JP2018142426A - 塗工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】活物質ペースト及びセラミックスラリーを同時に塗工する際に、活物質ペーストとセラミックスラリーとが混ざることを抑制できる塗工装置を提供する。【解決手段】塗工装置30は、金属箔11に対して活物質ペースト12aを塗工する第1ダイヘッド31aと、金属箔11に塗工された活物質ペースト12aの表面にセラミックスラリー15aを塗工する第2ダイヘッド31bとが一体化されている。第2ダイヘッド31bは、セラミックスラリー15aが貯留されるスラリーマニホールド36と、セラミックスラリー15aが吐出される吐出口32bと、スラリーマニホールド36と吐出口32bとを連通させるスラリー連通路37と、スラリー連通路37に露出するように配置されたホーン41と、ホーン41を振動させる圧電素子42とを備える。【選択図】図3
Description
本発明は、集電体に対して活物質ペースト及びセラミックスラリーを塗工する塗工装置に関する。
蓄電装置としての二次電池に使用される電極の一例として、集電体としての金属箔と、金属箔の両面又は片面に存在する活物質層と、活物質層の表面に存在する耐熱層とを有する電極が知られている。
電極は、例えば、長尺帯状の金属箔の両面又は片面に活物質層及び耐熱層の2層構造を有する電極材料を枚葉状に切断して形成される。長尺帯状の金属箔に活物質層及び耐熱層の2層構造を形成する塗工装置として、例えば、特許文献1が挙げられる。特許文献1に開示の塗工装置は、第1塗工装置と第2塗工装置とが一体化されている。そして、第1塗工装置から活物質層の材料である活物質ペーストを吐出させ、第2塗工装置から耐熱層の材料であるセラミックスラリーを吐出させることで、活物質層ペーストの表面にセラミックスラリーを塗工でき、2層構造を同時に形成できる。
しかしながら、活物質ペースト及びセラミックスラリーを同時に塗工する塗工装置を採用すると、セラミックスラリーの粘度が活物質ペーストの粘度よりも低いため、セラミックスラリーが活物質ペースト側に流れて液溜まりが発生する場合がある。セラミックスラリーと活物質ペーストとが混ざりゲル化すると、活物質ペースト及びセラミックスラリーの塗工を良好に行うことが困難となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、活物質ペースト及びセラミックスラリーを同時に塗工する際に、活物質ペーストとセラミックスラリーとが混ざることを抑制できる塗工装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための塗工装置は、集電体に対して活物質ペーストを塗工する第1ダイヘッドと、前記集電体に塗工された前記活物質ペーストの表面にセラミックスラリーを塗工する第2ダイヘッドとが一体化され、前記第2ダイヘッドは、前記セラミックスラリーが貯留されるマニホールドと、前記セラミックスラリーが吐出される吐出口と、前記マニホールドと前記吐出口とを連通させる連通路と、前記連通路に露出するように配置されたホーンと、前記ホーンを振動させる振動子と、を備えることを要旨とする。
これによれば、ホーンの振動により、連通路内のセラミックスラリーを振動させ、セラミックスラリーにキャビテーションを発生させることができる。よって、一体化された第1ダイヘッド及び第2ダイヘッドによって、活物質ペーストとセラミックスラリーとを同時に塗工する際に、第2ダイヘッドの吐出口から吐出されるセラミックスラリーの表面張力が低下し、液溜まりが発生しづらくなる。その結果、活物質ペーストとセラミックスラリーとが混ざることを抑制できる。また、セラミックスラリーを振動させることで、連通路や吐出口におけるセラミックスラリーの詰まりを抑制できる。
また、上記塗工装置について、前記第2ダイヘッドは、前記連通路における吐出口側に連通路よりも径の大きい貯留部を有するのが好ましい。
これによれば、セラミックスラリーは、吐出口から吐出される前に貯留部によって一時的に貯留される。セラミックスラリーを振動させることで、貯留部内のセラミックスラリーの流量が変動する。よって、第2ダイヘッドの吐出口から吐出されるセラミックスラリーが流動化されて表面張力が低下し、液溜まりが発生しづらくなる。
これによれば、セラミックスラリーは、吐出口から吐出される前に貯留部によって一時的に貯留される。セラミックスラリーを振動させることで、貯留部内のセラミックスラリーの流量が変動する。よって、第2ダイヘッドの吐出口から吐出されるセラミックスラリーが流動化されて表面張力が低下し、液溜まりが発生しづらくなる。
