JP2018145873A - 給水装置 - Google Patents

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Akihiro Ochiai
章裕 落合
康貴 小西
Yasutaka Konishi
康貴 小西
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Abstract

【課題】給水装置の小型化および製造コストの削減を達成しつつ、インバータ装置および制御装置を効率的に冷却することができる給水装置を提供する。【解決手段】本発明の給水装置は、ポンプ11,12と、ポンプ11,12を駆動するモータ13,14と、モータ13,14に電力を供給するインバータ装置23,24と、インバータ装置23,24を介してポンプ11,12の運転を制御する制御装置31と、ポンプ11,12およびモータ13,14を収容するキャビネット10と、キャビネット10内でモータ13,14の上方に位置し、インバータ装置23,24および制御装置31を収容するインバータ制御室32と、を備える。インバータ制御室32の底壁はヒートシンク25により形成されており、モータ13,14の動作によってキャビネット10内に気流Fを発生させるファン27,28がモータ13,14に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、キャビネット内に収容されたポンプおよびモータを備える給水装置に関し、特に、集合住宅やビルなどの建物に水を供給する給水装置に関する。
従来から、水道本管を流れる水を所定圧力まで加圧して集合住宅やビルなどの建物に供給するために、給水装置が用いられている。給水装置は、例えば、水道本管に直接接続され、水道本管を流れる水を所定圧力まで加圧し、この加圧された水を建物内に配置された給水器具(例えば、蛇口および給水栓)に供給する。
図10(a)は、従来の給水装置の一例を示す図であり、図10(b)は、図10(a)のE線矢視図である。図10(a)および図10(b)に示される給水装置101は、水を圧送するポンプ111,112と、各ポンプ111,112を駆動するモータ113,114と、ポンプ111,112の吸込口に接続された吸込ヘッダ115と、ポンプ111,112の吐出口が接続された吐出管116と、吐出管116に接続された吐出ヘッダ117と、吐出ヘッダ117の圧力を検出する圧力センサ(図示せず)と、圧力タンク119などを備えている。給水装置101では、一般に、ポンプ111およびポンプ112のいずれか一方が運転される。ポンプ111(または、ポンプ112)を駆動すると、水道本管内の水が吸込ヘッダ115を介してポンプ111(または、ポンプ112)に流れ込み、該ポンプ111(または、ポンプ112)で加圧される。加圧された水は、吐出管116および吐出ヘッダ117を介して給水装置101から排出され、建物に供給される。
給水装置101は、建物内に配置された給水器具における水圧を一定に保つために、末端圧力一定制御でポンプを運転する。したがって、給水装置は、モータ113,114を可変速制御するインバータ装置(電源駆動回路)123,124と、該インバータ装置123,124を介してポンプ111,112の運転(すなわち、回転速度)を制御する制御装置(電気制御回路)131とをさらに有している。制御装置131がインバータ装置123,124を介してポンプ111,112の運転を制御することにより、ポンプ111,112の吐出側圧力が時々刻々と変動しても、所定の圧力を有する水を給水器具に供給することができる。インバータ装置123,124は、インバータケース122に収容され、制御装置131は、制御盤130に収容されている。これらインバータケース122および制御盤130を含む給水装置101の部品および装置は、ステンレスなどの金属製の板材で形成された箱型のキャビネット110に収容されている。給水装置101は、屋外に設置されることが多いため、キャビネット110は、その内部に雨水および異物が侵入することを極力防止する構造を有している。
インバータ装置123,124、モータ113,114、および制御装置131などの電気部品への結露水の付着、および漏水およびメンテナンス時における被水を回避するために、これら電気部品は、キャビネット110内の下方空間に設置したポンプ111,112および配管などの送水系統から離れた、キャビネット110内の上方空間に配置されている。
しかしながら、上記電気部品には、給水装置101の運転に伴い熱を発する部品が含まれている。特に、インバータ装置123,124は、ポンプ111,112の運転に伴い熱を発する。このため、電気部品が発する熱でキャビネット110内の上方空間の温度が上昇し易い。キャビネット110は、一般に金属製の板材から形成された筐体であり、キャビネット110内の熱はその表面から外気に放出されるが、図10(a)および図10(b)に示される給水装置101は、キャビネット110内の温度をより下げるために、ファン127,128を備える。
ファン127,128は、それぞれ、モータ113,114の回転軸113a,114aの上端に固定されており、ファン127,128の上方に、インバータケース122が配置されている。インバータケース122の下面には、ヒートシンク125が取り付けられている。モータ113(またはモータ114)が回転すると、ファン127(または、ファン128)が回転し、インバータケース122の下面に取り付けられたヒートシンク125に向けて空気が送られる。ヒートシンク125に衝突した空気は、該ヒートシンク125を介してインバータ装置123(またはインバータ装置124)を冷却しながら、キャビネット110内で横方向に流れ、制御盤130に達する。制御盤130に衝突した空気は、該制御盤130に配置された制御装置131を冷却しながらキャビネット110内で下方に流れ、キャビネット110内の下方空間で、ポンプ111,112やその周辺の配管などから構成される通水部によって冷却される。この冷却された空気が、再度、ファン127(または、ファン128)によって、インバータケース122の下面に取り付けられたヒートシンク125に向けて送られて、インバータケース122に配置されたインバータ装置123(またはインバータ装置124)および制御盤130に配置された制御装置131を冷却する。
国際公開第2013/100016号公報
近年、給水装置のさらなる小型化および製造コストの低減が望まれている。しかしながら、図10(a)および図10(b)に示すように、給水装置101のキャビネット110内には、多数の部品や装置が密接して収容されている。さらに、インバータ装置123,124および制御装置131などの電気部品をキャビネット110内の上方空間に配置するというレイアウト上の制約がある。したがって、給水装置の小型化および製造コストの低減を達成しつつ、電気部品を効率的に冷却することは容易ではない。
