JP2018158833A - パーツフィーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】パーツフィーダにおいて、異形部品の排除に関して、所要構造部の集約を促進したり、異形部品を確実に排出したりすること。【解決手段】円形の振動式ボウル9に螺旋形の部品搬送板12が形成され、部品搬送板12に接続された送出管14に、正常部品1の外形形状に適合した通過孔31を有する通過規制部材30が結合され、通過規制部材30を通過した異形部品5を通過させる選別通過孔23が通過規制部材30に隣接した状態で送出管14に形成され、選別通過孔23を通過した異形部品5の収容ボックス24が送出管14に結合してある。【選択図】図1

Description

この発明は、パーツフィーダにおいて、誤って混入した異形部品を排除する構造部に関している。
実願昭57−64169号(実開昭58−166886号)のマイクロフィルムには、パーツフィーダにおいて、高さの低い異形プロジェクションナットを選別して排出する排出口と、この排出口に連なる受け箱が記載されている。同様のことは、特開2001−106332号公報にも記載されている。
また、特開2006−199496号公報には、パーツフィーダの部品搬送板に接続された送出管の入口部に通過規制部材を配置し、この通過規制部材に正常部品の外形形状に適合した通過孔を形成したことが記載されている。
実願昭57−64169号(実開昭58−166886号)のマイクロフィルム 特開2001−106332号公報 特開2006−199496号公報
上記特許文献には、パーツフィーダにおいて、高さの低い異形部品を排出して受け箱に収容することや、送出管の入口部に通過規制部材を配置することは記載されているが、これらの各部材をコンパクトにまとめてより小型化されたパーツフィーダを求めることに関しては、特別な技術的配慮は何もなされていない。
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、パーツフィーダにおける異形部品の排除について、所要構造部の集約を促進したり、異形部品を確実に排出したりすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、
円形の振動式ボウルの内側に螺旋形の部品搬送板が形成され、
前記部品搬送板に接続された送出管の入口部に、正常部品の外形形状に適合した通過孔を有する通過規制部材が配置され、
前記通過規制部材を通過した異形部品を通過させる選別通過孔が通過規制部材に隣接した状態で送出管に形成され、
前記選別通過孔を通過した異形部品の収容ボックスが送出管に結合してあることを特徴とするパーツフィーダである。
上記構成によって、部品搬送板、通過規制部材および送出管が一連になって一体的に構成され、送出管に異形部品を通過させる選別通過孔が通過規制部材に隣接した状態で配置され、さらに選別通過孔を通過した異形部品の収容ボックスが送出管に結合された構造がえられる。換言すると、通過規制部材で正常部品だけを通過させるための構造、通過規制部材を通過した異形部品を排出するための構造、排出された異形部品を貯留するための構造などが集約された構造物として形成される。したがって、上記各構造が集約された状態でコンパクトにまとまった状態になり、パーツフィーダ全体の小型化に効果的である。
異形部品は、通過規制部材の通過孔、通過規制部材に隣接している選別通過孔、収容ボックスの順で移動し、その移動長さが最短となる。したがって、通過規制部材を通過した異形部品の排出が確実になされる。
つまり、通過規制部材を通過した正常部品以外に異形な部品が通過規制部材を通過した場合であっても、異形部品は選別通過孔で移送経路から選別されて収容ボックスに収容される。したがって、異形部品が正常部品と一緒になってパーツフィーダから送出されるといった異常動作が防止できて、信頼性の高いパーツフィーダが確保できる。
パーツフィーダの平面図である。 パーツフィーダの概略を示す外観図である。 図1の各断面を示す断面図である。 変形例を示す断面図である。 部品の側面図である。
つぎに、本発明のパーツフィーダを実施するための形態を説明する。
図1〜図5は、本発明の実施例を示す。
