JP2018140001A - 流体殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の温度上昇を抑えると共に、流路部材を流れる流体への紫外線の照射効率を高める。【解決手段】実施形態の流体殺菌装置は、流体を第1の方向へ流すための第1の流路と、第1の流路に連通して流体を第1の方向から戻る第2の方向へ流すための第2の流路と、を有する流路部材と、第1の流路及び第2の流路の流路断面であって第1の方向及び第2の方向に交差する流路断面に対向して配置され、第1の流路内及び第2の流路内へ紫外線を照射する光源と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、流体殺菌装置に関する。
光源の発光素子が発する紫外線を、例えば、水、気体等の流体が流れる流路部材の流路内へ照射することで、流体を殺菌する流体殺菌装置が知られている。この種の流体殺菌装置では、光源として、紫外線を発するLED(Light Emitting Diode)が実装された基板を有するものがある。
特開2014−233646号公報
ところで、流路を流れる流体に対してLEDが発する紫外線を照射して流体を殺菌する場合、より一層高い殺菌効果を得るために、LEDの出力を高め、流体への紫外線の照射効率を高めることが望ましい。しかし、LEDへの供給電力を上げたり、LEDの実装数を増やしたりするだけでは、発熱による温度制限があるLEDは、発光に伴う発熱により発光効率が低下するので、紫外線の照射効率を高めることが困難である。
そこで、本発明は、光源の温度上昇を抑えると共に、流路部材を流れる流体への紫外線の照射効率を高めることができる流体殺菌装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る流体殺菌装置は、流体を第1の方向へ流すための第1の流路と、前記第1の流路に連通して前記流体を前記第1の方向から戻る第2の方向へ流すための第2の流路と、を有する流路部材と、前記第1の流路及び前記第2の流路の流路断面であって前記第1の方向及び前記第2の方向に交差する前記流路断面に対向して配置され、前記第1の流路内及び前記第2の流路内へ紫外線を照射する光源と、を備える。
本発明によれば、光源の温度上昇を抑えると共に、流路部材を流れる流体への紫外線の照射効率を高めることができる。
第1の実施形態に係る流体殺菌装置全体を示す模式図である。 第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を示す断面図である。 第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を図2と別の断面で示す断面図である。 第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部において流路部材を流体が流れる方向を示す断面図である。 第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を、流路部材を流体が流れる方向に直交するI−I断面をA方向から見た断面図である。 第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を、流路部材を流体が流れる方向に直交するII−II断面をB方向から見た断面図である。 第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を、流路部材を流体が流れる方向に直交するII−II断面をC方向から見た断面図である。 第1の実施形態に係る流体殺菌装置の変形例の要部を示す断面図である。 第2の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を示す断面図である。 第3の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を示す断面図である。
以下で説明する実施形態に係る流体殺菌装置は、流路部材と、光源と、を備える。流路部材は、流体を第1の方向へ流すための第1の流路を有する。流路部材は、流体を第1の方向から戻る第2の方向へ流すための第2の流路を有する。第2の流路は、第1の流路に連通している。光源は、第1の流路の流路断面に対向して配置されている。第1の流路の流路断面は、第1の方向に交差する。光源は、第2の流路の流路断面に対向して配置されている。第2の流路の流路断面は、第2の方向に交差する。光源は、第1の流路内及び第2の流路内へ紫外線を照射する。
また、以下で説明する実施形態に係る流体殺菌装置の流路部材は、折り返し部を有する。折り返し部では、第1の方向から第2の方向へ流体が折り返して流れる。
また、以下で説明する実施形態に係る流体殺菌装置の折り返し部は、流路部材における光源側の端部に、光源に対向して設けられている。
また、以下で説明する実施形態に係る流体殺菌装置は、接続部材を更に備える。接続部材は、流路部材の端部に接続されると共に光源が設けられている。接続部材は、第1の流路に連通する第3の流路と、前記第2の流路に連通する第4の流路と、を有する。第3の流路と第4の流路の少なくとも一方の流路は、光源の周囲に形成される。
