JP2018161852A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録装置において、内部のインク残量を視認可能な視認部を備える液体収容部における前記視認部の視認性を確保する【解決手段】プリンター1は、記録ヘッド10と、記録ヘッド10を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジ11と、キャリッジ11に搭載され、記録ヘッド10に供給するインクを収容するとともに、インクを補充容器14から注入可能な注入口15を備える少なくとも一つのインクタンク13と、インクタンク13に設けられ、内部の液体残量を視認可能な透明度を有する材料で形成される残量確認部13aと、キャリッジ11に設けられ、インクタンク13の残量確認部13aを視認可能な第1視認部16と、残量確認部13aに付着したインクを拭き取るクリーニング機構30と、を備える。【選択図】図6
Description
本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
記録装置の一例としてのインクジェットプリンターには、媒体としての用紙にインク(液体)を吐出して記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給するインクを収容する液体収容部とを備え、液体収容部が、記録によって消費される前記インクを補充できるようになっているものがある。
また、このような記録装置において、前記液体収容部が、内部のインク残量を外から視認可能な視認面を備え、インクタンクへのインク補充タイミングをユーザーが容易に判断できるようになっている構成のものがある。(例えば、特許文献1)。
ここで、例えば前記液体収容部へのインク補充時に、インクが飛散する、漏洩する等により前記視認面にインクが付着する場合がある。前記視認面へのインクの付着は、インク残量の視認性を低下させるが、前記視認面にインクが付着した場合にユーザーがすぐに拭き取らないと、前記視認面に付着したインクは除去し難くなる。
また、前記液体収容部が配置される位置によっては、前記視認面の十分な拭き取りが困難な場合がある。
また、前記液体収容部が配置される位置によっては、前記視認面の十分な拭き取りが困難な場合がある。
そこで本発明の目的は、記録装置に設けられ、インクを補充可能であるとともに、内部のインク残量を視認可能な視認部を備える液体収容部において、前記視認部の視認性を確保することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に液体を吐出して記録を行う記録手段と、前記記録手段を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジに搭載され、前記記録手段に供給する前記液体を収容するとともに、前記液体を補充容器から注入可能な注入口を備える少なくとも一つの液体収容部と、前記液体収容部に設けられ、内部の液体残量を視認可能な透明度を有する材料で形成される残量確認部と、前記キャリッジに設けられ、前記液体収容部の前記残量確認部を視認可能な第1視認部と、前記残量確認部に付着した前記液体を拭き取るクリーニング機構と、を備えることを特徴とする。
前記キャリッジは装置本体の内部に設けられるため、インク補充時に、インクが飛散、漏洩した際、手作業では前記残量確認部の頻繁なクリーニングが行い難い。また、前記液体収容部が前記キャリッジに搭載される本構成では、前記液体収容部が前記記録手段のすぐ近傍に位置するので、前記残量確認部に前記記録手段から吐出される前記液体が細かい霧状のミストとなって付着し易い。
本態様によれば、前記残量確認部に付着した前記液体を拭き取るクリーニング機構を備えるので、前記残量確認部の視認性を保つことができる。
本態様によれば、前記残量確認部に付着した前記液体を拭き取るクリーニング機構を備えるので、前記残量確認部の視認性を保つことができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記クリーニング機構は、前記残量確認部に対して接触して相対的に移動可能な払拭部である、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記残量確認部に対して接触して相対的に移動可能な払拭部を用い、前記残量確認部に付着した前記液体を拭き取ることができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記キャリッジを内部に有し、装置外観を構成する筐体と、前記筐体の一部を開閉するとともに、開くことにより前記第1視認部を介して前記残量確認部を視認可能な開閉カバーと、を備え、前記払拭部は、前記開閉カバーの開閉に連動して前記残量確認部に対して接触して移動する構成である、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記払拭部は、前記開閉カバーの開閉に連動して前記残量確認部に対して接触して移動するので、前記キャリッジの前記第1視認部から前記残量確認部を視認するために前記開閉カバーを開閉する際に、前記残量確認部に付着した前記液体を拭き取ることができる。
本発明の第4の態様は、第2の態様において、前記液体収容部の前記注入口を開閉する注入口カバーを備え、前記払拭部は、前記注入口カバーの開閉に連動して前記残量確認部に対して接触して移動する構成である、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記払拭部は、前記注入口カバーの開閉に連動して前記残量確認部に対して接触して移動するので、前記液体収容部に前記液体を補充するために前記注入口カバーを開閉する際に、前記残量確認部に付着した前記液体を拭き取ることができる。
本発明の第5の態様は、第2の態様において、前記キャリッジを内部に有し、装置外観を構成する筐体を備え、前記払拭部は、前記筐体に固定して設けられており、前記キャリッジの前記幅方向への移動に伴い、前記払拭部が前記残量確認部に対して接触しつつ相対的に移動する構成である、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジの前記幅方向への移動に伴い、前記残量確認部に付着した前記液体を拭き取る構成とすることができる。
本発明の第6の態様は、第3の態様から第5の態様のいずれか一つにおいて、前記キャリッジを内部に有し、装置外観を構成する筐体に、前記第1視認部を介して前記残量確認部を視認可能な第2視認部を備える、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記筐体に、前記第1視認部を介して前記残量確認部を視認可能な第2視認部を備えるので、例えばカバー等の開閉体を開いて前記キャリッジを露呈させなくても、装置外部から容易に前記液体収容部の液体残量を確認することができる。
本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記キャリッジがホームポジションに位置する際に、前記第1視認部の少なくとも一部が、前記第2視認部の少なくとも一部に重なる構成であり、前記クリーニング機構は、前記キャリッジのホームポジション側に設けられている、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジがホームポジションに位置する際に、装置外部から前記液体収容部の液体残量を確認することができる。
例えば、仮に液体残量を確認する為の前記キャリッジのポジションをホームポジション以外の専用ポジションに設定すると、液体残量を確認する為に前記キャリッジを前記専用ポジションに移動させる必要が生じる。しかし本態様によればその様な専用のステップが不要となり、例えば装置が稼働していない状態でも容易且つ迅速に液体残量を確認できる。
