JP2018146991A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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正輝 朝山
Masateru Asayama
正輝 朝山
浜崎 拓司
Takuji Hamazaki
拓司 浜崎
陽一 上瀧
Yoichi Kotaki
陽一 上瀧
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【課題】より自由な設計が可能な絞り操作部を有するレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】レンズ鏡筒10は、カメラ本体100からの操作によって回転する、光軸OAを中心とした円環部41、及び前記円環部41から光軸OA方向に沿って被写体側に延びる第1延在部42Fを有する樹脂製の絞り操作部40と、前記第1延在部42Fと係合し、前記第1延在部42Fの回転によって、絞りが開閉される絞り部31と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ鏡筒に関する。
カメラ本体からの操作によって絞り部材を開閉するための絞り操作部が設けられているレンズ鏡筒がある。この絞り操作部は、従来、金属の平板を型抜きし、曲げ加工することによって製造されている(特許文献1参照)。
特開2005−266476号公報
しかし、従来の絞り操作部は、金属の平板を型抜きして製造しているため、形状の自由度がなく、漏光やゴーストの対策のため部材の追加が必要で、コストアップになっている。
本発明の課題は、より自由な設計が可能な絞り操作部を有するレンズ鏡筒を提供することである。
本発明は、カメラ本体からの操作によって回転する、光軸を中心とした円環部、及び前記円環部から光軸方向に沿って被写体側に延びる第1延在部を有する樹脂製の絞り操作部と、絞り羽根を有し、前記第1延在部と係合し、前記第1延在部の回転によって、前記絞り羽根が開閉される絞り部と、を備えること、を特徴とするレンズ鏡筒に関する。
本発明によれば、より自由な設計が可能な絞り操作部を有するレンズ鏡筒を提供することができる。
本実施形態におけるカメラを模式的に示す断面図である。 レンズ鏡筒の望遠端における概念断面図である。 レンズ鏡筒の広角端における概念断面図である。 絞り操作部材を示し、(a)は背面側(Zマイナス側)から見た斜視図,(b)は(a)のB−B断面図,(c)は(b)と対応する比較例を示す図である。 比較例としての絞り操作部材の斜視図である。 比較例としてのレンズ鏡筒の広角端における概念断面図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸Aを水平として横長の画像を撮影する場合の当該レンズ鏡筒10を装着したカメラの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。また、Zプラス側を前面側、Zマイナス側を背面側とも称する。
図1は、本実施形態におけるカメラ1を模式的に示す断面図である。図2は、そのレンズ鏡筒10の望遠端における概念断面図である。図3は、レンズ鏡筒10の広角端における概念断面図である。
カメラ1は、カメラ本体100と、カメラ本体100に着脱可能なレンズ鏡筒10とを備える。なお、本実施形態においては、交換可能なレンズ鏡筒10を有するカメラ本体100について説明するが、これに限定されず、カメラ本体と一体型のレンズ鏡筒を有するカメラであってもよい。
カメラ本体100は、いわゆる一眼レフタイプのデジタルカメラ本体であって、詳細な説明は省略するが、クイックリターンミラー101と、ファインダー光学系102と、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子103と、絞りの設定を行うカメラ側のカメラ側連動部104と、レンズ鏡筒10が結合されるカメラ側マウント105と、を備える。
