JP2018158239A - 遊技機 - Google Patents

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土屋 良孝
Yoshitaka Tsuchiya
良孝 土屋
智久 川添
Tomohisa Kawazoe
智久 川添
覚 中山
Satoru Nakayama
覚 中山
智宣 牧
Tomonobu Maki
智宣 牧
柏木 浩志
Hiroshi Kashiwagi
浩志 柏木
梶野 浩司
Koji Kajino
浩司 梶野
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Abstract

【課題】当たり遊技によって遊技者が得た利益が表示される遊技機において、当該利益の概要を分かりやすく示すこと。
【解決手段】表示領域911を有する表示装置91と、当否判定結果が当たりとなったときに所定の入賞領域である特定領域10に遊技球が入賞可能となる当たり遊技を実行する当たり遊技実行手段と、を備え、前記当たり遊技は、前記特定領域10が開放される一または複数の単位遊技を含み、当該単位遊技は前記特定領域10にN個の遊技球が入賞したことを契機として終了するものであり、一の前記単位遊技においてN個までの遊技球が前記特定領域10に入賞することで得られた利益である特定利益と、当該特定利益以外の利益である付加利益とが別に表示されることを特徴とする遊技機1とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に関する。
大当たり遊技中に遊技者に対し払い出される遊技球の数(いわゆる出玉数)を表示する遊技機が公知である(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2016−209551号公報
大当たり遊技は、大入賞口が開放されるものが一般的であるところ、いわゆるオーバー入賞(各ラウンド遊技において予め定められた数以上の遊技球が大入賞口に入賞すること)や、別の入賞口に遊技球が入賞することによって出玉が増加することがある。多くの遊技機では、当該増加分が合わせて表示される。なお、上記特許文献1に記載の遊技機は、各ラウンド遊技において予め定められた数(所定カウント数)の遊技球が大入賞口に入賞していることを前提とするものであって(引用文献1の段落0127等参照)、いわゆるオーバー入賞が発生したときには、それにより増加する出玉分も合わせて表示されるものであると認められる。
本発明は、当たり遊技によって遊技者が得た利益が表示される遊技機において、当該利益の概要を分かりやすく示すことを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、表示領域を有する表示装置と、当否判定結果が当たりとなったときに所定の入賞領域である特定領域に遊技球が入賞可能となる当たり遊技を実行する当たり遊技実行手段と、を備え、前記当たり遊技は、前記特定領域が開放される一または複数の単位遊技を含み、当該単位遊技は前記特定領域にN個の遊技球が入賞したことを契機として終了するものであり、一の前記単位遊技においてN個までの遊技球が前記特定領域に入賞することで得られた利益である特定利益と、当該特定利益以外の利益である付加利益とが別に表示されることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、当たり遊技によって遊技者が得た利益の概要を分かりやすく示すことが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 特定表示が変化する様子を示した図である。 大当たり遊技終了時(最後のラウンド終了時)には、特定表示が決まった値となることを説明するための図である。 超過表示が変化する様子を示した図である。 他入賞表示が変化する様子を示した図である。 第一具体例を説明するための図である。 第二具体例を説明するための図である。 第三具体例を説明するための図である。 第四具体例を説明するための図である。 第五具体例を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口10(本発明における特定領域に相当する)、アウト口907などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、一部の図においては、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口10等の入賞口に入賞すると、所定の数の遊技球(以下、入賞口に遊技球が入賞することを契機として払い出される遊技球を賞球と称する)が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口904は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否判定情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。