JP2018141435A - 吸気ポート構造 - Google Patents

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浩一 頼實
Koichi Yorizane
浩一 頼實
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】タンブル流に加えてスワール流を生成することで、旋回流の強化を実現できる吸気ポート構造を提供する。【解決手段】燃焼室につながる少なくとも下流側で二股に分岐された一対の分岐ポートを備え、燃焼室内にタンブル流を形成可能に構成された吸気ポート構造である。燃焼室をその軸方向から見たとき、両分岐ポート同士が近接する側を内側、前記両分岐ポート同士が離反する側を外側とし、燃焼室をその軸と直交する方向から見たとき、前記吸気ポートを備える側を上側、その反対側を下側とする。一方の分岐ポートの内周面の下側を規定するポートフロアのうち、当該分岐ポートの中心軸よりも外側の領域は、中心軸よりも内側の領域に比べて下側に窪ませた凹部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は吸気ポート構造に関する。特に、タンブル流だけでなく、スワール流も形成できる吸気ポート構造に関する。
タンブル流やスワール流といった旋回流を燃焼室内に生成し、燃焼の改善を図ることが行われている。例えば、特許文献1には、吸気バルブが離接するバルブシートとして、吸気下流側に対応する部分よりも吸気上流側に対応する部分の方の高さを低く設定した構成が開示されている。この構成によれば、主にタンブル流を強化できるとされる。
特開2009−57877号公報
上記の技術では、主としてタンブル流の強化を図ることができるが、その効果にはおのずと限界があり、さらなる旋回流の強化が求められている。
本発明の目的の一つは、タンブル流に加えてスワール流を生成することで、旋回流の強化を実現できる吸気ポート構造を提供することにある。
(1)本発明の第一の発明は、燃焼室につながる少なくとも下流側で二股に分岐された一対の分岐ポートを備え、前記燃焼室内にタンブル流を形成可能に構成された吸気ポート構造に係る。
ここで、前記燃焼室をその軸方向から見たとき、前記両分岐ポート同士が近接する側を内側、前記両分岐ポート同士が離反する側を外側とし、
前記燃焼室をその軸と直交する方向から見たとき、前記吸気ポートを備える側を上側、その反対側を下側とする。
一方の前記分岐ポートの内周面の下側を規定するポートフロアのうち、当該分岐ポートの中心軸よりも外側の領域は、前記中心軸よりも内側の領域に比べて下側に窪ませた凹部を備える。
上記(1)に係る発明によれば、タンブル流に加え、所定の凹部を備えることで、燃焼室内にスワール流を形成することができ、これら旋回流を強化することができる。それに伴い、燃焼を改善することができる。
実施形態1に係る吸気ポート構造を備える内燃機関の模式断面図である。 実施形態1に係る吸気ポート構造の模式平面図である。 実施形態1に係る吸気ポート構造の模式縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。各図において、同一部位には同一の符号を付している。なお、本発明は実施形態に示される構成に限定されるわけではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内の全ての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
≪内燃機関の概略構成≫
まず、実施形態1の吸気ポート構造が適用される内燃機関の基本構造を図1に基づいて説明する。ここでは、ポート噴射式内燃機関100に本発明に係る吸気ポート構造を適用した例を説明する。このポート噴射式内燃機関100は、図1に示すように、ボア111を備えるシリンダブロック110、ボア111内で往復運動されるピストン120、及びシリンダブロック110の上部を覆うシリンダヘッド130を備え、ピストン120、ボア111の周面、及びシリンダヘッド130で囲まれる空間により燃焼室112が形成される。本例の燃焼室112は、所謂ペントルーフ型の燃焼室であり、その頂部にスパークプラグ140が配置され、燃焼室112のルーフを形成する一方の傾斜面には吸気ポート113が、他方の傾斜面には排気ポート114が設けられている。