JP4335606B2 - キャビネット型の給水装置 - Google Patents

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本発明は給水装置、特にポンプ、吸込み配管、吐出し配管、駆動用モータ、駆動電源回路等を一体的にキャビネット内に収容したキャビネット型の給水装置に関するものである。
上記給水装置は、例えば水道本管又は受水槽に接続され、水道本管又は受水槽からの水を所定圧に加圧して集合住宅・ビル等の末端の需要者に給水を行う。このため給水装置には、ポンプと、そのポンプケーシングの吸込側、及び吐出側に接続された配管と、配管内の圧力を検出する圧力センサ類と、圧力タンク等を備えている。ここで、圧力タンクはその内部にポンプで加圧された水を蓄えることで、ポンプの頻繁な起動停止を防止し、供給水圧を常に必要な圧力に保持する作用を果たしている。また、ポンプを駆動するモータと、該モータに電力を供給するインバータ装置等の駆動電源回路と、ポンプの運転を制御する電気制御回路とを備え、これらは上記配管と共に、キャビネット内に収容されている。
例えば水道本管に接続され、末端需要者における給水水圧を所定圧に保つように末端圧力一定制御方式及び吐出し圧力一定制御方式を採用する給水装置においては、時々刻々に変動するポンプ流入圧力に対して末端需要者に常に一定の水圧の給水ができるように、インバータ装置等によりポンプを駆動する誘導モータ及びDCBL(直流ブラシレスモータ)に可変周波数・電圧の交流及び直流電力を供給し、回転速度制御を行っている。
このような給水装置においては、インバータ装置等のモータ駆動電源回路が必須であるが、インバータ装置は電力半導体素子(インバータ素子)を備えるため、モータの駆動電流により発熱する。このため、何らかの冷却手段が必要であり、従来から下記の各種冷却方法が採用されてきた。
インバータ装置を水冷ジャケットに搭載する方法がある。この方法によれば、水冷ジャケットに通水して冷却するため、冷却の効率が高く、放熱部の面積を小さくすることが可能である。しかしながら、水冷のための配管が必要となり、更に過熱時のみ水冷するためには温度センサ、水路を開閉するための電磁弁等の専用部品が必要となり、コスト上昇と共に、余分な配管が必要となる。このため、全体としての給水装置の小型コンパクト化に支障となり、更にメンテナンスも必要となる。
また、特許文献1に示すように、モータとポンプとを同一の回転軸上に配置し、モータの回転軸の一端にポンプロータを取付け、他端にはファンを取付け、モータ回転によるファンの回転に伴う気流により、キャビネット内の冷却された空気をインバータ装置の放熱フィンに向うように構成したものがある。この給水装置は小型コンパクト化に適し、キャビネット内に循環流を形成でき、これにより全体的な冷却効果が得られるが、ポンプやモータが大型となり、モータやインバータ装置からの発熱量が大きくなると、十分な冷却効果が得られないという問題があった。
特開2003−21052号公報
上記のように、キャビネット型の給水装置の冷却方法には、水冷方式と空冷方式があるが、水冷方式はコスト高になると共に、小型化の支障となり、更に水冷部を構成する機器のメンテナンスも必要となるという問題がある。また、特許文献1に記載の空冷式のものはポンプ容量の小さいキャビネット型の給水装置では有効であるが、ポンプ容量が大きくなり、駆動モータが大きくなると十分な冷却効果を得られないという問題がある。本発明はこのような問題点を除去し、冷却効果を十分に発揮でき、且つ小型化に適したキャビネット型の給水装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、水を加圧して送水するポンプと、該ポンプのケーシングの吸込側及び吐出側に接続された配管と、ポンプを駆動するモータと、該モータに電力を供給するインバータ装置とを、一体的にキャビネット内に収容したキャビネット型の給水装置において、
インバータ装置は、インバータ素子部及びモータを制御する制御部が搭載された基板部と、該基板部発生する熱を放熱するフィン部と、冷却を促進させる冷却促進ファンを具備する構成であり、キャビネットの側面には、吸気口及び排気口を設け、キャビネット内には、一端が吸気口に連通した吸気ダクトと、一端が排気口に連通した排気ダクトと、内部にインバータ装置を収納した収納配管を配置し、収納配管内のインバータ装置に備わった冷却促進ファンを設けると共に、端部に追加ファンを設け、ポンプの運転時、冷却促進ファン及び追加ファンを運転し、冷却促進ファンの運転により外気を吸気口から吸気ダクト内を通して収納配管内に導き、インバータ装置が発する熱と熱交換させてキャビネット内に導入し、モータ周辺の空気を強制的に循環させ、追加ファンの運転により収納配管内に導入された外気を強制的に排気し、該収納配管からキャビネット内に導入されモータ周辺で循環した空気に混入させ排気ダクトを通って排気口からキャビネット外に排気することを特徴とする。このようにキャビネット内に外気を強制的に取り入れることにより、モータを充分に冷却することができると共に、基板部やフィン部からなるインバータ装置が充分に冷却できる。