また、前記クリーニング機構は、前記キャリッジのホームポジション側に設けられているので、前記ホームポジションに近い位置において前記残量確認部のクリーニングを行い、前記第2視認部から液体残量を確認する際の視認性を高めることができる。
例えば、仮に液体残量を確認する為の前記キャリッジのポジションをホームポジション以外の専用ポジションに設定すると、液体残量を確認する為に前記キャリッジを前記専用ポジションに移動させる必要が生じる。しかし本態様によればその様な専用のステップが不要となり、例えば装置が稼働していない状態でも容易且つ迅速に液体残量を確認できる。
また、前記クリーニング機構は、前記キャリッジのホームポジション側に設けられているので、前記ホームポジションに近い位置において前記残量確認部のクリーニングを行い、前記第2視認部から液体残量を確認する際の視認性を高めることができる。
本発明の第8の態様は、第1の態様から第7の態様のいずれか一つにおいて、前記残量確認部に、撥水加工が施されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記残量確認部に、撥水加工が施されているので、前記残量確認部からの前記液体の拭き取りを容易に行うことができる。
本発明の第9の態様に係る記録装置は、媒体に液体を吐出して記録を行う記録手段と、前記記録手段を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジに搭載され、前記記録手段に供給する前記液体を収容するとともに、前記液体を補充容器から注入可能な注入口を備える少なくとも一つの液体収容部と、前記液体収容部に設けられ、内部の液体残量を視認可能な透明度を有する材料で形成される残量確認部と、前記キャリッジに設けられ、前記液体収容部の前記残量確認部を視認可能な第1視認部と、前記残量確認部への前記液体の付着を抑制する液体付着抑制手段と、を備えることを特徴とする。
前記キャリッジは装置本体の内部に設けられるため、前記残量確認部の頻繁なクリーニングが行い難い。また、前記液体収容部が前記キャリッジに搭載される本構成では、前記液体収容部が前記記録手段のすぐ近傍に位置するので、前記残量確認部が、前記記録手段から吐出される前記液体が細かい霧状のミストとなった雰囲気に曝されるため、前記残量確認部に前記ミストが付着する虞がある。
本態様によれば、前記液体付着抑制手段により前記残量確認部への前記液体の付着を抑制し、前記残量確認部の良好な視認性を長期間保つことができる。
本態様によれば、前記液体付着抑制手段により前記残量確認部への前記液体の付着を抑制し、前記残量確認部の良好な視認性を長期間保つことができる。
本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記液体付着抑制手段は、前記残量確認部の周囲の少なくとも一部に立設される立設部を備えて構成される、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記残量確認部の周囲の少なくとも一部に立設される立設部によって、前記残量確認部への前記液体の付着を抑制することができる。
本発明の第11の態様は、第9の態様または第10の態様において、前記キャリッジを内部に有し、装置外観を構成する筐体に、前記第1視認部を介して前記残量確認部を視認可能な第2視認部を備える、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記筐体に、前記第1視認部を介して前記残量確認部を視認可能な第2視認部を備えるので、例えばカバー等の開閉体を開いて前記キャリッジを露呈させなくても、装置外部から容易に前記液体収容部の液体残量を確認することができる。
本発明の第12の態様は、第11の態様において、前記第2視認部は、前記筐体に設けられる開口または切り欠きである、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記第2視認部を構成簡単に形成できる。
加えて、前記筐体内部で液体のミストが発生した場合には、前記開口または切り欠きを介してミストを装置外部に逃がすことができる。その結果、前記残量確認部を含む装置内部の構成要素へのミストの付着を抑制できる。
加えて、前記筐体内部で液体のミストが発生した場合には、前記開口または切り欠きを介してミストを装置外部に逃がすことができる。その結果、前記残量確認部を含む装置内部の構成要素へのミストの付着を抑制できる。
[実施例1]
まず、本発明の一実施例に係る記録装置の概略について説明する。本実施例において、記録装置の一例としてインクジェットプリンター1(以下、単にプリンター1と称する)を例に挙げる。
図1は、本発明に係るプリンターの一例を示す外観斜視図である。図2は、図1に示すプリンターにおいて、ペーパーサポートを開いた状態を示す斜視図である。図3は、図2に示すプリンターの状態から、上部カバーを開いた状態を示す斜視図である。図4は、インクタンクの注入口に補充容器を取り付けた状態を示す斜視図である。図5は、筐体の一部を切り欠いて示す要部拡大斜視図である。図6は、プリンターの要部拡大断面図である。図7は、実施例1のクリーニング機構による拭き取り動作について説明する図である。
まず、本発明の一実施例に係る記録装置の概略について説明する。本実施例において、記録装置の一例としてインクジェットプリンター1(以下、単にプリンター1と称する)を例に挙げる。
図1は、本発明に係るプリンターの一例を示す外観斜視図である。図2は、図1に示すプリンターにおいて、ペーパーサポートを開いた状態を示す斜視図である。図3は、図2に示すプリンターの状態から、上部カバーを開いた状態を示す斜視図である。図4は、インクタンクの注入口に補充容器を取り付けた状態を示す斜視図である。図5は、筐体の一部を切り欠いて示す要部拡大斜視図である。図6は、プリンターの要部拡大断面図である。図7は、実施例1のクリーニング機構による拭き取り動作について説明する図である。
尚、各図において示すX−Y−Z座標系は、X方向が記録ヘッドの移動方向であるとともに、装置幅方向である。また、Y方向が記録装置の奥行方向、Z方向が装置高さ方向を示している。尚、各図において+Y方向を装置前面側或いは前方側とし、−Y方向側を装置背面側或いは後方側とする。また、装置前面側から見て左側を+X方向、右側を−X方向とする。また、+Z方向を装置上方(上部、上面等を含む)とし、−Z方向側を装置下方(下部、下面等を含む)とする。
■■■プリンターの全体構成について■■■
以下、図1〜図6を参照しつつ、プリンター1の全体構成について概説する。
プリンター1(図1)は、後述する「記録手段」としての記録ヘッド10(図6)を内部に備える筐体2と、筐体2の背面側に回動軸を備えて開閉するペーパーサポート3と、筐体2の上部を開閉する上部カバー4と、によって、その外観が構成されている。
以下、図1〜図6を参照しつつ、プリンター1の全体構成について概説する。
プリンター1(図1)は、後述する「記録手段」としての記録ヘッド10(図6)を内部に備える筐体2と、筐体2の背面側に回動軸を備えて開閉するペーパーサポート3と、筐体2の上部を開閉する上部カバー4と、によって、その外観が構成されている。
図2に示すようにペーパーサポート3を開くと、筐体2の上部に設けられるセット口5が現れる。セット口5には、「媒体」としての用紙が挿入される。ペーパーサポート3は、筐体2の上部において、セット口5を含む領域を開閉するカバーであり、図2に示すように、開いた状態において傾斜姿勢をとり、セット口5にセットされる用紙を支持面3aで支持するように構成されている。
