JP2018145638A - 電気錠システム及び電気錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第三者による不正登録の試行があったことを既登録の鍵装置のユーザに認識させ易い電気錠システム及び電気錠装置を提供する。【解決手段】電気錠システム100は、電気錠装置1と、鍵装置2と、通知部3と、を備える。電気錠装置1は、錠側通信部11と、錠側制御部14と、登録部142と、を有する。錠側制御部14は、既登録装置の認証に成功すると電気錠13を制御可能な状態にする。登録部142は、所定の条件を満たした場合に未登録装置のための鍵情報を未登録装置に対して送信し、かつ、当該鍵情報を認証情報の一部として記憶する登録処理を実行する。通知部3は、既登録装置のユーザに対して、登録処理に関する処理が実行されたことを実行情報として通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、電気錠システム及び電気錠装置に関し、より詳細には、建物の出入口を電動で施錠又は解錠する電気錠システム及び電気錠装置に関する。
従来、建物の出入口を電動で施錠又は解錠する電気錠システムが知られており、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の電気錠システムは、制御機能付電気錠(電気錠装置)を備えている。制御機能付電気錠では、制御手段が錠本体の内部に組み込まれている。制御手段は、外部から取得した認証情報と照合するための照合情報を予め記憶し、認証情報と照合情報とを照合して認証情報が特定の認証情報であると判別されたときに自身の施解錠機構を制御する。
特開2006−316542号公報
ところで、上記従来例のような電気錠システムでは、ユーザは、自己の有する未登録の鍵装置を電気錠装置に登録する必要がある。そして、電気錠システムにおいては、既登録の鍵装置のユーザ以外の第三者が認証情報を登録しようとした場合、つまり不正登録を試行した場合に、既登録の鍵装置のユーザに不正登録の試行があったことを認識させることが望まれている。
本発明は、上記の点に鑑みてなされており、第三者による不正登録の試行があったことを既登録の鍵装置のユーザに認識させ易い電気錠システム及び電気錠装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電気錠システムは、電気錠装置と、鍵装置と、通知部と、を備える。前記電気錠装置は、建物の出入口を施錠又は解錠する電気錠を制御する。前記鍵装置は、前記出入口の解錠操作及び施錠操作のうち少なくとも一方の操作を行うための装置である。前記電気錠装置は、錠側通信部と、錠側制御部と、登録部と、を有している。前記錠側通信部は、前記鍵装置との間で無線通信を行う。前記錠側制御部は、前記錠側通信部が前記鍵装置のうち既登録の鍵装置である既登録装置から受信した鍵情報と、予め記憶している認証情報との認証を行い、前記認証に成功すると前記電気錠を制御可能な状態にする。前記登録部は、登録処理を実行する。前記登録処理は、所定の条件を満たした場合に未登録の鍵装置である未登録装置のための鍵情報を前記未登録装置に対して送信し、かつ、当該鍵情報を認証情報の一部として記憶する処理である。前記登録処理は、前記錠側通信部と前記未登録装置との間の通信により行われる。前記通知部は、前記既登録装置のユーザに対して、前記登録処理に関する処理が実行されたことを実行情報として通知するように構成されている。
本発明の一態様に係る電気錠装置は、上記の電気錠システムにおける電気錠装置であって、前記通知部を備える。
本発明は、第三者による不正登録の試行があったことを既登録の鍵装置のユーザに認識させ易い。
図1は、実施形態1に係る電気錠システムの構成を示すブロック図である。 図2は、同上の電気錠システムの使用例の説明図である。 図3Aは、同上の電気錠システムにおける、登録処理の成功時の動作を説明するシーケンス図である。図3Bは、同上の電気錠システムにおける、登録処理の失敗時の動作を説明するシーケンス図である。 図4は、同上の電気錠システムにおける通知動作を説明するシーケンス図である。 図5は、実施形態2に係る電気錠システムの構成を示すブロック図である。 図6は、同上の電気錠システムの動作を説明するシーケンス図である。
(実施形態1)
(1)概要
以下、実施形態1の電気錠システム100及び電気錠装置1について説明するに当たり、まず、本実施形態の電気錠システム100の概要について説明する。本実施形態の電気錠システム100は、図1に示すように、電気錠装置1と、鍵装置2と、を備えている。
電気錠装置1は、図2に示すように、建物4の出入口5の施錠又は解錠を行う装置である。出入口5は、建物4の内(宅内41)と外(宅外42)とを隔てる扉又は窓であって、例えば、玄関扉や勝手口、又は掃き出し窓などである。本実施形態では、出入口5は、玄関扉である。電気錠装置1は、出入口5に設置されている。電気錠装置1は、鍵装置2と通信可能に構成されている。そして、電気錠装置1は、鍵装置2との通信によって、出入口5を施錠する施錠状態と、出入口5を解錠する解錠状態との切り替えを電気的に行うように構成されている。
鍵装置2は、電気錠装置1との通信機能を有している。本実施形態では、電気錠装置1と鍵装置2との間の通信方式は、電波を媒体とする無線通信である。また、本実施形態では、電気錠装置1及び鍵装置2は、いずれも電池駆動式である。また、本実施形態では、鍵装置2は、例えば電話機能を有する携帯電話端末である。本実施形態では、建物4が戸建住宅である場合を例として説明する。したがって、ユーザ6は、主として建物4の住人のうち、鍵装置2を所有する人である。また、以下では、ユーザ6は、鍵装置2を所有する第三者を含む。
電気錠システム100では、鍵装置2に予め記憶されている鍵情報を、鍵装置2が電気錠装置1に送信することによって、電気錠装置1での出入口5の解錠及び施錠を可能にする。すなわち、電気錠装置1と鍵装置2とが通信し、電気錠装置1において鍵装置2の持つ鍵情報の認証が成功した場合に、電気錠装置1は出入口5の解錠及び施錠が可能な状態となる。ここで、電気錠装置1は、認証の成功後、錠側操作部12(後述する)の所定の操作(解錠操作)を待って出入口5の解錠を行ってもよいし、解錠操作の有無にかかわらず、認証の成功後、直ちに出入口5の解錠を行ってもよい。結果的に、電気錠装置1は、鍵装置2との通信によって、施錠状態から解錠状態へ切り替える解錠動作、及び解錠状態から施錠状態へ切り替える施錠動作の少なくとも一方の動作を行う。
