JP6994687B2 - 流体殺菌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体殺菌装置に関する。
従来、水等の流体に紫外光を照射して殺菌を行う流体殺菌装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、紫外光を照射する光源として発光ダイオードを用いた流体殺菌装置が開示されている。発光ダイオードは発熱により発光効率が低下し殺菌効果が低下してしまうおそれがあるので、特許文献1では、光源を搭載した光源ユニットを取り囲むように流路を形成すると共に、光源ユニットの背面側から排水を行うように構成することで、流体により光源の冷却を行うことが提案されている。
特開2018-8213号公報
しかしながら、上述の特許文献1の流体殺菌装置では、流路を流れる流体の温度によっては、光源の冷却効果が十分に得られない場合がある、という課題があった。つまり、特許文献1の流体殺菌装置では、流体の温度が例えば40℃以上と高い場合には、光源の冷却効果が十分に得られず、殺菌効果が低下してしまうおそれがあった。なお、特許文献1の流体殺菌装置では、光源ユニットが冷却用の流路に取り囲まれる構造となっているため、光源ユニットに別途冷却ユニットを取り付けることは容易ではない。
そこで、本発明は、光源の冷却効果を向上し、熱による殺菌効果の低下を抑制可能な流体殺菌装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、殺菌対象となる流体が流れる殺菌用流路を構成する殺菌管と、前記殺菌管の端部と対向して配置され、前記殺菌用流路を流れる流体に紫外光を照射する光源を有する光源ユニットと、前記殺菌用流路と接続され、少なくとも、前記光源ユニットの紫外光照射側である前面及び側周を囲むように形成された冷却用流路と、を備え、前記光源ユニットは、その背面側でかつ前記冷却用流路に覆われていない部分に、前記流体以外の冷却媒体により前記光源を冷却する冷却手段を有し、前記冷却用流路を流れる流体による冷却と、前記冷却手段による冷却とを併用して、前記光源を冷却する、流体殺菌装置を提供する。
本発明によれば、光源の冷却効果を向上し、熱による殺菌効果の低下を抑制可能な流体殺菌装置を提供できる。
本発明の実施の形態に係る流体殺菌装置の断面図である。 図1の排出管近傍を拡大した拡大断面図である。 図1の流入管近傍を示す断面図である。 (a)は図1のA-A線断面図であり、(b),(c)は、(a)の断面において柱状突起の変形例を説明する図である。 (a),(b)は、柱状突起の変形例を説明する図である。 本発明の一変形例に係る流体殺菌装置において、排出管近傍を拡大した拡大断面図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係る流体殺菌装置の断面図である。図2は、図1の排出管近傍を拡大した拡大断面図であり、図3は図1の流入管近傍を示す断面図である。
図1乃至図3に示すように、流体殺菌装置1は、殺菌対象となる流体に紫外光を照射することで、流体の殺菌を行うものである。なお、本明細書において殺菌とは、細菌を殺すことのみならず、細菌を不活化すること(増殖能力を奪った状態にすること)を含んでいる。
流体殺菌装置1は、殺菌対象となる流体が流れる流路2と、流路2を流れる流体に紫外光を照射する光源31を有する光源ユニット3と、を備えている。殺菌対象となる流体は、例えば水であり、殺菌後の水は、例えば医療用途や飲用用途に用いられる。
流体殺菌装置1は、流入流路21aを構成する流入管21と、殺菌用流路22aを構成する殺菌管22と、排出流路23aを構成する排出管23と、を有している。流入管21と殺菌管22とは、流入側接続部4を介して接続されており、殺菌管22と排出管23とは、排出側接続部5を介して接続されている。流入側接続部4内には、流入流路21aと殺菌用流路22aとを連通する接続流路4aが形成されている。排出側接続部5内には、殺菌用流路22aと排出流路23aとを連通する冷却用流路5aが形成されている。流路2は、流入流路21a、接続流路4a、殺菌用流路22a、冷却用流路5a、及び排出流路23aを順次接続して構成されている。排出路23aは、本発明の流入排出流路の一態様である。また、排出管23は、本発明の流入排出流路を構成する管の一態様である。
