JP2018146991A - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Abstract
Description
カメラ1は、カメラ本体100と、カメラ本体100に着脱可能なレンズ鏡筒10とを備える。なお、本実施形態においては、交換可能なレンズ鏡筒10を有するカメラ本体100について説明するが、これに限定されず、カメラ本体と一体型のレンズ鏡筒を有するカメラであってもよい。
カメラ側連動部104は、撮影時および使用者による絞り込み操作時において、後述するレンズ鏡筒10における絞り機構20の絞り操作部材40を絞り込み操作するものである。
カメラ側マウント105には、後述するレンズ鏡筒10におけるマウント筒部15のバヨネットマウント15Aが係合し、これによってカメラ本体100にレンズ鏡筒10が装着される。
この撮影時において、カメラ側連動部104は、後述するレンズ鏡筒10における絞り機構20の絞り操作部材40を絞り込み操作する。
レンズ鏡筒10は、内蔵する光学系(レンズ群L1〜L4)の相対位置を変化させることで焦点距離を可変調整可能ないわゆるズームレンズである。
レンズ鏡筒10は、外側固定筒11と、内側固定筒12と、外側固定筒11の内周側に配置されたカム筒13と、内側固定筒12とカム筒13との間に配置された直進群14と、結像光学系を構成する複数のレンズ群(L1〜L4)と、を備える。
マウント筒部15には、バヨネットマウント15Aが設けられている。
バヨネットマウント15Aは、短筒状リング部の外周に、カメラ本体100のカメラ側マウント105と係合する係合爪を備えている。
マウント筒部15の前面側(Z軸プラス側)には、後述する絞り機構20における絞り操作部材40の円環部41が、押さえ板17によって回転可能に装着されている。
第1レンズ群L1は、カム筒13の回転による直進群14の移動によって光軸OA方向(Z軸方向)に移動すると共に、フォーカスリング16によって直進群14に対して光軸OA方向(Z軸方向)に移動操作されるようになっている。
図4は、絞り操作部材40を示し、(a)は背面側(Zマイナス側)から見た斜視図,(b)は(a)のB−B断面図,(c)は(b)と対応する比較例を示す図である。図5は、比較例としての絞り操作部材40′の斜視図である。図6は、比較例としてのレンズ鏡筒10′の広角端における概念断面図である。
絞り部31は、詳しい説明は省略するが、絞りケースの内部に絞り開口を形成する複数の絞り羽根を備えている。絞り羽根は、絞りカム板によって開閉操作されて絞り開口径が変化するようになっており、スプリング等の付勢手段によって開放側に付勢されている。
絞り操作アーム32は、後述する絞り操作部材40の操作レバー42によって、付勢手段の付勢力に抗して絞り羽根を絞る方向に操作される。本実施形態における操作レバー42による絞り操作アーム32の操作方向は、背面側(Z軸マイナス側)から見て反時計回りである。
本実施形態における絞り操作部材40は、樹脂により金型を用いた射出成形によって形成される。樹脂材料は、たとえば、摺動グレードを採用し、接触面積を減らすために、嵌合面を設けている。
その結果、内周端面41Bでの反射光に起因するフレアの発生を抑制できる。また、反射防止処理が不要となる。図4(c)に示す比較例のように円環部41′の内周端面41B′が光軸OAと平行だと、反射光が第3レンズ群L3への入射する虞がある。なお、内周端面41Bのテーパーの方向は、逆であっても良い。
そして、本実施形態によると、樹脂製であって成形容易のため、操作レバー42を、円環部41の前面側(Z軸プラス側)および背面側(Z軸マイナス側)の両側に、光軸OA(Z軸)と平行に延設されている。この操作レバー42の光軸OA方向(Z軸方向)における長さと当該方向における円環部41に対する位置は、後に詳述する。
このように、操作レバー42の内周側の面に遮光構造44が形成されていることにより、別部材の遮光シートおよびそれを貼り付ける作業が不要となり、材料費及び工数の低減によるコストダウンが可能となる。
なお、上記のような絞り操作部材40における、操作レバー42が円環部41の両側に突出する形状、および遮光構造44の形状は、樹脂による射出成形によって容易に形成可能である。
操作レバー42は、絞り羽根ユニット30における絞り操作アーム32の係合部33に係合している。これにより、絞り操作部材40は、カメラ本体100のカメラ側連動部104によって回転操作されると、絞り羽根ユニット30を絞り込み操作する。
この絞り操作部材40に対する絞り羽根ユニット30の移動(距離の変化)の際には、絞り羽根ユニット30における絞り操作アーム32の係合部33が、絞り操作部材40における操作レバー42に沿って係合状態を維持したままスライドする。