ペーパーサポート3は、内部に収容可能、且つ内部から引き出し可能に構成される補助ペーパーサポート6を備えている。図2のように補助ペーパーサポート6を引き出すことにより、より長い用紙を安定して支持できるようになっている。
ペーパーサポート3は、内部に収容可能、且つ内部から引き出し可能に構成される補助ペーパーサポート6を備えている。図2のように補助ペーパーサポート6を引き出すことにより、より長い用紙を安定して支持できるようになっている。
セット口5にセットされた用紙は、図示を省略する搬送装置により+Y軸方向に送られる。そして、筐体2の内部において記録ヘッド10(図6)による記録が行われ、筐体2の前面に設けられる排出部8から記録後の用紙が排出される。
図3に示すように上部カバー4を開くと、筐体2の内部が露呈する。筐体2の内部には、用紙に「液体」としてのインクを吐出して記録を行う記録ヘッド10(図6)を備えるキャリッジ11が設けられている。キャリッジ11において、記録ヘッド10は底部、すなわち、−Z軸方向側に設けられており、図3においては見えていない。
キャリッジ11は、ベルト移動機構12により媒体搬送方向(+Y軸方向)と交差する幅方向(X軸方向)に移動可能に構成されている。すなわち、上部カバー4は、キャリッジ11の移動領域を覆っている。
キャリッジ11は、ベルト移動機構12により媒体搬送方向(+Y軸方向)と交差する幅方向(X軸方向)に移動可能に構成されている。すなわち、上部カバー4は、キャリッジ11の移動領域を覆っている。
また、キャリッジ11には、記録ヘッド10に供給するインク(液体)を収容する「液体収容部」としてのインクタンク13が設けられている。本実施形態においては、インクタンク13は一色(黒色)用であるが、複数の色に対応する複数の液体収容部をキャリッジ11に搭載することもできる。
本実施形態においてインクタンク13は、インクを補充容器14(図4)から注入可能な注入口15を備えている。注入口15は、通常はキャップ21(図3、図5)により閉じられている。インクタンク13へのインクの補充は、キャップ21を外し、図4のように補充容器14を注入口15に装着して行うことができる。
尚、インクタンク13は、内部の液体残量を確認できるように構成されている。この点については後に詳述する。
本実施形態においてインクタンク13は、インクを補充容器14(図4)から注入可能な注入口15を備えている。注入口15は、通常はキャップ21(図3、図5)により閉じられている。インクタンク13へのインクの補充は、キャップ21を外し、図4のように補充容器14を注入口15に装着して行うことができる。
尚、インクタンク13は、内部の液体残量を確認できるように構成されている。この点については後に詳述する。
また、本実施例において、筐体2の前面(装置前側の側面)には、プリンター1における操作入力を受け付ける操作パネル7が設けられている。
操作パネル7は、排出部8の上方に設けられている。排出部8には、引き出し可能に構成された排紙トレイ9が設けられている。
操作パネル7は、排出部8の上方に設けられている。排出部8には、引き出し可能に構成された排紙トレイ9が設けられている。
■■■インクタンクの内部の液体残量を確認する構成について■■■
<<残量確認部について>>
インクタンク13は、少なくとも一部に、内部の液体残量を視認可能な透明度を有する材料で形成される残量確認部13a(図5)を備えて構成されている。残量確認部13aにおいて、インクタンク13内部の液面Lが視認できるようになっている。本実施形態においては、装置前側(+Y軸方向側)に位置する残量確認部13aを含むインクタンク13の全体が、透明或いは半透明の樹脂材料(ポリエチレン、ポリスチレン等を含むプラスチック類など)によって形成されている。
インクタンク13は、残量確認部13aとしての装置前側のみが透明或いは半透明の前記樹脂材料で形成されており、他の部分が不透明な材料で形成されていてもよい。
また、図示していないが、残量確認部13aには、インク残量が把握できる下限表示部、最大インク容量が把握できる上限表示部、またその間に目盛り等が設けられている。
<<残量確認部について>>
インクタンク13は、少なくとも一部に、内部の液体残量を視認可能な透明度を有する材料で形成される残量確認部13a(図5)を備えて構成されている。残量確認部13aにおいて、インクタンク13内部の液面Lが視認できるようになっている。本実施形態においては、装置前側(+Y軸方向側)に位置する残量確認部13aを含むインクタンク13の全体が、透明或いは半透明の樹脂材料(ポリエチレン、ポリスチレン等を含むプラスチック類など)によって形成されている。
インクタンク13は、残量確認部13aとしての装置前側のみが透明或いは半透明の前記樹脂材料で形成されており、他の部分が不透明な材料で形成されていてもよい。
また、図示していないが、残量確認部13aには、インク残量が把握できる下限表示部、最大インク容量が把握できる上限表示部、またその間に目盛り等が設けられている。
ここで、プリンター1は、残量確認部13aに付着した前記液体を拭き取るクリーニング機構30を構成する「払拭部」としてのワイパー31(図6)を備えており、この点が本発明の特徴部となっている。残量確認部13aを備えるインクタンク13が搭載されるキャリッジ11は、筐体2の内部に設けられるため、インク補充時に、インクが飛散、漏洩した際、手作業では残量確認部13aの頻繁なクリーニングが行い難い。また、インクタンク13は記録ヘッド10のすぐ近傍に位置するので、残量確認部13aに記録ヘッド10から吐出されるインクが霧状になったインクミストが付着し易い。
したがって、クリーニング機構30によって残量確認部13aを拭き取り、残量確認部13aの視認性を保つことができるようになっている。
尚、クリーニング機構30の具体的な構成については、以下において第1視認部16(図5)及び第2視認部17(図4)について説明した後に詳述する。
したがって、クリーニング機構30によって残量確認部13aを拭き取り、残量確認部13aの視認性を保つことができるようになっている。
尚、クリーニング機構30の具体的な構成については、以下において第1視認部16(図5)及び第2視認部17(図4)について説明した後に詳述する。
<<第1視認部について>>
インクタンク13を搭載するキャリッジ11には、インクタンク13の残量確認部13aを視認可能な第1視認部16(図5)が設けられている。具体的には、図5に示すように、キャリッジ11は上部が開口した箱形状をしており、箱形状のキャリッジ11の中にインクタンク13が納まる形で搭載されるようになっている。第1視認部16は、キャリッジ11の装置前側(+Y軸方向側)の側面が一部切り欠かれて形成されている。
インクタンク13を搭載するキャリッジ11には、インクタンク13の残量確認部13aを視認可能な第1視認部16(図5)が設けられている。具体的には、図5に示すように、キャリッジ11は上部が開口した箱形状をしており、箱形状のキャリッジ11の中にインクタンク13が納まる形で搭載されるようになっている。第1視認部16は、キャリッジ11の装置前側(+Y軸方向側)の側面が一部切り欠かれて形成されている。
キャリッジ11に、第1視認部16が設けられていることにより、キャリッジ11にインクタンク13が搭載されたままの状態で残量確認部13aを見ることができる。
また、第1視認部16は、キャリッジ11において装置前側の側面に設けられているので、ユーザーが残量確認部13aを視認し易い構成とすることができる。
加えて、残量確認部13aが設けられたインクタンク13は記録ヘッド10(図6)の上部に設けられているので、残量確認部13a及び第1視認部16も必然的に記録ヘッド10より上方に位置することとなり、液体残量を視認する際のユーザーの目線も高くなってより視認性が向上する。
