JP2018145730A - シャッター装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、シャッターカーテンによって建物の開口部の少なくとも一部が閉鎖された状態において、シャッターカーテンに外力が作用することによってシャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止するためのシャッター装置に関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
最初に、実施の形態に係るシャッター装置の構成について説明する。以下の説明では、図1のX方向をシャッター装置の左右方向又は見付け方向(−X方向をシャッター装置の左方向、+X方向をシャッター装置の右方向)、図2のY方向をシャッター装置の前後方向又は見込み方向(+Y方向をシャッター装置の前方向(建物の屋外側の方向)、−Y方向をシャッター装置の後方向(建物の屋内側の方向))、図1のZ方向をシャッター装置の上下方向又は見付け方向(+Z方向をシャッター装置の上方向、−Z方向をシャッター装置の下方向)と称する。
枠体10は、開口部3に設けられるものである。この枠体10は、複数の鋼製(例えば、スチール製、ステンレス製等)の枠材を相互に組み合わせることによって構成されており、具体的には、図2、図3に示すように、複数の枠材は、左縦枠11、右縦枠12、及び水切り板13から構成されている。そして、これら左縦枠11、右縦枠12、及び水切り板13は、それぞれ開口部3の周縁における建物の壁2の外面に公知の方法で直接的に固定されている。なお、これら左縦枠11、右縦枠12を特に区別する必要のないときは、単に「縦枠14」と総称する。また、縦枠14及び水切り板13の構成の詳細については、後述する。
図1に戻り、シャッター収納部20は、シャッター装置1の各部を収納するための中空体であり、開口部3の上端近傍位置に取り付けられている。また、図2に示すように、このシャッター収納部20の内部には、開閉機及び巻取軸35が収納されており、巻取軸35にてシャッターカーテン30が巻き取られた状態では、シャッターカーテン30の少なくとも一部も、シャッター収納部20の内部に収納される。また、シャッター収納部20の形成方法については任意であるが、例えば、折り曲げ成形された複数の鋼製の板状体を固定具によって相互に接続して形成している。
図1に戻り、シャッターカーテン30は、巻取軸35によって巻き取り又は巻き出されることで、全閉状態、全開状態、又は半開状態とする遮蔽手段である。図1、図2、図4に示すように、このシャッターカーテン30は、複数の鋼製(又はアルミニウム製)にて形成された第1スラット30a、第2スラット30b、及び嵌合部30cを備えている。
開閉機は、巻取軸35を回転駆動することによって電動でシャッターカーテン30を昇降させる昇降手段であり、操作スイッチ若しくはリモコン(図示せず)を介して操作される。
図2に戻り、巻取軸35は、シャッターカーテン30を巻き取り又は巻き出すための回動軸である。この巻取軸35は、例えば公知の巻取軸等を用いて構成されており、幅方向に沿って設けられ、シャッター収納部20に設けられた軸受部21に対して固定具等を介して回動可能に接続されている。また、この巻取軸35には、シャッターカーテン30の上端に連結された連結スラット(図示省略)が接続されており、この巻取軸35を回転させることで、連結スラットを介してシャッターカーテン30を巻き取り又は巻き出すことができる。
次に、シャッターカーテン30の座板31の構成の詳細について説明する。ただし、座板31は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。図2、図4に示すように、座板31は、本体片60、第1突出片61、第2突出片62、接続片63、及び取付片64、65を備えて構成されている。
図2に戻り、次に、枠体10の水切り板13の構成の詳細について説明する。ただし、水切り板13は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。水切り板13は、座板31の少なくとも一部を覆うカバー片であり、図2、図3に示すように、水切り板本体70及び立ち上げ片71を備えている。
次に、枠体10の縦枠14の構成の詳細について説明する。ただし、縦枠14は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。縦枠14の各々は、水切り板13とガイドレール15とを支持する支持手段であり、図3に示すように、枠材本体80、第1枠材側接続片81、第2枠材側接続片82、及び枠材側取付片83を備えて構成されている。