公知の遊技機と同様であるため詳細な説明を省略するが、大当たりとなる場合には、識別図柄80(当否判定結果を報知するための図柄;図1等参照)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
大当たりに当選した場合には、大当たり遊技が実行される。大当たり遊技は、一または複数の単位遊技から構成されるものである。単位遊技は、所定の終了条件が成立まで大入賞口10が開放されるというものである。具体的には、大入賞口10の手前に設けられた開閉部材11(原位置において大入賞口10を閉鎖する閉位置に位置する)が、大入賞口10を開放する開位置に位置し、これにより大入賞口10に遊技球が入賞可能な状態となる。開位置に位置する開閉部材11は、大入賞口10に向かって流下した遊技球が大入賞口10に進入するよう誘導する役割も果たす。よって、遊技者が大入賞口10に向けて遊技球を発射させていれば、比較的容易に大入賞口10に遊技球が入賞する。単位遊技は、一般的に「ラウンド(遊技)」と称されるものであり、例えば10ラウンド大当たりは、10回の単位遊技を含むというものになる。
本実施形態では、N個(本実施形態ではN=10である。当該Nの値は一般的に「カウント(C)」等と称される)の遊技球が大入賞口10に入賞すること(入賞条件)および大入賞口10が開放されてから所定時間が経過したこと(時間条件)のいずれか一方の成立が上記終了条件として設定されている。上記所定時間は比較的長い時間に設定されているため、各単位遊技中に遊技者が継続的に遊技球を大入賞口10に向けて発射させておりさえすれば、大入賞口10にN個の遊技球が入賞することにより各単位遊技は終了する。つまり、通常通り(指示通り)遊技を行っておりさえすれば、所定時間以内に、各単位遊技においてN個の遊技球が大入賞口10に入賞するという事象が発生することはほぼ確実である。換言すれば、通常通り(指示通り)遊技を行っておりさえすれば、各単位遊技は上記時間条件ではなく、上記入賞条件で終了することになる。本実施形態では、大入賞口10は遊技領域の右側に設けられており、単位遊技中に遊技者がいわゆる右打ち遊技を継続的に行っておりさえすれば、当該単位遊技においてN個の遊技球が大入賞口10に入賞することはほぼ確実である。
また、遊技球が入賞したときに賞球が払い出される入賞口として、上述した始動入賞口904および大入賞口10の他に、一般入賞口20が設けられている。なお、各入賞口に入賞したことを契機として払い出される賞球の数は、適宜設定することができる。一般入賞口20は、遊技球の入賞を契機として大当たり抽選が実行されるものではないという点において始動入賞口904とは異なる。つまり、賞球が払い出されるという点(賞球「数」は問わない)においては共通するものの、大当たり抽選の実行の有無という点において両者は異なる。また、一般入賞口20は、常時開放している入賞口であるという点において大入賞口10とは異なる。つまり、賞球が払い出されるという点(賞球「数」は問わない)においては共通するものの、常時開放している領域かどうかという点において両者は異なる。ただし、一般入賞口20を開閉する部材が設けられ、所定条件成立時に当該部材が変位して一般入賞口20が開放されるという構成としてもよい。
一般入賞口20は、遊技者が大入賞口10に向けて遊技球を発射させたとき、遊技球が入賞可能な位置に設けられている。つまり、大当たり遊技中(単位遊技中)に遊技者が大入賞口10に向けて遊技球を発射させているとき、大入賞口10に入賞しない遊技球の一部が、一般入賞口20に入賞する可能性がある。
本実施形態では、各入賞口に遊技球が入賞したときに払い出される賞球の数は以下のように設定されている。ただし、これはあくまで一例であり、適宜増減可能である。
〇大入賞口10・・・15個
〇一般入賞口20・・・3個
〇始動入賞口904・・・4個
大当たり遊技を構成する各単位遊技において、遊技者が継続的に大入賞口10に向けて遊技球を発射していた場合にほぼ確実に得られる賞球は、15個×10(N)カウント=150個ということになる。10ラウンド大当たりであれば、トータル1500個の賞球がほぼ確実に得られるということになる。