そこで、本発明は、給水装置の小型化および製造コストの削減を達成しつつ、インバータ装置および制御装置を効率的に冷却することができる給水装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様によれば、ポンプと、前記ポンプを駆動するモータと、前記モータに電力を供給するインバータ装置と、前記インバータ装置を介して前記ポンプの運転を制御する制御装置と、前記ポンプおよび前記モータを収容するキャビネットと、前記キャビネット内で前記モータの上方に位置し、前記インバータ装置および前記制御装置を収容するインバータ制御室と、を備え、前記インバータ制御室の底壁はヒートシンクにより形成されており、前記モータの動作によって、前記キャビネット内に気流を発生させるファンが前記モータに取り付けられていることを特徴とする給水装置が提供される。
この構成によれば、インバータ装置および制御装置が一つのインバータ制御室に配置されるので、給水装置を小型化することができ、さらに、製造コストを低減することができる。さらに、インバータ制御室の底壁がヒートシンクにより構成されているので、インバータ制御室に配置されたインバータ装置および制御装置から発せられる熱を、ヒートシンクを介して効率的に除去することができる。
一実施形態では、前記ファンにより発生する気流は、前記ヒートシンクに向けられる。
この構成によれば、インバータ制御室に配置されたインバータ装置および制御装置から発せられる熱を、ヒートシンクを介してより効率的に除去することができる。
一実施形態では、前記キャビネット内に配置され、前記ポンプによって加圧された水を貯留する圧力タンクをさらに備え、前記圧力タンクの頂部は、前記ヒートシンクよりも低い位置にある。
この構成によれば、ファンにより発生した気流を効率的に冷却することができる。
一実施形態では、前記圧力タンクの頂部は、前記モータよりも高い位置にある。
この構成によれば、ファンにより発生した気流を効率的に冷却することができる。
一実施形態では、前記インバータ制御室は、前記キャビネットの内部空間を前記ヒートシンクで区画することにより形成されている。
この構成によれば、インバータ装置および制御装置を収容する専用のケースを製造する必要がないので、給水装置を小型化することができ、さらに、製造コストを低減することができる。さらに、インバータ制御室がポンプ、モータおよび各種配管などから構成される送水系統から隔離されるので、漏水時またはメンテナンス時にインバータ装置および制御装置の被水を回避することができる。
一実施形態では、前記インバータ制御室は、前記キャビネットに収容されたインバータ制御ケースによって形成されており、前記インバータ制御ケースの底壁が前記ヒートシンクである。
この構成によれば、一つのインバータ制御ケースに、インバータ装置および制御装置が収容されるので、給水装置を小型化することができ、さらに、製造コストを低減することができる。
一実施形態では、前記インバータ制御ケースは、その側壁に形成された溝部を有する。
この構成によれば、インバータ制御ケースの側壁に沿って流れる気流と、該側壁との接触面積を増加させることができるので、インバータ制御ケースを効果的に冷却することができる。その結果、インバータ装置および制御装置の冷却効率を向上させることができる。
一実施形態では、前記ヒートシンクは、該ヒートシンクの底面から上面まで延びる貫通孔を有している。
この構成によれば、インバータ装置および制御装置で発生した熱は、ヒートシンクを介して除去され、同時に、インバータ制御室に貫通孔を通って流入した空気によって直接除去される。したがって、インバータ装置および制御装置をより効率的に冷却することができる。
一実施形態では、前記ヒートシンクの底面の少なくとも一部に、放熱フィンが設けられている。
この構成によれば、インバータ装置および制御装置で発生した熱を、ヒートシンクおよび放熱フィンを介して効率的に除去することができる。
一実施形態では、前記インバータ装置および前記制御装置は、前記ヒートシンクの上面に直接載置され、前記放熱フィンは、前記インバータ装置および前記制御装置の載置位置の反対側の前記ヒートシンクの下面にのみ形成されている。
この構成によれば、インバータ装置および制御装置で発生した熱が直接ヒートシンクおよび放熱フィンを介して除去されるので、インバータ装置および制御装置の冷却効率が向上する。さらに、ヒートシンクの製造コストを低減することができる。
一実施形態では、前記ファンは、前記モータの回転軸に取り付けられている。
この構成によれば、ファンの信頼性を高めることができ、かつこのファンは、インバータ装置および制御装置の放熱量に見合う(釣合う)量の冷却風をヒートシンクに送ることができる。
本発明によれば、インバータ装置および制御装置が一つのインバータ制御室に配置されるので、インバータ装置および制御装置のための専用のケースをそれぞれ製造する必要がない。その結果、給水装置を小型化することができ、さらに、製造コストを低減することができる。さらに、インバータ制御室の底壁は、ヒートシンクから構成され、該ヒートシンクに空気を送るファンがモータに取り付けられる。その結果、インバータ制御室に配置されたインバータ装置および制御装置から発せられる熱を、ヒートシンクを介して効率的に除去することができる。
図1(a)は、一実施形態に係る給水装置を示す図であり、図1(b)は、図1(a)のA線矢視図である。 図2は、図1に示されるヒートシンクおよびインバータ制御室を模式的に示した斜視図である。 図3(a)は、図1に示されるヒートシンクの下面図であり、図3(b)は、図3(a)のB−B線断面図である。 ヒートシンクの変形例を示す下面図である。 図4に示されるヒートシンクを有する給水装置内の空気の流れを説明する図である。 図6(a)は、ヒートシンクの他の変形例を示す下面図であり、図6(b)は、ヒートシンクのさらに他の変形例を示す下面図である。 他の実施形態に係る給水装置を示す図である。 図7に示されるインバータ制御ケースを模式的に示した斜視図である。 図9(a)は、インバータ制御ケースの左側壁に形成された溝部を模式的に示す斜視図であり、図9(b)は、図9(a)のC線矢視図である。 図10(a)は、従来の給水装置の一例を示す図であり、図10(b)は、図10(a)のE線矢視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1(a)は、一実施形態に係る給水装置を示す図であり、図1(b)は、図1(a)のA線矢視図である。図1(a)は、給水装置1を該給水装置1の正面から見た図に相当し、図1(b)は、給水装置1を該給水装置1の側面から見た図に相当する。図1(a)および図1(b)には、給水装置1のキャビネット10およびその内部に収容された構成部品が描かれている。