次に、ガイドレール15の構成の詳細について説明する。ただし、ガイドレール15は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。図3に示すように、ガイドレール15は、本体枠部90、外枠部91、及び防振部材92を備えて構成されている。
図2に戻り、次に、シャッターカーテン30の脱落防止構造について説明する。このシャッター装置1は、シャッターカーテン30によって開口部3の少なくとも一部が閉鎖された状態(例えば、半開状態や全閉状態)において、シャッターカーテン30に外力が作用することによってシャッターカーテン30がガイドレール15から外れることを防止するための脱落防止構造を備えている。また、図2から図5に示すように、この脱落防止構造は、座板側係止部100、第1スラット側係止部110、及び第2スラット側係止部120を備えている。
座板側係止部100は、ガイドレール15に対して係止する座板側係止手段である。この座板側係止部100は、座板31の幅方向の端部又はその近傍部分に設けられており、座板側係止部100の一部が座板31から建物の屋外側に向けて突出するように形成されており、具体的には、図3、図5、図6に示すように、フック部101及び接続部102を備えている。
フック部101は、ガイドレール15に対して係止するためのものである。このフック部101は、略矩形状の鋼製の板状体にて形成されており、接続部102における幅方向の外側の端部に設けられ、具体的には、図3に示すように、当該端部から建物の屋外側に向けて突出し、且つ、座板31よりも建物の屋外側に張り出すように設けられている。
接続部102は、座板側係止部100を座板31に対して接続するためのものである。この接続部102は、略矩形状の鋼製の板状体にて形成されており、幅方向及び上下方向に略沿って設けられており、具体的には、図3に示すように、座板31における建物の屋内側の側面と当接するように配置されており、接続部102に形成された取付孔103及び座板31に形成された取付孔(図示省略)を介して座板31に対して固定具によって固定されている。
また、座板側係止部100の形状及び大きさについては、実施の形態では、座板側係止部100が座板31に取り付けられた状態において、シャッターカーテン30が変形していない場合に、シャッターカーテン30をガイドレール15に挿脱可能となるように設定されている。例えば、図3、図5、図6に示すように、座板側係止部100の左右方向の長さ(幅)については、ガイドレール15の左右方向の長さ(幅)の半分程度の長さよりも短い長さに設定されている。また、座板側係止部100の前後方向の長さ(奥行き)については、ガイドレール15の開放端部15aの前後方向の長さ(奥行き)の半分の長さよりも短い長さに設定されている。また、座板側係止部100の上下方向の長さ(高さ)については、座板31の上下方向の長さ(高さ)の半分程度の長さよりも短い長さに設定されている。
図3に戻り、第1スラット側係止部110は、座板側係止部100とは異なる構成のスラット側係止手段であって、ガイドレール15に対して係止するスラット側係止手段である。ここで、第1スラット側係止部110を座板側係止部100とは異なる構成にした理由は、第1スラット側係止部110を座板側係止部100と同一の構成にした場合に、座板側係止部100の材質が鋼材であるので、座板側係止部100とガイドレール15との接触により生じる接触音が比較的大きくなるおそれがあることから、このような問題を回避するために、後述するように、第1スラット側係止部110を座板側係止部100とは異なる構成としている。なお、第2スラット側係止部120のように、ガイドレール15に対して係止するための切欠部を第1スラット側係止部110として設けることも考えられる。しかしながら、この場合には、第1スラット30aには換気孔が設けられているので、第1スラット30a自体に孔加工等を施すことに支障(例えば、第1スラット30aの強度が低下すること等)が生じるおそれがある。よって、このような問題を回避するために、上記切欠部を第1スラット側係止部110として設けないこととしている。