クイックリターンミラー101は、レンズ鏡筒10によって集光された被写体像の光路を、ファインダー光学系102に向けて屈曲させる。クイックリターンミラー101は、レリーズ操作に応じて、被写体光の撮像素子103への入射を妨げない退避位置(図1中に二点鎖線で示す)に移動する。
撮像素子103は、レンズ鏡筒100によって結像された被写体像を電気信号に変換する、たとえば、CCDやCMOS等の光電変換素子である。
カメラ側連動部104は、撮影時および使用者による絞り込み操作時において、後述するレンズ鏡筒10における絞り機構20の絞り操作部材40を絞り込み操作するものである。
カメラ側マウント105には、後述するレンズ鏡筒10におけるマウント筒部15のバヨネットマウント15Aが係合し、これによってカメラ本体100にレンズ鏡筒10が装着される。
そして、カメラ1は、カメラ本体100が備える図示しないシャッターボタンが押圧操作(レリーズ操作)されると、クイックリターンミラー101が退避位置に移動し、撮像素子103が被写体像光を電気信号に変換し、その撮像データを図示しない記録部に記録(すなわち撮影)する。
この撮影時において、カメラ側連動部104は、後述するレンズ鏡筒10における絞り機構20の絞り操作部材40を絞り込み操作する。
つぎに、レンズ鏡筒10について説明する。
レンズ鏡筒10は、内蔵する光学系(レンズ群L1〜L4)の相対位置を変化させることで焦点距離を可変調整可能ないわゆるズームレンズである。
レンズ鏡筒10は、外側固定筒11と、内側固定筒12と、外側固定筒11の内周側に配置されたカム筒13と、内側固定筒12とカム筒13との間に配置された直進群14と、結像光学系を構成する複数のレンズ群(L1〜L4)と、を備える。
また、レンズ鏡筒10は、絞り機構20を備えている。本実施形態では、第2レンズ群L2は、防振ユニットVUを備えるブレ補正レンズ群である。また、後述する絞り機構20における絞り羽根ユニット30は、第3レンズ群L3の第3レンズ枠F3の前面側(Z軸方向プラス側)に一体に装着されている。
外側固定筒11は、当該レンズ鏡筒10の外面を形成する円筒状の部材であり、その被写体側端部において内側固定筒12及びマウント筒部15に固定されている。
マウント筒部15には、バヨネットマウント15Aが設けられている。
バヨネットマウント15Aは、短筒状リング部の外周に、カメラ本体100のカメラ側マウント105と係合する係合爪を備えている。
マウント筒部15の前面側(Z軸プラス側)には、後述する絞り機構20における絞り操作部材40の円環部41が、押さえ板17によって回転可能に装着されている。
カム筒13は、外周に一体に形成されたゴム筒13Aが外面に露出し、使用者によって回転操作可能となっている。カム筒13は、詳細な説明は省略するが、カム溝およびフォロアピン等による既知の連繋機構を介して、直進群14、第2レンズ群L2,第3レンズ群L3および第4レンズ群L4と連繋しており、回転によってこれらを移動操作するようになっている。
直進群14は、カム筒13と内側固定筒12の間に配置されている。直進群14は、先端部に第1レンズ群L1をフォーカスリング16を介して保持している。直進群14は、カム筒13の回転によって光軸OA方向に移動操作される。
第1レンズ群L1は、カム筒13の回転による直進群14の移動によって光軸OA方向(Z軸方向)に移動すると共に、フォーカスリング16によって直進群14に対して光軸OA方向(Z軸方向)に移動操作されるようになっている。
上記構成のレンズ鏡筒10は、ゴム筒13Aを介したカム筒13の回転操作によって、直進群14(第1レンズ群L1),第2レンズ群L2,第3レンズ群L3および第4レンズ群L4が所定の位置関係で移動し、結像光学系全体の焦点距離が連続的に変化(ズーミング)する。レンズ群L1〜L4の相対位置は、図2に示す望遠端と、図3に示す広角端との間で変化する。また、説明は省略するが、第1レンズ群L1および第2レンズ群L2は、移動操作されて焦点調節(フォーカシング)を行う。
つぎに、前述した図1,図2および図3に加えて図4〜図6を参照し、本実施形態において特徴的な構成を有する絞り機構20について説明する。