殺菌管22は、円筒状の直管であり、その中空部が殺菌対象となる流体が流れる殺菌用流路22aである。殺菌管22としては、紫外光を反射する材質からなるものを用いるとよく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなるものを用いることができる。殺菌管22の端部で流体の流れが滞留してしまうことがないよう、殺菌管22の両端部において、内周面と端面との間の角部には面取り加工(あるいは丸め加工)が施されている。
流入側接続部4は、壁部411と周壁部412とに囲まれた凹部413を有する流入側管接続部材41と、凹部413内に挿入される凸部421を有し、凹部413を塞ぐように設けられる蓋部材42と、を有している。流入側管接続部材41及び蓋部材42は、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)等の樹脂からなる。
流入側管接続部材41は、板状の壁部411の周縁部から壁部411と直交する方向に環状の周壁部412を一体に形成して構成されている。本実施の形態では、壁部411が円板状に形成されると共に、周壁部412が円筒状に形成されている。壁部411の中央部(壁部411と直交する方向から見た際の中心部分)には、壁部411を貫通する殺菌管挿入穴411aが形成されており、この殺菌管挿入穴411aに殺菌管22の端部が挿入され固定されている。また、周壁部412には、周壁部412を貫通する流入管挿入孔412aが形成されており、この流入管挿入孔412aに流入管21が挿入され固定されている。なお、流入管21は、その一部が周壁部412と一体に構成されていてもよい。
本実施の形態においては、流入管21の軸方向と、殺菌管22の軸方向とが交差(ここでは直交)している。本実施の形態では、殺菌管22の出口側の端部から紫外光を照射するが、例えば、殺菌管22と平行となるように流入管21を接続すると、紫外光が流入管21に照射されることとなり、流入管21が紫外光により劣化するおそれが生じる。そのため、流入管21として紫外光に対する耐性を有する材料を用いたり、紫外光を遮る斜光部材を別途設けたりする必要が生じ、コスト増加の原因となる。本実施の形態のように、流入管21の軸方向と、殺菌管22の軸方向とを交差(望ましくは直交)させることで、容易に流入管21に紫外光が照射されない構造とすることができ、流入管21を紫外光に対する耐性が低い低コストの材料で構成することが可能になる。
蓋部材42は、凹部413内に挿入される円柱状の凸部421と、凸部421の軸方向における一方の端部から径方向外方に突出するフランジ部422と、を一体に有する。フランジ部422は、周壁部412の端部に水密に固定される。凸部421を凹部413内に挿入した状態において、凸部421の外面(外周面及び先端面)と、凹部413の内面(周壁部412の内周面、及び壁部411の凹部413側の面)との間には隙間が形成されるようになっている。この隙間が、流入管21から殺菌管22に流体を導く接続流路4aとなっている。
接続流路4aにおいて、凸部421の外周面に沿う部分から、凸部421の先端面に沿う部分へと流体が流れる際に、流体の流れが滞留してしまうことがないように、凸部421の外周面と先端面との間の角部には面取り加工(あるいは丸め加工)が施されている。