また、上記塗工装置について、前記ホーンは、前記第2ダイヘッドに固定されたフランジ部を有し、前記フランジ部は、前記ホーンの振動の節に配置されているのが好ましい。
これによれば、ホーンの軸方向の先端が振動の腹となるため、吐出口付近のセラミックスラリーを振動させる効果が増大する。よって、第2ダイヘッドの吐出口から吐出されたセラミックスラリーの表面張力がより低下し、液溜まりが発生しづらくなる。
これによれば、ホーンの軸方向の先端が振動の腹となるため、吐出口付近のセラミックスラリーを振動させる効果が増大する。よって、第2ダイヘッドの吐出口から吐出されたセラミックスラリーの表面張力がより低下し、液溜まりが発生しづらくなる。
本発明によれば、活物質ペースト及びセラミックスラリーを同時に塗工する際に、活物質ペーストとセラミックスラリーとが混ざることを抑制できる。
以下、塗工装置を具体化した一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、二次電池用の負極電極10は、集電体としての矩形状の金属箔11と、金属箔11の両面に存在する負極活物質層12とを備える。金属箔11は、例えば銅箔である。負極電極10は、その一辺に沿って、負極活物質層12が存在せず、金属箔11が露出した未塗工部13を有する。そして、負極電極10において、未塗工部13の一部には、集電タブ14が突出する状態に存在する。負極電極10は、負極活物質層12の表面全体を覆う耐熱層15を備える。耐熱層15は、セラミック粒子としてのアルミナ粒子と樹脂製のバインダとを含み、バインダを介してアルミナ粒子同士、又はアルミナ粒子と負極活物質層12表面の活物質粒子とが結合して層構造を有する。
図1に示すように、二次電池用の負極電極10は、集電体としての矩形状の金属箔11と、金属箔11の両面に存在する負極活物質層12とを備える。金属箔11は、例えば銅箔である。負極電極10は、その一辺に沿って、負極活物質層12が存在せず、金属箔11が露出した未塗工部13を有する。そして、負極電極10において、未塗工部13の一部には、集電タブ14が突出する状態に存在する。負極電極10は、負極活物質層12の表面全体を覆う耐熱層15を備える。耐熱層15は、セラミック粒子としてのアルミナ粒子と樹脂製のバインダとを含み、バインダを介してアルミナ粒子同士、又はアルミナ粒子と負極活物質層12表面の活物質粒子とが結合して層構造を有する。
次に、負極電極10の製造工程について説明する。負極電極10の製造工程は、長尺帯状の金属箔11の両面に負極活物質層12及び耐熱層15を形成する2層形成工程と、負極活物質層12及び耐熱層15が形成された金属箔11を負極電極10の形状に切断する切断工程とを含む。
図2に示すように、2層形成工程は、塗工工程、乾燥工程、及びプレス工程を含む。塗工工程は、長尺帯状の金属箔11を搬送しながら、金属箔11の片面に後に負極活物質層12となる活物質ペースト12aを塗工するとともに、活物質ペースト12aの表面に後に耐熱層15となるセラミックスラリー15aを塗工する工程である。ただし、後に未塗工部13となる部分には活物質ペースト12a及びセラミックスラリー15aを塗工しない。塗工工程は、後述する塗工装置30によって行われる。乾燥工程は、塗工された活物質ペースト12a及びセラミックスラリー15aを乾燥させる工程である。乾燥工程は、乾燥装置50によって行われる。乾燥工程にて乾燥した活物質ペースト12aは負極活物質層前駆体となり、セラミックスラリー15aは耐熱層15となる。プレス工程は、乾燥工程後の負極活物質層前駆体及び耐熱層15が形成された金属箔11をプレスすることで、負極活物質層前駆体の活物質密度を上げる工程である。プレス工程は、負極活物質層前駆体及び耐熱層15が形成された金属箔11を挟むように配置された一対のプレスローラ60a,60bによって行われる。これにより、帯状の金属箔11の一方の面には、所定の密度と厚みを有する負極活物質層12及び耐熱層15が形成される。金属箔11の他方の面についても同様に負極活物質層12及び耐熱層15を形成する。
2層形成工程に用いる搬送装置20は、供給リール21と、巻取リール22と、複数のガイドロール23とを備える。供給リール21は、塗工工程よりも上流側の場所に配置され、巻取リール22は、乾燥工程よりも下流側の場所に配置されている。ガイドロール23は、供給リール21と巻取リール22の間の場所に配置されている。供給リール21、巻取リール22、及びガイドロール23は、図示しない支持装置によって回転可能に支持されている。長尺帯状の金属箔11は、供給リール21に巻回されている。供給リール21から供給された金属箔11は、巻取リール22に巻き取られる。塗工工程では、金属箔11は下から上に向けて搬送される。