また、第1視認部16は、キャリッジ11において装置前側の側面に設けられているので、ユーザーが残量確認部13aを視認し易い構成とすることができる。
加えて、残量確認部13aが設けられたインクタンク13は記録ヘッド10(図6)の上部に設けられているので、残量確認部13a及び第1視認部16も必然的に記録ヘッド10より上方に位置することとなり、液体残量を視認する際のユーザーの目線も高くなってより視認性が向上する。
尚、本実施形態において第1視認部16は、前述したようにキャリッジ11の装置前側の側面に切り欠きを形成することにより設けられているが、例えば、側面を貫通する開口として設けることも可能である。キャリッジ11の側面に切り欠きや開口を設けることにより、第1視認部16を構成簡単に形成できる。
<<第2視認部について>>
更に、プリンター1において、インクタンク13の残量確認部13aは、装置外部からも視認できるように構成されている。具体的には、筐体2に、第1視認部16を介して残量確認部13aを視認可能な第2視認部17(図4)が設けられている。第2視認部17は、筐体2に開口として設けられている。
更に、プリンター1において、インクタンク13の残量確認部13aは、装置外部からも視認できるように構成されている。具体的には、筐体2に、第1視認部16を介して残量確認部13aを視認可能な第2視認部17(図4)が設けられている。第2視認部17は、筐体2に開口として設けられている。
本実施形態において、筐体2において第2視認部17は、キャリッジ11がホームポジションに位置する際に、第1視認部16の少なくとも一部が、第2視認部17の少なくとも一部に重なる位置に設けられている(図4及び図6)。つまり、キャリッジ11がホームポジションに位置する際に、装置外部からインクタンク13の液体残量を確認することができるようになっている。
本実施形態において、キャリッジ11のホームポジションの位置は、キャリッジ11の移動領域のうち、プリンター1を正面視して右側(−X軸方向側)の端部位置であり、図3〜図6の各図は、キャリッジ11がホームポジションにある状態を示している。
本実施形態において、キャリッジ11のホームポジションの位置は、キャリッジ11の移動領域のうち、プリンター1を正面視して右側(−X軸方向側)の端部位置であり、図3〜図6の各図は、キャリッジ11がホームポジションにある状態を示している。
また、前述のように第1視認部16は、キャリッジ11において装置前側(+Y軸方向側)の側面に設けられているので、第2視認部17も、筐体2において装置前側の側面18b(図1及び図6)に設けられている。
このような第2視認部17が筐体2に設けられていることにより、以下の作用効果が得られる。
すなわち、上部カバー4を開いてキャリッジ11を露呈させなくても、プリンター1の外部から容易にインクタンク13の液体残量を確認することができる。
また、本実施形態に置いて第2視認部17は、筐体2において装置前側の側面18b(図1)に設けられているので、ユーザーがインクタンク13の液体残量を視認し易くなっている。
すなわち、上部カバー4を開いてキャリッジ11を露呈させなくても、プリンター1の外部から容易にインクタンク13の液体残量を確認することができる。
また、本実施形態に置いて第2視認部17は、筐体2において装置前側の側面18b(図1)に設けられているので、ユーザーがインクタンク13の液体残量を視認し易くなっている。
また、例えば、仮に液体残量を確認する為のキャリッジ11のポジションをホームポジション以外の専用ポジションに設定すると、液体残量を確認する為にキャリッジ11を前記専用ポジションに移動させる必要が生じる。しかし、第2視認部17が、キャリッジ11がホームポジションに位置において、第1視認部16と重なる本構成では、その様な専用のステップが不要となり、例えばプリンター1が稼働していない状態でも容易且つ迅速に液体残量を確認できる。
加えて、開口として設けられる第2視認部17は形成が容易な上、例えば記録ヘッド10からのインクの吐出により装置内部でインクミストが発生した場合には、第2視認部17を介してインクミストを装置外部に逃がすことができる。その結果、装置内部の構成要素へのインクミストの付着を抑制でき、ひいては各種不具合を抑制できる。
■■■クリーニング機構について■■■
以下において、主として図6及び図7を参照してクリーニング機構30の詳細な構成について説明する。
本実施形態において、クリーニング機構30(図6及び図7)は、残量確認部13aに対して接触して相対的に移動可能なワイパー31(払拭部)を備えて構成されている。
以下において、主として図6及び図7を参照してクリーニング機構30の詳細な構成について説明する。
本実施形態において、クリーニング機構30(図6及び図7)は、残量確認部13aに対して接触して相対的に移動可能なワイパー31(払拭部)を備えて構成されている。
ワイパー31は、筐体2に固定して設けられており、キャリッジ11の幅方向(X軸方向)への移動に伴い、ワイパー31が残量確認部13aに対して接触しつつ相対的に移動する構成になっている。
また、ワイパー31は、キャリッジ11の移動領域の−X軸方向側の端部に位置するホームポジション側に設けられており、ホームポジションに近い位置において残量確認部13aのクリーニングが行われるようになっている。
また、ワイパー31は、キャリッジ11の移動領域の−X軸方向側の端部に位置するホームポジション側に設けられており、ホームポジションに近い位置において残量確認部13aのクリーニングが行われるようになっている。
以下、具体的なクリーニング動作について、図7の各図を参照して説明する。図7の上図に示すように、キャリッジ11が、+X軸方向側の端部位置(図7の上図の符号Gで示す位置)からホームポジション位置(図7の上図の符号Hで示す位置)に移動する際には、記録時に記録ヘッド10から吐出されたインク由来のインクミストMが残量確認部13aに付着している場合がある。
このとき、ワイパー31が、図7の上図におけるホームポジション位置Hの直前(+X軸方向側)に設けられていると、キャリッジ11がホームポジション位置Hに戻る動作に伴い、図7の中図のように、ワイパー31は残量確認部13aに対して接触しつつ相対的に移動し、その結果、残量確認部13aを払拭する。
これにより、キャリッジ11がホームポジション位置Hに位置する際に、インクタンク13の残量確認部13aが綺麗な状態になる。
このとき、ワイパー31が、図7の上図におけるホームポジション位置Hの直前(+X軸方向側)に設けられていると、キャリッジ11がホームポジション位置Hに戻る動作に伴い、図7の中図のように、ワイパー31は残量確認部13aに対して接触しつつ相対的に移動し、その結果、残量確認部13aを払拭する。
これにより、キャリッジ11がホームポジション位置Hに位置する際に、インクタンク13の残量確認部13aが綺麗な状態になる。
尚、ワイパー31は、拭き取ったインクやインクミスト等の液体を吸収可能な材料、例えば、スポンジ等の発泡体や多孔質体によって形成することができる。
以上のような構成により、構成簡単にしてワイパー31により残量確認部13aを拭き取る構成を実現できる。尚、キャリッジ11がホームポジション位置Hからその反対側の端部位置Gに移動する際にも、ワイパー31により残量確認部13aが拭き取ることができる。
また、前述したように、本実施形態においては、キャリッジ11がホームポジションに位置する際に、第1視認部16の少なくとも一部が、第2視認部17の少なくとも一部に重なり、装置外部から第2視認部17を見て、インクタンク13の液体残量を確認できるようになっている。