凸部421の外周面であって、流入管21との対向位置には、凸部421の周方向に沿うように、凹状の整流溝421aが形成されている。整流溝421aを形成することで、図3に示すように、流入管21から流入した流体(図示白抜き矢印)は、接続流路4aに流れ込んだ際に、まず、比較的流路断面積が広い(流体抵抗が低い)整流溝421aの位置で凸部421の全周に回り込み(図示破線矢印)、その後、流路断面積が狭い(流体抵抗が高い)殺菌管22側の接続流路4aへと流れ込む(図示実線矢印)。整流溝421aが無い状態では、流入管21の接続側の接続流路4aばかりに流体が流れてしまい、接続流路4aの周方向において流体の流れが均一とならない場合がある。本実施の形態のように整流溝421aを形成することで、周方向のいずれの場所においても接続流路4aを流体が均一に流れるようになる。これにより、接続流路4aの下流の殺菌用流路22aにおいても、流体の流れを均一にすることが可能になる。なお、殺菌用流路22aでの流体の流れが均一でないと、流速が早い部分で紫外光の照射時間が短くなり、十分な殺菌効果が得られなくなる場合がある。整流溝421aは、凸部421の外周面に沿った接続流路4aを流れる流体の整流を行うものであるから、流入管21との対向位置、または当該対向位置よりも下流側(殺菌管22側)の凸部421の外周面に形成されていればよい。
凸部421の先端部(フランジ部422と反対側の端部)には、反射材収容凹部421bが形成されており、この反射材収容凹部421bに、紫外光を反射する反射材43が設けられている。反射材43は、光源31から照射された紫外光を殺菌用流路22a内に反射させることで、殺菌効果を向上させるためのものであり、殺菌管22の端部と対向するように設けられている。流入側管接続部材41には、反射材43と対向する壁部411から突出し、反射材43が凸部421から脱落しないように支持する複数の柱状突起411bが形成されている。なお、ここでは柱状突起411bが壁部411に形成されているが、反射材43側に柱状突起411bを設けてもよく、また、殺菌管22の端部に軸方向に突出するように柱状突起411bを設けてもよい。また、柱状突起411bは、壁部411、反射材43、及び殺菌管22と別体に形成され、壁部411、反射材43、殺菌管22のいずれかに取り付けられる(固定される)ように構成されていてもよい。
排出側接続部5は、壁部511と周壁部512とに囲まれた凹部513を有し、壁部511に殺菌管22の端部が接続された排出側管接続部材51と、凹部513内に挿入される凸部321を有し、凹部513を塞ぐように設けられる光源ユニット3と、を有しており、排出側管接続部材51と光源ユニット3間に冷却用流路5aが形成されている。排出側接続部5は、本発明の接続部の一態様である。また、排出側管接続部材51は、本発明の接続部材の一態様である。
排出側管接続部材51は、流入側管接続部材41と同じ形状となっており、これにより、部品点数の削減及び低コスト化が図られている。すなわち、排出側管接続部材51は、板状の壁部511の周縁部から壁部511と直交する方向に環状の周壁部512を一体に形成して構成されている。本実施の形態では、壁部511が円板状に形成されると共に、壁部512が円筒状に形成されている。壁部511の中央部(壁511と直交する方向から見た際の中心部分)には、壁部511を貫通する殺菌管挿入穴511aが形成されており、この殺菌管挿入穴511aに殺菌管22の端部が挿入され固定されている。
また、周壁部512には、周壁部512を貫通する排出管挿入孔512aが形成されており、この排出管挿入孔512aに排出管23が挿入され固定されている。このように、本実施の形態においては、排出管23の軸方向と、殺菌管22の軸方向とが交差(ここでは直交)している。換言すれば、排出流路23aは、その冷却用流路5aから流体を排出する方向が、殺菌管22を流体が流れる方向に対して交差する方向となっている。排出管23は、その端部が光源ユニット3(ハウジング32)の外周面と対向するように設けられることになる。また、流入管21の流入側接続部4からの延出方向と、排出管23の排出側接続部5からの延出方向とは同じ方向となっている。排出側管接続部材51は、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)等の樹脂からなる。
