JP2018145336A - 蛍光体およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来の蛍光体とは異なる新たな組成物からなる蛍光体を提供する。
【解決手段】本発明の蛍光体は、SrGa2+x-yGe2-x-z8-(x+z)/2Cry+z(−0.6≦ x ≦0.6、0<y+z≦0.2、0≦y、0≦z)で示される組成物からなる。本発明の蛍光体は、短波長域(200〜500nm)の励起光を受けて長波長域(650〜1000nm)にわたるブロードな発光を生じ得る。但し、Cr量(y+z)が増加する程、Cr3+による700nm付近の発光が減少し、Cr4+による900nm付近の発光が増加する。本発明の蛍光体は、例えば、配合粉末を酸化雰囲気中で仮焼した仮焼粉末またはその成形体を、酸化雰囲気で焼成した焼成物から得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、短波長域の励起光に対して長波長域の発光をする蛍光体等に関する。
高効率なLED(Light Emitting Diode)が、各種照明やディスプレーパネル等の光源として多用されている。一つのLEDは特定の波長で発光するため、白色を得るためには、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)の各系統の発光を混色させることが必要となる。
その際、発光色の異なる複数のLEDを組合わせるよりも、特定色のLEDとその発光を受けて異色な発光をする蛍光体とを組合わせる方が効率的であり、光源素子や照明部品をシンプルにできる。この際、通常、青色LEDと、発光スペクトル成分が特定波長域に集中している輝線発光蛍光体とが組み合わされることが多い。このような蛍光体に関する提案が、例えば、下記の特許文献でなされている。
特開2012−31346号公報 特許4309242号公報 特開2015−129254号公報 特開2005‐264160号公報 特開2005−298817号公報 特開2008‐69272号公報 特開2005‐179498号公報 特開2014−12775号公報 特開2015‐98507号公報 特開 平10‐242513号公報 特開2014‐210684号公報 特許4635184号公報
本発明はこのような事情に鑑みて為されたものであり、従来の蛍光体とは異なる新たな組成物からなる蛍光体等を提供することを目的とする。
本発明者はこの課題を解決すべく鋭意研究した結果、Sr―Ga―Ge系酸化物にCrを加えた組成物が短波長域の入射光に対して長波長域の発光をすることを発見した。この成果を発展させることにより、以降に述べる本発明を完成するに至った。
《蛍光体》
(1)本発明の蛍光体は、下式で示される組成物からなる。
SrGa2+x-yGe2-x-z8-(x+z)/2Cry+z
−0.6≦ x ≦0.6
0<y+z≦0.2
0≦y、0≦z
(2)本発明の蛍光体は、短波長域の入射光に対して長波長域の発光をなし得る。本発明の蛍光体を用いれば、例えばLED等による紫外光〜青色光を光源としつつ、演色性に優れた照明等を得ることが可能となる。
ところで本発明の蛍光体は、基本組成物(SrGaGe)中のGaおよび/またはGeの一部がCrで置換されてなる。より具体的にいうと、GaOまたはGeOの四面体中のGaサイトおよび/またはGeサイトがCrで置換される。これまで、八面体サイトの結晶場中にあるCrイオンによる赤色発光は、多数報告されている(例えば、AlサイトがCrイオンで置換されたルビー等)。しかし、本発明のように、四面体サイトのCrイオンによる発光については報告例がない。
GaサイトはCr3+により置換され、GeサイトはCr4+により置換されると考えられる。価数の異なるCrイオンは、それぞれ、異なる波長の発光(蛍光)に主に寄与し得る。具体的にいうと、Cr3+は波長が700nm付近の蛍光に、Cr4+は波長が900nm付近の蛍光に、それぞれ主に寄与すると考えられる。両Crイオンを含むときは、それらの相乗作用によって、波長が650〜1000nmとなる連続的な蛍光が得られると考えられる。
なお、xは、−0.5〜0.5、−0.45〜0.45さらには−0.35〜0.35ともできる。またはy+zは、0.005〜0.15、0.008〜0.05さらには0.013〜0.03ともできる。ちなみにxは、Ga量、Ge量およびO量に基づく電荷バランスに応じて定まる。
《蛍光体の製造方法》