図4は、絞り操作部材40を示し、(a)は背面側(Zマイナス側)から見た斜視図,(b)は(a)のB−B断面図,(c)は(b)と対応する比較例を示す図である。図5は、比較例としての絞り操作部材40′の斜視図である。図6は、比較例としてのレンズ鏡筒10′の広角端における概念断面図である。
絞り機構20は、絞り羽根ユニット30と、絞り羽根ユニット30を操作する絞り操作部材40と、により構成されている。絞り機構20は、当該レンズ鏡筒10が装着された図示しないカメラ本体100の絞り込み操作時および撮影時において、カメラ本体100のカメラ側連動部によって絞り込み操作されるものである。
絞り羽根ユニット30は、第3レンズ群L3を保持する第3レンズ枠F3の前面(Z軸プラス側の面)に装着された絞り部31と、絞り羽根を操作する絞り操作アーム32を備えている。
絞り部31は、詳しい説明は省略するが、絞りケースの内部に絞り開口を形成する複数の絞り羽根を備えている。絞り羽根は、絞りカム板によって開閉操作されて絞り開口径が変化するようになっており、スプリング等の付勢手段によって開放側に付勢されている。
絞り操作アーム32は、矩形断面の薄板状で、背面側(Z軸マイナス側)に延びている。絞り操作アーム32の先端には、操作レバー42による操作方向前面側において係合する断面形状コ字状の係合部33が形成されている。
絞り操作アーム32は、後述する絞り操作部材40の操作レバー42によって、付勢手段の付勢力に抗して絞り羽根を絞る方向に操作される。本実施形態における操作レバー42による絞り操作アーム32の操作方向は、背面側(Z軸マイナス側)から見て反時計回りである。
絞り操作部材40は、図4(a)に示すように、概略形状が円環状の円環部41に、絞り羽根ユニット30を操作する操作レバー42を一体に備えている。
本実施形態における絞り操作部材40は、樹脂により金型を用いた射出成形によって形成される。樹脂材料は、たとえば、摺動グレードを採用し、接触面積を減らすために、嵌合面を設けている。
円環部41は、薄板によって円環状に形成されている。なお、このZ軸マイナス側の面には、カメラ本体100のカメラ側連動部104によって操作されるレンズ側連動部43(図1に示す)が突設される。
また、本実施形態によると、円環部41は樹脂で製造されているので、例えばプレスなどの金属材料で製造する場合と比べて形状の自由度がある。このように成形が容易のため、図4(b)に示すように、円環部41の内周端面41Bは、前面側(Z軸プラス側)に向かって拡がる方向に所定角度でテーパー状に形成されている。これにより、図4(b)中破線および二点鎖線で示すように、内周端面41Bで反射された光は第3レンズ群L3への入射することがない。
その結果、内周端面41Bでの反射光に起因するフレアの発生を抑制できる。また、反射防止処理が不要となる。図4(c)に示す比較例のように円環部41′の内周端面41B′が光軸OAと平行だと、反射光が第3レンズ群L3への入射する虞がある。なお、内周端面41Bのテーパーの方向は、逆であっても良い。
操作レバー42は、絞り羽根ユニット30における絞り操作アーム32の係合部33と係合する矩形断面の薄板状で、円環部41の内周に一体として設けられている。
そして、本実施形態によると、樹脂製であって成形容易のため、操作レバー42を、円環部41の前面側(Z軸プラス側)および背面側(Z軸マイナス側)の両側に、光軸OA(Z軸)と平行に延設されている。この操作レバー42の光軸OA方向(Z軸方向)における長さと当該方向における円環部41に対する位置は、後に詳述する。
また、操作レバー42は樹脂製であって成形容易のため、操作レバー42の内周側の面には、反射による迷光を防ぐ遮光構造(遮光線)43が形成されている。遮光構造44は、光軸OAと直交する方向に延びる凹部と凸部とが交互に配置され、進行方向を光軸OA方向(Z軸方向)とする三角波状に形成されている。
このように、操作レバー42の内周側の面に遮光構造44が形成されていることにより、別部材の遮光シートおよびそれを貼り付ける作業が不要となり、材料費及び工数の低減によるコストダウンが可能となる。
なお、上記のような絞り操作部材40における、操作レバー42が円環部41の両側に突出する形状、および遮光構造44の形状は、樹脂による射出成形によって容易に形成可能である。