図1(a)および図1(b)に示される給水装置1は、水を圧送する2台のポンプ11,12と、該2台のポンプ11,12をそれぞれ駆動するモータ13,14と、モータ13,14に可変周波数および/または可変電圧の交流電力をそれぞれ供給するインバータ装置(電源駆動回路)23,24と、インバータ装置23,24を介してポンプ11,12の運転(すなわち、回転速度)を制御する制御装置(電気制御回路)31とを有する。インバータ装置23,24には、DCリアクトルを含む場合がある。給水装置1は、さらに、ポンプ11,12、モータ13,14、インバータ装置23,24、および制御装置31などを収容するキャビネット10を備えている。
キャビネット10は、ステンレスなどの金属製の板材から構成される筐体である。キャビネット10は、該キャビネット10内に雨水および異物が進入することを防止するための構造(例えば、密閉構造)を有するのが好ましい。本実施形態では、キャビネット10は、上壁10aと、左右の側壁10b,10cと、ベース10dと、後壁10eと、扉10gとを組み合わせて形成された縦長の略直方体形状を有する。給水装置1の作業者は、扉10gを開くことにより、キャビネット10に収容された構成部品および装置にアクセスすることができる。なお、本明細書では、説明の便宜上、図1(a)に示される矢印D1方向を上下方向と称し、図1(a)に示される矢印D2方向を左右方向あるいは横方向と称し、図1(b)に示される矢印D3方向を前後方向と称する。扉10gの外面は、キャビネット10の前面を構成し、後壁10eの外面は、キャビネット10の後面を構成する。さらに、本明細書では、図1(a)に示される矢印D2方向を長手方向と称することがある。
図1に示される給水装置1は、水道本管(図示せず)に連通する入口配管43と、建物の給水器具(図示せず)に連通する出口配管45とに接続されている。給水装置1のポンプ11,12の吸込口は、吸込ヘッダ15に接続され、吸込ヘッダ15は、逆流防止装置35及び吸込バルブ20を介して、入口配管43に接続される。ポンプ11,12の吐出口は、吐出管16を経て吐出ヘッダ17に接続されている。吐出ヘッダ17は、ポンプ11,12よりも上方に配置されており、吐出ヘッダ17は、吐出合流管18及び吐出バルブ21を介して出口配管45に接続される。
キャビネット10内の下方空間6には、キャビネット10のベース10d上に載置された架台33が設けられている。本明細書では、キャビネット10内のポンプ11,12よりも下側の空間を下方空間6と称する。架台33には、ポンプ11,12、吐出ヘッダ17、吸込ヘッダ15などが固定されている。
2台のポンプ11,12は、架台33上で横方向に並べて設置されている。ポンプ11,12は、それらの回転軸(図示せず)が鉛直方向に沿って配置されており、ポンプ11,12のケーシングの上側にはそれぞれモータ13,14が配置されている。モータ13とポンプ11は、同一軸線上に設置されており、モータ13は、その上部において、該モータ13の回転軸13aを外部に延出させている。この回転軸13aの上端には、ファン27が直接固定されている。同様に、モータ14とポンプ12は同一軸線上に設置されており、モータ14は、その上部において、該モータ14の回転軸14aを外部に延出させている。この回転軸14aの上端には、ファン28が直接固定されている。
モータ13,14は、例えば、DCブラシレスモータである。ポンプ11,12は、例えば、流量300L/min、全揚程70m程度のポンプ性能を有する多段の渦巻型ポンプである。ファン27,28は、例えば、合成樹脂からなり、3〜6枚の羽根を有する。ファン27,28の直径は80mm程度であるのが好ましい。ファン27,28は、モータ13,14の回転軸13a,14aにそれぞれ取り付けられているので、専用のモータ、配線などを有さない。したがって、ファン27,28は、別付けの空冷用ファンと比較して極めて高い堅牢性を有する。すなわち、ファン27,28をモータ13,14の回転軸13a,14aにそれぞれ固定することにより、ファン27,28の信頼性を高めることができる。さらに、ポンプ11,12の軸動力は回転速度の3乗に比例するため、モータ13,14の回転速度が大きくなるにつれて、インバータ装置23,24の発熱量が大きくなる。しかしながら、モータ13,14およびインバータ装置23,24の負荷が高く、それらの発熱量が大きいときは、モータ13,14の回転軸13a,14aに取り付けられたファン27,28も高速で回転する。その結果、ファン27,28の回転で、インバータ装置23,24および制御装置31の放熱量に見合う(釣合う)量の冷却風を後述するヒートシンク25に送ることが可能である。
さらに、給水装置1は、インバータ装置23,24を介してポンプ11,12の運転(すなわち、回転速度)を制御する制御装置31を有している。本実施形態では、制御装置31は、吐出ヘッダ17内の圧力を検出する圧力センサ(図示せず)の出力信号を受けて、末端の給水器具における給水圧が一定の圧力となるように、ポンプ11,12を可変速運転させる推定末端圧力一定制御を行う。推定末端圧力一定制御は公知の制御方法であるため、詳細に説明はしないが、制御装置31は、上記圧力センサの出力信号に基づいて、給水器具における給水圧を所定の圧力に維持するための指令信号をインバータ装置23,24に送る。インバータ装置23,24は、制御装置31から送られた指令信号に基づいて、モータ13,14の回転速度を変更する。あるいは、制御装置31は、上記圧力センサの出力信号が一定の値になるように、インバータ装置23,24を介してポンプ11,12を可変速運転させる吐出圧力一定制御を行ってもよい。吐出圧力一定制御も公知の制御方法であるので、その説明を省略する。
本実施形態では、給水装置1は、ポンプ11およびポンプ12のいずれか一方が予備機として機能するように構成されており、両方のポンプ11,12を同時に並列で運転することはない。図示はしないが、給水装置1が3台以上のポンプを有する場合は、これらポンプのうちの1台のポンプが予備機として機能し、残りのポンプ(3台のポンプが給水装置に配置される場合は、2台のポンプ)が並列で運転される。この場合も、各ポンプを駆動するモータの回転軸の上端には、ファンが固定されており、このファンは、モータの駆動によってヒートシンク(後述する)に向けた気流を発生させることができるように構成されている。一実施形態では、給水装置1は、1台のポンプのみを有していてもよい。この場合は、1台のポンプを駆動するモータの回転軸の上端に、ファンが固定されており、このファンは、モータの駆動によってヒートシンク(後述する)に向けた気流を発生させることができるように構成されている。
モータ13(または、モータ14)によってポンプ11(または、ポンプ12)を駆動すると、水道本管内の水が入口配管43を通って、給水装置1の吸込ヘッダ15に流入し、該吸込ヘッダ15からポンプ11(または、ポンプ12)に導入される。ポンプ11(または、ポンプ12)は、水を所定の圧力まで加圧し、加圧された水は、給水装置1の吐出管16、吐出ヘッダ17、および吐出合流管18を通って給水装置1から排出される。給水装置1から排出された水は、出口配管45を通って建物の給水器具に供給される。