本実施形態では、既に登録してある既登録の鍵装置2(以下、「既登録装置2A」ともいう。図4参照)であれば、上述の認証を行うことが可能である。一方、未だ登録していない未登録の鍵装置2(以下、「未登録装置2B」ともいう。図3A、図3B参照)は、上述の認証を行うことができない。そこで、上述の認証を行うためには、ユーザ6は、電気錠装置1での認証に用いられる鍵情報を予め未登録装置2Bに記憶させる必要がある。言い換えれば、ユーザ6は、上述の認証を行うためには、未登録装置2Bを電気錠装置1に登録する必要がある。
そして、電気錠システム100は、未登録装置2Bを電気錠装置1に登録するための登録処理に関する処理が実行された場合、既登録装置2Aのユーザ6に対して、登録処理に関する処理が実行されたことを実行情報として通知するように構成されている。このため、本実施形態では、登録処理に関する処理が実行されたことをユーザ6が知ることができる。つまり、本実施形態の電気錠システム100は、第三者による不正登録の試行があったことを既登録装置2Aのユーザ6に認識させ易い。
(2)詳細
以下、本実施形態の電気錠システム100における、電気錠装置1及び鍵装置2の構成について図1、図2を用いて詳細に説明する。
電気錠装置1は、錠側通信部11と、錠側操作部12と、電気錠13と、錠側制御部14と、錠側記憶部15と、電池16と、を有している。電気錠装置1は、例えば出入口5となる扉(例えば、玄関扉)に内蔵されている。本実施形態では、建物4の出入口5に取り付けられるケース17に、電気錠装置1の全ての構成要素が収納されている。電池16は、二次電池であり、電気錠装置1の動作用電源となる。電池16は、電気錠装置1の構成要素に含まれていなくてもよい。
錠側通信部11は、例えば、アンテナと、通信回路と、を有し、電波を媒体とする無線通信を行う。錠側通信部11は、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)の規格に準拠した近距離無線通信を行うように構成されている。ここで、「BLE」とは、無線PAN(Personal Area Network)技術であるBluetooth(登録商標)の仕様における、バージョン4.0の呼称である。錠側通信部11は、錠側制御部14からの指令に従って、ビーコン信号を間欠的に送信する。また、錠側通信部11は、ビーコン信号に応答して鍵側通信部21(後述する)から送信されるビーコン応答を受信すると、鍵装置2の認証を開始する。つまり、錠側通信部11は、信号の送信機能及び受信機能を有しており、鍵側通信部21との間で双方向の通信を行うように構成されている。
錠側操作部12は、ユーザ6(つまり、人)による操作入力を受け付ける機能を有している。錠側操作部12は、例えば出入口5の宅内41側及び宅外42側の各々に設けられた押釦スイッチからなる。その他、錠側操作部12は、例えば出入口5の扉に備わっているドアハンドル(取っ手)であってもよいし、ユーザ6がドアハンドルに触れる操作を検知するタッチセンサ等であってもよい。錠側操作部12は、人による操作入力を受け付けると、操作入力に応じた操作信号を錠側制御部14に送信する。
電気錠13は、建物4の出入口5(ここでは、玄関扉)を解錠及び施錠する。電気錠13は、デッドボルトと、駆動部と、駆動回路と、を有している。駆動回路は、錠側制御部14から出力される制御信号(解錠信号又は施錠信号)に応じて駆動信号を生成し、生成した駆動信号を駆動部に出力する。駆動部は、電動モータと、電動モータの駆動力をデッドボルトに伝達する伝達機構とを備える。駆動部は、駆動回路から入力される駆動信号に従って駆動モータを駆動する。駆動モータの駆動力が伝達機構を介してデッドボルトに伝達されることによって、デッドボルトが施錠位置又は解錠位置に移動する。ここで、デッドボルトが施錠位置に移動した状態では、デッドボルトの少なくとも一部が、出入口5を支持する扉枠に設けられたボルト穴に挿入されており、この状態では出入口5が閉じた状態で保持される。デッドボルトが解錠位置に移動した状態では、デッドボルトの全体がボルト穴の外に出ており、この状態では出入口5の開閉が可能になる。
錠側制御部14は、例えばプロセッサ及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。言い換えれば、錠側制御部14は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータにて実現されている。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、認証部141、登録部142、通知部3などの錠側制御部14の機能が実現される。プログラムは、ここではマイクロコンピュータのメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
認証部141は、錠側通信部11が鍵装置2から受信した鍵情報を、錠側記憶部15が記憶する認証情報と照合することにより、鍵情報を送信してきた鍵装置2が、電気錠13の操作を許可された鍵装置2であるか否かを認証する。認証部141による認証に成功すると、錠側制御部14は、電気錠13を制御可能な状態にする。そして、錠側制御部14は、制御信号(解錠信号又は施錠信号)を電気錠13の駆動回路に出力することにより、電気錠13を制御する。なお、錠側制御部14は、認証部141による認証が成功すると直ちに制御信号を出力するのではなく、錠側操作部12での所定の操作(解錠操作)を待って制御信号を出力してもよい。
本実施形態において、電気錠装置1の動作モードには、電気錠13の動作を制御する通常モードと、未登録装置2Bを電気錠装置1に登録する登録モードとがある。認証部141は、動作モードが通常モードである場合に機能する。
登録部142は、未登録装置2Bを電気錠装置1に登録するための登録処理を実行する。登録処理は、錠側通信部11と未登録装置2Bとの間の通信により、所定の条件を満たした場合に未登録装置2Bのための鍵情報を未登録装置2Bに対して送信し、かつ、当該鍵情報を認証情報の一部として錠側記憶部15に記憶する処理である。本実施形態では、所定の条件は、未登録装置2Bのユーザの入力するパスワード(セキュリティコード)が予め錠側記憶部15にて記憶してあるパスワードと一致することである。パスワードは、例えばユーザ6が未登録装置2Bの入力インタフェースを操作して入力してもよいし、ユーザ6が錠側操作部12を操作して入力してもよい。ユーザ6が未登録装置2Bの入力インタフェースを操作する場合、入力したパスワードは、未登録装置2Bの鍵側通信部21(後述する)から電気錠装置1へ送信される。登録部142は、動作モードが登録モードである場合に機能する。