吸気ポート113は燃焼室112の近傍で二股に分岐されて、一対の分岐ポート113L,113Rで構成される(図2)。排気ポート114も同様に燃焼室112の近傍で二股に分岐されている。いずれのポート113,114にも、各々の開口部にはバルブシート115i,115eが設けられ、さらに各バルブシート115i,115eに離接することで燃焼室112に対して吸気ポート113及び排気ポート114を開閉する吸気バルブ150i及び排気バルブ150eが設けられている。各バルブ150i,150eは、バルブステム151の先端に傘状のバルブヘッド152が形成され、バルブヘッド152の円錐状傾斜面の一部にはバルブシート115i,115eに離接する円環状のバルブフェース153が形成される。さらに、吸気ポート113の各分岐ポート113L,113R内には、燃料噴射機構としてインジェクタ160が設けられ、さらに一方の分岐ポート113LにはEGR(Exhaust Gas Recirculation)ガスの導入口170(図2参照)が設けられている。EGRガスの導入口170は、排気ポート114を介して排気ガスの一部をEGRガスとして吸気ポート113側に還流するEGR流路(図示せず)の出口に相当する。本例では、後述する凹部113c(図2、図3)を指向する位置にEGRガスの導入口170が設けられている。
≪吸気ポート構造≫
このような内燃機関100において、本例の吸気ポート構造は、一対の分岐ポート113L,113Rの片方のみに局所的に断面積を広げる所定の凹部113cを形成したことを特徴の一つとする。本例の吸気構造を図2、図3に基づいて説明する。図2では燃焼室112と吸気ポート113のみを示し、排気ポートは省略している。図3でも、吸気バルブ150i周辺の構成のみ示し、排気バルブ側の構成は省略している。
以下、各部の方向や位置は、次のような意義として説明を行う。
・燃焼室112をその軸方向から見たとき、両分岐ポート113L,113R同士が近接する側を内側、両分岐ポート113L,113R同士が離反する側を外側とする(図2)。
・燃焼室112をその軸と直交する方向から見たとき、吸気ポート113を備える側を上側、その反対側を下側とする(図3)。
・燃焼室112をその軸方向から見たとき、吸気ポート113の開口部を構成する領域のうち、吸気ポート113が延びる側を吸気上流側、その反対側(排気ポート114側)を吸気下流側とする。換言すれば、燃焼室112をその軸と直交する方向から見たとき、吸気ポート113の開口部のうち、燃焼室112の外周側を吸気上流側、燃焼室112の軸側を吸気下流側とする。
≪吸気ポート(分岐ポート)≫
吸気ポート113は燃焼室側から見て奥側のメイン流路113mと、メイン流路113mから屈曲してバルブシート115iにつながる開口側流路113oとを備え、燃焼室112内にタンブル流を形成できるように構成されている。このタンブル流を形成する構成として、メイン流路113mは、その中心軸Xcが、バルブシート115iの開口部の内周縁のうち、吸気下流側の内周縁に接するか、当該内周縁よりも上側に延びるように構成されている。本例では、上記中心軸Xcがバルブシート115iの開口部における吸気下流側の内周縁の上側に延びるようにメイン流路113mの向きを規定している。また、メイン流路113mの内周面の下側を規定するポートフロアの軸線Xfはバルブステム151に交差して、バルブシート115iの吸気下流側の内周縁と、最大リフト時の吸気バルブ150iにおけるバルブヘッド152の吸気下流側との間に向かって延びている。より具体的には、バルブシート115iの中心よりも吸気下流側に向かってポートフロアの軸線Xfが延びている。この中心軸Xc及びポートフロアの軸線Xfを備えるメイン流路113mにより、バルブシート115iの吸気下流側の内周縁と吸気バルブ150iのバルブヘッド152における吸気下流側の外周縁との間を介して燃焼室112側に吸気ガスの多くを主流として供給することができ、その主流によりタンブル流を形成できる。その他、タンブル流を形成する構成としては、公知の種々の構成が利用できる。一方、開口側流路113oの内周面の下側(吸気上流側)を規定するポートフロアの軸線Zfは、バルブシート115iの軸と平行に延びている。
≪凹部≫