したがって、ワイパー31(クリーニング機構30)が、キャリッジ11のホームポジション側の位置に設けられていることにより、ホームポジションに近い位置において残量確認部13aのクリーニングを行い、第2視認部17から見える残量確認部13aを見易くすることができる。
また、前述したように、本実施形態においては、キャリッジ11がホームポジションに位置する際に、第1視認部16の少なくとも一部が、第2視認部17の少なくとも一部に重なり、装置外部から第2視認部17を見て、インクタンク13の液体残量を確認できるようになっている。
したがって、ワイパー31(クリーニング機構30)が、キャリッジ11のホームポジション側の位置に設けられていることにより、ホームポジションに近い位置において残量確認部13aのクリーニングを行い、第2視認部17から見える残量確認部13aを見易くすることができる。
また、残量確認部13aには、撥水加工を施すことができる。撥水加工には、例えば、シリコーン樹脂やフッ素樹脂等の樹脂系撥水剤等を用いることができる。残量確認部13aが撥水加工されていることにより、インクやインクミストが残量確認部13aの表面からはじかれるので、ワイパー31による残量確認部13aの拭き取りを一層容易に行うことができる。
<<第2視認部に係わる他の構成について>>
以下、実施例1において説明した第2視認部17に係わる他の構成について説明する。
前述したように第2視認部17は装置前側の側面18b(図1及び図6)に設けられている。ここで、側面18bは、装置前側において操作パネル7等が設けられている側面18a(図1及び図6)よりも奥まった位置にある。筐体2内におけるキャリッジ11の位置は、図6に示すように、装置奥行方向において装置前側から少し後方に離れている。
筐体2が、平面視においてほぼ矩形に形成されていると、装置前側に設けられる第2視認部17は操作パネル7等と同じ側面18aに設けられることになり、第2視認部17と第1視認部16との距離が離れてしまう。
以下、実施例1において説明した第2視認部17に係わる他の構成について説明する。
前述したように第2視認部17は装置前側の側面18b(図1及び図6)に設けられている。ここで、側面18bは、装置前側において操作パネル7等が設けられている側面18a(図1及び図6)よりも奥まった位置にある。筐体2内におけるキャリッジ11の位置は、図6に示すように、装置奥行方向において装置前側から少し後方に離れている。
筐体2が、平面視においてほぼ矩形に形成されていると、装置前側に設けられる第2視認部17は操作パネル7等と同じ側面18aに設けられることになり、第2視認部17と第1視認部16との距離が離れてしまう。
そこで、筐体2は、第2視認部17が設けられる装置前側の側面18bを、筐体2内に位置するキャリッジ11の第1視認部16の位置に寄せる凹部19を備えている(図1及び図6)。
筐体2に凹部19が設けられることにより、側面18aの位置A(図6)よりも奥まった位置B(図6)にある側面18bに、第2視認部17を設けることが可能となる。以って、第2視認部17が第1視認部16に近づけられ、第2視認部17からのインクタンク13の液体残量を視認がし易くなる。
筐体2に凹部19が設けられることにより、側面18aの位置A(図6)よりも奥まった位置B(図6)にある側面18bに、第2視認部17を設けることが可能となる。以って、第2視認部17が第1視認部16に近づけられ、第2視認部17からのインクタンク13の液体残量を視認がし易くなる。
また、本実施形態において上部カバー4は、閉状態(図1)において凹部19の上部を覆わない形状に形成されている。具体的には、閉状態の上部カバー4の右前側に切り欠き(図3において符号20に示す部分)が設けられ、プリンター1を上から見たときに、閉状態の上部カバー4によって凹部19が隠れないように構成されている。
インクタンク13の液体残量を確認する際、ユーザーの自然な動作を考えると、プリンター1の前方且つ上方から第2視認部17を見ることが想定される。したがって、上部カバー4が凹部19の上部を覆わない構成により、ユーザーによる第2視認部17からの液体残量の確認が容易になる。
インクタンク13の液体残量を確認する際、ユーザーの自然な動作を考えると、プリンター1の前方且つ上方から第2視認部17を見ることが想定される。したがって、上部カバー4が凹部19の上部を覆わない構成により、ユーザーによる第2視認部17からの液体残量の確認が容易になる。
また、筐体2(図1)において、装置前側の側面18aに設けられる操作パネル7の少なくとも一部と、側面18bに設けられる第2視認部17の少なくとも一部が、装置高さ方向(Z軸方向)において重なるように設けられている。つまり、プリンター1を正面視したときに、操作パネル7と第2視認部17とがほぼ同じ高さに位置するようにそれぞれが配置されている。
これにより、ユーザーが操作パネル7及び第2視認部17との双方をほぼ同じ目線で見ることができる。また、装置のデザイン性をよくすることができる。
これにより、ユーザーが操作パネル7及び第2視認部17との双方をほぼ同じ目線で見ることができる。また、装置のデザイン性をよくすることができる。
また、本実施形態において、筐体2において第2視認部17は排出部8よりも上方に位置している(図1)。プリンター1において、より高い位置に第2視認部17を配置することにより、ユーザーが第2視認部17から残量確認部13aを見易い構成とすることができる。
尚、本実施形態において、第2視認部17は、筐体2に開口として設けられているが、切り欠きとして設けることも可能である。
また、第2視認部17としての開口を、例えば透明なプラスチックやガラス等の残量確認部13aを視認可能な透明度を有する材料で覆った窓部とすることも可能である。
第2視認部17が、透明或いは半透明の部材で覆われていることにより、筐体2の内部に塵埃等が入り難い構成とすることができる。
また、第2視認部17としての開口を、例えば透明なプラスチックやガラス等の残量確認部13aを視認可能な透明度を有する材料で覆った窓部とすることも可能である。
第2視認部17が、透明或いは半透明の部材で覆われていることにより、筐体2の内部に塵埃等が入り難い構成とすることができる。
第1視認部16(キャリッジ11)及び第2視認部17(筐体2)が設けられる位置は、図1のような装置前側の側面18bの他、例えば、第1視認部16をキャリッジ11の右側側面に設けるとともに、第2視認部17を筐体2の右側側面に設けることもできる。このことにより、キャリッジ11がホームポジション位置にあるときに、装置右側面からインクタンク13内の液体残量を確認することができる。
また、装置上面側からインクタンク内の液体残量を確認する構成とすることもできる。その場合、インクタンク13における残量確認部30aを斜面に形成すると良い。残量確認部30aを斜面とすることにより、上部からインクタンク内の液体残量を確認し易い構成とすることができる。
また、装置上面側からインクタンク内の液体残量を確認する構成とすることもできる。その場合、インクタンク13における残量確認部30aを斜面に形成すると良い。残量確認部30aを斜面とすることにより、上部からインクタンク内の液体残量を確認し易い構成とすることができる。
[実施例2]
実施例2では、図8及び図9に基づき、本発明に係るクリーニング機構の他の例について説明する。
図8は、実施例2のクリーニング機構による拭き取り動作について説明する図である。図9は、実施例2のクリーニング機構におけるワイパーの移動機構について説明する図である。本実施例以降の実施例において、実施例1と同一の構成については同一の符号を付し、適宜、実施例1に係る図を参照してその構成の説明は省略する。