通知部3は、既登録装置2Aのユーザ6に対して、登録処理に関する処理が実行されたことを実行情報として通知する。ここで、「登録処理に関する処理」とは、登録処理の他、例えば登録処理に必要となるパスワードを変更する処理、パスワードを参照する処理、登録を抹消する処理などを含む。「登録処理に関する処理」のうち登録処理は、登録モードにおいて、ユーザ6が未登録装置2Bを用いて実行する処理である。また、「登録処理に関する処理」のうちパスワードを変更する処理、パスワードを参照する処理、及び登録を抹消する処理は、いずれも登録モードにおいて、ユーザ6が既登録装置2Aを用いて実行する処理である。
通知部3は、所定のタイミングで錠側通信部11から既登録装置2Aの鍵側通信部21(後述する)へ実行情報を送信することで、既登録装置2Aのユーザ6に対して実行情報を通知する。本実施形態では、所定のタイミングは、既登録装置2Aと電気錠装置1との間で通信を行うときである。また、本実施形態では、通知部3は、動作モードが通常モードである場合に機能するが、動作モードが登録モードである場合に機能してもよい。つまり、通知部3が機能する所定のタイミングは、電気錠システム100の仕様により適宜設定されてよい。
錠側記憶部15は、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read-Only Memory)のような電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを備える。錠側記憶部15は、電気錠13の制御を許可された1台以上の鍵装置2(つまり、既登録装置2A)の鍵情報を認証情報として記憶する。本実施形態では、鍵装置2には固有の鍵情報が付与されている。このため、錠側記憶部15は、鍵装置2の識別情報と、鍵装置2に付与された鍵情報とを対応付けて記憶する。
鍵装置2は、例えばスマートフォンのような携帯端末である。鍵装置2は、図1に示すように、鍵側通信部21と、鍵側制御部22と、鍵側操作部23と、鍵側記憶部24と、表示部25と、電池26と、を有しており、これらを携帯可能なケース内に収納して構成されている。電池26は、二次電池であり、鍵装置2の動作用電源となる。電池26は、鍵装置2の構成要素に含まれていてもよいし、鍵装置2の構成要素に含まれていなくてもよい。
鍵側通信部21は、例えばアンテナと、通信回路と、を有している。鍵側通信部21は、錠側通信部11との間で、例えばBLEの規格に準拠した近距離無線通信を行うように構成されている。鍵側通信部21は、鍵側制御部22からの指令に従って、応答信号を送信する。また、鍵側通信部21は、錠側通信部11から間欠的に送信されるビーコン信号を受信する。鍵側通信部21は、ビーコン信号を受信すると、ビーコン信号を受信したことを通知するビーコン応答を電気錠装置1に送信する。鍵装置2からのビーコン応答を電気錠装置1の錠側通信部11が受信することにより、鍵装置2の認証を行うための認証通信が電気錠装置1と鍵装置2との間で開始される。
鍵側制御部22は、例えばプロセッサ及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。言い換えれば、鍵側制御部22は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータにて実現されている。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、鍵側制御部22の機能が実現される。プログラムは、ここではマイクロコンピュータのメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
鍵側操作部23は、ユーザ6(つまり、人)による操作入力を受け付ける機能を有している。鍵側操作部23は、例えば鍵装置2のケースに設けられた押釦スイッチで構成されていてもよいし、鍵装置2のケースに設けられたレバーで構成されていてもよい。本実施形態では、鍵側操作部23は、表示部25を構成するディスプレイ装置に設けられたタッチパネルを有している。タッチパネルは、静電容量方式、感圧式などのタッチセンサを有する。ユーザ6が表示部25を構成するディスプレイ装置に触れる操作(タップ操作、スワイプ操作など)を行うと、鍵側操作部23は、操作に応じた信号を鍵側制御部22に出力する。
鍵側記憶部24は、例えばEEPROMのような電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを備える。鍵側記憶部24は、鍵装置2に割り当てられた個別の識別情報、及び電気錠装置1から付与された鍵情報などを記憶する。また、鍵側記憶部24には、鍵装置2のコンピュータが実行するプログラムが記憶されている。このプログラムは、予めメモリに記憶されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。本実施形態のように、鍵装置2がスマートフォンであれば、鍵側記憶部24には、ユーザ6が任意にインストールしたアプリケーションが記憶されていてもよい。
表示部25は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の薄型ディスプレイ装置である。表示部25は、鍵側制御部22によって表示内容が制御される。
(3)動作
以下、本実施形態の電気錠システム100及び電気錠装置1の動作について説明する。
(3.1)通常モード
まず、通常モードでの電気錠システム100の動作について説明する。以下では、既登録装置2Aのユーザ6の帰宅時に鍵装置2を用いて出入口5を解錠する場合の動作について説明する。
電気錠装置1の錠側通信部11は、通常モードでは、錠側制御部14からの指令に従って、ビーコン信号を間欠的(例えば0.1〜2秒程度の間隔)に送信する。錠側制御部14は、ビーコン信号を送信する処理と、ビーコン信号の送信後に一定時間、ビーコン応答を待ち受ける処理とを、所定の周期で繰り返す。
ユーザ6が出入口5に近付き、ユーザ6が所持する鍵装置2が、電気錠装置1を基準にして、鍵装置2と電気錠装置1との間で通信が可能な範囲(通信可能範囲)に入ると、鍵側通信部21が電気錠装置1からのビーコン信号を受信する。鍵側制御部22は、鍵側通信部21がビーコン信号を受信すると、ビーコン応答を鍵側通信部21から電気錠装置1へ送信する。