本実施形態では、大当たり遊技中に遊技者が獲得した賞球(出玉)を表示領域911に表示する。遊技者は当該表示を見ることで、大当たり遊技中や大当たり遊技終了後に、自らがどの程度の利益(出玉)を得たのか把握することが可能となる。具体的には以下の通りである。
大当たり遊技中には、表示装置91の表示領域911に、特定表示30と付加表示40が表示される。特定表示30は、一の単位遊技において、N個までの遊技球が大入賞口10に入賞することで得られた出玉(以下、当該出玉に基づく利益を特定利益と称することもある)を示すものである。つまり、特定表示30は、遊技者が通常通り遊技を行っていれば、確実に得られるであろう利益を示すものである。特定表示30の具体的表示手法はどのようなものであってもよい。例えば、出玉の数を数字として表す手法が考えられる。上述した通り、本実施形態では大入賞口10に一つの遊技球が入賞することで15個の賞球が払い出されるのであるから、大入賞口10に遊技球が入賞する度に当該数字が15ずつ増加していくことになる(特定表示30の値は15の倍数となる)(図2参照)。10ラウンド大当たりであれば、当該数字の値は1500(10カウント×15個×10ラウンド)が最大値ということになる。つまり、遊技者が大入賞口10に向けて継続的に遊技球を発射しておりさえすれば、10ラウンドの大当たり遊技(最終ラウンド)が終了した時点での特定表示30が含む数字の値は、必ず1500になるということである(図3参照)。換言すれば、遊技者は、特定利益として1500個の出玉を獲得することができるということである。
一方、付加表示40は、大当たり遊技中に得られる上記特定利益以外の利益(以下、付加利益と称することもある)を表示するものである。すなわち、付加利益は、一の単位遊技において、N個の遊技球が大入賞口10に入賞することによって得られる出玉以外の出玉に基づく利益である。このような付加利益として発生しうるものとして、本実施形態では次のような超過利益(図4参照)や、他入賞利益(図5参照)が考えられる。
超過利益は、一の単位遊技においてN+1個以降の遊技球が大入賞口10に入賞することにより得られる利益(出玉)である。上記の通り、単位遊技の終了条件として、N個の遊技球が大入賞口10に入賞することが設定されている。しかし、N個の遊技球が大入賞口10に入賞すること(大入賞口10の入口に設けられた遊技球を検出するセンサがN個目の遊技球を検出すること)を契機として開位置に位置していた開閉部材11が閉位置に位置するよりも前に、さらに遊技球が入賞する可能性がある。このような事象は一般的に「オーバー入賞」と称されているところ、かかるオーバー入賞によって得られた出玉が超過利益である。すなわち、一の単位遊技でみれば、遊技者はN個の遊技球が大入賞口10に入賞することに基づく出玉を得ることができることは確実である一方、N+1個以降の遊技球が大入賞口10に入賞することに基づく出玉を得ることができるのは不確定であり、当該出玉は遊技者が「得」をした分であると捉えることができるため、それを付加利益として示す(図4参照)。
他入賞利益は、大当たり遊技中に遊技球が大入賞口10以外の領域に入賞することにより得られる利益(出玉)である。本実施形態では、大当たり遊技中に遊技球が入賞しうる「大入賞口10以外の領域」として、上述した一般入賞口20が設定されている。なお、大当たり遊技中は、大入賞口10を狙って遊技球が発射されることになるから、当該発射態様によって遊技球が発射されたときに遊技球が入賞しうる領域が「大入賞口10以外の領域」として設定されている。本実施形態では、いわゆる右打ちがなされたときに遊技球が入賞する可能性がある位置に一または複数の一般入賞口20が設けられており、当該一般入賞口20に遊技球が入賞することに基づく出玉が他入賞利益として示される。大当たり遊技は、基本的には大入賞口10に遊技球が入賞することに基づく出玉を獲得することを目指して遊技するものであるところ、大入賞口10に入賞しない遊技球が一般入賞口20に入賞することに基づく出玉は遊技者が「得」をした分であると捉えることができるため、それを付加利益として示す(図5参照)。なお、本実施形態では、大入賞口10に向かって遊技球を発射させたとき(いわゆる右打ちを行ったとき)には、始動入賞口904には遊技球が入賞することは困難または不可能となるように設定されているため、始動入賞口904は「大入賞口10以外の領域」として扱わない。ただし、始動入賞口904に遊技球が入賞することによって得られた出玉が他入賞利益(付加利益)として示される構成としてもよい。