また、キャビネット内に収納配管を設け、該収納配管内のインバータに備わった冷却促進ファンにより、外気を強制的にキャビネット内に取り入れるので、外気をキャビネット内のモータやインバータ装置の発熱場所に効率良く導くことができる。また、収納配管内にインバータ装置を配置することにより、収納配管内を流れる外気により、インバータ装置を効率良く冷却できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のキャビネット型の給水装置において、キャビネットの側面に設けた吸気口及び排気口の位置をインバータ装置の取付け位置より下方に位置させたことを特徴とする。このように吸気口及び排気口の位置をインバータ装置の取付け位置より下方に位置させたことにより、雨水がインバータ装置に浸入し、絶縁不良を発生させる恐れがなくなる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2記載のキャビネット型の給水装置において、収納配管の少なくともインバータ装置を配置した部分は、配管形状の骨組にカバーを着脱自在に取り付けた構成であることを特徴とする。このように収納配管のインバータ装置を配置した部分は、配管形状の骨組にカバーを着脱自在に取り付けた構成とすることにより、インバータ装置のメンテナンス等の際、カバーを取り外すことにより、メンテナンス等の作業を容易に実施できる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、収納配管のインバータ装置を配置した部分を該インバータ装置の基板部とフィン部の間に設けた仕切板で通気部分を2系統とし、フィン部側通気部には冷却促進ファンにより導入した外気を、基板部側通気部にはキャビネット内の空気を導くように構成したことを特徴とする。このようにフィン部側通気部には冷却促進ファンにより導入した外気を導くことにより、フィン部側通気部に露出するフィンは外気により効率良く冷却され、しかもフィンは外気と伴に多少の塵芥が流入し、フィン表面に付着しても大きな支障とはならない。また、基板部側通気部にはキャビネット内の空気を導くので、基板部には実装されている半導体素子からなるインバータ素子や制御部を構成する電気部品に塵芥等が付着して絶縁不良等を発生させることが少なくなる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、追加ファンは2系統の通気部分に強制的に空気を導くことができるように配置されていることを特徴とする。このように追加ファンにより、フィン及び基板部が効率良く冷却できると共に、キャビネット内の空気を強制的に流すことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、追加ファンは1台又は複数台であることを特徴とする。このように追加ファンは1台又は複数台であることにより、インバータ装置により強制的に空気を導くことができ、より効率的にインバータ装置を冷却できる。
請求項に記載の発明は、請求項5又は6に記載のキャビネット型の給水装置において、追加ファンによる2系統の通気部分の通気割合を調整することを特徴とする。このように追加ファンによる2系統の通気部分の通気割合を調整することにより、基板部とフィン部の放熱量に応じた適切な冷却ができる。
請求項に記載の発明は、請求項乃至のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、ファン制御手段、インバータ装置又はキャビネット内の所定位置の温度を検知するセンサを設け、ファン制御手段はセンサで検知した検知温度が所定温度を越えたら追加ファンを運転し、所定温度以下となったら停止することを特徴とする。追加ファンを検知温度が所定温度を越えたら運転し、所定温度以下となったら停止するので、必要時のみ追加ファンを運転することになり、追加ファンの寿命が長くなる。
請求項に記載の発明は、請求項乃至のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、収納配管に配管を追加し、空気の通過面積を増大させることを特徴とする。このように収納配管に配管を追加したことにより、導かれる空気流量が多くなり、冷却能力が増大する。
請求項10に記載の発明は、請求項乃至のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、収納配管入出口、途中、インバータ装置の流入直前の少なくとも1箇所に、防虫、防塵のためのフィルタを取付けたことを特徴とする。このようにフィルタを取付けることにより、インバータ装置に虫や塵芥が入り込むことがない。
請求項11に記載の発明は、請求項乃至10のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、吸気口及び排気口に、指が入らない網を設けたことを特徴とする。このように吸気口及び排気口に、網を設けることにより、指を差し込んで負傷するということがない。