実施例2では、図8及び図9に基づき、本発明に係るクリーニング機構の他の例について説明する。
図8は、実施例2のクリーニング機構による拭き取り動作について説明する図である。図9は、実施例2のクリーニング機構におけるワイパーの移動機構について説明する図である。本実施例以降の実施例において、実施例1と同一の構成については同一の符号を付し、適宜、実施例1に係る図を参照してその構成の説明は省略する。
実施例2に係るクリーニング機構40(図8)は、キャリッジ11がホームポジション(−X軸方向側の端部)に停止している状態において、インクタンク13の残量確認部13aに対してワイパー41(払拭部)が移動して残量確認部13aを拭き取るように構成されている。
本実施形態においては、筐体2が、開くことにより第1視認部16を介して残量確認部13aを視認可能な開閉カバー42(図8)を備えている。開閉カバー42は、筐体2の一部を開閉するものであり、実施例1において、第2視認部17が設けられる装置前側の側面18b(図4)を開閉するように設けられている。本実施形態において開閉カバー42は、開くことによって「第2視認部」として機能する。
本実施形態においては、筐体2が、開くことにより第1視認部16を介して残量確認部13aを視認可能な開閉カバー42(図8)を備えている。開閉カバー42は、筐体2の一部を開閉するものであり、実施例1において、第2視認部17が設けられる装置前側の側面18b(図4)を開閉するように設けられている。本実施形態において開閉カバー42は、開くことによって「第2視認部」として機能する。
そして、クリーニング機構40は、ワイパー41が、開閉カバー42の開閉に連動して残量確認部13aに対して接触して移動するように構成されている。
本実施形態においては、開閉カバー42が閉状態のとき(図8の上図)には、ワイパー41が残量確認部13aに対して+X軸方向側に位置し、開閉カバー42が開状態(図8の下図)になる際に、−X軸方向側に移動するように構成されている。
本実施形態においては、開閉カバー42が閉状態のとき(図8の上図)には、ワイパー41が残量確認部13aに対して+X軸方向側に位置し、開閉カバー42が開状態(図8の下図)になる際に、−X軸方向側に移動するように構成されている。
ワイパー41は、例えば開閉カバー42の回動動作をX軸方向への移動動作に変える移動機構43(図9)により、開閉カバー42の開閉に連動して移動させることができる。
移動機構43は、一例として、開閉カバー42の回動軸と同軸に設けられる第1ギア44と、第1ギア44に係合する第2ギア45と、第2ギア45に設けられるリンク部46を備えている。ワイパー41はリンク部46の先端に設けられている。
移動機構43は、一例として、開閉カバー42の回動軸と同軸に設けられる第1ギア44と、第1ギア44に係合する第2ギア45と、第2ギア45に設けられるリンク部46を備えている。ワイパー41はリンク部46の先端に設けられている。
開閉カバー42が閉状態(図8の上図及び図9の上図)から開状態(図8の下図及び図9の下図)に移行すると、第1ギア44が矢印C方向に回転するとともに、第2ギア45が矢印D方向に回転する。第2ギア45が矢印D方向に回転すると、リンク部46がワイパー41を引き寄せるように縮まり、これによりワイパー41が−X軸方向に移動する。尚、図9の下図において、移動前のワイパー41及びリンク部46の位置を点線で示している。
開閉カバー42を閉じる際には、開ける際の逆の動作が行われ、ワイパー41が+X軸方向に移動する。
開閉カバー42を閉じる際には、開ける際の逆の動作が行われ、ワイパー41が+X軸方向に移動する。
このように、ワイパー41が、開閉カバー42の開閉に連動して残量確認部13aに対して接触して移動することにより、残量確認部13aを見るために開閉カバー42を開くと同時に、残量確認部13aに付着した液体(一例としてインクミストM)を拭き取ることができる。
[実施例3]
実施例3では、図10及び図11に基づき、本発明に係るクリーニング機構の更に他の例について説明する。
図10は、実施例3のクリーニング機構による拭き取り動作について説明する図である。図11は、実施例3のクリーニング機構におけるワイパーの移動機構について説明する図である。
実施例3では、図10及び図11に基づき、本発明に係るクリーニング機構の更に他の例について説明する。
図10は、実施例3のクリーニング機構による拭き取り動作について説明する図である。図11は、実施例3のクリーニング機構におけるワイパーの移動機構について説明する図である。
本実施形態において、インクタンク13は、注入口15を開閉する注入口カバー52を備えている(図10)。具体的には、本実施形態の注入口カバー52は、図10に示すように、キャリッジ11の背面側(−Y軸方向側)に回動軸52aを軸として回動するとともに、先端に注入口15を封止するキャップ21が設けられている。
そして、実施例4に係るクリーニング機構50(図10)は、残量確認部13aを拭き取る「払拭部」としてのワイパー51が、注入口カバー52の開閉に連動して残量確認部13aに対して接触して移動するように構成されている。
本実施形態においては、注入口カバー52が閉状態のとき(図10の上図)には、ワイパー51が残量確認部13aに対して−Z軸方向側に位置し、注入口カバー52が開状態(図10の下図)になる際に、+Z軸方向側に移動するように構成されている。
本実施形態においては、注入口カバー52が閉状態のとき(図10の上図)には、ワイパー51が残量確認部13aに対して−Z軸方向側に位置し、注入口カバー52が開状態(図10の下図)になる際に、+Z軸方向側に移動するように構成されている。
ワイパー51は、例えば注入口カバー52の回動動作をZ軸方向への移動動作に変える移動機構53(図11)により、注入口カバー52の開閉に連動して移動させることができる。
移動機構53は、一例として、注入口カバー52の回動軸52aと同軸に設けられる第1ピニオン54と、第1ピニオン54に係合する第1ラック部57と、第1ピニオン54から離れた装置前面側(+Y軸方向側)の位置において第1ラック部57に係合する第2ピニオン55と、第2ピニオン55と一体に回転する第3ピニオン56と、第3ピニオン56と係合するに第2ラック部58と、を備えている。ワイパー51はリンク部46の先端に設けられている。
移動機構53は、一例として、注入口カバー52の回動軸52aと同軸に設けられる第1ピニオン54と、第1ピニオン54に係合する第1ラック部57と、第1ピニオン54から離れた装置前面側(+Y軸方向側)の位置において第1ラック部57に係合する第2ピニオン55と、第2ピニオン55と一体に回転する第3ピニオン56と、第3ピニオン56と係合するに第2ラック部58と、を備えている。ワイパー51はリンク部46の先端に設けられている。
注入口カバー52が閉状態(図10の上図及び図11の上図)から開状態(図10の下図及び図11の下図)に移行すると、第1ピニオン54が矢印E方向に回転するとともに、第1ラック部57を介して第1ピニオン54の回動の動力を受ける第2ピニオン55及び、第2ピニオン55と一体に回転する第3ピニオン56が矢印F方向に回転する。第3ピニオン56が矢印F方向に回転すると、第2ラック部58が+Z軸方向に変位し、これによりワイパー51が+Z軸方向に移動する。尚、図11の下図において、移動前のワイパー51の位置を点線で示している。
注入口カバー52を閉じる際には、開ける際の逆の動作が行われ、ワイパー51が−Z軸方向に移動する。
注入口カバー52を閉じる際には、開ける際の逆の動作が行われ、ワイパー51が−Z軸方向に移動する。
このように、ワイパー51が、注入口カバー52の開閉に連動して移動することにより、インクタンク13へのインク補充時に注入口カバー52を開閉する際に、残量確認部13aに付着した液体(インクミストMの他、インク補充時にこぼしたインク等)を拭き取ることができる。