本実施形態では、超過利益と他入賞利益を合わせた付加利益を付加表示40として表示する(図2〜図5参照)。つまり、超過利益と他入賞利益をひとまとまりとした出玉を付加表示40により示す。付加表示40の具体的表示手法はどのようなものであってもよい。例えば、特定表示30と同様に、出玉の数を数字として表す手法が考えられる。一の遊技球のオーバー入賞が発生した場合には当該数字が15増加し、一の遊技球が一般入賞口20に入賞した場合には当該数字が3増加することになる。
特定利益を示す特定表示30と付加利益を示す付加表示40とは、表示領域911において別々に表示される(図2〜図5参照)。ここで「別々に表示される」とは、各利益の内容を区別して遊技者が把握できるように表示されることをいう。特定利益や付加利益の少なくともいずれか一方を説明したり、両者を区別することを助けたりするような表示が別途なされてもよい。例えば、付加利益を示す数字に、「付加」、「得」、「プラス」といった文言を含む表示を付すことで、付加利益が大当たり遊技で「得」になった出玉ということが把握できる。
このように、本実施形態にかかる遊技機1では、大当たり遊技において、遊技者が通常通り遊技していれば確実に得られる出玉である特定利益と、特定利益以外の出玉である付加利益とが別に表示される。このようにすることで、遊技者は、どれだけ「得」になったかを容易に把握することが可能となる。
また、大当たり遊技中に遊技者が普通に遊技を行っていれば、最終的な特定表示30が示す値(最大値)は、ある決まった値(本実施形態では1500)となる。つまり、特定表示30が当該最大値となることで大当たり遊技が終了するのであるから、大当たり遊技中にリアルタイムで示される特定表示30の値により、どの程度大当たり遊技が進行したのか分かりやすいという利点もある。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
○第一具体例
上記の通り、特定表示30は、遊技者が通常通り遊技していれば確実に得られる出玉であり、大当たり遊技を通じて得られる最終的な出玉は決まっているのであるから、特定表示30とともに当該最終的な出玉を示す表示(以下、最終表示31)がなされるようにする。例えば、上記実施形態にて説明した10ラウンド大当たりでいえば、大当たり遊技を通じて得られる最終的な出玉は1500個であるから、当該1500の数字を含む最終表示31を行う。
最終表示31は、特定表示30と組み合わせて表示されるようにするとよい。その一例としては、「特定表示30(分子)/最終表示31(分母)」というように示す手法が考えられる(図6参照)。最終表示31は基本的には決まった数字である(ただし、大当たり遊技の途中でラウンド数が増加することを示すようないわゆる昇格演出が発生する場合を除く。このような昇格演出が発生するものとする場合には、昇格演出が発生した後(ラウンド数の増加が示された後)、最終表示31の数字が変化するような構成とすればよい)。一方、特定表示30は、大当たり遊技が進行するにつれて増加していく、すなわち最終表示31に近づいていく数字である。特定表示30は、各単位遊技においてN個の遊技球が大入賞口10に入賞することによって得られる出玉を示すものであるため、大当たり遊技(最終ラウンド)は、特定表示30の数字と最終表示31の数字が一致したときに終了することになる。したがって、本例のような構成とすれば、大当たり遊技の進行の程度や、大当たり遊技の終了時点が分かりやすくなるという作用が奏される。
○第二具体例
上記実施形態では、超過利益と他入賞利益を合わせたものを付加利益(付加表示40)として表示することを説明したが、超過利益(超過表示41)と他入賞利益(他入賞表示42)を別に表示する(図7参照)といったように、付加利益を種類毎に区別できるように表示するものとしてもよい。このようにすることで、どのような種類の付加利益がどの程度生じているのかを把握することが可能である。例えば、他入賞利益の多少により、一般入賞口20に遊技球が入賞しやすいのか否かを把握することが可能である。
また、付加利益として一種類の利益のみが表示されるようにしてもよい。例えば、超過利益(超過表示41)と他入賞利益(他入賞表示42)の一方のみが表示されるようにしてもよい。また、付加利益の種類毎の表示と、各付加利益を合算した表示が併せてなされるようにしてもよい。
○第三具体例
