JP2018150756A - 施解錠装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の請求項1記載の施解錠装置11は、扉13に取り付けられて電気信号に基づき施解錠駆動される施解錠機構部23と、
前記扉13の扉面19に前面35および側面前部37を表出するとともに、前記扉面19から突出する方向に進退自在となって前記扉13に支持され、前記電気信号の送受を行うユニット33と、
前記扉面19から前記ユニット33が突出することにより表出する前記ユニット33の隠蔽側面69に取り付けられて前記電気信号を送受する電気回路に接続される電気的接点71と、
を具備することを特徴とする。
前記ユニット33が、前記隠蔽側面69を覆うケース39を介して前記扉13に取り付けられ、
扉面19から前記ユニット33が突出することにより前記隠蔽側面69が前記ケース39から表出することを特徴とする。
前記ユニット33が、前記扉13との間に設けられた付勢部材(バネ)53により後退方向に付勢されることを特徴とする。
前記ケース39に化粧枠79が形成され、
前記化粧枠79が前記ユニット33の前記隠蔽側面69を覆うことを特徴とする。
前記電気的接点71が、前記ユニット33に給電する電源線に接続されることを特徴とする。
前記電気的接点71が、前記ユニット33に内蔵される制御装置に接続されて前記制御装置に対しての前記電気信号の送信および受信の少なくとも一方を可能とするコネクタ71であることを特徴とする。
図1は本発明の実施形態に係る施解錠装置を備える扉の斜視図である。
本実施形態に係る施解錠装置11は、扉13に取り付けられる。扉13は、吊元15と反対側が開扉端側の木口面17となる。扉13の例えば室外側となる扉面19には、操作部材である例えばレバーハンドル21が取り付けられる。レバーハンドル21は、回転や揺動などの操作が行われ、扉13に内蔵される施解錠機構部23に操作力を入力させることにより、ラッチボルト25を連動させて進退させる。木口面17には上部フロント板27と、下部フロント板29とが、着脱自在に取り付けられる。下部フロント板29は、上記ラッチボルト25を貫通させる。
ユニットは、本実施形態において、カードリーダーなどのリーダー33である場合を例に説明する。以下、ユニットをリーダー33と称す。なお、ユニットは、リーダー33に限定されない。リーダー33は、扉13の室外側の扉面19に前面35及び側面前部37を表出する。リーダー33は、扉面19から突出する方向に進退自在となって扉13に支持される。このリーダー33は、施解錠機構部23に対して電気信号の送受を行う。
バネ53には、つる巻きバネ53を用いることができる。バネ53は、他端がフロント裏板63のスリット穴55に支持されることにより、長穴51に挿入された一端が杆部49を介してリーダー33を後退方向に付勢する。
このバネ53は、一端が、傾斜部57となり、他端がコ字形状に折り曲げられ上下で対を構成するピン部59となる。傾斜部57とピン部59との間には、バネ本体部61が巻回される。傾斜部57は、長穴51への挿入を容易とする。ピン部59は、フロント裏板63に形成された上記のスリット穴55に係合される。本実施形態では、このバネ53は、ケース39に形成された支持空間40内にバネ本体61が位置し、ケース39奥方に向けて傾斜部57が延出し、その先端がケース39にスリット状に形成される案内部83内を移動自在とされるユニット33杵部49を貫通して長穴51に係合する。
バネ53は、フロント裏板63のスリット穴55に係合するピン部59が、フロント裏板63に取り付けられる上部フロント板27により覆われる。バネ53のピン部59は、図3に示すように、ケース39の装着穴85とフロント裏板63のスリット穴55を貫通する。装着穴85とスリット穴55を貫通するピン部59によって、それぞれが縦長な穴であり、ピン部59が上下一対であることで、歪むことなく扉13の奥行方向に進退可能となり、扉13に固定ビス65で固定されるフロント裏板63に対するユニット33の位置決めが行われる。バネ53は、図8に示すように、フロント上板27を取り外すことでピン部59にアクセス可能となり、フロント裏板63に対してバネ53の進退が可能となって、この抜脱により、ユニット33の杆部49への傾斜部57の抜脱が可能となり、すなわち、バネ53の進退操作でケース39に対するユニット33の脱着を可能としている。
リーダー33は、前面35が扉面19に表出した状態で取り付けられている。このリーダー33の側面には、進退方向に向かって厚み方向の略半分の位置に、全周に渡ってフランジ部67が張り出している。リーダー33は、このフランジ部67を境に進出側が側面前部37となり、後退側が隠蔽側面69となる。側面前部37は、略方形状とされるとともに、上下縁部は緩やかな曲面で形成され、左右縁部はややエッジを有するような稜線部分を備える形状とされる。フランジ部67は、バネ53による付勢力でリーダー33が後退した際、リーダー取付穴47の周囲に当接して、リーダー取付穴47の周縁を覆う。従って、フランジ部67は、リーダー33の化粧部材と、動作終端のストッパとの両方として働く。