給水装置1は、吐出ヘッダ17の側方に配置された圧力タンク19を有しており、この圧力タンク19は、吐出合流管18に連結されている。圧力タンク19は、ポンプ11(または、ポンプ12)によって加圧された水を蓄圧(貯留)することでポンプ11,12の頻繁な起動停止を防止し、かつ給水圧を円滑に一定に保つ機能を有する。
キャビネット10の上方空間5には、インバータ装置23,24および制御装置31が収容されるインバータ制御室32が形成される。本明細書では、キャビネット10内のファン27,28よりも上側の空間を上方空間5と称する。インバータ制御室32は、モータ13,14およびファン27,28の上方に位置している。
本実施形態では、キャビネット10の内部空間をヒートシンク25によって区画することにより、インバータ制御室32が形成される。すなわち、インバータ制御室32は、キャビネット10の上壁10a、側壁10b、10c、後壁10e、および扉10gと、ヒートシンク25によって形成される。ヒートシンク25は、インバータ制御室32の底壁であり、キャビネット10の内部空間を区画する隔壁として機能する。
図2は、図1に示されるヒートシンク25およびインバータ制御室32を模式的に示した斜視図であり、図3(a)は、図1に示されるヒートシンク25の下面図であり、図3(b)は、図3(a)のB−B線断面図である。図3(a)では、インバータ装置23,24および制御装置31が仮想線(点線)で描かれている。
インバータ装置23,24および制御装置31は、ヒートシンク25の上面25a上に載置される。ヒートシンク25は、例えば、アルミニウム、鉄、銅などの熱伝導率の高い金属から構成され、ヒートシンク25の下面25bは、ファン27,28と対向している。ヒートシンク25は、インバータ装置23,24および制御装置31から発生する熱をインバータ制御室32の外部に放出する機能を有する。本実施形態では、インバータ制御室32の底面(すなわち、ヒートシンク25の上面25a)は、略平坦面であり、インバータ装置23,24および制御装置31は、この上面25a上に載置されている。インバータ装置23は、ファン27の直上方でヒートシンク25の上面25a上に配置されることが好ましく、同様に、インバータ装置24は、ファン28の直上方でヒートシンク25の上面25a上に配置されることが好ましい。
なお、ヒートシンク25は、インバータ装置23,24および制御装置31から発生する熱をインバータ制御室32の外部に放出する機能を有すればよく、ヒートシンク25の構成は図示した例に限定されない。例えば、ヒートシンク25の上面25aに凹部(図示せず)を設け、この凹部にインバータ装置23,24および制御装置31を配置してもよい。インバータ装置23,24および制御装置31をそれぞれ収容する複数の凹部(図示せず)を、ヒートシンク25の上面25aに設けてもよい。この構成によれば、インバータ装置23,24および制御装置31とファン27,28との間の距離が小さくなるので、インバータ装置23,24および制御装置31の冷却効率が向上する。
さらに、本実施形態では、ヒートシンク25は、一つの材料(例えば、アルミニウム、鉄、銅など)から構成されているが、ヒートシンク25は、この例に限定されない。例えば、上下方向に積層された複数の材料から、ヒートシンク25を構成してもよい。あるいは、水平方向に配列された複数の材料から、ヒートシンク25を構成してもよい。これらの場合、ヒートシンク25を構成する複数の材料全てが金属材料であってもよいし、ヒートシンク25を構成する複数の材料のうちのいくつかが金属材料であり、残りが樹脂などの非金属材料であってもよい。
図2に示されるように、ヒートシンク25の一方の端部25cは、キャビネット10の一方の側壁10bの内面に取り付けられており、ヒートシンク25の他方の端部25dは、キャビネット10の他方の側面10cの内面に取り付けられている。さらに、ヒートシンク25の後端25eは、キャビネット10の後壁10eの内面に取り付けられる。ヒートシンク25の前端25hは、キャビネット10の両側壁10b,10cの前端に達するかまたは該前端近傍まで延びており、キャビネット10の扉10gを閉めたときに、該扉10gの内面に接触するかまたは近接する。したがって、キャビネット10の扉10gを閉めると、インバータ制御室32は、ヒートシンク25、上壁10a、側壁10b,10c、後壁10e、および扉10gによって、ポンプ11,12、モータ13,14、および各種配管などから構成される送水系統から隔離される。
図3(a)および図3(b)に示されるように、ヒートシンク25の下面25bには、複数の放熱フィン25fが等間隔に配列形成され、隣接する放熱フィン25fの間には、溝部25gが形成される。図示した例では、8本の放熱フィン25fによって、7つの溝部25gが形成されており、これら溝部25gは互いに平行に延びている。放熱フィン25fは、ヒートシンク25の長手方向(図1(a)における矢印D2参照)に沿って一方の端部25cから他方の端部25dまで延びており、溝部25gも、ヒートシンク25の両端部25c,25dまで延びている。放熱フィン25fは、好ましくは、矩形の断面形状を有する。
モータ13(またはモータ14)によって、ポンプ11(またはポンプ12)を駆動すると、インバータ装置23(またはインバータ装置24)および制御装置31から熱が発生する。一方で、モータ13(またはモータ14)が回転すると、モータ13(またはモータ14)の回転軸13a(または、回転軸14a)に固定されたファン27(または、ファン28)が回転し、ヒートシンク25の下面25bに向けて空気が送られる。すなわち、ファン27(または、ファン28)が回転することにより、ヒートシンク25の下面25bに向けた気流F1が形成される。図2には、ファン27の回転により形成された気流F1が描かれている。この気流F1がヒートシンク25の下面25bに衝突し、左右に向きを変えて溝部25gに沿って流れる水平方向の気流F2,F3となる。溝部25gは、気流F2,F3の流路として機能する。インバータ装置23,24および制御装置31から発生した熱は、ヒートシンク25の溝部25g内を流れる空気により除去され、これにより、インバータ装置23,24および制御装置31が効率的に冷却される。
ヒートシンク25の両端部25c,25dに到達した気流F2,F3は、キャビネット10の両側壁10b,10cにそれぞれ衝突し、キャビネット10の両側壁10b,10cに沿って下方空間6に向かって流れる気流F4,F5となる。そして、キャビネット10の下方空間6に向かって流れる空気(すなわち、気流F4,F5)は、ポンプ11やその周辺の配管などから構成される通水部によって冷却される。