光源ユニット3は、殺菌管22の端部(ここでは殺菌用流路22aの出口)と対向して配置され、殺菌用流路22aを流れる流体(ここでは水)に紫外光を照射するものである。光源ユニット3は、紫外光を照射する光源31と、光源31を収容する収容室32aを有するハウジング32と、窓部材33と、窓部材用シール部材34と、本発明の冷却手段としてのヒートシンク35と、を備えている。光源ユニット3は、全体として略円筒状に形成されており、その軸方向が殺菌用流路22aを流体が流れる方向(殺菌管22の軸方向)と一致するように配置されている。
光源31としては、紫外光を発光する発光ダイオードを用いる。光源31として用いる発光ダイオードは、1つであっても複数であってもよく、流体の流量や発光ダイオードの発光強度、波長等を考慮して、適宜選択するとよい。一般に、波長265nm近傍において殺菌効果が高まるため、使用する発光ダイオードとしては、発光波長が265nm程度のものを使用するとよい。ただし、発光波長を265nm程度とした場合には十分な発光強度が得られない場合もあるため、発光波長と発光強度の組み合わせを考慮し、最も殺菌効果が高くなる発光ダイオードを光源31として用いることがより望ましい。紫外光の照射効率を高めるため、光源31にリフレクタと呼称される凹面鏡を取り付けてもよい。
ハウジング32は、上述の流入側接続部4における蓋部材42と略同じ外形に形成されている。ハウジング32は、凹部513内に挿入される円筒状の凸部321と、凸部321の軸方向における一方の端部から径方向外方に突出するフランジ部322と、を一体に有する。フランジ部322は、周壁部512の端部に水密に固定される。ハウジング32の前面(殺菌管22側)には、開口32bが設けられており、この開口32bを塞ぐように窓部材33が設けられている。冷却用流路5aにおいて、凸部321の先端面及び窓部材33に沿う部分から凸部321の外周面に沿う部分へと流体が流れる際に、流体の流れが滞留してしまうことがないように、凸部321の外周面と先端面との間の角部には面取り加工(あるいは丸め加工)が施されている。
凸部321を凹部513内に挿入した状態において、凸部321の外面(外周面)及び窓部材33と、凹部413の内面(周壁部412の内周面、及び壁部411の凹部413側の面)との間には隙間が形成されるようになっている。この隙間が、殺菌管22から排出管23に流体を導きつつ、光源ユニット3の冷却を行う冷却用流路5aである。冷却用流路5aは、殺菌用流路22aの出口と接続されると共に、排出流路23aに接続されており、少なくとも、光源ユニット3の前面(紫外光照射側)及び側周を囲むように形成される。ここでは、光源ユニット3の背面を冷却用流路5aが覆っていないが、光源ユニット3の背面の一部を冷却用流路5aが覆っていてもよい。ただし、後述のヒートシンク35を取り付け可能な程度、光源ユニット3の背面が冷却用流路5aから露出されている必要がある。
冷却用流路5aを流れる流体は、光源ユニット3のハウジング32の外周面に接触する。ハウジング32は、収容室32aに収容された光源31で発生した熱を伝導し、冷却用流路5aを流れる流体に放熱する熱伝導部材としての役割を果たす。そのため、ハウジング32は、熱伝導性の高い材質で構成されることが望ましい。また、ハウジング32は殺菌対象となる流体に接触するため、例えば殺菌後の流体を医療用途等に用いる場合には、ハウジング32としてアルミニウムや銅等の溶出性の材料を用いることはできない。そこで、本実施の形態では、ハウジング32として、SUS304等のステンレス鋼からなるものを用いた。なお、これに限らず、ハウジング32として、PVDF等の樹脂からなるものを用いることも可能である。
凸部321の外周面であって、排出管23との対向位置には、凸部321の周方向に沿うように、凹状の整流溝321aが形成されている。整流溝321aを形成することで、流入側の整流溝421aと同様に、殺菌管22から排出管23の接続側の冷却用流路5aで流速が早くなってしまうことを抑制し、冷却用流路5a内を流体が均一に流れるようになる。その結果、殺菌用流路22aにおいても流体の流れを均一にすることができ、十分な殺菌効果を維持することが可能になる。整流溝321aは、排出管23との対向位置、または当該対向位置よりも上流側のハウジング32の外周面に形成されていればよい。