請求項12に記載の発明は、請求項乃至11のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、吸気口及び排気口に、ルーバーを設けたことを特徴とする。このように吸気口及び排気口に、ルーバーを設けることにより、横から雨が吹き付けても、ルーバーを流れ落ちる雨水が横からの雨水を遮断するためルーバー内部には、雨水が入らない。
本発明によれば、大容量のキャビネット型の給水装置でも、構成が簡単で、冷却効果が十分に発揮でき、且つ小型化が可能な給水装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1乃至図2は本発明に係る給水装置の構成を示す図で、図1はキャビネット内の機器の配置構成を示す正面図、図2はキャビネット内の機器の配置構成を示す側面図である。
図において、10はキャビネットであり、該キャビネット10内には、ポンプ11、12が配置されている。ポンプ11、12はその回転軸が鉛直方向に配置され、ポンプケーシングの上部側にそれぞれモータ13、14が配置されている。そして、ポンプ11、12の吸込口11a、12aは吸込管15に接続され、吸込管15に内蔵している逆止弁を介して吐出集合管16に接続されている。この逆止弁は、例えば水道本管に接続された吸込管15の流入水圧が充分に高い場合にはポンプ11、12を介さず給水でき、流入側の圧力が低い場合には逆流を防止するためのものである。吐出集合管16には加圧水を蓄圧する圧力タンク19が接続されている。圧力タンク19は、加圧水を蓄圧することでポンプ11、12の頻繁な起動停止を防止し、且つ給水圧力を円滑に一定に保つ作用をする。
吸込管15は、逆流防止装置21、ストレーナ22、ボール弁23を介して吸込口24に接続され、該吸込口24で図示しない水道本管等の管路に接続されている。吐出集合管16はボール弁18を介して吐出口25に接続され、吐出口25で図示しない末端需要者側への配管管路に接続される。キャビネット10の内底部には架台26にポンプ11、12及び吸込管15、吐出集合管16等の各種配管類及び弁類がゴムパッド43等の防振装置を介して固定されている。なお、27は吸込圧力センサ、39はフロースイッチ、40はチェッキ弁内蔵ボール弁である。
キャビネット10の内上部には、インバータ装置29、30が配置されている。該インバータ装置29、30は収納配管31内に配置されている。ここでインバータ装置29はモータ13に図示しないケーブルを介して可変周波数・電圧の交流電力を供給することでモータ13を可変速駆動する。また、インバータ装置30はモータ14に図示しないケーブルを介して可変周波数・電圧の交流電力を供給することでモータ14を可変速駆動する。モータ13とポンプ11は同一の回転軸線上に配置され、同様にモータ14とポンプ12は同一の回転軸線上に配置されている。
キャビネット10の一方の側面には、吸気口32が設けられ、他方の側面には排気口33が設けられ、更にインバータ装置29、30を収納する収納配管31の一端には後述する追加ファン34が設けられている。また、吸気口32に連通して吸気ダクト35が設けられ、排気口33に連通して排気ダクト36が設けられている。この吸気口32や排気口33には網やルーバーを設け、指が入らないようにする。
図3はインバータ装置29、30及び収納配管31を示す図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図である。インバータ装置29はインバータ素子部及び制御部が搭載された基板部29−1と、該基板部29−1から発生する熱を放熱するフィン部29−2と、冷却を促進させる冷却促進ファン29−3を具備する。同様にインバータ装置30もインバータ素子部及び制御部が搭載された基板部30−1と、該基板部30−1から発生する熱を放熱するフィン部30−2と、冷却を促進させる冷却促進ファン30−3を具備する。この2台のインバータ装置29、30は収納配管31内に並んで配置されている。収納配管31の基板部29−1、30−1とフィン部29−2、30−2の境部には仕切板37を配置し、収納配管31内をフィン側通気部31−1と基板部側通気部31−2の2系統に区分し、フィン側通気部31−1には冷却促進ファン29−3、30−3で外気を導くようにしている。
収納配管31の端部には、追加ファン34を設け、該追加ファン34によりフィン側通気部31−1と基板部側通気部31−2に強制的に空気が流れるようにしている。ポンプ11、12の運転中に冷却促進ファン29−3、30−3、追加ファン34を回転することにより、吸気口32より流入する外気は矢印Aに示すように吸気ダクト35を通ってインバータ装置29、30を収納する収納配管31内のフィン側通気部31−1を通って他端からキャビネット10内のモータ13、14の周辺へ流れ込み、ここでフィン部29−2、30−2から放熱される熱やモータ13、14のケーシングから放熱される熱と熱交換される。また、基板部側通気部31−2にはキャビネット10内の空気が流れ込み、ここで基板部29−1、30−1から放熱される熱と熱交換され追加ファン34が取付けられている一端からキャビネット10内に流出する。