[実施例4]
前述の実施例1〜実施例3においては、残量確認部13aに付着した「液体」としてのインク(インクミストも含む)を拭き取る「クリーニング機構」について説明したが、残量確認部13aへのインクの付着を抑制する液体付着抑制手段60を設けることができる。
実施例4では、図12〜図14に基づき、本発明に係る液体付着抑制手段60の例について説明する。
図12は、液体付着抑制手段としての立設部の一例を示す図である。図13は、立設部の変更例を示す図である。図14は、立設部の他の変更例を示す図である。
前述の実施例1〜実施例3においては、残量確認部13aに付着した「液体」としてのインク(インクミストも含む)を拭き取る「クリーニング機構」について説明したが、残量確認部13aへのインクの付着を抑制する液体付着抑制手段60を設けることができる。
実施例4では、図12〜図14に基づき、本発明に係る液体付着抑制手段60の例について説明する。
図12は、液体付着抑制手段としての立設部の一例を示す図である。図13は、立設部の変更例を示す図である。図14は、立設部の他の変更例を示す図である。
液体付着抑制手段60Aは、残量確認部13aの周囲の少なくとも一部に立設される「立設部」を備えて構成することができる。
本実施形態において立設部61、61は、図12に示すように、残量確認部13aに対してキャリッジ11の移動方向(X軸方向)の両側に設けられている。図12に示す立設部61、61は、キャリッジ11における第1視認部16の縁に形成されている。
本実施形態において立設部61、61は、図12に示すように、残量確認部13aに対してキャリッジ11の移動方向(X軸方向)の両側に設けられている。図12に示す立設部61、61は、キャリッジ11における第1視認部16の縁に形成されている。
キャリッジ11の底部に設けられる記録ヘッド10からのインクの吐出により発生するインクミストMは、キャリッジ11のX軸方向への移動に伴って生じる気流に乗って、X軸方向に移動し易いが、液体付着抑制手段60としての立設部61、61によりインクミストMが遮られるので、残量確認部13aにインクミストMが付着し難くなる。以って、残量確認部13aの良好な視認性を長期間保つことができる。
尚、立設部61、61は、残量確認部13aに対し、飛散或いは浮遊する液体(インク)を遮ることができる周囲の位置に設けることができる。
また、液体付着抑制手段60を設ける場合、プリンターに前述の「クリーニング機構」を設けない構成とすることもできるが、液体付着抑制手段60と「クリーニング機構」とを併用することも可能である。
尚、立設部61、61は、残量確認部13aに対し、飛散或いは浮遊する液体(インク)を遮ることができる周囲の位置に設けることができる。
また、液体付着抑制手段60を設ける場合、プリンターに前述の「クリーニング機構」を設けない構成とすることもできるが、液体付着抑制手段60と「クリーニング機構」とを併用することも可能である。
<<実施例4の変更例1>>
液体付着抑制手段60としての「立設部」は、図13に示すように、インクタンク13に対して設けることも可能である。実施例4の変更例1としての液体付着抑制手段60A(図13)では、立設部61A、61Aが、キャリッジ11に設けられる第1視認部16のすぐ内側に位置するように、残量確認部13aの表面に壁状に形成されている。立設部61A、61Aも、図12における立設部61、61と同様に、残量確認部13aに対してキャリッジ11の移動方向(X軸方向)の両側に設けられている。
液体付着抑制手段60としての「立設部」は、図13に示すように、インクタンク13に対して設けることも可能である。実施例4の変更例1としての液体付着抑制手段60A(図13)では、立設部61A、61Aが、キャリッジ11に設けられる第1視認部16のすぐ内側に位置するように、残量確認部13aの表面に壁状に形成されている。立設部61A、61Aも、図12における立設部61、61と同様に、残量確認部13aに対してキャリッジ11の移動方向(X軸方向)の両側に設けられている。
<<実施例4の変更例2>>
また、「立設部」は、図14に示すように、残量確認部13aの周囲の全部を囲うように設けることも可能である。実施例4の変更例2としてのす液体付着抑制手段60B(図14)は、残量確認部13aの上下左右、すなわち、装置高さ方向(Z軸方向)の両側と、キャリッジ11の移動方向(X軸方向)の両側とのそれぞれに立設部61Bを備え、残量確認部13aが4つの立設部61Bによって囲われている。
残量確認部13aのX軸方向の両側だけでなく、上側にも立設部61Bが設けられていることにより、注入口15からインクを補充している際に誤ってこぼれてしまったインクが垂れて残量確認部13aに付着することを抑制できる。また、記録ヘッド10に近い、残量確認部13aの下側に立設部61Bが設けられていることにより、より効果的にインクミストの残量確認部13aへの付着を抑制できる。
また、「立設部」は、図14に示すように、残量確認部13aの周囲の全部を囲うように設けることも可能である。実施例4の変更例2としてのす液体付着抑制手段60B(図14)は、残量確認部13aの上下左右、すなわち、装置高さ方向(Z軸方向)の両側と、キャリッジ11の移動方向(X軸方向)の両側とのそれぞれに立設部61Bを備え、残量確認部13aが4つの立設部61Bによって囲われている。
残量確認部13aのX軸方向の両側だけでなく、上側にも立設部61Bが設けられていることにより、注入口15からインクを補充している際に誤ってこぼれてしまったインクが垂れて残量確認部13aに付着することを抑制できる。また、記録ヘッド10に近い、残量確認部13aの下側に立設部61Bが設けられていることにより、より効果的にインクミストの残量確認部13aへの付着を抑制できる。
<<<液体付着抑制手段の他の変更例>>>
液体付着抑制手段としては、実施例4及びその変更例1及び変更例2のように、残量確認部13aの周囲に立設部61(図12)、61A(図13)、61B(図14)のいずれかを設け、残量確認部13aへの液体の付着を物理的に遮る構成の他、例えば、前記液体としてのインクミストを残量確認部13a以外の場所に誘引する、或いはインクミストを残量確認部13aから遠ざける構成とすることもできる。
液体付着抑制手段としては、実施例4及びその変更例1及び変更例2のように、残量確認部13aの周囲に立設部61(図12)、61A(図13)、61B(図14)のいずれかを設け、残量確認部13aへの液体の付着を物理的に遮る構成の他、例えば、前記液体としてのインクミストを残量確認部13a以外の場所に誘引する、或いはインクミストを残量確認部13aから遠ざける構成とすることもできる。
インクミストを残量確認部13aから遠ざける構成の一例としては、記録ヘッド10からインクが吐出されることにより発生するインクミストを、キャリッジ11の移動領域から速やかに移動させるための送風手段やミスト吸引手段が挙げられる。
また、インクミストを残量確認部13a以外の場所に誘引する構成の一例としては、キャリッジ11の移動時にキャリッジ11との摺接によりキャリッジ11の外表面に静電気を帯電させる静電気発生手段が挙げられる。このような静電気発生手段により、キャリッジ11の外表面にインクミストを吸着させて回収することができる。
特に、キャリッジ11を導通性の金属やセラミック等の導通部材で形成し、インクタンク13は接地を行うことにより、よりキャリッジ11側にインクミストが吸着し易くなる。このことによって、残量確認部13aを含むインクタンク13にインクミストが付着する虞を低減できる。
