているため、表示される通知ボタンをタッチすることでオン状態となるものとして説明する。タッチとは、通常のボタンを押すのと同等の行為であるものとする。
図4は、POS端末3のタッチパネルを構成するディスプレイに表示される通常業務時の画面であり、クレジットカードによる支払を行う画面21を例として示している。この画面21では、カード番号や取引金額等が表示される取引情報画面22と、数字キー23とファンクションキー24等の複数のキー配列が表示されるキー配列画面25とで構成される。また、画面21の上隅の枠内に「!緊急通知」の緊急通知ボタン26が設けられている。
図5に示す画面31は、一例として、提示されたクレジットカードに盗難届が提出されていた場合、クレジット会社からの使用許諾が連絡される際に、盗難の警告文32が取引情報画面22に表示される。POS端末3の係員は、この場合、早急に警備員に連絡を行うために、緊急通知ボタン26にタッチして、緊急通知の発報を行う。
図6は、緊急通知ボタン26にタッチした後に表示される緊急通知画面41を示している。この画面には、複数の通知ボタンが配置された通知先選択表示枠51が表示される。この通知ボタンは、タッチパネルに表示されたものであれば、タッチすることでオンされる。また、通常のディスプレイで表示されたものであれば、カーソルを当ててクリックすることでオンされる。本実施形態においては、通知ボタンとして、緊急通知項目別に、不審者通知ボタン52、事故発生通知ボタン53、急病人通知ボタン54、通信エラー通知ボタン55、電マネ故障通知ボタン56及び操作不明通知ボタン57が表示されている。この例では、クレジットカードの盗難であるため、係員は不審者通知ボタン52にタッチして選択する。
図7は、通知ボタンがタッチされた後の確認画面71を示している。この確認画面71では、通知先のボタンの選択ミスやタッチミスの誤操作を抑制する通知確認枠72を表示している。確認ボタンとして、通知するボタン73と通知しないボタン74とが設けられている。これらのボタンの近傍には、選択したボタンを確認するための確認メッセージ75が表示される。この例では、警備員を呼ぶために不審者通知ボタン52にタッチしているため、「不審者を通知します」と表示される。この確認メッセージ75を確認した後、通知するボタン73にタッチすると、緊急通知が警備室6に発報される。
次に、図8A及び図8Bに示すフローチャートを参照して、緊急通知装置の制御部13によって実行される緊急通知処理について説明する。
POS端末3が起動されると、制御部13(POS端末3が有するCPU)は、POS端末3のタッチパネルによる入力を監視する(Act1)。そして、POS端末3の係員によるタッチ操作があると、制御部13は、そのタッチ位置を判定することで、緊急通知ボタン26が操作されたか否かを判定する(Act2)。ここで、緊急通知ボタン26が操作されていないと判定したならば(Act2の「NO」)、制御部13は、制御処理を上記Act1の処理に戻す。つまり、緊急通知ボタン26以外のタッチパネル操作が有った場合には、それは通常のPOS端末3の操作であるので、緊急通知装置の制御部13は、その操作を無視する。こうして、制御部13は、緊急通知ボタン26が操作されるまで待機する。
そして、上記Act2において緊急通知ボタン26が操作されたと判定したならば(Act2の「YES」)、制御部13は、その緊急通知ボタン26の入力状態を判定する(Act3)。この入力状態の判定処理は、緊急通知ボタン26のワンタッチ(1クリック)入力があったのか、連続するタッチ(長押し)又は複数クリックがあったのかの判定を行うものである。この入力状態の判定により、係員が要請する緊急度が判別される。緊急度が高い緊急状態が発生した場合、早急に助けが必要であるため、係員は緊急通知ボタン26を連打したり、力を込めて押下し続けたりすると想定される。そこで、この緊急通知ボタン26の入力状態により、緊急度を判定する。