また、以下で説明する実施形態に係る流体殺菌装置の流路部材は、第1の流路管と、第2の流路管と、を有する。第1の流路管は、第1の流路を有する。第2の流路管は、第2の流路を有する。第1の流路管と第2の流路管は、流路断面において同心円状に配置されている。
また、以下で説明する実施形態に係る流体殺菌装置の第1の流路管の内部には、紫外線透過性を有する第2の流路管が設けられている。第1の流路管には、反射面が設けられている。反射面は、光源が発した紫外線を第1の流路内及び第2の流路内へ反射する。
以下、実施形態に係る流体殺菌装置について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は、一例を示すものであって、発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る流体殺菌装置全体を示す模式図である。図2は、第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を示す断面図である。図3は、第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を図2と別の断面で示す断面図である。図4は、第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部において流路部材を流体が流れる方向を示す断面図である。
(流体殺菌装置の構成)
図1に示すように、第1の実施形態の流体殺菌装置1は、紫外線(紫外光)を照射する流体が流れる流路部材13が、流体を供給する給水タンク6に連結されると共に、紫外線が照射された流体を回収する回収タンク7に連結されている。図1及び図2に示すように、流体殺菌装置1は、流路部材13の上流側が、上流側流路部材8を介して給水タンク6に連結されている。上流側流路部材8には、給水タンク6から流体殺菌装置1へ流体を送るポンプ11が設けられている。また、流体殺菌装置1は、流路部材13の上流側と同様に、流路部材13の下流側が、下流側流路部材9を介して回収タンク7に連結されている。下流側流路部材9には、流体殺菌装置1から回収タンク7へ送る流体の流量を調整する流量調整機構12が設けられている。
流体殺菌装置1は、例えば、飲料水供給装置において、給水タンク6内の水を殺菌処理するために用いられる。本実施形態では、流体として、例えば、上水等の液体に適用されるが、気体に適用されてもよい。
図2に示すように、流体殺菌装置1は、流体を流すための流路部材13と、流路部材13の内部へ紫外線を照射する光源部15と、を備える。また、流体殺菌装置1は、流路部材13の一端に接続された第1の接続部材17と、流路部材13の他端に接続された第2の接続部材18と、を備える。
流路部材13は、第1の流路管21と、第2の流路管22と、を有する。第1の流路管21は、流体を第1の方向から戻るA方向へ流すための第1の流路21aを有する。第2の流路管22は、流体をA方向と逆向きの第2の方向であるB方向へ流すための第2の流路22aを有する。第2の流路管22は、第1の流路管21の内部に、第1の流路管21の管軸と第2の流路管22の管軸とを互いに一致させて配置されており、流体が流れるA方向及びB方向に直交する流路断面において同心円状に配置されている。
なお、本実施形態では、A方向から戻るB方向が、A方向と逆向きへ流れるが、A方向とB方向とが互いに平行な逆方向に限定するものではなく、流路部材13において概ね逆向きへ流れることを指しており、A方向とB方向とが所定の傾斜角で交差する構成も含めて指す。また、流体がA方向へ流れる第1の流路21aの外周側を、第2の流路22aが螺旋状にB方向へ流れることにより、A方向から戻るように流れてもよい。
流路部材13の一端側には、第1の流路管21の第1の流路21a内を流体が流れるA方向から、第2の流路管22の第2の流路22a内を流体が流れるB方向へ流体が折り返して流れる折り返し部20が設けられている。すなわち、折り返し部20において、第2の流路管22の第2の流路22aの一端は、第1の流路管21の第1の流路21aの一端に連通している。図2〜図4では、便宜上、第2の流路管22の一端と第2の接続部材18と間に間隙をあけた折り返し部20が設けられて、第2の流路管22の他端が第1の接続部材17に片持ち支持されているが、この構成に限定されるものではない。例えば、第2の流路管22の一端が第2の接続部材18に支持されて、第2の流路管22の一端側に、第1の流路管21の第1の流路21aと連通する複数の連通口(図示せず)が形成されることで、複数の連通口によって折り返し部20が設けられてもよい。この構成によれば、第2の流路管22の両端が第1の接続部材17と第2の接続部材18に支持されるので、第2の流路管22の支持状態の安定性が高められる。
また、折り返し部20は、流路部材13内に設けられる構成に限定されず、例えば、第2の接続部材18の内部に形成されたり、折り返し部を有する他の流路部材が第2の接続部材18の外側に設けられたりしてもよい。