また、電気錠装置1の錠側通信部11がビーコン応答を受信すると、認証部141が認証処理を開始する。認証部141が認証処理を開始すると、錠側制御部14は、錠側通信部11から鍵装置2へ鍵情報を要求する要求信号を送信する。鍵装置2の鍵側通信部21が要求信号を受信すると、鍵側制御部22は、鍵側記憶部24に記憶された鍵情報を含む応答信号を作成し、この応答信号を鍵側通信部21から電気錠装置1へ送信する。錠側通信部11が鍵装置2から応答信号を受信すると、認証部141は、応答信号に含まれる鍵情報及び鍵装置2の識別情報を、錠側記憶部15が記憶している認証情報と照合することによって、鍵装置2の認証を行う。
ここで、認証部141の認証が失敗すると、錠側制御部14は、電気錠13の制御を行わない。一方、認証部141の認証が成功すると、錠側制御部14は、電気錠13を制御可能な状態にする。電気錠13が制御可能な状態で、ユーザ6が錠側操作部12の宅外42側の押釦スイッチを押すと、錠側制御部14から電気錠13に制御信号が出力される。そして、電気錠13は、制御信号に従ってデッドボルトを解錠位置に移動させる。デッドボルトが解錠位置に移動した状態では、既登録装置2Aのユーザ6は、出入口5を通って建物4の中に入ることができる。
(3.2)登録モード
次に、登録モードでの電気錠システム100の動作について図3A、図3Bを用いて説明する。図3Aは、登録処理が成功した場合のシーケンス図を示す。図3Bは、登録処理が失敗した場合のシーケンス図を示す。また、図3Bでは、図3Aと共通するステップS100〜ステップS104の図示を省略している。
図3Aに示すように、まず、未登録装置2Bのユーザ6が電気錠装置1の錠側操作部12に所定の操作をすることで、所定の期間(例えば、数十秒間)、電気錠装置1が通常モードから登録モードに移行する(ステップS100)。ここで、「所定の操作」は、例えば電気錠装置1の宅内41側の押釦スイッチを押す操作である。
登録モードに移行すると、登録部142が登録処理を開始する(ステップS101)。登録部142が登録処理を開始した状態で、ユーザ6は、未登録装置2Bの鍵側操作部23を操作することにより、登録に必要なパスワード(セキュリティコード)を入力する(ステップS102)。鍵側制御部22は、鍵側操作部23に入力されたパスワードを含む登録要求信号を作成し、この登録要求信号を鍵側通信部21から電気錠装置1へ送信する(ステップS103)。
錠側通信部11が未登録装置2Bから登録要求信号を受信すると、登録部142は、登録要求信号に含まれるパスワードを、錠側記憶部15にて予め記憶しているパスワードと照合する(ステップS104)。受信したパスワードが錠側記憶部15にて予め記憶しているパスワードと一致する場合、登録部142は、未登録装置2Bに割り当てる鍵情報を含む登録信号を、錠側通信部11から未登録装置2Bへ送信する(ステップS105)。ここで、登録部142は、鍵情報を作成してもよいし、錠側記憶部15に予め記憶されている複数の鍵情報から任意の鍵情報を選択してもよい。
登録部142は、未登録装置2Bに割り当てる鍵情報を、認証情報の一部として未登録装置2Bと紐付けて錠側記憶部15に記憶する(ステップS106)。また、鍵側通信部21が電気錠装置1から登録信号を受信すると、鍵側制御部22は、受信した登録信号に含まれる鍵情報を鍵側記憶部24に記憶する(ステップS107)。ここで、鍵側制御部22は、受信した登録信号に含まれる情報に基づいて鍵情報を作成し、作成した鍵情報を鍵側記憶部24に記憶してもよい。この場合、登録信号には、鍵情報の代わりに、鍵情報を作成するために必要な情報が含まれる。そして、錠側制御部14は、登録モードから通常モードに移行する(ステップS108)。これにより、未登録装置2Bが電気錠装置1に登録される。以後、この未登録装置2Bは、既登録装置2Aとして電気錠装置1で認証可能となる。
一方、図3Bに示すように、受信したパスワードが錠側記憶部15にて予め記憶しているパスワードと一致しない場合、登録部142は、パスワードが一致しない旨をユーザ6へ通知する(ステップS109)。本実施形態では、登録部142が、パスワードが一致しない旨の情報を含む返信信号を錠側通信部11から未登録装置2Bへ送信することで通知を行っている(ステップS110)。返信信号を鍵側通信部21が受信すると、鍵側制御部22は、例えば「パスワードが間違っています。再入力してください」などのメッセージを表示部25に表示してもよいし、当該メッセージの音声を鍵装置2に備え付けのスピーカから再生してもよい。その他、通知は、例えば「パスワードが間違っています。再入力してください」などの音声を電気錠装置1に備え付けのスピーカから再生することで行ってもよい。
通知を受けたユーザ6は、未登録装置2Bの鍵側操作部23を操作することにより、パスワードを再入力する(ステップS111)。鍵側制御部22は、鍵側操作部23に再入力されたパスワードを含む登録要求信号を作成し、この登録要求信号を鍵側通信部21から電気錠装置1へ送信する(ステップS112)。その後、再入力したパスワードが錠側記憶部15にて予め記憶しているパスワードと一致しない事象が所定の回数(例えば、2回)連続して発生すると(ステップS113)、登録部142は、登録処理を停止する(ステップS114)。
登録処理における未登録装置2Bの登録の成功及び失敗のいずれの場合でも、錠側制御部14は、登録処理に関する処理が実行されたことを実行情報として錠側記憶部15に記憶する。また、錠側制御部14は、上述の登録処理の他に、パスワードの変更処理、パスワードの参照処理、及び登録の抹消処理が実行されたことも実行情報として錠側記憶部15に記憶する。
(3.3)通知
次に、通知部3による通知動作について図4を用いて説明する。以下では、通常モードにおいて、既登録装置2Aのユーザ6が帰宅した場合の動作について説明する。
既に述べたように、電気錠装置1の錠側通信部11は、通常モードでは、錠側制御部14からの指令に従って、ビーコン信号を間欠的に送信する(ステップS200)。ユーザ6が通信可能範囲に入り、鍵側通信部21が電気錠装置1からのビーコン信号を受信すると、鍵側制御部22は、ビーコン応答を鍵側通信部21から電気錠装置1へ送信する(ステップS201)。そして、認証部141が認証処理を開始する(ステップS202)。
認証部141の認証が成功すると(ステップS203)、通知部3は、錠側記憶部15から実行情報を読み出し、既登録装置2Aのユーザ6に対して実行情報を通知する(ステップS204)。本実施形態では、通知部3が、実行情報を含む通知信号を錠側通信部11から既登録装置2Aへ送信することで通知を行っている(ステップS205)。通知信号を鍵側通信部21が受信すると、鍵側制御部22は、実行情報に新規登録があった旨を示す情報が含まれていれば、例えば「新規登録があります」などのメッセージを表示部25に表示する。また、鍵側制御部22は、実行情報に登録が失敗した旨を示す情報が含まれていれば、例えば「登録が試行されました」などのメッセージを表示部25に表示する。その他、鍵側制御部22は、実行情報にパスワードが変更された旨を示す情報が含まれていれば、例えば「パスワードが変更されました」などのメッセージを表示部25に表示する。