最初に、部品について説明する。
本パーツフィーダで扱われる部品としては、ボルト、ナット、ワッシャなど、種々なものがあるが、ここでは正常部品としてドームナット、異形部品としてプロジェクションナットである。以下の説明において、プロジェクションナットを単にボルトと表現する場合もある。
図5(A)に示すように、正常部品であるドームナット1は、六角形のナット部2と、それと一体の球形のドーム部3と、120度間隔で形成された溶着用突起4によって構成されている。図示していないが、ねじ孔の中心軸線が符号O−Oで示されている。ナット部2の高さ寸法が6mm、ナット部2の角部間寸法が14mm、ドームナット1の全高が13mmである。
一方、異形部品であるプロジェクションナット5は、四角い本体部6と、下面側の四隅に形成された溶着用突起7によって構成されている。ドームナット1のナット部2の角部間寸法と、プロジェクション5の本体部6の角部間寸法は同じである。また、ナット部2と本体部6の高さは、ナット部2の方がわずかに高く、その差は、符号dで示されている。
つぎに、パーツフィーダの主要構造を説明する。
パーツフィーダは、符号100で示され、図2に示すように、支持台8上に固定されている。円形の振動式ボウル9と、その下側に配置した起振部10によって構成されている。
円形の底板11から渦巻き状の部品搬送板12が開始箇所13から始まり、螺旋形状を描きながら緩やかに上昇している。部品搬送板12が2周弱伸びた箇所が部品搬送板12の終端部であり、ここに送出管14が接続されている。部品は、反時計方向に回りながら部品搬送板12上を移送される。
振動式ボウル9の下側に配置されている起振部10は、振動式ボウル9に対して、円周方向と上下方向の振動を付与し、それによって合成された推進力が部品に付与され、これによって部品搬送板12上を上ってゆく。このようにして移送されてきた正常部品であるドームナット1は、送出管14を通過して、つぎの搬送手段15に移送され、目的箇所へ供給される。搬送手段15の代表的なものとして、直進フィーダが挙げられる。
つぎに、部品搬送板の断面形状を説明する。
図1のA−A断面は図3(A)図に、B−B断面は図3(B)図に、C−C断面は図3(C)図に示され、このように順次、図1の各断面線や矢視線に対応する断面図が図3(A)〜(I)に示されている。
断面Aの箇所は、部品搬送板12の開始箇所13から、1/4周位旋回した箇所なので、外側の部品搬送板12の高さ位置は、図3(A)に示すように、比較的低くなっている。図3(A)に示すように、底板11、低い側の部品搬送板12、高い側の部品搬送板12が階段状に形成され、高い側の部品搬送板12の外側に外壁板16が起立した状態で設けてある。各部品搬送板12には、外周側が低くなった傾斜が付与され、それによって部品は部品搬送板12の外周側へ寄せ付けられて、内壁板17や外壁板16を擦りながら移動する。上記傾斜は、符号θで表されている。
断面Bの箇所は、部品搬送板12の開始箇所13から、1周半位進行した箇所なので、外側の部品搬送板12の高さ位置は、図3(B)に示すように、ほぼ最も高い位置になっている。断面Bの辺りまで移送されてきたドームナット1の個数が過剰であったりすると、後述の通過規制部材の正常な機能に支障をきたす恐れがあるので、余剰のドームナット1を落下孔19から転落させるようになっている。落下孔19は、外壁板16から内側方向に離れた箇所に開けてあり、ボウルの円形方向に沿った細長い円弧型になっている。ドームナット1の個数が過剰でないときには、落下孔19の外側を通過して行く。
落下孔19から落下したドームナット1は、受け箱20で受止められ、そこに一時貯留されたり、底板11の箇所へ戻されたりするようになっている。そのために、受け箱20の底板21に底板11側が低くなる傾斜が付与してあるとともに、内壁板17に戻り孔22が設けてある。
受け箱20は、送出管14と重複する箇所まで円弧方向に伸ばしてあり、それによって後述の通過規制部材や選別通過孔や収容ボックスなどとの構造的関連が付与されている。受け箱20は、両端に端板18を有しているとともに、底板11に溶接してある。