なお、図5中、杆部49上方の穴87は、ユニット33内の電気回路基板等とケース39内の基板41とを接続するケーブル等が貫通配置する。
図6はユニットが引っ張り出された状態の扉一部分の縦断面図、図7はユニットが引っ張り出された状態の扉一部分の斜視図である。
本実施形態に係る施解錠装置11では、リーダー33により施解錠機構部23の施解錠駆動が可能となるので、図1に示すように、鍵孔を扉面19に表出させる必要がなくなり、スッキリとしたデザインが可能となる。
図9は揺動構造で支持される変形例に係るユニットの側面図である。
この変形例に係る施解錠装置11は、リーダー33の上部が、水平方向の支軸73により揺動自在に支持される。リーダー33は、下部の側面前部37を手前に引き出すことによりコネクタ71を表出させることができる。この場合、支軸73は、扉13に設けられても、ケース39に設けられてもよい。
この変形例に係る施解錠装置11によれば、支軸73のみの簡素な構造でリーダー33を進退自在に取り付けることができる。
また、この支軸73の構成においても、付勢部材(バネ)を具備させることで、コネクタ71を通常時に隠しておき、使用するには揺動して引き出すようにしてもよい。
この変形例に係る施解錠装置11は、ケース39に枠体75が取り付けられる。枠体75は、内方でリーダー33を進退自在に案内する。また、枠体75は、リーダー取付穴47の周縁を覆う。
この変形例に係る施解錠装置11によれば、枠体75により比較的大きなリーダー取付穴47とリーダー33とのクリアランス(隙間)を隠すことができ、取付施工を容易にできる。また、ケース39内部を枠体75にて覆うことが可能となる。
この変形例に係る施解錠装置11は、リーダー33の側面前部37に、凹部77が形成される。凹部77は、側面前部37の両側に形成される。
この変形例に係る施解錠装置11によれば、リーダー33を摘みやすくして、凹部77にて指を掛けやすくでき、引き出しを容易にすることができる。
この変形例に係る施解錠装置11は、ケース39に化粧枠79が形成され、化粧枠79がユニットの隠蔽側面69を覆う。
この施解錠装置11によれば、化粧枠79を扉面19から突出して配置することにより、リーダー33を扉13の内方に大きく後退させて収容させずに隠蔽側面69を覆うことができる。その結果、リーダー33の後退空間を小さくして、厚みの薄い扉13に対しても取り付けを容易にすることができる。
また、リーダー取付穴47を杆部49のみが貫通する小さな穴とすることができ、扉13に対しての加工が小さく済み、施工が容易となる。
13…扉
19…扉面
23…施解錠機構部
33…ユニット(リーダー)
35…前面
37…側面前部
39…ケース
53…付勢部材(バネ)
69…隠蔽側面
71…電気的接点(コネクタ)
79…化粧枠
Claims (6)
- 扉に取り付けられて電気信号に基づき施解錠駆動される施解錠機構部と、
前記扉の扉面に前面および側面前部を表出するとともに、前記扉面から突出する方向に進退自在となって前記扉に支持され、前記電気信号の送受を行うユニットと、
前記扉面から前記ユニットが突出することにより表出する前記ユニットの隠蔽側面に取り付けられて前記電気信号を送受する電気回路に接続される電気的接点と、
を具備することを特徴とする施解錠装置。 - 前記ユニットが、前記隠蔽側面を覆うケースを介して前記扉に取り付けられ、
扉面から前記ユニットが突出することにより前記隠蔽側面が前記ケースから表出することを特徴とする請求項1記載の施解錠装置。 - 前記ユニットが、前記扉との間に設けられた付勢部材により後退方向に付勢されることを特徴とする請求項1または2に記載の施解錠装置。
- 前記ケースに化粧枠が形成され、
前記化粧枠が前記ユニットの前記隠蔽側面を覆うことを特徴とする請求項2に記載の施解錠装置。 - 前記電気的接点が、前記ユニットに給電する電源線に接続されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の施解錠装置。
- 前記電気的接点が、前記ユニットに内蔵される制御装置に接続されて前記制御装置に対しての前記電気信号の送信および受信の少なくとも一方を可能とするコネクタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の施解錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017048578A JP2018150756A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | 施解錠装置 |
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JP2018150756A5 JP2018150756A5 (ja) | 2020-03-26 |
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- 2017-03-14 JP JP2017048578A patent/JP2018150756A/ja active Pending
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