つまり、絞り羽根ユニット30における絞り操作アーム32と、絞り操作部材40における操作レバー42の長さは、絞り羽根ユニット30の移動距離を吸収し得る長さに設定されるものである。
操作レバー42は、絞り羽根ユニット30の光軸OA方向(Z軸方向)における移動範囲(すなわち第3レンズ群L3の移動範囲)の全域において絞り羽根ユニット30の絞り操作アーム32と係合している必要がある。
従って、操作レバー42の光軸OA方向(Z軸方向)における長さは、絞り羽根ユニット30の移動距離(第3レンズ群L3の移動量)に係合部33を加えた寸法となる。
その結果、そのような絞り操作部材40′を適用したレンズ鏡筒10′の概念断面図である図6に示すように、第2レンズ群L2が第3レンズ群L3に接近すると操作レバー42′と干渉する。
そのため、第2レンズ群L2の第2レンズ枠F2′に操作レバー42′を避ける空間19を形成したり、第2レンズ群L2の位置をより前面側(Z軸プラス側)に設定しなければならないといった構成上の制約が生ずる。
なお、図5および図6中、前述した実施形態と同機能の構成要素には同符号を付してある。
(1)本実施形態における絞り操作部材40は、樹脂により金型を用いた射出成形によって形成されているので、例えばプレスなどの金属材料で製造する場合と比べて形状の自由度を有する。
(2)形状の自由度があるので、絞り操作部材40の操作レバー42を、円環部41よりも背面側(Z軸マイナス側)に背面側延在部42Rを延設し、その背面側の端部から必要な長さが得られるように前面側延在部42Fが前面側に延設することが容易となる。このため、前面側延在部42Fの突出長さを小さくでき、操作レバー42と他の構成要素との干渉を抑えることができ、構成要素の位置および形状に対する制約を少なくできる。その結果、設計の自由度が向上し、小型に構成できる。また、低コストに構成できる。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態は、デジタルカメラに本発明を適用したものである、しかし、これに限らずフィルムを用いるいわゆる銀塩カメラに適用しても良い。
(2)また、撮影光学系を構成するレンズ群の構成及び配置や、絞り羽根ユニット30の配置は、本実施形態の構成に限定されるものではなく、適宜変更かのうなものである。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
また、本発明は、上記レンズ鏡筒を備える光学機器に関する。
Claims (1)
- カメラ本体からの操作によって回転する、光軸を中心とした円環部、及び前記円環部から光軸方向に沿って被写体側に延びる第1延在部を有する樹脂製の絞り操作部と、
絞り羽根を有し、前記第1延在部と係合し、前記第1延在部の回転によって、前記絞り羽根が開閉される絞り部と、
を備えること、を特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
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JP2018124593A JP2018146991A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018124593A JP2018146991A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | レンズ鏡筒 |
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Family
ID=63591140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018124593A Pending JP2018146991A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | レンズ鏡筒 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018146991A (ja) |
Citations (4)
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JPH0996850A (ja) * | 1995-10-02 | 1997-04-08 | Asahi Optical Co Ltd | 絞り部材およびレンズ鏡筒 |
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2018
- 2018-06-29 JP JP2018124593A patent/JP2018146991A/ja active Pending
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