特に、キャリッジ11を導通性の金属やセラミック等の導通部材で形成し、インクタンク13は接地を行うことにより、よりキャリッジ11側にインクミストが吸着し易くなる。このことによって、残量確認部13aを含むインクタンク13にインクミストが付着する虞を低減できる。
また、筐体2に設けられ、第1視認部16を介して残量確認部13aを視認可能な第2視認部17(図1)が、筐体2に開口または切り欠きのように、筐体2の内部と外部とを連通する連通孔として形成されている場合には、筐体2内部で発生するインクミストを、第2視認部17を介して外部に逃がすことができる。その結果、残量確認部13aを含む装置内部の構成要素へのミストの付着を抑制できる。すなわち、第2視認部17を「付着抑制手段」として用いることができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1…インクジェットプリンター(記録装置)、2…筐体、3…ペーパーサポート、
4…上部カバー、5…セット口、6…補助ペーパーサポート、7…操作パネル、
8…排出部、9…排紙トレイ、10…記録ヘッド、11…キャリッジ、
12…ベルト移動機構、13…インクタンク(液体収容部)、13a…残量確認部、
14…補充容器、15…注入口、16…第1視認部、17…第2視認部、
18a…側面、18b…側面、19…凹部、21…キャップ、
30…クリーニング機構、31…ワイパー(払拭部)、40…クリーニング機構、
41…ワイパー(払拭部)、42…開閉カバー、43…移動機構、
44…第1ギア、45…第2ギア、46…リンク部、
50…クリーニング機構、51…ワイパー(払拭部)、52…注入口カバー、
53…移動機構、54…第1ピニオン、55…第2ピニオン、56…第3ピニオン、
57…第1ラック部、58…第2ラック部、
60、60A、60B…液体付着抑制手段、61、61A、61B…立設部
4…上部カバー、5…セット口、6…補助ペーパーサポート、7…操作パネル、
8…排出部、9…排紙トレイ、10…記録ヘッド、11…キャリッジ、
12…ベルト移動機構、13…インクタンク(液体収容部)、13a…残量確認部、
14…補充容器、15…注入口、16…第1視認部、17…第2視認部、
18a…側面、18b…側面、19…凹部、21…キャップ、
30…クリーニング機構、31…ワイパー(払拭部)、40…クリーニング機構、
41…ワイパー(払拭部)、42…開閉カバー、43…移動機構、
44…第1ギア、45…第2ギア、46…リンク部、
50…クリーニング機構、51…ワイパー(払拭部)、52…注入口カバー、
53…移動機構、54…第1ピニオン、55…第2ピニオン、56…第3ピニオン、
57…第1ラック部、58…第2ラック部、
60、60A、60B…液体付着抑制手段、61、61A、61B…立設部
Claims (12)
- 媒体に液体を吐出して記録を行う記録手段と、
前記記録手段を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジと、
前記キャリッジに搭載され、前記記録手段に供給する前記液体を収容するとともに、前記液体を補充容器から注入可能な注入口を備える少なくとも一つの液体収容部と、
前記液体収容部に設けられ、内部の液体残量を視認可能な透明度を有する材料で形成される残量確認部と、
前記キャリッジに設けられ、前記液体収容部の前記残量確認部を視認可能な第1視認部と、
前記残量確認部に付着した前記液体を拭き取るクリーニング機構と、を備える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、前記クリーニング機構は、前記残量確認部に対して接触して相対的に移動可能な払拭部である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置において、
前記キャリッジを内部に有し、装置外観を構成する筐体と、
前記筐体の一部を開閉するとともに、開くことにより前記第1視認部を介して前記残量確認部を視認可能な開閉カバーと、を備え、
前記払拭部は、前記開閉カバーの開閉に連動して前記残量確認部に対して接触して移動する構成である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置において、
前記液体収容部の前記注入口を開閉する注入口カバーを備え、
前記払拭部は、前記注入口カバーの開閉に連動して前記残量確認部に対して接触して移動する構成である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置において、
前記キャリッジを内部に有し、装置外観を構成する筐体を備え、
前記払拭部は、前記筐体に固定して設けられており、前記キャリッジの前記幅方向への移動に伴い、前記払拭部が前記残量確認部に対して接触しつつ相対的に移動する構成である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記キャリッジを内部に有し、装置外観を構成する筐体に、前記第1視認部を介して前記残量確認部を視認可能な第2視認部を備える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項6に記載の記録装置において、
前記キャリッジがホームポジションに位置する際に、前記第1視認部の少なくとも一部が、前記第2視認部の少なくとも一部に重なる構成であり、
前記クリーニング機構は、前記キャリッジのホームポジション側に設けられている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置において、前記残量確認部に、撥水加工が施されている、
ことを特徴とする記録装置。 - 媒体に液体を吐出して記録を行う記録手段と、
前記記録手段を備え、媒体搬送方向と交差する幅方向に移動可能なキャリッジと、
前記キャリッジに搭載され、前記記録手段に供給する前記液体を収容するとともに、前記液体を補充容器から注入可能な注入口を備える少なくとも一つの液体収容部と、
前記液体収容部に設けられ、内部の液体残量を視認可能な透明度を有する材料で形成される残量確認部と、
前記キャリッジに設けられ、前記液体収容部の前記残量確認部を視認可能な第1視認部と、
前記残量確認部への前記液体の付着を抑制する液体付着抑制手段と、を備える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項9に記載の記録装置において、
前記液体付着抑制手段は、前記残量確認部の周囲の少なくとも一部に立設される立設部を備えて構成される、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項9または請求項10に記載の記録装置において、
前記キャリッジを内部に有し、装置外観を構成する筐体に、前記第1視認部を介して前記残量確認部を視認可能な第2視認部を備える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項11に記載の記録装置において、
前記第2視認部は、前記筐体に設けられる開口または切り欠きである、
ことを特徴とする記録装置。
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2017
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2018
- 2018-03-12 US US15/918,795 patent/US10245865B2/en active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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