JP2018146319A5 - - Google Patents

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本願に係わる放射性ダストモニタは、濾紙を有するサンプリング部と、内側に中空部を有する遮蔽容器と、遮蔽容器が有する中空部に設置され、サンプリング部が有する濾紙に捕集された放射性物質から放出される放射線が入射するとパルス信号を出力する検出部と、検出部から出力されたパルス信号を増幅する波形整形部と、波形整形部で増幅されたパルス信号から波高分布を抽出する波高分析部と、信号復元演算に用いる応答関数を保管する応答関数データベースと、波高分析部で抽出された波高分布に対して、応答関数データベースに保管されている応答関数を用いて、信号復元演算を実施し、この信号復元演算の結果を基に検出部に入射した放射線の放射能濃度を算出する放射能濃度演算部と、放射能濃度演算部が算出した放射能濃度を表示する表示部と、を備えている。
本願に係わる放射性ダストモニタは、濾紙を有するサンプリング部と、内側に中空部を有する遮蔽容器と、遮蔽容器が有する中空部に設置され、サンプリング部が有する濾紙に捕集された放射性物質から放出される放射線が入射するとパルス信号を出力する検出部と、検出部から出力されたパルス信号を増幅する波形整形部と、波形整形部で増幅されたパルス信号から波高分布を抽出する波高分析部と、信号復元演算に用いる応答関数を保管する応答関数データベースと、波高分析部で抽出された波高分布に対して、応答関数データベースに保管されている応答関数を用いて、信号復元演算を実施し、この信号復元演算の結果を基に検出部に入射した放射線の放射能濃度を算出する放射能濃度演算部と、放射能濃度演算部が算出した放射能濃度を表示する表示部と、を備えていることにより、測定対象の感度を向上させ、放射能濃度を高精度かつリアルタイムに測定することが可能となる。
本願に係わる放射性ダストモニタは、測定点の空気をサンプリングして空気中に含まれるダスト状の放射性物質を濾紙3aに捕集するサンプリング部と、サンプリング部に捕集されたダスト状の放射性物質から放出された放射線を検出しパルス信号を出力する放射線の検出部と、検出部に入射するバックグラウンド放射線を遮蔽・減衰させるための遮蔽容器と、検出部から出力されたパルス信号を後段の回路に適した形に増幅、整形等をする波形整形部と、パルス信号の波高を測定し、パルス信号をその波高値に対応するチャンネルに割り当てて計数して波高分布としてメモリに格納する波高分析部と、波高分析結果を基に信号復元演算を実施し、放射能濃度を求める放射能濃度演算部と、信号復元演算に用いる応答関数を保管する応答関数データベースと、演算結果を表示する表示部とを有することを特徴とする。
すなわち、本願に係わる放射性ダストモニタは、濾紙を有するサンプリング部と、内側に中空部を有する遮蔽容器と、遮蔽容器が有する中空部に設置され、サンプリング部が有する濾紙に捕集された放射性物質から放出される放射線が入射するとパルス信号を出力する検出部と、検出部から出力されたパルス信号を増幅する波形整形部と、波形整形部で増幅されたパルス信号から波高分布を抽出する波高分析部と、信号復元演算に用いる応答関数を保管する応答関数データベースと、波高分析部で抽出された波高分布に対して、応答関数データベースに保管されている応答関数を用いて、信号復元演算を実施して、検出部に入射した放射線のエネルギースペクトルを抽出し、この抽出されたエネルギースペクトルを基に検出部に入射した放射線の放射能濃度を算出する放射能濃度演算部と、放射能濃度演算部が算出した放射能濃度を表示する表示部と、を備えている。
また、本発明に係る放射性ダストモニタは、測定点の空気をサンプリングして空気中に含まれるダスト状の放射性物質を濾紙に捕集するサンプリング部と、サンプリング部3に捕集されたダストから放出される放射線を検出しパルス信号を出力する放射線の検出部と、検出部に入射するバックグラウンド放射線を遮蔽・減衰させるための遮蔽容器と、検出部から出力されたパルス信号を後段の回路に適した形に増幅、整形等をする波形整形部と、パルス信号の波高を測定し、パルス信号をその波高値に対応するチャンネルに割り当てて計数して波高分布としてメモリに格納する波高分析部と、演算結果を表示する表示部を備えた放射性ダストモニタにおいて、波高分析結果を基に信号復元演算を実施し、放射能濃度を求める信号復元・放射能濃度演算部と、信号復元演算に用いる応答関数を保管する応答関数データベースとを設けることにより、波高分布に対し信号復元を適用して、放射能分析を実施することにより各放射性核種の放射能濃度を得ることが出来るようになる。本方法により、高精度な連続監視の実現や自然放射線の影響の取り除き等の課題を解決できる。

Claims (8)

  1. 濾紙を有するサンプリング部と、
    内側に中空部を有する遮蔽容器と、
    前記遮蔽容器が有する中空部に設置され、前記サンプリング部が有する濾紙に捕集された放射性物質から放出される放射線が入射するとパルス信号を出力する検出部と、
    前記検出部から出力されたパルス信号を増幅する波形整形部と、
    前記波形整形部で増幅されたパルス信号から波高分布を抽出する波高分析部と、
    信号復元演算に用いる応答関数を保管する応答関数データベースと、
    前記波高分析部で抽出された波高分布に対して、前記応答関数データベースに保管されている応答関数を用いて、信号復元演算を実施し、この信号復元演算の結果を基に前記検出部に入射した放射線の放射能濃度を算出する放射能濃度演算部と、
    前記放射能濃度演算部が算出した放射能濃度を表示する表示部と、
    を備えている放射性ダストモニタ。
  2. 前記応答関数データベースに保管されている応答関数は、前記検出部と前記濾紙との位置関係に対応していることを特徴とする請求項1に記載の放射性ダストモニタ。
  3. 前記放射能濃度演算部は、アンフォールディング法を用いて信号復元演算を行うことを特徴とする請求項1に記載の放射性ダストモニタ。
  4. 前記検出部は、シンチレータを有していることを特徴とする請求項1に記載の放射性ダストモニタ。
  5. 前記検出部は、半導体検出器を有していることを特徴とする請求項1に記載の放射性ダストモニタ。
  6. 空気をサンプリングする流路に設置された流量計をさらに備えており、
    前記放射能濃度演算部は、放射能濃度を算出するさいに、この流量計の測定データを基に空気の流量を補正することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の放射性ダストモニタ。
  7. 前記波高分析部が抽出した波高分布に対して、特徴的なピーク位置をモニタリングする出力変動検知部と、
    前記出力変動検知部がモニタリングした測定ピーク位置と基準ピーク位置とを基にして、前記検出部の増幅率あるいは前記波形整形部の増幅率を調整する増幅率調整部と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放射性ダストモニタ。
  8. 前記波高分析部が抽出した波高分布に対して、特徴的なピーク位置をモニタリングする出力変動検知部と、
    前記出力変動検知部がモニタリングした測定ピーク位置と基準ピーク位置とを基にして、ピーク値の補正係数を算出し、この算出した補正係数を前記波高分析部が抽出した波高分布のピーク値に乗じる補償を行う補償係数計算部と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放射性ダストモニタ。
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