流路部材13の第1の流路管21及び第2の流路管22は、紫外線反射率が高く、紫外線による劣化が抑えられた材料で形成されることが好ましい。本実施形態では、第1の流路管21及び第2の流路管22としては、透明な石英管が用いられており、紫外線透過性を有する。第1の流路管21の外周面全体に紫外線反射率が高い反射膜13aが形成されている。反射膜13aは、光源部15から出射された紫外線を、流路部材13の第1の流路21a内及び第2の流路22a内へ反射させる反射面の一例であり、例えばシリカ膜が用いられている。
なお、第1の流路管21に形成される反射膜13aは、シリカ膜に限らず、アルミニウム蒸着膜であってもよい。また、流路部材13は、透明な石英管に限らず、高反射率のポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene:PTEF、テトラフルオロエチレンの重合体)等のフッ素樹脂であってもよい。また、反射膜13aは、第1の流路管21の外周面に形成される代わりに、第1の流路管21の内周面に形成されてもよい。
光源部15は、第1の接続部材17の内部に設けられており、第1の流路管21の第1の流路21a内及び第2の流路管22の第2の流路22a内へ紫外線を照射する光源16を有する。光源部15は、光源16と、光源16を保護する紫外線透過部材19と、を有する。光源16は、流路部材13の一端側において、第1の流路21a及び第2の流路22aを流体が流れる方向に直交する流路断面(以下、流路断面と称する。)に対向して配置されている。
光源16は、紫外線を発する発光素子であるLED(Light Emitting Diode)24(以下、LED24と称する。)が基板25上に実装された光モジュールである。基板25は、金属材料を母材として形成されている。基板25上には、図示しないが、絶縁層を介して所望の導電パターン(配線パターン)が形成されており、導電パターン上にLED24が設けられている。なお、基板25の母材は、金属材料に限らず、例えばアルミナ等のセラミックスが用いられてもよい。また、光源16が有する発光素子は、LED24に限らず、LD(Laser diode)等の他の半導体素子が用いられてもよい。
光源16は、図示しない電源から電力が供給され、LED24を発光させる。光源16は、LED24の発光面が、第1の流路21aの流路断面及び第2の流路22aの流路断面に対向しており、例えば、光源16の基板25の主面が、第1の流路21a及び第2の流路22aの流れ方向に対して略垂直となるように配置されている。ここで、「LED24の発光面」とは、単にLED24の発光領域のみを示しているのではなく、LED24が配置された基板25の主面全体を指している。また、「LED24の発光面が、第1の流路21aの流路断面及び第2の流路22aの流路断面に対向する」向きは、互いに平行に対向する向きのみに限定されるものではない。例えば、LED24の発光面と、第1の流路21a及び第2の流路22aの流路断面とがなす角度(鋭角)は±10°程度まで許容される。
また、LED24としては、殺菌作用が比較的高い波長275nm近辺にピーク波長を有するものが好ましいが、殺菌作用を奏する波長帯域であればよく、紫外線の波長を限定するものではない。
紫外線透過部材19は、紫外線透過性を有する材料によって平板状に形成されており、光源16、すなわち、基板25の主面に対して略平行に配置されている。紫外線透過部材19は、光源16が発した紫外線を透過し、第1の流路21a内及び第2の流路22a内をそれぞれ流れる流体と、第1の接続部材17が有する後述の流路17a−1、17b−1、17b−2を流れる流体とに対して紫外線を照射する。
光源16から出射された紫外線は、紫外線透過部材19を透過し、第1の流路21a内及び第2の流路22a内をそれぞれ流れる流体に対して、光源16から直射光として照射される。また、光源16から出射された紫外線は、図2に示す矢印のように、第1の流路21a内及び第2の流路22a内において反射膜13aで反射されることで、第1の流路21a内及び第2の流路22a内を流れる水に対して反射膜13aからの反射光として間接的に照射される。
第1の接続部材17には、Oリング(図示せず)を介して、第1の流路管21の端部及び第2の流路管22の端部がそれぞれ支持されている。第2の接続部材18には、Oリングを介して第1の流路管21の端部が支持されている。
第1の接続部材17の内部には、図3に示すように、第1の流路21aの一端に連通する第3の流路としての流路17c−3、17b−3、17a−3、17a−2が、上流側流路部材8から第1の流路21aへ向かって順に形成されている。また、第1の接続部材17の内部には、光源16が設けられており、図2に示すように、第2の流路22aの一端に連通する第4の流路としての流路17a−1、17b−1、17b−2、17c−1、17c−2が、光源16の周囲に沿って形成されている。
第1の接続部材17は、上流側フランジ17aと、中間フランジ17bと、下流側フランジ17cとの3つが、図示しない締結部材を介して一体に締結して構成されている。上流側フランジ17aは、流路部材13側に配置されており、下流側フランジ17cは、光源部15を挟んで流路部材13とは反対側に配置されている。中間フランジ17bは、上流側フランジ17aと下流側フランジ17cとの間に挟んで配置されている。