大当たり遊技における最後の単位遊技が終了した(図8(a)参照)後、特定利益と付加利益を合わせた合算利益が示されるものとする(図8(b)参照)。具体的には、特定表示30の数字と付加利益の数字とを足し合わせた数字を、合算利益を示す合算表示50として表示する。すなわち、通常通り遊技していれば確実に得られる出玉と、「得」をした出玉を合算したものを表示する。このようにすることで、大当たり遊技を通じて得られたトータルの出玉を把握することが可能となる。合算表示50が表示されるよりも前に、特定表示30と付加利益が足し合わせたかのような演出が実行されるようにするとよい。このようにすれば、遊技者は、合算表示50がトータルの利益(出玉)を示すものであるということを直感的に把握することが可能となる。
合算表示50がなされるときは、既に全ての単位遊技は終了している(実質的に大当たり遊技は終了している)のであるから、合算表示50がなされたときに、特定表示30や付加表示40が消去されるような構成としてもよい。このようにすれば、トータルの利益である合算表示50の内容を強調して示すことが可能である。一方、合算表示50がなされても、特定表示30や付加表示40がそのまま残るような構成としてもよい。このようにすれば、トータルの利益である合算利益のうち、特定利益と付加利益がどのような配分で得られたのかを容易に把握することが可能である。
○第四具体例
上記第三具体例にて説明した、特定利益と付加利益を合わせた合算利益の表示(合算表示50)が、大当たり遊技の途中(全ての単位遊技が終了していない段階)において表示されるようにする(図9参照)。大当たり遊技の進行に伴って変化する特定利益と付加利益を合わせた出玉を合算利益として表示する。つまり、合算利益(合算表示50)の数字も大当たり遊技の進行に伴って変化することになる。このようにすれば、大当たり遊技の途中において、現時点におけるトータルの利益(出玉)を把握することが可能である。ただし、本例のような構成とする場合、特定表示30、付加表示40、合算表示50の三つが継続的に表示され続けることになり、各表示が混同されてしまうおそれがある。かかる点を考慮すれば、上記第三具体例にて説明したように、合算表示50は全ての単位遊技が終了した時点で表示することが好ましいといえる。合算表示50はトータルの利益を示すものであるから、上記第三具体例のように全ての単位遊技が終了した後表示する態様で十分であるともいえる。
○第五具体例
いわゆる「連チャン」が発生した場合であっても、現在実行されている大当たり遊技における特定利益(特定表示30)や付加利益(付加表示40)が表示されるようにする。つまり、現在実行されている一回分の大当たり遊技にて得られた利益の詳細がリアルタイムで示されるものとする。
いわゆる「連チャン」、すなわち複数回の大当たりに当選することが連続的に発生した場合、当該複数回の大当たり遊技にて得られた利益を包括的に表示することが一般的ではあるが、本例においては、あくまで、現在実行されている一回分の大当たりにて得られた利益(特定利益、付加利益)が表示されるものとする(図10参照)。このようにすることで、現在実行されている大当たりで得られた各種利益が明確になるし、特定表示30により、現在実行されている大当たり遊技がどの程度進行したのか分かりやすくなるという利点もある。なお、「連チャン」によって得られたトータルの利益(包括利益表示60)が併せて表示されるようにしてもよい(図10参照)。
○第六具体例
上記実施形態および各具体例にて説明した出玉は、遊技者に対して払い出された遊技球の数であって、遊技者が所有する遊技球の数(持ち球)の増加数ではない。具体的には、少なくとも各種入賞口への入賞に1個の遊技球が消費されている(例えば、大入賞口10に1個の遊技球が入賞した場合、15個の遊技球が払い出されることになるため、純粋な増加数は14個である)。
上述した特定利益や付加利益について、入賞に消費された遊技球を加味して表示する。このような設定とした場合、上記実施形態に則していえば、特定表示30の数字は、大入賞口10への入賞の度に14ずつ増加するという態様となる。超過表示41の数字についても、大入賞口10への入賞の度に14ずつ増加するという態様となる。他入賞表示42の数字については、一般入賞口20への入賞の度に2ずつ増加するという態様となる。このように、入賞に要した遊技球を加味して、各利益が表示されるようにしてもよい。
○第七具体例