断面Cの箇所は、部品搬送板12の開始箇所13から、1周と3/4位進行した箇所なので、部品搬送板12の高さ位置は、図3(C)に示すように、ほぼ最も高い位置になっている。ドームナット1を扱う工程の近くに、上述のような寸法のプロジェクションナット5を扱う工程が存在すると、床などに転がっているナット5を、作業者が拾って振動式ボウル9へ誤って戻し入れることがある。このようなナット5が、異形部品である。
異形のナット5を除去するために、細長くて四角い選別通過孔23が外壁板16の下側に開けてある。選別通過孔23における選別動作は、図3(F)に示されている。すなわち、選別通過孔23の空間高さが、ナット5の高さよりも高く、ドームナット1の全高よりも低く設定してある。あるいは、ドームナット1が倒れているときのナット部2の角部間寸法よりも低く設定してある。このような高さ設定によって選別機能が果たされている。
また、選別通過孔23の搬送方向の長さは、図3(H)に示すように、わずかな移送距離の間にナット5の通過を果たすのに必要な長さとされ、ここでは、ナット5の幅の3倍である。
異形で異常とされるナット5が選別通過孔23を通過したら、再び振動式ボウル9内に戻らないようにすることが重要である。そのために、収容ボックス24が外壁板16に溶接してあり、図3(H)に示すように、選別通過孔23を通じてのみ部品搬送板12と連通している。収容ボックス24は、出口のない状態にしてあり、その底板25は部品搬送板12と同方向に傾斜している。そのため、選別通過孔23を通過したナット5は収容ボックス24の外側に片寄った状態になり、部品搬送板12へ戻ることはない。
断面Dの箇所は、外壁板16の高さ以外はB断面の箇所と同じである。異なっているのは、収容ボックス24の直ぐ隣の箇所の外壁板16に切欠き部26を設けて、外壁板16の高さを低くしてある。異常な姿勢で移動してきたドームナット1は、傾斜角θによって低い切欠き部26を乗り越えて、受け箱20に転落する。
振動式ボウル9の直径方向における受け箱20の幅W1は、切欠き部26からの転落空間27を確保したり、落下孔19から大量のドームナット1が落下したりした場合に備えて、十分な量のドームナット1を貯留できる寸法に設定してある。ドームナット1の中心軸線O−Oがほぼ鉛直方向となった正常な起立姿勢のときには、切欠き部26から転落することがなく、正常姿勢で後述の通過規制部材の通過孔に向かう。
つぎに、収容ボックスの配置について説明する。
収容ボックス24は、異形部品であるナット5を封じ込める役割を果たしている。C断面の箇所で見られるように、収容ボックス24は、受け箱20の上側において張り出した状態で配置され、収容ボックス24の幅寸法W2は、受け箱20の幅寸法W1とほぼ重複している。つまり、収容ボックス24と受け箱20との幅寸法が、上下方向で見てほぼ重複した状態で収容ボックス24と受け箱20が配置してある。
ここでは、収容ボックス24の方が受け箱20よりも外側に少し突き出ているが、収容ボックス24の外側部と受け箱20の外側部を上下方向で一致させたり、収容ボックス24の外側部を受け箱20の外側部よりも内側に配置したりすることも可能である。
つぎに、通過規制部材、送出管、収容ボックスなどについて説明する。
通過規制部材、送出管、収容ボックスなどの集約構造は、図3(I)図、(E)図、(G)図、(H)図などに示されている。
送出管14は、鋼板をコ字型に成型した管部材29を、開放側を下向きにして部品搬送板12の外周側に溶接して形成されている。送出管14の空間形状は矩形であり、ドームナット1が、ナット部2が下側になった起立状態で通過できるようになっている。
送出管14の入口部に、正常部品であるドームナット1を、その中心軸線O−Oがほぼ鉛直方向となった正常な起立姿勢で通過させ、中心軸線O−Oが横倒しになった異常姿勢のときには通過させない、通過規制部材30が配置してある。具体的には、通過規制部材30が送出管14の開口端に溶接してある。また、通過規制部材30は、正規のドームナット1よりも一回り大きなドームナットが混入した場合にも、通過を禁止する。
通過規制部材30は、四角い厚板で構成され、図3(G)に示すように、ドームナット1の外形形状に適合した通過孔31が形成してある。この通過孔31は、ナット部2が通過するナット通過部32と、ドーム部3が通過するドーム通過部33によって構成されている。ドームナット1が(G)図に示した正常な起立姿勢であるときには、通過孔31の通過が許容されるが、中心軸線O−Oが倒れたような横向きナット姿勢であるときには、通過孔31の内縁にひっかかって通過が禁止される。