上流側フランジ17aには、第1の流路管21の端部と第2の流路管22の端部がそれぞれ支持されている。上流側フランジ17a、中間フランジ17b及び下流側フランジ17cは、所定以上の熱伝導率を有する材料、例えば、腐食性に優れるステンレス鋼によって円筒状に形成されている。なお、上流側フランジ17a、中間フランジ17b及び下流側フランジ17cは、ステンレス鋼に限らず、熱伝導率が高いアルミニウムの複合素材によって形成されてもよく、セラミックスやフィラーが混合された高熱伝導性樹脂材等によって形成されてもよい。
第1の接続部材17の上流側フランジ17aは、第3の流路として、複数の流路17a−2と、流路17a−3と、を有する。また、上流側フランジ17aは、第4の流路として、流路17a−1を有する。流路17a−1は、上流側フランジ17aの中心付近に位置しており、第2の流路管22の第2の流路22aの一端と連通されている。
中間フランジ17bは、第4の流路として、流路17b−1と、流路17b−2と、を有する。流路17b−1は、中間フランジ17bの中心付近に位置しており、上流側フランジ17aの流路17a−1に連通されている。図2及び図4に示すように、中間フランジ17bの流路17b−2は、流路17b−1と連通されており、中間フランジ17bの中心から外周側へ延びている。したがって、中間フランジ17bの流路17b−1及び流路17b−2は、上流側フランジ17aの流路17a−1を介して、第2の流路管22の第2の流路22aと連通されている。
下流側フランジ17cは、第4の流路として、流路17c−1と、流路17c−2と、流路17c−1及び流路17c−2で囲まれる領域に位置する凹状の光源収容部17c−4と、を有する。また、下流側フランジ17cは、第3の流路として、流路17c−3を有しており、中間フランジ17bの流路17b−3と連通されている。光源収容部17c−4には、光源部15が収納されており、例えば、光源収容部17c−4の開口部が、後述する光源部15が有する平板状の紫外線透過部材19によって覆われている。下流側フランジ17cは、光源収容部17c−4の開口部が紫外線透過部材19によって覆われた状態で中間フランジ17bと連結されており、流路17c−1と、流路17b−2とを接続する。
また、下流側フランジ17cは、上流側流路部材8及び下流側流路部材9と連結されている。このように第1の接続部材17は、例えば、第2の流路管22の第2の流路22aから流入した流体を、紫外線透過部材19の中心付近の流路、17a−1、17b−1、光源収容部17c−4の外周側へ向かう流路17b−2、光源収容部17c−4の外周付近を通過する流路17c−1、光源16の発光面の反対面側で光源収容部17c−4の外周側から中心付近へ延びる流路17c−2を経由させて、下流側流路部材9へ流出させる。
(流体殺菌装置の要部における流体の流れ)
図3に示すように、上流側流路部材8の流路から、第1の接続部材17内の流路17c−3、流路17b−3、流路17a−3、流路17a−2の順に通り、第1の流路管21の第1の流路21aへ流入する。第1の流路管21の第1の流路21aへ流入した流体は、図3及び図4中の矢印のように、第1の流路21a内をA方向へ流れ、折り返し部20を通って、第2の流路管22の第2の流路22a内へ流入する。第2の流路22a内へ流入した流体は、第2の流路22a内をB方向へ流れ、再度、第1の接続部材17内へ流入する。第1の接続部材17内へ流入した流体は、流路17b−1、流路17b−2、流路17c−1、流路17c−2を経由し、下流側流路部材9の流路へ流出される。
このように、流路部材13の第1の流路21a内及び第2の流路22a内を流れる流体は、光源16が発した紫外線が照射されることにより殺菌される。また、第1の接続部材17内へ流入した流体は、流路17a−1、流路17b−2、流路17b−2に沿って流れる際に光源16近傍を通過することで、紫外線が効率的に照射されて殺菌される。すなわち、流体殺菌装置1では、光源16が発した紫外線が、流路部材13を流れる流体に対して、第1の流路21a内で照射されると共に第2の流路22a内で照射されるので、光源部15のみを用いた構成であっても流路部材13を流れる流体に対する紫外線の照射時間を長く確保することが可能になる。このため、流体の殺菌効果が高められると共に、流体殺菌装置1がコンパクトに構成される。
また、第1の接続部材17へ流入した流体は、流路17b−1、流路17b−2、流路17c−1、流路17c−2の経路を通過する際に、光源収容部17c−4に収容された光源16が発する熱を奪いながら、下流側流路部材9へ流出される。すなわち、流路部材13において光源16が発した紫外線が照射されることにより殺菌される流体は、第1の流路21aから第2の流路22aへ流れ、第2の流路22aを通って光源16の発光面側に向かって第1の接続部材17内へ流入する。第1の接続部材17内で流体は、流路17a−1、流路17b−1、流路17b−2、流路17c−1、流路17c−2の複数の経路を通過して、発光面の反対面側へ流出する。第1の接続部材17内の流路17b−2、流路17c−1、流路17c−2の複数の経路は、光源16の周囲に沿って延びており、光源16の発光面側から反対面側に流体が通り抜ける。