また、第1スラット側係止部110及び座板側係止部100の設置方法については任意であるが、実施の形態では、図3に示すように、座板側係止部100の係止面104(具体的には、フック部101の先端面)と第1スラット側係止部110の係止面111(具体的には、第1スラット側係止部110における幅方向の内側の側面)とが見込み方向(前後方向)に沿って相互に略面一となるように配置されている。このような設置により、座板側係止部100及び第1スラット側係止部110が設けられた場合でも、全閉状態又は半開状態においてシャッターカーテン30に外力が作用することでシャッターカーテン30が建物の屋外側に向けて変形した場合に、座板側係止部100及び第1スラット側係止部110をガイドレール15(具体的には、第1本体枠側片90aの挟持部94)に確実に係止させることができるので、シャッターカーテン30がガイドレール15から外れることを一層防止できる。
第2スラット側係止部120は、座板側係止部100及び第1スラット側係止部110とは異なる構成の係止手段であって、ガイドレール15に対して係止する係止手段であり、図5に示すように、各第2スラット30bの幅方向の端部又はその近傍部分に設けられ、凹部121及びスリット部122を備えている。ここで、第2スラット側係止部120を座板側係止部100及び第1スラット側係止部110とは異なる構成にした理由は、以下の通りである。すなわち、図1に示すように、シャッターカーテン30のスラットの中で第2スラット30bが占める割合が多いので、座板側係止部100及び第1スラット側係止部110のように座板31又は第1スラット30aとは別体として構成した場合には、第2スラット側係止部120の取り付けに手間を要するおそれがあった。一方で、第2スラット30bには第1スラット30aのように換気孔が設けられていないので、第1スラット30aに比べて第2スラット30b自体に孔加工や押圧加工等を施すことに支障が生じることは少ないと考えられる。したがって、設置性の向上及び製造の容易性を図る観点から、後述するように、第2スラット側係止部120を座板側係止部100及び第1スラット側係止部110とは異なる構成としている。
凹部121は、ガイドレール15に対して第2スラット側係止部120を係止させる際に、ガイドレール15をスリット部122に誘導するための誘導手段である。この凹部121は、各第2スラット30bの幅方向の端部又はその近傍部分を建物の屋内側に向けて窪んだ凹状に形成されており、具体的には、図5に示すように、正面形状が略矩形状に形成されており、凹部121の深さ(前後方向の長さ)が第2スラット30bの前後方向の長さ(奥行き)よりも小さい長さに設定されている。
スリット部122は、ガイドレール15に対して係止するためのものである。図5に示すように、このスリット部122は、各第2スラット30bの部分のうち、凹部121よりも幅方向の外側の部分であって凹部121と隣接する部分に形成されており、具体的には、正面形状が略矩形状(より具体的には、左右方向の長さ(幅)が凹部121の左右方向の長さ(幅)よりも短い略矩形状)に形成されている。
続いて、このように構成されたシャッターカーテン30の脱落防止構造の作用について説明する。
このように実施の形態によれば、座板側係止部100を座板31から突出するように形成することで、外力によってシャッターカーテン30が見込み方向のいずれか一方に向けて変形した場合には、当該座板側係止部100をガイドレール15に対して係止可能とし、シャッターカーテン30が変形していない場合には、当該シャッターカーテン30をガイドレール15に挿脱可能としたので、全閉状態又は半開状態において外力によってシャッターカーテン30が見込み方向のいずれか一方に向けて変形した場合には、座板側係止部100をガイドレール15に対して係止でき、シャッターカーテン30がガイドレール15から外れることを防止できる。また、全閉状態又は半開状態においてシャッターカーテン30が変形していない場合には、座板側係止部100がガイドレール15に対して係止されないので、シャッターカーテン30を幅方向から取り付ける又は取り外す作業を行う場合に、座板側係止部100によって当該作業が阻害されることを回避できる。以上のことから、シャッター装置1の使用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
上記実施の形態では、シャッター装置1が、建物の壁2に対して直接的に固定されていると説明したが、これに限られず、例えば、窓のサッシ部材を介して固定されてもよい。
上記実施の形態では、シャッターカーテン30が、第1スラット30a及び第2スラット30bを備えていると説明したが、これに限られず、例えば、第1スラット30a又は第2スラット30bのいずれか一方のみを備えてもよい。