塗工装置30は、金属箔11の搬送方向において供給リール21の下流側の場所に配置されている。塗工装置30は、ダイヘッド31を備える。ダイヘッド31は、搬送される金属箔11に活物質ペースト12aを塗工するための筒状の第1ダイヘッド31aと、金属箔11に塗工された活物質ペースト12aの表面にセラミックスラリー15aを塗工するための筒状の第2ダイヘッド31bとが一体化されて構成されている。ダイヘッド31は、第1ダイヘッド31aが鉛直方向下側、第2ダイヘッド31bが鉛直方向上側となるように配置されている。下から上に向けて搬送される金属箔11には、第1ダイヘッド31aによって活物質ペースト12aが先に塗工され、その後、第2ダイヘッド31bによって活物質ペースト12aの表面にセラミックスラリー15aが塗工される。よって、塗工装置30により、活物質ペースト12a及びセラミックスラリー15aの2層を同時に形成できる。
塗工装置30は、ダイヘッド31の吐出口32と対向する位置に配置されたバックアップロール33を備える。バックアップロール33は、ダイヘッド31に対して相対移動可能である。バックアップロール33は、金属箔11に活物質ペースト12a及びセラミックスラリー15aを塗工するとき、ダイヘッド31による塗工が可能な塗工位置に移動し、塗工しないとき、ダイヘッド31による塗工が不能な退避位置に移動する。
図3に示すように、第1ダイヘッド31aは、活物質ペースト12aが吐出される吐出口32aと、活物質ペースト12aが貯留されるペーストマニホールド34と、吐出口32aとペーストマニホールド34とを連通させるペースト連通路35とを備える。活物質ペースト12aは、図示しないタンクから図示しないポンプにより圧送されてペーストマニホールド34に供給される。ペースト連通路35は、活物質ペースト12aがペーストマニホールド34から吐出口32aへ向かって流れる流路である。
第2ダイヘッド31bは、セラミックスラリー15aが吐出される吐出口32bと、セラミックスラリー15aが貯留されるマニホールドとしてのスラリーマニホールド36と、吐出口32bとスラリーマニホールド36とを連通させる連通路としてのスラリー連通路37とを備える。セラミックスラリー15aは、図示しないタンクから図示しないポンプにより圧送されてスラリーマニホールド36に供給される。スラリー連通路37は、セラミックスラリー15aがスラリーマニホールド36から吐出口32bへ向かって流れる流路である。第2ダイヘッド31bは、スラリー連通路37における吐出口32bの周囲にスラリー連通路37よりも径の大きい貯留部38を備える。貯留部38は、スラリー連通路37を取り囲むように存在する。貯留部38は、吐出口32bから吐出される前のセラミックスラリー15aを一時的に貯留する。
第2ダイヘッド31bは、円筒状のホーン41と、ホーン41を振動させる振動子としての円筒状の圧電素子42と、共振ばね43とを備える。ホーン41は、スラリーマニホールド36よりも吐出口32b側において、第2ダイヘッド31bの軸線とホーン41の軸線が一致する状態に配設されている。スラリー連通路37は、ホーン41の内周面41aによって区画されている。また、第2ダイヘッド31bにおけるホーン41の先端側には、ホーン41の内径、すなわちスラリー連通路37の径より拡径した貯留部38がある。ホーン41は、外周面から径方向外側に突出するフランジ部44を有する。フランジ部44は、ホーン41の振動の節の位置において、図示しない固定部材によって第2ダイヘッド31bのボディに対して固定されている。ホーン41の軸方向への長さは、ホーン41の吐出口32b側の先端部41bが振動の腹となるように設定されている。圧電素子42は、第2ダイヘッド31bの軸方向において、フランジ部44よりもスラリーマニホールド36側の位置であって、ホーン41の外周面に固定されている。共振ばね43は、フランジ部44の吐出口32b側の端面に配置される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