一方の分岐ポート113Lの内周面の下側を規定するポートフロアのうち、当該分岐ポート113Lの中心軸Rcよりも外側の領域には、中心軸Rcよりも内側の領域に比べて下側に窪ませた凹部113cが形成されている(図2のハッチング部参照)。図3においては、凹部113cはメイン流路113mと開口側流路113oの変曲点の前後を除去することで形成されていることを示している。除去領域をクロスハッチングにて示す。本例では、凹部113cは一方の分岐ポート113Lの中心軸Rcよりも外側の領域にのみ形成されているが、凹部113cの一部が上記中心軸Rcよりも内側にまで及んでいてもよい。つまり、当該中心軸Rcに対して外側に偏在するように凹部113cが形成されていればよい。このような凹部113cにより、吸気ポート113の断面積は局所的に拡大され、吸気ガスを凹部113cの形成された外側にガイドすることができる。
≪凹部の形成方法≫
上記の凹部113cは、例えば切削加工により形成できる。図3に示すように、一方の分岐ポート113Lの開口からスロートカッターCを差し込み、当該分岐ポート113Lの中心軸Rcよりも外側で、かつメイン流路113mから開口側流路113oに移行する変曲点の前後を部分的に切削する。本例では、凹部113cに沿った軸線Wfは、最大リフト時のバルブステム151に交差し、かつ概ねバルブシート115iの中心を通るように延びている。
≪作用効果≫
(1)上記の吸気ポート構造によれば、タンブル流に加え、所定の凹部113cを備えることで、燃焼室112内にスワール流を形成することができ、これら旋回流を強化することができる。それに伴い、吸気ガスの混合性の向上や火炎の伝播性の向上、並びに希薄燃焼領域の拡大などを図ることができ、燃焼を改善することができる。
スワール流は、次のように生成されると考えられる。一対の分岐ポート113L,113Rのうち、一方の分岐ポート113Lにのみ凹部113cが形成され、この凹部113cが一方の分岐ポート113Lの中心軸Rcから外側に偏在していることで、凹部113cがない場合に比べて一方の分岐ポート113Lの断面積を拡大でき、吸気ガスを凹部113cの形成された外側に偏らせて燃焼室112に供給できる。一方の分岐ポート113Lから供給される吸気ガスは、他方の分岐ポート113Rから供給される吸気ガスに比べて多いため、一方の分岐ポート113Lから燃焼室112内に供給された吸気ガスは、ボア111の内壁に沿って排気ポート114側を介して他方の分岐ポート113Rに向かうスワール流を形成できる。
(2)凹部113cを指向する位置にEGRガスの導入口170を設けることで、EGRガスを凹部113c側に偏在させて供給することができる。それによりボア111の内壁に沿ったスワール流に乗せてEGRガスを導入することができる。その結果、ボア111の内壁近傍で層状にEGRガスが流れ、希薄燃焼領域を拡大することができる。相対的に、ボア111の中心側にはEGRガスが希薄で新気が濃化した吸気ガスの導入が可能になり、失火の発生を抑制できる。
100 内燃機関(ポート噴射式内燃機関)
110 シリンダブロック
111 ボア
112 燃焼室
113 吸気ポート
114 排気ポート
113L,113R 分岐ポート
113m メイン流路
113o 開口側流路
113c 凹部
115i,115e バルブシート
120 ピストン
130 シリンダヘッド
140 スパークプラグ
150i 吸気バルブ
150e 排気バルブ
151 バルブステム
152 バルブヘッド
153 バルブフェース
160 インジェクタ
170 EGRガスの導入口
Xc メイン流路の中心軸
Xf メイン流路のポートフロアの軸線
Zf 開口側流路のポートフロアの軸線
Rc 分岐ポートの中心軸
Wf 凹部に沿った軸線
C スロートカッター

Claims (1)

  1. 燃焼室につながる少なくとも下流側で二股に分岐された一対の分岐ポートを備え、前記燃焼室内にタンブル流を形成可能に構成された吸気ポート構造であって、
    前記燃焼室をその軸方向から見たとき、両分岐ポート同士が近接する側を内側、両分岐ポート同士が離反する側を外側とし、
    前記燃焼室をその軸と直交する方向から見たとき、前記吸気ポートを備える側を上側、その反対側を下側とするとき、
    一方の分岐ポートの内周面の下側を規定するポートフロアのうち、当該分岐ポートの中心軸よりも外側の領域は、前記中心軸よりも内側の領域に比べて下側に窪ませた凹部を備える吸気ポート構造。
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