上記のように、フィン側通気部31−1には外気を導くことにより、該フィン側通気部31−1に露出するフィン部29−2、30−2のフィンは外気に曝され、効率良く冷却される。しかもフィンは外気と伴に多少の塵芥が流入し、フィン表面に付着しても大きな障害とならない。また、基板部側通気部31−2にはキャビネット10内の空気を導くので、基板部29−1、30−1には実装されている半導体素子からなるインバータ素子や制御部を構成する電気部品に塵芥等が付着して絶縁不良等の障害を発生させることが少なくなる。
なお、図示は省略するが、追加ファン34の運転停止を行うファン制御手段を設けると共にインバータ装置29、30又はキャビネット10内の所定位置に温度を検出する温度センサを設け、該ファン制御手段で温度センサで検知した検知温度が所定温度を越えたら追加ファン34を運転し、所定温度以下となったら停止するようにする。これにより、追加ファン34をモータ13、14やインバータ29、30の発熱量が多いときのみ運転することになり、追加ファン34の寿命が長くなる。なお、追加ファン34の台数は1台に限定されるものではなく、複数台でもよい。故障時の対策として、予備機を設けて交互運転させてもよい。また、故障時には自動的に他方に切替わるようにする。
また、収納配管31内のスペースが充分でなく、インバータ装置29、30に流入又は流出する空気流量が充分でない場合は、図4に示すように、収納配管31の下方側面に追加配管41を追加し、空気の通過面積を増大させる。これにより、インバータ装置29、30に導かれ、流入及び流出する空気流量が多くなり、冷却能力が増大する。
また、吸気口32、吸気ダクト35の途中、収納配管31のインバータ装置29の流入直前の少なくとも1箇所に、防虫、防塵のためのフィルタを取付けることにより、インバータ装置29、30に虫や塵芥が入り込むことがない。特にフィン側通気部31−1にフィルタを設けることにより、インバータ装置29、30の基板部29−1、30−1に実装されているインバータ素子や制御部を構成する電気部品に塵芥等が付着するのを効果的に防止でき絶縁不良等の事故を防止できる。
上記構成のキャビネット型の給水装置において、インバータ装置29、30の冷却促進ファン29−3、30−3及び追加ファン34を運転することにより、矢印Aに示すように、吸気口32から吸気ダクト35に流入する外気は、強制的にモータ13、14の周辺の空気を循環させ、キャビネット10内を循環し、追加ファン34から吐出される空気と混入し、排気ダクト36を通って、排気口33から外部に排出される。これにより、外気はインバータ装置29、30を収納する収納配管31内に流れ込み、インバータ装置29、30を強制的に冷却すると共に、モータ13、14も強制的に冷却される。
収納配管31を構造を図5に示すように、収納配管31の形状の骨組42に、図示しないカバーを着脱自在に取り付けた構成とすることにより、収納配管31内に配置されたインバータ装置29、30のメンテナンス等の際、カバーを取り外すことにより、メンテナンス等の作業を容易に実施できる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記例でインバータ装置29、30が収納される収納配管31を基板部29−1、30−1とフィン部29−2、30−2を境に仕切板37を配置し、収納配管31内の通気部分をフィン側通気部31−1と基板部側通気部31−2の2系統としたが、例えば図6に示すように収納配管31の空気流入口にフィルタ44を設け、外気を該フィルタ44を通して導入するような場合は、通気部を2系統に分ける必要がない。
本発明に係る給水装置のキャビネット内の機器の配置構成を示す正面図である。 本発明に係る給水装置のキャビネット内の機器の配置構成を示す側面図である。 本発明に係るインバータ装置の構成例を示す図で、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図である。 収納配管の構成を示す図である。 収納配管の構成を示す図である。 本発明に係るインバータ装置の構成例を示す正面図である。
符号の説明
10 キャビネット
11 ポンプ
12 ポンプ
13 モータ
14 モータ
15 吸込管
16 吐出集合管
18 ボール弁
19 圧力タンク
21 逆流防止装置
22 ストレーナ
23 ボール弁
24 吸込口
25 吐出口
26 架台
27 吸込圧力センサ
29 インバータ装置
30 インバータ装置
31 収納配管
32 吸気口
33 排気口
34 ファン
35 吸気ダクト
36 排気ダクト
37 仕切板
39 フロースイッチ
40 チェッキ弁内蔵ボール弁
41 追加配管
42 骨組
43 ゴムパッド
44 フィルタ

Claims (12)

  1. 水を加圧して送水するポンプと、該ポンプのケーシングの吸込側及び吐出側に接続された配管と、前記ポンプを駆動するモータと、該モータに電力を供給するインバータ装置とを、一体的にキャビネット内に収容したキャビネット型の給水装置において、