上記Act3において、緊急通知ボタン26のワンタッチ(1クリック)入力であると判定したならば(Act3の「1回」)、制御部13は、現在のPOS端末3の処理状態を確認する(Act4)。そして制御部13は、この確認の結果が、業務処理中であるか否か、即ち、販売によりレジスタ機能を動作させているか否かを判定する(Act5)。ここで、業務処理中であると判定した場合(Act5の「YES」)、制御部13は、この業務処理中に入力ミスがあったかPOS端末3のエラーログをチェックする(Act6)。一方、業務処理中ではないと判定した場合には(Act5の「NO」)、直前の業務処理中に入力ミスがあったかPOS端末3のエラーログをチェックする(Act7)。
上記Act6又はAct7におけるエラーログチェックの終了後、制御部13は、エラーログがあったか否かを判定する(Act8)。ここで、エラーログが無かったと判定した場合には(Act8の「NO」)、制御部13は、全件緊急通知画面をPOS端末3のタッチパネルのディスプレイに表示する(Act9)。この全件緊急通知画面は、図6に示すような、全件の緊急通知の内容、つまり全ての通知ボタン52〜57が配置された通知先選択表示枠51を含む(Act9)。
これに対して、上記Act8においてエラーログがあったと判定した場合には(Act8の「YES」)、制御部13は、記憶部14の緊急通知設定ファイルを参照して(Act10)、エラーログに対応する抽出緊急通知画面をPOS端末3のタッチパネルのディスプレイに表示する(Act11)。この抽出緊急通知画面は、エラーログに対応する通知ボタンのみを含む緊急通知先表示枠を含む。例えば、エラーログが通信エラーを示していれば、通信エラー通知ボタン55のみを含む緊急通知先表示枠を表示する。
こうして、Act9またはAct11において緊急通知画面を表示したならば、制御部13は、通知ボタンの選択操作処理を実行する(Act12)。この選択操作処理は、緊急通知画面での通知ボタンの選択と、それに応じた確認画面71の表示、並びにその確認画面71での確認ボタンの操作を含む。そして制御部13は、確認ボタン(通知するボタン73)の選択操作がされたか否かを判定する(Act13)。ここで、通知するボタン73が選択操作されたと判定した場合には(Act13の「YES」)、制御部13は、緊急通報処理を実行する(Act14)。
かくして制御プログラムに基づく制御処理を制御部13としてのPOS端末3のCPUが実行することによって、CPUを中枢部分とするコンピュータは選択手段(表示手段、入力手段及び取得手段)及び送信手段として機能する。
このAct14の緊急通報処理においては、制御部13はまず、記憶部14の緊急通知設定ファイルを参照して、操作された通知ボタンに関係づけられた設定ファイル(通知先アドレス、緊急通知内容)を読み出し、通知先である管理室10に緊急通知を通報する。
前述した図6の表示画面(全件緊急通知画面)を例とすると、不審者通知ボタン52がタッチされると、確認画面71へ移る。確認ボタンは、通知するボタン73と通知しないボタン74とが設けられ、確認メッセージ75として「不審者を通知します」が表示される。この確認メッセージ75を確認した後、通知するボタン73にタッチすると、緊急通知が警備室6に発報される。
この発報を受けて、前述した様に、警備室6に設けられた回転警告灯11が点灯し、室内の警備員に緊急状態が発生したことを知らせる。また、この時、緊急通知の発報源となるPOS端末3の所在場所や「不審者がいます。至急来て下さい」のメッセージが管理端末12に表示される。
このAct14の緊急通報処理が終了したならば、あるいは、上記Act13において通知するボタン73が選択操作されない、即ち通知しないボタン74が操作されて緊急通知がキャンセルされたと判定した場合には(Act13の「NO」)、制御部13は、制御処理をAct1に戻す。