キャビネット10の下方空間6で冷却された空気は、ファン27(または、ファン28)の回転によって、モータ13(または、モータ14)の外周部を通って、ファン27(または、ファン28)に吸い込まれる。すなわち、ファン27(または、ファン28)の回転によって、ファン27(または、ファン28)に吸い込まれる気流F6が発生する。そして、再びファン27(または、ファン28)によって発生する気流F1がヒートシンク25の下面25bに衝突する。したがって、冷却された空気によってモータ13(または、モータ14)の外周部が冷却されると共に、ヒートシンク25が冷却される。このように、ファン27(または,ファン28)の回転により、キャビネット10内を流れる空気の循環流Fが形成される。この循環流Fは、気流F1,F2,F3,F4,F5,およびF6によって形成される。
図1に示されるように、給水装置1のキャビネット10内に配置される圧力タンク19がヒートシンク25よりも低い位置にある頂部19aを有しているのが好ましい。より具体的には、圧力タンク19の頂部19aは、好ましくは、ヒートシンク25の下面25bよりも低い位置にある。圧力タンク19は、その内部に水を貯留しているため、圧力タンク19の表面温度は低い。したがって、上記気流F2の一部である気流F2−1(図2参照)が圧力タンク19に衝突すると、気流F2−1の温度を効果的に低下させることができる。さらに、圧力タンク19の頂部19aは、好ましくは、モータ13,14よりも高い位置にある。図1に示される圧力タンク19の頂部19aは、モータ13,14の上側に配置されるファン27,28よりも高い位置にある。この場合、上記気流F2−1は、直接圧力タンク19に衝突して、下方空間6へ向かう気流F4−1になる。気流F4−1の空気は、圧力タンク19により冷却されており、かつ気流F4よりも短時間で通水部に到達する。したがって、キャビネット10内を循環する気流Fの温度が効率的に低下するので、インバータ装置23,24および制御装置31を効率的に冷却することができる。
本実施形態では、ファン27(または、ファン28)は、その回転により、ヒートシンク25の下面25bに向けた気流F1を形成する。しかしながら、ファン27(または、ファン28)の回転により、キャビネット10内を循環する気流を発生させることができれば、ファン27(または、ファン28)が発生する気流の方向は、気流F1の方向に限定されない。例えば、ファン27(または28)によって発生する気流の方向は、気流F1の方向と逆方法であってもよい。すなわち、ファン27(または、ファン28)は、モータ13(または、モータ14)に向けた気流を形成するように構成されていてもよい。
この場合、モータ13(または、モータ14)に向かって流れる空気は、キャビネット10の下方空間6で通水部によって冷却される。さらに、この冷却された空気は、キャビネット10のベース10dに衝突し、キャビネット10の側壁10b,10c、後壁10e、および扉10gに向かって流れる。側壁10b,10c、後壁10e、および扉10gに衝突した空気は、側壁10b,10c、後壁10e、および扉10g沿って上昇する気流となり、ヒートシンク25の下面25bに衝突する。ヒートシンク25の下面25bに衝突した空気は、下面25bに形成された溝部25gに沿って流れ、再度、ファン27(または、ファン28)に吸い込まれる。溝部25gに沿って流れる空気は、下方空間6で冷却された空気であるので、インバータ装置23,24、および制御装置31から発生する熱を効率的に除去することができる。
図3(a)および図3(b)に示されるヒートシンク25は、8本の放熱フィン25fと、7つの溝部25gを有しているが、放熱フィン25fの数および高さ(すなわち、溝部25gの深さ)は任意である。より具体的には、ヒートシンク25の放熱フィン25fの数および高さは、インバータ装置23,24および制御装置31の発熱量に応じて決定される。一実施形態では、インバータ装置23,24および制御装置31の発熱量次第で、ヒートシンク25の放熱フィン25fを省略してもよい。この場合、ヒートシンク25の下面25bは、平坦面である。
図3(a)および図3(b)に示されるように、ヒートシンク25は、溝部25gの底面からヒートシンク25の上面25aまで延びる複数の貫通孔25iを有していてもよい。この場合、ヒートシンク25の溝部25gに沿って流れる空気(すなわち、気流F2および気流F3)の一部が貫通孔25iを通ってインバータ制御室32に流入する。ヒートシンク25には、インバータ装置23,24からモータ13,14までそれぞれ延びるケーブル47,48が通るケーブル孔50が形成されている。貫通孔25iを通ってインバータ制御室32に流入した空気は、ケーブル孔50を通ってインバータ制御室32から排出される。一実施形態では、インバータ制御室32に流入した空気を排出するための排出孔を、ケーブル孔50とは別にヒートシンク25に形成してもよい。本実施形態の貫通孔25iは、溝部25gの底面からヒートシンク25の上面25aまで鉛直方向に延びるが、貫通孔25iを鉛直方向に対して傾斜させてもよい。さらに、貫通孔25iの数および形状は任意である。例えば、貫通孔25iの数および形状を、インバータ装置23,24および制御装置31の発熱量に応じて決定することができる。
インバータ装置23,24および制御装置31に発生した熱は、溝部25gを流れる空気によってヒートシンク25を介して除去され、同時に、インバータ制御室32に貫通孔25iを通って流入した空気によって直接除去される。したがって、インバータ装置23,24および制御装置31をより効率的に冷却することができる。
本実施形態によれば、インバータ装置23,24および制御装置31が一つのインバータ制御室32に配置され、このインバータ制御室32は、ヒートシンク25によってキャビネット10の内部空間を区画することにより形成される。したがって、インバータ装置23,24および制御装置31をそれぞれ収容する専用のケースを製造する必要がない。その結果、給水装置1を小型化することができ、さらに、製造コストを低減することができる。さらに、インバータ制御室32の底壁であるヒートシンク25に空気を送るファン27,28がモータ13,14の回転軸13a,14aにそれぞれ固定され、このファン27,28の回転によってヒートシンク25の下面25bに向けた気流F1が発生させられる。その結果、インバータ制御室32に配置されたインバータ装置23,24および制御装置31から発せられる熱を、ヒートシンク25を介して効率的に除去することができる。さらに、インバータ装置23,24および制御装置31が一つのインバータ制御室32に配置されるので、インバータ装置23,24および制御装置31の交換およびメンテナンスを容易に実施することができる。
近年、インバータ装置23,24および制御装置31を一つの回路基板上に配置する試みがなされている。従来の給水装置(図10(a)および図10(b)の給水装置101参照)では、インバータ装置および制御装置は専用のケース(すなわち、図10(a)および図10(b)のインバータケース123および制御盤130)にそれぞれ収容されるので、この回路基板を従来の給水装置に搭載することができない。これに対し、本実施形態に係る給水装置1は、インバータ装置23,24および制御装置31が一つのインバータ制御室32に配置されているので、このような回路基板をインバータ装置23,24および制御装置31に代えて、容易にインバータ制御室32に配置することができる。したがって、本実施形態に係る給水装置1を購入したユーザーは、既存のインバータ装置23,24および制御装置31を、これらインバータ装置23,24および制御装置31が一体化された新規な回路基板に容易に置き換えることができる。