(4)利点
本実施形態の電気錠システム100では、通知部3は、既登録装置2Aのユーザ6に対して、登録処理に関する処理が実行されたことを実行情報として通知する。このため、本実施形態では、既登録装置2Aのユーザ6は、登録処理に関する処理が実行されたことを知ることができる。
ここで、例えば既登録装置2Aのユーザ6の家族が未登録装置2Bを所持している場合、既登録装置2Aのユーザ6は、未登録装置2Bのユーザ6(家族)が登録処理に関する処理を実行する時間帯、状況などは、ある程度推測可能である。したがって、既登録装置2Aのユーザ6は、登録処理に関する処理が実行された時間帯、状況が想定外であれば、家族以外の第三者が不正登録を試行したと推測することが可能である。第三者は、例えば既登録装置2Aのユーザの親戚、友人、恋人の他、宅配業者、メンテナンス業者などを含む。つまり、ここでいう第三者は、主として建物4の宅内41に招き入れた人である。このような第三者は、状況によっては宅内41側で電気錠装置1を操作可能であり、不正登録を行う可能性があると考えられる。
一例を挙げると、家族全員が旅行中に登録処理に関する処理が実行されたと通知があれば、既登録装置2Aのユーザ6は、登録処理に関する処理を第三者が実行したと推測することが可能である。また、登録処理に関する処理が実行された時間帯、状況が想定内であったとしても、既登録装置2Aのユーザ6は、家族に確認することで、登録処理に関する処理を第三者が実行したか否かを知ることが可能である。つまり、本実施形態の電気錠システム100は、第三者による不正登録の試行があったことを既登録装置2Aのユーザ6に認識させ易い。
また、実行情報の通知を受けた既登録装置2Aのユーザ6が管理者権限を有していれば、当該ユーザ6は、新規登録を抹消したり、変更されたパスワードを更に変更したりすることも可能である。この場合、不正登録を行った第三者が出入口5を解錠することを未然に防止することができる。
(5)変形例
本実施形態では、鍵側制御部22は、実行情報を表すメッセージを表示部25に表示しているが、他の構成であってもよい。例えば、実行情報を表すメッセージは、鍵装置2に備え付けのスピーカから音声として再生してもよい。その他、実行情報を表すメッセージは、電気錠装置1に備え付けのスピーカから音声として再生してもよい。
その他、鍵側制御部22は、実行情報を表すメッセージを表示部25に表示する前に、備え付けのスピーカから音を再生したり、鍵装置2を振動させたりしてもよい。この場合、既登録装置2Aのユーザ6の注意を表示部25に向けることができる。また、本実施形態のように鍵装置2が電話機能を有する携帯端末である場合、鍵側制御部22は、ユーザ6がマナーモード(サイレントモード)に設定していても、備え付けのスピーカから音を再生してもよい。この場合、既登録装置2Aのユーザ6に対して、実行情報を漏れなく確認させ易い。
本実施形態では、実行情報は、複数の情報を含んでいてもよい。そして、通知部3は、複数の情報のうち優先度の高い情報から通知するように構成されていてもよい。例えば、実行情報が、登録処理が実行された旨の情報、パスワードが変更された旨の情報、パスワードが参照された旨の情報、及び登録が抹消された旨の情報を含んでいるとする。この場合、通知部3は、通信時間が許す限り、登録処理が実行された旨の情報、パスワードが変更された旨の情報、パスワードが参照された旨の情報、及び登録が抹消された旨の情報の順に通知してもよい。
本実施形態では、実行情報は、登録処理に関する処理が実行された時刻を含んでいてもよい。この場合、錠側記憶部15には、登録処理に関する処理と、当該処理が実行された時刻とが紐付けられて記憶される。
本実施形態では、電気錠装置1は、実行情報の通知を受けた既登録装置2Aが実行情報を再生することにより、間接的に実行情報を通知しているが、他の構成であってもよい。例えば、電気錠装置1が実行情報を再生することで、直接的に実行情報を通知してもよい。この場合、電気錠装置1は、備え付けのスピーカでメッセージを再生してもよいし、備え付けの表示部にメッセージを表示してもよい。その他、電気錠装置1は、例えば発光ダイオード等の発光素子を備えていれば、発光素子の消灯、点灯、点滅により実行情報を通知してもよい。
本実施形態では、認証時において、電気錠装置1が自発的に実行情報を既登録装置2Aのユーザ6に対して通知しているが、他の構成であってもよい。例えば、認証後に既登録装置2Aのユーザ6が電気錠装置1に実行情報を要求し、要求に応じて電気錠装置1が実行情報を既登録装置2Aのユーザ6に対して通知してもよい。
本実施形態では、鍵装置2は、例えばスマートフォンのような携帯端末であるが、他の構成であってもよい。例えば、鍵装置2は、コンピュータを電気錠装置1の鍵として動作させるためのプログラム(アプリケーション)を実行可能な携帯端末であれば、タブレット型のコンピュータ等であってもよい。その他、鍵装置2は、ユーザ6が所持する鞄などに収納又は取付可能な電子タグ等であってもよい。
本実施形態では、出入口5の解錠及び施錠を許可された既登録装置2Aの台数が1台であるが、複数台であってもよい。例えば、建物4に居住する全ての住人が、それぞれ既登録装置2Aを所持していてもよい。この場合、全ての住人は、いずれも自分の所持する既登録装置2Aを用いて出入口5の解錠及び施錠を行うことが可能である。
また、通知部3は、複数の既登録装置2Aのうち2以上の既登録装置2Aのユーザ6に対して実行情報を通知するように構成されていてもよい。例えば、電気錠システム100を用いる家族の構成が父、母、子供2人であり、各々が既登録装置2Aを所持しているとする。この場合、通知部3は、4台の既登録装置2Aのユーザ6のうち父及び母に対して実行情報を通知してもよい。
本実施形態では、認証部141、登録部142、及び通知部3は錠側制御部14を構成するハードウェア(マイクロコンピュータ)の機能により実現されているが、他の構成であってもよい。例えば、認証部141、登録部142、及び通知部3のうち少なくとも1つは、錠側制御部14とは別のハードウェアで構成されていてもよい。
本実施形態では、錠側通信部11と鍵側通信部21とは、BLEの規格に準拠した近距離無線通信方式で通信を行っているが、他の方式であってもよい。例えば、錠側通信部11と鍵側通信部21とは、ZigBee(登録商標)の規格に準拠した無線通信方式で通信を行ってもよい。