また、前述したAct3において、緊急通知ボタン26のワンタッチ(1クリック)入力ではないと判定した場合には(Act3の「長押し」)、制御部13は、記憶部14の緊急通知設定ファイルを参照する(Act15)。そして制御部13は、自動通知するか否かを判定する(Act16)。これは例えば、緊急通知設定ファイルに自動通知する設定がなされているか否かにより判定する。ここで、自動通知すると判定したならば(Act16の「YES」)、制御部13は、緊急通知設定ファイルに設定されている通報先、例えば、事務室5及び警備室6に対して、設定されている通知内容、例えば、「至急来て下さい」のメッセージが送信される緊急通報処理を実行する(Act17)。
また、上記Act16において、自動通知しないと判定した場合には(Act16の「NO」)、制御部13は、緊急通知画面をPOS端末3のディスプレイに表示する(Act18)。この緊急通知画面は、図6に示すような全件緊急通知画面であっても良いし、緊急度が高い通知ボタンのみを含む抽出緊急通知画面としても良い。そして制御部13は、上記Act12と同様の通知ボタンの選択処理を実行する(Act19)。そして制御部13は、確認ボタン(通知するボタン73)の選択操作がされたか否かを判定する(Act20)。ここで、通知するボタン73が選択操作されたと判定した場合には(Act20の「YES」)、制御部13は、制御処理を上記Act17へ移行して、選択された通知ボタンに対応する緊急通報処理が実行されて、緊急通知が行われる。
一方、上記Act20において通知するボタン73が選択操作されていないと判定した場合には(Act20の「NO」)、制御部13は、緊急状況が変わり、通知しないボタン74が操作されて緊急通知がキャンセルされたか否かを判定する(Act21)。ここで、緊急通知がキャンセルされたと判定した場合には(Act21の「YES」)、制御部13は、制御処理を上記Act1の処理に戻す。
また、上記Act21において緊急通知がキャンセルもされていないと判定した場合には(Act21の「NO」)、制御部13は、予め設定した通知待機時間を超えた即ちタイムアウトしたか否かを判定する(Act22)。ここで、タイムアウトしていないと判定した場合には(Act22の「NO」)、制御部13は、制御処理を上記Act20の処理に戻す。これに対してタイムアウトとなったと判定した場合には(Act22の「YES」)、制御部13は、制御処理を上記Act1の制御に戻す。
本実施形態では、緊急時の通知に対応する緊急通知処理プログラムを有する緊急通知装置を各POS端末3に搭載し、緊急通知装置は、POS端末3の緊急通知ボタン26の操作に応答して、緊急通知の複数の通知先の中から通知するべき通知先を選択して、その選択した通知先に緊急通知を送信するので、緊急事態の発生時に、緊急内容に即した通知先に緊急内容に即した緊急通知を発報できるようになる。
これにより従来の緊急となる対象や状況を区別することなく、1箇所の管理室に緊急通知されて、確認した後、改めて担当部署に通知するという無駄手間が省かれ、担当者が短時間で緊急状態に対応できるようになる。
また、緊急通知の種類毎に通知先と通知内容とが設定された緊急通知設定ファイルを記憶部14に記憶しておくので、予め決められた緊急通知の通知先に容易に緊急通知を発報できる。
この場合、緊急通知ボタン26の操作に応答して、複数の緊急通知の種類の中から一つを選択させる選択画面を表示して、一つの緊急通知の種類の選択を行わせることで、通知先及び通知内容を緊急通知設定ファイルから取得するので、緊急内容に即した通知先を容易に選択することができる。
さらに、選択画面で選択させる緊急通知の種類を、緊急通知装置が搭載されたPOS端末3の状態を、例えばエラーログによって判定して、その状態に応じて絞り込むことができるので、緊急通知先の選択肢が明確になり、誤発報を防止できる。
また、緊急通知ボタンの押下状態、例えば押下時間などに応じて、緊急通知の種類を決定し、決定した緊急通知の種類に対して設定された通知先及び通知内容を緊急通知設定ファイルから取得するので、選択操作を行うことなく緊急通知ボタンを押すだけで適切な通知先へ自動発報を行うことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、緊急通知画面41における通知先選択表示枠51内の複数の通知ボタンは、緊急度に応じて、あるいは通報先に応じて、色分けなどの識別表示をするようにしても良い。