図4は、ヒートシンク25の変形例を示す下面図であり、図5は、図4に示されるヒートシンク25を有する給水装置1内の空気の流れを説明する図である。図4に示されるヒートシンク25は、放熱フィン25fおよび溝部25gが延びる方向が図3(a)および図3(b)に示されるヒートシンク25と異なる。放熱フィン25fおよび溝部25g以外の本実施形態の構成は、図3(a)および図3(b)に示されるヒートシンク25と同様であるため、その重複する説明を省略する。
本実施形態では、図4に示されるヒートシンク25の下面に形成された放熱フィン25fと、隣接する放熱フィン25fの間に形成された溝部25gは、ヒートシンク25の前端25hから後端25eまで延びている。すなわち、放熱フィン25fおよび溝部25gは、給水装置1の前後方向D3(図1(b)参照)に沿ってヒートシンク25の前端25hから後端25eまで延びている。溝部25gは、互いに平行である。
図5に示されるように、ファン27(または28)の回転によって発生した気流F1は、ヒートシンク25の下面25bに衝突し、給水装置1の前後方向に流れる気流F2’および気流F3’となる。溝部25gは、気流F2’および気流F3’の流路として機能する。インバータ装置23,24および制御装置31から発生した熱は、ヒートシンク25の溝部25g内を流れる空気により除去され、これにより、インバータ装置23,24および制御装置31が効率的に冷却される。
ヒートシンク25の前端25hおよび後端25eにそれぞれ到達した気流F2’および気流F3’は、キャビネット10の扉10gおよび後壁10eにそれぞれ衝突し、キャビネット10の扉10gおよび後壁10eに沿って下方空間6に向かって流れる気流F4’,F5’となる。そして、キャビネット10の下方空間6に向かって流れる空気(すなわち、気流F4’,F5’)は、ポンプ11やその周辺の配管などから構成される通水部によって冷却される。
上述したように、キャビネット10の下方空間6で冷却された空気は、ファン27(または、ファン28)の回転によって、モータ13(または、モータ14)の外周部を通って、ファン27(または、ファン28)に吸い込まれる。すなわち、ファン27(または、ファン28)の回転によって、ファン27(または、ファン28)に吸い込まれる気流F6’が発生する。そして、再びファン27(または、ファン28)によって発生する気流F1がヒートシンク25の下面25bに衝突する。したがって、冷却された空気によってモータ13(または、モータ14)の外周部が冷却されると共に、ヒートシンク25が冷却される。このように、ファン27(または,ファン28)の回転により、キャビネット10内を流れる空気の循環流F’が形成される。この循環流F’は、気流F1,F2’,F3’,F4’,F5’,およびF6’によって形成される。このように、放熱フィン25fおよび溝部25gが給水装置の前後方向D3に延びていても、インバータ装置23,24および制御装置31を効率的に冷却することができる。
上述したように、給水装置1のキャビネット10内に配置される圧力タンク19の頂部19aは、ヒートシンク25の下面25bよりも低い位置にある(図1参照)。この場合は、圧力タンク19の側面とモータ14の側面とにより、気流F6’が通過する流路が形成されるので、気流F6’がファン28に吸い込まれやすくなる。さらに、圧力タンク19の頂部19aがモータ13,14またはファン27,28よりも高い位置にあると、該圧力タンク19によって、気流F3’および気流F4’が側壁10bに向かって流れることが阻害される。したがって、ファン27,28の回転によって発生する気流F’が効率的にキャビネット10内を循環するので、インバータ装置23,24、および制御装置31から発生する熱を効率的に除去することができる。
放熱フィン25fおよび溝部25gは、ヒートシンク25の下面25bの少なくとも一部に形成されていてもよい。すなわち、放熱フィン25fおよび溝部25gは、ヒートシンク25の下面25bの全体にわたって形成されていなくてもよい。ヒートシンク25の下面25bの少なくとも一部に放熱フィン25fおよび溝部25gが形成されることにより、インバータ装置23,24および制御装置31から発生した熱をヒートシンク25および放熱フィン25fを介して除去することができる。以下では、図6(a)および図6(b)を参照して、ヒートシンク25の下面の一部に放熱フィン25fおよび溝部25gが形成される好適な実施形態が説明される。
図6(a)は、ヒートシンク25の他の変形例を示す下面図であり、図6(b)は、ヒートシンク25のさらに他の変形例を示す下面図である。図6(a)または図6(b)に示されるヒートシンク25は、ヒートシンク25の下面25bの一部に放熱フィン25fおよび溝部25gが設けられている点で、上述の実施形態に係るヒートシンク25と異なる。図6(a)および図6(b)では、インバータ装置23,24および制御装置31が仮想線(点線)で描かれている。
図6(a)および図6(b)に示される実施形態では、ヒートシンク25の上面25aに直接インバータ装置23,24、および制御装置31が載置されている。放熱フィン25fおよび溝部25gは、インバータ装置23,24および制御装置31の載置位置と反対側のヒートシンク25の下面25bの部分(すなわち、下面部分25b’,25b’’、および下面部分25b’’’)にのみ形成される。図6(a)に示されるヒートシンク25は、給水装置1の前後方向(図1(b)の矢印D3参照)に延びる放熱フィン25fおよび溝部25gを有する。図6(b)に示されるヒートシンク25は、給水装置1の左右方向(図1(a)の矢印D2参照)に延びる放熱フィン25fおよび溝部25gを有する。インバータ装置23,24および制御装置31は、モータ13,14の回転軸13a,14aの延長線上(軸線に沿う真上位置)に配置されるのが好ましい。この構成によれば、ポンプ11,12の動作に伴って熱を発生する主要部品であるインバータ装置23,24および制御装置31を放熱フィン25fを介して積極的に冷却することができ、さらに、ヒートシンク25の製造コストを低減することができる。
図7は、他の実施形態に係る給水装置1を示す図であり、図8は、図7に示されるインバータ制御ケースを模式的に示した斜視図である。特に説明しない本実施形態の構成は、上述した実施形態と同一であるため、その重複する説明を省略する。