本実施形態では、錠側制御部14は、認証部141が電気錠13を制御可能な状態とした後に錠側操作部12が操作されることで、電気錠13を制御するが、錠側操作部12の操作は必須ではない。例えば、錠側制御部14は、制御信号を錠側通信部11が受信した時点で、電気錠13を制御してもよい。制御信号は、鍵側操作部23をユーザ6が操作することにより、鍵側通信部21から送信される。
本実施形態では、鍵装置2は、出入口5の解錠及び施錠の両方の操作を行うことができるが、他の構成であってもよい。例えば、鍵装置2は、出入口5の解錠及び施錠の一方の操作だけを行う構成であってもよい。
本実施形態では、建物4の出入口5は、建物4の内(宅内41)と外(宅外42)とを隔てる扉(開き戸又は引戸)又は窓であるが、建物4の一部の区画の内と外とを隔てる扉であってもよい。例えば、建物4が複数の住戸を有する集合住宅、複数の店舗を有するテナントビル、及び複数の事務所を有するオフィスビルであれば、個々の区画(住戸、店舗、事務所)の内と外とを隔てる扉が出入口5となる。
本実施形態では、電気錠システム100は戸建住宅に適用されているが、例えば集合住宅の各住戸に適用されてもよい。また、電気錠システム100は、集合住宅の共用部玄関に適用されてもよいし、事務所、店舗、工場などの非住宅用の建物4に適用されてもよい。
本実施形態では、建物4の出入口5に取り付けられるケース17に、電気錠装置1の全ての構成要素が収納されているが、電気錠装置1の構成要素が複数のケースに分散して収納されていてもよい。例えば、電気錠装置1の構成要素は、ケース17と、建物4の宅内41に設置される他のケースとに分散して収納されていてもよい。
(実施形態2)
(1)詳細
以下、実施形態2の電気錠システム100及び電気錠装置1について説明する。ただし、本実施形態の基本的な構成は、実施形態1の電気錠システム100及び電気錠装置1と共通しているので、共通する点については同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態の電気錠システム100では、図5に示すように、電気錠装置1の錠側制御部14の代わりに、鍵装置2の鍵側制御部22が通知部3を備えている。また、鍵装置2の鍵側制御部22は、許可部7を更に備えている。
本実施形態では、鍵装置2はスマートフォンである。また、本実施形態では、通知部3及び許可部7の機能は、鍵装置2にインストールされた登録用のアプリケーションを、鍵側制御部22を構成するマイクロコンピュータのプロセッサが実行することにより実現される。
本実施形態では、通知部3は、登録処理が試行されると、既登録装置2Aのユーザ6に対して、実行情報として登録処理の試行に関する試行情報を通知するように構成されている。ここで、「登録処理の試行」とは、未登録装置2Bの電気錠装置1への登録をユーザ6が試みることをいう。具体的には、未登録装置2Bのユーザ6が電気錠装置1の錠側操作部12に所定の操作(例えば電気錠装置1の宅内41側の押釦スイッチを押す操作)をすることをいう。つまり、本実施形態では、通知部3は、動作モードが登録モードである場合に機能する。
許可部7は、通知部3による試行情報の通知が完了すると、登録処理の続行を許可するように構成されている。本実施形態では、試行情報の通知が完了するまでは、許可部7は、鍵側操作部23の操作入力を無効とするように構成されている。このため、試行情報の通知が完了するまでは、未登録装置2Bのユーザ6は、鍵側操作部23を操作してパスワードを入力することができない。試行情報の通知が完了すると、許可部7は、鍵側操作部23の操作入力を有効にする。したがって、未登録装置2Bのユーザ6は、試行情報の通知が完了した後に、鍵側操作部23を操作してパスワードを入力することで、登録処理を続行することができる。
(2)動作
以下、本実施形態の電気錠システム100及び電気錠装置1の動作について図6を用いて説明する。まず、未登録装置2Bのユーザ6が電気錠装置1の錠側操作部12に所定の操作をすることで、所定の期間(例えば、数十秒間)、電気錠装置1が通常モードから登録モードに移行する(ステップS300)。登録モードに移行すると、登録部142が登録処理を開始する(ステップS301)。そして、錠側制御部14は、電話番号などの既登録装置2Aの宛先情報を錠側記憶部15から読み出し、読み出した宛先情報を含む開始信号を錠側通信部11から未登録装置2Bへ送信する(ステップS302)。鍵側通信部21が開始信号を受信すると、未登録装置2Bの通知部3は、開始信号に含まれる既登録装置2Aの宛先情報に基づいて、試行情報を含む通知信号を作成する。そして、通知部3は、登録用のアプリケーションの通信機能(例えば、チャット機能)を用いて、鍵側通信部21から既登録装置2Aへ通知信号を送信する(ステップS303)。ここで、通知信号を送信する処理は、未登録装置2Bのユーザ6が介在することなく自動的に実行される。
未登録装置2Bのユーザ6が所定の操作をしてから通知信号の送信が完了するまでの間、許可部7は、鍵側操作部23の操作入力を無効とする。通知信号の送信が完了すると、許可部7は、鍵側操作部23の操作入力を有効とする。そして、未登録装置2Bのユーザ6は、鍵側操作部23を操作することにより、パスワードを入力する(ステップS304)。その後の動作は、実施形態1の「(2)登録モード」におけるステップS103以降と同様である。
(3)変形例
本実施形態では、通知部3は、未登録装置2Bのユーザ6が介在することなく通知信号を送信する処理を実行する構成であるが、他の構成であってもよい。例えば、通知部3は、通知信号を送信する旨のメッセージを表示部25に表示してもよい。この場合、メッセージを見た第三者は不正登録を踏み止まると考えられるので、第三者による不正登録を抑止する効果が期待できる。
本実施形態では、通知部3は、登録用のアプリケーションの通信機能を用いて鍵側通信部21から既登録装置2Aへ通知信号を送信する構成であるが、他の構成であってもよい。例えば、通知部3は、電子メールを用いて鍵側通信部21から既登録装置2Aへ通知信号を送信する構成であってもよい。
