JP2018150655A - 靴下の製造方法、靴下、及び材料 - Google Patents

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知宏 中林
貴司 亀山
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【課題】着用者の踵に対する良好な保護保湿性を有すると共に、履き心地が良く、着用と洗濯を繰り返しても履き心地の低下を抑制することができる踵保護用の靴下の製造方法等を提供する。
【解決手段】靴下の製造方法は、靴下本体の踵部分と、踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形された熱接着性フィルムと、踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形された合成樹脂フィルムとをこの順に重ねる工程(a)と、踵部分の形状に合わせて凸部又は凹部が形成された第1の型と、第1の型と嵌合可能な凹部又は凸部が形成された第2の型とのうち少なくとも一方を加熱し、上記凸部及び凹部により靴下の踵部分と熱接着性フィルムと合成樹脂フィルムとが重ねられた層を挟んでプレスすることによって、靴下の踵部分に合成樹脂フィルムを熱接着する工程(b)とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、踵を乾燥から保護する靴下の製造技術に関する。
踵を乾燥から保護し、踵のひび割れやかさつきを防ぐ踵保護用の靴下が知られている。例えば、特許文献1には、二重構造に形成した靴下の層間に、伸縮性を有する可撓体を、踵を囲む状態で介在せしめたかかと乾燥防止体付靴下が開示されている。また、特許文献2、3には、二重構造に形成した靴下の踵部分に合成樹脂フィルムを介在せしめた踵保護靴下が開示されている。
実開平2−115506号公報 特許第2627570号公報 特公平7−49601号公報
靴下の踵部分に合成樹脂フィルムを介在せしめる靴下の実用化にあたって、本出願人は、熱接着性フィルムを用いて合成樹脂フィルムを靴下に熱接着する手法を開発した(特許文献2参照)。しかしながら、平面状の合成樹脂フィルムの全面を立体的な踵部分に接着しようとすると、ヨレや皺が生じて履き心地が良くないばかりか、合成樹脂フィルムの周縁部に生じた凹凸の隙間から湿気が逃げてしまい、着用者の踵に対する保護保湿性が低下することが判明した。そこで、本出願人はさらに研究を重ね、合成樹脂フィルムの周縁部のみを靴下に熱接着する方式の靴下を開発するに至った(特許文献3参照)。
しかしながら、合成樹脂フィルムの周縁部のみを靴下の布地に熱接着し、その他の部分を布地に対して遊離状態とした場合、靴下の着用中に合成樹脂フィルムの遊離部分が布地からずれたり浮いたりすることがあり、ごわごわして履き心地があまり良くないと感じる着用者も存在した。また、遊離部分のずれや浮きは、靴下の着用と洗濯を繰り返すうちに顕著になり易く、履き心地が徐々に低下するという問題もあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、着用者の踵に対する良好な保護保湿性を有すると共に、履き心地が良く、着用と洗濯を繰り返しても履き心地の低下を抑制することができる踵保護用の靴下の製造方法、靴下、及び靴下の製造に用いられる材料を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様である靴下の製造方法は、靴下本体の踵部分と、前記踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形された熱接着性フィルムと、前記踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形された合成樹脂フィルムとをこの順に重ねる工程(a)と、前記踵部分の形状に合わせて凸部又は凹部が形成された第1の型と、前記第1の型と嵌合可能な凹部又は凸部が形成された第2の型とのうち少なくとも一方を加熱し、前記凸部及び前記凹部により前記靴下の踵部分と前記熱接着性フィルムと前記合成樹脂フィルムとが重ねられた層を挟んでプレスすることによって、前記靴下の踵部分に前記合成樹脂フィルムを熱接着する工程(b)と、を含むものである。
上記靴下の製造方法において、工程(a)は、前記第1の型に前記靴下本体の踵部分と前記熱接着性フィルムと前記合成樹脂フィルムとをこの順に積層し、工程(b)は、前記第2の型を加熱して前記合成樹脂フィルムに直接又は間接的に押し当てても良い。
上記靴下の製造方法において、工程(a)は、前記合成樹脂フィルムの上に、前記踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形されたセパレータをさらに積層し、工程(b)は、前記セパレータを介して、前記第2の型を前記合成樹脂フィルムに押し当てても良い。