塗工装置30によって、活物質ペースト12aとセラミックスラリー15aの2層を同時に形成する際、圧電素子42に対して共振周波数の振動電流を通電してホーン41を振動させる。ホーン41の振動により、スラリー連通路37内及び貯留部38内のセラミックスラリー15aは振動し、セラミックスラリー15aにキャビテーションが発生する。これにより、第2ダイヘッド31bの吐出口32bから吐出されたセラミックスラリー15aの表面張力が低下し、セラミックスラリー15aが活物質ペースト12a側に流れることが抑制され、液溜まりが発生しづらくなる。
塗工装置30によって、活物質ペースト12aとセラミックスラリー15aの2層を同時に形成する際、圧電素子42に対して共振周波数の振動電流を通電してホーン41を振動させる。ホーン41の振動により、スラリー連通路37内及び貯留部38内のセラミックスラリー15aは振動し、セラミックスラリー15aにキャビテーションが発生する。これにより、第2ダイヘッド31bの吐出口32bから吐出されたセラミックスラリー15aの表面張力が低下し、セラミックスラリー15aが活物質ペースト12a側に流れることが抑制され、液溜まりが発生しづらくなる。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)塗工装置30による2層形成工程において、圧電素子42によってホーン41を振動させ、セラミックスラリー15aにキャビテーションを発生させることにより、第2ダイヘッド31bの吐出口32bから吐出されるセラミックスラリー15aの表面張力を低下させるようにした。このため、液溜まりが発生しづらくなり、一体化された第1ダイヘッド31a及び第2ダイヘッド31bによって、活物質ペースト12aとセラミックスラリー15aとを同時に塗工する際に、活物質ペースト12aとセラミックスラリー15aとが混ざることを抑制できる。また、セラミックスラリー15aを振動させることで、スラリー連通路37や吐出口32bにおけるセラミックスラリー15aの詰まりを抑制できる。
(1)塗工装置30による2層形成工程において、圧電素子42によってホーン41を振動させ、セラミックスラリー15aにキャビテーションを発生させることにより、第2ダイヘッド31bの吐出口32bから吐出されるセラミックスラリー15aの表面張力を低下させるようにした。このため、液溜まりが発生しづらくなり、一体化された第1ダイヘッド31a及び第2ダイヘッド31bによって、活物質ペースト12aとセラミックスラリー15aとを同時に塗工する際に、活物質ペースト12aとセラミックスラリー15aとが混ざることを抑制できる。また、セラミックスラリー15aを振動させることで、スラリー連通路37や吐出口32bにおけるセラミックスラリー15aの詰まりを抑制できる。
(2)セラミックスラリー15aは、吐出口32bから吐出される前に貯留部38によって一時的に貯留される。セラミックスラリー15aを振動させると、貯留部38内のセラミックスラリー15aの流量が変動する。このため、第2ダイヘッド31bの吐出口32bから吐出されるセラミックスラリー15aが流動化されて表面張力が低下し、液溜まりが発生しづらくなる。
(3)ホーン41のフランジ部44は、ホーン41の振動の節に配置されているため、ホーン41の軸方向の先端部41bが振動の腹となる。このため、吐出口32b付近のセラミックスラリー15aを振動させる効果が増大する。よって、第2ダイヘッド31bの吐出口32bから吐出されたセラミックスラリー15aの表面張力がより低下し、液溜まりが発生しづらくなる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 金属箔11の両面に活物質ペースト12a及びセラミックスラリー15aを塗工した後で、乾燥工程及びプレス工程を行ってもよい。
○ 金属箔11の両面に活物質ペースト12a及びセラミックスラリー15aを塗工した後で、乾燥工程及びプレス工程を行ってもよい。
○ 貯留部38は省略してもよい。
○ フランジ部44の位置は、ホーン41の振動の節でなくてもよい。
○ 第1ダイヘッド31aと第2ダイヘッド31bとの間には、セラミックスラリー15aが活物質ペースト12a側に流れることを規制する規制板が設けられていてもよい。
○ フランジ部44の位置は、ホーン41の振動の節でなくてもよい。
○ 第1ダイヘッド31aと第2ダイヘッド31bとの間には、セラミックスラリー15aが活物質ペースト12a側に流れることを規制する規制板が設けられていてもよい。
○ 第2ダイヘッド31bの構成は、以下のように変更してもよい。