また、ハウジング32は、円筒状の凸部321の内周面から径方向内方に延出する円環状の庇部323を有する。庇部323は、窓部材33の背面を支持して窓部材33を補強する役割と、発熱源である光源31の近傍まで延出して光源31からの熱をより効果的に集める役割と、窓部材用シール部材34を保持する役割と、を兼ねた部材である。庇部323の凸部321の内周面からの突出長が長いほど、窓部材33を補強する効果が高まり耐圧性が高まるため、使用時の流体の圧力等を考慮して、十分な耐圧性を実現できるように、庇部323の突出長を適宜調整するとよい。また、庇部323は、殺菌管22と排出側管接続部材51の境界部分に紫外光が照射されることを抑制し、殺菌管22と排出側管接続部材51との間に設けられるシール部材(不図示)が劣化することを抑制する役割も果たしている。庇部323の径方向外方の端部であって窓部材33側(壁部511側)の面には、窓部材用シール部材34を収容する環状のシール収容溝323aが形成されている。
窓部材33は、紫外光を透過するものであればよく、例えば、石英ガラス(SiO)、サファイアガラス(Al)からなるものを用いることができる。ここでは、石英ガラスからなる窓部材33を用いた。窓部材33の光源31側の面には、光源31からの紫外光の反射を抑制する反射防止膜(ARコート(Anti-Reflection Coating))が施されていることが望ましい。また、窓部材33の殺菌管22側の面には、光触媒効果により窓部材33に汚れが付着することを抑制可能な酸化チタン膜を設けてもよい。酸化チタン膜の膜厚は、光源31からの紫外光の透過率を低下させずに光触媒の効果を得るために、数nm程度(例えば、1nm以上5nm以下)とすればよい。
図示していないが、窓部材33と庇部323との間、すなわち庇部323の壁部511側の面上には、紫外光を反射する反射材が設けられていてもよい。殺菌管22としてPTFEからなるものを用いた場合、紫外光は殺菌管22の表面で全方位に反射(散乱)されるため、光源ユニット3側に戻ってくる紫外光が増加する。窓部材33と庇部323との間に反射材を設けることで、反射材により反射光を殺菌用流路22a側へと反射することが可能になり、殺菌効率をより向上させることが可能になる。なお、本実施の形態では庇部323を含むハウジング32をステンレス鋼で構成しているが、ステンレス鋼では紫外光の反射率が非常に低い。反射材としては、例えば円環状の高反射アルミニウム板を用いることができる。
窓部材用シール部材34は、窓部材33とハウジング32間をシールするものであり、窓部材33の背面側に配置される。ここでは、窓部材用シール部材34として、フッ素ゴム(FKM)からなるOリングを用いた。
殺菌管22の端部は、窓部材33の近傍まで延出されており、窓部材33と殺菌管22との隙間が十分に小さくなるようにされる。これにより、窓部材33と殺菌管22との隙間が、殺菌用流路22aでの流体の流れを整える整流部として機能することになる。窓部材33と殺菌管22間の流路断面積は、少なくとも殺菌管22の流路断面積より小さくされる。本実施の形態では、窓部材33と殺菌管22間の流路断面積と、光源ユニット3の外周を覆う部分の冷却用流路5a(整流溝321aが形成されている部分を除く)の流路断面積とを略同じとなるように構成した。ただし、例えば、光源ユニット3の外周を覆う部分の冷却用流路5a(整流溝321aが形成されている部分を除く)の流路断面積を、窓部材33と殺菌管22間の流路断面積よりも小さくすることで、冷却用流路5aの途中においても整流の効果が得られるようにしてもよい。この場合、窓部材33と殺菌管22間、及び冷却用流路5aの途中の2箇所で整流が行われることとなり、より高い整流の効果を得ることが可能になる。
なお、冷却用流路5aの途中のみで整流を行うことも考えられるが、この場合、排出管23に近すぎるために、排出管23に近いほど流速が早くなって十分な整流の効果が得られない場合がある。よって、すくなくとも、窓部材33と殺菌管22との隙間が十分に小さくして、窓部材33と殺菌管22との隙間を整流部として作用させることが望ましい。