本発明は蛍光体の製造方法としても把握できる。すなわち本発明は、原料粉末を配合した配合粉末を調製する配合工程と、該配合粉末を酸化雰囲気中で仮焼して仮焼粉末を得る仮焼工程と、該仮焼粉末または該仮焼粉末の成形体を酸化雰囲気で焼成して焼成物を得る焼成工程とを備え、該焼成物から上述した蛍光体を得る蛍光体の製造方法でもよい。
本発明の製造方法によれば、上述した蛍光体を比較的容易に合成できる。
《その他》
(1)本発明の蛍光体へ入射される光(励起光)の波長(励起波長)は問わない。励起光は、通常、波長が200〜500nm程度の短波長光であると好ましい。そのような短波長光は、波長が200〜360nmの紫外線でも、波長が370〜420nmの近紫外線でも、波長が430〜510nmの青色光でもよい。例えば、本発明の蛍光体は、波長が420〜460nmさらには430〜450nmの青色光を励起光とすると特に好ましい。ちなみに、励起光の光源の種類は、LEDの他、レーザ等でもよい。
本発明の蛍光体は長波長域で発光し得るが、特に、波長が650〜750nmさらには680〜720nmの赤色域、または波長が850〜950nmさらには880〜920nmの近赤外線域とで発光し得る。このため本発明の蛍光体は赤色蛍光体ともいえる。
(2)特に断らない限り本明細書でいう数値範囲(x〜y)には、下限値xおよび上限値yが含まれる。本明細書に記載した種々の数値または数値範囲に含まれる任意の数値を新たな下限値または上限値として、「a〜b」のような数値範囲を新設し得る。
y+z=0.01とした各試料の発光スペクトルである。 x=0とした各試料の発光スペクトルである。 Crを含まない焼成体(x=0、y+z=0)の表面にCrを蒸着させた試料の発光スペクトルである。 x=0、y+z=0.02とした試料に係る励起スペクトルである。
上述した本発明の構成要素に、本明細書中から任意に選択した一つまたは二つ以上の構成要素を付加し得る。本明細書で説明する内容は、本発明の蛍光体としてのみならず、その製造方法にも適宜該当し得る。また、方法的な構成要素であっても物に関する構成要素ともなり得る。いずれの実施形態が最良であるか否かは、対象、要求性能等によって異なる。
《製造方法》
(1)配合工程
複数の原料粉末を秤量等して配合することにより配合粉末が得られる。原料粉末は、蛍光体を構成する元素の単一物(純金属)、化合物、合金等からなる。本発明の蛍光体はSr、Ga、GeおよびCrの酸化物であるため、各構成元素の(炭)酸化物の粉末を原料粉末として用いると、原料コストの低減、取扱性の向上等を図れて好ましい。
(2)仮焼工程
複数の原料粉末からなる配合粉末を酸化雰囲気中で仮焼することにより、均一的な酸化物からなる仮焼粉末が得られる。酸化雰囲気は、大気雰囲気中でも、酸素濃度が調整された雰囲気中でもよい。仮焼温度は850〜1050℃さらには900〜1000℃とするとよい。仮焼時間は1〜10時間さらには3〜7時間とするとよい。
(3)焼成工程
仮焼粉末または仮焼粉末の成形体を、酸化雰囲気で焼成することにより、蛍光体となる焼成物が得られる。酸化雰囲気は、大気雰囲気中でも、酸素濃度が調整された雰囲気中でもよい。焼成温度は、1000〜1400℃さらには1100〜1300℃とするとよい。焼成温度は仮焼温度よりも高いと好ましい。焼成時間は5〜20時間さらには10〜15時間とするとよい。焼成時間も仮焼時間よりも長いと好ましい。
《用途》
本発明の蛍光体は、例えば、光源となるLEDやレーザ等と組合わせて、家庭用照明や車両用照明等の他、ディスプレー照明等を構成できる。本発明は、上述した蛍光体と光源とを組み合わせた種々の発光素子または照明装置等として把握してもよい。
SrGaGeのGaおよび/またはGeの一部を、Crで置換した多数の試料を合成した。各試料に短波長域の励起光を照射したときの発光強度を測定した。このような具体例を挙げつつ、以下に本発明をさらに詳しく説明する。
《試料》
(1)原料
原料として、市販(株式会社高純度化学研究所製)されているSrCO粉、Ga粉、GeO粉、Cr粉を用意した。これらの粉末を合計5g秤量して、下記に示すような各組成に配合した粉末を得た。この際、秤量した原料粉末は乳鉢に入れて、常温(室温)の大気雰囲気中で20分間混合した。
SrGa2+x-yGe2-x-z8-(x+z)/2Cry+z
x :−0.4、−0.2、0、0.2、0.4
y+z:0、0.01、0.02、0.1
(2)焼成
各配合粉末を950℃の大気雰囲気中で5時間仮焼した。仮焼物を粉砕、撹拌して得られた仮焼粉末(各0.6g)を金型に充填して、60MPaで加圧成形した。こうして得られた円板状(φ11mm×2mm)の成形体を、大気雰囲気中で焼成(固相反応)させた。焼成温度:1100℃〜1300℃、焼成時間:12時間とした。こうして得られた各焼成体を供試材(試料)とした。