また、上記Act16における自動通知するか否かの判定処理は、緊急通知設定ファイルの設定に依るのではなく、緊急通知ボタン26の押下時間が閾値時間を超えたか否かにより判定するようにしても良い。
また、上記Act22においてタイムアウトと判定されたとき、上記Act17に進んで自動通知するようにしても良い。
緊急通知ボタン26は、POS端末3の表示画面ではなく、独立した押しボタンとしてPOS端末3の任意の位置に設けても良い。
緊急通知設定ファイルは、POS端末3が備える記憶デバイスである記憶部14に記憶しているが、サーバ4が備える記憶装置に記憶して、制御部13がネットワーク2を介してこれにアクセスする構成であっても良い。また、緊急通知処理を実施するためのプログラムの少なくとも一部をサーバ4が備える記憶装置に記憶して、必要に応じてそれを使用するように構成しても良い。
また、緊急通知装置はサーバ4に搭載し、POS端末3は単に緊急通知装置のユーザインタフェースとして機能させるようにしても良い。
また、警告灯をPOS端末毎に設けることで、メッセージに発報源の所在場所を含める必要をなくしても良い。
緊急通知装置から送信されるメッセージは、電子メールとして管理室10に送信されても良い。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…緊急通知システム、 2…ネットワーク、 3…POS端末、 4…サーバ、 5…事務室、 6…警備室、 7…救護室、 8…システム管理室、 10…管理室、 11…回転警告灯、 12…管理端末、 21…画面、 22…取引情報画面、 23…数字キー、 24…ファンクションキー、 25…キー配列画面、 26…緊急通知ボタン、 31…画面、 32…警告文、 41…緊急通知画面、 51…通知先選択表示枠、 52…不審者通知ボタン、 53…事故発生通知ボタン、 54…急病人通知ボタン、 55…通信エラー通知ボタン、 56…電マネ故障通知ボタン、 57…操作不明通知ボタン。

Claims (6)

  1. 緊急通知ボタンの操作に応答して、緊急通知の複数の通知先の中から通知するべき通知先を選択する選択手段と、
    前記選択した通知先に緊急通知を送信する送信手段と、
    を備える緊急通知装置。
  2. 緊急通知の種類毎に通知先と通知内容とが設定された緊急通知設定ファイルを記憶する記憶手段をさらに備える請求項1に記載の緊急通知装置。
  3. 前記選択手段は、
    前記緊急通知ボタンの操作に応答して、複数の緊急通知の種類の中から一つを選択させる選択画面を表示する表示手段と、
    前記一つの緊急通知の種類の選択を受け付ける入力手段と、
    前記選択された一つの緊急通知の種類に対して設定された前記通知先及び前記通知内容を前記緊急通知設定ファイルから取得する取得手段と、
    を有する請求項2記載の緊急通知装置。
  4. 前記表示手段は、前記選択画面で選択させる緊急通知の種類を、前記緊急通知装置が搭載された装置の状態に応じて絞り込む請求項3記載の緊急通知装置。
  5. 前記選択手段は、緊急通知ボタンの押下状態に応じて、前記緊急通知の種類を決定し、前記決定した緊急通知の種類に対して設定された前記通知先及び前記通知内容を前記緊急通知設定ファイルから取得する請求項2記載の緊急通知装置。
  6. 緊急通知を発報する緊急通知装置を制御するコンピュータを、
    緊急通知ボタンの操作に応答して、緊急通知の複数の通知先の中から通知するべき通知先を選択する選択手段、及び、
    前記選択した通知先に緊急通知を送信する送信手段、として機能させるためのプログラム。
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