本実施形態では、許可部7は、通知信号の送信が完了すると登録処理の続行を許可する構成であるが、他の構成であってもよい。例えば、許可部7は、通知信号の送信後に、既登録装置2Aのユーザ6による承認を受けてから登録処理の続行を許可する構成であってもよい。ここでいう「承認」は、例えば既登録装置2Aのユーザ6が自らパスワードを記載した電子メールを作成し、作成した電子メールを通知信号の送信元の未登録装置2Bへ送信することである。その他、「承認」は、例えば既登録装置2Aにインストールされている登録用のアプリケーションの実行画面に表示される許可釦を、既登録装置2Aのユーザ6が押すことである。この場合、登録用のアプリケーションは、許可釦が押されると、既登録装置2Aの鍵側記憶部24に予め記憶されているパスワードを、鍵側通信部21から通知信号の送信元の未登録装置2Bへ送信する処理を実行する。上記のいずれの構成においても、未登録装置2Bのユーザ6は、既登録装置2Aのユーザ6による承認が無ければ登録処理を続行できないので、第三者による不正登録を抑止する効果が期待できる。
本実施形態において、既登録装置2A及び電気錠装置1は、例えばパスワードとしてワンタイムパスワードを共有してもよい。この場合、未登録装置2Bのユーザ6は、既登録装置2Aのユーザ6からワンタイムパスワードを取得しない限り登録処理を完了できないので、第三者による不正登録を抑止する効果が期待できる。
本実施形態において、登録用のアプリケーション(プログラム)は、鍵装置2へのインストール時に注意書きを表示部25に表示する処理を含んでいてもよい。注意書きは、登録処理に関する処理を実行する際に、既登録装置2Aのユーザ6に対して試行情報を送信する旨のメッセージなどである。この場合、注意書きを見た第三者は不正登録を踏み止まると考えられるので、注意書きのみで第三者による不正登録を抑止する効果が期待できる。
本実施形態では、鍵装置2が許可部7を備えているが、電気錠装置1が許可部7を備えていてもよい。この場合、許可部7は、試行情報の通知が完了するまでは、錠側通信部11が未登録装置2Bから登録要求信号を受信しても、登録要求信号に含まれるパスワードを、錠側記憶部15にて予め記憶しているパスワードと照合しない。
本実施形態では、通知部3は、試行情報を既登録装置2Aのユーザ6に対して通知するだけの構成であるが、他の構成であってもよい。例えば、通知部3は、試行情報を通知した時点で、試行情報を通知した旨のメッセージを表示部25に表示してもよい。この場合、未登録装置2Bのユーザ6が不正登録を試みる第三者であれば、この第三者による不正登録を抑止する効果が期待できる。試行情報を通知した旨のメッセージは、未登録装置2Bの備え付けのスピーカから音声として再生されてもよい。
本実施形態では、鍵側制御部22は、通知部3及び許可部7を備えているが、許可部7を備えていなくてもよい。この場合、未登録装置2Bのユーザ6は、試行情報の通知が完了するのを待たずとも、鍵側操作部23を操作してパスワードを入力し、登録処理を続行することが可能である。
本実施形態では、通知部3及び許可部7は、鍵側制御部22を構成するハードウェア(マイクロコンピュータ)の機能により実現されているが、他の構成であってもよい。例えば、通知部3及び許可部7のうち少なくとも1つは、鍵側制御部22とは別のハードウェアで構成されていてもよい。
実施形態2に係る電気錠システム100の構成(変形例を含む)は、実施形態1(変形例を含む)の構成と適宜組み合わせ可能である。
(まとめ)
以上述べたように、第1の態様の電気錠システム(100)は、電気錠装置(1)と、鍵装置(2)と、通知部(3)と、を備える。電気錠装置(1)は、建物(4)の出入口(5)を施錠又は解錠する電気錠(13)を制御する。鍵装置(2)は、出入口(5)の解錠操作及び施錠操作のうち少なくとも一方の操作を行うための装置である。電気錠装置(1)は、錠側通信部(11)と、錠側制御部(14)と、登録部(142)と、を有している。錠側通信部(11)は、鍵装置(2)との間で無線通信を行う。錠側制御部(14)は、錠側通信部(11)が鍵装置(2)のうち既登録の鍵装置(2)である既登録装置(2A)から受信した鍵情報と、予め記憶している認証情報との認証を行い、認証に成功すると電気錠(13)を制御可能な状態にする。登録部(142)は、登録処理を実行する。登録処理は、所定の条件を満たした場合に未登録の鍵装置(2)である未登録装置(2B)のための鍵情報を未登録装置(2B)に対して送信し、かつ、当該鍵情報を認証情報の一部として記憶する処理である。登録処理は、錠側通信部(11)と未登録装置(2B)との間の通信により行われる。通知部(3)は、既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して、登録処理に関する処理が実行されたことを実行情報として通知するように構成されている。
この構成によれば、既登録装置(2A)のユーザ(6)は、登録処理に関する処理が実行されたことを知ることができる。つまり、この構成によれば、第三者による不正登録の試行があったことを既登録装置(2A)のユーザ(6)に認識させ易い。
第2の態様の電気錠システム(100)では、第1の態様において、電気錠装置(1)は、通知部(3)を有している。通知部(3)は、既登録装置(2A)と電気錠装置(1)との間で認証を行うと、実行情報を通知するように構成されている。
この構成によれば、電気錠装置(1)が鍵装置(2)以外の装置との間の通信機能を有していなくても、既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して実行情報を通知することができる。例えば、この構成によれば、電気錠装置(1)及び鍵装置(2)がインターネットに接続されていなくても、既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して実行情報を通知することができる。ただし、この構成は必須ではなく、通知部(3)は、インターネットを介して既登録装置(2A)と通信することにより、実行情報を通知するように構成されていてもよい。
第3の態様の電気錠システム(100)では、第2の態様において、実行情報は、複数の情報を含んでいる。通知部(3)は、複数の情報のうち優先度の高い情報から通知するように構成されている。
この構成によれば、認証通信の時間が短い場合、又は認証通信が途中で途切れた場合にも、優先度の高い情報を既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して通知し易い。ただし、この構成は必須ではなく、実行情報が含む複数の情報に優先度を設けなくてもよい。
第4の態様の電気錠システム(100)では、第2又は第3の態様において、実行情報は、登録処理に関する処理が実行された時刻を含んでいる。
この構成によれば、既登録装置(2A)のユーザ(6)は、登録処理に関する処理が実行された時刻を知ることができ、登録処理に関する処理の実行主体が第三者であるか否かを推測し易い。ただし、この構成は必須ではなく、実行情報は、登録処理に関する処理が実行された時刻を含んでいなくてもよい。