これにより、光源16は、他の冷却手段を用いることなく、流路17a−1、流路17b−1、流路17b−2、流路17c−1、流路17c−2の複数の経路を通過する流体を用いて、間接的ではあるが効率的に冷却される。また、他の冷却手段を用いることなく、流路17a−1、流路17b−1、流路17b−2、流路17c−1、流路17c−2の複数の経路を通過する流体を用いて光源16の冷却を行うことで、例えば、放熱フィンなどの他の冷却部材が不要となる。これにより、流体殺菌装置1を小型化することができる。
なお、光源収容部17c−4に収容された光源16と、光源収容部17c−4との間に、例えば、アルミニウム、ステンレス等の所定以上の熱伝導率を有する熱伝導部材が設けられることが好ましい。光源16が発した熱が、熱伝導部材を介して第1の接続部材17内を流れる流体に伝わり、流体によって光源16を更に効率的に冷却することができる。
また、流体殺菌装置1の流路部材13を流体が流れる方向は、図1及び図4に示したA方向からB方向へ流れる向きに限定されるものではなく、図4に示す方向と逆方向であってもよい。すなわち、図示しないが、第2の流路22aが上流側流路部材8に接続され、第1の流路21aが下流側流路部材9に連結されてもよい。この構成の場合、上流側流路部材8から、流路17c−2、流路17c−1、流路17b−2、流路17b−1、流路17a−1の順に経由して流れた流体が、第2の流路22aへ流入する。第2の流路22a内へ流入した流体は、折り返し部20を経て第1の流路21a内へ流入し、第1の流路21a内を流れて、下流側流路部材9の流路へ流出される。このように流体の流れ方向を限定しないことは、後述する変形例、第2及び第3の実施形態においても同様である。
また、図2及び図3では、流路部材13は、第1の流路21a及び第2の流路22aを流体が流れるA、B方向が、光源部15の光源16の発光面に対して略垂直に配置されているが、垂直に限定されない。第1の流路21a及び第2の流路22aを流体が流れる方向が、光源16の発光面に対して、所定の角度をなす構成、あるいは、角度を任意に調整可能な構成であってもよい。
(流体殺菌装置の要部のI−I断面(A方向))
図5は、第1の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を、流路部材13を流体が流れる方向に直交するI−I断面をA方向から見た断面図である。
図2〜図4において、I−I断面を図中のA方向から見ると、図5に示すように、上流側フランジ17aが配置されている。図2〜図4におけるI−I断面を図中のA方向から見たとき、図5に示すように、上流側フランジ17aは、円形状であり、第2の流路22aと連通される断面円形状の流路17a−1と、第1の流路21aと連通される複数の流路17a−2と、複数の流路17a−2を連通する環状の流路17a−3と、を有する。流路17a−1は、上流側フランジ17aの中心付近に設けられている。
(流体殺菌装置の要部のII−II断面(B方向))
図6は、第1の実施形態に係る流体殺菌装置1の要部を、流路部材13を流体が流れる方向に直交するII−II断面をB方向から見た断面図である。
図2〜図4において、II−II断面を図中のB方向から見ると、図6に示すように、中間フランジ17b及び紫外線透過部材19が配置されている。図2〜図4におけるII−II断面を図中のB方向から見たとき、図6に示すように、中間フランジ17bは、円形状であり、第2の流路22aと連通される断面円形状の流路17b−1と、流路17b−1から中間フランジ17bの外周側へ向かって放射状に延びる複数の流路17b−2と、を有する。流路17b−1は、中間フランジ17bの中心付近に設けられており、上流側フランジ17aの流路17a−1を介して第2の流路22aと連通されている。また、第1の接続部材17の内部において、紫外線透過部材19は、流路17b−1及び流路17b−2に隣接して配置されている。
(流体殺菌装置の要部のII−II断面(C方向))
図7は、第1の実施形態に係る流体殺菌装置1の要部を、流路部材13を流体が流れる方向に直交するII−II断面をC方向から見た断面図である。
図2〜図4において、II−II断面を図中のC方向から見ると、図7に示すように、下流側フランジ17c及び光源16が配置されている。図2〜図4におけるII−II断面をC方向から見たとき、図6に示すように、下流側フランジ17cは、円形状であり、その中心付近に、凹状の光源収容部17c−4を有する。光源収容部17c−4には、LED24からの紫外線の照射方向が第2の流路22a側に向くように光源16が収容されている。
また、光源収容部17c−4の周囲には、複数の流路17c−1が、LED24を中心とする同心円状に沿って間隔をあけて設けられている。複数の流路17c−1は、下流側フランジ17cにおいて、光源16を囲んだ周辺に光源16の発光面側から反対面側まで貫通する貫通孔によって形成されている。