図4に示すように、第2ダイヘッド31bは、ホーン71と、ホーン71を振動させる振動子としての圧電素子72とを備える。ホーン71の先端部71aは、棒状であり、スラリー連通路37に露出している。ホーン71は、外周面から径方向外側に突出するフランジ部73を有する。フランジ部73は、ホーン71の振動の節の位置において、図示しない固定部材によって第2ダイヘッド31bのボディに対して固定されている。ホーン71の軸方向への長さは、ホーン71の先端部71aが振動の腹となるように設定されている。圧電素子72は、ボルト74によってフランジ部73に固定されている。
図4に示すように、第2ダイヘッド31bは、ホーン71と、ホーン71を振動させる振動子としての圧電素子72とを備える。ホーン71の先端部71aは、棒状であり、スラリー連通路37に露出している。ホーン71は、外周面から径方向外側に突出するフランジ部73を有する。フランジ部73は、ホーン71の振動の節の位置において、図示しない固定部材によって第2ダイヘッド31bのボディに対して固定されている。ホーン71の軸方向への長さは、ホーン71の先端部71aが振動の腹となるように設定されている。圧電素子72は、ボルト74によってフランジ部73に固定されている。
11…集電体としての金属箔、12a…活物質ペースト、15a…セラミックスラリー、30…塗工装置、31a…第1ダイヘッド、31b…第2ダイヘッド、32b…吐出口、36…マニホールドとしてのスラリーマニホールド、37…連通路としてのスラリー連通路、38…貯留部、41…ホーン、42…振動子としての圧電素子、44…フランジ部。
Claims (3)
- 集電体に対して活物質ペーストを塗工する第1ダイヘッドと、前記集電体に塗工された前記活物質ペーストの表面にセラミックスラリーを塗工する第2ダイヘッドとが一体化され、
前記第2ダイヘッドは、
前記セラミックスラリーが貯留されるマニホールドと、
前記セラミックスラリーが吐出される吐出口と、
前記マニホールドと前記吐出口とを連通させる連通路と、
前記連通路に露出するように配置されたホーンと、
前記ホーンを振動させる振動子と、
を備えることを特徴とする塗工装置。 - 前記第2ダイヘッドは、前記連通路における吐出口側に連通路よりも径の大きい貯留部を有する請求項1に記載の塗工装置。
- 前記ホーンは、前記第2ダイヘッドに固定されたフランジ部を有し、前記フランジ部は、前記ホーンの振動の節に配置されている請求項1又は請求項2に記載の塗工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017034951A JP2018142426A (ja) | 2017-02-27 | 2017-02-27 | 塗工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017034951A JP2018142426A (ja) | 2017-02-27 | 2017-02-27 | 塗工装置 |
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JP2018142426A true JP2018142426A (ja) | 2018-09-13 |
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---|---|---|---|
JP2017034951A Pending JP2018142426A (ja) | 2017-02-27 | 2017-02-27 | 塗工装置 |
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JP (1) | JP2018142426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022218084A1 (zh) * | 2021-04-14 | 2022-10-20 | 江苏时代新能源科技有限公司 | 涂布单元、涂布装置、涂布系统以及涂布方法 |
-
2017
- 2017-02-27 JP JP2017034951A patent/JP2018142426A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022218084A1 (zh) * | 2021-04-14 | 2022-10-20 | 江苏时代新能源科技有限公司 | 涂布单元、涂布装置、涂布系统以及涂布方法 |
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