大当たり遊技においても、遊技球は発射されているのであるから、その分遊技球数は減少する。この減少分を加味して各種利益が表示されるようにする。つまり、発射された遊技球の数を差し引いたものを利益として表示する。ここで、発射された遊技球の数を大当たり遊技中にリアルタイムで各利益から差し引いて表示するのは困難であるから、上記第三具体例にて説明した合算利益(トータルの出玉)から発射された遊技球の数が差し引かれて表示されるようにするとよい。大当たり遊技の途中では、発射された遊技球の数がリアルタイムで表示されるようにするとよい。このようにすれば、全ての単位遊技が終了した後に、当該大当たり遊技によって生じた遊技球の数(持ち球)の純増数が把握できることになる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
表示領域を有する表示装置と、当否判定結果が当たりとなったときに所定の入賞領域である特定領域に遊技球が入賞可能となる当たり遊技を実行する当たり遊技実行手段と、を備え、前記当たり遊技は、前記特定領域が開放される一または複数の単位遊技を含み、当該単位遊技は前記特定領域にN個の遊技球が入賞したことを契機として終了するものであり、一の前記単位遊技においてN個までの遊技球が前記特定領域に入賞することで得られた利益である特定利益と、当該特定利益以外の利益である付加利益とが別に表示されることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、遊技者は、特定利益と付加利益を区別して把握することができる。つまり、当たり遊技によって利益の概要を容易に把握することが可能である。
また、一回の当たり遊技によって得られる特定利益の最大値は決まっているから、当該特定利益の状況により、当たり遊技がどの程度進行しているかを把握することが可能である。
・手段2
前記付加利益は、一の前記単位遊技においてN+1個以降の遊技球が前記特定領域に入賞することで得られた利益である超過利益を含むことを特徴とする手段1に記載の遊技機。
・手段3
前記付加利益は、遊技球が前記特定領域以外の領域に入賞することで得られた利益である他入賞利益を含むことを特徴とする手段1または手段2に記載の遊技機。
このように、付加利益としてはいわゆる「オーバー入賞」による利益や、特定領域以外の領域への入賞によって得られる利益を例示することができる。
・手段4
前記当たり遊技において全ての単位遊技が終了した後、前記特定利益と前記付加利益とを合わせた合算利益が表示されることを特徴とする手段1から手段3のいずれか一項に記載の遊技機。
このようにすることで、当たり遊技を通じて得られたトータルの利益を容易に把握することが可能となる。
1 遊技機
10 大入賞口
20 一般入賞口
30 特定表示
31 最終表示
40 付加表示
41 超過表示
42 他入賞表示
50 合算表示
60 包括利益表示
91 表示装置
911 表示領域

Claims (4)

  1. 表示領域を有する表示装置と、
    当否判定結果が当たりとなったときに所定の入賞領域である特定領域に遊技球が入賞可能となる当たり遊技を実行する当たり遊技実行手段と、
    を備え、
    前記当たり遊技は、前記特定領域が開放される一または複数の単位遊技を含み、当該単位遊技は前記特定領域にN個の遊技球が入賞したことを契機として終了するものであり、
    一の前記単位遊技においてN個までの遊技球が前記特定領域に入賞することで得られた利益である特定利益と、当該特定利益以外の利益である付加利益とが別に表示されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記付加利益は、一の前記単位遊技においてN+1個以降の遊技球が前記特定領域に入賞することで得られた利益である超過利益を含むことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記付加利益は、遊技球が前記特定領域以外の領域に入賞することで得られた利益である他入賞利益を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記当たり遊技において全ての単位遊技が終了した後、前記特定利益と前記付加利益とを合わせた合算利益が表示されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機。
JP2018136691A 2018-07-20 2018-07-20 遊技機 Pending JP2018158239A (ja)

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JP2017131628A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 株式会社ソフイア 遊技機

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