第1の接続部材17は、上流側フランジ17a、中間フランジ17b及び下流側フランジ17cが連結されることで、図3に示すように、流路17a−3、流路17b−3及び流路17c−3が連結される。また、第1の接続部材17は、中間フランジ17bと下流側フランジ17cとが連結されることで、図6に示す各流路17b−2の放射状に延びる先端部分と、位置が対応する図7に示す各流路17c−1とがそれぞれ接続される。
なお、基板25上に実装されるLED24の個数、及び流路17c−1の個数は、図7に示す個数に限定されるものではなく、必要に応じて変更されてよい。
また、本実施形態における第1の接続部材17には、第2の流路22aから第1の接続部材17に流入した流体が、光源16の周囲を流れるように流路17a−1、流路17b−1、流路17b−2、流路17c−1、流路17c−2が形成されたが、この構成に限定されるものではない。第1の接続部材17には、上流側流路部材8から流入して第1の接続部材17を通って第1の流路21aまで流れる流体が、光源16の周囲を流れるように流路が形成されてもよく、第1の接続部材17から第1の流路21aへ向かう流体と、第2の流路22aから第1の接続部材17に流入する流体との両方が、光源16の周囲を流れるように流路が形成されてもよい。
また、実施形態では、第1の流路21aの長さ方向と、第2の流路22aの長さ方向とが平行に配置されたが、第2の流路22aの外周側に、螺旋状の第1の流路21aが、第2の流路22aの長手方向に向かって回って配置されてもよい。この構成によれば、第1の流路21aを螺旋状に形成することにより、第1の流路21aの流路長を延ばして、第1の流路21a内を流れる流体への紫外線の照射時間を長く確保し、照射効率を高めることができる。
上述したように第1の実施形態の流体殺菌装置1は、流体をA方向へ流すための第1の流路21aと、流体をA方向から戻るB方向へ流すための第2の流路22aと、を有する流路部材13と、第1の流路21a内及び第2の流路22a内へ紫外線を照射する光源16と、を備える。これにより、光源16のみによって流路部材13の第1の流路21a内及び第2の流路22a内へ紫外線をそれぞれ照射することができるので、光源16の温度上昇を抑えると共に、流路部材13を流れる流体への紫外線の照射効率を高めることができる。
また、第1の実施形態における第1の接続部材17は、光源16の周囲を流れる流路17a−1、流路17b−1、流路17b−2、流路17c−1、流路17c−2を有することにより、光源16が流体によって間接的に冷却されるので、光源16の温度上昇を更に抑えることができる。その結果、流体への紫外線の照射効率を更に高めることが可能になる。
また、流路部材13が折り返し部20を有することにより、流路部材13内に第1の流路21aと第2の流路22aをコンパクトに構成することができる。また、流路部材13は、同心円状に配置された第1の流路管21と第2の流路管22とを有することにより、流路部材13をコンパクトに構成し、流体殺菌装置1を小型化することができる。また、第1の流路管21には、光源16が発した紫外線を第1の流路21a内及び第2の流路22a内へ反射する反射膜13aが設けられたことで、第1の流路21a及び第2の流路22aへの紫外線の照射効率を高めることができる。
以下、第1の実施形態の変形例及び他の実施形態の流体殺菌装置について図面を参照して説明する。変形例及び他の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部材には、第1の実施形態と同一符号を付して説明を省略する。
(第1の実施形態の変形例)
図8は、第1の実施形態に係る流体殺菌装置の変形例の要部を示す断面図である。図8に示すように、変形例の流体殺菌装置が備える第1の接続部材17Aは、内部に、光源16が発した紫外線を反射する反射部材26が、紫外線透過性を有する第2の流路管22の下流側の端部に配置されている点が、上述の第1の接続部材17と異なる。
反射部材26は、円筒状に形成されており、第1の反射面26aと、第2の反射面26bとを有する。第1の反射面26aは、第1の接続部材17Aの流路17b−2に沿って形成されており、光源16の発光面に対向している。第2の反射面26bは、第2の流路管22の管軸方向(A、B方向)に沿って形成されている。変形例によれば、光源16の発光面近傍、紫外線透過部材19近傍の紫外線を効率的に反射させて、第2の流路22a内及び第1の流路21a内へ紫外線を効率的に照射することが可能となる。