本発明の別の態様である靴下は、靴下本体と、前記靴下本体の踵部分に全面が熱接着された合成樹脂フィルムと、を備え、前記合成樹脂フィルムは、前記踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲しているものである。
本発明のさらに別の態様である材料は、靴下本体の踵部分に合成樹脂フィルムが接着された靴下の製造に用いられる材料であって、前記踵部分に合わせて複数の方向において湾曲した形状をなす合成樹脂フィルムからなるものである。
上記材料は、前記踵部分に合わせて複数の方向において湾曲した形状をなし、熱接着性を有するフィルムが、前記合成樹脂フィルムの一方の面に積層されたものであっても良い。
上記材料は、前記踵部分に合わせて複数の方向において湾曲した形状をなし、少なくとも前記熱接着性を有するフィルムの接着温度よりも融点の高い材料からなる部材が、前記合成樹脂フィルムの他方の面に積層されたものであっても良い。
本発明によれば、予め踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形された合成樹脂フィルム及び熱接着性フィルムを用いて、合成樹脂フィルムを靴下本体に熱接着するので、平面状のフィルムを湾曲させて接着する場合と異なり、ヨレや皺や周縁部の凹凸を生じさせることなく、合成樹脂フィルムの全面を隙間なく靴下に貼り付けることができる。従って、着用者の踵に対する良好な保護保湿性を有する靴下を提供することが可能となる。また、着用者は合成樹脂フィルムのヨレや皺、或いはずれや浮きによるごわつきを感じることなく、心地よく靴下を着用することができる。さらに、合成樹脂フィルムの全面が靴下本体に接着されているので、着用と洗濯を繰り返しても合成樹脂フィルムのずれや浮きが発生することはなく、長期間にわたって履き心地の低下を抑制することが可能となる。
本発明の実施形態に係る靴下を示す模式図である。 図1に示す靴下の踵部分を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る靴下の製造方法において使用されるプレス型(凸型)を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る靴下の製造方法において使用されるプレス型(凹型)を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る靴下の製造方法を示すフローチャートである。 立体的に成形された合成樹脂フィルムを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る靴下の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る靴下の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る靴下の製造方法を説明するための断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る靴下の製造方法、靴下、及び材料について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。以下の説明において参照する図面は、本発明の内容を理解し得る程度に形状、大きさ、比率、及び位置関係を概略的に示しているに過ぎない。即ち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、比率、及び位置関係のみに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る靴下を示す模式図である。図2は、図1に示す靴下の踵部分を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る靴下1は、靴下本体10と、靴下本体10の踵部分10aに設けられた合成樹脂フィルム14とを備える。
靴下本体10は、例えば、綿、ウール、シルク、ナイロンやウレタン等の合成繊維などの繊維を材料として、編み機等によって編成することにより作製されたニットである。図2に示すように、靴下本体10は、外側に配置された生地である外側布11と、内側に配置された生地である内側布12とをからなる二重構造を有している。このような二重構造を有する靴下本体10は、一例として、筒状に編成した生地のつま先部分を縫合して折り返すことにより作製することができる(参考:実開平2−115506号公報)。もっとも、二重構造の靴下本体の作製方法はこれに限定されない。例えば、外側に配置される靴下と内側に配置される靴下とを別々に編成した後で、これらを重ねても良い。或いは、靴下の踵部分を含む領域のみに当て布をしても良い。要するに、靴下本体10において、少なくとも踵部分10aが二重構造を有していれば良い。