そして、絞り操作部材40は、円環部41がマウント筒部15の前面側(Z軸プラス側)に押さえ板17によって脱落不能に保持され、光軸OAを中心として回転可能に設けられている。
操作レバー42は、絞り羽根ユニット30における絞り操作アーム32の係合部33に係合している。これにより、絞り操作部材40は、カメラ本体100のカメラ側連動部104によって回転操作されると、絞り羽根ユニット30を絞り込み操作する。
上記のような絞り機構20では、第3レンズ群L3を保持する第3レンズ枠F3に装着された絞り羽根ユニット30は、ズーミングによって光軸OA方向に移動し、マウント筒部15に支持された絞り操作部材40との距離が変化する。
この絞り操作部材40に対する絞り羽根ユニット30の移動(距離の変化)の際には、絞り羽根ユニット30における絞り操作アーム32の係合部33が、絞り操作部材40における操作レバー42に沿って係合状態を維持したままスライドする。
つまり、絞り羽根ユニット30における絞り操作アーム32と、絞り操作部材40における操作レバー42の長さは、絞り羽根ユニット30の移動距離を吸収し得る長さに設定されるものである。
ここで、絞り操作部材40における操作レバー42の、光軸OA方向(Z軸方向)における長さと円環部41に対する当該方向における位置について説明する。
操作レバー42は、絞り羽根ユニット30の光軸OA方向(Z軸方向)における移動範囲(すなわち第3レンズ群L3の移動範囲)の全域において絞り羽根ユニット30の絞り操作アーム32と係合している必要がある。
従って、操作レバー42の光軸OA方向(Z軸方向)における長さは、絞り羽根ユニット30の移動距離(第3レンズ群L3の移動量)に係合部33を加えた寸法となる。
操作レバー42の円環部41に対する光軸OA方向(Z軸方向)における位置は、当該操作レバー42の背面側(Z軸マイナス側)の先端(背面端)が、カメラ本体100側の構成要素(クイックリターンミラー101等)と干渉しない範囲において、円環部41よりも背面側(Z軸マイナス側)に突出して(背面側延在部42R)設定される。本実施形態では、図2および図3に示すように、背面側延在部42Rの背面端は、マウント筒部15における円筒状のバヨネットマウント15Aにおける短筒状リング部内の外爪の近傍に位置している。
そして、操作レバー42は、背面側延在部42Rの背面端から、前面側(Z軸プラス側)に必要な長さ延設(前面側延在部42F)される。すなわち、操作レバー42は、円環部41より前面側に突出する前面側延在部42Fと、円環部41より背面側に突出する背面側延在部42Rと、の合算で操作レバー42の必要長となるように形成されている。
これに対して、絞り羽根ユニット30における絞り操作アーム32は、その移動範囲中最も前面側に位置する図2に示す望遠端において、係合部33が操作レバー42(前面側延在部42F)の前面側(Z軸プラス側)の端と係合する長さに設定される。
上記のように、絞り操作部材40における操作レバー42は、円環部41より背面側(Z軸マイナス側)から、前面側(Z軸プラス側)に必要な長さに延設されている。このため、操作レバー42の円環部41から前面側(Z軸プラス側)への突出量(前面側延在部42Fの長さ)は、操作レバー42の全長より短くなる。これにより、操作レバー42に起因する、第3レンズ群L3の前面側(Z軸プラス側)に位置する構成要素(第2レンズ群L2)の位置および形状に対する制約を少なくできる。
すなわち、比較例である図5に示すように、金属によってプレス加工で形成した絞り操作部材40′では、製造工程,精度およびコスト等の観点から、操作レバー42′は円環部41′から前面側(Z軸プラス側)に必要な長さ延設される。
その結果、そのような絞り操作部材40′を適用したレンズ鏡筒10′の概念断面図である図6に示すように、第2レンズ群L2が第3レンズ群L3に接近すると操作レバー42′と干渉する。
そのため、第2レンズ群L2の第2レンズ枠F2′に操作レバー42′を避ける空間19を形成したり、第2レンズ群L2の位置をより前面側(Z軸プラス側)に設定しなければならないといった構成上の制約が生ずる。