ドームナット1のナット部2の寸法と、ナット5の本体部6の寸法は前述のとおり同じであるから、異形部品であるナット5が通過孔31のナット通過部32を通過してしまうことになる。
E断面の箇所における管部材29にも選別通過孔が形成されている。この構成は、前述のC断面の箇所のものと同じである。よって、この選別通過孔には、前述のものと同じ番号23が付してある。選別通過孔23は、管部材29に開けられているが、具体的には、管部材29の壁板34に設けてある。I断面の箇所におけるH断面形状は、通過規制部材30の存在以外は、先のC断面の箇所におけるH断面形状と同じである。
C断面の箇所における収容ボックスと同じ収容ボックスが、管部材29に溶接で取り付けられている。よって、このE断面の箇所における収容ボックスにも同じ番号24が付してある。(H)図や(I)図に示すように、通過規制部材30の直ぐ傍に選別通過孔23が配置してある。この選別通過孔23は、管部材29の壁板34に開口させてある。壁板34に収容ボックス24が溶接してあり、選別通過孔23は収容ボックス24の内部空間に連通している。
選別通過孔23が通過規制部材30の直ぐ傍に配置してあるというのは、選別通過孔23が通過規制部材30と隣り合った最短距離の位置に配置されていることを意味している。このように配置された選別通過孔23に連通した状態で、収容ボックス23が管部材29に溶接してある。
このように、通過規制部材30が管部材29(送出管14)の開口端、すなわち送出管14の入口部に溶接されていること、通過規制部材30に隣接させて通過規制部材30の直ぐ傍に、選別通過孔23が管部材29の壁板34に開口させた状態で配置してあること、選別通過孔23に連通する収容ボックス24が壁板34に溶接してあること等によって、通過規制部材30、選別通過孔23、収容ボックス24が集約構造部を形成した状態で配置されている。
つぎに、部品の移動挙動について説明する。
底板11上に待機しているドームナット1や異形のナット5は、搬送振動によって開始箇所13から部品搬送板12上を反時計方向に移動する。B断面の箇所付近まで移動してきて、この辺りにおけるドームナット1の個数が過剰であると、ドームナット1は部品搬送板12の幅いっぱいになって、過剰分は落下孔19から受け箱20に落下する。受け箱20に入ったドームナット1は、戻り孔22からボウル内に戻される。
さらに、外壁板16に沿ってC断面の箇所へ移動してくると、ドームナット1はその中心軸線O−Oが横向きであっても選別通過孔23を潜り抜けることなく移送されてゆくが、異形のナット5が紛れ込んでいると、ナット5は選別通過孔23を潜り抜けて収容ボックス24内に封じ込められる。中心軸線O−Oが横向きになったドームナット1は、D断面の箇所で低くなった切欠き部26を乗り越えて、転落空間27を経て受け箱20へ転落する。そして、戻り孔22から底板11側へ戻される。
上述のようにして、中心軸線O−Oが起立状態になったドームナット1だけが正しい起立姿勢で通過規制部材30に向かい、ここで通過孔31を潜り抜けて、正規の姿勢の状態で搬送手段(直進フィーダ15)へ移行してゆく。
C断面の箇所において、ナット5が起立(ねじ孔の軸線が横倒しの姿勢)したりしていると、そこの選別通過孔23を通過することなく、そのままの姿勢で切欠き部26に沿って移送される。この移送の途上で搬送振動など何らかの外力が作用してナット5は寝た姿勢(ねじ孔の軸線が起立した姿勢)になると、ナット5はそのまま通過孔31のナット通過部32を通過する。この通過した異形のナット5は、通過規制部材30に隣接している選別通過孔23を通過して、収容ボックス24内に収容され、封じ込められる。
図4は、他の変形事例を示す。
これは、C断面の箇所に採用されているもので、選別通過孔23を潜り抜けて収容ボックス24内に入ったナット5を、部品箱35に集める形式である。そのために収容ボックス24の外周側には、開放部36が形成され、選別通過孔23を通過したプロジェクションナット5は、開放部36から部品箱35内に落下し、そこに貯留される。