排出側管接続部材51には、窓部材33と対向する冷却用流路5aの内周面(壁部511)から突出し、窓部材33を背面側へと押し付ける複数の柱状突起511bが形成されている。図4(a)に示すように、本実施の形態では、殺菌管22の中心軸を中心とする周方向に等間隔に円弧状の柱状突起511bを形成した。殺菌管22からの流体は、柱状突起511bの間を通って整流溝321a側へと流れていくことになる。
なお、整流溝321aを形成しても排出管23側ばかりに流体が偏って流れてしまう場合には、図4(b)に示すように、複数の柱状突起511bを、柱状突起511b間の流路断面積が不均一となるように設けてもよい。この場合、排出管23に近い側において流路断面積が小さく(柱状突起511b間の隙間を小さく)し、排出管23と遠い側において流路断面積が大きく(柱状突起511b間の隙間を大きく)するとよい。また、図4(c)に示すように、柱状突起511bの形状を互いに異ならせてもよい。このように、柱状突起511bの位置、配置密度、形状等を適宜変化させることによって、冷却用流路5aでの流体の流れをより整えることが可能である。
ここでは、排出側管接続部材51の柱状突起511bについて説明したが、流入側管接続部材41の柱状突起411bについても、同様である。すなわち、整流溝421aを形成しても流入管21側ばかりに流体が偏って流れてしまう場合には、複数の柱状突起411bを、柱状突起411b間の流路断面積が不均一となるように設けてもよい。この場合、流入管21に近い側において流路断面積が小さく(柱状突起411b間の隙間を小さく)し、流入管21と遠い側において流路断面積が大きく(柱状突起411b間の隙間を大きく)するとよい。また、柱状突起411bの形状を互いに異ならせてもよい。
また、本実施の形態では、柱状突起511bが壁部511に形成されているが、窓部材33側に柱状突起511bを設けてもよく、また、殺菌管22の端部に軸方向に突出するように柱状突起511bを設けてもよい。また、柱状突起511bは、壁部511、窓部材33、及び殺菌管22と別体に形成され、壁部311、窓部材33、殺菌管22のいずれかに取り付けられる(固定される)ように構成されていてもよい。例えば、図5(a)に示すように、殺菌管22の端部に軸方向に延びるように櫛歯状の柱状突起511bを設け、柱状時511bの間の隙間22bから流体を通すようにしてもよい。さらに、図5(b)に示すように、殺菌管22の端部を窓部材23に当接するようにし、かつ、殺菌管22の端部に周方向に離間して複数の貫通孔22cを形成し、貫通孔22cから流体を通すようにしてもよい。この場合、殺菌管22の端部全体が柱状突起511bの役割を果たすことになる。
本実施の形態に係る流体殺菌装置1では、光源ユニット3は、その背面側でかつ冷却用流路5aに覆われていない部分に設けられた冷却手段としてのヒートシンク35を有している。光源ユニット3の全体が冷却用流路5aに覆われると、冷却手段を別途設けることが困難であるが、本実施の形態のように、殺菌用流路22aを流体が流れる方向に対して交差する方向(ここでは直交する方向)に流体を排出するように排出管23(排出流路23a)を設けることで、光源ユニット3の背面側を冷却用流路5aにより覆わないように構成することができ、ヒートシンク35等の冷却手段を容易に設けることが可能になる。
ヒートシンク35は、光源31が搭載された回路基板36が載置される基台351と、基台351の背面から突出するように形成された複数の放熱フィン352と、を一体に有している。基台351は、ハウジング32の背面側の開口32cを塞ぐように設けられている。ヒートシンク35としては、熱導電性の高い材質からなるものを用いることが望ましい。ヒートシンク35は、流体と接触しないため、銅やアルミニウム等の溶出性の金属からなるものを使用することも可能である。なお、冷却手段としては、空冷式のヒートシンク35に限らず、例えば、冷却水を導入し冷却水によって光源31を冷却する水冷ジャケット等であってもよい。