第5の態様の電気錠システム(100)では、第2〜第4のいずれかの態様において、既登録装置(2A)は、複数である。通知部(3)は、複数の既登録装置(2A)のうち2以上の既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して実行情報を通知するように構成されている。
この構成によれば、2人以上の既登録装置(2A)のユーザ(6)が登録処理に関する処理が実行されたことを知ることができるので、登録処理に関する処理が実行されたことを認識し易い。
第6の態様の電気錠システム(100)では、第1の態様において、鍵装置(2)は、通知部(3)を有している。通知部(3)は、登録処理が試行されると、既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して、実行情報として登録処理の試行に関する試行情報を通知するように構成されている。
この構成によれば、既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して、登録処理の試行をリアルタイムに通知することができる。ただし、この構成は必須ではなく、通知部(3)は、登録処理が試行されても試行情報を通知しないように構成されていてもよい。
第7の態様の電気錠システム(100)では、第6の態様において、通知部(3)は、電子メールにより、既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して試行情報を通知するように構成されている。
この構成によれば、既登録装置(2A)のユーザ(6)は、電子メールに付されている送信元である未登録装置(2B)のアドレスを確認することで、未登録装置(2B)のユーザ(6)を特定し易い。例えば、未登録装置(2B)のユーザ(6)が既登録装置(2A)のユーザ(6)の知人であれば、既登録装置(2A)のユーザ(6)は、この知人の電子メールのアドレスを知っている可能性が高い。ただし、この構成は必須ではなく、通知部(3)は、例えば既に述べたように登録用のアプリケーションが備えるチャット機能を用いて試行情報を通知してもよい。
第8の態様の電気錠システム(100)は、第6又は第7の態様において、許可部(7)を更に備える。許可部(7)は、通知部(3)による試行情報の通知が完了すると、登録処理の続行を許可するように構成されている。
この構成によれば、既登録装置(2A)のユーザ(6)に対して、登録処理が試行されたことを通知することなく登録処理が続行されるのを防ぎ易い。ただし、この構成は必須ではなく、電気錠システム(100)は、許可部(7)を備えていなくてもよい。
第9の態様の電気錠装置(1)は、第1〜第8のいずれかの態様の電気錠システム(100)における電気錠装置(1)であって、通知部(3)を備える。
この構成によれば、第三者による不正登録の試行があったことを既登録装置(2A)のユーザ(6)に認識させ易い。
以上、実施形態に係る電気錠システム(100)及び電気錠装置(1)について説明した。ただし、以上に説明した実施形態1,2は、いずれも本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記の実施形態1,2は、いずれも本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
1 電気錠装置
11 錠側通信部
13 電気錠
14 錠側制御部
142 登録部
2 鍵装置
2A 既登録装置
2B 未登録装置
3 通知部
4 建物
5 出入口
6 ユーザ
7 許可部
100 電気錠システム

Claims (9)

  1. 建物の出入口を施錠又は解錠する電気錠を制御する電気錠装置と、
    前記出入口の解錠操作及び施錠操作のうち少なくとも一方の操作を行うための鍵装置と、
    通知部と、を備え、
    前記電気錠装置は、
    前記鍵装置との間で無線通信を行う錠側通信部と、
    前記錠側通信部が前記鍵装置のうち既登録の鍵装置である既登録装置から受信した鍵情報と、予め記憶している認証情報との認証を行い、前記認証に成功すると前記電気錠を制御可能な状態にする錠側制御部と、
    前記錠側通信部と未登録の鍵装置である未登録装置との間の通信により、所定の条件を満たした場合に前記未登録装置のための前記鍵情報を前記未登録装置に対して送信し、かつ、当該鍵情報を前記認証情報の一部として記憶する登録処理を実行する登録部と、を有し、
    前記通知部は、前記既登録装置のユーザに対して、前記登録処理に関する処理が実行されたことを実行情報として通知するように構成されている
    電気錠システム。
  2. 前記電気錠装置は、前記通知部を有しており、
    前記通知部は、前記既登録装置と前記電気錠装置との間で前記認証を行うと、前記実行情報を通知するように構成されている
    請求項1記載の電気錠システム。
  3. 前記実行情報は、複数の情報を含んでおり、
    前記通知部は、前記複数の情報のうち優先度の高い情報から通知するように構成されている
    請求項2記載の電気錠システム。
  4. 前記実行情報は、前記登録処理に関する処理が実行された時刻を含む
    請求項2又は3に記載の電気錠システム。
  5. 前記既登録装置は、複数であって、
    前記通知部は、前記複数の既登録装置のうち2以上の既登録装置のユーザに対して前記実行情報を通知するように構成されている
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気錠システム。
  6. 前記鍵装置は、前記通知部を有しており、
    前記通知部は、前記登録処理が試行されると、前記既登録装置の前記ユーザに対して、前記実行情報として前記登録処理の試行に関する試行情報を通知するように構成されている
    請求項1記載の電気錠システム。
  7. 前記通知部は、電子メールにより、前記既登録装置の前記ユーザに対して前記試行情報を通知するように構成されている
    請求項6記載の電気錠システム。
  8. 前記通知部による前記試行情報の通知が完了すると、前記登録処理の続行を許可する許可部を更に備える
    請求項6又は7に記載の電気錠システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気錠システムにおける電気錠装置であって、
    前記通知部を備える
    電気錠装置。
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