踵部分10aの内側布12には、熱接着層13により合成樹脂フィルム14が熱接着されている。合成樹脂フィルム14は、例えば塩ビ系、ナイロン系、ポリエステル系などの熱可塑性樹脂によって形成され、例えば50〜90μm程度の厚さを有している。合成樹脂フィルム14は、踵部分10aに合わせて複数の方向において湾曲した形状をなし、厚さはほぼ均一であり、平面状のフィルムを複数の方向において同時に湾曲させた際に見られるようなヨレや皺や周縁部の凹凸はほとんど見られない。合成樹脂フィルム14は、空気の流通を遮断することにより、靴下1内の踵部分10aにおける保湿作用を生じさせる。
熱接着層13は、例えばウレタン系合成樹脂により形成され、内側布12と合成樹脂フィルム14との間の全面にわたって設けられている。熱接着層13も、合成樹脂フィルム14と同様に複数の方向において湾曲しており、厚さはほぼ均一である。
次に、靴下1の製造方法について説明する。
図3及び図4は、本発明の実施形態に係る靴下の製造方法において使用されるプレス型を示す模式図である。図3及び図4に示すプレス型20、30は、合成樹脂フィルム14を靴下本体10に熱接着する際に用いられる型である。図3に示すプレス型(凸型)20は、台座21と、踵部分10aの形状に合わせて台座21から膨出する凸部22とを有する。図4に示すプレス型(凹型)30は、凸部22が嵌合可能な凹部32が形成された台座31を有する。本実施形態においては、プレス型20、30を共に金属によって形成しているが、ヒートプレスに使用可能な材料であれば特に限定されない。
図5は、本発明の実施形態に係る靴下の製造方法を示すフローチャートである。なお、靴下本体10については、予め編成し、合成樹脂フィルム14を熱接着する踵部分10aの内側布12を露出させておく。
まず、工程S10において、踵部分10aの形状に合わせて立体的に成形された合成樹脂フィルム、熱接着層13の材料となる熱接着性フィルム、及びセパレータを用意する。図6は、立体的に成形された合成樹脂フィルムを示す斜視図である。図6に示すように、合成樹脂フィルム14は、靴下本体10に接着される前の状態で、踵部分10aの膨出した形状に合うように、予め複数の方向において湾曲した形状に加工されている。湾曲した合成樹脂フィルム14を作製する方法は特に限定されず、公知の加工技術を適用することができる。
熱接着性フィルムは例えばウレタン系合成樹脂フィルムであり、図6に示す合成樹脂フィルム14と同様に、踵部分10aの形状に合わせ、複数の方向において湾曲した形状に成形される。セパレータは、少なくとも熱接着性フィルムの接着温度よりも融点の高い材料(例えばナイロンやポリプロピレン等)からなり、図6に示す合成樹脂フィルム14と同様に、踵部分10aの形状に合わせ、複数の方向において湾曲する形状に成形される。セパレータの機能については後述する。
図7〜図9は、本発明の実施形態に係る靴下の製造方法を説明するための断面図である。続く工程S11において、図7に示すように、プレス型20の凸部22に、靴下本体10の踵部分10aを被せる。この際、靴下本体10を直接プレス型20に被せても良いし、プレス型20に薄いニット地等を被せた上で靴下本体10を被せることにより、靴下本体10へのプレス型20の当たりを和らげても良い。
続く工程S12において、図7に示すように、靴下本体10の踵部分10aに、工程S10において用意した熱接着性フィルム13’、合成樹脂フィルム14、及びセパレータ15をこの順に被せる。熱接着性フィルム13’、合成樹脂フィルム14、及びセパレータ15は、予め踵部分10aの形状に合わせて成形されているので、凸部22に被せられた靴下本体10(内側布12)に対して歪みや隙間を生じさせることなく嵌合する。なお、作業を簡単にするために、熱接着性フィルム13’と合成樹脂フィルム14とを予め一体化させておいても良い。或いは、熱接着性フィルム13’と合成樹脂フィルム14とセパレータ15とを予め一体化させておいても良い。
続く工程S13において、図8に示すように、加熱したプレス型30の凹部32を被せ、靴下本体10、熱接着性フィルム13’、合成樹脂フィルム14、及びセパレータ15をプレスする。所定時間経過後、プレス型30を取り外すと、加熱により一旦溶融した熱接着性フィルム13’が固化し、合成樹脂フィルム14を靴下本体10に接着する熱接着層13となる(図9参照)。
続く工程S14において、図9に示すように、セパレータ15を取り外す。この後、プレス型20から靴下本体10を取り外し、外側布11で合成樹脂フィルム14を覆うことにより二重構造とし(図2参照)、二重構造の開き口を縫製するなどして仕上げる。それにより、図1に示す靴下1が完成する。
ここで、セパレータ15は、プレス型30を用いてヒートプレスする際に、合成樹脂フィルム14が凹部32に貼着してプレス型30を外す際に剥がれるのを防ぐために用いられる。従って、プレス型30側に合成樹脂フィルム14の貼着防止のためのコーティング等が施されている場合には、セパレータ15は必須ではない。なお、工程S14においてセパレータ15を取り外す際には、熱接着層13及び合成樹脂フィルム14の温度はある程度低下しているため、合成樹脂フィルム14がセパレータ15と共に剥がれるおそれはない。