    前記インバータ装置は、インバータ素子部及び前記モータを制御する制御部が搭載された基板部と、該基板部発生する熱を放熱するフィン部と、冷却を促進させる冷却促進ファンを具備する構成であり、
    前記キャビネットの側面には、吸気口及び排気口を設け、
    前記キャビネット内には、一端が前記吸気口に連通した吸気ダクトと、一端が前記排気口に連通した排気ダクトと、内部に前記インバータ装置を収納した収納配管を配置し、
    前記収納配管内のインバータ装置に備わった前記冷却促進ファンを設けると共に、端部に追加ファンを設け、
    前記ポンプの運転時、前記冷却促進ファン及び前記追加ファンを運転し、前記冷却促進ファンの運転により外気を前記吸気口から前記吸気ダクト内を通して前記収納配管内に導き、前記インバータ装置が発する熱と熱交換させて前記キャビネット内に導入し、前記モータ周辺の空気を強制的に循環させ、前記追加ファンの運転により前記収納配管内に導入された前記外気を強制的に排気し、該収納配管から前記キャビネット内に導入され前記モータ周辺で循環した空気に混入させ前記排気ダクトを通って前記排気口から前記キャビネット外に排気することを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  2. 請求項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記キャビネットの側面に設けた前記吸気口及び排気口の位置を前記インバータ装置の取付け位置より下方に位置させたことを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  3. 請求項1又は2記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記収納配管の少なくとも前記インバータ装置を配置した部分は、配管形状の骨組にカバーを着脱自在に取り付けた構成であることを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記収納配管のインバータ装置を配置した部分を該インバータ装置の基板部とフィン部の間に設けた仕切板で通気部分を2系統とし、フィン部側通気部には前記冷却促進ファンにより導入した外気を、基板部側通気部には前記キャビネット内の空気を導くように構成したことを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記追加ファンは前記2系統の通気部分に強制的に空気を導くことができるように配置されていることを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記追加ファンは1台又は複数台であることを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  7. 請求項5又は6に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記追加ファンによる前記2系統の通気部分の通気割合を調整することを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  8. 請求項乃至のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    ファン制御手段、前記インバータ装置又は前記キャビネット内の所定位置の温度を検知するセンサを設け、前記ファン制御手段は前記センサで検知した検知温度が所定温度を越えたら前記追加ファンを運転し、所定温度以下となったら停止することを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  9. 請求項乃至のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記収納配管に配管を追加し、空気の通過面積を増大させることを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  10. 請求項乃至のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記収納配管入出口、途中、インバータ装置の流入直前の少なくとも1箇所に、防虫、防塵のためのフィルタを取付けたことを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  11. 請求項乃至10のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記吸気口及び排気口に、指が入らない網を設けたことを特徴とするキャビネット型の給水装置。
  12. 請求項乃至11のいずれか1項に記載のキャビネット型の給水装置において、
    前記吸気口及び排気口に、ルーバーを設けたことを特徴とするキャビネット型の給水装置。
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