このような形式にすることによって、多数のナット5が振動式ボウル9内に投入されたときには、振動式ボウル9の振動速度を高めて、不要なナット5を短時間で部品箱35へ回収する。
以上に説明した実施例の作用効果は、つぎのとおりである。
上記構成によって、部品搬送板12、通過規制部材30および送出管14が一連になって一体的に構成され、送出管14に異形部品であるナット5を通過させる選別通過孔23が通過規制部材30に隣接した状態で配置され、さらに選別通過孔23を通過したナット5の収容ボックス24が送出管14に結合された構造がえられる。換言すると、通過規制部材30で正常部品であるドームナット1だけを通過させるための構造、通過規制部材30を通過したナット5を排出するための構造、排出されたナット5を貯留するための構造などが集約された構造物として形成される。したがって、上記各構造が集約された状態でコンパクトにまとまった状態になり、パーツフィーダ100全体の小型化に効果的である。
ナット5は、通過規制部材30の通過孔31、通過規制部材30に隣接している選別通過孔23、収容ボックス24の順で移動し、その移動長さが最短となる。したがって、通過規制部材30を通過したナット5の排出が確実になされる。
つまり、通過規制部材30を通過したドームナット1以外に異形なナット5が通過規制部材30を通過した場合であっても、ナット5は選別通過孔23で移送経路から選別されて収容ボックス24に収容される。したがって、異形ナット5が正常ドームナット1と一緒になってパーツフィーダ100から送出されるといった異常動作が防止できて、信頼性の高いパーツフィーダ100が確保できる。
送出管14の入口側管端に、厚板状の通過規制部材30が溶接され、通過規制部材30の直ぐ隣に選別通過孔23が形成され、送出管14の横側面をなす壁板34に収容ボックス24が溶接されて、選別通過孔23を潜り抜けたナット5は収容ボックス24に収容される。したがって、送出管14に溶接した通過規制部材30、送出管14に開けた選別通過孔23、送出管14に溶接した収容ボックス24などが、高い集約性をもって一箇所に形成され、パーツフィーダ100としての重要な機能を果たす構造領域が、著しくコンパクトに形成される。
ナット5が、ねじ孔軸線が横向きになった状態(起立状態)で最初の選別通過孔23に差し掛かっても、そこを潜り抜けることができない。それに引き続いて移動しているときに、ねじ孔軸線が起立した状態(転倒状態)に変わると、通過規制部材30のナット通過部32を通過するという現象が発生しうる。しかしながら、通過規制部材30を通過したナット5は直ちに選別通過孔23から排除されるので、上記のように希に発生する現象に対しても、確実な選別機能が確保できる。
上述のように、本発明のパーツフィーダによれば、異形部品の排除に関して、所要構造部の集約を促進したり、異形部品を確実に排出したりする。したがって、自動車の車体溶接工程や、家庭電化製品の板金溶接工程などの広い産業分野で利用できる。
1 ドームナット
2 ナット部
3 ドーム部
4 溶着用突起
5 プロジェクションナット
6 本体部
7 溶着用突起
9 振動式ボウル
11 底板
12 部品搬送板
14 送出管
16 外壁板
17 内壁板
19 落下孔
20 受け箱
21 底板
22 戻り孔
23 選別通過孔
24 収容ボックス
25 底板
26 切欠き部
W1 受け箱の幅寸法
W2 収容ボックスの幅寸法
29 管部材
30 通過規制部材
31 通過孔
34 壁板
35 部品箱
36 開放部
100 パーツフィーダ
O−O 中心軸線

Claims (1)

  1. 円形の振動式ボウルの内側に螺旋形の部品搬送板が形成され、
    前記部品搬送板に接続された送出管の入口部に、正常部品の外形形状に適合した通過孔を有する通過規制部材が配置され、
    前記通過規制部材を通過した異形部品を通過させる選別通過孔が通過規制部材に隣接した状態で送出管に形成され、
    前記選別通過孔を通過した異形部品の収容ボックスが送出管に結合してあることを特徴とするパーツフィーダ。
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