本構成では、操作レバー42による制約範囲を小さくできる。このため、設計の自由度が大きくなり、コンパクトな構成が可能となる。特に、第2レンズ群L2がブレ補正レンズ群の場合、防振ユニットの配置等の設計が容易となる。その結果、低コストで高性能な構成が可能となる。
なお、図5および図6中、前述した実施形態と同機能の構成要素には同符号を付してある。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本実施形態における絞り操作部材40は、樹脂により金型を用いた射出成形によって形成されているので、例えばプレスなどの金属材料で製造する場合と比べて形状の自由度を有する。
(2)形状の自由度があるので、絞り操作部材40の操作レバー42を、円環部41よりも背面側(Z軸マイナス側)に背面側延在部42Rを延設し、その背面側の端部から必要な長さが得られるように前面側延在部42Fが前面側に延設することが容易となる。このため、前面側延在部42Fの突出長さを小さくでき、操作レバー42と他の構成要素との干渉を抑えることができ、構成要素の位置および形状に対する制約を少なくできる。その結果、設計の自由度が向上し、小型に構成できる。また、低コストに構成できる。
(3)また、樹脂により金型を用いた射出成形によって形成されているので、絞り操作部材40における操作レバー42の内周側の面に、三角波状遮光構造44を形成することが容易となる。これにより、別部材の遮光シートおよびそれを貼り付ける作業が不要となり、材料費及び工数の低減によるコストダウンが可能となる。
(4)さらに、樹脂により金型を用いた射出成形によって形成されているので、絞り操作部材40における円環部41の内周端面41Bを、テーパー状に形成することが容易となる。これにより、内周端面41Bで反射された迷光の画像光への混入を防ぐことができる。その結果、内周端面41Bの反射光に起因するフレアの発生を抑制できる。また、反射防止処理等が不要となり、工数の低減によるコストダウンが可能となる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態は、デジタルカメラに本発明を適用したものである、しかし、これに限らずフィルムを用いるいわゆる銀塩カメラに適用しても良い。
(2)また、撮影光学系を構成するレンズ群の構成及び配置や、絞り羽根ユニット30の配置は、本実施形態の構成に限定されるものではなく、適宜変更かのうなものである。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、100:カメラ本体、10:レンズ鏡筒、15:マウント筒部、15A:バヨネットマウント、30:絞り羽根ユニット、31:絞り部、32:絞り操作アーム、33:係合部、40:絞り操作部材、41:円環部、41A:摺動接触面、41B:内周端面41B、42:操作レバー、42F:前面側延在部、42R:背面側延在部、43:遮光構造、OA:光軸
本発明は、光軸を中心とした円環形状であり、回転可能な樹脂製の円環部と、前記円環部から光軸方向に沿って被写体側に伸びるように前記円環部と一体成形された樹脂製の第1延在部と、前記円環部から光軸方向に沿って像側に伸びるように前記円環部と一体成形された樹脂製の第2延在部と、絞り羽根を有し、前記第1延在部と係合し、前記第1延在部の回転によって、前記絞り羽根が開閉される絞り部と、を備え、前記第1延在部と前記第2延在部とは、前記円環部の円周方向の同じ位置からそれぞれ被写体側、像側に伸びるように形成されているレンズ鏡筒に関する。
また、本発明は、上記レンズ鏡筒を備える光学機器に関する。

Claims (1)

  1. カメラ本体からの操作によって回転する、光軸を中心とした円環部、及び前記円環部から光軸方向に沿って被写体側に延びる第1延在部を有する樹脂製の絞り操作部と、
    絞り羽根を有し、前記第1延在部と係合し、前記第1延在部の回転によって、前記絞り羽根が開閉される絞り部と、
    を備えること、を特徴とするレンズ鏡筒。
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