(3)蒸着
特別に、y+z=0(Cr無添加)とした焼成体(供試材)を用いて、その表面にCrを蒸着した試料(適宜、「蒸着試料」という。)も作成した。具体的には、Cr無添加の焼成体とCr粉末(原料粉末)とを同じ電気炉内に入れて加熱し、その焼成体の表面をCr粉末から蒸発したCrを付着させた。
《測定》
(1)X線回折
各試料についてX線回折測定を行った。試料は全て、単斜相の単相結晶からなる焼結体であった。
(2)発光特性
He−Cdレーザー光(波長:325nm)を入射光として、それに対する発光特性を分光蛍光光度計(FP―6600/日本分光株式会社製)を用いて測定した。得られた発光スペクトル(発光強度)を図1〜3にそれぞれ示した。なお、図3は、蒸着試料に係る発光スペクトルである。
(3)励起光特性
x=0、y+z=0.02とした試料について、発光波長が690nmとなる励起光の波長(励起波長)を、上述した分光計を用いて調べた。この結果を図4に示した。
《評価》
(1)励起光
先ず、図4に示すように、本実施例に係る試料(蛍光体)の場合、波長:430〜450nm(特に440nm付近)にピークをもつブロードな励起スペクトルが観察された。この傾向は、他の試料についても同様であった。従って、本実施例のような蛍光体は、波長が440nm付近となる発光をするLED(紫外光〜青色光)を光源とすると好ましいといえる。
(2)赤色発光
y+z=0.01、x=−0.4、0または0.4のいずれかとした試料の発光スペクトル(入射波長:325nm)を図1に示した。比較試料として、市販(フォスファーテクノロジー社製)のYS:Euの発光スペクトルも併せて示した。
また、x=0、y+z=0.01、0.02または0.1のいずれかとした試料の発光スペクトル(入射波長:325nm)を図2に併せて示した。
いずれの試料(比較試料を除く)でも、長波長域(650〜1100nm)でブロード(連続的な)な発光が観察された。それらの強度は、比較試料(YS:Eu)よりもかなり高いこともわかった。
さらに図2から明らかなように、Cr量(y+z)が増加するにつれて、Cr3+による波長:700nm付近の発光ピークは小さくなり、Cr4+による波長:900nm付近の発光ピークが大きくなることがわかった。特に、y+z=0.1の試料では、Cr3+ による発光が消失し、Cr4+による発光のみとなることがわかった。つまり、Cr3+による発光は、著しい濃度消光を生じることがわかった。
(3)蒸着試料
図3から明らかなように、焼成体中にCrを含まなくても、その表面にCrを蒸着させることにより、波長:700nm付近に発光ピークを有する蛍光体が得られることもわかった。この蒸着試料を分析したところ、Cr量はppmオーダーであった。
(4)総括
以上のように、基本組成物(SrGaGe)に対してドープするCr量を調整することにより、短波長域の励起光に対して長波長域の発光をする新たな蛍光体が提供されることが明らかとなった。

Claims (3)

  1. 下式で示される組成物からなる蛍光体。
    SrGa2+x-yGe2-x-z8-(x+z)/2Cry+z
    −0.6≦ x ≦0.6
    0<y+z≦0.2
    0≦y、0≦z
  2. 650〜1000nmにわたるブロードな発光波長を有する請求項1に記載の蛍光体。
  3. 原料粉末を配合した配合粉末を調製する配合工程と、
    該配合粉末を酸化雰囲気中で仮焼して仮焼粉末を得る仮焼工程と、
    該仮焼粉末または該仮焼粉末の成形体を酸化雰囲気で焼成して焼成物を得る焼成工程とを備え、
    該焼成物から請求項1または2に記載の蛍光体を得る蛍光体の製造方法。
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WO2020027231A1 (ja) 2018-08-01 2020-02-06 日本発條株式会社 テンショナ
CN113227321A (zh) * 2018-12-27 2021-08-06 松下知识产权经营株式会社 发光装置、电子设备以及发光装置的使用方法
JP2022087026A (ja) * 2020-11-30 2022-06-09 日亜化学工業株式会社 酸化物蛍光体、発光装置及び酸化物蛍光体の製造方法

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