図示していないが、ヒートシンク35とハウジング32との間には、放熱シートあるいは放熱グリスが設けられるとよい。つまり、ヒートシンク35とハウジング32とは、放熱シートあるいは放熱グリスを介して接触しているとよい。これにより、ヒートシンク35とハウジング32間に隙間が発生して放熱効果が低下することを抑制でき、ハウジング32からヒートシンク35に効率よく熱を伝達して、放熱効果を高めることができる。
また、図示していないが、ヒートシンク35に外気を送るファンユニットを光源ユニット3に一体に設けてもよい。これにより、光源31の冷却効果をより向上させることができる。光源31への電源供給等を行うための配線については、例えば、ハウジング32やヒートシンク35にコネクタを設ける等して、当該コネクタを介して光源ユニット3の背面側に引き出されるとよい。
ところで、光源ユニット3における収容室32a内に湿った空気が存在すると、流体の冷却効果によって窓部材33等に結露が発生してしまう。結露により発生した水滴が光源31に付着すると、ショートを起こして故障が発生するおそれがある。そこで、本実施の形態では、収容室32aには、水分が0.01%以下のドライエアーが封入され、外部から独立した雰囲気となるように構成されている。
ハウジング32とヒートシンク35との間には、両者間を気密にシールするヒートシンク側シール部材37が設けられている。ヒートシンク側シール部材37としては、フッ素ゴム(FKM)からなるOリングを用いることができる。ここでは、既存のヒートシンク35を加工せずに使用可能とするために、ハウジング32にヒートシンク側シール部材37を収容する環状のシール収容溝324を形成したが、シール収容溝324は、ヒートシンク35に形成されていてもよい。
また、収容室32aに封入されるドライエアーは、酸素を1%以上含んでいることが望ましい。光源31として窒化ガリウムを含む発光ダイオードを用いる場合、収容室32a内を酸素雰囲気とすることにより、光源31の経年劣化(使用期間が長くなるにしたがって発光量が低下する現象)を抑制することができる。すなわち、収容室32a内を酸素を1%以上含む雰囲気とすることにより、経年劣化が小さく長寿命な流体殺菌装置1を実現できる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る流体殺菌装置1では、殺菌用流路22aの出口と接続され、少なくとも、光源ユニット3の紫外光照射側である前面及び側周を囲むように形成された冷却用流路5aを備え、光源ユニット3は、その背面側でかつ冷却用流路5aに覆われていない部分に設けられ、流体以外の冷却媒体により光源31を冷却する冷却手段としてのヒートシンク35を有している。これにより、例えば流体の温度が高くなった場合であっても、冷却手段で光源31を冷却することが可能になり、光源31の冷却効果を向上することが可能になる。その結果、光源31が高温になり発光効率の低下と殺菌効果の低下を招いてしまうことを抑制することが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。
さらに、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、殺菌用流路22aの下流側に光源31(光源ユニット3)を設ける場合について説明したが、殺菌用流路22aの上流側に光源31(光源ユニット3)を設けてもよい。この場合、図1において、流体の流れを上記実施の形態と反対向きにし、流体を排出流路23a側から流入流路21a側に流した場合と同じ構成になる。また、殺菌用流路22aの上流側と下流側の両方に光源31(光源ユニット3)を設けてもよい。
また、上記実施の形態では、庇部323の殺菌管22側(壁部511側)に窓部材33を設ける場合について説明したが、図6に示すように、庇部323の光源31側に窓部材33を設けてもよい。図6では、庇部323の径方向外方の端部であって光源31側の面に、窓部材用シール部材34を収容するシール収容溝323aが形成されている。図6の構成とした場合、窓部材33を庇部323側に押し付ける構造を収容室32a内に設けることができるため、窓部材33の固定が比較的容易になる。この例では、ヒートシンク35と窓部材33との間にスペーサ38を設け、ヒートシンク35をハウジング32にボルト固定等により固定する際に、スペーサ38を介して窓部材33を庇部323側に押し付けるように構成している。スペーサ38は、光源31からの紫外光が窓部材用シール部材34に照射されて窓部材用シール部材34が劣化してしまうことを抑制する役割も果たしており、紫外光を透過しない部材で構成されるとよい。