以上説明したように、本実施形態によれば、合成樹脂フィルム14及び熱接着性フィルム13’を予め踵部分の形状に合わせて湾曲させておくので、合成樹脂フィルム14及び熱接着性フィルム13’をプレス型20の凸部22に被せた際にも、平面状のフィルムを被せた場合に生じるような歪みや隙間が生じることはない。そのため、合成樹脂フィルム14の全面を靴下本体10の踵部分10aに、ヨレや皺や凹凸を生じさせることなく均一に接着することが可能となる。従って、靴下を着用した際に、合成樹脂フィルム14が内側布12を介して着用者の踵を隙間なく包み込み、踵に対する良好な保護保湿性を発揮する。また、着用者は、合成樹脂フィルム14のヨレや皺や凹凸、或いはずれや浮きによるごわつきを感じることなく、心地よく靴下を着用することが可能となる。さらに、合成樹脂フィルム14の全面が靴下本体10に接着されているので、靴下1の着用と洗濯を繰り返しても合成樹脂フィルム14にずれや浮きは生じない。従って、長期間にわたって履き心地の低下を抑制することが可能となる。
また、本実施形態によれば、内側布12と合成樹脂フィルム14との間の全面に熱接着層13が介在しているので、靴下1の内部から油分が内側布12に染み出しても、熱接着層13によりブロックされ、合成樹脂フィルム14まで到達することはない。従って、着用者が保湿クリーム等を踵に塗布した状態で靴下1を着用したとしても、保湿クリーム等の油分が合成樹脂フィルム14に影響を与えるおそれはない。
なお、合成樹脂フィルム14を接着する布地は内側布12に限定されず、外側布11に接着しても良い。この場合、プレス型20の凸部22にセパレータ15、合成樹脂フィルム14、及び熱接着性フィルム13’をこの順で重ねた上に、外側布11を被せ、加熱したプレス型30の凹部32を被せてプレスすれば良い。或いは、外側布11の踵部分10aが凹部32に嵌るように外側布11をプレス型30に被せ、熱接着性フィルム13’、合成樹脂フィルム14、及びセパレータ15をこの順で重ね、加熱したプレス型20によりプレスしても良い。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。
1 靴下
10 靴下本体
10a 踵部分
11 外側布
12 内側布
13 熱接着層
13’ 熱接着性フィルム
14 合成樹脂フィルム
15 セパレータ
20、30 プレス型
21、31 台座
22 凸部
32 凹部

Claims (7)

  1. 靴下本体の踵部分と、前記踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形された熱接着性フィルムと、前記踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形された合成樹脂フィルムとをこの順に重ねる工程(a)と、
    前記踵部分の形状に合わせて凸部又は凹部が形成された第1の型と、前記第1の型と嵌合可能な凹部又は凸部が形成された第2の型とのうち少なくとも一方を加熱し、前記凸部及び前記凹部により前記靴下の踵部分と前記熱接着性フィルムと前記合成樹脂フィルムとが重ねられた層を挟んでプレスすることによって、前記靴下の踵部分に前記合成樹脂フィルムを熱接着する工程(b)と、
    を含む靴下の製造方法。
  2. 工程(a)は、前記第1の型に前記靴下本体の踵部分と前記熱接着性フィルムと前記合成樹脂フィルムとをこの順に積層し、
    工程(b)は、前記第2の型を加熱して前記合成樹脂フィルムに直接又は間接的に押し当てる、請求項1に記載の靴下の製造方法。
  3. 工程(a)は、前記合成樹脂フィルムの上に、前記踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲するように成形されたセパレータをさらに積層し、
    工程(b)は、前記セパレータを介して、前記第2の型を前記合成樹脂フィルムに押し当てる、請求項2に記載の靴下の製造方法。
  4. 靴下本体と、
    前記靴下本体の踵部分に全面が熱接着された合成樹脂フィルムと、
    を備え、
    前記合成樹脂フィルムは、前記踵部分の形状に合わせて複数の方向において湾曲している、靴下。
  5. 靴下本体の踵部分に合成樹脂フィルムが接着された靴下の製造に用いられる材料であって、
    前記踵部分に合わせて複数の方向において湾曲した形状をなす合成樹脂フィルムからなる材料。
  6. 前記踵部分に合わせて複数の方向において湾曲した形状をなし、熱接着性を有するフィルムが、前記合成樹脂フィルムの一方の面に積層された請求項5に記載の材料。
  7. 前記踵部分に合わせて複数の方向において湾曲した形状をなし、少なくとも前記熱接着性を有するフィルムの接着温度よりも融点の高い材料からなる部材が、前記合成樹脂フィルムの他方の面に積層された請求項6に記載の材料。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102248440B1 (ko) * 2019-10-30 2021-05-06 강선학 발건조증 방지용 양말

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