上記実施の形態では、座板31に座板側切欠部66が設けられていると説明したが、これに限られない。例えば、座板31の幅方向の端部が第1スラット30aの幅方向の端部と上下方向に沿って面一である場合において、座板31が付属部材と干渉しない場合には、座板側切欠部66を省略してもよい。この場合には、座板側係止部100が付属部材と干渉しないように、当該座板側係止部100を座板31から当該付属部材に向けて突出させる。このような構成により、座板側係止部100が付属部材と干渉することを回避できるので、座板側係止部100が損傷することを防止できる。
上記実施の形態では、付属部材は、ラッチ受け部17であると説明したが、これに限られない。例えば、ガイドレール15の内側においてガイドレール15の上下方向の全長(又はその一部)にわたって設けられた形成された補強材であり、ガイドレール15を補強するための補強材であってもよい。この場合には、全閉状態又は半開状態において、座板側係止部100が補強材と干渉しないように、座板側係止部100を座板31から座板側切欠部66に向けて突出させる。
実施の形態では、脱落防止構造が、第1スラット側係止部110及び第2スラット側係止部120を備えていると説明したが、これに限られず、例えば、第1スラット側係止部110又は第2スラット側係止部120の少なくともいずれか一方を省略してもよい。
実施の形態では、座板側係止部100が、第1スラット側係止部110と異なる構成であると説明したが、これに限られず、例えば、第1スラット側係止部110と同一の構成(すなわち、円柱体とする構成)であってもよい。
実施の形態では、第1スラット側係止部110が、座板側係止部100と異なる構成であると説明したが、これに限られず、例えば、座板側係止部100と同一の構成(すなわち、フック部101及び接続部102を備える構成)であってもよい。この場合には、例えば、第1スラット側係止部110の部分のうちガイドレール15と接触する部分に樹脂等の公知の緩衝材を設けてもよい。これにより、緩衝材を設けない場合に比べて、第1スラット側係止部110とガイドレール15との接触により生じる接触音を低減することができる。
実施の形態では、第2スラット側係止部120が、座板側係止部100及び第1スラット側係止部110とは異なる構成であると説明したが、これに限られず、例えば、座板側係止部100又は第1スラット側係止部110と同一の構成であってもよい。
付記1のシャッター装置は、建物の開口部の開閉を行うためのシャッターカーテンと、前記開口部における開閉方向に沿って設けられたガイドレールであり、前記シャッターカーテンの両端部を案内するガイドレールと、を備えたシャッター装置であり、前記シャッターカーテンによって前記開口部の少なくとも一部が閉鎖された状態において、当該シャッターカーテンに外力が作用することによって当該シャッターカーテンが前記ガイドレールから外れることを防止するためのシャッター装置であって、前記シャッターカーテンの閉鎖側の端部である座板に設けられた座板側係止手段を備え、前記座板側係止手段を前記座板から突出するように形成することで、前記外力によって前記シャッターカーテンが見込み方向のいずれか一方に向けて変形した場合には、当該座板側係止手段を前記ガイドレールに対して係止可能とし、前記シャッターカーテンが変形していない場合には、当該シャッターカーテンを前記ガイドレールに挿脱可能とした。
付記1に記載のシャッター装置によれば、座板側係止手段を座板から突出するように形成することで、外力によってシャッターカーテンが見込み方向のいずれか一方に向けて変形した場合には、当該座板側係止手段をガイドレールに対して係止可能とし、シャッターカーテンが変形していない場合には、当該シャッターカーテンをガイドレールに挿脱可能としたので、後述する全閉状態又は後述する半開状態において外力によってシャッターカーテンが見込み方向のいずれか一方に向けて変形した場合には、座板側係止手段をガイドレールに対して係止でき、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止できる。また、後述する全閉状態又は後述する半開状態においてシャッターカーテンが変形していない場合には、座板側係止手段がガイドレールに対して係止されないので、シャッターカーテンを幅方向から取り付ける又は取り外す作業を行う場合に、座板側係止手段によって当該作業が阻害されることを回避できる。以上のことから、シャッター装置の使用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
2 壁
3 開口部
10 枠体
11 左縦枠
12 右縦枠
13 水切り板
14 縦枠
15 ガイドレール