また、上記実施の形態では、冷却手段を「流体以外の冷却媒体により光源31を冷却する」ものとしたが、ここでいう流体とは、殺菌対象となる流体、すなわち殺菌管22を流れる流体である。よって、例えば、殺菌管22よりも上流側で分岐した流体を、冷却手段の冷却媒体として用いることも可能である。
1…流体殺菌装置
22a…殺菌用流路
23…排出管
3…光源ユニット
31…光源
32…ハウジング
32a…収容室
321a…整流溝
33…窓部材
34…窓部材用シール部材
35…ヒートシンク(冷却手段)
4…流入側接続部
5…排出側接続部
5a…冷却用流路
511b…柱状突起

Claims (7)

  1. 殺菌対象となる流体が流れる殺菌用流路を構成する殺菌管と、
    前記殺菌管の端部と対向して配置され、前記殺菌用流路を流れる流体に紫外光を照射する光源を有する光源ユニットと、
    前記殺菌用流路と接続され、少なくとも、前記光源ユニットの紫外光照射側である前面及び側周を囲むように形成された冷却用流路と、を備え、
    前記光源ユニットは、その背面側でかつ前記冷却用流路に覆われていない部分に、前記流体以外の冷却媒体により前記光源を冷却する冷却手段を有し、
    前記冷却用流路を流れる流体による冷却と、前記冷却手段による冷却とを併用して、前記光源を冷却する、
    流体殺菌装置。
  2. 前記冷却用流路を介して前記殺菌用流路に接続され、前記流体を流入または排出する流入排出流路を有し、
    前記流入排出流路は、その前記冷却用流路に前記流体を流入させる方向、あるいは前記冷却流路から前記流体を排出する方向が、前記殺菌用流路を流体が流れる方向に対して交差する方向である、
    請求項1に記載の流体殺菌装置。
  3. 前記光源ユニットは、筒状に形成されており、その軸方向が前記殺菌用流路を流体が流れる方向と一致するように配置されており、
    前記流入排出流路を構成する管は、その端部が前記光源ユニットの前記側周の外面である外周面と対向するように設けられており、
    記光源ユニットの外周面に、前記光源ユニットの周方向に沿うように、凹状の整流溝が形成されている、
    請求項2に記載の流体殺菌装置。
  4. 前記殺菌管の端部が接続されており、前記光源ユニットを収容している管接続部材を備え、
    前記接続部材と前記光源ユニット間に前記冷却用流路が形成されており、
    前記光源ユニットは、前記光源を収容する収容室を有するハウジングと、前記ハウジングの前面に設けられた開口を塞ぐように設けられ、紫外光を透過する窓部材と、前記窓部材の背面側に配置され前記窓部材と前記ハウジング間をシールする窓部材用シール部材と、を有し、
    前記接続部材、前記殺菌管、前記窓部材のいずれかに固定されており、前記窓部材を背面側へと押し付けるための複数の柱状突起を有する、
    請求項2または3の何れか1項に記載の流体殺菌装置。
  5. 前記複数の柱状突起は、前記柱状突起間の流路断面積が不均一となるように設けられている、
    請求項4に記載の流体殺菌装置。
  6. 前記ハウジングが、ステンレス鋼からなる、
    請求項4または5に記載の流体殺菌装置。
  7. 前記光源ユニットは、前記光源を収容する収容室を有し、
    前記収容室には、水分が0.01%以下のドライエアーが封入され、外部から独立した雰囲気となるように構成されている、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の流体殺菌装置。
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