図7に示される給水装置1は、インバータ制御ケース22を有し、インバータ制御ケース22内に、インバータ装置23,24および制御装置31が収容される。すなわち、インバータ制御ケース22がインバータ制御室32を構成する。本実施形態では、インバータ制御ケース22は、上壁22aと、左右の側壁22b,22cと、前壁22dと、後壁22eと、ヒートシンク25とを組み合わせて形成された略直方体形状を有する。インバータ制御室32は、これら上壁22aと、側壁22b,22cと、前壁22dと、後壁22eと、ヒートシンク25によって形成される。ヒートシンク25は、インバータ制御ケース22の底壁として機能する。
インバータ制御ケース22は、例えば、図示しない吊下構造を介してキャビネット10の上壁10aから吊り下げられている。図7に示されるように、このインバータ制御ケース22は、キャビネット10の中心線CLに対して横方向に(図7では、左側に)ずれた位置に配置される。より具体的には、インバータ制御ケース22は、キャビネット10の上方空間5における左上の隅部近傍に配置されている。インバータ制御ケース22の左側面22cと、該左側面22cに対向するキャビネット10の左側壁10cとの間には、狭小な隙間S1が形成され、さらに、インバータ制御ケース22の上壁22aと、該上壁22aと対向するキャビネット10の上壁10aとの間には、狭小な隙間S2が形成される。
インバータ制御ケース22の底壁であるヒートシンク25は、例えば、アルミニウム、鉄、銅などの熱伝導性の高い金属からなる。上述した実施形態と同様に、ヒートシンク25の下面25bには、複数の放熱フィン25fが等間隔に配列形成され、隣接する放熱フィン25fの間には、溝部25gが形成される。図示した例では、6本の放熱フィン25fによって、5つの溝部25gが形成されており、これら溝部25gは互いに平行に延びている。放熱フィン25fは、ヒートシンク25の長手方向(図1における矢印D2参照)に沿って一方の端部25bから他方の端部25cまで延びており、溝部25gも、ヒートシンク25の両端部25b,25cまで延びている。放熱フィン25fは、好ましくは、矩形の断面形状を有する。
インバータ制御ケース22は、モータ13,14及びファン27,28の上方に配置される。これにより、インバータ制御ケース22のヒートシンク25は、モータ13,14の回転軸13a,14aの延長線上(軸線に沿う真上位置)に配置される。したがって、ファン27(または、ファン28)の回転により送られる空気は、ヒートシンク25の下面25bに衝突する(気流F1参照)。ヒートシンク25の下面25bに衝突した空気は、ヒートシンク25の溝部25gに沿って両側の端部25b,25cに向かって流れる(気流F2,F3参照)。インバータ装置23,24および制御装置31から発生した熱は、ヒートシンク25の溝部25g内を流れる空気により除去され、これにより、インバータ装置23,24および制御装置31が効率的に冷却される。
図8に示されるように、インバータ制御ケース22のヒートシンク25は、図3(a)および図3(b)を参照して説明されたヒートシンク25と同様に、溝部25gの底面からヒートシンク25の上面25aまで延びる貫通孔25iを有していてもよい。この場合、ヒートシンク25の溝部25gを流れる空気の一部(気流F7)が貫通孔25iを通ってインバータ制御室32に流入する。
本実施形態では、インバータ制御ケース22の後壁22eに開口22gが形成されており、貫通孔25iを通ってインバータ制御室32に流入した空気は、開口22gを通ってインバータ制御室32から排出される。すなわち、開口22gは、インバータ制御室32から空気を排出する排出孔として機能する。一実施形態では、開口22gを、インバータ制御ケース22の上壁22a、側壁22b,22c、または前壁22dに形成してもよい。あるいは、インバータ制御室32から空気を排出する開口22gを形成するために、インバータ制御ケース22の上壁22a、側壁22,22c、前壁22d、後壁22eのいずれかを省略してもよい。開口22gを、インバータ装置23,24からモータ13,14までそれぞれ延びるケーブル(図示せず)が通るケーブル孔として用いてもよい。貫通孔25iは、溝部25gの底面からヒートシンク25の上面25aまで鉛直方向に延びてもよいし、鉛直方向に対して傾斜して延びてもよい。さらに、貫通孔25iの数および形状は任意である。例えば、貫通孔25iの数および形状を、インバータ装置23,24および制御装置31の発熱量に応じて決定することができる。
インバータ装置23,24および制御装置31に発生した熱は、溝部25gを流れる空気(気流F2,F3)によってヒートシンク25を介して除去され、同時に、インバータ制御室32に貫通孔25iを通って流入した空気(気流F7)によって直接除去される。したがって、インバータ装置23,24および制御装置31をより効率的に冷却することができる。
本実施形態では、インバータ制御ケース22の底壁であるヒートシンク25の下面に形成された放熱フィン25fと溝部25gは、給水装置1の左右方向(図1(a)の矢印D2参照)に延びている。しかしながら、図4を参照して説明されたように、放熱フィン25fおよび溝部25gは、給水装置1の前後方向(図1(b)の矢印D3参照)に延びてもよい。さらに、放熱フィン25fおよび溝部25gは、ヒートシンク25の下面の一部にのみ形成されてもよい。この場合は、図6(a)および図6(b)を参照して説明されたように、インバータ装置23,24および制御装置31の載置位置と反対側のヒートシンク25の下面25bの一部にのみ、放熱フィン25fおよび溝部25gを形成するのが好ましい。
図9(a)および図9(b)は、インバータ制御ケース22の変形例を模式的に示す図である。より具体的には、図9(a)は、インバータ制御ケース22の左側壁22cに形成された溝部22fを模式的に示す斜視図であり、図9(b)は、図9(a)のC線矢視図である。図9(a)および図9(b)に示される実施形態では、インバータ制御ケース22の左側壁22cの外面に、溝部22fが形成されている。溝部22fは、左側壁22cの下端から上端まで延びている。ファン27,28からヒートシンク25の下面25bに送られた空気は、シートシンク25の溝部25gに沿って左右方向に流れる(図8の気流F2および気流F3参照)。キャビネット10の左側壁10cに衝突した気流F3の一部は、上方向に流れ方向を変えて、インバータ制御ケース22の左側壁22bとキャビネット10の左側壁10bとの間に形成された隙間S1に流れ込む。すなわち、キャビネット10の左側壁10cに衝突した気流F3は、キャビネット10の下方空間6に向かう気流F5と、隙間S1に流入する気流F8とに分割される。気流F8は、キャビネット10の上壁10aに衝突して、隙間S2を水平方向に流れる気流F9となる。
インバータ制御ケース22の左側壁22cの外面に溝部22fが形成されている場合は、溝部22fは、気流F8の流路として機能するので、溝部22fが形成されていない場合と比較して、隙間S1に流れ込む空気の流路の断面積を増加させることができる。その結果、隙間S1に気流F8が流れ込みやすくなる。さらに、隙間S1に流入した気流F8とインバータ制御ケース22の左側壁22bとの接触面積を増加させることができる。したがって、隙間S1に流入した空気によって、インバータ制御ケース22がより効果的に冷却され、インバータ制御ケース22(すなわち、インバータ制御室32)内の空気の温度を低下させることができる。その結果、インバータ装置23,24および制御装置31から発生した熱がインバータ制御室32内の空気により効果的に移動するので、インバータ装置23,24および制御装置31の冷却効率を向上させることができる。