なお、図示しないが、第1の流路管21の外周面に反射膜13aが設けられる代わりに、流路部材13の外周側に反射部材が設けられてもよい。この場合、反射部材は、内周面に反射面を有する筒状に形成されており、両端が第1の接続部材17及び第2の接続部材18に固定される。また、流路部材13を支持する第1の接続部材17及び第2の接続部材18の支持状態を補強するために、第1の接続部材17と第2の接続部材18とを連結する連結部材が設けられてもよい。この場合、連結部材の両端は、第1の接続部材17及び第2の接続部材18に締結部材を介して固定される。また、第1の接続部材17及び第2の接続部材18には、必要に応じて、流路部材13の外周側を覆って流路部材13を保護するカバー部材が設けられてもよい。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を示す断面図である。第2の実施形態は、光源部15近傍に折り返し部20が設けられた点が、第1の実施形態と異なる。図9に示すように、第2の実施形態の流体殺菌装置2における流路部材13は、第1の接続部材27と第2の接続部材28との間に設けられている。
第1の接続部材27には、第1の流路管21の端部が支持されている。第1の接続部材27の端面には、流路部材13の第2の流路管22の端部に対向する位置に、凹状の光源収容部27aが設けられている。光源収容部27a内には、光源部15が収容されており、光源収容部27aの開口部が紫外線透過部材19によって閉じられている。流路部材13における光源16側の端部には、第1の流路管21の第1の流路21a内を流体が流れるB方向から、第2の流路管22の第2の流路22a内を流体が流れるA方向へ流体が折り返して流れる折り返し部20が、光源16に対向して設けられている。
第2の接続部材28には、上流側流路部材8及び下流側流路部材9が接続されている。第2の接続部材28には、第1の流路管21の端部及び第2の流路管22の端部が支持されている。第2の接続部材28は、第3の流路として、流路28aと、流路28bと、複数の流路28cと、を有する。流路28aは、上流側流路部材8に連通されている。流路28bは、第2の接続部材28の周方向に沿って環状に形成されており、流路28aと流路28cに連通されている。複数の流路28cは、第1の流路管21の周方向に沿って間隔をあけて設けられており、第1の流路21aに連通されている。また、第2の接続部材28は、第4の流路として、流路28dを有する。流路28dは、第2の接続部材28の中心付近に貫通して設けられており、第2の流路22aと下流側流路部材9とに連通されている。
以上のように構成された流体殺菌装置2では、上流側流路部材8から流入した流体が、第2の接続部材28の流路28a、流路28b、流路28cの順に経由し、第1の流路管21の第1の流路21a内をB方向に沿って流れる。第1の流路21a内を流れる流体は、折り返し部20を通って、第2の流路管22の第2の流路22a内へ流入し、第2の流路22a内をA方向に沿って流れる。第2の流路22a内を流れる流体は、第2の接続部材28の流路28dを通って下流側流路部材9へ流出される。
第2の実施形態によれば、光源16が発する紫外線を、第1の流路21a内及び第2の流路22a内を流れる流体にそれぞれ照射すると共に、光源部15近傍の折り返し部20を通る流体に、光源16からの紫外線を効率的に照射することができる。したがって、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様に、流体への紫外線の照射効率を高めることができる。また、第2の実施形態は、折り返し部20を流れる流体が第1の接続部材27の端面に沿って流れることで、第1の接続部材27に設けられた光源16を間接的ではあるが効率的に冷却することができる。
(第3の実施形態)
図10は、第3の実施形態に係る流体殺菌装置の要部を示す断面図である。第3の実施形態は、流路部材が第3の流路を更に有する点が、第1の実施形態と異なる。図10に示すように、第3の実施形態の流体殺菌装置3における流路部材33は、第1の接続部材37と第2の接続部材38との間に設けられている。
流路部材33は、第1の流路管21と、第2の流路管22と、第3の流路管23と、を有する。第3の流路管23は、第2の流路管22の第2の流路22a内を流体が流れるB方向と逆向きのA方向へ流すための第3の流路23aを有する。第3の流路管23は、第2の流路管22の内部に、第1の流路管21の管軸及び第2の流路管22の管軸と、第3の流路管23の管軸とを互いに一致させて配置されており、流体が流れるA方向及びB方向に直交する流路断面において同心円状に配置されている。また、流路部材33には、第1の流路21a内を流体が流れるA方向から、第2の流路22a内を流体が流れるB方向へ流体が折り返して流れる折り返し部20aと、第2の流路22a内を流体が流れるB方向から、第3の流路23a内を流体が流れるA方向へ流体が折り返して流れる折り返し部20bとが設けられている。折り返し部20bは、流路部材33における光源16側の端部に、光源16に対向して設けられている。
第1の接続部材37には、上流側流路部材8が接続されている。第1の接続部材37には、第1の流路管21の端部及び第2の流路管22の端部が支持されている。第1の接続部材37は、複数の流路37aと、複数の流路37bと、を有する。また、第1の接続部材37の端面には、第3の流路管23の端部に対向する位置に、凹状の光源収容部37cが設けられている。光源収容部37c内には、光源部15が収容されており、光源収容部37cの開口部が紫外線透過部材19によって閉じられている。複数の流路37aは、第1の接続部材37の中心から外周に向かって放射状に形成されており、上流側流路部材8に連通されている。複数の流路37bは、第1の流路管21の周方向に沿って間隔をあけて設けられている。複数の流路37bは、対応する流路37aと連通されており、第1の流路管21の第1の流路21aと連通されている。また、複数の流路37a及び複数の流路37bは、光源部15の周囲に形成されている。