15a 開放端部
16 レールキャップ
17 ラッチ受け部
20 シャッター収納部
21 軸受部
30 シャッターカーテン
30a 第1スラット
30b 第2スラット
30c 嵌合部
30d 第1スラット側端部材
30e 第2スラット側端部材
31 座板
32 嵌合部
35 巻取軸
40 施錠装置
41 ラッチバー
42 ラッチ
43 操作レバー
50 ストッパ
60 本体片
61 第1突出片
62 第2突出片
63 接続片
64、65 取付片
66 座板側切欠部
70 水切り板本体
71 立ち上げ片
72 溝部
73 水切り板側切欠部
74 取付孔
80 枠材本体
81 第1枠材側接続片
82 第2枠材側接続片
83 枠材側取付片
90 本体枠部
90a 第1本体枠側片
90b 第2本体枠側片
90c 第3本体枠側片
91 外枠部
91a 第1外枠側片
91b 第2外枠側片
91c 接続片
92 防振部材
93、94 挟持部
100 座板側係止部
101 フック部
102 接続部
103 取付孔
104 係止面
110 第1スラット側係止部
111 係止面
112 取付孔
120 第2スラット側係止部
121 凹部
122 スリット部
α 傾斜角度
Claims (9)
- 建物の開口部の開閉を行うためのシャッターカーテンと、前記開口部における開閉方向に沿って設けられたガイドレールであり、前記シャッターカーテンの両端部を案内するガイドレールと、を備えたシャッター装置であり、前記シャッターカーテンによって前記開口部の少なくとも一部が閉鎖された状態において、当該シャッターカーテンに外力が作用することによって当該シャッターカーテンが前記ガイドレールから外れることを防止するためのシャッター装置であって、
前記シャッターカーテンの閉鎖側の端部である座板に設けられた座板側係止手段を備え、
前記座板側係止手段を前記座板から突出するように形成することで、前記外力によって前記シャッターカーテンが見込み方向のいずれか一方に向けて変形した場合には、当該座板側係止手段を前記ガイドレールに対して係止可能とし、前記シャッターカーテンが変形していない場合には、当該シャッターカーテンを前記ガイドレールに挿脱可能とした、
シャッター装置。 - 前記座板側係止手段は、前記ガイドレールに対して係止するためのフック部を備えた、
請求項1に記載のシャッター装置。 - 前記フック部を、前記ガイドレールの部分のうち当該フック部よりも前記シャッターカーテンの幅方向の内側に位置する被係止部分に向けて突出するように形成した、
請求項2に記載のシャッター装置。 - 前記座板における前記シャッターカーテンの幅方向の端部が、前記ガイドレールの内側に設けられた付属部材と対向するように、当該座板を設け、
前記座板側係止手段が前記付属部材と干渉しないように、当該座板側係止手段を前記座板から当該付属部材に向けて突出させた、
請求項1から3のいずれか一項に記載のシャッター装置。 - 前記付属部材は、前記座板に設けられたラッチを係止させるためのラッチ受け部であり、
前記座板における前記シャッターカーテンの幅方向の端部のうち、前記ラッチ受け部と対向する部分に切欠部を設け、
前記シャッターカーテンによって前記開口部が全閉された全閉状態において前記座板側係止手段が前記ラッチ受け部と干渉しないように、当該座板側係止手段を前記座板から前記切欠部に向けて突出させた、
請求項4に記載のシャッター装置。 - 前記シャッターカーテンのスラットに設けられたスラット側係止手段を備え、
前記スラット側係止手段を前記スラットから突出するように形成することで、前記外力によって前記シャッターカーテンが見込み方向のいずれか一方に向けて変形した場合には、当該スラット側係止手段を前記ガイドレールに対して係止可能とし、前記シャッターカーテンが変形していない場合には、当該シャッターカーテンを前記ガイドレールに挿脱可能とした、
請求項1から5のいずれか一項に記載のシャッター装置。 - 前記スラット側係止手段における見付面の外縁形状を、略円形状に形成した、
請求項6に記載のシャッター装置。 - 前記座板側係止手段の係止面と前記スラット側係止手段の係止面とが見込み方向に沿って相互に略面一となるように、これら係止手段を配置した、
請求項6又は7に記載のシャッター装置。 - 前記座板側係止手段の係止面が前記スラット側係止手段の係止面よりも前記ガイドレールの被係止部分側に位置するように、これら係止手段を形成した、
請求項6から8のいずれか一項に記載のシャッター装置。
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