図示はしないが、インバータ制御ケース22の上壁22aの外面に溝部を形成してもよいし、インバータ制御ケース22の右側壁22cの外面に溝部を形成してもよい。インバータ制御ケース22の上壁22aの外面に溝部を形成すると、インバータ制御ケース22の上壁22aとキャビネット10の上壁10aとの間に形成された隙間S2に、気流F9が流れ込みやすくなる。さらに、隙間S2に流入した空気(気流F9)とインバータ制御ケース22の上壁22aとの接触面積を増加させることができる。したがって、隙間S2に流入した空気によって、インバータ制御ケース22がより効果的に冷却されるので、インバータ装置23,24および制御装置31の冷却効率を向上させることができる。インバータ制御ケース22の右側壁22bの外面に溝部を形成した場合も、インバータ制御ケース22をより効果的に冷却することが可能であり、インバータ装置23,24および制御装置31の冷却効率を向上させることができる。
本実施形態でも、ヒートシンク25は、インバータ装置23,24および制御装置31から発生する熱をインバータ制御室32の外部に放出する機能を有すればよく、ヒートシンク25の構成は図示した例に限定されない。したがって、ヒートシンク25の上面25aに凹部を設け、この凹部にインバータ装置23,24および制御装置31を配置してもよいし、インバータ装置23,24および制御装置31をそれぞれ収容する複数の凹部を、ヒートシンク25の上面25aに設けてもよい。さらに、ヒートシンク25は、一つの材料(例えば、アルミニウム、鉄、銅など)から構成されてもよいし、上下方向に積層された複数の材料から構成されてもよいし、水平方向に配列された複数の材料から構成されてもよい。ヒートシンク25が複数の材料から構成される場合は、複数の材料全てが金属材料であってもよいし、ヒートシンク25を構成する複数の材料のうちのいくつかが金属材料であり、残りが樹脂などの非金属材料であってもよい。
さらに、本実施形態でも、圧力タンク19の頂部19aは、好ましくは、ヒートシンク25の下面25bよりも低い位置にあり、さらに好ましくは、モータ13,14よりも高い位置にある。図7(a)および図7(b)に示される圧力タンク19の頂部19aは、モータ13,14の上側に配置されたファン27,28よりも高い位置にある。
さらに、本実施形態でも、ファン27(または、ファン28)の回転により、キャビネット10内を循環する気流を発生させることができれば、ファン27(または、ファン28)が発生する気流の方向は、気流F1の方向に限定されない。例えば、ファン27(または28)によって発生する気流の方向は、モータ13(または、モータ14)に向けた気流を形成するように構成されていてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 給水装置
10 キャビネット
10a 上壁
10b,10c 側壁
10d ベース
10e 後壁
10g 扉
11,12 ポンプ
13,14 モータ
22 インバータ制御ケース
22a 上壁
22b,22c 側壁
22d 前壁
22e 後壁
22f 溝部
23,24 インバータ装置
25 ヒートシンク
25a 上面
25b 底面
25c,25d 端部
25e 後端
25f 放熱フィン
25g 溝部
25h 前端
25i 貫通孔
27,28 ファン
31 制御装置
S1,S2 隙間
F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8,F9 気流

Claims (11)

  1. ポンプと、
    前記ポンプを駆動するモータと、
    前記モータに電力を供給するインバータ装置と、
    前記インバータ装置を介して前記ポンプの運転を制御する制御装置と、
    前記ポンプおよび前記モータを収容するキャビネットと、
    前記キャビネット内で前記モータの上方に位置し、前記インバータ装置および前記制御装置を収容するインバータ制御室と、を備え、
    前記インバータ制御室の底壁はヒートシンクにより形成されており、
    前記モータの動作によって、前記キャビネット内に気流を発生させるファンが前記モータに取り付けられていることを特徴とする給水装置。
  2. 前記ファンにより発生する気流は、前記ヒートシンクに向けられることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。
  3. 前記キャビネット内に配置され、前記ポンプによって加圧された水を貯留する圧力タンクをさらに備え、
    前記圧力タンクの頂部は、前記ヒートシンクよりも低い位置にあることを特徴とする請求項1または2に記載の給水装置。
  4. 前記圧力タンクの頂部は、前記モータよりも高い位置にあることを特徴とする請求項3に記載の給水装置。
  5. 前記インバータ制御室は、前記キャビネットの内部空間を前記ヒートシンクで区画することにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の給水装置。
  6. 前記インバータ制御室は、前記キャビネットに収容されたインバータ制御ケースによって形成されており、
    前記インバータ制御ケースの底壁が前記ヒートシンクであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の給水装置。
  7. 前記インバータ制御ケースは、その側壁に形成された溝部を有することを特徴とする請求項6に記載の給水装置。
  8. 前記ヒートシンクは、該ヒートシンクの底面から上面まで延びる貫通孔を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の給水装置。
  9. 前記ヒートシンクの底面の少なくとも一部に、放熱フィンが設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の給水装置。
  10. 前記インバータ装置および前記制御装置は、前記ヒートシンクの上面に直接載置され、
    前記放熱フィンは、前記インバータ装置および前記制御装置の載置位置の反対側の前記ヒートシンクの下面にのみ形成されていることを特徴とする請求項9に記載の給水装置。
  11. 前記ファンは、前記モータの回転軸に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の給水装置。
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