第2の接続部材38は、下流側流路部材9が接続されている。第2の接続部材38には、第1の流路管21の端部及び第3の流路管23の端部が支持されている。また、第2の接続部材38は、流路38aを有する。流路38aは、第2の接続部材38の中心付近に貫通して設けられており、第3の流路23aと下流側流路部材9とに連通されている。
以上のように構成された流体殺菌装置3では、上流側流路部材8から流入した流体が、第1の接続部材37の流路37a、流路37bの順に経由し、第1の流路管21の第1の流路21a内をA方向に沿って流れる。第1の流路21a内を流れる流体は、折り返し部20aを通って、第2の流路管22の第2の流路22a内へ流入し、第2の流路22a内をB方向に沿って流れる。第2の流路22a内を流れる流体は、折り返し部20bを通って、第3の流路管23の第3の流路23a内へ流入し、第3の流路23a内をA方向に沿って流れる。第3の流路23a内を流れる流体は、第2の接続部材38の流路38aを通って下流側流路部材9へ流出される。
第3の実施形態によれば、光源16が発する紫外線を、第1の流路21a内、第2の流路22a内及び第3の流路23a内を流れる流体にそれぞれ照射すると共に、光源部15近傍の折り返し部20bを通る流体に、光源16からの紫外線を効率的に照射することができる。第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態に比べて、流路部材33を流体が流れる流路長が長くなるので、流体への紫外線の照射効率を更に高めることができる。また、第3の実施形態は、第1の接続部材37の流路37a、流路37bを流体が流れることと、折り返し部20bを流れる流体が第1の接続部材37の端面に沿って流れることで、第1の接続部材37に設けられた光源16を間接的ではあるが効率的に冷却することができる。
本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することを意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、本発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 流体殺菌装置
13 流路部材
15 光源部
16 光源
17 第1の接続部材
17a 上流側フランジ
17b 中間フランジ
17c 下流側フランジ
17a−2、17a−3、17b−3、17c−3 流路(第3の流路)
17a−1、17b−1、17b−2、17c−1、17c−2 流路(第4の流路)
18 第2の接続部材
20 折り返し部
21 第1の流路管
21a 第1の流路
22 第2の流路管
22a 第2の流路
24 LED
A 方向(第1の方向)
B 方向(第2の方向)

Claims (6)

  1. 流体を第1の方向へ流すための第1の流路と、前記第1の流路に連通して前記流体を前記第1の方向から戻る第2の方向へ流すための第2の流路と、を有する流路部材と;
    前記第1の流路及び前記第2の流路の流路断面であって前記第1の方向及び前記第2の方向に交差する前記流路断面に対向して配置され、前記第1の流路内及び前記第2の流路内へ紫外線を照射する光源と;
    を具備する流体殺菌装置。
  2. 前記流路部材は、前記第1の方向から前記第2の方向へ前記流体が折り返して流れる折り返し部を有する、
    請求項1に記載の流体殺菌装置。
  3. 前記折り返し部は、前記流路部材における前記光源側の端部に、前記光源に対向して設けられている、
    請求項2に記載の流体殺菌装置。
  4. 前記流路部材の端部に接続されると共に前記光源が設けられ、前記第1の流路に連通する第3の流路と、前記第2の流路に連通する第4の流路と、を有し、前記第3の流路と前記第4の流路の少なくとも一方の流路が、前記光源の周囲に形成された接続部材を更に具備する、
    請求項1または2に記載の流体殺菌装置。
  5. 前記流路部材は、前記第1の流路を有する第1の流路管と、前記第2の流路を有する第2の流路管と、を有し、
    前記第1の流路管と前記第2の流路管は、前記流路断面において同心円状に配置されている、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の流体殺菌装置。
  6. 前記第1の流路管の内部には、紫外線透過性を有する前記第2の流路管が設けられ、
    前記第1の流路管には、前記光源が発した紫外線を前記第1の流路内及び前記第2の流路内へ反射する反射面が設けられている、
    請求項5に記載の流体殺菌装置。
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